海賊戦隊ゴーカイジャー/スーパー戦隊 ヒーローゲッター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スーパー戦隊シリーズ > 海賊戦隊ゴーカイジャー > 海賊戦隊ゴーカイジャー/スーパー戦隊 ヒーローゲッター
海賊戦隊ゴーカイジャー/スーパー戦隊 ヒーローゲッター
松原剛志Project.R)/Project.Rシングル
A面 海賊戦隊ゴーカイジャー(#1)
スーパー戦隊 ヒーローゲッター(#2)
リリース
規格 マキシシングル
録音 2010年[1]
ジャンル J-POP特撮ソング
時間
レーベル コロムビア
作詞 岩里祐穂(#1)
藤林聖子荒川稔久(#2)
作曲 持田裕輔(#1)
大石憲一郎(#2)
チャート最高順位
スーパー戦隊シリーズ主題歌 年表
天装戦隊ゴセイジャー/ガッチャ☆ゴセイジャー
2010年
海賊戦隊ゴーカイジャー/スーパー戦隊 ヒーローゲッター
(2011年)
バスターズ レディーゴー!/キズナ〜ゴーバスターズ!
2012年
テンプレートを表示

海賊戦隊ゴーカイジャー / スーパー戦隊 ヒーローゲッター』(かいぞくせんたいゴーカイジャー/スーパーせんたい ヒーローゲッター)は、松原剛志(Project.R)/Project.Rのシングル2011年3月2日日本コロムビアから発売された。

概要[編集]

通常盤と初回限定盤の2種リリースで、後者には「コロムビア特製レンジャーキー ゴーカイレッド」が付属されている。表題曲「海賊戦隊ゴーカイジャー」と「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」は、『海賊戦隊ゴーカイジャー』のオープニングテーマとエンディングテーマとして使用された。また、『アニぱら音楽館』2011年3月分から5月分までのエンディングテーマとしても使用された。

「海賊戦隊ゴーカイジャー」は、オープニングナレーション時に流れるイントロ部分が存在しない[注釈 1]

「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」は、歌詞にスーパー戦隊の名前と特徴が盛り込まれた覚え歌である[注釈 2]。1小節で各戦隊の名前と特徴を歌うパートが、各番に12小節ずつ用意されており、1番は第1作『ゴレンジャー』から第12作『ライブマン』までの昭和の戦隊、2番は第13作『ターボレンジャー』から第24作『タイムレンジャー』までの平成(20世紀中)の戦隊、3番は第25作『ガオレンジャー』から第34作『ゴセイジャー』までの21世紀以降の戦隊となっている。3番で余った2小節は、歴代戦隊をたたえる歌詞で補っている。

収録曲[編集]

  1. 海賊戦隊ゴーカイジャー [3:53]
    歌:松原剛志(Project.R) / コーラス:ヤング・フレッシュ、Project.R(高橋秀幸岩崎貴文谷本貴義[3]
    作詞:岩里祐穂 / 作曲:持田裕輔 / 編曲:籠島裕昌
    第5話・第18話・第32話では挿入歌として使用された。
  2. スーパー戦隊 ヒーローゲッター [3:38]
    歌:Project.R(松原剛志、高橋秀幸、YOFFYIMAJO高取ヒデアキSister MAYO、谷本貴義、NoB、岩崎貴文、大石憲一郎、籠島裕昌、五條真由美押谷沙樹[4]
    作詞:藤林聖子荒川稔久 / 作曲・編曲:大石憲一郎
  3. 海賊戦隊ゴーカイジャー(instrumental)[3:53]
  4. スーパー戦隊 ヒーローゲッター(instrumental)[3:36]

「スーパー戦隊 ヒーローゲッター」の派生楽曲[編集]

「スーパー戦隊 ヒーローゲッター〜199ver.」
歌:Project.R
作詞:藤林聖子、荒川稔久 / 作曲:大石憲一郎 / 編曲:Project.R(大石憲一郎)
東映系映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』エンディングテーマ[5]
「スーパー戦隊 ヒーローゲッター〜Now & Forever ver.」
歌:Project.R
作詞:藤林聖子、荒川稔久 / 作曲:大石憲一郎 / 編曲:Project.R(大石憲一郎)
収録アルバム:『海賊戦隊ゴーカイジャー 全曲集 KANZEN お宝ソングボックス』[6]
原曲では『ゴレンジャー』から『ゴセイジャー』まで34戦隊の名が登場するが、本曲では『ゴーカイジャー』および『ゴーバスターズ』が追加された[1]
大石によると『ゴーカイジャー』最終回用にアレンジした曲だったが[7]、番組では実際に使用されることはなかった。
「ザンギャックゲッター」
歌:Project.R with ZANGYACK
作詞:藤林聖子、荒川稔久、八手三郎 / 作曲:大石憲一郎 / 編曲:Project.R(大石憲一郎)
収録アルバム:『海賊戦隊ゴーカイジャー 全曲集 KANZEN お宝ソングボックス』[6]
ワルズ・ギル野島裕史)、ダマラス石井康嗣)、インサーン井上喜久子)、バリゾーグ進藤学)による替え歌[8]
「スーパー戦隊ヒーローゲッター2016」
歌:Project.R(NoB、高取ヒデアキ、YOFFY、岩崎貴文、Sister MAYO、谷本貴義、五條真由美、高橋秀幸、松原剛志、鎌田章吾大西洋平
作詞:藤林聖子、荒川稔久 / 作曲:大石憲一郎 / 編曲:Project.R(大石憲一郎)
シリーズ第40作『動物戦隊ジュウオウジャー』の第28話・第29話において、スーパー戦隊シリーズ放送通算2000回を記念してゴーカイジャーがゲスト出演した際、特別EDとして使用されたバージョン。『〜Now & Forever ver.』の36戦隊に加え、『キョウリュウジャー』から『ジュウオウジャー』までの4戦隊が追加された。
戦隊数が40に増えたので原曲と比べ、数え歌のパートは1番が『ゴレンジャー』から『カーレンジャー』まで、2番が『メガレンジャー』から『ジュウオウジャー』までと20戦隊ずつに分けられ、歌詞は追加部を除いて原曲と同じ、メロディは一新されている。数え歌以外のパートは、前半では大幅にカットされ、後半では新たな歌詞を原曲と同じメロディで歌う。
「スーパー戦隊ヒーローゲッター〜テン・ゴーカイジャーver.〜」
歌:Project.R(NoB、高取ヒデアキ、Sister MAYO、YOFFY(サイキックラバー)、谷本貴義、高橋秀幸、松原剛志、鎌田章吾、伊勢大貴、大西洋平、幡野智宏吉田達彦吉田仁美出口たかし
作詞:藤林聖子、荒川稔久 / 作曲:大石憲一郎 / 編曲:Project.R(大石憲一郎)
Vシネクスト『テン・ゴーカイジャー』で使用されたバージョン。『2016』の40戦隊に加え、『キュウレンジャー』から『ゼンカイジャー』までの6戦隊が追加された。数え歌のパートは1番が『ゴレンジャー』から『ジェットマン』まで、2番は『ジュウレンジャー』から『ボウケンジャー』まで、3番は『ゲキレンジャー』から『ゼンカイジャー』までの15作品ずつに分けられている。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ テレビサイズで収録されたものには存在する。
  2. ^ このアイデアは東映プロデューサーの宇都宮孝明によるものであった[2]

出典[編集]

  1. ^ a b ニュース・レポート”. 東映ヒーローネット. 2012年3月25日閲覧。
  2. ^ 「スーパー戦隊サウンド秘史 音も派手にいくぜ!」『スーパー戦隊 Official Mook 21世紀 vol.11 海賊戦隊ゴーカイジャー講談社〈講談社シリーズMOOK〉、2017年4月10日、34頁。ISBN 978-4-06-509522-5 
  3. ^ 高橋秀幸のTwitterでの発言より
  4. ^ NEWTYPE THE LIVE 特撮ニュータイプ』2011年4月号64-65ページ
  5. ^ 大石憲一郎オフィシャルブログ「映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」」より(2012年3月25日閲覧)
  6. ^ a b 海賊戦隊ゴーカイジャー 全曲集 KANZEN お宝ソングボックス”. 日本コロムビア. 2012年3月25日閲覧。
  7. ^ 2012年2月24日0時7分のツイート”. 大石憲一郎. 2012年3月25日閲覧。
  8. ^ 第28話「翼は永遠に」”. 海賊戦隊ゴーカイジャー東映公式ウェブサイト. 2012年3月25日閲覧。

外部リンク[編集]