井上順

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井上 順
The Spiders.jpg
スパイダーズ在籍時の井上順(前列左から2番目)
基本情報
出生名 井上 順
別名 井上 順之(旧芸名)
出生 1947年2月21日(68歳)
出身地 日本の旗 日本東京都渋谷区
学歴 成城学園高等学校中退
ジャンル ロック
ポップス
歌謡曲
職業 タレント
歌手
俳優
担当楽器 ヴォーカル
パーカッション(「サイドタンバリン」)
活動期間 1963年 -
事務所 オー・エンタープライズ
共同作業者 ザ・スパイダース
公式サイト オー・エンタープライズ:井上 順

井上 順(いのうえ じゅん、本名同じ、1947年2月21日 - )は、日本タレント歌手俳優コメディアンである。旧芸名は、井上 順之(いのうえ じゅんじ)。

来歴[編集]

人物[編集]

  • 駄洒落の名人であり、自らの出演番組内で披露することも多かった。
  • ニッポン放送真理ヨシコと共に『ホイホイホーム』という番組を担当したことがある。
  • 深夜時代の『ネプリーグ』での「ジェームズ・ボンドを日本の芸能人に例えると誰か」という一般人へのアンケートでは、1位に選ばれた。
  • 徹子の部屋』(テレビ朝日)に出演した際には、無類の機械音痴であることを告白した。ビデオの録画もできないとのこと。
  • すでに還暦を過ぎているが、「見た目が変わらない芸能人」として、雑誌で市毛良枝野口五郎由美かおるらと共に紹介されたことがある[2]
  • 長寿家系でもあり、祖父が2012年1月に102歳で他界したという。
  • 自身は数年前から感音性難聴になっており、現在は補聴器を装用して仕事をしていることを明かしている[3]

主な音楽作品[編集]

主な出演作品[編集]

歌番組・バラエティ系番組[編集]

テレビドラマ[編集]

映画[編集]

MV[編集]

CM[編集]

舞台[編集]

ほか

『夜のヒットスタジオ』での「シャレ」[編集]

1976年昭和51年)4月より、初代三波伸介に代わって、芳村真理の3代目パートナーとして『夜のヒットスタジオ』司会に抜擢される。

この番組内で井上は、相手役の芳村やゲスト歌手、挙句の果てには「ご対面」ゲストとして登場した一般人に至るまで、あらゆる人物に対して「茶化し」「冗談」「駄洒落」の類のフレーズを連発した。井上のジョークを芳村が受け流して軌道修正するという絶妙のコンビネーションが確立され、番組は黄金期を迎えることになる。

このような司会スタイルについて、井上は「(テレビに不慣れな)歌手の緊張感をとにかくほぐして、その人が気持ちよく歌ってもらえるようにするための策として『茶化し』や『シャレ』などを多用した」と述べており、相手方の芳村も「歌の時は、順ちゃんでさえも相当緊張していた。だから、歌手の緊張感を同業者としての視点から誰よりもよく分かっていた」と井上の司会術を評価している。

芳村真理関連[編集]

芳村への「茶化し」や「シャレ」は、芳村の服装を揶揄するものが多かった。

  • 「カトリーヌ・ドブース」(元ネタはカトリーヌ・ドヌーヴ
  • 「蜘蛛巣城」(元ネタは黒澤明監督の映画、芳村のモジャモジャとした髪型や濃い目のメイクを揶揄したもの)
  • 「老婆A」(元ネタは中森明菜の歌『少女A』。中森の『夜ヒット』初登場回で出たシャレ)
  • 「月光仮面」(白いマントのようなコートを着て芳村が登場した時のセリフ)
  • 「今日の東京がいかに風が強かったかよく判る」(芳村がパンク風の髪型で登場した時のセリフ)
  • 「丁度倍ですね」(石川さゆりの年齢を聞いた後、芳村に対して発したセリフ)
  • 「芳村さんの場合はここ(テレビ電話の画面)に皺がたくさん…」(テレビ電話を番組内で初めて使用した際のセリフ)
  • 「芳村さんなんか"はちまきおじさん"と呼ばれてるんですから」(恐らく某マンガの登場人物を引き合いに出したセリフと思われる)
  • 「(芳村のヘアスタイルに視線を置きながら)毎週何かあるんですか?」(芳村の「女の子が髪形を変えるときは何かがある」という発言を受けてのセリフ)
  • 「(芳村を指指しながら)女性でこういうのは毎週見慣れているからいいけど、男性では見たことが無いから驚いたよ」(西城秀樹が老人風の特殊メイクでオープニングメドレーに登場した際に発した言葉)
  • 「(芳村・美空ひばり北島三郎の3人を画面に並べて、美空の歌を)大人のムードでお届けします」(1984年12月24日放送での一コマ。因みに芳村は1935年生まれ、北島は1936年生まれ、美空は1937年生まれ、放送当時は全員40代後半であった) 
  • この他にも、その時の着物の絵柄から「月見草と団子」(芳村の顔を指して)、「チャイナ服はよほど自信がある人じゃないと着れませんよ」(チャイナドレス風のスカート姿で芳村が出演した際のセリフ)、「急に金髪が嫌いになりました」(芳村が金髪風のカツラを着用して登場した際のセリフ)など枚挙に暇がない。井上はかつてモデルであった青木エミと結婚していたことでも推察されるように、女性のファッションにもある程度の見識を持っており、これらの芳村への「茶化し」の中にもそういった見識がなければ瞬時に思い浮かばないセリフが多い。

ゲスト歌手関連[編集]

  • 「今日は『麦と兵隊』でも歌うの?」(西城秀樹が青年将校風の服装で登場した際のセリフ)
  • 「梓、寒さも彼岸まで」(お彼岸の頃の放送回に梓みちよがゲスト出演したことから出たセリフ)
  • 「めっきり暑くなってまいりましたね」(同じく梓みちよ関連。梓が露出度の高い衣装で登場した際に出たセリフ。ちなみに、このセリフを述べた時にはすでに季節は深い秋を迎えようとしていた)
  • 郵便受け百恵」(松田聖子初登場時、「ポスト山口百恵」の急先鋒として紹介する際に出たセリフ)
  • 「今日は○○さんで見事に年齢層が上がりました」(年配・ベテランの歌手が登場する際のセリフ。ダーク・ダックスなどが標的にされることが多かった)
  • 「下半身沈殿デブ」(山口百恵が「下半身の体型がふくよかであることを気にしている」との発言をした際に出たセリフ)
  • 「服がガッチャマンで、顔がガッチャマン」(芳村が「山口百恵の衣装が戦闘服みたい」と発言した際、当日の芳村の化粧に引っ掛けて出たセリフ)
  • 「丈夫な足してるじゃない」(中森明菜が風邪を引きやすい体質だという話の際、「か細い人は風邪を引きやすい」といった趣旨の話になり、明菜の足首のほうを見て発したセリフ)
  • 「冗談じゃ済まないよ!」(吉川晃司が過激な衣装でオープニングメドレーに登場した際に発したセリフ。もちろん本気で注意したのではなく、シャレの一環として出たものである)
  • 「(歌は)僕みたいに朗読すればいい」(極限の緊張状態に陥った中井貴一に発した、井上特有の毒舌混じりのフォロー)
  • 「かもめがかもめって言うかね? かもめが翔んだ日」(渡辺真知子が『かもめが翔んだ日』を歌う前、フォローの意味で発言したシャレ)

井上順を演じた俳優[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 峰岸が逝去した際の追悼インタビューにて、本人談。
  2. ^ 文藝春秋2013年5月号「見た目が変わらない芸能人の生活習慣」
  3. ^ 「病に学んだこと - 井上順さん」『NHKきょうの健康』5月号テキスト102頁

関連人物[編集]

外部リンク[編集]