高速戦隊ターボレンジャー
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第12作 | 超獣戦隊 ライブマン |
1988年2月 - 1989年2月 |
| 第13作 | 高速戦隊 ターボレンジャー |
1989年2月 - 1990年2月 |
| 第14作 | 地球戦隊 ファイブマン |
1990年3月 - 1991年2月 |
| 高速戦隊ターボレンジャー | |
|---|---|
| ジャンル | 特撮テレビドラマ |
| 放送時間 | 土曜 18時00分 - 18時25分( - 第31話) 金曜 17時30分 - 17時55分(第32話 - ) (25分) |
| 放送期間 | 1989年2月25日 - 1990年2月23日 (全51回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | テレビ朝日 |
| 監督 | 長石多可男 他 |
| 原作 | 八手三郎 |
| 脚本 | 曽田博久 他 |
| プロデューサー | 宇都宮恭三(テレビ朝日) 鈴木武幸(東映) |
| 出演者 | 佐藤健太 我那覇文章 朝倉圭矢 片桐順一郎 木之原賀子 岡本富士太 高見恭子 大村真有美 他 |
| オープニング | 「高速戦隊ターボレンジャー」 歌:佐藤健太 |
| エンディング | 「ジグザグ青春ロード」 歌:佐藤健太 |
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特記事項: 「スーパー戦隊シリーズ」 第13作 |
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『高速戦隊ターボレンジャー』(こうそくせんたいターボレンジャー)は、1989年(平成元年)2月25日から1990年(平成2年)2月23日までテレビ朝日系列で毎週土曜日18時00分から18時25分(第31話まで)、毎週金曜日17時30分から17時55分(第32話から)に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第13作。
シリーズでは平成に入って初めての作品、かつ土曜18時枠(関東)にて放送された最後の作品である。
目次 |
[編集] あらすじ
今からさかのぼる事2万年前、世界は人と妖精と暴魔が存在していた。そして暴魔百族と人間との戦いがあった。人間は妖精と協力して暴魔に勝利、妖精たちの守護獣である聖獣ラキアによって暴魔は封じられる。
しかし、二万年の間に人間は妖精の存在を忘れ、妖精も度重なる自然破壊によって滅んでいった。そして、守護獣ラキアの力が弱ったことで暴魔の封印が解かれてしまう。暴魔は人間に対する積年の恨みを晴らすため、侵略を開始した。
妖精族最後の生き残りであるシーロンは、無公害エンジンを発明するなど卓越した頭脳を持つ太宰博士とともに暴魔との戦いの準備を進め、妖精を見ることができる、東京都立武蔵野学園高校の3年A組の5人の生徒に地球の未来を託すこととした。
シーロンにターボブレスを与えられた5人は強化服を纏い、「ターボレンジャー」として「若さ」を武器に戦う。
[編集] 概要
当時、『○○マン』のタイトルが主流だったスーパー戦隊シリーズだが、『秘密戦隊ゴレンジャー』以来久々に『○○レンジャー』が採用された。当初、タイトルは『カーレンジャー』の予定だったが没案となり、7年後の1996年に『激走戦隊カーレンジャー』に採用された。
本作の第1話は、当時スーパー戦隊シリーズ第1作とされていた『バトルフィーバーJ』から『超獣戦隊ライブマン』までの、過去10作品のヒーロー53人全員が勢揃いし、それと同時に本作のお披露目をするという特別編となっている。そのため、本作では第2話が実質のストーリーの始まりとなる。この回は実質的には第1話ではないためか、ビデオには収録されていない。ただし、東映チャンネルでは放送された[1]。当時は『バトルフィーバー』からカウントしていたためピンクターボが「初代スーパー戦隊」と紹介している。内容は『バトルフィーバー』から『ライブマン』までの活躍を本編の映像を交えてふり返る総集編となっており、オープニングでは過去の戦隊の戦闘シーンが流れた。放送直後には第2話の予告が実質的な新番組予告として放送された。
第1話での特別編は、節目のシリーズ第10作となる前作『ライブマン』第4話で予定されていた企画が、天候に恵まれず撮影が遅れたことで実現しなかったため、本作へと流れたものである。同種の企画が実行された例は、1994年公開の3D映画『スーパー戦隊ワールド』と2011年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』[2]であり、この戦隊競演企画は、後の『スーパー戦隊Vシネマ』の原型となっている。
[編集] 特徴
スーパー戦隊シリーズで初めて高校生だけで構成された戦隊である。主題歌にも「若さ」や「汗」といった歌詞が見られる。またモチーフには、当時のミニ四駆ブームを反映してか「自動車」が採用されている。同時に「妖精」という神秘性のある要素も取り入れられている。
本作品のサウンドトラックのライナーノートに寄稿している東映の鈴木武幸プロデューサーによると、前作『ライブマン』ではストーリーを難解にしすぎたという反省があったそうで、本作を企画する際は単純明快に正義と悪の図式を描きたかったという。しかしストーリー中盤からは、第三勢力として人間と暴魔の混血児である流れ暴魔ヤミマルが登場し、三つ巴の争いがストーリーの中心に持ち込まれるなど一筋縄ではいかないシリーズ構成となっている。暴魔百族の幹部がほぼ全滅した後は、ヤミマルと新たに登場した流れ暴魔キリカの二人との因縁がストーリーのメインとなる。また、放送当時ここ数年の『科学戦隊ダイナマン』から続いた青春戦隊路線の集大成路線の作品で昭和=1980年代の戦隊路線の集大成である。
また、敵の暴魔百族が人間の環境破壊によって現代に復活したという設定のため、ストーリーの序盤では環境問題をテーマにした作品もいくつかみられた。
巨大ロボを収納する巨大母艦に代わり、ロボットに変形できる要塞基地が登場した。2号ロボとスーパー合体ロボの登場に伴い、実現したものである。
スーパー戦隊シリーズでは唯一、ヒーローの単独での名乗りのポーズが存在せず、名乗りは必ず5人一緒に行われているのも特徴である。ただし後年の『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』において、レッドターボのみ新撮の映像と本作の力がレッドターボに変身する際のバンク音声を使った単独ポーズが登場している。
[編集] キャスティング
レッドターボ・炎力を演じ、主題歌も担当した佐藤健太によれば、戦隊メンバーが全員高校3年生と設定されたために実際の役者陣も皆若く、そのせいか初めはまとまりがいまいちだった。それとは対照的に、ヒーローを演じるスーツアクターの5人は全員前作からの続投ということもあり、レッド役のベテラン新堀和男をリーダーとしてまとまりがよいという状況だった。そのため、戦隊のリーダー・レッド役である佐藤は、新堀から「皆をまとめるべくリーダーシップを取れ」と発破をかけられたという。
また、篠原涼子が第33話で武蔵野学園の生徒としてゲスト出演したことがある。
[編集] スタッフ
基本的には前作のスタッフが多く続投しているが、同時期に放映されていた『仮面ライダーBLACK RX』の終了に伴い、同作品のメイン監督だった蓑輪雅夫が後半より参加。結果的には長石多可男や東條昭平のスケジュールの都合もあったと推測されるが、本作品の最終3部作を監督している。蓑輪は以降、『鳥人戦隊ジェットマン』までの3シリーズに中心的監督として携わった。また現在は監督を務めている竹本昇は本作の第6・7話より助監督として演出部に参加している。脚本面でも、サブライターとして当時アニメ作品を中心に手がけていた渡辺麻実が新たに加わっている。なお、『秘密戦隊ゴレンジャー』以来長きに亘りシリーズに関わってきた矢島信男は本作終了後戦隊シリーズの特撮監督を勇退、後継を佛田洋に託している[3]。
デザインワーク面では、雨宮慶太門下で『超人機メタルダー』『世界忍者戦ジライヤ』などメタルヒーローシリーズでサブデザイナーとして参加していた篠原保をメインデザイナーに抜擢。公式にはこれがデビュー作とされている[4]。彼は暴魔百族のほぼ全てのデザインワークを手がけた。
[編集] 金曜枠への変更
放送当時の10月からの番組改編期に伴い、スーパー戦隊シリーズの放送時間が本作品の第32話より従来の土曜18:00から金曜17:30に変更された。近畿広域圏の朝日放送では以前から金曜17:30より時差ネットしていたため、テレビ朝日の放送枠変更に伴い同時ネットとなった。
この時間枠変更は前作『ライブマン』の年間平均が当時のシリーズ最低記録10.5%だったことに対し、本作では8.6%に減少したことが最大の原因にあげられる。また東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件により当時特撮・アニメなどのサブカルチャー作品への風当たりが強くなっていたことも背景にあるとの指摘もある。時間枠変更について、バンダイの流通用の資料では「週休二日制が定着し、金曜日に番組を観た子供が翌日おもちゃ屋に来てくれる」と説明をつけている。
この時間帯変更により、平均視聴率は更に8.6%から6.0%に転落。結局年間平均7.6%で視聴率面でかなり苦戦を強いられることになるが、一方で「ターボロボ」などの玩具の売り上げは当時までのシリーズ中最高を記録しているという結果も残している。
本作品のみならず次作『地球戦隊ファイブマン』でも視聴率面の苦戦は更に続き、人気の回復は、高年齢層の爆発的な支持を得たとされる次々作『鳥人戦隊ジェットマン』まで待つことになる。
[編集] 備考
この時期は丁度変身後のコードネームが今も主流となっている「戦隊名の一部+色名」ではなく、色を先行させる構成が続いたころであり、本作もその構成(例:レッドターボ)を採用しているが、同様の他の作品と比較しても、「ターボレッド」などと誤表記されることが多い。色名+戦隊名の戦隊は『超新星フラッシュマン』や前々作『光戦隊マスクマン』でも用いられている。
放送当時1作目だった『バトルフィーバー』から本作までの10周年達成を記念したスタッフジャンパーが制作されている。実際に撮影現場でスタッフやキャストが着用しており、11戦隊の英語文字と、習字文字で書かれた「戦隊」が配されたデザインとなっている。この内の1着は、2005年ごろから栃木に移転した現在に至るまで、バンダイミュージアムの戦隊展示コーナーで展示されている。元々の持ち主は不明である。
『未来戦隊タイムレンジャー』第51話ではタイムレンジャー5人がタイムジェットで本作の世界を見に来たという設定で本作の映像が流用されている。
[編集] 登場人物
[編集] 高速戦隊ターボレンジャー
- 炎 力(ほのお りき) / レッドターボ
- 本作の主人公。ターボレンジャーのリーダー。個人武器はGTソード。1度だけ、ガーゾックを操縦したこともある。
- 誰にも負けぬ強い正義感や行動力を持つ、生まれながらのリーダータイプである。典型的な熱血型だが、お人好しの面もあるが冷静な判断をもつ頭脳派の側面を持つ。
- 野球部ではキャプテンを務め、「エースピッチャーにして4番」という絶対的な存在。将来はプロ野球選手を夢見るが、勉強は苦手なようである(ただし山口先生曰く、ターボレンジャーになる前は学業の成績も良かったらしい)。
- 2011年公開の『海賊戦隊ゴーカイジャー』の劇場作品、『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』にも登場。レッドターボキーを通してゴーカイジャーとゴセイジャーを応援し、ゴーカイジャーにターボレンジャーの大いなる力を授けた。
- 山形 大地(やまがた だいち) / ブラックターボ
- ターボレンジャーのサブリーダーで力持ちのパワーファイターな人情努力家。個人武器はTハンマー。
- 屈強な肉体を持ち、走ることをこよなく愛する。頭脳面でも秀でることから「走る哲学者」のあだ名を持っていた。普段は落ち着いた性格だが、ときには熱血タイプの力以上の熱さを見せる。
- 浜 洋平(はま ようへい) / ブルーターボ
- ターボレンジャーのムードメーカー。個人武器はJガン。
- 水泳部に所属し、競泳と高飛び込みを得意としている。その実力は高校生にしてインストラクターの資格も持つほどで、戦闘でも水中戦が得意。甘いマスクで女子生徒の人気は高い。
- 日野 俊介(ひの しゅんすけ) / イエローターボ
- 体操部に所属し、戦闘でもアクロバティックな動きで敵を翻弄する。体操のことが頭から離れず、戦闘時につい技の採点をしてしまう場面も。個人武器はBボーガン。
- 普段は明るくふるまっているが、3年前に最愛の弟である俊二を交通事故で亡くすという辛い過去も持つ。
- 10年前に海岸でいじめられていた「さよちゃん」という少女を助けたことがあり、彼女が初恋の相手でもあったが、実は彼女は月影小夜子こと流れ暴魔キリカであり、武蔵野学園で再会した時はお互いそのことに気付かなかった(後にキリカの方は気づいたが、彼女は「忌まわしい過去」と切り捨てた)。
- 森川はるな(もりかわ はるな) / ピンクターボ
- ターボレンジャーの紅一点。個人武器はWステッキ。
- 生徒会長を務める学校一の秀才。所属するバトン部でも花形のような存在である。他の4人を仕切ることもあって一見すると強気な性格であるが、実は非常に繊細で優しい心の持ち主。演劇の経験もあり、暴魔や4人すら騙したほどの高い演技力を持つ。カエルが苦手。
[編集] 協力者
- 太宰博士(だざい はかせ)
- 妖精の存在を知る科学者。暴魔の侵攻を予見し、ターボレンジャーを結成した。温厚な性格。医師免許も持つのか、負傷したメンバーを治療することもある。
- 山口 美佐(やまぐち みさ)
- メンバー5人のクラス担任で、教科は数学を担当。力が所属する野球部の顧問も務める。
- ターボレンジャーと暴魔との戦いに何かと巻き込まれやすい。太宰博士のことは当初、5人を振り回す迷惑な人だと思っていたが、いつの間にか相思相愛とも思える関係に。妹にカンフーなどの格闘技が得意な美香(演:早瀬恵子)がいる。
- メンバー5人がターボレンジャーであることなどは全く知らなかったが、何かをしているらしいことには途中で気がつき、卒業式に出てほしいとの一念から最終回でターボビルダーにたどり着く。そしてターボレンジャーを叱咤激励。ネオラゴーンに敗れたヤミマルにも呼び掛けた。
- すべての戦いが終わった後、メンバー5人や太宰博士とともにシーロンを見送った。
- 妖精シーロン
- 妖精族最後の生き残り。普段はドールハウスに住んでいる。身長は18センチ。メンバーの5人のみが彼女を肉眼で見ることができるが、それは5人が子供のころに受けた妖精の光の影響である。
- 太宰博士や山口先生などの普通の人間でも博士の作った装置「妖精グラス」をかけると見える。力を使い果たすと背中の羽が取れてなくなり、人間大の大きさになる。取れた羽はチョウのように飛行させることができ、他者の背中に貼り付けてその人物を妖精大に縮小させ、その人物が洗脳された状態では意識を失った状態にさせる。また、力を取り戻せば羽を自らの背中に戻す事ができる。
- すべての戦いが終わった後、ラキアの元へ去って行った。
- ちなみにオープニングでの左眼のアップは彼女のもの。また、初期は「妖精シローン」と誤って表記されていた。
- 聖獣ラキア
- 2万年前に暴魔百族を封印した聖獣。
- 環境汚染により、封印する力が弱まり、暴魔の復活を許してしまう。その後、太宰博士とターボレンジャーおよび妖精シーロンに暴魔百族打倒を託し、自ら命と引き換えに星座となりターボレンジャー達を見守っている。
- また、彼の崇高な精神は妖精だけでなく暴魔たちにも少なからず影響を与えており、彼に感化されて味方になった暴魔も少数ながら存在している。
[編集] 暴魔百族
暴力と魔力を尊び、世界支配を目論む悪魔の種族。2万年前に人間と妖精に敗れ、本拠地の暴魔城ごと封印されていたが、環境の悪化によって妖精のパワーが衰えたため、現代に蘇った。戦車にも変形する戦闘機ガーゾックとガラバーと呼ばれるバギーを戦力とする。それまでの組織とは異なり、幹部全員が暴魔再生巨大化光線を使用可能。
中盤において、ヤミマルの策と、それに嵌められたラゴーンによって幹部が次々死地に追いやられ、第30話でほぼ組織としては崩壊している。
- 暴魔大帝ラゴーン
- 暴魔百族を束ねる暴魔城の支配者で、またの名を「暴魔神」。暴魔再生巨大化光線は触手から放つ。威圧と暴力で暴魔たちを支配する典型的な暴君で、彼に従わない暴魔も多数存在する。
- 物語後半、ヤミマルの策略で暴魔城にてレッドターボと戦いGTクラッシュで敗れるが戦闘形態となり巨大化。ターボロボを苦しめるがスーパーターボビルダーに倒される。だが、完全には死んでおらず、ワタリドリボーマことオヤクシャボーマの派遣を皮切りに異形の姿で異空間からターボレンジャーと流れ暴魔の戦いに干渉する。
- その後ネオラゴーンとして復活し、暴魔城を流れ暴魔から奪還。108匹の暴魔獣を閉じ込めている大封印を解こうと暴魔城ごとターボビルダーに迫るが、自身はスーパーターボロボに倒され、暴魔城もスーパーターボビルダーに破壊され、失敗に終わった。
- 暴魔博士レーダ
- 暴魔のナンバー2。暴魔百族の頭脳的存在で、ジンバの前身も知っていた。
- 様々な妖術を使う。武器は魔笛透視杖。暴魔再生巨大化光線は魔笛透視杖を奏で、それにより空中に現れたアンモナイトのような幻影から放つ。彼自身もアンモナイトの化身である。この音色はターボレンジャーをも苦しめる効果がある。
- 第30話で異空間を生み出し様々な幻影を放ってレッドターボを苦しめるもGTクラッシュで倒される。その際、自らの復活を宣言しつつ消滅したが、結局復活はしなかった。
- 初期のオープニングでは「暴魔博士レーダー」と誤って表記されていた。
- 姫暴魔ジャーミン
- 残酷な性格の女幹部で、蛇の化身。普段は女性の顔をしているが、戦闘時には蛇の顔に変わる。武器は魔変毒蛇ムチ暴魔再生巨大化光線は口から吐き出す蛇状のエネルギー体から放つ。
- 「戦士は星のように孤独だ」が信条。理由は不明だが、家庭の暖かさや肉親の愛情を激しく嫌悪する。
- 第2話からの登場。最後の戦い(第29話)ではクロコボーマを生み出し、ラガーファイター完成の時間稼ぎのために現れたターボトラックをガーゾックで急襲するが逆に撃墜され重傷を負ったまま戦闘に突入する。クロコボーマと共にブラックターボに挑むが敗北。クロコボーマを巨大化させ倒れた。
- 名前の由来はジャスミンと思われる。
- 暗闇暴魔ジンバ
- 鎧武者の風貌をした幹部。ヤミマルが登場するまでは、力とライバル関係にあった。
- 武器は2本の暗闇魔神剣で、手に持たずに念動力で操ることも可能。また、倒されたと見せかけて鎧だけを残して脱出する変わり身の術のような技を使う。
- 元は愛する姫のために強大な敵と戦った人間の男だったが、死闘の果てに傷ついた姿を見た姫にあざ笑われた挙句に捨てられて死亡、その死体から出た恨みの鬼火がジンバとなった。それ故、男女の愛を憎んでいる。
- 第28話で一時的に変身能力を失ったターボレンジャーを追い詰めるも、復活した5人に圧倒され呆気なく倒されるが、直後にヤミマルによって巨大化。そのままヤミマルに操られ、ターボロボを倒す。だが突如出現したターボビルダーによって完全に倒された。暴魔再生巨大化光線は口から吐き出すジンバの頭の形をしたエネルギー体から放つ。
- かっとび暴魔ズルテン
- 他の3人より格下の幹部。お調子者で強いものに従う主義。ラゴーンが倒された時はヤミマルに寝返り、ラゴーンが復活した時はあっさりヤミマルを裏切った。「~ってんだ」が口癖。
- へそから目くらましに使えるズルテンヘソ油や煙幕を出し、車形態のかっとびズルテンに変身する。この形態でジャーミンに乗ってもらうことが楽しみ。また、シゴキボーマのシゴキムチで打たれることで彼の放つおならは人間を眠らせる作用があり、ヤミマルに利用されたことがある。武器はスリングショット型兵器のズルパッチンとズルッポ吹き矢。暴魔再生巨大化光線はズルッポ吹き矢を発射するホラ貝から放つ。
- 初期から登場した幹部で唯一最終回まで生き残ったが、ターボビルダーに戦闘機ごと撃墜されるという呆気ない最期を遂げた。
- 暴魔獣
- 暴魔の戦士達。妖怪を彷彿させるフォルムをしており、総じて名前の後半部に「ボーマ」が付く。大多数が人語を話すが、超魔神ボーマなどのように人語を話さない者もいる。各地に封印されている者が多く、人語を放す者は復活時に「大復活、暴魔獣・○○ボーマ(暴魔獣の名前)!!」と叫ぶ。
- 主題歌の歌詞にも書いてあるが、正義の心に目覚める者も少なくない。ヤシノミボーマやスズナリボーマのように同族が多数いる者や、ジャーミンの分身であるクロコボーマや怨霊から誕生したアギトボーマのような者もいる。倒されても幹部が放つ暴魔再生巨大化光線を浴びることで再生・巨大化するが、ジャシンボーマやジゴクエボーマなどのように、倒されていない状態もしくは残骸から自力で巨大化する者や、超魔神ボーマのように最初から巨大な者もいる。
- ウーラー兵
- 最下級の暴魔。幹部や暴魔獣が「湧け! ウーラー」と呼ぶことで召喚される。ウーラーボーマを族長としており、ウーとラーという隊長に率いられている。武器は邪骨剣。
- ウーとラーは骨ピッケルを武器としている。当初は普通に言葉を発していたが、後半は全く喋らなくなる。ラーはガラバーでレッドターボと対決したこともあった。
- 大封印
- 108匹の暴魔獣が封印されているという最大の封印。108匹のため、本編に登場した暴魔獣以外にもたくさんいると思われる。
- 暴魔百族はこれを復活させ、一気に地球を制圧せんと数々の作戦を取ろうと画策。その場所は暴魔百族・流れ暴魔・ターボレンジャーにも知られていなかったが、ネオラゴーンの持つ「封印球」で内部と通じる事が出来るため、まず封印破りの名人である暴魔獣フーインボーマを大復活させ、ヤミマルとキリカの命を生贄にして復活させようとするが、ターボレンジャーの活躍で封印球は破壊され、フーインボーマは巨大化するも特攻したドラグラスと共倒れに終わる。だがフーインボーマが自分の命が宿った杖を送り込む事で封印は弱まり、更にその場所がターボビルダーの真下という事が判明する(理由は後述)、その後ネオラゴーンが巨大化して大封印を解こうとするも破れ、最後は暴魔城をビルダーにぶつけて解こうとするも、暴魔城はスーパーターボビルダービームで撃破され、1匹も甦ることなく完全消滅した。
- なお、暴魔獣以外にもラゴーンやズルテンメタルタイプの姿も見られる。
[編集] 流れ暴魔
人間と暴魔の間に生を受けた混血の者。人でも暴魔でもないことから両種族からも迫害の対象にある[5]。故に少数であり、同族である流れ暴魔と出会う確率は限りなく低いらしい。
- 流れ暴魔ヤミマル / 流星 光(ながれぼし ひかる)
- 「さすらい転校生・流星光」として、武蔵野学園に転校してきた流れ暴魔。力をライバル視している。
- 2万年間、人間と暴魔双方から蔑まれてきた過去を持ち、どちらも滅ぼし、流れ暴魔だけの世界を創ろうという野心を持つ。ラゴーンが復活するまで、暴魔を実質的に支配する。
- 流星剣、流星銃、ヤミ手裏剣などの多彩な武器を持つ。暴魔再生巨大化光線は、初めは口笛とともに肩に現れるヤミクモから放っていたが、強化後は兜の角と額から放つようになった。第32話以降は自身が封印を解いた暴魔蝙蝠ドラグラスに騎乗する。
- 最終回で暴魔城に乗り込むがネオラゴーンに敗れ、赤い糸によってキリカに救われる。そして小夜子とともに人として生きる道を見つけ、卒業式の日にターボレンジャーに別れを告げて旅立って行った。
- 流れ暴魔キリカ / 月影 小夜子(つきかげ さよこ)
- 力達のクラスメートで、自身の素性を知らないまま18年間人間として生きてきた。力に好意を抱いていたこともある(力の方でも2年前に怪我をした子供に率先して献血した彼女の姿を見て以来、好感を持っていた)。しかし、18歳の誕生日にヤミマルによって流れ暴魔として覚醒し、以後ヤミマルと行動をともにする。
- 武器はスカーレットビームを放つ月光剣とリング状大型手裏剣。暴魔再生巨大化光線はリング状大型手裏剣から放つ。
- ヤミマルとは小指と小指が赤い糸で結ばれており、その糸を使ってラゴーンとレッドターボを結界の中に閉じ込め闘わせたこともある。終盤において、自らの出生の秘密を知り、ヤミマルより一足早く改心した。
- 当初はもっと扱いが小さくなる予定だったらしいが、森下がキリカの役者として抜擢されたため、メインキャラになったという。また、キリカのコスチュームの初期案には、ヤミマルの初期コスチュームに準じたデザインのものもあった。
- 流れ暴魔カシム
- 第47、48話に登場。ターボレンジャーとの闘いの果てに力を失ったヤミマルとキリカを助けた「流れ暴魔」。
- 2万年前に美しい人間の娘に救われ、その娘と子供をもうけた暴魔獣キメンボーマの話を二人とターボレンジャーにする。最期に自らの正体を明かし、流れ暴魔は平和を愛する種族だと説き、さらに2万年大切に持っていたロケット(ある女性の写真が収められている)をターボレンジャーに託して死亡。
- 彼の登場で物語は終焉に向かって一気に加速することとなる。
[編集] ターボレンジャーの装備・戦力
[編集] 共通装備
- ターボブレス
- ターボレンジャーの5人が両腕に装備している変身・通信用のブレス。「ターボレンジャー!」(単体の場合は自分のコードネーム)のかけ声とともに両手を前につきだし、すかさず胸の前まで戻してターボブレスを発動させる。するとスーツが装着され変身完了する。
- 妖精の光を浴びた人間なら誰でも使用可能で、妖精の光を浴びた経験のある高校生・健一が洋平のターボブレスを盗んでブルーターボに変身したことがある。スーツは、エネルギーが無くなると全身が白くなる。
- ターボレーザー
- 右腰のホルスターで携行する標準装備の銃。発射される光線は厚さ2cmの鉄板に0.3秒で穴を開ける威力。5丁のターボレーザーを一斉に撃って空中に光球を作り、それを暴魔獣にぶつけるターボレーザー・プラズマシュートが初期の必殺技だった。
- 剣(ターボレーザーソード)がカセットに収納されており、ターボレーザーと分離して使用することもできる(剣に変形する銃との記述があるが、誤りである)。
- ターボレーザー・プラズマシュート
- 序盤で使用された必殺技。上空の一点に向かってターボレーザーを放ち、エネルギー球を作り出した後「プラズマシュート」の合図でそのエネルギー球を暴魔獣にたたきつける。ターボレーザーの10倍の威力を持つ。暴魔獣を倒すと、振り返りながら「ビクトリー!」の発声とともにVサインを出す。後に流れ暴魔ヤミマルにエネルギー球を一刀両断され破られる。
[編集] 個人装備
- ターボカセット
- 5人それぞれの個人武器。折りたたんでターボレーザーに合体させることでレーザーの攻撃力を高めることが可能。
- GTソード
- レッド専用の剣。刀身にエネルギーを込めて敵を斬り裂くGTクラッシュという必殺技があり、この必殺技で倒された暴魔獣はかなりの数に上る(暴魔博士レーダやネオラゴーン等身大もこの技で倒した)。ターボレーザーソードとの二刀流で放つバージョンもある。
- Tハンマー
- ブラック専用の、斧に似た槌。暴魔の武器・邪骨斧の30倍のパワーを持ち、15分で大型戦車を鉄屑にする威力がある。また、グリップからビームを放つことも可能。十字に振るうハンマーブレイク、ジャンプして敵の脳天を叩き割るハンマー唐竹割りという必殺技がある。
- Jガン
- ブルー専用の光線銃。得意技はJガン乱れ射ち。ターボレーザーと合体させた形態はJマシンガンと呼ばれる。
- Bボーガン
- イエロー専用の、ボーガン式の弓矢。99.9%の命中率を誇る。バック転してからジャンプしてBボーガンを放つジャンピングボーガンという技がある。
- Wステッキ
- ピンク専用のステッキ。直接殴りつけるステッキクラッカー、ブーメランのように投げつけるステッキブーメランという技がある。
[編集] 合体技
- Vターボバズーカ
- プラズマシュートがヤミマルに破られたことから作られたバズーカ砲。ターボアタッカーのVターボエンジンがバズーカ本体にセット。レッドの「VターボエンジンON」を合図にバズーカを起動。ピンクがスコープを覗いた後、レッド以外のメンバーが「レディー」の掛け声を行い、レッドが「マックス」の掛け声を行う。レッドが標的をロックオンした後、レッドの「ゴー」の発声と共に発射する。
- Zバズーカ
- Vターボバズーカの試作品。ヤミマルを退けるために未完成のまま俊介と洋平が持ち出して使用したが、1発撃っただけでエネルギー炉が爆発寸前の状態になり、1時間以内に安全な場所に運ばなくてはならなくなった。太宰博士の話では「半径500m以内を吹き飛ばすほどの爆発」とのことだったが、実際の爆発は半径50mも無かった。
- コンビネーションアタック
- 5人による連続攻撃。バリエーションは様々だが、最初にブラックとブルーがイエローとピンクに弾かれる勢いで敵に飛び込んでパンチし、次にイエローとピンクがレッドを踏み台にしてのジャンプから飛び蹴りを放ち、最後にレッドがGTソードまたはターボレーザーソードで斬りつけるというパターンが多用された。
- トリプルアタック
- レッド、ブルー、イエローによる連続攻撃。レッドがブルーとイエローを足場にしてジャンプ、敵をGTソードで攻撃する。次にブルーとイエローがレッドを足場にしてジャンプ、JガンとBボーガンで同時攻撃を仕掛ける。
[編集] 基地・メカニック
- 太宰研究所
- 都立武蔵野学園高校の近くに設立された、太宰博士の民間研究施設。妖精の研究とターボマシンの開発に使われていて、ターボレンジャーの基地となっている。
- メインルームにはオモチャの家を改造したシーロンの寝床があり、研究室や救護室など、ターボレンジャーのバックアップを務める最新設備が整っている。
- 太宰博士は常にここに住んでいて、5人もここを拠点に暴魔百族の動向をうかがっていたが、TVモニター越しにジンバに攻撃されてしまい、研究施設は壊滅状態に陥ってしまった。
- ターボビルダー
-
- 全高:52.9m(基地)、68.5m(ロボ)
- 全幅:54.5m
- 重量:3468t
- 作品後半におけるターボレンジャーの基地。太宰博士の研究室がジンバに攻撃されたことで新たに起動した超巨大要塞。スーパー戦隊史上初の基地ロボである。太宰博士とシーロンはここで暮らしている。
- 移動はできない(地中から地上への移動は辛うじて可能)がその場での回転は出来る。シーロンにも操縦は可能。「ビルドアップ・ターボビルダー!」の合図で人型超巨大要塞ロボに変形。必殺技は全身の火砲を一斉発射するビルダーストームと胸からT字型のビームを発射するターボビルダービーム。ターボビルダーの登場に伴い、5台のターボマシンがそれまで使っていた、岩山の秘密トンネルから引っ越してきた。
- そもそも移動できないのには理由があった。108匹の暴魔獣を封印する「大封印」の開放を阻止する目的で、大封印の真上に建造されている。太宰博士はターボビルダー建造場所として古文書に記された「重いものを置くべき場所」を選んだが、それこそが大封印である。ターボビルダー自体はかなりの重量となっているが、最終決戦にあたり108匹の暴魔獣が暴れ出した際には幾度と無く揺れに見舞われた。そしてネオラゴーンによる暴魔城の特攻の危機に見舞われ、文字通り「最後の砦」として最終決戦に挑む事となる。
- ターボアタッカー
- レッド専用バギー。最高時速400km/h。武器はアタッカーバルカンとアタッカーマグナム。エンディングの出だしではテーマ曲「ジグザグ青春ロード」のタイトル通り、レッドがこれに乗って砂地をジグザグ走行している。動力機のVターボエンジンは、中期以降の必殺武器・Vターボバズーカのエネルギー供給源となる(バズーカ使用時、本体とエンジンがドッキングするシーンが見られる)。
- マッハターボ
- 5人のスーパーバイク。最高時速360km/h。
[編集] ターボマシン
- ターボGT
-
- 全長:21.4m
- 重量:97t
- 最高速度:マッハ1.2
- 出力:50000hp/t
- レッドターボが搭乗する巨大クーペ。武器はGTレーザー。車輪を折り畳んで飛行も可能。ターボロボの顔、胸になる。
- 『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』にも登場。その際、本作のバンク映像に『激走戦隊カーレンジャー』のVファイヤーと『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のレッドラダーを合成するといった手法が見られた。
- ターボトラック
-
- 全長:25.3m
- 重量:139.7t
- 最高速度:980km/h
- ブラックターボが搭乗する巨大トラック。武器はミサイルを発射するトラックカノン。ターボロボの腕、腹、大腿部になる。
- ターボジープ
-
- 全長:12.2m
- 重量:38.7t
- 最高速度:850km/h
- ブルーターボが搭乗する巨大ジープ。武器はパワーウィンチ。暴魔を封印するラキアの釘を発射したこともある。ターボロボの左足になる。
- ターボバギー
-
- 全長:13.5m
- 重量:35.1t
- 最高速度:830km/h
- イエローターボが搭乗する巨大バギー。武器はバギーバルカンとコクピット両サイドから発射するミサイル。ターボロボの右足になる。
- ターボワゴン
-
- 全長:18m
- 重量:77.5t
- 最高速度:620km/h
- ピンクターボが搭乗する巨大ワゴン車。武器はワゴンミサイル。ターボロボの脛(すね)になる。
- ラガーファイター
-
- 全長:43.3m
- 重量:320t
- 最高飛行速度:マッハ2
- 出力:300万hp/t
- ターボビルダーとともに中盤より登場、ターボロボと時を同じくして建造していたが、諸事情で完成が遅れていた。
[編集] 巨大ロボ
- ターボロボ
-
- 全高:46m
- 重量:388t
- 最高走行速度:490km/h
- 最高飛行速度:マッハ1
- 出力:320万hp/t
- 太宰博士が開発した無公害エンジンを搭載するターボGT、ターボトラック、ターボジープ、ターボバギー、ターボワゴンの5台が「合体シフト・ターボロボ!」から「チャージアップ・ターボロボ!」の合図で合体する巨大ロボ。ローラースケートのように滑走したり、飛行することも可能。逆手に持った高速剣を使用し敵を斬り裂くターボクラッシュが必殺技(高速剣は5人全員がコクピットに搭乗していなければ使えない)。ターボクラッシュには高速剣を構えて突っ込み、すれ違い様に斬るパターンと斜めに2回斬りつけるパターンがある。2丁の光線銃、ターボカノンで敵を倒したことも多い。また、盾のターボシールドも装備している。空中回転しながらパンチを決めるターボパンチが得意技である。機体には精霊が宿っており、会話は出来ないが、多少の行動なら自らの意思ですることが出来る。
- 「199ヒーロー大決戦」にも登場。
- ターボラガー
-
- 全高:41.5m
- 重量:320t
- 最高飛行速度:900km/h
- 最高走行速度:380km/h
- 出力:300万hp/t
- 巨大戦闘機・ラガーファイターから「変形シフト・ターボラガー!」から「セットアップ・ターボラガー!」の合図で巨大ロボ・ターボラガーに変形する。
- 武器は、ラガーファイター時は機体下部に装備された四連装レーザー砲ファイタービーム。ターボラガー時は両肩のビッグラガーガンとラグビーボール型のバトルボール(ただし当時発売された玩具にバトルボールは付属していない)。必殺技は超高速回転キックのスクリューラガーキック。
- ターボロボと同じく精霊が宿っているため、自らの意思による行動が可能で、最終回では暴魔城から放り出されたターボレンジャーを救った。
- スーパーターボロボ
-
- 全高:51.2m
- 重量:708t
- 出力:600万hp/t
- ターボロボとターボラガーが「スーパーシフト・スーパーターボロボ!」から「完成!スーパーターボロボ」の合図で合体した超巨大ロボ。シリーズ初の6体合体ロボである。
- ターボロボの足にターボラガーの足が合体し、ターボロボの胴体前部にターボラガーの胴体が伸長して覆い被さり、ターボラガーの脛部が腕として合体。頭部はターボラガーのものに追加パーツを付加した形となっているが、超巨大ロボの頭部が「2号ロボ」をベースとする例は後の作品においても稀である。
- 必殺技は両腕と胴体で三角形を描きビームを放射するスーパーミラージュビーム。着ぐるみの大きさが規格外だったためか、ロボの肘にあたる部分にスーツアクターの肩が入り、腕を動かしていた。また、このロボが歩いたシーンはほとんどない(ターボビルダーとの合体の際にスライド移動したことはある)。さらに技が一度だけ効かなかったことはあるものの、ロボ自体は一度も倒されたことがなく、ダメージを受けたこともない。最後の敵であるネオラゴーンですら手も足も出ないままに、一撃で撃破した。
- スーパーターボビルダー
- ターボビルダーにスーパーターボロボを格納した最強形態。シリーズ初の7体合体ロボである。
- 合体コードは「合体!スーパーターボビルダー」。胸の部分にスーパーターボロボの顔が見える。必
- 殺技はターボビルダービームとスーパーミラージュビームを同時発射するスーパーターボビルダービーム。
- 次回作『ファイブマン』のマックスマグマとは対照的に戦績は全戦全勝で、全シリーズ中でも唯一の正真正銘、最強無敵要塞である。
[編集] 暴魔百族・流れ暴魔の戦力
- 暴魔城
- 暴魔百族の本拠地で、異空間を飛行している。最終決戦でスーパーターボビルダーに破壊された。
- ガーゾック
- 暴魔百族の戦闘機で、戦車にも変形できる。
- ガラバー
- 暴魔百族のバギー。レーサーボーマ専用のガラバーも存在する。
- 暴魔蝙蝠ドラグラス
- ドラゴンのような姿をした流れ暴魔の守り神で、ヤミマルが騎乗する。胴体に装備したガトリング砲が武器。
- 第50話でヤミマルを守るためにフーインボーマに体当たりして爆死。
[編集] キャスト
[編集] レギュラー・準レギュラー
- 炎力 / レッドターボ(声):佐藤健太
- 山形大地 / ブラックターボ(声):我那覇文章
- 浜洋平 / ブルーターボ(声):朝倉圭矢
- 日野俊介 / イエローターボ(声):片桐順一郎
- 森川はるな / ピンクターボ(声):木之原賀子
- 太宰博士:岡本富士太
- 山口美佐:高見恭子
- 妖精シーロン:大村真有美
- 暴魔博士レーダ:石橋雅史
- 姫暴魔ジャーミン:岸加奈子
- 流星光 / 流れ暴魔ヤミマル:田中良典
- 月影小夜子 / 流れ暴魔キリカ:森下雅子
[編集] 声の出演
[編集] スーツアクター
- レッドターボ[6]:新堀和男
- ブラックターボ、ターボラガー[要出典]:石垣広文
- ブルーターボ[7]蜂須賀昭二
- イエローターボ[要出典]:赤田昌人
- ピンクターボ[要出典]:蜂須賀祐一
- ターボロボ、スーパーターボロボ、暴魔大帝ラゴーン、ネオラゴーン[要出典]:日下秀昭
- 暗闇暴魔ジンバ[要出典]:大藤直樹
- かっとび暴魔ズルテン[要出典]:竹内康博
- 暴魔獣、ウーラー兵[要出典]:菊地寿幸、薄田東正、得居寿、竹内康博
[編集] スタッフ
- プロデューサー:宇都宮恭三(テレビ朝日)、鈴木武幸(東映)
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん、テレビランド
- 脚本:曽田博久、藤井邦夫、井上敏樹、渡辺麻実、(構成)鈴木武幸、小林芳弘
- 音楽:吉田明彦
- アクション監督:竹田道弘(ジャパンアクションクラブ)
- 監督:長石多可男、東條昭平、新井清、蓑輪雅夫
- 撮影:いのくままさお
- 照明:斉藤久、高橋道夫
- 美術:山下宏
- キャラクターデザイン:篠原保
- 造型:前沢範
- 録音:石川孝
- 効果:大泉音映
- 選曲:村田好次
- 編集:成島一城、山口一喜
- 製作担当:山本康郎
- イラスト:赤坂徹朗、サトージュン、野口竜
- 進行主任:奈良場稔、室橋忠
- 計測:黒須健雄
- 記録:石川和枝、大塚祐子、栗原節子、深沢いづみ、高山秀子、森みどり、内藤美子、安倍伸子
- 助監督:諸田敏、武田秀雄、渡辺勝也、竹本昇
- 製作デスク:岩永恭一郎
- 装置:東映美術センター、紀和美建
- 操演:船越幹雄
- 美粧:サン・メイク
- 衣裳:東京衣裳
- 装飾:装美社
- 企画協力:企画者104
- キャラクター製作:レインボー造型企画
- 合成:チャンネル16
- 現像:東映化学
- 車輌協力:MAZDA
- オートバイ協力:SUZUKI
- ビデオ合成:東通ecgシステム(前岡良徹、近藤弘志、柳田正憲、鈴木康夫)
- 撮影協力:久喜総合文化会館、川口市立グリーンセンター、大王製紙、伊予三島市、光ヶ丘ライフステーションIMA、後楽園
- (株)特撮研究所
- 特撮監督:矢島信男
- 制作:テレビ朝日、東映、東映エージエンシー
[編集] 音楽
[編集] 主題歌
| 高速戦隊ターボレンジャー | ||||
|---|---|---|---|---|
| 佐藤健太 の シングル | ||||
| B面 | ジグザグ青春ロード | |||
| リリース | 1989年3月1日 | |||
| ジャンル | J-POP | |||
| レーベル | 日本コロムビア | |||
| 作詞・作曲 | 松本一起(作詞) 井上ヨシマサ(作曲) |
|||
| 佐藤健太 シングル 年表 | ||||
|
||||
主題歌は、本作のレッド役である佐藤健太が歌唱。佐藤はオーディションの際に、自分で主題歌を歌いたいと希望したそうである。出演者がレギュラー使用されるオープニング主題歌を歌ったのは2012年現在、前作『ライブマン』と今作のみ。
佐藤は嶋と違い本職の歌手ではないが、後に自らは出演しなかった『恐竜戦隊ジュウレンジャー』の主題歌も歌っていることから、特撮関連のライブなどには歌手として出演している。ライブ『スーパー戦隊“魂”2004』(2004年)・『スーパー戦隊“魂”II』(2006年)の際は、実際に撮影で使用した衣装と本作品の変身アイテムだったターボブレスを着用し、炎力として登場するというファンサービスも行った。
最終回のEDは、「最終回のエンディングに合っている気がした」という佐藤の意見を最終回を担当した蓑輪雅夫監督が取り入れて、本来の「ジグザグ青春ロード」ではなく挿入歌の「DANCEときめく心」が使用された。
[編集] オープニングテーマ
レッドの紹介シーンの前の夕日の映像は前作ライブマンのed映像の流用。
[編集] エンディングテーマ
- 「ジグザグ青春ロード」
-
- 作詞:松本一起 / 作曲:井上ヨシマサ / 編曲:米光亮 / 歌:佐藤健太
- 「DANCEときめく心」(最終話)
-
- 作詞:松本一起 / 作曲:井上ヨシマサ / 編曲:米光亮 / 歌:佐藤健太
- 第28話では挿入歌として使用された。
[編集] 挿入歌
- 「心よ しなやかに舞え!」
- 『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、「技の戦士」(イエローターボから)を紹介する際の挿入歌として使用されている。
- 「妖精物語(フェアリーテイル)」
- 「ウーラーの恨み」(第11話)
- 「キューティーターボレディ」(第20話)
-
- 作詞:只野菜摘 / 作曲:井上ヨシマサ / 編曲:米光亮 / 歌:HANNAH
- 「ターボ・ビクトリー」
- 「勇気は満タン! ターボレンジャー」
-
- 作詞:園部和範 / 作曲:井上ヨシマサ / 編曲:米光亮 / 歌:佐藤健太、SHINES
- 「明日にアクセル! ターボロボ」(第10・11・13・25・30話)
- 「タックル! ターボラガー」(第29話)
-
- 作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:牧野三朗 / 歌:石原慎一
[編集] 放映リスト
| 放送日 | 話数 | サブタイトル | 登場怪人 | 脚本 | 監督 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1989年 2月25日 |
1 | 10大戦隊集合 頼むぞ! ターボレンジャー | (特別編) | - | 東條昭平 |
| 3月4日 | 2 | 君達は妖精を見たか! |
|
曽田博久 | 長石多可男 |
| 3月11日 | 3 | 暴魔城! 二万年の呪い |
|
||
| 3月18日 | 4 | ゴロゴロ人間ダンゴ! |
|
東條昭平 | |
| 3月25日 | 5 | 脱出だ! サムライの町 |
|
||
| 4月1日 | 6 | ヌルルッ! 暴魔ゾンビ |
|
新井清 | |
| 4月8日 | 7 | 恋人を食べる暴魔獣! |
|
藤井邦夫 | |
| 4月15日 | 8 | 空飛ぶジャーミンの家 |
|
曽田博久 | 長石多可男 |
| 4月22日 | 9 | 憧れは悪魔のフルート |
|
藤井邦夫 | |
| 4月29日 | 10 | 鬼を呼ぶ五月人形 | 東條昭平 | ||
| 5月6日 | 11 | 爆発! ウーラー街道! |
|
曽田博久 | |
| 5月13日 | 12 | 星になった暴魔獣 |
|
藤井邦夫 | 新井清 |
| 5月20日 | 13 | 魔女をワナにかけろ! |
|
||
| 5月27日 | 14 | 参上! さすらい転校生 |
|
曽田博久 | 長石多可男 |
| 6月3日 | 15 | ヤミマル! 必殺の照準 |
|
||
| 6月10日 | 16 | 射てVターボバズーカ |
|
東條昭平 | |
| 6月17日 | 17 | 子供になった先生 |
|
藤井邦夫 | |
| 6月24日 | 18 | 5分間の変身 |
|
曽田博久 | 長石多可男 |
| 7月1日 | 19 | 激突! 魔兄弟 |
|
井上敏樹 | |
| 7月8日 | 20 | 暴魔族はるな |
|
東條昭平 | |
| 7月15日 | 21 | ドスコイ勝負 |
|
曽田博久 | |
| 7月22日 | 22 | 青春ロード! |
|
長石多可男 | |
| 7月29日 | 23 | 幽霊いっぱい |
|
藤井邦夫 | |
| 8月5日 | 24 | 怖い! 夏の海 |
|
曽田博久 | 新井清 |
| 8月12日 | 25 | 戦う小犬 |
|
||
| 8月19日 | 26 | 力! 絶体絶命 |
|
井上敏樹 | 東條昭平 |
| 8月26日 | 27 | 少女暴魔リン | 渡辺麻実 | ||
| 9月2日 | 28 | ロボ合体不能 |
|
曽田博久 | 長石多可男 |
| 9月9日 | 29 | 急げ新型ロボ |
|
||
| 9月23日 | 30 | レーダの最後 |
|
東條昭平 | |
| 9月30日 | 31 | 女戦士キリカ | |||
| 10月6日 | 32 | 悪魔の大怪鳥! |
|
長石多可男 | |
| 10月13日 | 33 | 奪え! 洋平の顔 |
|
||
| 10月20日 | 34 | ズルテンの裏技 |
|
東條昭平 | |
| 10月27日 | 35 | 愛を呼ぶ魔神剣 |
|
井上敏樹 | |
| 11月3日 | 36 | 運命の想い出… |
|
藤井邦夫 | 長石多可男 |
| 11月10日 | 37 | カンフー謎少女 |
|
曽田博久 | |
| 11月17日 | 38 | 人を喰う地獄絵 |
|
渡辺麻実 | 蓑輪雅夫 |
| 11月24日 | 39 | ラゴーンの最後 |
|
曽田博久 | |
| 12月1日 | 40 | 歩け! 四国の子 |
|
東條昭平 | |
| 12月8日 | 41 | スターは俺だ! |
|
||
| 12月15日 | 42 | コワイ誕生日! |
|
藤井邦夫 | 長石多可男 |
| 12月22日 | 43 | 6人目の戦士! |
|
井上敏樹 | |
| 1990年 1月5日 |
44 | 流れ暴魔伝説 |
|
渡辺麻実 | 蓑輪雅夫 |
| 1月12日 | 45 | 超マジック少年 |
|
曽田博久 | |
| 1月19日 | 46 | ラゴーンの逆襲 |
|
長石多可男 | |
| 1月26日 | 47 | SOS変身不能 |
|
||
| 2月2日 | 48 | 流れ暴魔の秘密 |
|
||
| 2月9日 | 49 | 美しきキリカ |
|
蓑輪雅夫 | |
| 2月16日 | 50 | 恐るべき大封印 |
|
||
| 2月23日 | 51 | 青春の卒業式 |
|
当初は2月18日放送開始予定だったが、前作『ライブマン』が昭和天皇崩御のニュースのため2月18日に最終回が変更となったため、一週間遅れて2月25日放送開始となった。また、ビデオや東映チャンネルのEPGおよびホームページでは何故か第47話の題名が「翼のとれた妖精」と誤って表記されている。
[編集] 劇場版
ターボロボが登場しており、流れ暴魔が出ていないことから、2話から14話までの間の出来事だと思われる。
[編集] 放映ネット局
- 関東広域圏:テレビ朝日
- 北海道:北海道テレビ
- 青森県:青森放送
- 岩手県:岩手放送(現:IBC岩手放送)
- 宮城県:東日本放送
- 秋田県:秋田放送
- 山形県:山形放送
- 福島県:福島放送
- 新潟県:新潟テレビ21
- 富山県:北日本放送
- 福井県:福井テレビ
- 山梨県:山梨放送
- 長野県:テレビ信州
- 静岡県:静岡けんみんテレビ(現:静岡朝日テレビ)
- 中京広域圏:名古屋テレビ(現:メ〜テレ)
- 近畿広域圏:朝日放送
- 鳥取県・島根県:日本海テレビ(1989年2月 - 9月)
- 広島県:広島ホームテレビ
- 山口県:テレビ山口
- 徳島県:四国放送
- 香川県・岡山県:瀬戸内海放送
- 愛媛県:テレビ愛媛
- 高知県:テレビ高知
- 福岡県:九州朝日放送
- 佐賀県:未放送
- 長崎県:長崎放送
- 熊本県:テレビ熊本(1989年2月 - 9月)
- →熊本朝日放送(1989年10月 - 1990年2月)
- 大分県:大分放送
- 宮崎県:宮崎放送
- 鹿児島県:鹿児島放送(ただし奄美地方は第4話から放送開始)[9]
- 沖縄県:琉球放送
[編集] 映像ソフト化
- ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は傑作選として、1993年11月~1994年3月に6巻・30話分を収録したものが東映ビデオよりリリースされている。発売された時期の影響からか、最終巻の最後の作品紹介には、『ファイブマン』ではなく、『五星戦隊ダイレンジャー』の予告が収録されている。
- 初の全話収録となるDVDが2012年5月から東映ビデオよりリリース予定。(本放送中にDVDがリリースされる様になった『ガオレンジャー』以前の)歴代スーパー戦隊シリーズ作品としては最後発であり、これが予定通りリリース完了すれば、ゴレンジャーから第36作目『特命戦隊ゴーバスターズ』までの全戦隊作品がDVD化されることとなる。
- 劇場版はビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE BOX』及び、2004年7月21日発売の『スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.3』、「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売)に収録されている。
- テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが2巻リリースされている。
- 本作の39話を再編集したHEROクラブのビデオ『戦隊スーパーバトルファイル』 がリリースされている。他に前作『ライブマン』の第44話と、次作『ファイブマン』の第3話の再編集版も収録されている。
[編集] CS放送
- 2006年12月から2007年5月まで、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にてニューマスター版の放送が行われた。
- 2009年5月から11月まで、同局の「アンコールアワー」枠にて放送が行われた。
[編集] 脚注
- ^ なお、『ゴレンジャー』と『ジャッカー電撃隊』は、原作者が異なる都合でこの時期スーパー戦隊シリーズから除外されていたため登場しない。
- ^ ターボレンジャーに登場した10戦隊・53人に加え、『ゴレンジャー』『ジャッカー』及び、本作から『天装戦隊ゴセイジャー』までを加えた計34戦隊・182人が登場する。
- ^ ただし矢島信男は以降の戦隊シリーズ(2011年現在まで)にもノンクレジットで特撮の監修者として関わっている。
- ^ [1]
- ^ しかし、オマモリボーマやヤミクモボーマ、ドラグラスのように古来より彼等に付き従う事を使命とする暴魔族もわずかながら存在する。
- ^ “新堀和男”. 株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー. 2011年4月27日閲覧。
- ^ “反逆祭!”. motoブログ (2011年10月23日). 2011年11月1日閲覧。
- ^ 日本海テレビのANN脱退並びにNNSマストバイ局化による移行。
- ^ 奄美地方では1989年3月17日に鹿児島放送(KKB)の名瀬中継局が整備され、『太陽戦隊サンバルカン』以来から約7年振りにスーパー戦隊シリーズの放送が復活した。
[編集] 外部リンク
- 高速戦隊ターボレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
| テレビ朝日系 土曜18時台前半 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
超獣戦隊ライブマン
(1988年2月27日 - 1989年2月18日) |
||
| テレビ朝日系 金曜17時台後半 | ||
|
高速戦隊ターボレンジャー
(1989年10月6日 - 1990年2月23日) ※本番組よりスーパー戦隊シリーズ |
地球戦隊ファイブマン
(1990年3月2日 - 1991年2月8日) |
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