特捜戦隊デカレンジャーの登場人物

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特捜戦隊デカレンジャーの登場人物(とくそうせんたいデカレンジャーのとうじょうじんぶつ)では、特撮テレビドラマシリーズ『特捜戦隊デカレンジャー』に登場する架空の人物、およびキャラクターを記述する。

なお、TVシリーズ以外の作品に登場したキャラクターは以下の項目を参照。

また、シリーズ内の他の作品に登場した際の詳細についてはこちらを参照。

宇宙警察[編集]

全宇宙の治安を守る警察組織。各惑星に分署を置く。S.P.D.(Special Police Dekaranger)とも記される。幼年期から訓練生として所属することが可能である。

デカレンジャーチームのメンバーの苗字は内外の推理小説作家から、名前はお茶から、ドギーら宇宙警察高官の出身惑星名はエジプト神話からヒントを得ている。

地球署[編集]

宇宙警察の地球支部。デカベースを拠点としている。メンバーは変身前・変身後ともにニックネーム(通称)もしくは本名で呼び合う。キャッチコピーは個人のものではなく、宇宙警察のものを分担する形で名乗り上げる[注 1]。 地球の警察と連携しているようで、現場で絡む場面なども見られた。

赤座 伴番(あかざ ばんばん) / デカレッド
演 / 声:載寧龍二、スーツアクター:福沢博文
シンボルナンバー:1 / 通称:バン / キャッチコピー:一つ!非道な悪事を憎み
地球署の新任刑事で、逆立った髪型が特徴[注 2][注 3]。二丁拳銃を使う宇宙警察の銃拳法“ジュウクンドー”[注 4]を得意とし、装備も他の4人とは異なり接近戦用の武器を持たない。
激烈かつポジティブな正義感の持ち主で、破天荒な行動のため警察学校時代は問題生徒だったが、地球署では水を得た魚のように活躍する。また、四字熟語を口癖とするものの、中には熟語とは言い難い怪しい造語も多い。
かつて警察学校時代に担当した事件[注 5]で殺害された少年の夢であった「宇宙一のスペシャルポリスになる」という願いを自身が代わりに叶えることを目標としており、スワットモード修得課程の訓練においては仲間のことも考えられなくなるほど熱くなったが、宇宙一のスペシャルポリスになるには自分一人だけではなく仲間の力を合わせることが必要だと悟った。やがてチームを精神的に引っ張っていく存在へと成長していたバンは、(影のリーダーとして)地球署の中心的存在になるほど信頼を勝ち取った。
ホージーとは意見を対立させてぶつかり合うことも多いが、彼を同格とみなして「相棒」と呼び何かと親愛の情を見せる[注 6]。また、テツに対しては当初、感情をあらわにして反発するも、打ち解けてからは「後輩」と呼ぶことがあった。しかし、作中では女性へのナンパなどで彼らと張り合うことも多い。
登場人物の中で唯一、多少は詳しいプロフィールがわかっており、新撰組隊士であった赤座伴之進を祖先に持つふたご座のB型[2]で、仮設定の段階では午年生まれとも名乗っている。脚本家の荒川稔久によれば、天涯孤独な人間だと裏設定されていたという。
Episode.47にてその働きぶりをギョク・ロウに見込まれ、彼が組織したファイヤースクワッドにスカウトを受ける。Episode.48で同組織への異動が決まるも、「地球署には自分のような『火の玉』[注 7]がいないと駄目だ」との考えから異動に乗り気ではなかったが、テツの自身をも上回る火の玉的行動によって吹っ切れ、Episode.Final(最終回)でアブレラを倒した後、ファイヤースクワッドに転任[注 8]した。劇場版に登場したレスリー星人マリー・ゴールドに一目惚れしており、それがきっかけで将来はレスリー星の署長を目指しているらしい[3]
名前の由来は、イギリス推理作家アガサ・クリスティ」と「番茶(ばんちゃ)」。
魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー
エージェントXに殺害された宇宙人の家族の写真をペンダントにして身に着けており、小津魁(マジレッド)にそれを見られた際には「もうこれ以上悲しい家族は一人も生みたくない」と語った。同作品では髪形を変えており、長髪になっている。
戸増 宝児(とます ほうじ) / デカブルー
演 / 声:林剛史、スーツアクター:今井靖彦
シンボルナンバー:2 / 通称:ホージー / キャッチコピー:二つ!不思議な事件を追って
デカレンジャーの正リーダーで、ドギーの不在時には地球署の署長代行も務める。「パーフェクト」などの奇妙な和製英語を口癖としており、Episode.42、43に登場した妹の美和も同様の口癖を持っている。
警察学校を首席で卒業したデカレンジャーの超エリートで、頭がいいためEpisode.3にてミスをするまで一度も仕事で失敗の経験はなかった[注 9]。実力に裏づけられた刑事としての自尊心とプロ意識は誰よりも高いが、激務をこなしつつも特キョウ昇進試験のための勉強[注 10]や、得意とする射撃の訓練を怠らない「努力の天才」。また、コンピュータ関係に強いため科学捜査も得意としている。ボスの特訓でガードに隙があった。 左腕には警察学校時代の同期生で、親友でもあったビリーザ星人ヴィーノと揃いのブレスレットを身に着けている[注 11]
良くも悪くも教科書どおりな自分とは正反対のタイプであり、あらゆる意味で破天荒な劣等生のバンとは[注 12]当初は折り合いが悪く[注 13]、バンからの「相棒」[注 14]という呼びかけに対し度々「相棒って言うな」[注 15]と切り返していたが、次第にバンとの間に固い友情を結び、最終回では自らバンのことを「相棒」と呼んだ。
地球署に着任した当初はジャスミンとペアを組んで捜査を行っていたが、ダイナモ星人テリーXの事件で自分たちのフォローに回ったギョク・ロウが負傷したことについて強い負い目を感じており、死亡したと思われていたテリーXが再び事件を起こした際にはジャスミン共々に普段の冷静さを失うほどに取り乱す姿を見せた。
女好きであり、女性へのナンパなどでバンたちと張り合うことがあるが、スロープ星人ファラウェイのようなギャルは苦手な様子。
名前の由来は、アメリカの推理作家「トマス・ハリス」と「ほうじ」。
『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』
バンについて「うらやましい」と思っていたことを小津翼(マジイエロー)に語った。同作品では他のメンバーの髪型が変わっている中、ウメコとともに本編同様の髪型で登場している。
江成 仙一(えなり せんいち) / デカグリーン
演 / 声:伊藤陽佑、スーツアクター:三村幸司
シンボルナンバー:3 / 通称:センちゃん[注 16] / キャッチコピー:三つ!未来の科学で捜査!
デカレンジャーのムードメーカーで、チーム内ではサブリーダー的存在でもある。並外れた勘と推理力にかけては地球署随一の存在。解決につながるヒントを掴もうとする際、「シンキングポーズ」と称して逆立ちする癖がある[注 17]。また、ジャンプ力とスピードは地球署の中でナンバー1。地球署に着任した当初は、当時レッドでもあったギョク・ロウとペアを組んでいた。
自身が「地球署一の穏健派で通っている」と言う通り、穏健かつ無口で落ち着いた性格の持ち主で、口説かなくても優しさや男らしさで女の子が寄ってくる隠れモテ男である。またツッコミ役にまわることが多い。ただし、弱者を虐げる者に対しては激しい怒りを見せ、バンやウメコには「怒らせると一番怖い」と言われるなど[注 18]、5人の中では最も警官らしい性格をしている。頭脳は、ホージーに引けを取らない。井戸に落ちた幼児体験から閉所恐怖症になったが、その際に警官に助けられたことが今の職を志すきっかけともなった。当時は自身も含め兄弟が7人いた[4]ためか、実家はあまり裕福ではなかったらしい。
タキシードにこだわりがあるらしく、劇中実際に着用していたり『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』ではタキシード選びに迷ってデートに遅れたと言っている。
名前の由来は、アメリカの推理作家「エラリー・クイーン」と「煎茶(せんちゃ)[注 19]
礼紋 茉莉花(れいもん まりか) / デカイエロー
演 / 声:木下あゆ美、スーツアクター:橋本恵子
シンボルナンバー:4 / 通称:ジャスミン / キャッチコピー:四つ!良からぬ宇宙の悪を
サイコメトリー能力を持つエスパー捜査官。他者やその所持していた物体との接触によって相手の意思を読み取ることができる。日常では能力を発現させないよう手袋をはめている。この能力のために幼い頃に両親に捨てられる[4]など不幸な境遇にあり、かつてはこの能力を忌み嫌い自暴自棄になっていたが、学生時代にアリエナイザーに襲われた際、ドギーに命を救われたのをきっかけに警察官として超能力を活かす道を選んだ。地球署に就任したての頃はホージーとペアを組んでいた。
ロングヘアでクールビューティーというイメージがあるが、昭和の流行語を好んで口にするなどややアナクロニックな言動や、アリエナイザーや怪重機、そしてVSシリーズで共演した戦隊までにあだ名をつけるという変わった一面も持ち合わせる[注 20][注 21]。チョウ刑事や元義賊のワンデ星人ニワンデなど熟年層に受けがいい。
名前の由来は、アメリカの作家「レイモンド・チャンドラー」と「ジャスミン」(Jasminの和表記は「茉莉花」)。
『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』
かつて自分を捨てた両親が今の自分の活躍を知り、「会いたい」と手紙を出したものの、「自分から捨てたくせに」と会う気になれなかったが、小津麗(マジブルー)の「それでも、(家族ならば)会った方がいい」という言葉もあり、両親と会うことを決意する。同作品ではショートカットになっていた。
胡堂 小梅(こどう こうめ) / デカピンク
演 / 声:菊地美香、スーツアクター:小島美穂
シンボルナンバー:5 / 通称:ウメコ / キャッチコピー:五つ!一気にスピード退治!
変装とやや危なっかしいものの交渉術、そして早変わりを得意とする自称「リーダー」。小柄で明るく元気かつ純粋な性格で子供や動物に好かれる一方、おとり捜査を買って出る度胸も持つ。水中戦も得意。趣味は入浴で、テツに一番風呂を横取りされてお冠になったこともあった。風呂にある3つのアヒル人形にはウメヨ・ウメノスケ・ウメゴロウという名前が付けられている[注 22]。また、髪型は茶髪のポニーテールが特徴的である。
地球署着任はホージー、センちゃん、ジャスミンよりも遅く4番目。ホージーとセンちゃんに対しては「ホージーさん」「センさん」と「さん」付けで呼ぶが、ジャスミンやバンに対しては「さん」付けではない。
Episode.46の事件がきっかけでセンちゃんに対し恋心に近い感情を抱いており、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では彼との仲が進展しているような描写が見られた。
名前の由来は、日本作家野村胡堂」と「梅昆布茶(うめこぶちゃ)」。
ドギー・クルーガー / デカマスター
声:稲田徹、スーツアクター:日下秀昭岡元次郎
シンボルナンバー:100 / 通称:ボス / キャッチコピー:百鬼夜行をぶった斬る、地獄の番犬
犬に似た容貌のアヌビス星人[注 23]で地球署署長[注 24]
地球署の面々から絶対的信頼を置かれている指揮官。かつては“地獄の番犬”と犯罪者たちから恐れられた刑事で、特キョウからも一目置かれていた。自分の勘に絶対の自信があるらしく、無難な策を取るより自分の直感で専行させることがあるが、その裏には経験から来る確かな考えと自信が見え隠れする。一方で仕事以外の面では、東映太秦映画村でスワンとともに江戸時代風の着流しで決めて楽しんだり、バンたちに頼まれて焼肉をおごるなどノリの良さも見せる。スワンに対し恋愛感情を抱いているかは不明だが、スワンが事件に絡むと妙に感情的になることがある。普段は人間と同じ言葉を喋るが、悩んでいる時や痛い時は本物の犬と同じように、唸り声を発したり咆哮したりする。またブンターとは旧友同士だが、現在は「文字どおり犬猿の仲」。ただ、そう言いつつも普通に会話している。
「銀河一刀流」と呼ばれる剣術免許皆伝の達人。マスターライセンスで黒とメタリックブルーのツートンカラーのデカスーツを装着してデカマスターに変身する。作中では「宇宙最強のアリエナイザー」と称されたリバーシア星人ブリッツ・ヘルズとの戦いや人質を取られたなどの策を用いられたケースを除けば敗北どころか苦戦する描写すらなかった。だが、それ故に部下たちに依存心が生じるのを何よりも危惧し、かつその精神的成長を促すべく、「余程のピンチに陥らない限りは変身しない」と自他ともに厳しい態度を貫いている。なお、デカマスターに変身中、マスクの中で鼻はどうなっているのかとEpisode.14でのエンディングのショートドラマでバンに尋ねられたが、本人曰く聞いてはいけないらしい。
地球署が置かれる以前にも地球にいたことがあり、アリエナイザーに襲われていたジャスミンを救い、彼女がスペシャルポリスを目指すきっかけを作った。地球に来た当初は軽食喫茶店「恐竜や」の常連だったらしく、店主の杉下竜之介とは「ドギちゃん」「杉さん」の愛称で呼び合っている[注 25][注 26]。『特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』では、背骨のずれが原因で2000回に1回狙いを外しているという密かな悩みを抱えていることも判明したが、整体師である三条幸人に見抜かれ、治してもらった。
種族名はエジプトの神アヌビスより。
アトラクションショー『特捜戦隊デカレンジャーバトルステージ 〜エマージェンシー! 伝説の宇宙刑事〜』
宇宙警視総監となったギャバンと親友であるとされている[8]
白鳥 スワン(しらとり スワン) / デカスワン
演 / 声:石野真子、スーツアクター:小野友紀
シンボルナンバー:99[注 27] / キャッチコピー:真白き癒しのエトワール
二対の耳(うち一対は翼状)を持つ以外は地球人に似た外見を持つチーニョ星人で、地球署のメカニック担当。
首からぶら下げているフロントホック式のゴーグルと白衣姿が特徴。システムやロボットの整備・開発が専門だが、科学捜査にまつわる知識にも造詣が深く、あらゆる証拠物の分析、復顔術やプロファイリングもこなす。また本人曰く「計算が得意」であり、実際に緊急時にそろばんで複雑な計算をこなしたこともある。その実績を買われ、ヌマ・O長官直々に科学捜査研究所所長への就任を要請される程の天才だが、地位や名誉には興味がない。
仕事場であるメンテナンスルームは「鉄工所」と呼ばれ、半ば彼女の自室と化しており、仕事の合間にお茶をたしなむこともある。地球署の刑事たちの活動を温かく見守っている母のような存在であり、時折デカレンジャーたちの相談にも乗っている。またドギーとは、男女の性別を越えた強い友情で結ばれている。
捜査官ではないが、白とオレンジのツートーンのデカスーツを装着しデカスワンに変身することができる。スワン曰く4年に一度しか変身しない主義らしく、劇中で戦闘を行ったのはEpisode.36のみである[注 28]。このスーツは、スワンが普段白衣の下に着ている服に面・胸当て・グローブ・ブーツを付けたもの。石野は後に、この変身は自らスタッフにお願いすることで実現したことを語っている[9]
種族名の「チーニョ」はフランス語で「白鳥」の意。
『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』
小津深雪とはドギーとともに友人関係である。
マーフィーK9(マーフィーケーナイン)
Episode.5より登場したロボット警察犬。能力は優秀だが気難しいところがあり、当初はスワンにしか懐いていなかったが、初の任務で自分を最後まで信じてくれたウメコにも心を開くようになった。キーボーンをくわえることで起動スイッチが入り、必殺武器のディーバズーカに変形する。また、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』ではファイヤースクワッドに招集されており、その際にデカレッドの新装備「バトライズモード」への変形機構が搭載された。
『スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にもウメコのパトロールで共に登場。このほかにも2006年放送の『轟轟戦隊ボウケンジャー』内のミニコーナー・30戦隊大全集にも登場している。
名前は映画『ロボコップ』の主人公「アレックス・マーフィー」から。「K9」はアメリカでの警察犬を指す用語で、canine(「犬科の動物」の意、ラテン語の canis「犬」に由来)の語呂合わせ。

特別指定凶悪犯罪対策捜査官[編集]

特に凶悪なアリエナイザーによる事件のみを専門に手がける、宇宙警察本部直属の捜査機関。略称及び通称は「特キョウ」。昇進試験により昇進可能な模様であり、階級章は通常の捜査官が銀色のバッジなのに対し、金色のバッジ。また、特キョウ扱いとなった事件に関しては管轄署の署長以上の権限が与えられる。

所属する捜査官全員が「正拳アクセルブロー」という特別な格闘術を会得しており、戦闘時には銃器などの武装を使わず徒手空拳を用いるのが特徴である。

また、物語終盤からは特キョウでさえも対応できない重犯罪に対処する「S.P.D.ファイヤースクワッド(S.P.D.-F.S)」が組織された。チームカラーと階級章は赤(燃える炎のレッド)で、ギョク・ロウ曰く「赤き特キョウ」、その権限は特キョウよりも1ランク上の扱いとなる。

姶良 鉄幹(あいら てっかん) / デカブレイク
演 / 声:吉田友一、スーツアクター:大岩永徳
シンボルナンバー:VI (6) / 通称:テツ / キャッチコピー:無法な悪を迎え撃ち、恐怖の闇をぶち破る、夜明けの刑事
7人目の戦士で 特キョウ1班所属の地球人捜査官[注 29]。左腕に装備したブレスロットルで白と群青色のツートーンのデカスーツを装着してデカブレイクに変身する。生意気だが明るく屈託のない性格で、犯罪者相手には基本的に不敵な姿勢を取るが、普段の言動は純粋で、地球署に来た当初、バンたちと反目していた際にもドギーやスワンに対しては敬意を素直に表していた。特に後者についてはその後も何かにつけて意識している。また、スワットモードに憧れ、Episode.35でのエンディングのショートドラマでウメコのディーリボルバーを取り上げ、嬉々として紹介していた。当初はバンたちのやり方を批判し嫌味且つ見下した態度を取っていたが、彼らの戦う姿に心打たれたことによりうち解けることとなり、特にバンに対しては「先輩」と呼んで尊敬している。「ナンセンス[注 30]と「なんかイイ」が口癖。本編ではEpisode.26と45にて女装しており、その姿を見たアモーレ星人バーチョに恋された。
幼少時にスペキオン星人ジェニオの起こした事件の巻き添えで両親を失い、宇宙警察の保護下で育った過去を持つ。そのため地球署のデカレンジャーたちより年下だが、訓練生時代を含めると宇宙警察官としては15年近くものキャリアを持つ。Episode.22にてヘルズ3兄弟を追って地球を訪れ、事件解決後そのまま地球署駐在となった。
Episode.48にてバンがファイヤースクワッドへの異動が決まったものの、「俺みたいな火の玉が地球署には必要なんだ」と、異動に乗り気ではなかったバンに「俺が火の玉になる」と発言。バンがクラーン星人ジェリフィスに体を乗っ取られた際には、ジェリフィスをバンから追い出すために超電撃拳ハイパーエレクトロフィストでバンの心臓を止めて仮死状態にし、その後の電気マッサージで蘇生させた。この行動はバンに「俺以上に火の玉野郎だ」と言わしめ、ファイヤースクワッドに異動する決意を固めさせた。バンの転出後、正式に地球署に転属し、さらに通常捜査官として階級章が銀色のバッジになった。
下記のように『魔法戦隊マジレンジャー』から『轟轟戦隊ボウケンジャー』までの3作品に登場しており、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場した巽大門 / ゴーイエローと並んで、スーパー戦隊VシネマのVSシリーズへの最多連続顔出し出演を果たしている。
地球署の5人とは違い、自らのキャッチコピーを持っているが、5人のキャッチコピーに加わることもある[注 31]
名前の由来は、アメリカのサスペンス作家「アイラ・レヴィン」と「鉄観音茶(てっかんのんちゃ)」。
『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』
通常捜査官と特キョウの任務を兼任しており、再び金色のバッジとなった。同作品ではヒカル(マジシャイン)とともに女装しており、小津兄弟のいとこの「小津テツ子」と名乗っている[注 32]。同作品では髪を金髪に染め逆立てていた。
『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』
当初、おとり捜査をしており、「広域指定宇宙マフィア極龍ファミリーの若頭、ぶっこみのテツ」と名乗った。スーパー戦隊住所録に記載されている住所は「東京都 宇宙警察地球署管理 宇宙警察地球署独身寮D-06」。本編同様の髪形で登場している。
リサ・ティーゲル / デカブライト
演 / 声:七森美江、スーツアクター:大林勝
シンボルナンバー:VII(7)[注 33]/ キャッチコピー:並み居る悪を、白日の下暴き出す、光の刑事
Episode.40に登場。特キョウ1班のチーフであるリュミエル星人の捜査官。銀色のデカスーツを装着してデカブライトに変身する。テツの上司にして武術や教育などの直接の師であり、口癖である「なんかいい」はテツにも引き継がれている。職務遂行に当たって一切の感情を挟まない厳格さを備えており、テツ曰く「恐い教官」だったとのことで、テツの当初の嫌味な態度も彼女の影響らしい。また、立場が上にあたるドギーやスワンに反抗的な態度をとってもいた。
パイロウ星人コラチェクを追って地球を訪れた際に、犯人の逮捕より救助活動を優先したテツに怒りをあらわにし、事件後はテツを再び本部に連れ戻すと発言する。しかし、テツが人助けをしたことがコラチェクの正体を見破るきっかけになったこと、さらにテツの「バッジの色がどうであれ、人を守りたい」の言葉を聞いて、事件解決後は地球署に留まることを許可した。また、当初はバンたちの取り組み方を批判し「ノーマルバッジ」、「あんな奴ら」と見下していたが、後に彼らに対する評価も改めた。
当初は男性の予定だったが、Episode.40の脚本ではいつのまにか女性になっており、そのまま採用された。
名前の由来は、アメリカのサスペンス作家「リサ・ボールドウィン」と「ティーゲル茶」。
ギョク・ロウ
声:浪川大輔、スーツアクター:福沢博文
Episode.47、FINALに登場。ライオンのような姿を持つレオン星人の腕利き捜査官で、地球署開設時に初代デカレッド候補として赴任してきた。通称はギョクさんであるが、スワンのみ「ギョクちゃん」と呼ぶ。かつて、ダイナモ星人テリーXの事件で負傷し、その後遺症により杖をついている。
地球署に着任したての頃のホージー、センちゃん、ジャスミンの恩師で、毎回オープニングのナレーションで流れる「燃えるハートでクールに戦う5人の刑事たち」の由来にもなっている「心は熱く、頭は冷静に」を信条としており、かつてペアを組んでいたセンちゃんからは「スペシャルポリスの鑑とも言える素晴らしい刑事」と評されていた。また、バンに連れられて再び地球に来た際、久々に再会したセンちゃんに「誰だっけお前?」と冗談を飛ばした[注 34]
前述した負傷が原因で第一線を退き、地球を離れ長らく音信不通となっていたが、その間にヌマ・O長官の肝煎りで宇宙警察の新捜査機関である「ファイヤースクワッド」を秘密裏に組織していた。Episode.47では無茶をしてまでも自分を探し出したバンに可能性を見出し、彼をファイヤースクワッドに選抜した。
名前の由来は玉露

その他[編集]

ヌマ・O(ヌマ オー)
声:岸野一彦
鳥のような姿を持つホルス星人で、全宇宙の警察機構を統率する宇宙警察長官。非常時には黒いデカベースクローラー(=宇宙警察本部庁舎)を指揮して前線に出ることもある。
種族名はエジプトの神ホルスに由来する。
ポルポ[注 35]
声:二又一成
Episode.1、36に登場。バンの訓練学校時代の教官で、彼の無鉄砲さに手を焼いていた。
ブンター
声:楠見尚己
Episode.32、33、36に登場。ゴリラのような姿を持つトート星人で、スワットモード修得課程の担当教官を務める。ドギーやスワンとは旧知の間柄で、タダガモ星での任務までは同じチームに属していた。本人曰くドギーとは「犬猿の仲」ではあるが、仲は悪くなく、表現は一種のジョークである。苛烈な訓練で地球署のデカレンジャーを鍛え、先走りがちなバンにチームワークの大切さを教えた。Episode.36でのスワンの授賞式にも姿を見せているが、急に地球へ戻ることにしたスワンにスピーチの代理を頼まれて困惑していた。
種族名はエジプトの神トートに由来する[注 36]
クラレンスK9(クラレンスケーナイン)
Episode.32、33に登場。ブンターの助手的存在であるロボット警察犬。頭部のデザイン以外はマーフィーと同型のロボット警察犬であるが、AIの個体差によりマーフィーとは対照的な素直な性格となっている[11]
その名は映画『ロボコップ』の敵役、クラレンス・ボディッカーに因んでおり、マーフィーと対をなすネーミングとなっている。
チョウ・サン
声:加藤精三、スーツアクター:今井靖彦
Episode.35に登場。テラン星人。ドギーですら敬意を表するベテラン捜査官で、実際に既に署長の地位にあるドギーを「新米」呼ばわりしており、ドギーも緊張するほどの人物。宇宙警察地球署開設前に地球に駐在してアリエナイザー犯罪などに当たっていた。ジャスミンの瞳に、亡き娘の面影を見ていた。

アリエナイザー[編集]

惑星間宇宙犯罪者、特に自身の特殊能力を使って犯罪を起こす者の総称。綴りは"Alienizer"。

多くは宇宙犯罪者のリストである「パンスペースクライムファイル」に記載されているが、名前だけは知られているものの出身の星が不明の者もいる。大抵の個体は巨大化能力を持たず怪重機に搭乗して巨大戦を行うが、個人の特殊能力などにより巨大化できる者もいる。

名称は「エイリアン」のもじりと「有り得ない」をかけたもの[5]。脚本の荒川稔久が子供の頃に「ALIEN」を正しく読めず「ありえん」と読んでいたことに由来する[5]

登場した主なアリエナイザー[編集]

エージェント・アブレラ(レイン星人アブレラ)
声:中尾隆聖 / スーツアクター:岡本美登
  • 身長:240cm / 体重:130kg
敵組織が設定されていないこの作品で主に登場する敵役[注 37]。地球署が出来る前から様々なアリエナイザーに犯罪を斡旋してきた宇宙の武器商人(死の商人)。怪重機のレンタルや巨大化保険など守備範囲は広く、私兵も有しており、アリエナイザーたちからの信頼は厚い。アリエナイザーたちに対しても基本的には毅然とした態度をとるが、ヘルズ3兄弟に対しては恐怖を感じて地球での商売を断念しようとしたり、サウザン星人ギネーカらに対しては表面上は慇懃に振る舞いつつも、内心では軽蔑していた。
金儲けのためだけに多くの銀河・星々を滅ぼしながら自分の正体は完璧に隠してきており、パンスペースクライムファイルにも記載されておらず、デカレンジャーがその存在を認識したのはEpisode.30でのことで、Episode.49にてようやく彼の正体がレイン星人であることが判明する。レイン星人は宇宙で一番頭が良く、改造やドーピングによる超進化を繰り返したため一人一人が異なったルックスを持つと言われるが、その中でもアブレラは特に頭がいいと言われている。また、戦闘能力も高く、手から衝撃波を放つことができ、マントは腕と一体化してコウモリのような翼になる。
当初はコミカルなシーンも多々あったが、物語が進むにつれて「宇宙警察全体を壊滅させて宇宙を犯罪だらけの世界へと導き、再び多額の悪銭を稼ぐ」という真の目的と犯罪の黒幕としての本性を現し、金のためには手段を選ばない冷酷かつ残酷な一面を覗かせることが多くなった。
Episode.48では度重なる商売の妨害により、累計損失額が100億ボーンを超えたことによる逆恨みの怒りから宇宙警察への報復を決行。手薄となっていたデカベースを怪重機と多数のドロイドと最強最悪の傭兵軍団によって占拠し、さらにルーレットによって決めたターゲットの街をデカベースロボに破壊させるなど、宇宙警察に対する信頼の失墜、さらには宇宙警察の主力部隊の壊滅をも目論んだ。しかし、地球署のデカレンジャーによってその野望は阻まれ、ディーバズーカによってデリートされた。
魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では、冥獣人デーモン・アボロス(エージェント・X)という弟子がいたことが明かされた。
最強最悪の傭兵軍団
アブレラがデカベース占拠計画のため配下に加えた4人の最凶アリエナイザーたち。いずれも元はかつてドギーに捕らえられ特殊刑務所送りとなった凶悪犯罪者だったが、アブレラが同計画のため脱獄させた。全員がハイパーマッスルギアを装備しており、多数のドロイド軍や怪重機アブトレックスを用いてデカレンジャーたちを追い詰めた。
ゲド星人ウニーガ
声:中井和哉
  • 身長:242cm / 体重:138kg
Episode.49、Finalに登場。最強最悪の傭兵軍団の一人で、4人の中でも最強の実力者。専用の剣術特性で、従来のものと異なるオリジナル仕様のハイパーマッスルギアを装備している。アブレラが開発した最高級ドロイドであるイーガロイドのモデルであり、イーガロイドの得意技であるクロスバーストのほか、あまりの威力にデータ化できずイーガロイドにもコピーすることができなかったウニーガ・ダイナミックを使いこなす。デカブレイクの必殺拳ソニックハンマーによってデリートされた。
ドラグ星人ガニメデ
声:岸祐二
  • 身長:222cm / 体重:121kg
Episode.49、Finalに登場。最強最悪の傭兵軍団の一人。甲羅のような固い体をさらに強化する防御特性のハイパーマッスルギアを装備している。泡が大好き。デカブルーとデカグリーンの連続攻撃によってデリートされた。
ジャーゴ星人スキーラ
声:篠原恵美
  • 身長:218cm / 体重:106kg
Episode.49、Finalに登場。最強最悪の傭兵軍団の一人で、軍団の紅一点。射撃が得意で、銃の命中精度を上げるためにスピード特性で従来のものとは異なるオリジナル仕様のハイパーマッスルギアを装備している。デカイエローとデカピンクの連続攻撃によってデリートされた。
ギモ星人アンゴール
声:園部啓一
  • 身長:215cm / 体重:118kg
Episode.49に登場。最強最悪の傭兵軍団の一人。自慢の怪力をさらに強化するパワー特性のハイパーマッスルギアを装備している。また、アブトレックスの操縦も担当した。デカウイングキャノンとデカバイクロボによるツインロボ・アルティメットバスターによってアブトレックスごとデリートされた。

ヘルズ3兄弟[編集]

拠点とした星を徹底的に蹂躙し、宇宙を荒らしまわるリバーシア星人の3兄弟で、特キョウからマークされるほどの凶悪犯罪者。79もの星を滅ぼし、100人以上のスペシャルポリスが犠牲になった。ブリッツの必殺技や、サキュバスが生命エネルギーを全放出してブリッツを復活させた際、さらにタワーを改造してアジトを築いた際に魔方陣のような文様が現れていた。圧倒的な力でデカレンジャーとデカマスターを翻弄し、怪重機ゴッドパウンダーをもってデカレンジャーロボを危機に陥れた。

リバーシア星人という名前の由来は刑務所で有名な網走

ブリッツ・ヘルズ
声:土田大
  • 身長:230cm / 体重:104kg
Episode.21 - 23に登場。「宇宙の死神」を自称する3兄弟の長兄。弟たちの力を合わせた以上の強さを持つと言われており、作中にて実力でデカマスターに勝利した唯一のアリエナイザー[注 38]であるほか、初登場時にはディーバズーカの弾丸をも握りつぶすなど凄まじい戦闘力を持つ。多重銃身の散弾銃と稲妻状の刀身の剣に変形する武器を操り、雷を操り雷雲を発生させ敵を攻撃する「グレイトフルデッドサンダー」を必殺技としている。自らの必殺技に妹・サキュバスを巻き込んでも、「我ら兄弟の掟」と全く意に介さない非情さも持つ。デカレッドとデカブレイクの同時必殺技により消滅するが、サキュバスが自らの生命エネルギーを与えたことにより復活。怪重機ゴッドパウンダーに乗り込み、再起を図るため逃走しようとするが、ライディングデカレンジャーロボとの激闘の末に敗れ、ゴッドパウンダーとともに爆発した。
Episode.28ではパウチ星人ボラペーノが自身のコピー能力によって彼に変身しデカレンジャーと戦ったものの、既に攻略法を見出されており圧倒されて敗れた。
名前の由来はブリッツ(閃光)。
ボンゴブリン・ヘルズ
声:桜井敏治
  • 身長:221cm(巨大化時・55m) / 体重:203kg(巨大化時・4400t)
Episode.21 - 22に登場。3兄弟の次兄。一人称は「おら」で、ブリッツを「あんちゃん」と呼ぶ。何でも食べ尽くす鉄の胃袋と、ボヨヨンマッスルと呼ばれる鍛え上げられた筋肉の持ち主で、特に後者はデカマスターのディーソード・ベガすら弾いてしまう程の高い弾性を持っているが、その筋肉の隙間が弱点であった。発達した筋肉のためパワーのみならずジャンプ力を生かしたスピート戦も得意とするなど、戦闘能力が高い半面、知能はあまり高くない。のどちんこを刺激すると巨大化するが、その後筋肉痛に苛まれるらしい。デカバイクロボのソードトルネードによってデリートされた。3兄弟の中で最初にデリートされた。
『デカレンジャー VS アバレンジャー』ではサウナギンナンの力で復活を遂げる。
名前の由来は伝説上の怪物ゴブリン
サキュバス・ヘルズ
演:蒲生麻由
  • 身長:172cm / 体重:48kg
Episode.21 - 23に登場。3兄弟の末娘で、最初に地球に現れた。3兄弟の中で唯一人間に似た姿であり、戦闘時にはヘルメットを装着する。ブリッツを「お兄ちゃん」、ボンゴブリンを「兄貴」と呼ぶ。
サディスティックな性格の持ち主であり、ジャスミンを圧倒した上でこれまで繰り返してきた破滅のビジョンを見せるも、それに屈しなかったジャスミンを気に入り仲間に誘った。両腕に装備したカッターが武器であり、また、人間などの生命力を吸う能力を持っている。最後はブリッツが倒され、自らの生命エネルギーを全放出し、ブリッツが復活すると同時に消滅した。
『デカレンジャー VS アバレンジャー』ではボンゴブリン同様、サウナギンナンの力で復活を遂げる。
名前の由来はサキュバス(淫魔・夢魔)。

その他のアリエナイザー[編集]

スペキオン星人ジェニオ
声:野田圭一
  • 身長:192cm / 体重:90kg
Episode.28、29に登場。自らの犯罪を「芸術」と称し、パウチ星人ボラペーノなど、アリエナイザーの間でも彼を崇拝するものは多い。また、15年前にテツの両親を殺害した犯人でもある。
鏡など光を反射するものの中に自在に入り込む、光速での移動が可能など、光にまつわる特殊能力を使用可能であり、自身の胸の鏡との合わせ鏡で、自分以外の物質を光にするミラーイリュージョンによって数々の星の人々を生きたまま鏡の中に取り込みポートレート化した。テツによって2年前に光のないクリスト星に追い詰められ逮捕されるが、宇宙警察の科学力を持ってしてもミラーイリュージョンの能力および被害者を救出する方法が解明できないために当時はデリート許可が下りず、監獄衛星アルカポに収監された。
テツがボラペーノの事件との関連性を尋ねるためにアルカポを訪れた際、テツの両親の死の真相を語りその際にテツが流した涙を利用して脱獄。地球にてテツにかつてクリスト星で発言した「死以上の苦しみを味わわせる」を具現化するためにテツを除く地球署のデカレンジャーたちを次々と鏡世界へ閉じ込めた。しかし、デカレッドをデカバイクロボごと鏡世界へ閉じ込める様子を見ていたテツにミラーイリュージョンの秘密を見抜かれ、デカブレイクとの戦闘になり圧倒するも、デカブレイクをも鏡世界へ閉じ込めようとした際にその隙をつかれて胸の鏡を壊され、ミラーイリュージョンの能力を失うと共にポートレート化した人々が解放される。ジャッジメントによりデリート許可の判決を受け光の速さで逃亡を試みるも、デカブレイクの超高速拳スーパーライトニングフィストで迎撃され、高速拳ライトニングアッパーによってデリートされた。
『デカレンジャーVSアバレンジャー』ではボンゴブリンとサキュバス同様、サウナギンナンの力で復活を遂げる。
宇宙生物ブラウゴール
  • 身長:228cm(巨大化時/54m) / 体重:145kg (巨大化時/35t)(兄)
  • 身長:54m(超巨大化時/89m) / 体重:35t (超巨大化時/58t)(弟)
Episode.42、43に登場。厳密にはアリエナイザーではないが、便宜上こちらに分類する。
惑星そのものを主食とする狂暴な宇宙生物で、グロンチウムという鉱石が放つエネルギーを受けることで急激な成長を遂げる。一匹がやられても二匹目にそのエネルギーを与えることができ、その際の二匹目はさらに超巨大に成長するほか、グロンチウムを含む隕石を呼び寄せることも可能であり、この隕石の衝突の瞬間に発生する莫大なエネルギーは、さらにブラウゴールを大繁殖させる。なお、ブラウゴールは角の数が多ければ多いほど強いと言われている。
作中ではスマスリーナ星人ニカレーダがアブレラの協力を得て地球にふたつの卵を持ち込み、そのひとつが採石場で孵化。スワットモードとなったデカレンジャーを追い詰めるほどの戦闘力を発揮し、グロンチウムを含んだ巨大隕石の接近による影響で急速に成長を遂げて巨大化。デカバイクロボを窮地に追い込むが、スーパーデカレンジャーロボのダイナマイトアッパーによって倒された。しかし、もうひとつの卵から孵化した弟は兄のエネルギーを受け継いで急成長。 さらには巨大隕石の接近による影響で超巨大化し、デカベースロボのボルカニックバスターさえものともしない強さを見せるも、デカレンジャーロボとデカバイクロボ、デカベースロボのパトエネルギーをデカウイングキャノンに集結して発射されたオールスター・アルティメットバスターによって倒された。
アブレラにとってこれは大きな商売だったとのことで、それを潰した地球署及びデカレンジャーへの怒りは、Episode44の「宇宙警察なんて怖くないキャンペーン」、Episode49のデカベース乗っ取りへと加速してゆく。

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 個人のコードネームはキャッチコピーを全て言い終わった後に名乗り上げるが、コードネームの名乗りが省略されることも多い。
  2. ^ これは載寧がキャラクター造りの一環として考案したもので、『ドラゴンボール』の超サイヤ人をモデルにしている。
  3. ^ 『デカレンジャー』本編ではEpisode.20でのみ、髪がおりている場面がある。
  4. ^ モデルは映画『リベリオン』のガン=カタ。ネーミングは截拳道のもじり。アクション監督の石垣広文は「舞いながら撃つ」をテーマにしている[1]
  5. ^ ディアマンテ星人ドン・モヤイダによる事件。Episode.1、2、32、33参照。
  6. ^ しかし、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では小津魁(マジレッド)を「相棒」と呼び、ホージーを「相棒」と冗談で呼んでいた。
  7. ^ 本人曰く、枠や仕組みのような堅苦しいものを吹っ飛ばす、ハートに火をつける存在。
  8. ^ ファイヤースクワッドへの転任により、殉職とは異なる異例の2階級特進となった。
  9. ^ 初のミスをした際自分はプロとして駄目だと感じスランプに陥るも、バンの檄で「腐っても俺は戸増宝児だ」と絶叫し、スランプから脱出し、それ以降殆どミスは少ない。
  10. ^ Episode.37にて同試験に合格するが、最終試験で担当した捜査が彼と犯人の家族で、自身の恋人であったマイク星人テレサに大きな心の傷を残す結末となったため、最終的に特キョウへの昇進を辞退している。
  11. ^ ヴィーノとは再会するも、宇宙の殺し屋ギガンテスとなっていた彼との銃撃戦にてブレスレットを壊され、ヴィーノをデリートした後は彼の着けていたブレスレットを身に着けている。
  12. ^ 自覚のないのを見て不愉快な気持ちを持つなど
  13. ^ 「お調子者が気に入らない」と本人は語っている。
  14. ^ 当初は「青い人」とも呼ばれており、「青い人って言うな」と切り返していた。
  15. ^ 当初は「勝手に相棒にするな」「相棒じゃない」と返していた。ちなみに、最終回では、バンが逆に口にする立場になった。
  16. ^ ドギーとギョク・ロウからは「セン」、ウメコとテツからは「センさん」と呼ばれる。なお、ホージーにも「セン」と呼ばれることがある。バンからは当初、「緑の人」と呼ばれていた模様。
  17. ^ この時に「これは、センのシンキングポーズである…」とナレーションが入るが、『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』ではウメコが解説していた。また、この時よく「よっこらせ」と口にする。
  18. ^ 「怒らせると一番怖い」ことについて、本人は自覚がないようである。
  19. ^ 演じた伊藤陽佑は、雑誌『東映ヒーローMAX』8号のインタビューで、俳優えなりかずきと、プロ野球監督星野仙一を意識することになったと明かしている。
  20. ^ 特捜戦隊デカレンジャーVSアバレンジャー』ではアバレンジャーの3人をそれぞれ「赤ギザギザ君」、「青ギザギザ君」、「黄ギザギザちゃん」。『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』では全員まとめて「ヒラヒラヒーロー君」など。
  21. ^ 脚本の荒川稔久は子供の頃に超能力のせいで友達がおらず一人の世界に埋没していた時の名残であり、現在は場の緊張感を緩和させるために無意識に使っていると述べている[5]
  22. ^ これは、演じた菊地が撮影時にその場で命名した[6]
  23. ^ アヌビス星人の平均寿命は約200歳。
  24. ^ 『特捜戦隊デカレンジャー超全集 上巻』では、正式な役職を宇宙警察警視庁警視第7銀河方面統括部長兼地球署署長と記載している[7]
  25. ^ カードゲームレンジャーズストライクのブースター『四雄の覚醒』に収録されている『恐竜やのカレー』というカードでも、他勢力にも関わらずドギーがこのカレーを食べているイラストが使われている。
  26. ^ また、これ以降、小津深雪(『魔法戦隊マジレンジャー』)、牧野森男(『轟轟戦隊ボウケンジャー』)、真咲美希、久津ケン(『獣拳戦隊ゲキレンジャー』)、城範人(『炎神戦隊ゴーオンジャー』)など、『ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』までの各シリーズに必ず一人は「恐竜や」の常連(と思しき)人物が存在し、過去シリーズの登場人物とは常連同士の縁が元で知り合いだったというお約束がVシネマで展開されるようになった。
  27. ^ 百から一を引くと「白」。
  28. ^ Episode.49にてアブレラがデカベースに攻め込んだ際に変身しようとはしたものの、イーガロイドによって阻止された。Episode.Finalでは戦闘は行わなかったものの、変身している場面がある。
  29. ^ デカマスターは番外戦士でデカブレイクが従来の6人目の戦士に当たる。
  30. ^ Episode.37では通常の職務をこなしつつ、特キョウ昇進試験に臨んでいたホージーを「マーベラス」と称えていた。
  31. ^ その際は、六つ!無敵がなんかいい!になる。
  32. ^ スモーキーからその姿を「マジで気持ち悪い」と評されている。
  33. ^ 分解してIVIといった形で胸に配置されている。
  34. ^ その際、それを真に受けたセンちゃんは物凄く落ち込み、ギョク・ロウはウメコから肘撃ちを受けている。
  35. ^ 名前は『特捜戦隊デカレンジャー超全集 上巻』より[10]
  36. ^ 本来、トート神はトキの頭或いはヒヒの姿なのだが、彼はゴリラ顔。
  37. ^ 脚本の荒川稔久は、初期のインタビューにて徐々にエージェントの背後にいる組織の存在を出していくと述べていたが[5]、最終的にはアブレラ自身が黒幕という形になった。
  38. ^ デカマスターは直前までボンゴブリンと戦っていたが、その戦いで大きなダメージや激しい疲労をしていたという描写もなかった。

出典[編集]

  1. ^ 宇宙船112 2004, p. 31, 「3監督インタビュー2 アクション監督石垣広文」.
  2. ^ Episode.46にて本人が言及。
  3. ^ テレビシリーズ放映終了後のイベント『特捜戦隊デカレンジャー ファイナルライブツアー』で発言。
  4. ^ a b 『魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー』より。
  5. ^ a b c d 宇宙船112 2004, p. 83, 「脚本 荒川稔久INTERVIEW PART2」
  6. ^ 宇宙船112 2004, p. 28, 「徹底解剖!特捜戦隊デカレンジャー」.
  7. ^ 超全集 上 2004, p. 61, ボスに訊け!!ドギー・クルーガースペシャルインタビュー.
  8. ^ [1]
  9. ^ 2009年1月29日放送分の「きよしとこの夜」にゲスト出演時に発言
  10. ^ 超全集 上 2004, p. 27.
  11. ^ 超全集 下 2005, p. 34.

参考文献[編集]

雑誌