メタルヒーローシリーズ

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メタルヒーローシリーズは、1982年3月5日から1999年1月24日までの17年にわたって、東映制作のもとテレビ朝日系列で放送された、特撮ヒーローアクションドラマシリーズ。

概要[編集]

主人公がおおむね光沢のある金属質のボディを持った連続する作品群であることから、ファンからこのように呼称され、後に製作側も使用するシリーズ名になった。当初は作品名と同じ名前を持つ主人公単独のヒーロー物であったが、『特警ウインスペクター』以降は集団ヒーロー物となり、『ビーロボカブタック』と『テツワン探偵ロボタック』はコミカルな要素が強い作風になっている。作品の多くが警察のようなグループに所属しており仕事として活動を行っている場合が多い。

公式には『宇宙刑事ギャバン』(1982年)から『テツワン探偵ロボタック』(1998年)までの17作品がメタルヒーローとされている[1]。その一方で『ビーファイターカブト』までとは作風が異なる『ビーロボカブタック』および『テツワン探偵ロボタック』をメタルヒーローに含まないという見解も存在する[3]。また、一部の作品のヒーローは金属質ではないボディを持っており、その1つである『世界忍者戦ジライヤ』は過去にバンダイから販売されたメタルヒーローの総集編ビデオにも収録されないなど、一時期はメタルヒーローとして扱われていなかった[5]

シリーズ初期の数年間は、ウルトラシリーズ円谷プロダクション)や仮面ライダーシリーズ(東映)など有力な特撮作品が休止されていた時期と重なっている。また、それら旧来の特撮作品や、継続中だったスーパー戦隊シリーズ(東映)とは差別化されたヒーロー像を構築していた。それらのことから、一時期は多くのファンを獲得し、日本の特撮ヒーロー番組を代表するシリーズの1つとなった。当シリーズのレギュラー放送が終了して久しいが、21世紀に入ってスーパー戦隊シリーズや仮面ライダーシリーズとのクロスオーバー作品や単独作品の映画が制作されていることもあり、知名度は今も衰えていない。なお、当シリーズ開始とほぼ同時に東映不思議コメディーシリーズ(当時は『ロボット8ちゃん』)がスタートした。

世界観[編集]

前述のようにシリーズ全体に共通する要素は少ないが、その一方でいくつかの作品では世界観の共有も見られる(以下例)。

宇宙刑事シリーズ」(『宇宙刑事ギャバン』『宇宙刑事シャリバン』『宇宙刑事シャイダー』)
別作品の主人公がゲスト出演する他[6]、大山小次郎・星野月子・コム長官など共通するキャラクターが登場。
レスキューポリスシリーズ」(『特警ウインスペクター』『特救指令ソルブレイン』『特捜エクシードラフト[7]
別作品の主人公がゲスト出演する他、正木俊介など共通するキャラクターが登場。
ビーファイターシリーズ」(『重甲ビーファイター』『ビーファイターカブト』)
別作品の主人公がゲスト出演する他、老師グルなど共通するキャラクターが登場。

世界観の共有こそ明言されていないものの、シリーズ中の異なる作品の登場人物が競演することもある(以下例)。

「宇宙刑事シリーズ」と『巨獣特捜ジャスピオン
「宇宙刑事シリーズ」で主人公たちが所属していた「銀河連邦警察」と同様の名称の「銀河連邦」という用語が『巨獣特捜ジャスピオン』に登場する。
世界忍者戦ジライヤ』と『機動刑事ジバン
『機動刑事ジバン』31話に『世界忍者戦ジライヤ』のレギュラーキャラクター・山地学が登場する。
特捜ロボ ジャンパーソン』と『ブルースワット』と『重甲ビーファイター』
『重甲ビーファイター』の最終回特番(52話と最終話)にて、3作品の主人公たちが競演する。
「ビーファイターシリーズ」と『ビーロボカブタック
ビーロボカブタック クリスマス大決戦!!』で人形が実体化する形で「ビーファイターシリーズ」の主人公が登場。
『ビーロボカブタック』と『テツワン探偵ロボタック
テツワン探偵ロボタック&カブタック 不思議の国の大冒険』でカブタックとロボタックが共演。ただし、テレビシリーズとは異なるパラレルワールドを舞台とした作品。

またシリーズ終了後、「宇宙刑事シリーズ」は、スーパー戦隊シリーズとのクロスオーバーを頻繁に行っている(以下例)。

海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン THE MOVIE
シリーズ30周年記念も兼ねて、初代の宇宙刑事ギャバンが、スーパー戦隊シリーズ第35作『海賊戦隊ゴーカイジャー』と共演。『宇宙刑事ギャバン THE NOVEL』でも存在が語られている。
特命戦隊ゴーバスターズ
スーパー戦隊シリーズ第36作。第31・32話で2代目ギャバンと共演したほか、「テレビマガジン」(同年10月号付録DVD)では初代ギャバンと共演。
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
2代目ギャバンを始めとするメタルヒーローが、スーパー戦隊シリーズ第37作『獣電戦隊キョウリュウジャー』や平成仮面ライダーシリーズ第14作『仮面ライダーウィザード』など複数の戦隊や仮面ライダーと共演。

テレビシリーズ[編集]

放送話数および通算回数はレギュラーシリーズのみのカウントとし、特別編は別カウントとする。※印は「コミカルチェンジロボ」関連作品でもある。

  1. 宇宙刑事ギャバン1982年3月5日 - 1983年2月25日、全44話)
  2. 宇宙刑事シャリバン(1983年3月4日 - 1984年2月24日、全51話・通算95回)
  3. 宇宙刑事シャイダー(1984年3月2日 - 1985年3月8日、全48話・特別編1話・通算143回)…本編最終話の翌週に特別編を放送
  4. 巨獣特捜ジャスピオン(1985年3月15日 - 1986年3月24日、全46話・通算189回)
  5. 時空戦士スピルバン(1986年4月7日 - 1987年3月9日、全44話・通算233回)
  6. 超人機メタルダー(1987年3月16日 - 1988年1月17日、全39話・通算272回)
  7. 世界忍者戦ジライヤ(1988年1月24日 - 1989年1月22日、全50話・通算322回)
  8. 機動刑事ジバン(1989年1月29日 - 1990年1月28日、全52話・通算374回)
  9. 特警ウインスペクター(1990年2月4日 - 1991年1月13日、全49話・通算423回)
  10. 特救指令ソルブレイン(1991年1月20日 - 1992年1月26日、全53話・通算476回)
  11. 特捜エクシードラフト(1992年2月2日 - 1993年1月24日、全49話・通算525回)
  12. 特捜ロボ ジャンパーソン(1993年1月31日 - 1994年1月23日、全50話・通算575回)
  13. ブルースワット(1994年1月30日 - 1995年1月29日、全51話・通算626回)
  14. 重甲ビーファイター(1995年2月5日 - 1996年2月25日、全51話・特別編2話・通算677回)…本編最終話の翌週から2週連続で特別編を放送
  15. ビーファイターカブト(1996年3月3日 - 1997年2月16日、全50話・通算727回)
  16. ビーロボカブタック(1997年2月23日 - 1998年3月1日、全52話・通算779回)※
  17. テツワン探偵ロボタック(1998年3月8日 - 1999年1月24日、全45話・通算824回)※
  • シリーズ通算827回放送(レギュラー824回、特別編3回)。

放送時間[編集]

当初は毎週金曜日19時台後半のゴールデン枠に放映されていたが、シリーズ第4作である『巨獣特捜ジャスピオン』以降複数回にわたって放送時間枠が変更され、シリーズ第8作の『機動刑事ジバン』の途中で日曜日8時台前半の朝枠に落ち着いた。

翌週に特別番組などが割り込む場合、ゴールデン枠放送時代のキー局及び同時ネット地域では、次回予告をせずその特別番組の番宣を流し、特別番組放送時に次回予告を流している。朝枠放送時代及び遅れネット地域では割り込みがあっても基本的にそのまま次回予告を流している。

朝枠に移動する時期前後、一部地域では、ローカル番組編成のため、遅れネットとなったり、未放送になったりする局も発生していた(詳細)。関西地区(ABCテレビ)では朝枠に移行後の『世界忍者戦ジライヤ』以後、全国高校野球選手権大会中継の影響で、年1 - 2話分が未放映のままになるという状況が1999年度まで続いた。

放送時間枠の変遷[編集]

  • 1982年3月5日(ギャバン第1話・通算第1回) - 1985年12月27日(ジャスピオン第34話・通算第177回)…毎週金曜19:30 - 20:00
  • 1986年1月6日(ジャスピオン第35話・通算第178回) - 1987年9月14日(メタルダー第24話・通算第257回)…毎週月曜19:00 - 19:30
  • 1987年10月4日(メタルダー第25話・通算第258回) - 1989年3月26日(ジバン第9話・通算第331回)…毎週日曜9:30 - 10:00
  • 1989年4月2日(ジバン第10話・通算第332回) - 1999年1月24日(ロボタック最終話・通算第824回)…毎週日曜8:00 - 8:30

ネットしていた局[編集]

系列は放送当時のもの。

放送対象地域 放送局 系列 備考
関東広域圏 テレビ朝日 テレビ朝日系列 制作局
北海道 北海道テレビ
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1991年9月まで
青森朝日放送 テレビ朝日系列 1991年10月開局から
岩手県 IBC岩手放送 TBS系列 1996年3月まで[8]
岩手朝日テレビ テレビ朝日系列 1996年10月開局から[9]
宮城県 東日本放送
秋田県 秋田放送 日本テレビ系列 1992年9月まで
秋田朝日放送 テレビ朝日系列 1992年10月開局から
山形県 山形放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1993年3月まで
山形テレビ テレビ朝日系列 1993年4月のFNSからANNへのネットチェンジから[10]
福島県 福島放送
山梨県 テレビ山梨 TBS系列
新潟県 新潟総合テレビ フジテレビ系列
テレビ朝日系列
1983年9月まで
新潟テレビ21 テレビ朝日系列 1983年10月開局から
長野県 テレビ信州 テレビ朝日系列
日本テレビ系列
1991年3月まで
長野朝日放送 テレビ朝日系列 1991年4月開局から
静岡県 静岡朝日テレビ 旧:静岡けんみんテレビ[11]
中京広域圏 名古屋テレビ 現:メ〜テレ
富山県 北日本放送 日本テレビ系列 『宇宙刑事ギャバン』のみ放送
チューリップテレビ TBS系列 1997年から
石川県 北陸放送 1985年9月まで
石川テレビ フジテレビ系列 1985年10月から1991年9月まで
北陸朝日放送 テレビ朝日系列 1991年10月開局から
福井県 福井放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1989年3月までは日本テレビ系単独加盟局
近畿広域圏 朝日放送 テレビ朝日系列 [12]
鳥取県島根県 山陰放送 TBS系列
広島県 広島ホームテレビ テレビ朝日系列 [13]
山口県 テレビ山口 TBS系列
フジテレビ系列
1985年3月まで
山口放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1985年4月から1993年9月まで
山口朝日放送 テレビ朝日系列 1993年10月開局から
徳島県 四国放送 日本テレビ系列
岡山県・香川県 瀬戸内海放送 テレビ朝日系列
愛媛県 愛媛放送 フジテレビ系列 現:テレビ愛媛
1995年3月まで[14]
愛媛朝日テレビ テレビ朝日系列 1995年4月開局から
高知県 高知放送 日本テレビ系列 1984年3月まで
テレビ高知 TBS系列 1984年4月から[15]
福岡県 九州朝日放送 テレビ朝日系列
長崎県 長崎放送 TBS系列 1990年3月まで、一部未放送の作品あり
長崎文化放送 テレビ朝日系列 1990年4月開局から
熊本県 テレビくまもと フジテレビ系列
テレビ朝日系列
1989年9月まで
熊本朝日放送 テレビ朝日系列 1989年10月開局から
大分県 テレビ大分 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
1993年9月まで
大分朝日放送 テレビ朝日系列 1993年10月開局から
宮崎県 テレビ宮崎 フジテレビ系列
日本テレビ系列
テレビ朝日系列
一部作品のみ放送
鹿児島県 鹿児島テレビ 1982年9月まで
鹿児島放送 テレビ朝日系列 1982年10月開局から
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 1987年3月打ち切り[16]
琉球朝日放送 テレビ朝日系列 1995年10月開局から

シリーズ関連作品[編集]

テレビスペシャル[編集]

特別編ではあるが当時のレギュラー枠での放送である。

劇場版[編集]

これらの作品は、2007年12月7日に発売された「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」に収録されている。ちなみに、メタルダーとビーファイターについても、TVシリーズのDVD(いずれも最終巻)の映像特典に収録されている。シャイダーの劇場版2作については、TVシリーズのDVDでは未収録だったので同BOXにて初収録となった。

東映まんがまつり[編集]

イベント用3D映画作品[編集]

東映スーパーヒーローフェア[編集]

シリーズ終了後の映画作品[編集]

ネットムービー[編集]

ビデオ作品[編集]

海外作品[編集]

海外リメイクとして放映された。

ゲーム[編集]

LSI電子ゲーム[編集]

  • ポケットクラブP-1ミニ ウインスペクター 出動!三戦士
  • ポケットクラブP-1ミニ 特救指令ソルブレイン いそげ!ソルブレイン
  • ポケットクラブP-1ミニ 特捜エクシードラフト 戦え!ドラフトレッダー
  • ポケットクラブP-1ミニ 特捜ロボシャンパーソン 爆裂!ジャンデジック
  • ポケットクラブP-1ミニ ブルースワット 怒りのディクテイター

テレビゲーム[編集]

特に表記していないものはバンダイナムコゲームス(旧バンダイレーベルと旧バンプレストレーベル)の発売である。

  • SDヒーロー総決戦 倒せ!悪の軍団ファミリーコンピュータ、1990年7月7日発売)- シャイダー、メタルダー、ジバン登場。
  • 特救指令ソルブレイン(ファミリーコンピュータ、1991年10月26日発売、エンジェル)
  • 超合金セレクションプレイディア、1995年10月20日発売 発売はバンダイ)
    • データベースソフト。当シリーズではギャバンとジャスピオンの玩具と当時のCMを収録(シャリバン.シャイダー.スピルバン.メタルダーは未収録)。
  • AZITO2PlayStation、1998年10月15日発売)
  • スーパーヒーロー作戦(PlayStation、1999年1月28日発売) - ギャバン、シャリバン、シャイダー、メタルダー登場。
  • クイズキャラおけドン!東映特撮ヒーローPART1(PlayStation、1999年7月15日発売) - 東映制作の特撮ヒーロー(スーパー戦隊シリーズや一部の作品を除く)をベースにしたクイズゲーム。当シリーズは『メタルダー』と『ジライヤ』を収録。
    • クイズキャラおけドン!東映特撮ヒーローPART2(PlayStation、1999年10月21日発売) - クイズゲーム続編。当シリーズは上記2作品の収録済みを除く『ギャバン』〜『スピルバン』、『ジバン』〜『ロボタック』を収録。
  • アジト3(PlayStation、2000年2月17日発売)
  • スーパーヒーロー作戦 ダイダルの野望(PlayStation、2000年11月22日発売)
  • スーパー特撮大戦2001(PlayStation、2001年9月6日発売)
  • 宇宙刑事魂PlayStation 2、2006年5月25日発売)
    • お宝映像モードに『ギャバン』を除く上記未収録だった『シャリバン』と『シャイダー』の玩具CMを収録。

ソーシャルゲーム[編集]

トレーディングカードゲーム[編集]

パチスロ[編集]

  • パチスロ宇宙刑事ギャバン(銀座

漫画作品[編集]

小説[編集]

その他[編集]

映像ソフトパッケージ[編集]

メタルヒーロー生誕20周年を記念し、2002年より本シリーズのDVDが不定期にリリースされている。そのため2004年度のリリースは一切なかった。これまでに『宇宙刑事ギャバン』から『ビーファイターカブト』が発売されている。

  • 上記のDVDの内、『宇宙刑事ギャバン』から『超人機メタルダー』はレンタルDVDがリリースされている。
  • 『超人機メタルダー』は当初DVD-BOXのみの発売だったが、後に単巻としても発売された。
  • リリースは原則として作品順ではあるが『時空戦士スピルバン』の次に『重甲ビーファイター』『ビーファイターカブト』、『機動刑事ジバン』の次に『特捜ロボ ジャンパーソン』がリリースされるなど例外もある。

本シリーズのOP/ED映像は、DVD「東映TV特撮主題歌大全集」に収録されている。当シリーズはVol.2に『宇宙刑事ギャバン』と『宇宙刑事シャリバン』、Vol.3に『宇宙刑事シャイダー』から『特救指令ソルブレイン』、Vol.4に『特捜エクシードラフト』から『テツワン探偵ロボタック』が収録されている。特典映像のOP/EDバリエーションは、『シャイダー』49話(特別編)のOP、EDの他、『ビーファイターカブト』から『ロボタック』の最終話のEDが収録されている。なお、当初は『シャリバン』の9話以降のOP別バージョンも予定だったが未収録となっている。

オリジナルサウンドトラック[編集]

全作品とも放送中にサウンドトラックアルバムが発売されているが、『ビーファイターカブト』以外はいずれも未収録曲が存在した。『重甲ビーファイター』の放送中から未収録曲をフォローしたアルバム『東映メタルヒーロー バトルミュージックコレクション』の発売が開始されたが、正式な終了がアナウンスされないまま4巻でリリースを停止し、『メタルダー』『ジライヤ』の楽曲は収録されなかった。

2004年と2005年に『ギャバン』から『エクシードラフト』の音楽集が再発売されている。メタルヒーロー20周年として2002年12月に『宇宙刑事ギャバン オリジナルサウンドトラック』が発売され、2006年10月にも再発売した。以降、『宇宙刑事シャリバン オリジナルサウンドトラック』『宇宙刑事シャイダー オリジナルサウンドトラック』『超人機メタルダー オリジナルサウンドトラック』『特警ウインスペクター オリジナルサウンドトラック』『特救指令ソルブレイン オリジナルサウンドトラック』『特捜エクシードラフト オリジナルサウンドトラック』のアルバムが発売された。アルバム内で、『ギャバン』は「ベストヒット曲集」、『シャリバン』は「デジタルトリップ 宇宙刑事シャリバンシンセサイザーファンタジー」、『シャイダー』では「宇宙刑事グラフィティ 総集編」をそれぞれ完全復刻で収録されている。

再放送など[編集]

その他[編集]

  • 第1作目『宇宙刑事ギャバン』の変身コール「蒸着」は実在する加工技術である。金属をプラスチック等の表面に定着させるもので、スーツ作成時の技術がそのまま変身コールになったとされ、まさしくメタルヒーローを的確に表す用語である。続く『シャリバン』の「赤射」、『シャイダー』の「焼結」も関連用語である。スーツが送られてきて変身するのは『光速エスパー』や『スペクトルマン』でも一足早く行われていた。
  • シリーズの特徴のひとつ『レーザーブレード』を映像表現する際、いくつかある撮影法の一つに、蛍光灯を使用した立ち回りがある。文字通り「点灯させた蛍光灯を光の剣に見立てて振り回す」というもので、当然つばぜり合いどころか何かにぶつけただけでも割れてしまうため、振り回すヒーロー側の演者と受ける怪人側の演者、双方の連携が必須の高度な技術であると言える。『ウルトラマン 特撮99の謎』(赤星政尚:著)では「さすがはJAC(現・JAE)だ、素人がマネをしたら確実に割れてしまう」と評されていた。なお、立ち回り以外にもグラビア撮影やスチール写真でも蛍光灯レーザーブレードが使用されることがあり、スーパー戦隊でも『超電子バイオマン』のスチール(光るバイオソ-ド大剣タイプ)に使用されたことがある。
  • アイキャッチ映像では宇宙刑事シリーズはイラスト、『ジャスピオン』の第1話~第3話、『ビーファイターカブト』~『ロボタック』は実写、『ジャスピオン』の第4話以降~『ジバン』までは、画面下に直線がインサートされた後、画面右下に番組ロゴを表示[18]、、『ウインスペクター』は実写とエンブレムロゴ、『ソルブレイン』(英語表記)~『ブルースワット』はエンブレムロゴとなる[19]。アイキャッチ音楽では『ギャバン』~『ジャスピオン』の途中、『ロボタック』はアイキャッチ用音楽を使用。それ以外の作品はアイキャッチ音楽が存在しないBGMや効果音のものが多い。
  • スーパー戦隊シリーズ』30作記念として発売されたカードゲーム『レンジャーズストライク』に、ユーザーからの要望によって2008年より本シリーズが参戦した。なお、2007年には『仮面ライダーシリーズ』も参戦している。本シリーズでは「スペシャルメタルエディション」であり通称は「メタル」という。戦隊やライダーとは異なり特別編として発売されたが、2009年以降は「クロスギャザー」シリーズとして統合される。
  • 矢島信男は『宇宙刑事ギャバン』から『特捜ロボ ジャンパーソン』まで特撮監督を務めたが、『世界忍者戦ジライヤ』ではスタッフに参加していない。『ジライヤ』では武芸考証が特撮監督にあたり、戸隠流忍術三十四代目継承者である初見良昭が武芸考証を務めた。
  • 大泉音映効果音では『ギャバン』から『ジャスピオン』は阿部作二[20]、『メタルダー』から『ロボタック』は大野義彦[21]がそれぞれ担当している。ただし『スピルバン』のみフィズサウンドクリエイションによる効果音を使用した。

歴代プロデューサー[編集]

スポンサー(歴代含む)[編集]

雑誌掲載[編集]

いずれも子供向け誌

脚注[編集]

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  1. ^ 17作品の正副主題歌が収録されている「Shining Spirits 〜メタルヒーロー全主題歌集〜」や、同様にこれらの作品を網羅したムック「宇宙刑事年代記」(徳間書店刊)などは、この公式見解に基づいたものとなっている。カードゲームレンジャーズストライクでも、その括りでメタルヒーローシリーズが登場している。
  2. ^ 全怪獣怪人大事典』中巻、英知出版2003年4月20日、152-193頁。ISBN 4-7542-2017-X
  3. ^ 宇宙刑事シリーズの公式書籍『宇宙刑事大全』では『ビーファイターカブト』が最後のメタルヒーローと記述しているほか、「スーパーヒーロー大戦Z」の公式サイトやパンフレットでもこの2作品は除外されている。「全怪獣怪人大事典 中巻」では、「メタルヒーローシリーズ」の解説を『ビーファイターカブト』までとし、『カブタック』および『ロボタック』を「ファミリー特撮の世界」で解説している[2]
  4. ^ 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、pp.26 - 27、188。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  5. ^ 『超人画報』では、個別の作品紹介には『ジライヤ』もメタルヒーローと記述しているが、「東映メタルヒーロー13年史」には『ジライヤ』を含めていない[4]
  6. ^ 以下の例と同様に過去作の主人公が登場した以外に、『宇宙刑事ギャバン』では次作の主人公が登場している。
  7. ^ 『特捜エクシードラフト』は当初、前2作と別の世界観で制作されていた。
  8. ^ 重甲ビーファイター』まで放送。
  9. ^ ビーファイターカブト』は第31話から放送。第1話から第30話までは岩手県では未ネット。
  10. ^ フジテレビ系時代からの自社製作番組『提言の広場』を放送している関係で遅れネット。この措置は『仮面ライダーディケイド』を放送していた2009年3月まで続いた
  11. ^ 日曜8時00分は「住まいの110番」を放送のため1週遅れで日曜7時30分〜8時00分に放送していた。(この措置は2009年の『仮面ライダーディケイド』の途中まで続いた)
  12. ^ 日曜朝9:30枠に移行後、夏の高校野球中継と重なった日は、試合当日の放送を休止。別時間帯での振り替え放送も行われず、名実ともにその回の放送が飛ばされていた。当該放送の振り替え放送が実施されるようになったのは、2000年の『仮面ライダークウガ』からである。
  13. ^ 金曜日時代は、時折プロ野球広島東洋カープ主催ゲームの中継のため、遅れネットとなる事があった。また『機動刑事ジバン』が日曜8:00に移動した際、以前から同枠で放送していた自社制作ドキュメンタリー番組『新・ふれあいシリーズ』(HOMEと関係が深い農協・広島県経済連〔現:JAグループ広島〕の一社提供)を動かせず、土曜7:00からの1週遅れネットとなっていたが、『ジバン』終了と同時に次番組から本枠を同時ネットとするため、同番組を終了させている。
  14. ^ 宇宙刑事シャリバン』で一旦打ち切り。しばらく本シリーズは放送されなかった(少なくとも、『超人機メタルダー』までは放送されていない)。
  15. ^ ただし、1998年3月から同年7月までの間は打ち切っていた
  16. ^ 時空戦士スピルバン』まで放送。
  17. ^ 1999年にこの流れで『燃えろ!!ロボコンVSがんばれ!!ロボコン』が発売されている。
  18. ^ このアイキャッチは仮面ライダーシリーズの『仮面ライダーBLACK』と『仮面ライダーBLACK RX』も同様。
  19. ^ ビーファイター』のみ番組タイトルロゴ。
  20. ^ 阿部はスーパー戦隊シリーズでは『バトルフィーバーJ』以降、『海賊戦隊ゴーカイジャー』まで担当。2009年からは現在の小川広美が担当する。
  21. ^ 大野はシリーズ終了後、現在の平成仮面ライダーシリーズを担当している。他に1999年放送の『燃えろ!!ロボコン』やドラマ『相棒』(2002年~)を担当した。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

テレビ朝日 金曜19:30 - 20:00枠
前番組 番組名 次番組
ハロー!サンディベル
(1981年10月2日 - 1982年2月26日)
※ここまでアニメ
メタルヒーローシリーズ
(宇宙刑事ギャバン - 巨獣特捜ジャスピオン)
(1982年3月5日 - 1985年12月27日)
宇宙船サジタリウス
(1986年1月10日 - 1987年10月2日)
※再びアニメ
テレビ朝日系 月曜19:00 - 19:20枠
コンポラキッド
(1985年6月3日 - 12月23日)
※ここまでアニメ
メタルヒーローシリーズ
(巨獣特捜ジャスピオン - 超人機メタルダー)
(1986年1月6日 - 1987年9月14日)
藤子不二雄ワールド
(1987年10月19日 - 1989年3月27日)
(18:50 - 19:20)
※再びアニメ
テレビ朝日系 月曜19:20 - 19:30枠
コンポラキッド
(1985年6月3日 - 12月23日)
(19:00 - 19:30)
メタルヒーローシリーズ
(巨獣特捜ジャスピオン - 超人機メタルダー)
(1986年1月6日 - 1987年9月14日)
ニュースシャトルANN
(1987年10月19日 - 1989年3月27日)
(平日19:20 - 20:00)
テレビ朝日系 日曜9:30 - 10:00枠
藤子不二雄劇場
(1987年4月5日 - 9月27日)
メタルヒーローシリーズ
(超人機メタルダー - 機動刑事ジバン)
(1987年10月4日 - 1989年3月26日)
住めば地球
(1989年4月2日 - 1991年3月31日)
(ABC制作、 日曜10:30 - 11:00枠から移動)
テレビ朝日系 日曜8:00 - 8:30枠
がまかつ 日本列島釣りある記
(1985年10月6日 - 1989年3月26日)
メタルヒーローシリーズ
(機動刑事ジバン - テツワン探偵ロボタック)
(1989年4月2日 - 1999年1月24日)
燃えろ!!ロボコン
(1999年1月31日 - 2000年1月23日)