サンヨー食品

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サンヨー食品株式会社
SANYO FOODS.Co.,Ltd
SANYO foods Tokyo office.jpg
東京本社(サンヨー赤坂ビル)
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 371-0811
群馬県前橋市朝倉町555の4
本店所在地 107-0052
東京都港区赤坂3の5の2
サンヨー赤坂ビル7階
設立 1953年11月
業種 食料品
事業内容 即席麺類その他食料品の製造販売
代表者 代表取締役社長 井田純一郎
資本金 5億円
売上高 792億円(2012年3月期)
従業員数 598名(2012年3月期)
主要子会社 サンヨー食品販売株式会社
太平食品工業株式会社
サンヨーリゾート株式会社
太平フーズ株式会社
康師傅(33.1889%)
関係する人物 井田文夫(初代社長)、井田毅
外部リンク www.sanyofoods.co.jp
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サンヨー食品株式会社(サンヨーしょくひん、SANYO FOODS.Co.,Ltd)は、主にサッポロ一番のブランド名で即席麺の製造・販売を行う日本の企業。

概要[編集]

1953年11月1日群馬県前橋市で富士製麺として創業。現在の社名になったのは1961年7月1日。ブランド名の「サッポロ一番」は、当時の社長が全国のラーメンを食べ歩き、札幌ラーメンに感銘を受けたことに由来している。CMは、現在スポット放映が中心である。

ニュース番組等では、首相官邸からの中継の際、官邸の右側に東京本店のあるサンヨー赤坂ビル屋上の「サッポロ一番」の看板がよく映る。

登記上本店は東京にあるが、事務本部および本社工場は群馬県前橋市にある。工場は前橋市の他に、奈良県大和郡山市福岡県飯塚市にもある。

沿革[編集]

  • 1953年11月 - 前橋市新町に富士製麺株式会社を設立。
  • 1957年7月 - 本社及び工場を前橋市天川原町に移転。
  • 1961年4月 - 即席めん製造を乾めんと並行して開始。
  • 1961年7月 - 社名をサンヨー食品株式会社に変更。
  • 1966年1月 - 『サッポロ一番しょうゆ味』発売。
  • 1968年9月 - 『サッポロ一番みそラーメン』発売。
  • 1971年9月 - 『サッポロ一番塩らーめん』発売。
  • 1972年  - 麺の二つ折り製造装置考案
  • 1975年1月 - 『サッポロ一番カップスター』発売
  • 1981年7月 - エースコック大阪府)と業務提携。
  • 2009年10月 - マルタイ福岡県)と資本・業務提携することを発表。
  • 2010年 - 九州工場でマルタイの一部製品(屋台ラーメンなど)の受託生産を開始。
  • 2011年 - 日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)のINAC神戸レオネッサの公式スポンサーとなることを発表。
  • 2013年9月 - 「サッポロ一番」シリーズの袋麺全製品がアルミ包装に切り替わる。

事業所[編集]

本社工場(前橋市)
  • 本社工場(群馬県前橋市朝倉町555-4)
  • 工場(前橋、関西、九州)
  • 支店(仙台、北関東、名古屋、大阪、広島、九州)

主な商品[編集]

現在製造終了の商品も含む。

  • ピヨピヨラーメン(1963年7月より全国発売。一時生産中止の時期あり、2004年にカップ麺として期間限定で復活。販売終了。)
  • 長崎タンメン1964年8月発売。サンヨー食品のご当地ラーメンのラインナップの発端となった。また、塩らーめんのベースにもなった。)
  • サッポロ一番しょうゆ味1966年1月発売。当初の商品名は「サッポロ一番」のみで、2代目以降「しょうゆ味」の名が付加された。中国四国九州沖縄ではほとんど発売されていない。)
  • サッポロ一番みそラーメン1968年9月発売当初から大判サイズ。)
  • サッポロ一番塩らーめん1971年8月全国発売。)
  • サッポロ一番中華そば(1979年8月全国発売。2012年9月に後述の後継商品「麺の力 中華そば」が発売されたことに伴い販売を終了する。発売開始から33年の歴史に幕を下ろした。)
  • サッポロ一番とんこつラーメン(2002年8月全国発売。九州産とんこつエキスをベースにしたスープのラーメン。)
  • サッポロ一番担々麺(2009年9月全国発売。2013年4月1日に「麺の力 担々麺」が発売されたことに伴い販売を一旦終了するが、2014年4月28日に3食パック専売品として販売再開。)
  • サッポロ一番ちゃんぽん(2010年9月全国発売。2012年9月7日に「麺の力 ちゃんぽん」が発売されたことに伴い販売を一旦終了するが、2014年4月28日に3食パック専売品として販売再開。)
  • サッポロ一番とっぱちからくさやんつきラーメン(1987年当初九州限定で発売し一時期全国販売するも、再度九州限定になる。)
  • サッポロ一番ごま味ラーメン(1972年9月発売当初は全国販売。その後長く中国、四国、九州、沖縄でしょうゆ味の代わりに販売されていたが2009年8月より再び全国販売。)
  • サッポロ一番えぞ味ラーメン(1973年1月全国発売。)
  • サッポロ一番やさしいらーめん まろやか旨み(醤油味と塩味。スープにエコナの油を使用、麺はノンフライの健康志向ラーメン。)
  • サッポロ一番辛口拉麺オロチョン(1984年11月発売。現在は販売終了。)
  • サッポロ一番辛口拉麺オロチョンみそ味(1985年9月発売。現在は販売終了。)
  • サッポロ一番ミニカップ(1985年発売。現在は販売終了。)
  • サッポロ一番辛口拉麺オロチョン清湯(1985年9月発売。現在は販売終了。)
  • サッポロ一番どん辛(販売終了。)
  • サッポロ一番からくちラーメンしょうゆ味(1990年1月発売。現在は販売終了。)
  • サッポロ一番からくちラーメンみそ味(1990年1月発売。現在は販売終了。)
  • サッポロ一番ピリ辛みそラーメン チゲ風(2007年9月より発売。「サッポロ一番みそラーメン」の辛口版にあたる。)
  • サッポロ一番カップスター(1975年1月全国発売。カップ麺で初の紙カップを使用。2002年4月以降パッケージデザインや各種具材等を大幅リニューアルしたものの、2006年10月に1975年当時のパッケージデザインとその当時の具材等をほぼ忠実に再現した復刻版が期間限定で発売され、2007年4月以降のリニューアル発売では復刻版とほぼ同じ内容に落ち着く。)
  • サッポロ一番カップスターみそ味(1975年8月発売。)
  • サッポロ一番カップスターカレー(1987年6月発売。)
  • サッポロ一番ソース焼きそば(当初は全国で発売されていたが、のちに関東甲信越静岡限定商品に。かつてはこれのカップ焼きそば版も存在していた。)
  • サッポロ一番オタフクお好みソース味焼そば(広島のソース会社・オタフクソースとの共同開発商品。)
  • サッポロ一番塩カルビ味焼そば(塩焼きそばブームの先駈けとなった製品。)
  • サッポロ一番 アラビヤン焼そば1967年4月当初は全国で発売されていたが、1980年~2008年頃まで千葉茨城限定商品となり、更に2009年以降より再び全国にて発売されるようになった。)
    • サッポロ一番 BIG アラビヤン焼そばカップ(上記の「アラビヤン焼そば」を大盛サイズのカップ焼きそばにアレンジしたもの。2008年6月30日に全国にて期間限定で発売された。)
  • バソキヤ(2006年夏に「バソキヤ2006」として期間限定で復活。販売終了。)
  • サッポロ一番 庶民の焼そば(2009年1月~3月までの期間限定商品。カップ焼そばにおける「何杯食べても飽きのこないおいしさ」を身上とする商品でシュリンクには髭男爵の写真がプリントされている。キャッチコピーは「普通に旨いやないか~い!!」)
  • どんぶりバージョン(「サッポロ一番しょうゆ味」「サッポロ一番みそラーメン」「サッポロ一番塩らーめん」「サッポロ一番ごま味ラーメン」が、カップ麺で新登場したもの。)
  • サッポロ一番 男の一杯シリーズ
    • サッポロ一番 男の一杯 黒の特濃醤油ラーメン
  • サッポロ一番 旅麺シリーズ(オープン価格のどんぶり型カップラーメン。)
  • サッポロ一番渡る世間は鬼ばかりシリーズ(TBSテレビの同名ドラマタイアップ商品。番組レギュラーの藤岡琢也が長らくサッポロ一番のCMキャラクターを務めた縁とされる。販売終了。)
  • 有名店シリーズ・チルド
  • 有名店シリーズ・(かまど)他
  • サッポロボーイおもしろカップ(1985年3月に発売され、現在は絶版。子供向けカップラーメンで男の子向けにはミニプラモデルが、女の子向けにはアクセサリーがそれぞれカップの中に添付。カップラーメン史上初の食玩として知られる。)
  • ケンちゃんラーメン(子供向けカップラーメン。先述の「サッポロボーイおもしろカップ」の後継商品にあたる商品でキャラクターに志村けんを起用、パッケージには「しむらケンちゃんラーメン」と書かれていた。スピードクジが封入されており、当たりクジを送ると景品がもらえた。長期間発売されていたが、CMではいつも「新発売」とされ、志村が出演していたバラエティ番組志村けんのだいじょうぶだぁ』内のコントにおいて「8年経ってまだ新発売だもんなぁ…」などと志村が洩らしたことがある。販売終了。)
  • ポケモンヌードル(今日の子供向けカップ麺商品。)
  • 暴君ハバネロカップ焼そば(東ハトとのコラボレーション商品。2004年9月発売。期間限定で現在は販売終了。)
  • デュラムおばさんのカップパスタシリーズ(2008年7月に東京圏にて試験販売。2009年8月3日より全国にて販売開始。)
  • サッポロ一番 夏限定 バジルとレモンで仕上げた 塩らーめん イタリアン風味(2010年5月、全国発売)
  • サッポロ一番 KING CUP(キングカップ)シリーズ(2011年10月より販売開始。カップスターの超大盛版との見方も)
  • サッポロ一番 麺の力(2012年9月に袋麺で先行発売したのち、同年11月よりカップ麺が発売。当初のラインアップは中華そばとちゃんぽんの2品だったが、担々麺と醤油とんこつが順次追加。このうち、ちゃんぽんと担々麺は2014年4月28日にサッポロ一番 ちゃんぽんとサッポロ一番 担々麺の各3食パックと入れ替わる形で販売終了。)
  • サッポロ一番 頂(いただき)(プレミアム系の袋入り中華麺。2013年10月に関東・甲信越・東海・北陸・近畿にて試験販売後、2014年1月27日より正式に全国発売。当初は醤油味と塩味のラインアップだったが2014年3月3日にみそ味が、2014年6月上旬につけ麺 魚介醤油だれ[1]がラインアップに追加された)

主なCM[編集]

  • 「みそラーメン」は藤岡琢也が、1969年から2004年までイメージキャラを務めていた。CM本編では実際に食べているシーンはほとんどなかった。
  • 2013年10月現在、サッポロ一番シリーズ全般では、とんねるず木梨憲武がイメージキャラクターを務めている。
  • 「塩らーめん」のCMは、1974年に制作された野菜がニョキニョキ生えてきて踊る特殊撮影のものがあった。その後CMをリニューアルしたが、1990年代に復活し、数年間OAされた。
  • 「サッポロ一番カップスター」のCMでは2008年のリニューアルで発売当時のCMソング(のこいのこの歌唱)がリバイバル使用されている。
  • BSデジタル放送で一時期CMを流したこともある。
  • 提供クレジットは、社名の「サンヨー食品」ではなく、ブランド名の「サッポロ一番」表記となっている。

CM出演者[編集]

(●印は契約前に同業他社のCMに出演した者、▲印は契約解消後に同業他社のCMに出演した者)

現在の出演者(2013年10月現在)
過去の出演者

ほか


過去のスポンサー番組[編集]

  • 基本的にはスポットCMが中心である。全国ネットのスポンサーは週替わり、またはスペシャル番組のみである。

その他[編集]

パラオでは、ラーメン及び即席ラーメンのことを、現地語パラオ語)で「サッポロイチバン」という。

関連会社[編集]

現在[編集]

過去[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

注釈[編集]

  1. ^ つけ麺のほか、魚介醤油味ラーメンとして調理する事も可能。