電子戦隊デンジマン

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電子戦隊デンジマン』(でんしせんたいデンジマン)は、1980年昭和55年)2月2日から1981年(昭和56年)1月31日までANN系列で毎週土曜日18:00 - 18:30に放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第4作である。放映回数は全51話。前作『バトルフィーバーJ』に続きマーベル・コミック・グループ提携で制作されたが、マーベル色はヘドリアン女王の衣裳デザインにその名残を残す程度に抑えられた。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


スーパー戦隊シリーズ
第3作 バトル
フィーバーJ
1979年2月
~1980年1月
第4作 電子戦隊
デンジマン
1980年2月
~1981年1月
第5作 太陽戦隊
サンバルカン
1981年2月
~1982年1月

目次

[編集] あらすじ

3000年前にデンジ星を滅ぼした異次元人で悪の一族・ベーダー一族が地球に襲来、地球総ヘドロ化を企む。

しかし、デンジ星人の生き残りはベーダーに立ち向かうべく、科学力を結集して作った巨大宇宙船「デンジランド」をすでに地球に送り込んでいた。ベーダーの侵攻をキャッチしたデンジランドはシステムが起動し、目覚めたデンジ星の生き残り・ロボット犬アイシーは地球に移住したデンジ星人の末裔である5人の若者を選び出し、電子戦隊デンジマンを結成した。

デンジマンは地球を守る為にベーダー一族との戦いに挑む。

[編集] 概要

[編集] 特徴

本作品でいわゆる『スーパー戦隊シリーズ』シリーズにおける多くのフォーマットが確立された。「○○戦隊」「○○マン」といった呼称、変身にアイテムを使用すること、ヘルメットのデザインにゴーグルを導入したこと、メンバーが『秘密戦隊ゴレンジャー』に倣って色別になったことなど、以降の『戦隊』シリーズで継承されている点はほぼ全てここで確立した。主人公たちの相関はゴレンジャーのそれを踏襲しているものの、色との関係は微妙に入れ替えてある。下記のキャラクター紹介参照。 なお、当時の技術ではアクションに耐えられる強度のゴーグルを作れなかったため、アクション用のヘルメットは従来と同様ののぞき穴方式を採用している。次作『太陽戦隊サンバルカン』からは技術の向上によりアクション用ヘルメットにもゴーグルが採用されるようになったが、アトラクションショーなどで使用されるヘルメットはその後も長年にわたってのぞき穴方式が採用されており、『激走戦隊カーレンジャー』のサウンドトラックCDには、のぞき穴方式のヘルメットを被ったレッドレーサーの写真が掲載されている。

当時はSFブームでストーリーはSF色が強く打ち出されており、初期編では一般人が残酷に殺されたりなど怪奇色も強かった。中盤以降でも一般人が利用された挙句、何の意味もなく死ぬ、怪物になって死んでしまうといった内容もある。そして終盤では、脚本家の上原正三が後の作品(サンバルカンシャリバン等)でも使用した“敵組織の内部抗争”が描かれ、敵組織の崩壊とその後の壊滅がよりリアルに描写された。また、コメディタッチの描写(青梅の「あんパン中毒」など)も随所に散りばめられている。一話交替のベーダー怪物にも善性と誇りを同時に持った者など、後発の作品でもなかなか見られない深みのあるキャラクターが多く、軽快な展開でありながら重厚なストーリー性も内包する作品となっている。

次作『太陽戦隊サンバルカン』は世界のつながった続編にあたり、曽我町子が演じたヘドリアン女王が新組織ブラックマグマに参加する。また、デンジ星人の設定を引き継いだエピソードも存在する。黄山純役の津山栄一によれば、サンバルカンで「デンジマン役の5人がへドリアン女王とすれ違い、彼女がいぶかしむ」という形でのゲスト出演が検討されたこともあったが、結局は実現しなかったとのことである。

曽我町子によると彼女が出演していた『5年3組魔法組』が高視聴率だったので、東映が本作に彼女を起用したそうである。また本作の高視聴率が彼女を次作『太陽戦隊サンバルカン』に続投させたそうである。

スーパー戦隊シリーズで歴代3位の179作品の記録を持つ山田稔監督は同時期の『仮面ライダー (スカイライダー)』→『仮面ライダースーパー1』に関わっていたため本作にのみ不参加である。

[編集] 登場人物

[編集] 電子戦隊デンジマン

デンジマンの変身プロセスはデンジリングと呼ばれる変身用の指輪を使う。「デンジスパーク!」の掛け声でリングをかざし、リングからデンジ星人の開発した、デンジ星の超繊維「デンジロン」で作られた強化スーツが放出されてデンジマンへの変身が完了する。ヘルメットの額には電子頭脳とデンジ星から持ち込まれたパワーの源「デンジストーン」が埋め込まれており、デンジレッドの頭部のデンジストーンが最も力が強い。ストーン強奪を目的にデンジイエローが拉致された事もある。デンジリングには通信機能がある他、緊急時には「非常通信ロケット」として、紙片を詰めた小ロケットを発射することが可能。デンジリングは非常に頑丈で、ベーダー一族の力を持ってしても破壊できなかった。

デンジマンの5人は、普段は同じアスレチッククラブでインストラクターとして働いている。

デンジレッド / 赤城一平(あかぎ いっぺい)
デンジマンのリーダー。熱い性格の武道家。特に空手とボクシングが得意で、OPでは、氷を割り黒人ボクサーをKOするという、かなりの腕前の持ち主であることを示す演出がなされている。また、冷静な判断が下せる優秀な頭脳を持っている。ストイックで厳しい性格だが、ユーモアも解す。アスレチッククラブでは子供達に空手を教えている。空手の師匠やボクシングのコーチなど格闘技に精通した知人友人も多く、空手を応用したキック技や、ボクシングを応用したパンチ技などを得意としている。「デンジ真空蹴り」が得意技。
デンジブルー / 青梅大五郎(おうめ だいごろう)
デンジマンの実質的なサブリーダー。 空中ブランコなどのアクロバットを得意にしていた元サーカス団員。常に明るいひょうきん者で、食いしん坊。特に「中毒」と揶揄されるほどあんパンが大好物。常に複数個持ち歩いているほか、ロッカー内にも堆く積まれている。作戦会議中でも食べていてアイシーにたしなめられたこともある。アスレチッククラブでは、子供達にヨガ体操を教えている。孤児だったため子供達に対しては優しい。鼻がよく利く。なぞなぞは苦手。アクロバットを応用したスピード戦法を用いる。「ブルースクリューキック」が得意技。
デンジイエロー / 黄山純(きやま じゅん)
知能指数200を誇る天才大学生で、デンジマンの知恵袋。穏やかな性格で恋愛には疎い。大学では宇宙生物学を専攻し、隕石と宇宙生物の研究を行っていた。その天才的頭脳を活かし、ベーダー怪物の弱点を分析することもある。趣味は乗馬と料理。アスレチッククラブではクラブに通う主婦向けの料理教室の講師をしている。得意料理はスパゲティ・ナポリタン。また知的なキャラクターとしては意外にも、実は5人の中で一番の怪力。「ハンマーパンチ」が得意技。
デンジグリーン / 緑川達也(みどりかわ たつや)
警視庁城南署の刑事。同じく刑事だった父をベーダーに殺されるが、その憎しみを表情に出さない、クールで寡黙な不言実行タイプ。しかし一度熱くなると手がつけられない。趣味はギターの弾き語りで歌もうまい。アスレチッククラブではボクシングを教えており、警察時代に磨いた射撃能力と技の正確さはデンジマンの中ではNo.1である。元刑事ならではの情報収集能力も抜群である。「グリーンスピンキック」が得意技。
デンジピンク / 桃井あきら(ももい あきら)
デンジマンの紅一点。元テニスプレイヤー。大好きだったテニスの高山コーチをベーダーに惨殺され、一度は戦うものの、テニスの世界チャンピオンの夢があきらめきれず、デンジマンになることを拒んだこともあった。普段はアスレチッククラブで水泳合気道、テニスを教えている。性格は活発で明朗な才色兼備。劇中ではビキニとワンピースの2種類の水着を披露、グラマラスなプロポーションが特徴である。変装が得意。他の4人に比べてパワーがない反面、テニスプレーヤーらしい反射神経の鋭さと、合気道を応用した敵の力を利用する技を生かして戦う。「デンジサンダー」が得意技。また、戦隊シリーズにおける初の純日本人ヒロインである。前作までのヒロインのうち、『ゴレンジャー』のペギーと『ジャッカー』のカレンはそれぞれ混血児であり、『バトルフィーバー』のダイアンはアメリカ人、マリアは日本人だが国籍はアメリカである。
デンジ犬アイシー
一見普通のチャウチャウ犬にしか見えないが、実はデンジ星人の科学力を結集して作られた人語を話すロボット犬で、デンジマンの司令官。ロボットだが普通の食べ物をエネルギー源にしており、黄山の作った食事に文句を言うほど。目を光らせて、目の前の人物がデンジ星人の子孫か、その能力を持っているかどうかを見分ける事ができる。テレパシーやバリアが使える他、デンジタイガーやダイデンジンの操縦も可能。最後はバンリキモンスの猛攻に回路が故障して動けないダイデンジンを動かす為にその身を犠牲にしてダイデンジンの回路となった。
デンジランドのコンピューター
デンジマンを選出した。デンジ星の歴史やデンジマンの能力を教えるなど、サポートも行っている。
デンジ姫
デンジ星の王女。約3000年前、ベーダー一族によりデンジ星を滅ぼされ、巨大帆船「グレートクイーン号」で脱出し、宇宙を彷徨っていた。デンジ星の末裔を導いている。

[編集] デンジマンの関係者

松尾千恵子巡査(まつお ちえこ)
城南署所属の婦人警官で、愛称はチーコ。緑川とは顔なじみにあたり、彼のことを「ミドちゃん」と呼んでいる。緑川にははぐらかされているが、彼がデンジグリーンであることに気付いており、しばしば怪事件の情報を提供している。1979年度のミス警視庁。
中井友子巡査(なかい ともこ)
千恵子と行動を共にする同僚の婦人警官。
大石源一(おおいし げんいち)
赤城の道場に通う門下生の少年。第19話で祖父の牧場を継ぐため北海道に引っ越し、これを以て降板となった。
野田三太(のだ さんた)
赤城の道場に通う門下生の少年。父親の野田三郎は、赤城の空手の師匠である。
平井浩(ひらい ひろし)
赤城の道場に通う門下生の少年。
佐野勝男(さの かつお)
赤城の道場に通う門下生の少年。
中川ゆみ子(なかがわ ゆみこ)
赤城の道場に通う門下生の少女。
朝風まり(あさかぜまり)
青梅大五郎のサーカス時代の仲間。

[編集] ベーダー一族

異次元宇宙に潜む別世界の人類。人間とはまったく異なる美的感覚を持ち、人間が美しいと思うものを醜いと感じ、嫌悪する(つまり物の美的感覚が正反対)。デンジ星を始めとする多くの星々を滅ぼしており、地球もヘドロに満ちた汚れた星にしようとする。異次元空間に浮かぶ巨大なベーダー城を本拠地にしている。末端兵士までが、ヘドリアン女王のカリスマ性に忠誠を誓い、歴代でも屈指の結束の固さを誇る敵組織だが、客将バンリキ魔王の参入以降、大きく引っ掻き回される事となる。

[編集] 首領・幹部

ヘドリアン女王
ベーダー一族の最高権力をもつ女王。ベーダー一族に対する慈悲深さと、侵略目標となった惑星への果てしない憎悪が同居する。全宇宙で自分が最も美しい存在だと鏡に向かって豪語する。強力な超能力を持っており、呪いや妖術を得意とする。スリーサイズはB:98、W:98、H:98(第35話にてヘドラーの忠告を受けた女王がミラー、ケラーに命じて計測)。最終回で全ての部下を失い、ベーダー城へ攻め入ってきたデンジマンに別れの言葉を告げ、いずこともなく消え去る。(その直後ベーダー城は自爆した)

次作「太陽戦隊サンバルカン」では、新組織の機械帝国ブラックマグマの幹部となりサンバルカンに挑む。

ヘドラー将軍
ベーダー一族の戦闘司令官。女王に絶対の忠誠を誓う、部下からの信頼も厚い武人である。バンリキ魔王参戦までは、唯一の男性幹部。バンリキ魔王の反乱時にバンリキ魔王と互角に渡りあうほど実力の持ち主であり、女装を含めた変装も巧みで、自ら作戦指揮を執ることもある。バンリキ魔王との確執の末、デンジマンとの決着をつけるため女王から授かったベーダーの剣を用い自ら巨大化してダイデンジンと戦い、電子満月斬りの前に敗れ去る。その死は敵であるデンジマンからも礼をもって弔われた。
ミラー
スパイ。女王の姿鏡や女王の妖魔術をサポートする水晶玉などに変身。最後は女王を守るためにバンリキ魔王に寝返ったふりをし、隙を見て魔王に光線を浴びせて失明を伴う致命的なダメージを負わせるが、自らも相打ちになり女王の腕の中で息絶えた。
ケラー
女スパイ。変装を伴う諜報活動に関しては、ミラーより上手である。女王を守るに変身。最後は女王を庇いバンリキ魔王に倒される。

[編集] その他

ベーダー怪物
ヘドラー将軍が作戦の度にベーダーの卵を選択し、孵卵器で育てられ、怪物製造レンジで誕生する。怪物製造レンジを経ずに誕生した場合人間の姿で孵化するが、成長期に入ると怪物としての本能が現われ始め、最終的に怪物と化する。ベルトのバックル部には製造番号があしらわれている。他の戦隊シリーズの怪人はほとんどが身の危険に迫られた時のみ1度だけしか巨大化できない設定で、しかも1度巨大化すると元には戻らないのに対し、本作の怪人は必要に応じて自由自在に巨大化したり元の大きさに戻ったりできる上、逆にミクロ化もできる設定になっている。またダートラーなど人間体での活動が多い者も存在する。怪人体は不気味さを醸し出すためか、左右非対称のデザインのものが多い。
ダストラー
ベーダー怪物よりも単純な構造を持つ下級兵士。1つの卵から複数体が孵化する。武器は大鎌。
ベーダー戦闘機
前部に2門のバルカン砲を持つ小型戦闘機。大群で敵に襲い掛かる。
先代将軍
ビーダマラー捜索のために作られたチラシに名前が登場。ミスを犯し、ビーダマラーの卵を地上に落とした。その後どうなったかは不明。

[編集] 第三勢力

バンリキ魔王(第37~51話)
ベーダー一族を乗っ取ろうと企むへび座がシンボルの宇宙の悪魔。地獄の使者で宇宙の用心棒と自称している。ベーダー怪物の卵を好んで食べる。巨大化もでき、ダイデンジンの必殺技、電子満月斬りを真剣白刃取りで受け止めるなどの実力を見せ互角以上に渡り合ったこともある。一時的にベーダー城を乗っ取ることに成功するが、ヘドリアン女王たちの逆襲に遭い、ミラーの光線で重傷を負わされ失明した状態で地上に逃亡した後、デンジマンと戦いデンジブーメランで倒される。
バンリキモンス(第49~51話)
バンリキ魔王の部下。尻尾から強大な念力を発し、ダイデンジンを起動不能にした。最後は「復活」したダイデンジンに弱点である尻尾を攻撃され、電子満月斬りで倒される。

[編集] 電子戦隊デンジマンの戦力

[編集] 共通の武器・能力

デンジスティック
デンジマンの携帯する短剣状の武器。普段は折りたたまれてホルスターに収められている。主に打撃武器として使用。日本刀やバットに変形させたり、火事を消し止めるデンジウォーターを放つ事も可能。5人合わせて地面に突き立てると電流が流れる。
デンジパンチ
デンジマンの拳に装着される、デンジα鋼製のアタッチメント。デンジマンのパンチ力を強化する銀色の鉄拳。拳を突き合わせ擦り合わせると装着される。厚さ50センチの鉄板を貫く威力があり、主に空手家であるレッドが使う。なお、ピンクのみ平手打ちである。
デンジジャンプ
その場で足踏みしてから、150メートルもジャンプする。
デンジダッシュ
100メートルを3秒で走る。時速120キロ。時速250キロ以上で走ることも可能。
デンジイヤー
意識を集中させ、10キロ先の音声を聴き取る。
デンジスコープ
デンジ赤外線で物体や、異次元空間をも透視できる電子の目。胸のDマークを右手で押さえて使用する。ズームアップ、超高速分析、音声をとらえることも可能。
デンジパワー
デンジストーンのエネルギーで、拘束を断ち切る。
SOS信号
デンジストーンのエネルギーで、デンジランドにSOS信号を送る。
デンジキック
コンクリートの壁も砕くキック。
トゥキック
つま先で岩石等を蹴って砕く。

[編集] 個人技

[編集] デンジレッド

デンジ真空蹴り
空手を応用した、強力な飛び蹴り。ダストラー数人をまとめて蹴り飛ばす威力。
ダブルパンチ
デンジパンチの両手パンチバージョン。

[編集] デンジブルー

ブルースクリューキック
空中から放つ、きりもみ回転キック。
ブルースネーク
中国の蛇拳を応用した技。腕を蛇のように動かして敵を攻撃する。
ブルーキャット
猫のように敵を引っかいて攻撃する。トラネコラー戦では全員で使用してダメージを与えた。
デンジドリル
体を高速回転させて地中に潜る。潜った後には穴は残らない。17話では全員が使用した。
ブルードリル
空中ブランコを応用した技。体を高速回転させて敵に突進し、一気に蹴散らす。
ハヤブサアタック
隼のように舞って敵にクロスチョップを浴びせる。
カンガルーキック
取っ手や敵等につかまってから後ろ蹴りを放つ。
フライングアタック
ジャンプして空中から超スピードで敵に体当たりする。
ブルーインパルス・フルパワー
デンジストーンのエネルギーを解放させて、体の拘束を断ち切る。
猿まわり
敵の間でバック転し、そのまま敵を投げ飛ばす。敵に抱きついて顔を引っかくパターンもある。
爆弾蹴り
並んだ敵の肩に乗り、肩の上を歩くようにして頭部に連続してキックを食らわす。

[編集] デンジイエロー

ハンマーパンチ
デンジパンチを装着し、両手首を合わせ、上空から両手を振り回して敵を殴り飛ばす。厚さ20ミリの鉄板も貫く。
フライングアタック
ジャンプして空中から超スピードで敵に体当たりする。
デンジスープレックス
敵を怪力で締め上げてから投げる。
イエローヘッドバット
デンジストーンのパワーで頭を硬化させ、敵に頭突きを食らわす。
イエローパイルドライバー
敵を羽交い絞めにして上昇し、上空で敵をさかさまにして脳天から地面に叩きつける
イエロープレーン
敵を頭上に抱え上げ、高速回転しながら放り投げる。
十三文キック
両足で敵を蹴りつけるドロップキック。
尾てい骨割り
背後から敵を抱き抱え、曲げた膝の上に敵を落として敵の尾てい骨を砕く。
デンジショックガン
黄山が発明した銃。銃の発射時の閃光と衝撃音で、相手の意識を約20秒間失わせる。32話で使用。

[編集] デンジグリーン

グリーンスピンキック
中国拳法で言う所の旋風脚をベースとした、複数の敵をもなぎ倒す連続回し蹴り。
デンジクロスカウンター
敵の懐に潜ってパンチを食らわせる。
回転撃ち
敵から奪ったライフルを構え、空中で一回転しながら敵に撃ち込む。

[編集] デンジピンク

デンジサンダー
合気道を応用した投げ技。
記憶ビデオ
デンジストーンのデンジコンピュータが記憶した映像を、空中に映し出す。
コンピューター処理能力
デンジストーンの力により、コンピュータのプログラムを読む。

[編集] 合体技・必殺技

デンジマンが5人で放つ必殺技には、以下のものがある。

デンジブーメラン
最も多用された決め技。円陣を組んだデンジマンがそれぞれの持つデンジスティックを合体させ、ベーダー怪物に向かって飛ばす。
デンジイナズマ落とし
デンジマン5人が同時にジャンプし、急降下しながら「フィニッシュ!」と叫んで、デンジスティックで怪人の頭を叩きつける。デンジブーメランへの繋ぎ技として使う事が多いが、決め技として使用されたこともある。
デンジシャワー
頭部に装備されたデンジストーンからエネルギーを放出し、敵にダメージを与えたり、人間に憑依したベーダーを追い出す。人間に対しては解毒効果がある。
ドラゴンフライ
大きくジャンプして敵に蹴りを食らわせる。
デンジタワー
デンジマンの5人がやぐらを組んで、デンジストーンのパワーを増幅させる。
ショットガン
デンジマン5人で円を組み、「アタック!」の叫びと共に突進して、敵に一人ずつ連続で体当たりをする。
電撃アタック
デンジマンそれぞれの必殺技を連続して敵に浴びせる。
デンジサークル
デンジマン5人がとんぼ返りをしながら敵に蹴りを食らわせる。
スクランブルチェーン
デンジマン5人が腕を組んで、レッドを軸にして回転しながら敵を吹き飛ばす。
ブルーロケット
ブルー以外のデンジマン4人が卍型に腕を組み、ブルーがそれを踏み台にしてジャンプ、頭から敵に突進する。
デンジスーパーサイエンス
デンジストーンからショック光線を放つ。タイムラーの時間を操る能力を破った。
デンジトリック
デンジマン5人が高速でバラバラに走り、敵を撹乱させる。
デンジ影分身
デンジマン5人それぞれが3人ずつに分身し、計15人で一斉に動いて敵を撹乱する。ニンポウラーに使用。
デンジ風返し
5人が輪になって腕を組み、回転して強風を発生させる。
デンジスプレー
怪物の体内に入った人間を外に出すための技。怪物を取り囲んで怪物を回し、逆さにして高所まで持ち上げた直後、一気に降ろして頭を地面に打ち付けてショックを与える。

[編集] メカニック

デンジタイガー
陸・海・空を自在に運行する万能戦闘母艦(テーマソングによれば要塞戦艦)。全長200メートル、総重量12万トン。地上走行速度は時速650km、飛行最高速度はマッハ8。宇宙空間では光の速度を越えることも可能。内部にデンジファイターを格納し、戦地まで輸送する。機体後部艦橋脇にある二門のミサイル砲が武器(EDで見ることが出来る)。また、艦尾には大型のクレーンを装備している。
デンジマシーン
デンジレッド専用バイク。サイドカーが装備されており、デンジピンクがよく乗り込んだ。オートコントロール機能を持つ。マシンガン、ミサイル、レーダー、水中用エアボンベを装備。最高速度は時速450km。
デンジバギー
デンジブルー、デンジイエロー、デンジグリーン、デンジピンクが4人で乗り込む、専用バギー。パトロール用デンジエネルギーを使用するため、故障が無い。機関砲の対ベーダーバズーカを装備。最高速度は時速350km。ベースは三菱ジープ(型式不明)。
デンジクラフト(劇中未登場)
デンジマン専用ホバークラフト。ミサイル装備。5人分各色のクラフトがある。水上速度は時速100km、陸上速度は時速120km。
デンジランド
デンジマンたちの秘密基地。3000年前、滅亡寸前のデンジ星から地球に飛来した巨大宇宙船で、岩山状にカモフラージュされている。デンジマンたちが働いているアスレチッククラブとデンジランドはデンジシューター(マッハ3の速度を誇る高速移動メカ)で繋がっており、わずか10秒で往来できる。
デンジファイター
ダイデンジンに変形する巨大戦闘機。飛行速度はマッハ15。この形態での戦闘は本編中では一度も描かれず、後年のVシネマ『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』でのみ見ることが出来る。

[編集] ダイデンジン

デンジファイターがレッドの「ファイターチェンジ・ダイデンジン」の発声で変形した巨大ロボットで、戦隊初の可変ロボでもある。通常は変形後、足部から乗り込んでエレベーターでコクピットに入り、3点式のベルトを締めレッドの「アクション!」の発声と共に起動スイッチを押し、腹部のパネルと目の電飾が輝いた後に戦闘に入る。

デザイン上の特徴として胸に大きな「D」の字の意匠が見られるが、これは変形の都合で左右のパーツに分かれており、「エコ」と書いてあるように見える。

  • データ
    • 全高:65m
    • 重量:65,000t
    • 飛行速度:マッハ10
    • 出力:500万馬力
    • デンジα鋼製
武装
デンジ剣
エネルギーを放出することも可能な剣。地面に突き刺して地にエネルギーを走らせる攻撃も出来る。
デンジボール
トゲが付いた鉄球。
ダイデンジンブーメラン
周囲が刃になっている巨大ブーメラン。
必殺技
デンジ剣・電子満月斬り
デンジ剣を使って放つ必殺技。
その他の技
ダイデンジンパンチ
連続パンチを浴びせる。
ナックルパンチ
拳を飛ばす攻撃技。
デンジ○○返し
デンジ剣で敵の攻撃を弾く技で、○○には「錆」「音波」「毒蛾」「魔力」などの言葉が入る。また、「返し」の代わりに「落とし」と呼ばれることもある。

[編集] キャスト

[編集] レギュラー

  • 赤城一平 / デンジレッド(声):結城真一
  • 青梅大五郎 / デンジブルー(声):大葉健二 - デンジブルーのスーツアクターも兼任。
  • 黄山純 / デンジイエロー(声):津山栄一
  • 緑川達也 / デンジグリーン(声):内田直哉
  • 桃井あきら / デンジピンク(声):小泉あきら
  • バンリキ魔王:大前均(第37話~)

[編集] 準レギュラー

  • 松尾千恵子巡査:酒井ゆきえ(第12話~第16話、第18話~第20話、第22話~第23話、第26話~第27話、第32話、第34話、第38話、第42話~第43話、第47話、第49話、第51話)
  • 中井友子巡査:阿竹真理(第15話~第16話、第18話~第20話、第23話、第26話)、日高久美子(第34話、第38話、第42話、第47話、第49話)
  • 松尾千恵子巡査の同僚(婦人警官):城山いづみ(第51話)※中井友子巡査と同一人物かどうか、明言されていない。第27話にも、別キャストで登場。
  • 大石源一:安藤聖一
  • 野田三太:安保幸宏
  • 平井浩:後藤忠勝
  • 佐野勝男:柿原栄一
  • 中川ゆみ子:杉本華恵
  • デンジランドのコンピューター(声):渡部猛
  • バンリキモンス(声)、ムササビラー(声)、シャボンラー(声)、チカゲリラー(声)、ツタカズラー(声)、ヒゲキタコラー(声)、ウミツラー(声)、フィルムラー(声)、デンワラー(声)、ハンバラー(声)、タイヤジコラー(声)、バーラー(声)、アドバルラー(声)、サメラー(声)、デッドボーラー(声)、カイガラー(声)、ガマラー(声)、ハチドクラー(声)、タイムラー(声)、コケラー(声)、ハミガキラー(声)、メダマラー(声)、レコーラー(声)、キーラー(声)、ナゾラー(声)、サビムシラー(声)、チョウチンラー(声)、ノラネコラー(声)、カマキラー(声)、アクマラー(声)、ピカリラー(声)、ジシンラー(声)、ニンポーラー(声)、オニラー(声)、五代万作 / トリカゴラー、ボートラー(声)、サッカラー(声)、カラクリラー(声):飯塚昭三
  • ルパンカメラー(声)、ダートラー(声)、サキソホンラー(声):依田英助
  • ジュクラー(声)、パンチローラー(声)、ローソクラー(声)、ミミラー(声)、ビーダマラー(声)、ケンダマラー(声):大宮悌二
  • ドクガラー(声)、デスマスクラー(声)、アラジンラー(声):坂井すみ江

[編集] ゲスト

※漢字表記は、ファンタスティックコレクション№39『電子戦隊デンジマン』朝日ソノラマ(1984年)、テレビマガジン特別編集『秘密戦隊ゴレンジャー大全集』講談社(1988年)ISBN 4061784099に拠る。

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[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

  • オープニングテーマ:『ああ電子戦隊デンジマン』
    コーラスを担当しているのは「ミュージック・クリエーション」というグループ。アニメ『機動戦士ガンダム』のテレビ版主題歌でもコーラスを担当しており、イントロの印象的なシンセパートは当時YMOのシンセサイザーオペレーターとして活躍していた松武秀樹によるもの。
    なお、フルサイズ、テレビサイズ共に、サビにもコーラスが入っているが、商品化している音源には入っていない。カラオケにはコーラスが入っている。

オープニングの映像は都合3つのバージョン存在しており、東映ビデオの『東映特撮TV主題歌大全集』(ビデオ、LD、DVDのいずれも)には後期のバージョンが収録されている。

  • エンディングテーマ:『デンジマンにまかせろ!』
    • 作詞:小池一夫 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:成田賢
    印象的に挿入されるヴォコーダーの音は渡辺宙明の声を加工したもの。

[編集] 放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 スタッフ
1980/2/2 1 超要塞へ急行せよ ムササビラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/2/9 2 人喰いシャボン玉 シャボンラー
1980/2/16 3 油地獄大パニック チカゲリラー
1980/2/23 4 ベーダー魔城追撃 ルパンカメラー
1980/3/1 5 壁に蠢く赤い毒花 ツタカズラー 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1980/3/8 6 悪魔分身の少女 ヒゲキタコラー
1980/3/15 7 デンジ星の大悲劇 ウミツラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/3/22 8 白骨都市の大魔王 フィルムラー 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1980/3/29 9 死を呼ぶ怪奇電話 デンワラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/4/5 10 魔法料理大好き!? ハンバラー 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1980/4/12 11 いのち泥棒を追え タイヤジコラー
1980/4/19 12 危険な子供スパイ バーラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/4/26 13 割れた虹色の風船 アドバルラー 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1980/5/3 14 100点塾へおいで ジュクラー 監督-平山公夫
脚本-上原正三
1980/5/10 15 悪の園への招待状 パンチローラー
1980/5/17 16 熱海の陰謀を砕け サメラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/5/24 17 泣くな! 野球小僧 デッドボーラー 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1980/5/31 18 南海に咲くロマン カイガラー 監督-竹本弘一
脚本-曽田博久
1980/6/7 19 私の星の王子さま ガマラー 監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1980/6/14 20 ゴリラ少年大暴れ ハチドクラー 監督-広田茂穂
脚本-高久進
1980/6/21 21 死神党を攻撃せよ! ローソクラー 監督-小林義明
脚本-上原正三
1980/6/28 22 超時間ふしぎ体験 タイムラー
1980/7/5 23 天井裏を歩く悪魔 コケラー 監督-よしかわいちぎ
脚本-曽田博久
1980/7/12 24 罠をはる怪力男 ハミガキラー 監督-よしかわいちぎ
脚本-江連卓
1980/7/19 25 虎の穴は逃走迷路 メダマラー 監督-平山公夫
脚本-曽田博久
1980/7/26 26 デンジ姫の宇宙曲 レコーラー 監督-平山公夫
脚本-上原正三
1980/8/2 27 赤いカブト虫爆弾 キーラー 監督-小林義明
脚本-高久進
1980/8/9 28 呪いの館の密殺者 ナゾラー 監督-小林義明
脚本-上原正三
1980/8/16 29 超能力刑事の急襲 サビムシラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/8/23 30 消えた盗んだ出た チョウチンラー 監督-竹本弘一
脚本-曽田博久
1980/8/30 31 魔法使い秘術合戦 ミミラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/9/6 32 地獄の大銃撃戦 ダートラー 監督-服部和史
脚本-高久進
1980/9/13 33 吸血楽器レッスン サキソホンラー 監督-服部和史
脚本-上原正三
1980/9/27 34 哀しい捨て子の物語 ビーダマラー 監督-竹本弘一
脚本-曽田博久
1980/10/4 35 謎のはたおり姫 ドクガラー
1980/10/11 36 勇気ある仔犬の詩 ノラネコラー
1980/10/18 37 蛮力バンリキ魔王 バンリキ魔王 監督-小林義明
脚本-曽田博久
1980/10/25 38 無限魔空の大冒険 カマキラー 監督-小林義明
脚本-上原正三
1980/11/1 39 女王怒りの妖魔術 アクマラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/11/8 40 チャンピオンの敵 ピカリラー
1980/11/15 41 史上最大の総力戦 ジシンラー 監督-服部和史
脚本-上原正三
1980/11/22 42 少年を喰う悪い夢 ニンポーラー 監督-服部和史
脚本-高久進
1980/11/29 43 謎なぞ七色レディ デスマスクラー 監督-竹本弘一
脚本-江連卓
1980/12/6 44 不思議ランプ物語 アラジンラー 監督-竹本弘一
脚本-上原正三
1980/12/13 45 二人いたデンジ姫 オニラー 監督-服部和史
脚本-曽田博久
1980/12/20 46 腹ペコ地獄X計画 トリカゴラー
1980/12/27 47 朝日に消えた人魚 ボートラー
1981/1/10 48 バンリキ魔王反乱 サッカラー
ケンダマラー
カラクリラー
監督-小林義明
脚本-上原正三
1981/1/17 49 ベーダー城大異変 バンリキモンス
カラクリラー
1981/1/24 50 将軍は二度死す バンリキモンス
ヘドラー将軍
監督-広田茂穂
脚本-上原正三
1981/1/31 51 ひびけ希望の鐘よ バンリキモンス

[編集] 劇場版

電子戦隊デンジマン
1980年7月12日公開。東映まんがまつりの一編として製作・上映された(新作)。
  • 監督:竹本弘一
  • 脚本:上原正三
  • 登場怪人:アンゴラー

[編集] 放映ネット局

テレビ信州(1980年10月~1981年1月)

[編集] 映像ソフト化

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は全18巻が東映ビデオよりリリースされている。当初は傑作選の予定だったが、全話収録となった為収録順が放送順と一致していないものもある。第1巻にはDVDに収録されていない第1話の予告が収録されている。
  • 2004年7月21日12月10日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全6巻の各2枚組で(Vol.6のみ1枚)各巻9話(Vol.5は10話、Vol.6は5話)収録。Vol.1には初回生産分限定で全巻収納BOXが付属した。
  • 劇場版がビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE BOX』と、2004年7月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.2』に収録されている。

[編集] 音盤ソフト

  • 前作『バトルフィーバーJ』同様に番組放映中にコロムビアレコードLP『電子戦隊デンジマン ヒット曲集』と『電子戦隊デンジマン テーマ音楽集<オリジナルサウンドトラック>』が発売。「テーマ音楽集」は2004年に再発売されている(1996年に発売の『電子戦隊デンジマン ミュージックコレクション』にて初CD化。なお、TV用の劇中音楽自体は『電子戦隊デンジマン ミュージックコレクション』にて初収録)。
  • 本作の主題歌であるシングル盤は放送中にライナーノーツのみのマイナーチェンジ版が発売された(中身はシングルと同じ)。初期のシングル盤は2006年に再発売された。

[編集] 脚注


[編集] 外部リンク

[編集] 前後番組の変遷

テレビ朝日 土曜18時台前半
前番組 番組名 次番組
バトルフィーバーJ
(1979.2.3 ‐ 1980.1.26)
電子戦隊デンジマン
(1980.2.2 ‐ 1981.1.31)
太陽戦隊サンバルカン
(1981.2.7 ‐ 1982.1.30)