恐竜戦隊ジュウレンジャー
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第15作 | 鳥人戦隊 ジェットマン |
1991年2月 - 1992年2月 |
| 第16作 | 恐竜戦隊 ジュウレンジャー |
1992年2月 - 1993年2月 |
| 第17作 | 五星戦隊 ダイレンジャー |
1993年2月 - 1994年2月 |
| 恐竜戦隊ジュウレンジャー | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 放送時間 | 金曜 17時30分 - 17時55分(25分) |
| 放送期間 | 1992年2月21日 - 1993年2月12日 (全50回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | テレビ朝日 |
| 監督 | 東條昭平 他 |
| 原作 | 八手三郎 |
| 脚本 | 杉村升 他 |
| プロデューサー | 宇都宮恭三・梶淳(テレビ朝日) 鈴木武幸・白倉伸一郎(東映) |
| 出演者 | 望月祐多 高安青寿 藤原秀樹 橋本巧 千葉麗子 和泉史郎 多々良純 曽我町子 他 |
| オープニング | 「恐竜戦隊ジュウレンジャー」 歌:佐藤健太 |
| エンディング | 「冒険してラッパピーヤ!」 歌:ピタゴラス |
|
特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第16作 |
|
『恐竜戦隊ジュウレンジャー』(きょうりゅうせんたいジュウレンジャー)は、1992年(平成4年)2月21日から1993年(平成5年)2月12日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55(JST)に全50話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第16作目に当たる。
目次 |
概要 [編集]
古代人類の戦士「ジュウレンジャー」と、人類滅亡を企む魔女バンドーラの一味の戦いを描いている。マイケル・クライトン原作の小説『ジュラシック・パーク』のベストセラーや、スティーヴン・スピルバーグが監督を務める映画版の制作が発表された影響から、本作品では恐竜がメインテーマとして選択されている[1]。ただし、同作品が公開されたのは本作品の終了から半年後である。
「恐竜戦隊」と題されているが、哺乳類であるサーベルタイガーやマンモス、翼竜であるプテラノドンなど、恐竜以外の生物のモチーフが多く、実際に恐竜なのはティラノザウルスとトリケラトプスだけである。これは5体すべてを恐竜にすることで、デザインラインが似通うのを避けた結果であるとのことである[2]。初期設定での5体のモチーフには、ティラノサウルス(赤)、トリケラトプス(緑)、プテラノドン(青)、ブラキオサウルス(黒)、ステゴサウルス(黄)が設定されていた[3]他、ティラノザウルス、トリケラトプス、プテラノドン、首長竜、ディメトロドンという案も存在した。しかしモチーフとなった実際の生物にかかわらず、本作品の守護獣は「1億7千万年前の人類が各部族の象徴としていた恐竜」と設定されている。
特徴 [編集]
本作品ではファンタジー性やRPGテイストが強く意識され[4]、中でも「巨大ロボット」に当たるキャラクターには「守護獣」という人知を超えた存在との設定がなされている。ジュウレンジャーを導き助力し、時に試練を与えるという守護獣の存在は、ストーリー面でも添え物以上の活躍を見せた。これまでドラマパートから乖離しがちだった巨大ロボが、世界設定やストーリーに深く関わるスタイルは、後の戦隊シリーズの作品にも引き継がれていった。これらの新設定の背景は前作『鳥人戦隊ジェットマン』が保護者の一部から「子ども向けの内容ではない」という批判があったことによる反省による。本作品のプロデューサーである白倉伸一郎によると、「『ジェットマン』が革命的であると見られてまた前までの戦隊に戻してくれという動きがあったんですね。それらの勢力をかいくぐるかのように『ジェットマン』とはまた違う新しさを求めていこうと脚本家の杉村升さんと企画を組み立てていきました」と2009年の雑誌インタビューにて追想している。また白倉によると、『地球戦隊ファイブマン』から本作品のころまでの3年間は、戦隊シリーズは毎年打ち切り覚悟で制作されていたのことである。
本作品から本格的に導入された要素として「6人目の戦士の登場」が挙げられる。本作品でそれに相当するドラゴンレンジャーことブライは、ブライを演じた和泉によれば当初は5, 6話程度のゲスト出演という予定であり、レギュラーになることは念頭に置かれていなかったことを窺わせるが、ブライが母親層からの人気を獲得したことに肖って予定が変更され、文字通り「延命」して番組後半まで活躍したという逸話も残っている。事実、ブライが死亡する第42話では本作品の最高視聴率である13.2%を記録、金曜17時台後半に放送された戦隊の中でも2番目に高い数字を残した。
その反面、重厚なストーリーかつ複雑化で1話では完結せず、1エピソードに付き前後編に分かれることも多く、更には3 - 4話に分けられていることもあった。後の平成仮面ライダーシリーズによくある構成だが、本シリーズではあまり見られない構成である。
また、始めからすでに命を失っていたブライやカイを除き、敵味方双方の主要人物に死者が出ていない点が特徴である。
変身後の名乗りではシリーズ中初めて本名まで名乗るパターン(例:「ティラノレンジャー、ゲキ!」)が使用されており、のちに同様のパターンを採り入れた戦隊の先鞭をつける形となった。
『高速戦隊ターボレンジャー』以来3年ぶりの「レンジャー」表記で本作品以降「レンジャー」表記の戦隊が多くなった[注 1]。タイトルロゴにも特徴があり、“ジュウレンジャー”の下に“獣連者”と漢字で書かれているが、これは名称から10人戦隊と誤解されることを防ぐための工夫である[5]。このパターンは本作品以外には『天装戦隊ゴセイジャー(護星者)』がある。
本作品では『ターボレンジャー』で使用された映像や音楽の一部が再利用されている。また、オープニングとエンディングの歌手が異なっているが、これは『太陽戦隊サンバルカン』[注 2]以来で、当時としては極めて珍しかった。 ベルトが変身アイテムの唯一の戦隊である。また、初期メンバーの変身前のベルトの周りの部分の色が男性と女性で分かれており、男性は黒、女性は白になっている。
備考 [編集]
後楽園ゆうえんち野外劇場(当時)のスーパー戦隊ショーに変身前を演じる俳優が出演する公演が加わったのもこのジュウレンジャーからである。ただし、ジュウレンジャーの素顔公演ではブライを演じた和泉のみの出演に留まっている。
小学館より発刊されている雑誌てれびくんでは、本作品よりスーパー戦隊のテレホンサービスが開始されている。2000年代初頭までは同テレホンサービスの脚本を荒川稔久が手がけていた(荒川が脚本として不参加の作品も含む)。
評価 [編集]
以上の本格的なファンタジー世界の構築、6人目の戦士の追加、海外版の制作開始など、本作品は様々な面でシリーズのエポックとなった重要な作品である。マニアからの支持は低かったものの、当時の幼児層から高い支持を集めることとなった[6]。
玩具売上は90億円強[7]という数字を残しており、合体ロボットの売上がスーパー戦隊シリーズでトップの売上を記録。特に獣奏剣は人気商品となり、品切れ状態が続いた。近年の特撮雑誌などで語り草になるほどの大ヒットとなった[8]。
また、日本国外からの評価も高く、アメリカでは『パワーレンジャー』と題名を変更して放送されることとなった(ジュウはユダヤ人への差別用語jewと同じ発音のため配慮した)。バンドーラ役の曽我町子はリタ役として『パワーレンジャー』に出演した。
あらすじ [編集]
かつて地上は恐竜と、恐竜から進化した人間、妖精族が共に暮らしていた。しかし1億7千万年前、恐竜部族の長の一人が悪魔と契約し人類滅亡を画策。五大部族たちは守護獣と共に悪魔とそれに魂を売った魔女バンドーラと戦う。悪魔を撃退し、惑星ネメシスへバンドーラとその手下たちを封印することに成功したものの世界は大氷河に覆い尽くされ、恐竜は絶滅してしまう。
恐竜族は長い時間の間に消え、妖精族は新たに進化した人間に溶け込み暮らしていたが、ネメシスに飛来したスペースシャトルの乗組員たちのミスでバンドーラが復活し、再び地球を狙う。しかし、長い眠りについていた古代人類の戦士たちもまた、彼らと戦うために不思議仙人バーザによって目覚めた。
6人目の戦士ドラゴンレンジャーの登場や、守護獣の真の姿である究極大獣神の復活を経て、物語は地上に残された最後の恐竜の卵を巡る神と悪魔との決戦に向かっていく。
登場人物 [編集]
恐竜戦隊ジュウレンジャー [編集]
古代恐竜人類の中で最も栄えた5大部族の戦士たち。王族と騎士で構成されているが、上下関係は存在しない。
バンドーラの復活により1億年に及ぶ眠りから目覚め、恐竜の卵を巡る攻防戦を繰り広げた。バンドーラ一味を封印した後は空へと去っていったが、その行先は語られていない。
- ゲキ / ティラノレンジャー
- スーツカラーはレッド。24歳。ヤマト族プリンス。正義の戦士。変身後のジャンプ力は40m、走力は3.6秒/100m。
- 優れた剣術と真っ直ぐな性格の持ち主であり、正義に燃える熱血漢のリーダー。神である守護獣を慕ってはいるが、一方で理不尽な命令に対しては反論すると同時に自分の正義も訴える等、芯の強さも見せる。「ゲキ」という名前はそれを意する「激」から来ている。当初はドーラスフィンクスに自分の弱点を謎々にして出させたり、ドーラゴブリンを騙して靴を逆に履かせたりと知恵を駆使していたが、後半になるにつれて猪突の勢いが出てきた。
- 元々はヤマト王族の黒騎士の次男で、1歳の時に養子としてヤマト国王に引き取られたが、本人はその事実を兄であるブライの登場まで知らなかった。その養父母と10歳になる妹を1億7千万年前のバンドーラとの戦いで失っていることもあって、実の兄のブライを慕う気持ちは強い(恐らく妹は養父母の実子であり、ゲキとは血がつながっていないと思われる)。ブライが敵となっていた頃は兄への情ゆえに戦意が鈍って、チームの足を引っ張ってしまい、大獣神を倒される事態にまで発展してしまった。自らの甘さが招いた事態を痛感して、ブライを討つことを決意し、ブライとの一騎打ちを制するが「俺の命で、兄さんの復讐が終わるのなら構わない」とブライに自身の命を預け、その行動からブライを改心させ、和解を果たした。しかし、ブライの寿命を知ったことでさらに苦悩し、そこをバンドーラにつけこまれ、またもやチームワークを乱してしまうが、「俺の幸せは、悪を倒し。自分の手で兄さんを救い、ともに暮らすことだ。」と新たに決意するが、ついにブライを喪ってしまう。しかし悲しみを乗り越えると共に兄の遺志と力を受け継ぎ、戦士として大きく成長した。
- アームドティラノレンジャー
- ティラノレンジャーがドラゴンレンジャーの装備であるドラゴンアーマーとレンジャーアームレット、そして獣奏剣を装備した姿。龍撃剣と獣奏剣の二刀を駆使して戦う。
- 対ドーラアンタイオス戦と対ドーラユニコーン戦で変身した。
- ゴウシ / マンモスレンジャー
- スーツカラーはブラック。27歳。シャーマ族ナイト。知恵の戦士。変身後のジャンプ力は38m、走力は4.2秒/100m。
- ブライを除くメンバーの中では最年長のサブリーダー。感情をあまり表に出さない冷静な青年だが、クールというよりもむしろ自然や子どもを愛する穏やかで心優しい面が目立つ。また経験豊富で状況判断にも優れ、バンドーラからもその実力を認められており、ブライ絡みになると冷静さを失うゲキを諌めることもある。
- メンバーで唯一古代文字を読める。幼いころに両親を亡くしており、姉のオトメに育てられた。姉のオトメを目の前で失ってしまい。仲の良い兄弟を見るとそのことを思い出す。
- ダン / トリケラレンジャー
- スーツカラーはブルー。19歳。エトフ族ナイト。勇気の戦士。「冗談じゃねえよ!」が口癖。変身後のジャンプ力は38m、走力は3.8秒/100m。
- 陽気なお調子者で、ムードメーカー的な一面も持つ。若干短気でつっけんどんな面があり、第2話では年下のボーイとメイに危機感の欠如を叱られるなど、戦士としては未熟な部分もある。しかし、自身の軽率な行動で仲間が危機に陥ったときには深く反省するなど、根は素直で困っている人を放っておけないお人好し。
- メンバーの中では一番早く現代に順応しており、漫画を読んで大笑いしたり(第2話)、原宿でナンパをしたり(第5話)、パソコン欲しさにラーメン屋でバイトをしたこともある[9]。
- ボーイ / タイガーレンジャー
- スーツカラーはイエロー。15歳。ダイム族ナイト。希望の戦士。変身後のジャンプ力は34.5m、走力は3.2秒/100m。
- 元気かつ律儀で、最年少ながらダンより戦士としての意識は高い面も見せる。第35話では6人に分身するタイガー分身の術を使うなど、我流で忍術まがいの動きを身に着けており、変身前でも身軽な動きを見せる(演じた橋本は体操経験者で、OP映像でも両手にダガーを持ったまま後方宙返りを披露している)。
- ハンバーガーが大好物(第8・25話)。料理が苦手で、チンジャオロースを作った際にはメンバーに酷評されてしまった。また、「見ると目が回る」というほどニンジンが嫌いで、子どもを助けるために無理して食べたこともあったが、最終的には気絶したので克服はできていない(第8話)。
- スーパー戦隊シリーズで年齢が判明している戦隊初期メンバーの中では、『忍者戦隊カクレンジャー』の鶴姫と並び最年少である[注 3]。
- メイ / プテラレンジャー
- スーツカラーはピンク。17歳。リシヤ族プリンセス。愛の戦士。変身後のジャンプ力は30m、走力は5.2秒/100m。
- 花を愛する可憐な少女で、子ども好き。常にメンバーを気遣い、リーダーのゲキを盛り立てることも忘れないまとめ役だが、少し生真面目すぎるところがたまにキズ。一人になっても戦い続ける頑張り屋な面もある。
- また、ファッションにもこだわりがあるらしく、ストーリーに連続性のある場合を除き、毎回違う髪形で登場していた。第23話からはキュロットスカートがホットパンツになっているなど、一人だけ服装を変えている。変装の名人でもあり、ラミィと変装合戦を繰り広げたこともある。
- ブライ / ドラゴンレンジャー
- スーツカラーはグリーン。31歳。ゲキの実の兄でヤマト族黒騎士の息子(ヤマト王族の支流にあたり劇中ではプリンスを名乗っているが、書籍によってはヤマト族ナイトとしているものもある)。力の戦士。変身後のジャンプ力は50m、走力は2.8秒/100m。両手先にエネルギーを集中して青い破壊弾を放つ技を使える。アクセントは「ブライ」となることが多い。
- 第17話より登場。5人同様、1億7千万年前から復活した戦士[注 4]。純粋かつ喜怒哀楽の激しい性格。8歳の時にヤマト王の養子となった弟・ゲキと生別し、父が野心の末にヤマト王に反逆して殺されている。後に国を脱出して妖精の森に住み着き、ヤマト王への憎悪と父の遺言に従い「王になる」という野心とプライドを心の支えにして特訓に励む日々を送った。成長するにつれ父の非は理解するようになるが、同時にやり場のない憤りを感じており、ヤマト王の死後はその矛先をヤマト王の養子となっていた弟・ゲキへと向けるようになっていた。
- そのような経緯もあって最初は敵として登場し、バンドーラと結託してジュウレンジャーを追い詰めたが、内心ではバンドーラをも出し抜いて地球の支配者となる事を画策していた。その後、第21話でバンドーラの暗殺を決起するが失敗。さらに裏切られて追い出されて時の停止した部屋で過ごすことになり、紆余曲折を経てゲキと和解し、第22話でジュウレンジャーの一員になる。
- 実は永い眠りの間に氷河期が起こり天変地異による落盤事故で肉体と命を失っており、時間限定の命を与えられていたという事実をクロトから知らされる。そのため、普段は時の止まった部屋でたった一人で孤独に過ごすことを余儀なくされ、ジュウレンジャーの危機の間しか彼らと過ごすことができないというジレンマに陥る[注 5]。当初このことはゲキたちには隠していたが、第31話でクロトによって知らされた。
- バンドーラによって第34話では長時間外の世界に留まるように仕向けられ、第41話で獣奏剣の発するエネルギーによってバンドーラに部屋の所在を突きとめられ破壊されてしまう。その後、第42話で寿命を迎え(クロト曰く「使命」)、ゲキにドラゴンアーマーとレンジャーアームレット、獣奏剣を託して消滅した。
- ジュウレンジャーと対立していた頃は地球支配を企む野心家だったが、それは父を失った怒りと悲しみの裏返しであり、妖精の森で暮らしていた頃は良太たちとも仲が良く、改心後には弟への思いやりを見せたり、子どもたちを守るために残り少ない自らの時間を省みずに奔走する姿が多く見られ、本来は優しい人物であることが伺える。
- 第49話で獣奏剣の導きにより思念体として登場し、守護獣たちがバンドーラの魔法界に閉じ込められていることをゲキたちに教え、守護獣たちを救出するために魔法界の扉を出現させた。
- 第20話では生身のまま巨大化している。
支援者 [編集]
- 不思議仙人バーザ
- 古代人類の白魔道士。バンドーラとの戦いの中で魔力の大半を封じられてしまったが、耳を巨大化させて聴覚を増す等ある程度は使用可能。最終回で呪文を思い出した。普段はさくらマンションの管理人(その地下に基地の神殿がある)として暮らしている。いささかあわて者。戦隊シリーズ初の古代人司令官。
- ジュウレンジャーの復活後、5人を養うために神殿にある僅かな財宝を少しずつ換金して生計を立てていた(メイの発言によれば、小遣い制で1人あたり1日100円)[9]。当初は使命優先のため、5人に対してアルバイトを禁止していた(のちに人生経験の一環として認めた)[9]。
- 妖精ノーム
- 第8・17・18話に登場。森に住む妖精で、バーザとは古くからの友人。ゴルフの要領で光弾を敵にぶつける戦い方をする。ひねくれているが本当は優しい性格。
- 孫に良太という名を付け、人間のように育てていた。その良太がブライを目覚めさせてしまう。
- 命の精霊クロト
- 中盤より登場。命の泉を守り、時を司る女神で、肌も装束も真っ白の少女の姿も持つ。
- 大獣神の願いによって、眠っていた間に死んでしまったブライに新しい命を与え、時の止まった部屋でブライを保護する。またブライに獣奏剣を与えたのも彼女である。度々ブライの身を案じていたが、彼の死後はその姿を消した。
バンドーラ一味 [編集]
バンドーラ一味というのは便宜上つけられた名前であり、正式な組織名はない[注 6]。組織と言うよりは魔女バンドーラとその従者たちと言う方が近く、戦隊シリーズでは珍しいかなりアットホームな雰囲気の敵組織であり、後述のような些細な揉め事が起こる程度で、ゲスト怪人を含め敵側での仲間割れや裏切り、下克上といった内紛劇が起きていない。
幹部の地位も絶対的なものではなく、グリフォーザーを制止したドーラスフィンクスなどのように、ドーラモンスターが幹部に対して対等な口を利くこともある。最後は大獣神によって全員宇宙の果てに追放され、主要幹部は誰も死んでいない。
ともにジュウレンジャーたちと同じ恐竜時代に生を受けた者たちであり、古代人類である。また、バンドーラ、グリフォーザー、ラミイ以外は妖精族(恐竜人間以外の種)である。
- 魔女バンドーラ
- 古代人類の一つであるダル族の女王だったが、息子・カイを溺愛しすぎたが故にカイが恐竜の卵を割って遊ぶ悪戯をした末に自業自得の死を遂げたことを知らず、「カイは恐竜に殺された」として恐竜を憎むようになり、大サタンに魂を売って史上最大の魔女となった。人類を滅ぼし、地球を石ころだけの無の星にしようとしたが守護獣によって惑星ネメシスに封印された。
- 宇宙飛行士がそれとは知らず誤って封印を解いたために現代に復活。月に宮殿・バンドーラパレスを築き、再び地球へ攻撃を開始した。月の荒れ果てた大地が気に入っている。破壊と混沌を好む一方、自然の美しさや子どもの笑顔を何より嫌い、子どもを狙った作戦も多い。しかし、子どもを狙うのは子どもが嫌いと言うよりは息子のカイを失った反動によるものが大きいらしく、最終話で部下のグリフォーザーとラミイとの間に生まれた赤ん坊を嬉しそうに抱いていた。
- やたらとノリが良く、感情の起伏が激しい。部下からは畏怖されているものの、同時によく慕われており、嬉しいことがあると部下と歌ったり、踊ったりする。
- 時には大獣神のことを「木偶の坊」と罵ったり、ブライの寿命を知り動揺するゲキ(第32話)や、ブライを失い悲しみに沈むドラゴンシーザーの心の隙を狙う(第43話)など卑怯な作戦を取ることもある。
- ドーラモンスターが倒されると手にした杖ドーラセプターを地球に投げ、大地の悪霊の力を呼び起こすことで再生・巨大化させている(このときのかけ声は「大地に眠る悪霊たちよ。○○に、はぁっ!力を、与えよー!」である)。ドーラモンスター以外でも、対象の生死を問わず巨大化させることが可能で、人間の少年や妖精ドンドンに地底獣ゴダ、さらにはドラゴンレンジャーまで巨大化させたこともある。ちなみに巨大化には永続性はなくドーラスフィンクスの様に自力で等身大に戻ることも可能。また、バンドーラが空腹などで不調の際には巨大化が行われないこともあった。
- この他にも口から吐く強力な吐息や火炎、杖からの破壊光線、物体を縮小する術や対象を他の物体に変える術、金縛りや巨大化など様々な魔法を使う。地上に姿を現す際には空飛ぶ自転車に乗って移動を行うこともある。
- 最終決戦では恐竜の卵を体内で保護しているキングブラキオンを誘惑するために捨て駒のドーラタロスを用意し、キングブラキオンを砂地獄に沈めることに成功。だが涙を流せば魔力を失ってしまうという弱点があり、カイの二度目の死に涙を流してしまったために魔力を失い、部下たちとともに大獣神によって再び壺に封印された。
- トットパット
- バンドーラに仕える吸血コウモリ。早口でおしゃべりなせっかち者で、ゴマすりが得意。一人称は「俺」。
- 種族は吸血鬼の流れをくむ吸血コウモリだが血を吸ったことが無く、一度は少女の血を吸おうと試みたことがあるが、ジュウレンジャーによって失敗に終わった。出世して翼を貰おうと思っている。
- ブックバックとよく共に行動し、ドーラモンスターを共同製作したこともある。人間に化けることもできる。
- 第26話では自身が作った毒薬でダンとメイをチンピラにした。地上に姿を現す際には空飛ぶ一輪車に乗って移動を行うこともある。戦闘では素早い身のこなしを生かして攻撃を行う。
- 好物はゆで卵で、恐竜の卵を目にしたブックバックが恐竜の卵を目玉焼きにしようと意見した際に突っ込んでいた程。
- ブックバック
- バンドーラに仕える小鬼。ブックラッパーという目くらまし銃を持つが、のろまで呑気なうえに戦闘力は低い。一人称は「僕ちゃん」。
- トットパットとよく共に行動する。出世して頭を良くしてもらいたいらしい。トットパット同様人間に化けることができる。
- バッグには色々なガラクタや計算機、マッチに爆弾、空を飛ぶ乗り物として使える雲が入っている。
- 好物は目玉焼き。
- グリフォーザー
- 黄金の鎧と巨大な翼を持つグリフォンの血を引く戦士と設定されているが(顔はライオン寄り)、恐竜人類或いは別の種族との混血かどうかは不明。
- 実質的な戦闘要員であり、ジュウレンジャーと互角以上に渡り合う程の剣の使い手。
- 武器はグリフォカリバーIV世という剣で、炎を発射することが可能。両目からは火球を発射し、翼は飛行しない時には折り畳む。バンドーラの魔力によって巨大化することもある。
- 武人肌な印象だが暇な時には居眠りをしてドーラモンスターが誕生する際の爆発音にびっくりしたり、ドーラエンドスのクシャミ菌の巻き添えを食ってクシャミに悩まされるなど、人間臭く憎めない一面もある。
- 当初は喋れなかったが、恐竜の卵を奪った功績を認められてバンドーラに喋れるようにしてもらった。だが、その第一声がラミイに対しての「戦に女は不要だ。女は家に帰って洗濯でもしていろ」という言葉であることをバンドーラに告げ口されてしまい、「女をバカにしたら承知しないよ!」とバンドーラに怒られてしまったこともある。一人称は「拙者」。
- 最終回にてラミイとの間に一児を授かる。
- プリプリカン
- 種族はレプラカーンで、老人のような外見をしている。粘土を捏ねてドーラモンスターやゴーレム兵の元となる人形を作り出す。
- 気難しくいつもプリプリ怒っているが、腕は確か。作品にこだわりを持っており、造形を気に入らずに彼がネンドーラに入れなかったドーラモンスターを、その能力に目を付けたバンドーラの命令で渋々誕生させるといった描写が見られる。第25話では人間の芸術作品も褒めていた。
- ラミイ
- 第19話から登場する幹部で、秘密捜査官も務め、恐竜の卵を追っていたサソリ女。グリフォーザーの妻で、夫婦のコンビネーションは抜群。大型のブーメランを武器としている。
- 他のメンバーとは別に恐竜の卵を追っていたため、当初、彼女のことはバンドーラとグリフォーザー以外は知らず、バンドーラ一味では唯一、過去の戦いにおいて守護獣による封印を免れた。
- バンドーラの魔力によって巨大化する際には、モンスター形態であるラミイスコーピオンに変身し、ブーメランと後頭部の触手を駆使して戦う。サソリに変身したり、巨大な岩に変身して転がって攻撃することもある。劇中では未使用だが、マスクを所持している。
- 最終話で、グリフォーザーとの間に子供が生まれる。
- ラミイスコーピオン
- ラミイの怪人形態。主に巨大化した時にこの姿になるが、実際にこの形態を披露した回は少ない。
- ドーラモンスター
- プリプリカンが作った粘土の人形をネンドーラに入れることによって誕生する怪物たち。西洋の妖怪や神話上の怪物をモチーフにしたものが多いが、忍者や騎士など、怪物以外のものをモチーフにしているものもいる。
- 一度倒されても、バンドーラがドーラセプターをバンドーラパレスから投げ、大地に眠る悪霊の力を与えることによって再生・巨大化する(ドーラタイタンなどのように最初から巨大な者や、ドーラスフィンクス等のように自力で巨大化が可能な者もいる)。中盤からはドキータ粘土によって作られるようになり、大幅にパワーアップした。
- ゴーレム兵
- 粘土製の人形から作り出される兵士。粘土の像をネンドーラに入れて誕生させるところはドーラモンスターと同じだが、粘土の棒を型に入れて3体ずつ人形を作るという工法によって大量生産される(その製作の工程は人形焼に近い)。
- 戦闘では腕を様々な形状に変化させて戦う。中盤において、ドキータ粘土を使って性能を向上させた強化型が登場するようになった。強化型は倒されても分裂して増殖する為、レンジャースリンガーでのみ倒すことができたが、第29話以降のゴーレム兵には分裂・増殖の特性はなくなっていた。
- また、作戦などに応じて忍者など様々な姿をしたゴーレム兵が登場したり、ゴーレム兵同士で話す場面もある。
その他 [編集]
- 大サタン
- 第30話より登場。かつてバンドーラに魔力を与えた悪の根源であり、人類を一瞬で滅ぼすほどの力を持つ大悪魔。黒魔術最大の魔法を用い、悪魔の塔に13人の10歳の子どもの生贄を捧げることで、バンドーラが地獄から呼び出した。生首だけの姿であり、言葉は喋らないが、背筋も凍る無気味な笑い声と咆哮を発する。敵に対しては頭部から電撃を放って攻撃し、口から吐く息は毒気となって人間を苦しめたり、逆にドーラモンスターを強化することも可能である。
- その昔、究極大獣神に敗れて地獄に逃げ込んでいたが、前述のバンドーラの儀式によって再び地上に呼び出される。一度は復活した究極大獣神によって宇宙の彼方に飛ばされるが、終盤でカイとともに再登場し、ジュウレンジャーと人類を窮地に追い込む。だが、最後は究極大獣神によってドーラタロスと共に倒され、完全に息の根を止められた。
- カイ
- 終盤で登場したバンドーラの実の息子。バンドーラをママと呼び、念力を使う。とんでもない悪戯好きで「遊び」と称して他者を困らせ、命を踏みにじる事を当然と考える、救い難い冷酷な性格。1億7000万年前に恐竜の卵を壊して遊んでいたところを怒った恐竜に追いかけられ、逃げる途上で足を踏み外して崖から転落し、自業自得の形で命を落とす。カイが恐竜に追われる事情を知らないバンドーラは、息子の死がきっかけで恐竜へ恨みを抱くようになり、大サタンと契約して魔女となる。
- 終盤に大サタンの力で現代に蘇った。大サタンの忠実な下僕となり、さらった4人の子どもとともに最後のドーラモンスターであるドーラタロスに乗り込み、一時はジュウレンジャーを窮地に追い込んだが、究極大獣神によってドーラタロスを破壊された際に重傷を負い、バンドーラの腕の中で息絶えた。
-
- ドーラタロス
- プリプリカン一世一代の傑作と称する最後のドーラモンスター。白くシャープなボディが特徴のロボット然とした姿を持ち、他のドーラモンスターと違って意思は無く、頭部にある操縦席でコントロールされる。
- 武器は角からの先端から発射するサタンビームや胸部から撃つ多連装ミサイルのサタンミサイル、他にも腕とチェーンで繋がれたロケットパンチ、頭部からの電撃、肩からの破壊光線など多岐に渡っており、さらにカイ自身の念動力により敵の動きを止めたり、あるいは攻撃を跳ね返したりできるなど攻防とも隙がない。強化後は3本に増えた角からより広範囲に広がるエネルギー波、そして大獣神のボディをも切り裂く両腕のサーベルを武器とする。
- 大獣神を始めとする全守護獣を魔法界に封印するという作戦のために生み出され、大サタンが蘇らせたカイと操った人間の子供四人を操縦者兼人質としてジュウレンジャーに挑戦、この時は究極大獣神のグランバニッシャーを受けて大破したと思われたが、これもバンドーラ達の作戦の内で、戦いを終えた瞬間キングブラキオンを砂地獄に飲み込ませて封じ込める事に成功した。
- その後、強化形態として再生され、今度はカイ一人での操縦によって動かされて大獣神とドラゴンシーザーを圧倒、大サタンの援護もあって守護獣を敗退させ、最終的に彼らをもバンドーラの手で魔法界に送ってしまう。しかし、守護獣が魔法界から解き放たれた事で力を取り戻したジュウレンジャーと三度交戦した時には大獣神と剛龍神の連続攻撃で追い詰められ、最期はまたしても究極大獣神のグランバニッシャーを浴びて大サタンもろとも粉砕された。
ジュウレンジャーの装備・戦力 [編集]
共通装備 [編集]
- ダイノバックラー
- ジュウレンジャーが装備している変身用アイテム。普段はベルトにバックルとして取り付けられており、手に持って敵を殴りつけるナックルガードとしても使用可能。変身に際しては胸の前に突き出したダイノバックラーを「ダイノバックラー」の発声とともに上下反転させることでバックラーの中にはめ込まれている「守護獣メダル」が輝き変身する。
- ドラゴンレンジャーのものはドラゴンバックラーと呼ばれ、カラーリングも5人のものと異なるが、変身する際の発声は5人同様に「ダイノバックラー」である。
- また、変身後もベルトの一部(真ん中に部分)として残る。
- スーパー戦隊シリーズの変身アイテムとしては珍しく、通信機能が備わっていない。その為、劇中で連絡を取り合うシーンは描かれなかった。
- 守護獣メダル
- ダイノバックラーにはめ込まれているメダル。各人ごとにメダルのマークが異なり、初期メンバーのものは各守護獣のモチーフが描かれており、ドラゴンレンジャーのものは獣奏剣にも用いられている三つ又の槍のようなマークが描かれている。守護獣メダルには、握り締めることで負傷したり病に侵された人間の治癒力を上げることが出来る力や、守護獣の力を結集して仲間を異次元世界から脱出させるダイノパワーを持つが、守護獣メダルを外している間は変身不能になる。
- ドラゴンレンジャーのものは、ブライの死に伴い消滅してしまった。
- スーツ
- ジュウレンジャーがダイノバックラーを起動させて装着する強化服。ヘルメットはそれぞれの守護獣の頭部がモチーフであり、胸や手袋、ブーツには市松模様のようなデザインが施されている。ヘルメットがジュウメタル製、スーツ本体はそれを繊維化したジュウメタルファイバーで出来ている。2千度の高熱やマイナス180度の低温にも耐えられる。
- また、ドラゴンレンジャーのものは体力増幅装置が初期の5人と比べて著しく倍化されていて、素手で戦車1台を投げ飛ばして破壊する威力を発揮する程、肉体的パワー及びスピードは5人を遥かにしのぐ。手袋とブーツに金色のリングが付いており、ヘルメットの額に埋まっている赤い石は、ダイノクリスタルと同じ材質で出来ている。ここに獣奏剣の音色を共鳴させて、ドラゴンシーザーに変形合体命令を送る。
- レンジャースティック
- 左腰のホルスターで携行している短棒型の万能武器。初期メンバー全員が持っている。ガイアトロンエネルギーで駆動し、銃タイプのレンジャーガン、短剣タイプのレンジャーソードに変形する。レンジャーガンから発射されるプラズマ状エネルギーは1m四方の鋼鉄を溶かす威力があり、レンジャーソードは刀身に送ったエネルギーを超振動エネルギーに変換して分厚い鉄板を切り裂く程の切れ味を発揮すると同時に、先端から電撃を放つことも可能。ドラゴンレンジャーも初登場回でプテラレンジャーのものを奪って使用している為、ある程度の心得はあるようである。
- サンダースリンガー
- 第29話でゲキとブライがキングブラキオンと戦う試練を乗り越えて手に入れた、光の矢を放つスリング型のレーザー銃。5人用しかない為、ドラゴンレンジャーは入手直後のみ使用。
- レンジャースリンガー
- レンジャーガンとサンダースリンガーを合体させた強力なレーザー銃。5人が同時に発射する「レンジャースリンガー・ファイナルショット」の威力は通常の25倍で、必殺技に相当する威力がある。その威力は29話で強力な巨大ドーラフランケにダメージを与えたほど。
- ダイノクリスタル
- 守護獣を変形合体させる5本の円錐状クリスタルで、初期メンバーのパーソナルカラーに対応した彩色である。山の中に隠されていた。守護獣のコクピット内の操縦パネルに挿し込むと、変形合体が行われ、合体完了後は操縦桿になる。第7話以降はメンバーの各メダルから出現する。
伝説の武器 [編集]
数億年もの間、絶望の大陸に隠されていた伝説の武器。それぞれにガイアトロンの吸収板が内蔵されており、地球がある限りそのエネルギーは尽きることがなく、決して切れ味が落ちない。
- 龍撃剣
- ゲキの個人武器であるソードがティラノレンジャーの力で変化した豪華な鍔のついた諸刃剣。ガイアトロンとゲキの生体エネルギーを掛け合わせると、戦車を一振りで真っ二つにする威力を発揮する。空中で敵をすれ違いざまに切り裂く「ティラノスラッシュ」という技がある。アームドティラノレンジャーの状態では、獣奏剣との二刀流で「ドラゴンティラノスラッシュ」という技を放つ。なお、伝説の武器の中で唯一漢字の名を持つ。
- モスブレイカー
- ゴウシの個人武器であるアックスがマンモスレンジャーの力で変化した大岩も打ち砕く巨大な斧。ビームバズーカ砲としての機能も持ち(柄の部分が砲身も兼ねている)、バズーカとしての威力は厚さ1mのコンクリートの壁を打ち破る程である。斧で敵を切り裂く「マンモスブレイク」という技がある。
- トリケランス
- ダンの個人武器であるランスがトリケラレンジャーの力で変化した三つ又の槍。分厚い鋼板も突き破る。伸縮自在なうえに、2本を接続させ双槍にすることが出来る。回転させて突風を起こせる。敵を突き刺す「トリケラスラスト」という技を持つ。
- サーベルダガー
- ボーイの個人武器であるダガーがタイガーレンジャーの力で変化した虎の牙をイメージした短剣。2本装備。刃の両側に可動式の爪が付いており、これで敵の武器を受け止め防御に使うこともできる。投げて使用することも多い。
- プテラアロー
- メイの個人武器であるアローがプテラレンジャーの力で変化した弓矢。リシヤ族の伝説の英雄リシアンテウスの力を受け継いでいる。100m先の標的を貫く[注 7]。エネルギーを込めた光の矢を放つこともある。
- 獣奏剣
- クロトがブライに授けたドラゴンレンジャーの個人武器である短剣。左腰のホルダーにさして携行する。刃の部分からはビームを発射し、笛として吹けば守護獣ドラゴンシーザーを操ることができる。念じることで時の止まった部屋と下界を行き来することもできる。ブライ亡き後はゲキが受け継ぎ、ドラゴンシーザーの召還や指示、龍撃剣との二刀流に使用された。伝説の武器ではないが、龍撃剣同様に漢字の名である。
- ドラゴンアーマー&レンジャーアームレット
- ドラゴンレンジャーの胸に装着された金色のボディアーマーと、両二の腕に装備されたアームブレスレット。本来、ジュウレンジャーの中の選ばれた勇者が継承する予定だったが、眠りに就く前のブライが神殿から盗み出していた(書籍によってはブライが盗んだ品をダイノバックラーと記載しているものもある)。タロンメタル製で、装着した者のパワーと防御力を増大させる。獣奏剣を吹いて気を集中すれば、バリアーを張ることも可能。獣奏剣とともに、ブライの死後はゲキに受け継がれた(ブライが死ぬ以前の第29話でも一時的にゲキが使用していた)。ちなみに「ドラゴンアーマー」・「レンジャーアームレット」という名前は作中一度も呼ばれていない。
- 魔剣ヘルフリード
- バンドーラが復讐鬼だったころのブライに授けた地獄最大の魔剣。野望を燃やした強力な執念を持つ者だけが手に出来る危険な剣。ブライが正しい心に目覚めるとともに土になって消滅した。
合体武器・技 [編集]
- バベルアタック
- やぐらを組み、5人のレンジャースティックを合体させて放つ強力な光線。ドーラナイト戦とドーラミラージュ戦で使用。ドーラナイト戦では初使用にも関わらず通用しなかった。
- ハウリングキャノン
- 5人の個人武器を合体させた必殺バズーカ砲。マンモスレンジャーが空中に放り投げたバズーカ形態のモスブレイカーを核に、プテラレンジャーが転送させたプテラアローが横向きに合体。そのプテラアローにトリケラレンジャーが転送させたトリケランスとタイガーレンジャーが転送させたサーベルダガーが合体し、龍撃剣を手にしたティラノレンジャーがジャンプして龍撃剣を直接上部に合体させて完成。完成したハウリングキャノンはティラノレンジャーが手にし、地上に着地後、ティラノレンジャーを中心にフォーメーションをとり、5人のガイアトロンエネルギーを一つにしたエネルギー光線を発射する。設定上、プテラアロー・トリケランス・龍撃剣を合体させたスーパーソードアローとモスブレイカー・サーベルダガーを合体させたツインホーンキャノンという形態にすることも可能である。
メカニック [編集]
これら3台のマシンは、タンク部にあるエネルギー炉・ガイアトロンコンバーターで駆動する。これは超太古の技術で現代人類だけでなく古代人類にも原理は解明できないと言われている。また、3台ともメンバーの変身前でも常用された。
- ロードザウラー1
- ティラノレンジャー専用のバイク。最高速度は320km/h。3連バルカン砲を装備。
- サイドザウラー2
- マンモスレンジャーとタイガーレンジャーの乗るサイドカー。運転は主にマンモスレンジャーが行う。最高速度は280km/h。出力は600馬力。大型キャノン砲を装備。
- サイドザウラー3
- トリケラレンジャーとプテラレンジャーの乗るサイドカー。運転は主にトリケラレンジャーが行う。最高速度は300km/h。マシンガンを装備。
守護獣 [編集]
従来のスーパー戦隊シリーズの作品とは異なり、本作品では「神」(生命体)として設定されている。外見上は機械であるが、その理由は不明。一億七千万年前から(あるいは地球創造の時代から)存在するため、自我を持つロボットとしては初めて、明確な意思と行動理念を持ち、戦隊側に使役されるのではなく、神として崇められ、力を貸している。そのため、時に戦士を窘めることがあれば、搭乗を拒否するといった独断行動を行う。
彼ら「神」は恐竜を守る立場であり、恐竜とともに生きる生命を守護する役目を持つ。故に人間もまた守る立場にある。究極大獣神が本来の姿であるが、古代人類の登場するはるか古の時代において、地獄から現われた悪魔・大サタンとの戦いを勝利した際に傷を負い、7つの分身に分かれた後は、守護獣として古代人類を守っていた。
神の存在は守護する恐竜の存在と同調しており、地球から全ての恐竜が絶滅した場合、役目を終えた神はこの世からいなくなる。(ただし、ジュウレンジャーの5人とバーザ、バンドーラとラミィは恐竜が進化した存在であるため、生物分類上は彼らも恐竜である)。バンドーラによる恐竜絶滅によってほぼ全ての恐竜が息絶えたが、キングブラキオンの体内にて雄と雌一対の卵が安置されたために消滅が免れた。この卵がのちに戦いの鍵となる。
CG技術のない当時の撮影関係により、戦闘時に全ての守護獣が単体で活動することはない。そのため、体当たりなどの接近戦は着ぐるみの関係でティラノザウルスとドラゴンシーザーの役割である。また、作中で見られるメインの守護獣5体の行進は、遠方に着ぐるみのティラノザウルス、他4体がカメラ至近距離に設置されたミニチュアという、遠近法を活かした組み合わせで撮影された。
- ティラノザウルス
- 全長:45m / 全高:27m / 重量:96t / 走行速度:120km/h
- ティラノサウルスの姿をした、ヤマト族の守護獣。大地を割って出現する。尻尾を振り回したり、尻尾を地面に叩き透けて上空に飛び上がって攻撃するカンガルーキック的な攻撃を得意とする。口から放つ衝撃波「ティラノソニック」が必殺技。
- 大獣神の顔と胸部になる。ダイノタンカー時はコアユニットを形成。
- 尚、当時考えられていたティラノサウルスの姿(ゴジラ型)に準じてデザインされているので、後のブイレックスや爆竜ティラノサウルス、ガブティラとは描かれ方が異なっている。
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にもティラノレンジャーとともに登場しており、ブイレックスとともに歴代戦隊メカ総攻撃の締めを飾って、ガオレンジャーの勝利に貢献した。
- ジュウマンモス
- 全長:24.7m / 全高:15m / 重量:108t / 走行速度:120km/h
- マンモスの姿をした、シャーマ族の守護獣。氷山から出現する。鼻から放つ冷凍光線「モスブリザード」が武器。
- 大獣神と剛龍神の腕・背中となり、頭部は大獣神のマンモスシールドになる。ダイノタンカー時は獣戦車キャノンを形成。
- トリケラトプス
- 全長:37.3m / 全高:11m / 重量:141t / 走行速度:140km/h
- トリケラトプスの姿をした、エトフ族の守護獣。砂漠から出現する。尻尾のトリケラカノンが武器で、その威力は一発で高層ビルを破壊してしまうほど。また角を鎖にして敵を動けなくさせることもできる。脚部はキャタピラ。
- 大獣神と剛龍神の左足となる。ダイノタンカー時は左車両を形成。
- サーベルタイガー
- 全長:37.3m / 全高:13.3m / 重量:141t / 走行速度:150km/h
- サーベルタイガーの姿をした、ダイム族の守護獣。森林から出現する。尻尾のサーベルガンが武器で、その威力は一瞬で東京タワーを蒸発してしまうほど。
- 大獣神と剛龍神の右足となる。ダイノタンカー時は右車両を形成。
- プテラノドン
- 全長:21m / 全幅:25.5m / 重量:84t / 飛行速度:マッハ2.5
- プテラノドンの姿をした、リシヤ族の守護獣。火山から出現する。翼のプテラビームが武器。超高感度レーダーも搭載。
- 大獣神の胸となる。ダイノタンカー時は上部レーダーユニットを形成。剛龍神が戦闘する際には、ティラノザウルスとともに遠隔操作で剛龍神の援護を行う。
- ドラゴンシーザー
- 全長:62m / 全高:38m / 重量:170t / 走行速度:140km/h
- ヤマト族のもう1体の守護獣。単体で巨大化したドーラモンスターと戦うだけの能力を持つ。獣奏剣の演奏に乗って水中から現れる[注 8]。かなり凶暴な性格で、獣奏剣がないと操ることができない。しかし、寂しがりな面もあるようで、ブライの死後、彼を恋しがる場面もあった[10]。また、子供にかっこいいポーズを取ってとねだられたときには照れていた。獣奏剣は必ずしもドラゴンレンジャーが吹く必要はなく、ブライの死後はティラノレンジャーが獣奏剣を吹いて操っている。ドラゴンレンジャーが敵だったころは大獣神やティラノザウルスと闘った。
- 基本的にはブライやゲキが獣奏剣を使って遠隔操作しているが、他の5体の守護獣と同型のコクピットも用意されており、1度だけブライが乗り込んで戦ったことがある[11]。
- 武器は指から放つ超高熱光弾「ドラゴンハーレー」[12]とドリル型尻尾の「スピニングシーザー」。胸部のブレストラーにエネルギーを集中して「ペンタゴンバリアー」を発生させる。単体で巨大化したドーラモンスターを倒した描写は無いが、巨大化したグリフォ-ザとラミィの2人を相手に2対1という戦況ながら軽々と圧倒している。
- 剛龍神の顔・胸部となり、ブレストラーとスピニングシーザーはドラゴンアントラーを形成。獣帝大獣神と究極大獣神への合体の際にはヘッドギア・肩アーマーとなり、究極大獣神時はブレストラートはキングブラキオンの胸部に装備され、ドラゴンアントラーはキングブラキオンの尻尾となる。
- 日本の映像作品でドラゴンという場合、往々にして東洋の竜である場合が多いが、本作品では西洋のドラゴンというより、日本独特の怪獣(ゴジラ型)に近いフォルムをしている。
- 獣騎神 キングブラキオン
- 全長:116m / 全高:62m / 重量:510t / 走行速度:150km/h
- ブラキオサウルスの姿をした、守護獣の使徒。3号ロボ(あるいは要塞ロボ)に相当する。日頃は沼地に生息している。
- 体内に保温室を持っており、恐竜の卵を守り抜いた。尻尾が変形した大砲であるテイルキャノンと口から吐く火炎弾のガイアトロンエネルギー弾が武器。首から吸引ビームを発射可能。
- 究極大獣神の下半身となる。究極大獣神の状態でもジュウレンジャーと会話が可能である。
- 初登場の頃は、サンダースリンガーを手に入れる為の試練にやってきたゲキとブライを襲った。
- 終盤にて、バンドーラの魔力により恐竜の卵を抱えたままで砂地獄に沈められ、大獣神とドラゴンシーザーと共にバンドーラの魔法界に幽閉されてしまうが、ジュウレンジャーに救出された。有事の際には超獣戦車キングタンカーに変形して大獣神や剛龍神を乗せることが出来る。おもちゃの箱には、獣帝大獣神の他に、ティラノザウルス、ドラゴンシーザー、大獣神、剛龍神を乗せた写真が載せられているが、本編では、獣帝大獣神の他に乗せたのは、第45話における大獣神が1度きりである。
- 獣戦車ダイノタンカー
- 全長:52.8m / 全高:24m / 重量:570t / 走行速度:300km/h
- ティラノザウルスを始めとする5体の守護獣が「合体、ダイノミッション」の掛け声で合体した巨大戦車。武器は2門の「獣戦車キャノン」と合体した5体の守護獣の目からビームを放つ「獣戦車ストーム」。敵を倒すほどの威力はない為、合体後はすぐに大獣神になることが多い。尚、大獣神から戻ったり、上半身だけを大獣神にすることも可能(第6話ではこれを利用したトリッキーな戦いを見せた)。
巨大神 [編集]
- 大獣神
- 全高:41.7m / 重量:570t / 出力:2000万馬力
- ダイノタンカーが「発動、大獣神」の掛け声で変形し完成する巨大神。生命体に該当するため、ジュウレンジャーが操縦しなくても戦うことができる。恐竜人類の神であり、劇中の様々な現象を起こすことが出来る(5体分離状態でも同様に見せている)。
- 頭部の角から「大獣神ビーム」、目から「破壊光線」と「吸引ビーム」、背中の砲身から光線を放つ。ジュウマンモスの顔部であるマンモスシールドという盾を持つ。最大の武器は空から落ちてくるかのように現れる剣「恐竜剣ゴッドホーン」。
- 必殺技はゴッドホーンの刀身から雷光を発生させた状態でジュウレンジャーと大獣神が同じ掛け声で放つ「超伝説・雷光斬り」(右手一本で高く掲げ斜めに切り下ろすのが基本パターン。たまに右下から斜めに切り上げることもある)。終盤では強化したドーラモンスターや大サタンなど全く通じないことも多く、大サタンに至っては剣自体を消し飛ばされてしまった。尚、地面に突き刺さったゴッドホーンを握るシーンでは、普段拳状に固まったかの様な大獣神の手が極端に小さくなる(手袋をした人間の手が剣を掴む)という、スーパー戦隊シリーズのロボットとしては非常に珍しいシーンがある。
- ガイアトロンエネルギーを力の源としており、バンドーラの日食を利用した作戦で巨大化したドラゴンレンジャー・グリフォーザー・ラミイスコーピオンの総攻撃を受けて地の底に落下してしまったが、マグマ内で傷を癒したことで復活を果たした。宿敵の大サタンとの戦いは、太古の戦いにおいては勝利したものの究極大獣神を維持できないほどの傷を負い、復活した大サタンの力で誕生したサタンフランケの泡でドラゴンシーザーと共に溶かされそうになったり(第31話)、最終決戦では大サタンの支援を受けたドーラタロスに左腕を切断されてしまう(第48話)など苦戦は免れなかった。最終決戦ではドラゴンシーザーと共にドーラタロスと大サタンに敗北した後、バンドーラの魔法界に幽閉されてしまうが、ジュウレンジャーに救出された。バンドーラが魔力を失った後、バンドーラ一味を再び壺に封印した。
- 初登場では、人間に化けたドーラスフィンクスを相手になぞなぞ対決に走るという一風変わったデビュー戦を行った。
- 尚、コックピットはダイノタンカーが変形を行っている際の配置と大獣神を操縦する際の配置がゲキ以外異なっている。なお、奥にはドラゴンレンジャーが座る席が存在するが、第42話以降は空席。6人全員揃って搭乗したのは究極大獣神が初登場した第31話のみ。
- 合体は、守護獣を呼ぶ都合からジュウレンジャー5人が揃う必要があるが、中盤以降では合体した状態で登場することもあった。また、操縦は5人揃わなくても可能[11]。
- 剛龍神
- 全高:43m / 重量:560t
- ドラゴンシーザーを中心に、ジュウマンモス、トリケラトプス、サーベルタイガーが「合体、ドラゴンミッション」の掛け声で合体して完成する巨大神。
- 大獣神がパワー主体なのに対し、剛龍神はスピード主体の戦闘を得意とする。主にドラゴンレンジャーの支援を得られる場合や大獣神では敵わない相手と闘う場合、ティラノレンジャーやプテラレンジャーが何らかの理由で巨大戦に参加できない場合に登場(マンモスレンジャー・トリケラレンジャー・タイガーレンジャーの3人さえいれば操縦可能のようである。しかし、第29話では無人の状態で動いていた。)。剛龍神は大獣神と違い、ダイノタンカーの様な形状を経ることなく4体の守護獣が直接合体し、背中に大砲をしょっておらず、また、マンモスシールドを持ったことはない。さらに、剛龍神はジュウレンジャーと会話した描写はない。
- ドラゴンシーザーの尻尾と胸のペンタゴンが合体した槍「剛龍槍ドラゴンアントラー」が主な武器で、回転させることで「アントラーバリヤー」を発生させる。必殺技は高速回転させてエネルギーを集中させたドラゴンアントラーで敵を貫く「超爆裂龍神突き」。雑誌には地球上のどんなものでも突き破ってしまう威力を持っていると書かれていた[13]。角はブーメランの「ヒートホーン」になり、雑誌によると、どんなものでも溶かしてしまうらしい[13]が、ドーラフランケやドーラタロスには通じず、あっさり跳ね返されてしまった。
- 初登場時はブライとドラゴンシーザーがジュウレンジャーの一員になったことを祝しての合体であり、戦闘を行うことはなかった(敵が出てこなかった為)という珍しい初登場の仕方だった。故に、初陣は翌話にもちこされたが、初陣では、グリフォーザー・ラミィスコーピオン・ドーラピクシーの3体を相手にティラノザウルスとタッグを組んで戦った。その際も、グリフォーザー・ラミィスコーピオンの2体を相手に互角以上に戦った。
- 獣帝大獣神
- 全高:58.2m / 重量:740t / 出力:5000万馬力
- キングブラキオン以外の守護獣が「獣帝合体」して完成する巨大神。
- 肩からのミサイル「ショルダーブラスト」(劇中未使用)、胸と肩から放つ熱光線「カイザーバースト」などの技を持つ。必殺技は全エネルギーを胸に集めて放つ「エンパイアアタック(当初エンパイアタックだった)」で、超伝説雷光斬りの2.5倍の破壊力を誇る。
- 合体というより、大獣神の肩の上に変形させたドラゴンシーザーを乗せた形で、着ぐるみが余りに大掛かりになってしまったため、単独で登場したのは僅かに3回のみで、その内1回は砂に飲み込まれるキングブラキオンを助けようとしてバンドーラの攻撃を受けている。そのこともあり合体してすぐ究極大獣神に合体することが多かった。第38話の戦いではほぼ動かないまま敵を倒している。
- 劇中での使用はないが、ドラゴンアントラーを装備したスチール写真は多く、説定上は剛龍神と同じ技を使えることになる。玩具でもドラゴンアントラーを付けることも可能である。実は、スーツがトップヘビーのために非常に重く移動も困難で、これにドラゴンアントラーを装着してしまうと動くことが一切出来なくなるという、デザインと造形の違いを浮き彫りにする大欠陥を抱えていたので本編に出せなかった為である[14]。
- 究極大獣神
- 全長:110m / 全高:81m / 重量:1250t
- 全ての守護獣が「究極合体」して完成する巨大神。獣帝大獣神がキングブラキオンに騎乗し、余ったドラゴンアントラーのパーツがキングブラキオンと合体することで完成する。大獣神本来の姿であるが、かつての大サタンとの戦いで傷ついたため、当初は究極大獣神としての姿を維持できなくなっていた。大サタンに正面から立ち向かえる唯一の存在(最終決戦ではドーラタロスと大サタンを一撃の元に葬り去っている)。必殺技は全身の火器を一斉に射撃する「グランバニッシャー」。
- 究極の名に恥じず、作中では無敗である。なおグランバニッシャーは48話でドーラタロスに乗った子供たちを救出するために頭部を破壊しないようにするなど手加減したりすることも可能。第42話ではマンモスレンジャーとトリケラレンジャーが不在だったこともあり、ドラゴンレンジャーが操縦席に座った状態で操縦された。
設定・用語 [編集]
- 古代人類
- 今から1億7千万年前は恐竜たちが栄えた時代だった。しかし実は、人間たちも、この時代に存在していた。それが、恐竜たちから進化した古代人類である。ジュウレンジャーやバンドーラも古代人類の仲間である。
- ゲキとブライのヤマト族、ゴウシのシャーマ族、ダンのエトフ族、ボーイのダイム族、メイのリシヤ族の五部族で構成されている。また、かつてはバンドーラが長を務めたダル族も存在していた。
- 1億7千万年前の伝説
- 地球は恐竜の時代だったが、古代人類も生存していた。古代人類は5つの部族に分かれ、それぞれ恐竜を守護神として崇めていた。文明は栄え、平和な世界だった。ところが、魔女バンドーラが現れ、人類を滅ぼし、地球を無の世界にしようと企んだ。この戦いで、多くの者が倒れ、ゲキも父、母、妹を失った。この危機を救ったのは、五部族の守護神である五大守護獣だった。守護獣によってついにバンドーラは捕らえられ、惑星ネメシスに追放された。
- 地下神殿
- バーザが管理人を務めるさくらマンションの、地下2000mのオーロラがきらめく空間にある湖に浮かぶ神殿。ジュウレンジャー5人が1億7千万年間眠っていたが、バンドーラ復活とともにバーザの手で目覚め、その後はここが彼らの拠点となった。神殿内には中心部の復活の泉をはじめ、五大守護獣を祭る祭壇や、数多くの本が保管されている書庫、各戦士が眠っていた5つの扉と大鏡、武器庫がある。地上からの神殿へ入る手段はマンションのエレベーターのみで、エレベーターに乗って6・5・1、小ボタンの順にボタンを押すと赤いランプが点滅し、扉左のカバーを開けて中のボタンを押すとエレベーターが急降下して神殿に向かうという複雑な方法である。
- ダイノ伝記
- 大昔の様々な出来事が記録されている書物。バーザが常に持っている。太古の歴史から1000年くらい前のことまで載っており、ドーラモンスターやその基になった怪物が、どうやって暴れたのか、どうすれば倒せるのかなどもすべて記録されている。ジュウレンジャーたちは、この本に描かれていることをヒントにして、数々のピンチを切り抜けた。
- 劇中では、『五部族vsバンドーラ』、『ドラゴン伝説の5つの武器』、『怪獣キルケ』、『怪物ラドゥーン』、『ピクシー』、『安らぎの花』、『エスポアの山』、『薬草マンドラゴラ』、『怪物ガズラー』、『破滅の鏡』の記録が登場した。オープニング映像はダイノ伝記が開くところから始まり、最終回ではゲキ達と守護獣の姿が映し出された直後に閉じて、本編のラストを飾った。
- ジュウメタル
- 原始元素ジュウトロニウムにアルミニウム、クロム、チタンなどを化合させた超硬質軽量合金。ダイヤの約4倍の硬さを持ち、ジュウレンジャーのヘルメットやバックル、武器、ビークルといった装備のほとんどに採用されている。なお、ジュウトロニウムは地球の最深部にしか存在しないため、現代人類は発見していない。
- ガイアトロンエネルギー
- 地球自身が持つ神秘のエネルギー。地球のマグマに大量に含まれているといわれている。ジュウレンジャーの装備などのエネルギー源であり、守護獣はこれにさらに太陽光線を融合させたエネルギーを活動源としている。
- 時の停止した部屋
- ブライがクロトに案内された異空間の部屋。階段付きの出入口と数本の柱、白い無数の蝋燭が並んでいるテーブルがあるだけの部屋で、入口付近に、ブライの寿命を示す緑色の蝋燭が置いてある。獣奏剣のエネルギーで外との行き来ができ、ブライはこの部屋にいる間は寿命が減ることがない。
- 第41話でバンドーラに所在をつきとめられ破壊されてしまった。
- バンドーラパレス
- バンドーラ一味が本拠地としているトロフィー型の宮殿。地球の建物が無数に1箇所へ終結し、その中から奪い取った高層ビルの上部に建設された。 宇宙船としての役割も持っており、ジュウレンジャーの復活後は月面に移る。内部にネンドーラが、ベランダには地球の様子を覗ける望遠鏡・ドーラスコープが置かれている。
- 最終話でバンドーラ達が再び壷の中に封印された後、そのまま跡形もなく消滅した。
- ネンドーラ
- ドーラモンスターやゴーレム兵を焼いて生産する魔法の焼き釜。プリプリカンが粘土を捏ねて作り上げた粘土人形を入れることにより、モンスターやゴーレム兵が生まれる。
キャスト [編集]
戦隊側メンバーでは、ボーイ役は『世界忍者戦ジライヤ』で山地学役を演じ、メンバー最年少で体操が得意な橋本巧、メイ役に当時アイドルとして活躍していた千葉麗子が起用された。このころから、撮影真っ只中の役者のインタビューも増え始め、さらにそこでの彼女の起用により、特撮=芸能界への登竜門というイメージが一般に広まっていくこととなった。ゲキ役とダン役には前作『ジェットマン』にゲスト出演した望月祐多、藤原秀樹を起用。またブライ役には『電撃戦隊チェンジマン』でチェンジペガサス/大空勇馬役を演じ、当時劇団東京ヴォードヴィルショーで活躍していた和泉史郎が抜擢された。少年時代のブライは当時子役だった酒井寿が演じたが彼は翌年の『五星戦隊ダイレンジャー』にも出演している。更に長官的な役割のバーザ役には名脇役俳優の多々良純を起用、多々良は『正義のシンボル コンドールマン』や『宇宙刑事ギャバン』といった単体ヒーロー物では御馴染みの顔だったが、スーパー戦隊シリーズでは最初で最後のレギュラー出演となった。
敵役である魔女バンドーラ役には、レギュラー出演としては『太陽戦隊サンバルカン』(へドリアン女王役)以来の戦隊シリーズ再登場となる曽我町子を起用。自他共に認める当たり役である「魔女」役ということもあり、曽我は起用当初から衣装イメージから役柄の性格、台詞回しにいたるまで細部にわたって徹底した役への拘りを見せた(時には製作サイドと意見が衝突することも度々あり、中盤には台詞内での呪文に対する解釈を巡る意見の食い違いから番組からの降板を考えたこともあった、と後に曽我は述懐している)。その結果、序盤の段階から主役戦士を凌ぐ圧倒的な存在感を見せつけ、敵側の中心人物でありながら主役戦士を凌ぐ高い人気を獲得、その後の本作品のストーリー・演出・商業面にも少なからず影響を及ぼした(単独のキャラクターソングの製作、「敵組織の主要人物が誰一人命を落とさない」という結末など)。さらには曽我は本作品の輸出版である『パワーレンジャー』の製作サイドからもその高い存在感が評価され、一部コスチュームデザインを変更した上で「魔女リタ」として『パワーレンジャー』にも登場するという快挙も成し遂げている(因みに日本のオリジナル版作品に素面で出演した俳優で『パワーレンジャー』シリーズにもオリジナル版と同様の役柄で登場したのは、2012年現在、曽我と本作品でラミィ役を演じた河合亜美の2人のみである)。このような経緯もあり、同じく曽我が演じたへドリアン女王と同様、戦隊シリーズ史上でも特筆に値する敵役として現在もバンドーラは特撮ファン以外の間でも高い知名度・人気を誇っている。
ナレーターには初期の戦隊でもナレーションを多数手がけた大平透が登板し、オープニングナレーションをはじめとした重厚でシリアスな語り口で作品を引き締めた。
変身後の戦士を演じるスーツアクターにはティラノレンジャー役には新堀和男の弟子である前田浩を起用している。また、ドラゴンレンジャーのスーツアクターはクレジット表記されていない。追加戦士のスーツアクターがクレジット表記されるのは、次作『五星戦隊ダイレンジャー』からとなる。
レギュラー・準レギュラー [編集]
- ゲキ / ティラノレンジャー(声):望月祐多
- ゴウシ / マンモスレンジャー(声):高安青寿
- ダン / トリケラレンジャー(声):藤原秀樹
- ボーイ / タイガーレンジャー(声):橋本巧
- メイ / プテラレンジャー(声):千葉麗子
- ブライ / ドラゴンレンジャー(声):和泉史郎
- 不思議仙人バーザ:多々良純
- 妖精ノーム:岩城力也
- 命の精霊クロト / 聡の友達:酒井麻由美
- 少年時代のブライ:酒井寿
- 黒騎士:高橋利道
- 魔女バンドーラ:曽我町子
- ラミイ / ラミイスコーピオン(声):河合亜美
- 大サタン:浦野眞彦
- カイ:高橋一生
声の出演 [編集]
- 守護獣ティラノザウルス、大獣神、剛龍神:丸山詠二
- 守護獣サーベルタイガー:寺杣昌紀
- グリフォーザー:千田義正[15](初代)、徳丸完
- トットパット:篠田薫
- ブックバック:渡部猛
- プリプリカン:大山豊
- 強化ゴーレム兵:岸野一彦
- 大サタン:加藤精三(31、46)
- ナレーション:大平透
ゲスト [編集]
- 吉村悟:斉藤亮太(1、2)
- 西田由美子:宮島育美(1、2)
- アナウンサーA:阿部渡(1、2)(2話はアナウンサーと表記)
- 宇宙飛行士:田中正太郎(1)、川上敦史(1)
- テレビアナ:中川正義(1)
- 子供A:加藤衛(1)
- 知識人:森富士夫(2)、茂木和範(2)
- 宏:鎌手宣行(3、4)
- 宏のお母さん:姉崎公美(3、4)
- 男の子A:吉田晃介(5)、藤田大助(33)
- 男の子B:上村真司(5)
- 徹:荻野純一(7)
- 美知子:浅倉知佐(7)
- 美知子のお母さん:有本操(7)
- 母親たち:内山奈緒美、大森輝子(7)
- 守:鹿島大樹(8)
- 守の父:青柳文太郎(8)
- 守の母:前池千鶴(8)
- ユーロ皇子:佐々木一成(9、10)
- 恵美子:百地千寿(9、10)
- 恵美子の母:押切優子(9)
- クロックル:桑原たけし(9、10)
- デイジー:高山千草(9、10)
- 長老たち:佐川二郎、泉福之助(9)
- アペロA:野村利之(10)
- 卓也:田鍋圭助(11)
- 史郎:中村勇一(11)
- 達史:藤田大助(11)
- ゆかり:別府沙織(11)
- まり子:市川さき(11)
- えり:仙台エリ(11)
- ミチ:藤田美紀(12)
- ミチのパパ:伊庭隆(12)
- 若い女たち:高橋和恵、志田邦子(12)
- 景子:伊藤有希(13)
- 淳:高橋覚(13)
- 景子の母:谷口真紀(13)
- 医師:木村修(13)
- 利夫:わたなべしんすけ(14)
- 利夫の母:松本じゅん(14)
- 先生:新富重夫(14)
- アナウンサー:中川正義(14)
- 坂本律子:吉田めぐみ(15)
- 坂本茂:松田真弥(15)
- ゴウシの姉オトメ:栗原未妃(15)
- 幼いゴウシ:押部麗央(15)
- 幼いオトメ:小林佑子(15)
- イサム:村野忠正(16)
- ピエロ:岸端浩也(16)
- 良太:上村裕樹(17、18)
- ヤマト国王:岡本美登(18)
- ヤマト国王妃:三宅ゆみか(18)
- 和男:守屋秀太郎(19)
- 雄二:車宗光(19)
- 吉田次郎:小松宙貴(23)
- 里子:滝本有美(23)
- ワタル:北代隼人(24)
- ワタルの母:奥山真佐子(24)
- 医者:山崎之也(24)
- 津村大作:伊牟田哲哉(25)
- 津村ミチル:中島由貴(25)
- 津村:新城彰(25)
- 医師:茂木和範(25)
- 司会者:小竹林早雲(25)
- マサル:赤山裕樹(27)
- サユリ:伊藤愛(27)
- 伸一:浅野健太(28、29)
- 伸一の父:牛山茂(28、29)
- 少女:佐藤京子、岩田綾子(30)
- 母親:池端美希子、川島芳美(30)
- 少年:水岡武之、松木一真(30)
- 女子高生:山下眞季(32)
- OL:大内陽子(32)
- 女研究員:山口夏海(32)
- サオリ:仲原聖月(33)
- ユウコ:岩下恭子(33)
- サニー:富沢麻矢(33)
- レイニー:富沢真衣(33)
- 理恵:菊地瑞穂(34)
- 亀田ちさと:冨田千晴、冨田晃代(35)
- ちさとの父・亀田:森富士夫(35)
- タダシ:嶺岸和城(36)
- タダシの母:三瓶奈奈(36)
- 徹:広田雅宣(37)
- 秀彦:堀内雄一郎(37)
- 綾子:菊地ユミ(37)
- 平田一平:平尾淳(39)
- ハンター:横溝貴之、古成幸一、曽根修身(39)
- 松井耕太:佐藤充(40~42)
- 耕太の母:舞小雪(42)
- 女神:外薗まゆみ(42)
- 巡査:森山貴文(43)
- 山崎さやか:水嶋もも(44)
- 早坂香:松原理恵(44)
- 西沢:荒井幸三(44)
- 光一:山浦広幸(45)
- 光一の父:久保忠郎(45)
- 光一の母:藍田みちる(45)
- 運転手:野村和也(45)
- 佐倉操:緑八千代(46)
- 聡:手島佑弥(47,48,49,50)
- 聡の友達:菊地隼人、三上雅士、青出来隼人(47,48,49,50)
- 聡の母:二階堂美由紀(47,48,49,50)
スーツアクター [編集]
- ティラノレンジャー[16]:前田浩
- マンモスレンジャー[17]:大藤直樹
- トリケラレンジャー[18]:蜂須賀昭二
- タイガーレンジャー[19]:石垣広文
- プテラレンジャー[20]:中川清人
- ドラゴンレンジャー[21]:高岩成二
- ドラゴンレンジャー[22]:竹内康博
- プリプリカン[23]:飯干隆子
- 役名不詳:日下秀昭、坂本隆、横山一敏、渡辺実、宮崎剛、中川素州、村上利恵
スタッフ [編集]
メインライターはそれまでメタルヒーローシリーズでメインライターを務めていた杉村升が担当。RPG要素をふんだんに織り交ぜたシナリオでシリーズに新風を吹き込ませた。この他高久進や、杉村の弟子に当たる荒木憲一などが脇を固めた。前作のメインライターだった井上敏樹は1本だけ単発話を執筆している。また演出陣には『科学戦隊ダイナマン』以来およそ9年振りのパイロット監督となったメインの東條昭平の他、メタルヒーローシリーズより移動の戦隊演出は初となる小笠原猛がサブとして支えた。また当時26歳だった渡辺勝也は本作品が監督としての公式デビューとなった。
オープニングテーマは過去にも戦隊への出演・主題歌の歌唱経験のある佐藤健太が担当。本作品には俳優としての出演はないが、キャラクターデザインの篠原保は、ブライのデザインイメージに際しては、元々佐藤が演じることを念頭に置いていたと語っている。ブライ以外にも、バンドーラなどを始めとするレギュラー出演のキャラクターのデザインを篠原は手掛けているが、ドーラモンスターのデザインに関してはその大半を前作より続投の野口竜が担当している。音楽面では1年のブランクを経て吉田明彦が三たび劇伴を担当、格調高いファンタスティックな楽曲で作品を盛り上げた。また同じく吉田が手掛けた『ターボレンジャー』『ファイブマン』の2作品からも、サスペンス曲やブリッジを中心に楽曲がいくつか流用されている[24]。
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
- プロデューサー:宇都宮恭三、梶淳(テレビ朝日)、鈴木武幸、白倉伸一郎(東映)
- 脚本:杉村升、荒木憲一、高久進、荒川稔久、井上敏樹、鷺山京子
- 音楽:吉田明彦
- アクション監督:新堀和男(ジャパン・アクション・クラブ)[注 9]
- 監督:東條昭平、小笠原猛、坂本太郎、渡辺勝也、雨宮慶太
- 撮影:いのくままさお
- 照明:斎藤久
- 美術:山下宏
- キャラクターデザイン:野口竜(ドーラモンスター)、篠原保(ジュウレンジャーの衣装デザイン、バンドーラ一味の幹部、ドーラタロス)、河野成浩
- 造型:前沢範
- 録音:石川孝
- 編集:成島一城
- 記録:吉田由香、高山秀子
- 選曲:宮葉勝行
- 効果:大泉音映
- 計測:黒須健雄
- 操演:船越幹雄
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳
- 装飾:装美社
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 助監督:渡辺勝也、竹本昇、諸田敏、小山賢司
- 進行主任:奈良場稔、後藤田伸幸、小林智裕、野口賢一
- 制作デスク:岩永恭一郎
- 制作担当:藤田佳紀
- 企画協力:企画者104
- 資料:河野成浩
- 造型製作:レインボー造型企画
- 視覚効果:映画工房(沖満、長部恭平)
- 現像:東映化学
- カースタント:タケシレーシング
- 車輌協力:AUTOZAM
- オートバイ協力:スズキ株式会社
- ビデオ合成:東通ecgシステム(前岡良徹、鈴木康夫、佐藤祐宏、大野英樹)
- 撮影協力:東京ドーム、後楽園ゆうえんち、那須高原・りんどう湖ファミリー牧場
- 特撮研究所
- 特撮監督:佛田洋
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
音楽 [編集]
- 主題歌
-
- オープニングテーマ「恐竜戦隊ジュウレンジャー」
- 作詞:つのごうじ、そのべかずのり / 作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:佐藤健太
- エンディングテーマ「冒険してラッパピーヤ!」
- 作詞・作曲:つのごうじ / 編曲:山本健司 / 歌:ピタゴラス
- 最終話では「恐竜戦隊ジュウレンジャー」がエンディングテーマとなった為、使用されない。
- 挿入歌
-
- 「Dolla! 〜魔女バンドーラのテーマ〜」
- 作詞:冬杜花代子 / 作曲・編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:曽我町子
- 「希望の剣」(第40話)
- 作詞:青木久美子 / 作曲:浅見博之 / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:平石豊茂美
- 「大獣神のうた」(第14話)
- 作詞:八手三郎(白倉伸一郎[25]) / 作曲:小杉保夫 / 編曲:KAZZ TOYAMA / 歌:Ju-project
- 「ティラノレンジャー・「赤き勇姿」」
- 作詞:そのべかずのり / 作曲:吉実明宏 / 編曲:石川恵樹 / 歌:平石豊茂美
- 「夢見る乙女の力こぶ」(第44話)
- 作詞:青木久美子 / 作曲:吉実明宏 / 編曲:石川恵樹 / 歌:斉藤小百合
- アイドル・早坂香が歌う劇中歌として使用された。
- 「しっぽ Piki Piki」(第11話)
- 作詞:冬杜花代子 / 作曲:前田克樹 / 編曲:石川恵樹 / 歌:佐藤健太
- 「ポップアップナイト」(第35話)
- 作詞:杉村升 / 作曲:池毅 / 編曲:石川恵樹 / 歌:いけたけし
- 「ドラゴンシーザーのうた」(第43話)
- 作詞:八手三郎(白倉伸一郎[25]) / 作曲:小杉保夫 / 編曲:石川恵樹 / 歌:Funky Y.K.
- 第43話では、インストゥルメンタル版と併用された。
放映リスト [編集]
- 1993年1月1日は休止。
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1992年 2月21日 |
1 | 誕生 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
| 2月28日 | 2 | 復活 | |||
| 3月6日 | 3 | 戦え絶望の大地 |
|
小笠原猛 | |
| 3月13日 | 4 | 甦れ伝説の武器 | |||
| 3月20日 | 5 | 怖〜いナゾナゾ | 坂本太郎 | ||
| 3月27日 | 6 | 立て!! 大獣神 | |||
| 4月3日 | 7 | みえる、みえる |
|
杉村升 荒木憲一 |
東條昭平 |
| 4月10日 | 8 | 恐怖! 瞬間喰い | 杉村升 | ||
| 4月17日 | 9 | 走れタマゴ王子 | 小笠原猛 | ||
| 4月24日 | 10 | 猿はもうイヤ! |
|
||
| 5月1日 | 11 | ご主人さま! | 杉村升 荒木憲一 |
渡辺勝也 | |
| 5月8日 | 12 | パパは吸血鬼!? | 高久進 | ||
| 5月22日 | 13 | 射て! 黄金の矢 |
|
荒川稔久 | 東條昭平 |
| 5月29日 | 14 | 小さくなァれ! |
|
杉村升 | |
| 6月5日 | 15 | 破れ! 暗黒超剣 | 坂本太郎 | ||
| 6月12日 | 16 | クシャミ大作戦 |
|
高久進 | |
| 6月19日 | 17 | 六人目の英雄(ヒーロー)! |
|
杉村升 | 東條昭平 |
| 6月26日 | 18 | 憎しみの兄弟剣 |
|
||
| 7月3日 | 19 | 女戦士サソリ! |
|
小笠原猛 | |
| 7月10日 | 20 | 大獣神最期の日 | |||
| 7月17日 | 21 | 守護獣大あばれ |
|
東條昭平 | |
| 7月24日 | 22 | 合体! 剛龍神 | |||
| 7月31日 | 23 | 好きすき超魔球 | 坂本太郎 | ||
| 8月7日 | 24 | カメでまんねん |
|
荒川稔久 | |
| 8月14日 | 25 | 悪魔のすむ公園 |
|
高久進 | 雨宮慶太 |
| 8月21日 | 26 | カキ氷にご用心 |
|
井上敏樹 | |
| 8月28日 | 27 | メイを食べたい |
|
鷺山京子 | 東條昭平 |
| 9月4日 | 28 | 大改造! 粘土獣 | 杉村升 | ||
| 9月11日 | 29 | 謎!? 襲う獣騎神 |
|
||
| 9月18日 | 30 | サタンが来る!! |
|
小笠原猛 | |
| 9月25日 | 31 | 復活! 究極の神 |
|
||
| 10月2日 | 32 | ゲキよ涙を斬れ | 荒川稔久 | 渡辺勝也 | |
| 10月9日 | 33 | 教えて! 勇気玉 |
|
鷺山京子 | |
| 10月16日 | 34 | ブライ生きて! |
|
杉村升 | 坂本太郎 |
| 10月23日 | 35 | 忍者戦士ボーイ | 高久進 | ||
| 10月30日 | 36 | くだけ! 死の鏡 |
|
杉村升 | 東條昭平 |
| 11月6日 | 37 | 恐竜が生まれる | 小笠原猛 | ||
| 11月13日 | 38 | メイ姫七変化!! |
|
荒川稔久 | 東條昭平 |
| 11月20日 | 39 | 地底獣の涙… |
|
高久進 | 小笠原猛 |
| 11月27日 | 40 | ブライ死の出発(たびだち) | 杉村升 | 東條昭平 | |
| 12月4日 | 41 | 燃えよブライ! | |||
| 12月11日 | 42 | ブライ死す… | |||
| 12月18日 | 43 | 甦れ! 獣奏剣 |
|
荒川稔久 | 坂本太郎 |
| 12月25日 | 44 | 女剣士! 日本一 |
|
||
| 1993年 1月8日 |
45 | バカヤロー少年 |
|
高久進 | 小笠原猛 |
| 1月15日 | 46 | 参上! 凶悪戦隊 | 荒川稔久 | ||
| 1月22日 | 47 | 突入!! 最終決戦 |
|
杉村升 | 渡辺勝也 |
| 1月29日 | 48 | 闇からの息子 | |||
| 2月5日 | 49 | 神が負けた!! |
|
東條昭平 | |
| 2月12日 | 50 | 恐竜万歳!! |
放映ネット局 [編集]
| 対象地域 | 放送局 | 備考 |
|---|---|---|
| 関東広域圏 | ANB(現:EX) テレビ朝日 | キーステーション |
| 北海道 | HTB 北海道テレビ | |
| 青森県 | ABA 青森朝日放送 | |
| 岩手県 | IBC 岩手放送(現:IBC岩手放送) | TBS系列局 |
| 宮城県 | KHB 東日本放送 | |
| 秋田県 | ABS 秋田放送 | 放送期間:92年2月 - 9月/NTV系列局 |
| AAB 秋田朝日放送 | 放送期間:92年10月 - 93年2月 | |
| 山形県 | YBC 山形放送 | NTV系列とEX系列のクロスネット局 |
| 福島県 | KFB 福島放送 | |
| 新潟県 | NT21(現:UX) 新潟テレビ21 | |
| 富山県 | KNB 北日本放送 | NTV系列局 |
| 石川県 | HAB 北陸朝日放送 | |
| 福井県 | FTB 福井テレビ | フジテレビ系列局 |
| 山梨県 | YBS 山梨放送 | NTV系列局 |
| 長野県 | ABN(現・abn) 長野朝日放送 | |
| 静岡県 | SKT 静岡けんみんテレビ(現:SATV静岡朝日テレビ) | |
| 中京広域圏 | NBN 名古屋テレビ(現:メ〜テレ) | |
| 近畿広域圏 | ABC 朝日放送 | |
| 鳥取県・島根県 | TSK 山陰中央テレビ | フジテレビ系列局 |
| 広島県 | HOME 広島ホームテレビ | |
| 山口県 | TYS(現:tys) テレビ山口 | TBS系列局 |
| 徳島県 | JRT 四国放送 | NTV系列局 |
| 香川県・岡山県 | KSB 瀬戸内海放送 | |
| 愛媛県 | EBC 愛媛放送(現:テレビ愛媛) | フジテレビ系列局 |
| 高知県 | KUTV テレビ高知 | TBS系列局 |
| 福岡県 | KBC 九州朝日放送 | |
| 長崎県 | ncc 長崎文化放送 | |
| 熊本県 | KAB 熊本朝日放送 | |
| 大分県 | OBS 大分放送 | TBS系列局 |
| 宮崎県 | MRT 宮崎放送 | TBS系列局 |
| 鹿児島県 | KKB 鹿児島放送 | |
| 沖縄県 | RBC 琉球放送 | TBS系列局 |
CS放送 [編集]
- 2006年8月から2007年8月まで、ファミリー劇場にて放送が行われた。
- 2008年5月から11月まで、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて放送が行われた。
- 2009年6月から2010年1月まで、ファミリー劇場にて放送が行われた。
- 2010年10月から2011年4月まで、東映チャンネルの「アンコールアワー」枠にて放送が行われた。
関連商品 [編集]
書籍 [編集]
- 『愛蔵版 恐竜戦隊ジュウレンジャー スーパー戦隊超全集 てれびくんデラックス』
- 『小学館のテレビ絵本 ジュウレンジャーシリーズ』(全11巻)
-
- めざめよ! ジュウレンジャー
- しゅつげき! ティラノザウルス
- かんせい! ダイジュウジン
- ぜんぶき・メカだいずかん
- ひっさつわざでたたかうぞ!
- ドラゴンレンジャーとうじょう!
- たんじょう! ゴウリュウジン!
- さいきょうがったいキュウキョクダイジュウジン
- うて! しんぶきサンダースリンガー
- きょうだいパワーでたたかうぞ!!
- さようならドラゴンレンジャー!!
- 『カラーワイド ジュウレンジャーシリーズ』(小学館)
-
- 新ダイノ伝記1
- 新ダイノ伝記2
- 恐竜図鑑
- おあそびブック
- 『てれびくん増刊 ジュウレンジャー超特集』
- 『ポケットえほん ジュウレンジャーシリーズ』(小学館)
-
- ティラノレンジャー
- マンモスレンジャー
- トリケラレンジャー
- タイガーレンジャー
- プテラレンジャー
- ドラゴンレンジャー
- 『シール知育絵本』(全2巻)(小学館)
-
- 恐竜パワー大ばくはつ!
- ドラゴンレンジャー登場!
- 『講談社のテレビ絵本 ジュウレンジャーシリーズ』
- 『スーパー戦隊超全集』
- 『スーパー戦隊画報第二巻』
- 放映当時の『てれびくん』
- 放映当時の『テレビマガジン』
- 放映当時の『テレビランド』
テーブルトークRPG [編集]
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャーRPG大百科』
- ケイブンシャの大百科シリーズ第501巻として発売された、児童向けのテーブルトークRPG。
映像ソフト化 [編集]
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は1993年4月~1994年2月にかけて全11巻が東映ビデオよりリリースされている。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
- 1993年11月25日から1994年1月25日にかけてLDが東映ビデオより発売されたが、第2巻・第8話までで打ち切られた。
- 2010年9月21日から2011年1月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻10話収録。5巻のDisc10には15秒バージョンの全話予告集と次番組「五星戦隊ダイレンジャー」の新番組予告が収録されている。
ゲーム [編集]
- 『恐竜戦隊ジュウレンジャー』
- 前作『鳥人戦隊ジェットマン』に引き続き、ファミリーコンピュータのソフトとして1992年11月6日に発売。発売元はエンジェル。開発元はアークシステムワークス
- 全5ステージのアクションゲームで、最初のステージからタイガーレンジャー、プテラレンジャー、トリケラレンジャー、マンモスレンジャー、ティラノレンジャーの順に操作し、各ステージの最後では敵組織の幹部と戦う。しかし、ドラゴンレンジャーは応援のみの脇役で、ステージでの操作はない。
- ミニゲームも3種類用意されている。
- タイトル画面とエンディングにはそれぞれ本作品の主題歌が流用されている。
スーパーロボット超合金 [編集]
- 『スーパーロボット超合金 大獣神』
- 2012年9月21日発売。
S.H.Figuarts [編集]
- 『S.H.Figuarts ドラゴンレンジャー』
- 2013年6月発売予定。武器は獣奏剣、魔剣ヘルフリードが付属。
- 『S.H.Figuarts ティラノレンジャー』
- 2013年7月発売予定。武器はレンジャーガン、レンジャースリンガー、龍撃剣が付属。
シリーズ内の他作品への登場 [編集]
- スーパー戦隊ワールド
- 1994年公開の3D映画で、ジュウレンジャーの5人および大獣神が登場。詳細はスーパー戦隊ワールド (映画)を参照。
- スーパー戦隊大集合
- 『未来戦隊タイムレンジャー』第51話として放送された特別総集編。タイムレンジャー5人がタイムジェットで本作品の世界を見に来たという設定で、本作品の映像が流用されている。
- 海賊戦隊ゴーカイジャー
- 本編第18話にてドラゴンレンジャー、50話および最終回にてゴウシ、そして劇場用作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』と『特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE』にて大獣神がそれぞれ登場している。
- 非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛
- 第5話にてティラノレンジャーとドラゴンレンジャーが登場。
脚注 [編集]
注釈 [編集]
- ^ 本作品以降2000年代までの「-ジャー」表記でない戦隊は1998年の『星獣戦隊ギンガマン』とその次作『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のみで、両方とも過去の没案の再起用である。
- ^ ただし、メインボーカルは同じで、児童コーラス隊が異なる。
- ^ 演じる橋本も、初期メンバーとしては鶴姫役の広瀬仁美(放送開始当初13歳)についで年少である(2001年の『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオホワイト/大河冴役の竹内実生も年齢が同じだが、誕生日の関係で橋本が年下)。
- ^ 眠りについた日と復活した日は彼が初登場した放映日でもある6月19日。
- ^ このため、味方になってからのブライはゲキの呼びかけなどからドラゴンシーザーを呼び出すときぐらいしか戦いに加われず、変身したり等身大で戦うことは少なかった。
- ^ ただし第19話では「バンドーラ軍団」という呼称が出ている。
- ^ 設定資料によっては「500m」とする説明もある。そもそも、「100m先の標的を貫く」程度なら現実の弓矢でも十分に可能である。
- ^ 何度か呼ばれてもいないのに登場し、行動していたことがある。
- ^ 番組クレジットでは「ジャパン・アクション・クラブ」と表記されているが、新堀はレッドアクションクラブ(レッド・エンタテインメント・デリヴァー)所属の俳優・殺陣師である。
出典 [編集]
- ^ 講談社『超世紀全戦隊大全集』150頁、鈴木プロデューサー・インタビュー。
- ^ メディアワークス刊『スーパー戦隊アートコレクション・戦隊ロボ編』p.089
- ^ ケイブンシャ刊『25大スーパー戦隊シリーズ完全マテリアルブック下巻』P.021
- ^ 『スーパー戦隊画報 第2巻』 竹書房、2006年、126頁。ISBN 978-4812427583。
- ^ 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 下巻』(ケイブンシャ)p.22。
- ^ 『スーパー戦隊画報 第2巻』137頁。
- ^ 日経産業新聞1993年4月26日
- ^ トイジャーナル2004年2月号
- ^ a b c 第28話「大改造! 粘土獣」より。
- ^ 第43話「甦れ! 獣奏剣」より。
- ^ a b 第42話「ブライ死す…」より。
- ^ ジャイアントロボの技、ミサイルロケット(指からのミサイル)のリメイク。
- ^ a b めばえ12月号
- ^ メディアワークス『スーパー戦隊アートコレクション・戦隊ロボ編』p.094
- ^ “千田義正”. 夜叉丸忍法帖 公式サイト出演者紹介(インターネットアーカイブ). 2012年3月2日閲覧。
- ^ O.S FACTORY -前田浩 プロフィール-(インターネット・アーカイブ内)
- ^ “大藤直樹のプロフィール”. allcinema. 2012年4月6日閲覧。
- ^ “蜂須賀昭二のプロフィール”. allcinema. 2012年4月6日閲覧。
- ^ DVD「恐竜戦隊ジュウレンジャー VOL.4」封入特典ブックレット
- ^ “横山&W中川!”. motoブログ (2011年9月30日). 2011年10月3日閲覧。
- ^ 飯島玲子他「連載「スーツアクター Close Up」高岩成二×福沢博文 対談」、『ヒーローヴィジョン』Vol.39、東京ニュース通信社、2011年3月、 89頁、 ISBN 978-4-86336-133-1。
- ^ 『特命戦隊ゴーバスターズ キャラクターブック MISSION START』、東京ニュース通信社、2012年
- ^ “山田直樹の【徒然草】/第壱回”. 劇団座◎葉隠. 2012年5月20日閲覧。
- ^ COCC-14016→17『恐竜戦隊ジュウレンジャー ミュージックコレクション』ブックレットp5。
- ^ a b Twitter / @cron204: ジュウレンの大獣神・ドラゴンシーザーのうた、ダイレン ...
外部リンク [編集]
- 恐竜戦隊ジュウレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 恐竜戦隊ジュウレンジャー特集(東映ビデオ内にあるサイト)
| テレビ朝日系列 金曜17時台後半 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
鳥人戦隊ジェットマン
(1991年2月15日 - 1992年2月14日) |
恐竜戦隊ジュウレンジャー
(1992年2月21日 - 1993年2月12日) |
五星戦隊ダイレンジャー
(1993年2月19日 - 1994年2月11日) |
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||