堺雅人

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さかい まさと
堺 雅人
本名 堺雅人
生年月日 1973年10月14日(41歳)
出生地 日本の旗 日本兵庫県神戸市
身長 172 cm
血液型 O型
職業 俳優声優
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1992年 -
活動内容 1992年:俳優デビュー
配偶者 菅野美穂(2013年 - )
事務所 田辺エージェンシー
公式サイト 堺雅人プロフィール
主な作品
テレビドラマ
オードリー
新選組!
篤姫
ヒミツの花園
ジョーカー 許されざる捜査官
リーガル・ハイ
半沢直樹
映画
クライマーズ・ハイ
南極料理人
クヒオ大佐
ゴールデンスランバー
武士の家計簿
ツレがうつになりまして。
備考
エッセイ「文・堺雅人」

堺 雅人(さかい まさと、1973年昭和48年)10月14日 - )は、日本俳優声優宮崎県宮崎市出身(出生は兵庫県神戸市)。血液型O型。身長172cm、体重60kg。靴のサイズは27cm。3人兄弟の長男。田辺エージェンシー所属。妻は女優菅野美穂

略歴[編集]

2才まで舞子浜の団地に住んでいた。

宮崎市立国富小学校宮崎大学教育学部附属中学校宮崎県立宮崎南高等学校卒業。早稲田大学第一文学部中国文学専修中退。

高校時代演劇部に所属、1992年に早稲田大学演劇研究会を母体にした劇団「東京オレンジ」の旗揚げに参加。同劇団の看板俳優として活躍し、「早稲田のプリンス」と呼ばれた。現在も同劇団の名誉団員である。後に早稲田大学第一文学部中退。その後田辺エージェンシーに所属。現在は舞台の他、テレビや映画でも活動する。

2004年大河ドラマ新選組!』の新選組総長山南敬助役を演じて一般に名前が浸透し、2005年4月にTV番組雑誌「テレビブロス(TV bros.)」が行った「好きな男」ナンバーワンに選ばれた。2008年4月放送の単発ドラマ『世にも奇妙な物語 2008年春の特別編「フラッシュバック」』(フジテレビ)でドラマ初主演。

2008年、再びNHK大河ドラマに出演。『篤姫』で徳川家定役を演じた。映画『クライマーズ・ハイ』『アフタースクール』等の演技が高く評価され、主要映画賞を総なめにする。

TVnavi』内のエッセイ「文・堺雅人」は、TVnavi2009年3月号にて連載50回目、そして最終回となった(2009年8月に産経新聞出版から単行本として発売)。

2010年7月期の連続ドラマ『ジョーカー 許されざる捜査官』(フジテレビ)で連続ドラマ初主演。その後も映画や連続ドラマの主演を務めるなどしている。

2013年3月、映画『大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇]』での共演をきっかけに交際していた女優の菅野美穂と結婚に向けて準備に入っていることが所属事務所から明かされ[1][2]、同年4月2日、婚姻届を提出した[3]

2013年7月期放送で、主演をつとめた連続ドラマ『半沢直樹』はビデオリサーチがオンライン調査を開始して以降、関西地区の最終回の平均視聴率が45.5%で歴代1位、関東地区が42.2%で歴代4位と大ヒットとなった[4]。平成以降に放送されたテレビドラマでは、歴代1位の記録となった。演じる半沢の決め台詞「倍返しだ!」がブームとなり、同年の新語・流行語大賞大賞を受賞した(名義は堺雅人、TBS『半沢直樹』チームの連名として受賞)。

受賞歴[編集]

2008年度

2009年度

2010年度

2011年度

2012年度

2013年度

  • 第78回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞(『半沢直樹』)
  • 第30回新語・流行語大賞 年間大賞(『半沢直樹』)
  • 第79回ザテレビジョンドラマアカデミー賞 主演男優賞(『リーガルハイ』)
  • 第21回がんばった大賞 MVP (『リーガルハイ』)
  • 第17回日刊スポーツドラマグランプリ 主演男優賞(『半沢直樹』)
  • 第40回放送文化基金賞 演技賞(『半沢直樹』)

2014年度

人物[編集]

特徴[編集]

  • CNNの「まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人」の一人に選ばれた。
  • いつも微笑んでいるような独特の顔つきをしている。舞台『噂の男』では、「喜怒哀楽を全て笑顔で表現する男」と称された。しかし以前は、監督から「ヘラヘラするな」と叱られる事があり、本人は自身の表情にコンプレックスを持っていた。小日向文世にその事を話したところ、「僕も言われたよ。僕は風呂場で手鏡を持って怖い顔の練習をしたよ」と言われ、堺も手鏡を購入し表情の練習を行った[7]
  • 好きな女性のタイプについて、「言葉→声→顔の順に惹かれる傾向がある」と度々バラエティー番組等で発言している。まず会話をしていて楽しいと感じ、この人の声をずっと聴いていたいと思い、その人の顔が可愛らしいと気づく、とのこと。他に鼻歌をよく歌う人[8]
  • 映画『ゴールデンスランバー』で走るシーンが多く、撮影の合間に体を動かしたりして息を切れやすい状態にする他、人間だけでなく動物の走るフォームを見て研究するなど、ストイックな姿勢を持つ。動物の走るフォームを見る中で、カモシカが岩を駆け降りるのも見たらしく、本人は「全然参考にならなかった」と語った[9]
  • 酒は弱いが飲むのが好き。いささか酒乱の気があり、宮崎あおいが一緒に呑んでいる際、頭突きをされたことがあると告白[10]。また、「お花見をしながら番宣する」という趣旨の番組に出演した際は、生放送中にビールを10杯以上も飲み干してしまい、途中からべろべろになってしまった[11]
  • 好きな食べ物は寿司で、特にウニイクラが好物。嫌いな食べ物はカレイの煮付け。もともと白身魚が苦手だったが、カレイの煮付けにあたって嫌いになった[7]
  • 早稲田大学を中退したことがキッカケで親から勘当され、7年間音信不通だった。しかし連続テレビ小説オードリー』に出演している堺を見た両親が電話をかけてきて、彼を認めてくれたと語っている[12]
  • 俳優で食べていけるまではドーナツ屋や引っ越し屋など多数のアルバイトを行ったが、計算が苦手でコンビニエンスストアのアルバイトではよく釣り銭を間違えて叱られた。また、主演映画『武士の家計簿』ではそろばんの達人という役柄だったので、計算が苦手の堺としては大変な役だった[7]
  • 高校時代は通産省の官僚を目指していたが、数学が苦手なこともあって次第に役者を志すようになる。[13]

趣味[編集]

  • 趣味はの栽培・観賞、仕事、読書乗馬木村拓哉から「好きなものはなんですか?」と質問され、緊張のあまり「苔」と答えたことがある[12]
  • 子供の頃からの大の読書好きで、好きなジャンルは歴史とノンフィクション。[14]
  • 好角家である。大相撲についてはかなり詳しく、NHKの大相撲中継にゲストとして呼ばれたこともある。特にお気に入りの力士は同じ九州出身の魁皇(現年寄浅香山)。
  • お笑いトリオ東京03のファンであり、単独ライブは第1回公演以外は全て見に行っている。

交友関係[編集]

  • The Gospellersのメンバーとは早稲田大学在学中からの友人[15]。同じ演劇サークルに参加していた村上てつやから「半笑いで恐ろしいことを言うような役」が似合うと言われている。
  • 高校時代の恩師に歌人若山牧水研究者の伊藤一彦第一文学部の先輩)がおり、文学的な薫陶はじめ多大な影響を受けたという。2010年には『ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学』(角川書店)という共著を出した。
  • ドラマ『Dr.コトー診療所2006』、映画『ゴールデンスランバー』で共演した俳優の吉岡秀隆を「憧れの人」と挙げた[9]
  • 時代劇ファンの松村邦洋は早くから堺雅人に注目していたが堺の知名度自体が低くモノマネを披露する機会はなかったが、ドラマ半沢直樹が大ヒットし堺雅人の知名度は急上昇し、それに便乗して松村も半沢直樹の堺雅人をモノマネして団長安田と共にプチブレイクする。ある日フジテレビの廊下で偶然堺と遭遇しこれがお互い初対面。松村はモノマネの許可を得ようとしたがその前に堺に「僕のモノマネはセリフが多くて迷惑をかけていませんか?」と心配されたと語っている。うれしくなった松村は同ドラマの名脇役のオネエ監査役の片岡愛之助のモノマネも披露。堺はこれを「なかなか似ていますね」と高評価した。[16]

大河出演[編集]

  • 新選組!』での山南役の演技の際、たびたび見せる笑顔はもともと近藤勇土方歳三天然理心流一派を見下すような笑顔だったのだが次第に見守るような笑顔に変わったと本人も語っており、この笑顔は山南のトレードマークともなった。なお、山南が切腹する第33回「友の死」は、視聴者からの支持が高く、2004年末に「アンコール2004」という形で、1話のみ異例の再放送をしている。
  • 大河ドラマに出演する前には同じ新選組をテーマにした映画『壬生義士伝』(2003年)に沖田総司役として出演していた。その映画の撮影中に山南敬助役をオファーされている。

リーガル・ハイ[編集]

  • リーガル・ハイ』の主人公である、毒舌で偏屈な弁護士の古美門研介は当たり役[17]となり、2年間で続編が2本(スペシャルドラマ、連続ドラマ二期)作られ、堺にとっては初の主演作シリーズ化となった。古美門の特徴的な早口と、幼児退行したようなキャラクター作りはリハーサル時に自身で提案したもの[18]。長いセリフが多いが、共演者によれば堺のNGはほとんどなく、合いの手を入れる共演者が緊張してしまうほどだという[19]。堺によれば、「脚本の完成度が高い」ためセリフのアドリブを入れることはないが、動きなどに関しては現場の判断で試行錯誤している[19]という。ちなみに、古美門は堺と(演じた現在で)同じ年齢に設定されている。
  • 半沢直樹』の原作者である池井戸潤は、『リーガル・ハイ』における堺の演技を観て、主人公のキャスティングに堺を推した。

出演[編集]

主演は役名太字表記。

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

舞台[編集]

  • 東京オレンジ公演(1992年 - 1999年)※これ以後も不定期に参加している
  • ミヤギサトシプレゼンツ「本牧マクベス」(1995年1月@相鉄本多劇場
  • 双数姉妹「コサック」(1995年5月、シアタートップス
  • 双数姉妹 featuring 東京オレンジ「コサック TOKИOへ行く」(1995年7月 - 8月、早大大隈講堂裏特設テント)
  • curate246-T「バイブ」(1996年7月、シアターサンモール
  • ネルケビューネ「5人の帰れない男達」(1996年12月、シアタートップス)
  • 「ソウル・オブ・マンダリン」(1997年1月、六本木キャラメル)
  • 桜月流美剱道「スサビ」(1997年3月、シアターV赤坂)
  • サードステージ「コーマ・エンジェル」(1997年6月、シアターサンモール)
  • 「水の味」(1998年5月、紀伊国屋サザンシアター
  • 「Zenmai」(1998年10月、シアターコクーン
  • リーディング公演「ピッチフォーク・ディズニー」(1999年7月、シアタートラム
  • サードステージ「ビューティフル・サンディ」(2000年2月、俳優座劇場近鉄小劇場
  • 「VAMP SHOW」(2001年6月 - 7月、PARCO劇場大阪シアタードラマシティ
  • 「エレファント・バニッシュ」(2003年5月 - 6月、世田谷パブリックシアター、大阪シアタードラマシティ)
  • 朗読劇「天国の本屋3-恋火」(2003年8月、銀座ヤマハホール)
  • 「喪服の似合うエレクトラ」(2004年11月 - 12月、新国立劇場
  • 「お父さんの恋 -Family Tale-」(2005年3月 - 4月、PARCO劇場、大阪シアタードラマシティ、他)
  • 演劇企画・二人の会「宮城野」(2005年8月、宮崎県立芸術劇場
  • 「噂の男」(2006年8月 - 9月、PARCO劇場、大阪シアタードラマシティ、他)
  • 恐れを知らぬ川上音二郎一座」(2007年11月 - 12月、シアタークリエ
  • 劇団☆新感線蛮幽鬼」(2009年10月 - 11月、新橋演舞場梅田芸術劇場

テレビアニメ[編集]

OVA[編集]

劇場アニメ[編集]

DVD[編集]

  • やさぐれぱんだ〈白盤〉〈黒盤〉 - 青年 役(2007年)
  • やさぐれぱんだ〈金盤〉〈銀盤〉〈銅盤〉 - 青年 役(2008年)

インターネットドラマ[編集]

  • 深津絵里のblack comedy ブラコメ(2006年、GyaO

ラジオドラマ[編集]

  • FMシアター「滅頂」(1997年8月16日)
  • FMシアター「かつて海だった街」(1999年9月11日)
  • 青春アドベンチャー「不思議屋薬品店」(2002年11月18日 - 29日)
  • ポップスライブラリー「ジュリエットの悲鳴『危険な席』」(2003年1月12日 - 16日、NHK-FM) - 朗読
  • SUNTORY THEATER ZERO-HOUR「美しい村」「風立ちぬ」「菜穂子」(2004年10月4日 - 8日、J-WAVE) - 朗読
  • CHRISTMAS DRAMA SPECIAL「ハゴロモ」(2006年、J-WAVE)

バラエティ・情報番組[編集]

ナレーション[編集]

  • ホリデーにっぽん「湯せんぺいはわが人生」(2005年9月、NHK)
  • にっぽん再発見「かまぼこ板に描かれた“昭和”〜香川 お年寄りたちの絵物語〜」(2005年9月19日、NHK BS-hi
  • ザ・ノンフィクション「笑顔でさようなら」(2005年10月30日、フジテレビ)
  • ハイビジョン特集「よみがえる源氏物語絵巻-浄土を夢見た女たち-」(2005年11月17日、NHK BS-hi)
  • BS民放5局共同スペシャル番組「新・日本百景 100年後に残したい日本の姿」九州・沖縄編(2007年12月28日、BS日テレ
  • 銘酒誕生物語-九州が生んだ人気焼酎を訪ねて-(2008年1月2日、WOWOW)
  • スポーツ大陸斎藤佑樹・重圧と戦った4年間」(2010年11月21日、NHK)
  • 2013皇室スペシャル 陛下の覚悟〜つらぬいた365日 その原点〜(2013年2月17日、テレビ朝日)

CM[編集]

出版[編集]

連載[編集]

  • TVnavi 「文・堺雅人」 2005年2月号〜2009年3月号 全50回
  • CREA 「月記」 2009年10月号〜2013年4月号

単行本[編集]

新書[編集]

文庫解説[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 堺雅人&菅野美穂、超ビッグカップル来月結婚!”. sanspo.com(紙面から). サンケイスポーツ (2013年3月22日). 2013年3月21日閲覧。
  2. ^ 菅野美穂「結婚したいジタバタ子」だったが…堺雅人と結婚へ”. スポニチアネックス. スポーツニッポン (2013年3月22日). 2013年3月22日閲覧。
  3. ^ ファンのみなさまへ(2013年4月3日)、田辺エージェンシー、2013年4月3日閲覧。
  4. ^ 「半沢直樹」平成1位の42・2%!
  5. ^ 島村幸恵 (2012年10月22日). “「家政婦のミタ」がグランプリで5冠! 東京ドラマアウォード2012発表”. シネマトゥデイ. 2012年10月23日閲覧。
  6. ^ 第50回ギャラクシー賞入賞作品一覧放送批評懇談会、2013年5月2日閲覧。
  7. ^ a b c 2012年10月12日放送分 『大沢悠里のゆうゆうワイド』にて
  8. ^ 2010年8月20日放送分の『僕らの音楽 -OUR MUSIC-』にて
  9. ^ a b 『ゴールデンスランバー 公開記念特番』にて
  10. ^ 2008年12月29日放送分の『SMAP×SMAP』にて
  11. ^ 2012年4月9日放送分『タモリ・中居のコンビニでイイのに!?』にて
  12. ^ a b 2010年8月23日放送分の『BISTRO SMAP』にて
  13. ^ INLIFE 男の履歴書 堺雅人
  14. ^ 2010年1月25日放送分の『徹子の部屋』にて
  15. ^ 2009年10月13日『おもいッきりDON!』「名曲ファイル その時ヒットは生まれた」より。
  16. ^ <http://news.livedoor.com/article/detail/8355062/>
  17. ^ テレビ試写室 : 「リーガルハイ」 堺雅人の“毒舌弁護士”再び “半沢”パロディーも”. MANTANWEB. 毎日新聞 (2013年10月9日). 2013年10月9日閲覧。
  18. ^ 2013年10月9日放送分の『とくダネ』にて
  19. ^ a b 2013年10月9日放送分の『めざましテレビ』にて

外部リンク[編集]