百獣戦隊ガオレンジャー

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スーパー戦隊シリーズ > 百獣戦隊ガオレンジャー
スーパー戦隊シリーズ
第24作 未来戦隊
タイムレンジャー
2000年2月
- 2001年2月
第25作 百獣戦隊
ガオレンジャー
2001年2月
- 2002年2月
第26作 忍風戦隊
ハリケンジャー
2002年2月
- 2003年2月
百獣戦隊ガオレンジャー
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 日曜 7:30 - 8:00(30分)
放送期間 2001年2月18日 - 2002年2月10日
(全51回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 諸田敏
原作 八手三郎
脚本 武上純希
プロデューサー 高橋由佳・太田賢司(テレビ朝日)
日笠淳(東映)
矢田晃一(東映AG)
出演者 金子昇
堀江慶
柴木丈瑠
酒井一圭
竹内実生
玉山鉄二
岳美
斉藤レイ
音声 ステレオ放送
オープニング 「ガオレンジャー吼えろ!!」
歌:山形ユキオ
エンディング 「ヒーリン'ユー」
歌:Salia
外部リンク 公式サイト(東映)

特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第25作
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百獣戦隊ガオレンジャー』(ひゃくじゅうせんたいガオレンジャー)は、2001年平成13年)2月18日から2002年(平成14年)2月10日までテレビ朝日系列で毎週日曜7:30 - 8:00(JST)に全51話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第25作目に当たる。

概要[編集]

スーパー戦隊シリーズ第25作目にして21世紀最初の作品で、百獣の王・ライオンをモチーフに選んだ。OPには「スーパー戦隊シリーズ」のロゴとともに「25th ANNIVERSARY」が表示された。

タイトルは、元々『星獣戦隊ギンガマン』の企画段階での最有力候補だったが、『ギンガマン』企画時と同時期に放映されていた『勇者王ガオガイガー』と類似するということで没となった[1]ものを再利用している。また、酒井一圭によると、オーディションの台本には『ガオガオマン』という名称が記されていたという[2]

本作品よりテレビシリーズ終了後、俳優陣が東京以外の全国各地を廻る「ファイナルツアー」が行われるようになっている。

特徴[編集]

作劇・設定
前作『未来戦隊タイムレンジャー』が本来のメインターゲット層である児童向けの玩具売上で苦戦し、本作品では玩具面に重点が置かれた娯楽志向のストーリー作りが心がけられた。また本作品ではヒーローを「地球と意思を通い合わせられる」存在、すなわちシャーマン陰陽師のような存在として位置付けており、これらの要素はガオレンジャーを指す「ネオ・シャーマン」の名称や、五行説で用いられる色に基づいた初期メンバーの色構成など、作品の随所に取り入れられている[3]
演出面
Quest 7より、本作品のデジタル合成を担当している日本映像クリエイティブが、それまでのエリアルイメージ合成機を用いた旧来のフィルム合成からデジタル合成専門のシステムへと完全移行[4]。これにより実写とCGの融合がそれまで以上に進み、本作品でもパワーアニマルの描写を始め、名乗りでの各メンバーのキャッチコピーや戦闘中における飛び出す文字などにCGが多用されている。それに伴い本作品より、テロップ挿入・編集や合成などのポストプロダクションのプロセスがフィルム仕上げからビデオ仕上げに変わった。パワーアニマルの描写をCG中心とした背景には、TVアニメで動物型ロボットをCGで表現する作品が増えて来たことに加え、本作品と同様に動物モチーフである『ギンガマン』との差別化を図る意味合いもあった[3]
OP映像では、当初メンバーのキャスト紹介がAメロとサビに分割する形で行われていたが、中盤からはサビ部分に配されていたブラックとホワイトの紹介がAメロへ移動し、代わってそれまで準レギュラークレジットでの紹介に留まっていた6人目の戦士がオリジナルメンバーと同様に単独で紹介されるようになった(Quest 28から)。また基本的にEDラストでの表示が通例となっていた制作クレジットも、作品ではOPの最後に表示される形となっており[注 1]、代わりに監督のクレジットはエンディングにて表示されている。またそれまでの作品では基本的にエンディングでの登場であった敵幹部がオープニングにも登場するようになり、それは本作品以後にも踏襲されている。またそれとは逆に6人目の戦士がエンディングに初めて登場し、それに伴いエンディング映像が変更される措置も取られた(Quest 35以降)。
劇場版
90年代中頃より途絶えていた戦隊シリーズの劇場版制作であったが、スーパー戦隊25作目&仮面ライダー30周年を記念し、劇場版の制作が再開された。『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』との2本立てで公開された劇場版は、興行収入12億円の大ヒットとなった。このヒットにより、以降の作品においても劇場版の制作が継続されることとなった。
その他
通常時ジャケットなどのユニフォーム着用は『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以降の定番となっているが、本作品の「ガオジャケット」と呼ばれるユニフォームは完全なお揃いではなく、基本形状は同一だが襟や袖のラインカラーや胸と背中のマークといった模様が各々異なっており、追加戦士・ガオシルバーには基本形状も異なるものが充てられた。本作品以降、同パターンが基本となった。また、名乗り時に個々のキャッチフレーズが含まれるようになった。

評価[編集]

明快なストーリーとも相まって老若男女を問わず多くの視聴者に支持された本作品は、日曜の朝としては異例の2桁の視聴率をたたき出すほどの人気を獲得した。最高視聴率11.5%・平均視聴率8.8%[要出典]は、ともに日曜日に放映されるようになった『電磁戦隊メガレンジャー』以降の戦隊シリーズ史上1位である。特に最高視聴率はテレビ朝日の同時間帯における最高記録を20年ぶりに塗り替えた[5]。児童向けの番組でありながら、年齢層を問わない支持を集め、各種メディア等で話題となった[6]

また放送終了後も根強い人気があり、2011年の『gooランキング』の『夢中になったスーパー戦隊シリーズは?』のアンケートでは、放送終了後10年経過しているにもかかわらず本作品がランキング1位に輝いた[7]。ガオブラックを演じた酒井一圭は2006年に「放送から数年を経た今でも街で子供達やその親から声がかかる。その子達はどう見ても本放送を見た世代じゃないし、しかも俺はレッドじゃなくてブラックなのに」とコメントしている。西川貴教藤井隆が本作品のファンで、出演者を自分の番組にゲストとして招くなど芸能人にもファンが多い。詳しくは、トピックスの項目も参照。

ここで特筆すべき点は商業面の好調である。多数のパワーアニマルの持つ玩具としての魅力・多様性、後述するメンバーごとのユニフォーム差別化策、更に人気の高い携帯電話型変身アイテムなどが子供達の心を掴み、玩具売上も前作比190%のメガヒットを記録。本作品以降の玩具売上も、一部を除き100億 - 130億円の高水準を維持しており、その後のシリーズにおける玩具売上を押し上げる先鞭をつける形となった。

あらすじ[編集]

21世紀を迎えた世界は環境汚染・生態系の異常・人間関係の疲弊化により、地球の生命力が減少しつつあった。それにより発生した邪気が具現化し、オルグと呼ばれる邪悪なの一族が出現した。

ある週末の夜。都心に現れたオルグと戦う4人の戦士「ガオレンジャー」は、混乱の中でパレードに参加していた象が暴れるのをなだめた獣医師・獅子走を見かける。騒ぎの翌日、ガオの巫女・テトムの命を受けたガオレンジャーの4人に連れて行かれた獅子は、空に浮かぶ天空島アニマリウムで、「パワーアニマル」という大地の精霊である正義の野獣たちのリーダー・ガオライオンに出会う。ガオライオンは獅子を認め、テトムへ彼を連れてくるように伝えていたのだった。ガオイエローと名乗るリーダー格の青年・鷲尾岳は彼に告げる。もしガオレンジャーになりたいのなら、「獅子走」という名も、その過去も捨てろ、と。

それに対して獅子は答える。「俺は獣医だ。医者は助けを求める声に応えないわけにはいかない」。

こうして彼は、パワーアニマルに選ばれしネオ・シャーマンの戦士「ガオレンジャー」の5人目にしてガオライオンに選ばれたリーダー・ガオレッドとなり、他の4人とともにオルグとの戦いに身を投じる。

登場人物[編集]

百獣戦隊ガオレンジャー[編集]

パワーアニマルに選ばれた戦士たち。メンバーはそれぞれ「ガオジャケット」を着用し、パワーアニマルとの絆である「ガオの宝珠」を所有する。

また、「ガオレンジャーとしての掟」として、変身前も個人の名前ではなく一貫して変身後のスーツの色(「レッド」「イエロー」など)で呼び合う形を取っている[注 2]

物語中盤で千年前のガオの戦士の墓が登場。先代のガオの戦士達はガオスーツや専用武器が存在しない為、当時の武器や武具で武装し戦っていたがほとんど生身であり、心身を傷つきながらも戦い続けた。

集合名乗り時の決め台詞は、「命あるところ、正義の雄叫びあり! 百獣戦隊ガオレンジャー!」。

獅子 走(しし かける) / ガオレッド
キャッチフレーズ:「灼熱の獅子!」 / パートナー:ガオライオン
大学を卒業したばかりの24歳の新米獣医師。子供の頃から動物の意思を理解する能力を持つ。ガオの戦士に選ばれたのは5人中最後だが、パワーアニマルのリーダー・ガオライオンに選ばれた戦士がガオレンジャーのリーダーとなる掟によってリーダーとなる。
非常に張り切り屋かつ前向きな性格はリーダーにふさわしい部分もあり、動物に関連した問題が生じると「俺は獣医だ!」の一言で解決してしまうなど、熱血漢としての一面も持つ。基本の口癖は「やる気満々だぜ!」。獣医師時代は「走先生」と呼ばれ男女問わず慕われており、特に主婦からの人気が高かった。ガオライオンの宝珠を所持。後にガオゴリラ・ガオファルコンの宝珠も所持するようになる。劇場版でのみガオコングの宝珠を使用したこともある。
最終決戦後は、再び獣医の仕事に戻った。
鷲尾 岳(わしお がく) / ガオイエロー
キャッチフレーズ:「孤高の荒鷲(あらわし)!」 / パートナー:ガオイーグル
23歳の元航空自衛隊パイロット候補生。獅子(ガオレッド)が選ばれるまではリーダーとして活動しており、彼が加入した後はサブリーダーとなる。当初は戦士の自責からか、クールかつ真面目で口数も少なく、いささか怒りっぽい面が見られたが、獅子をリーダーとして認めるようになってからは、台詞にカタカナ英語を織り交ぜたり、ウクレレを弾く場面も見られるなど徐々にコミカルな面も見せ始め、大神(ガオシルバー)が登場してからは前面に出てくるようになった。
テトムによって5人中最初に選ばれたのだが、それが1年前の訓練飛行中だったために作戦行動中に行方不明扱いにされ、それ以来少しでも素性を隠そうとして髪を金色に染めている。またその経歴からスカイダイビングの技術を身につけているため空中戦を得意としており、変身後は背中から腕を伝って翼を出現させることで、時速300kmのスピードで空を飛べる。急降下キックは20t以上の威力がある。ガオイーグルの宝珠を所持。後にガオベアー・ガオポーラーの宝珠も所持するようになる。
最終決戦後は、航空自衛隊に復帰。
忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では黒髪で登場。
鮫津 海(さめづ かい) / ガオブルー
キャッチフレーズ:「怒涛の鮫!」 / パートナー:ガオシャーク
19歳のフリーターで様々なアルバイトをしていた。5人中2番目に選ばれ、ガオレンジャー経歴半年。大河(ガオホワイト)とほぼ同時期に選ばれた。やたらと明るいムードメーカー的存在だが、単なる能天気でなく「ネバギバ(Never give up)」が口癖の、粘り強く精神的にタフな面を持っている。水中戦が得意だが、演じた柴木が「やられて水の中に沈むシーンばかり覚えている」とコメントしているように、強さという意味ではいささか頼りない。ボウリングが得意。変身後は時速80kmで泳ぎ、横跳び50mのジャンプ力を誇る。ガオシャークの宝珠を所持。後にガオジュラフの宝珠も所持するようになる。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場した巽 大門から「牛乳竜巻落とし」を伝授される。
最終決戦後は、サーフショップで働き始める。
牛込 草太郎(うしごめ そうたろう) / ガオブラック
キャッチフレーズ:「鋼の猛牛!」 / パートナー:ガオバイソン
22歳の元力士序二段)で横綱を目指していたが、膝の怪我で引退して花屋でアルバイトをしていた。5人中4番目に選ばれ、ガオレンジャー経歴2ヶ月。その恵まれた体格とパワーを生かしたぶちかまし攻撃を得意とするパワーファイターだが、素の彼は惚れっぽく小心者。一人称は「自分」が多い。ガオバイソンの宝珠を所持。後にガオライノス・ガオマジロの宝珠も所持するようになる。鮫津(ガオブルー)よりも年上だが、戦士としての経歴では先輩(自身が後輩)にあたるということで、しばしば凸凹コンビぶりを見せた。
最終決戦後は、牧場で働き始める。
大河 冴(たいが さえ) / ガオホワイト
キャッチフレーズ:「麗しの白虎!」 / パートナー:ガオタイガー
17歳の現役高校生で武術の勉強のため上京し一人暮らしをしていた。鹿児島出身。5人中3番目に選ばれ、ガオレンジャー経歴約半年。鮫津(ガオブルー)とほぼ同時期に選ばれ、それ以降は満足に学校に行けていない。
父・虎之介は鹿児島で武道の師範をしており、彼女も父から武芸十八般や礼儀作法を厳しく教えられ、礼儀正しくしっかりしている。白刃取りも使える。その一方、Quest 35では風太郎におだてられて調子に乗ったり、そのためにオルグに獣皇剣を奪われて鷲尾・鮫津・牛込にからかわれ、物凄くいじけて獅子を困らせるという、普段とギャップのある一面も見せた。基本的に標準語で話すが、父親である虎之介に対して九州弁を使うことがある。ガオタイガーの宝珠を所持。後にガオエレファント・ガオディアスの宝珠も所持するようになる。
最終決戦後は、武道学校に復学。
大神 月麿(おおがみ つくまろ) / ガオシルバー
キャッチフレーズ:「閃烈の銀狼(ぎんろう)!」 / パートナー:ガオウルフ
Quest 21から登場(ガオシルバーとしてはQuest 24から)。千年前にオルグと戦っていた戦士の一人。年齢は1062歳。昔はシロガネと呼ばれていた。
千年前の戦いで、百鬼丸を倒すために闇狼の面を装着し『千年の邪気』を利用。百鬼丸を倒す代償として自身は狼鬼の姿に変わり、正気を失う前に自らの意思で仲間の戦士達に封印されていたが、当代のガオレンジャー達により邪気から解放された。冷静沈着な物腰だが、封印される原因となった事情が心に影を落とし、またカルチャーショックでなかなか現代になじめない。そのせいか一匹狼な面もあり、5人と別行動をとることが多い。ただ、専用武器がビリヤードのキュー状に変化するものだったためか、ビリヤードをしている時は心が落ち着くらしく、プールバーに通う様子が描かれている。5人を通し、徐々に現代に打ち解けていく。ガオウルフ・ガオリゲーター・ガオハンマーヘッドの宝珠を所持している。
最終決戦後は、放浪の旅に出る。

支援者[編集]

テトム
ガオの巫女。パワーアニマルたちの意思を伝える。年齢は1022歳。巫女ながら性格は天然かつ非常に砕けているほか、思い込みが激しい面もあり、『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではガオレンジャーがはぐれハイネス・ラクシャーサを倒したことを報告したが、全く信じなかった。ガオレンジャーも驚く程の怪力の持ち主(絡んできたチンピラも撃退した)であるが、基本的には戦わない。また、料理が得意で、そのせいでラセツに狙われたこともある。鼻が動くと性格が変わる。歌声も美しく、大神の笛の音と共にガオディアスによく聞かせている。
最終決戦後は月に眠りに就いたが、時々目覚めてガオレンジャーと交流している。
ムラサキ
千年前のガオの巫女でテトムの祖母。テトムと瓜二つの顔を持つ。大神(ガオシルバー)と顔なじみだった。彼女もテトム同様美しい歌声の持ち主だったが、赤いオルゲットに襲われて喉をやられてしまい、歌うことができなくなってしまった。大神曰く、テトムと違っておしとやかだったらしい。
風太郎(ふうたろう)
ガオレンジャーのもとに現れた謎の少年。登場当初は、死亡した鷲尾たち4人を黄泉の国で蘇生へと導いた。その後、度々現世に現れるようになる。友人思いで大らかで大人びた性格。神通力を発揮することもある。
その正体はガオゴッドが化身した姿であるが、現世に復活当初は自分の素性を忘れていた。記憶を取り戻した後は、本人は仰々しく接するより変わらず「風太郎」として接してほしいらしく、それをガオレンジャーに伝えた後は対等に付き合っている。一度ラセツに人間こそ地球を汚している張本人だと吹きこまれた際には人間にガオレンジャーの資格はないとしてガオレンジャーから全てのパワーアニマルを没収してしまったこともあるが、それでも彼らが闘志を捨てないと分るとパワーアニマルを再びガオレンジャーの元に戻させた。「風太郎」という名前は赤い風船を見てとっさに考えたもの。ガオゴッドがセンキに敗北したため一度消滅したが、最終決戦後に復活し、ガオレンジャーやテトムとともにピクニックに興じていた。
ガオゴッドとしての詳細は精霊王の項を参照。

オルグ[編集]

この世に漂う邪悪な思念や衝動が持つパワーが実体化した魔物。昔でいう「」のような存在で、オルグを放っておけば地球は重い病に陥り、あらゆる生命体は絶滅してしまう。地球にとっては悪性のウィルスのような存在であり、時代が変わる度に新たなオルグが誕生する。オルグたちはいずれも生命の源である角を持っており、角の数が少ないほど高位かつ強力なオルグで、ハイネスデュークやデュークなどの上位オルグは鬼洞窟マトリックスを本拠地としている。また、角を失うと徐々に弱体化し、緑色の血を流して死んでしまう。オルグは特定の場所で誕生するわけではないので、下位のオルグ魔人は最初から組織に属している訳ではなく、ハイネスデュークもしくはデュークオルグにスカウトされるような形で組織に加入する。スーパー戦隊シリーズにおける従来の敵組織とは異なり、世界征服ではなく人間社会の破壊を目的としている。ほとんどのオルグは「心を持たない」と言われているものの、どこか人間臭いハイネスデュークやデュークオルグ、オルグ魔人が存在している。

オルグマスター
オルグの神と崇められ存在のみが語られていたオルグの支配者。復活すればオルグの支配する世界が誕生すると語られていたが、実際はハイネスデュークが他のオルグを従わせるための作り話で、実在しない強大なエネルギーだけの存在。ただし現象としてハイネスなどのオルグを誕生させたりするなど、ある意味では神であることに変わりはない。
百鬼丸(ひゃっきまる)
回想のみの登場。シルエットのみで全体像は不明。1000年前のオルグの王でハイネスデュークたちの融合によって誕生した。ガオゴッドも倒してしまうなど実力も高いが、闇狼の面を装着し邪気を吸収した月麿のガオハンターに滅ぼされた。

ハイネスデューク[編集]

巨大な一本角を持つ、最高位のオルグ。表向きはオルグマスターの代行者であるが、実質的なオルグの支配者である。背にマントを装備している。

シュテン
全身に目玉を持つ赤鬼。最初に現れたハイネスデュークであり、凶暴で破壊衝動が強い。失敗した部下にお仕置きをすることもあり、それを楽しみにしている節もある。大きな目をよく見れば多数の小さい目玉が集合している。両腕を伸ばすことができ、発する電撃と斧が武器。フリーザーオルグの特攻によってガオソウルの封印に一度成功するが、ガオソウルが復活したガオレンジャーに逆襲される。オルグシードを差し込む荒技で巨大化し、ガオマッスルと激闘。最後は新生ガオキングと戦い、「スーパーアニマルハート」を受けて破れた。それでもまだ生きていたが、ウラに処刑される。名前の由来は酒呑童子
ウラ
鼻と耳の合わさったような姿をした緑鬼。扇を武器として振るい雅を好む。日本の公家貴族のような口調であり、一人称は「麿(まろ)」、口癖は「~でおじゃる」。狼鬼を復活させた張本人。ツエツエとヤバイバを牽制や陽動、消耗戦のための要員と割り切っているが、初登場時にシュテンの攻撃の巻き添えを食らった2人を救助したり、功績をそれなりに評価したりしているため他のハイネスよりは良好な関係を築いていた。美しいものを好み、登場当初は狼鬼にガオの宝珠を奪わせ、後にそれを利用してキマイラオルグを生み出した。また狼鬼が本来の姿に戻った後、彼が変身したガオシルバーによって倒されたかに見えたが、残された角の宝石の力で復活。これ以降は千年の邪気を利用してガオレンジャーを苦しめ続けた。名前の由来は桃太郎の話に出てくる鬼のモデルになった鬼・温羅
ウラ究極体
度重なる戦いで強さを増した千年の邪気を取り込み、ウラが変化した姿。変化前に比べて禍々しい姿となっているが、本人はこの姿を美しいと自負している。鋭い鍵爪(右腕の鍵爪は柄を伸ばして手持ち武器にもなる。)と放電を武器とし、飛行能力を備えるほか、手のひらから光の刃を形成させることも可能。その実力は半端ではなく、一度はレッド・シルバーを除く4人を殺害したほど。等身大でガオレッドのファルコンサモナーの攻撃を受けた際に巨大化。巨大戦でガオイカロスと戦った際に「イカロスダイナマイト」を喰らい深手を負ったことで邪気は消滅し元の姿に戻り、最後は破邪百獣剣で倒された。
ラセツ
巨大な口を持つ青鬼。頭部と胴部に二つの人格を持っており、頭部の口は女声、胴部の口は男声で喋る。自称「絶望の王子」(つまり性別は男である)。何でも喰らい文明を滅亡させようとする美食家で、カジヤオルグを使って獣皇剣を食器に作り替えさせようとしたり、テトムの手料理を食べたいがためだけに彼女を誘拐させたこともある。ガオレンジャーの各戦士を「○(各戦士の色)団子」と呼ぶ。巨大なナイフとフォークが武器。口から火炎放射も吐く。巨大戦でガオマッスル・ガオハンター・ガオケンタウロスと戦った。最期はガオケンタウロスの「獣王の舞い」で倒される(シュテンやウラのように等身大に戻りはしなかった)。名前の由来は羅刹。なお、3人がツエツエにより復活した後にハイネスデュークの武器が合わさって「修羅百鬼剣」が作り出された。「正気退散」の掛け声から放つ一撃はパワーアニマルの攻撃も跳ね返し、破邪百獣剣の「邪気退散」に勝るとも劣らない威力を持つ。
究極オルグ センキ
ツエツエが巨大オルグシードに倒された3人のハイネスデューク(シュテン・ウラ・ラセツ)の亡骸を融合して生まれた、至高を超えた究極のハイネス・唯一絶対のオルグの王。全身に目玉、胴体に大きな顔など3人のハイネスそれぞれの外見的特徴を併せ持つ(さらに右腕にはツエツエ、左腕にはヤバイバの意匠が見受けられる。)が、3人の意識が融合したわけではなく独自の自我を持っており、乱暴なハイネスたちとは違って落ち着いた態度を見せる。誕生して間もない頃は、自我が安定していなかったためツエツエたちを敵と勘違いして襲いかかろうとしたが、ヤバイバの呼びかけで目覚め、ガオレンジャーに攻撃を開始した。武器は3人のハイネスデュークが使用していた修羅百鬼剣(しゅらひゃっきけん)[注 3]
名前は戦いの鬼である「戦鬼」と、かつてのオルグの王「鬼丸」を超える「鬼」という意味。肉体が破壊されても心臓部さえ残っていれば何度でも再生・復活する脅威の回復力、ガオゴッドすら圧倒する桁違いの戦闘力を持ち、天空島アニマリウムに攻め込んでパワーアニマルを全滅させた。また、ツエツエの杖を借りることで単身での巨大化が可能。最終的には復活したパワーアニマルたちとガオレンジャーの「森羅万象・天地轟鳴・百獣アニマルハート」で肉体が消滅し、残された心臓は破邪百獣剣で破壊された。

デュークオルグ[編集]

一本角のオルグ。ハイネスデュークに次ぐ実力の持ち主で、中間管理職的な役割を担う。

ツエツエ
ヤバイバとともに行動するデュークオルグ。ハイネスデュークをサポートするが、失敗してお仕置きされたり、ガオレンジャーに毎回叩きのめされたり、他のデュークオルグに先を越されたりと何をやっても上手くいかず恵まれない苦労人。ただし、ガオレンジャーの各戦士1人ずつならヤバイバと2人掛かりとはいえ倒せる実力は持っており、明らかにオルゲットよりは強い。角でオルグの波動を感じ取れる。ハイネスに対する忠誠心は非常に強い。容姿が人間に近いため変装をすることも多く、さらにハイネスデュークの力によってオニヒメや装甲形態など強化変身も複数経験している。
杖からオルグシードを出して、「オルグシードよ、消えゆかんとする邪悪に再び巨大なる力を!鬼は内!福は外!!」の掛け声とともに倒れたオルグを巨大化させる。戦闘ではガオホワイトと「小娘」、「おばさん」と罵り合いながら戦うのが定番。ラセツに盾にされ命を落とし鬼地獄に堕ちるが、ヤバイバの手によって鬼地獄の宝物や倒された3人のハイネスデュークとともに復活。オルグの巫女となり、倒されたハイネスデュークの亡骸を融合させて、センキへと生まれ変わらせた。
Final Questでヤバイバと共にマトリックスに逃げ帰るが、その崩落に巻き込まれ、『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では生き残りとして登場。
オニヒメ
死んだウラの宝石を手に入れたツエツエが一時的にハイネスデュークになった姿。
装甲ツエツエ
ツエツエが千年の邪気を得てパワーアップした姿。オニヒメに酷似した姿となり、他のオルグ同様凶悪な顔つきになった。攻撃力と防御力が向上し、ガオレンジャーとも互角に渡り合えるようになったが、ウラの死後程なくして元の姿に戻ってしまった。
ヤバイバ
ひょうきんな性格のピエロのデュークオルグ。ツエツエとの中間管理職コンビでハイネスを精一杯サポートするが、恵まれていない。長剣にも変形する2本のナイフが武器。戦闘ではしばしばガオイエローと戦うが、ガオレンジャーには「弱い」と完全に軽く見られている。ガオホワイトと罵り合いながら戦うツエツエと異なり、ガオイエローの実力を買っており、仲間に誘おうとしたこともあった。ラセツが復活した際には反感を見せるなどツエツエと比べるとハイネスに対する忠誠心はやや薄い反面、相棒であるツエツエに対する思いやりは強く、ツエツエがラセツに使い潰された際には憤りを見せ、前述のように彼女の復活のために奔走した。Quest 37では、弟分のジャグリングオルグのピンチに自分でオルグシードを食べて巨大化。だが、ガオレンジャーにジャグリングオルグは倒され、その仇を討とうとするも、オルグシードの制限が消えて元に戻ってしまった。ツエツエと同じく変装をすることもある。ピンチになると出る「これは(こいつは)ヤバイバ~!」が口癖。名前の由来は「ヤバい+刃+茨木童子」。
Final Questでマトリックスの崩落に巻き込まれたが、『忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では生き残りとして登場。
装甲ヤバイバ
ヤバイバが千年の邪気を得てパワーアップした姿。顔つきがより凶悪になり、素早さとナイフの腕前が大幅に上がった他、折れたツエツエの杖を体内に取り込みオルグシードを吐き出す能力も見せたが、こちらもウラの死後程なくして元の姿に戻ってしまった。本人はこの姿を結構気に入っていた模様。
狼鬼(ロウキ)
千年前に封印されたデュークオルグ。ウラの手によって封印から開放され、千年前の遺恨から独自にガオレンジャーを狙う。全身を黒い鎧で固めており、狼のような顔を持つ。額にはオルグの証である一本角が生えている。ツエツエとヤバイバに敗れて気絶したホワイトを手当てしたり、野良犬を可愛がったりするなど、オルグらしからぬ行動をとることがある。必殺技は三日月剣から繰り出す「ムーンライトソニック」と「クレセントウェーブ」。絶大な戦闘力を誇り、ガオレンジャーを苦しめた。魔笛を吹いてガオウルフ・ガオリゲーター・ガオハンマーヘッドを操る。ガオレンジャー同様三つの宝珠を所持しているが、その色は邪気によって3つともセピア色となっている。オルグシードと同じ効力を持つ、ウルフシードも所持している。
実は彼の正体は純粋なオルグではなく千年前のガオの戦士「大神 月麿」であった。千年前の記憶を喪失していたが、度重なるガオゴッドの呼びかけによって徐々に自分の存在に疑問を抱き始め、そのことを危惧したウラによって記憶を操作する『オルグ羽虫』を体内に埋め込まれる。その後、ガオゴッドの手助けによって人間に戻ることができた。月齢の影響により、新月の時には人間に戻り、また満月の時には最大の力を発揮することができる。また、当初はハイネスデュークであるウラには従わず、単独行動が目立っていたが、ウラが記憶操作を強めた際にはウラのことを「ウラ様」と呼び跪きながら宝珠を差し出し、ツエツエとヤバイバを驚愕させた。月麿から分離した邪気となってからは徐々に力を強め、一度は月麿が使った鬼面を媒介に復活。その後ウラの策略で再び月麿の体内に邪気を注入することでより強力な存在として復活するはずであったが、ガオシルバーの精神力に跳ね返されたため、再び登場することは無かった。
プロプラ
戦闘機を模したデュークオルグ。ラセツからはキュララとともに「阿吽の配下」と呼ばれている。飛行能力を持つ。最期はガオイカロスに倒された。
キュララ
戦車を模したデュークオルグ。巨砲型の角による砲撃が得意。最期はプロプラ諸共ガオイカロスに倒された。
ドロドロ
ラセツの影の腹心で、オルグ忍術を使う。仲間であるはずのツエツエを騙して利用するなど、卑劣な性格。「オルグ忍法影分身」は相手の影から本体に敵意を持つ分身を作り出し、影を攻撃すると本人もダメージを負う。ツエツエの死に憤るヤバイバをも粛清しようとするが、彼がとっさに盾にしたウラの鏡で自分の術を跳ね返され、自らの影を作り出してしまい、ガオレッドに影を撃破されて敗れる。一度しか使えない究極奥義でガオレンジャーを鬼霊界(きりょうかい)に閉じ込めたが、最期はガオケンタウロスに倒された。

ガオレンジャーの装備・戦力[編集]

変身アイテム[編集]

携帯電話型変身ツールは『電磁戦隊メガレンジャー』のメガシルバーの変身アイテム・ケイタイザーに続き2度目となる。ラセツによって1度壊されたこともある(Quest 44)。

パワーアニマルがセンキに敗北したことで一度消滅するも、最終回で復活した。

Gフォン
初期メンバー5人が所有している携帯電話型通信機で変身アイテム。ポーズをとって「ガオアクセス!」とコールすることで変身が開始される。「サモン・スピリット・オブ・ジ・アース!(Summon Spirit of the Earth:地球の精霊よ目覚めよ)」という掛け声により[注 4]、Gフォンがまず彼らを選んだパートナーパワーアニマルに近い形状へ、そして人型へと変形していく。人型に変形した状態でイメージが装着者に重なりGフォン本体が膨張してガオスーツを形成、最後にヘルメットが形成されて変身が完了する。
なお、5人の中で最初にガオレンジャーになった鷲尾(ガオイエロー)は、初めて変身する際に思わずGフォンを、さも普通に電話口に話すように「ガオアクセス」といった描写が、劇中の回想シーンにある。
忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー』では、ジャカンジャの暗黒七本槍に奪われて利用された。
Gブレスフォン
シルバーの変身アイテム。ガオウルフの頭部の形をしたブレスレットタイプの携帯電話で、左手首に装着している。キマイラオルグに追い詰められたガオレンジャー5人を救いたいと願う大神の思いに応え、ガオウルフ・ガオリゲーター・ガオハンマーヘッドの宝珠が復活と同時に創り上げた。変身システムはGフォンを使用するメンバーと同じだが、Gフォンのように獣型・人型に変形する機能はない。

共通装備・能力[編集]

ガオスーツ
ガオレンジャー6人が変身時に装着するスーツ。パワーアニマルに認められたネオ・シャーマンでなければ装着できない。マシンガンの連射にも傷ひとつ付かず、布のようにしなやかなスーツで、装着者には強靭な防御力とモデルとなったパワーアニマルの特性を反映した戦闘能力が与えられる。ヘルメットにはテトムからのテレパシーを聞き取る能力がある。
ガオスーツはモデルとなったパワーアニマルから供給されるガオソウルによってその形態を維持している為、何らかの理由でガオソウルが絶たれると変身が強制解除され、ガオソウルが再供給されるまでは変身不能となってしまう。
スーツの手袋には鋭い爪が付いており、それ自体が格闘戦において強力な武器となる。書籍によっては「オルグにはそう見える」との記述もある。
ガオの宝珠
ガオの戦士と認められたネオ・シャーマンが心を通い合わせたパワーアニマル達から絆の証としてガオ・ソウルと共に与えられる小さな宝玉でガオソウルが空気中のさまざまな元素と化合して作り出した一種の共振クリスタルである。その為、与えたパワーアニマルが消滅すると宝珠も割れてしまう(Quest 50)。さらに、ウラによって殺害されたレッド、シルバーを除くメンバー4人の持つ宝珠にヒビが入りそのパワーアニマル自体も消滅してしまう(Quest 31)。それぞれの宝珠の色はパワーアニマルのメインカラーと対応しており、パワーアニマルを模した小さなオブジェを宿している。パワーアニマルを召還する際にも使用される。更にシルバーが所有している3つの宝珠は、彼と行動を共にするパワーアニマルが宿っており、必殺技の破邪聖獣球を放つ際にも使用する。
パワーアニマルの合体・百獣武装時に宝珠をメンバー同士で貸し借りを行うことが頻繁にある。
一時狼鬼に奪われて邪気に汚染された物も多く、その時は宝珠の色は黒ずんでセピア色になってしまったが、狼鬼となっていた大神が元の姿を取り戻した事で宝珠の色も元に戻り無事に持ち主の手に返った。Quest 24でウラがキマイラオルグを生み出す為に狼鬼が奪った宝珠の力を利用したこともあった。
獣皇剣
初期メンバー5人が左腰のホルダーで携行する短剣。微細超振動を起こした刃で厚い鉄板をも切り裂く他、光線も発射可能。武器として使う他、鍔に「ガオの宝珠」をはめ込み、「百獣召喚!」の掛け声でパワーアニマルを召喚することができる。更に設定では敵を撹乱させる超音波を作り出せるらしいが、劇中ではこの機能のみは使用されなかった。1000年前のガオの戦士が所持していたパワーアニマルの加護を受けている唯一の武器でもある。
Quest 35でカジヤオルグにレッド以外のメンバーの物が奪われ、食器セットに改造されてしまったこともあった。
ジュラフタイフーン
ガオジュラフの宝珠を獣皇剣に装填し、自ら円盤のように回転しながら突撃、敵を何度も斬りつける。
ジュラフカッター
ガオジュラフの宝珠を獣皇剣に装填し、刀身を伸ばした獣皇剣をふるって敵に斬り付ける。
サージングスラスト
ガオジュラフの宝珠を獣皇剣に装填し、獣皇剣の刀身を伸ばして敵を貫く。

破邪の爪[編集]

ライオンファング
ガオレッド専用の破邪の爪で、ライオンの顔を模している手甲。パンチ力は3倍にアップし、約12tの破壊力を発揮する。上下で2つに分離させて両手に装備することも可能。得意技はエネルギーを充填して両手に持って斜め袈裟に叩き付けるブレイジングファイヤー
ガオメインバスター
ライオンファングを変化(メタモルフォーゼ)させた銃火器で、ライオンファング同様にライオンの顔を模している。レッドのガオソウルで作り出した光弾を目から連続発射する「ノーマルモード」と、巨岩や2m四方の鉄の塊をも溶かすほどの強力な熱光線を口の部分から出現する銃口から発射する「ファイナルモード」の2つの形態を使い分ける。ファイナルモードは決め技として使われることも多く、その場合、レッドが「邪鬼退散」の掛け声を唱える。
ファルコンサモナー
ウラ究極体に苦戦するガオレッドを救うために仲間達の不屈の魂が具現化した、レッド専用の隼型万能武器。通常はガンモードとして光線銃のように用いるが、翼部分を展開することでアローモードとなり、オルグを一撃で撃破する火の鳥のような火炎弾を放つことができる。アローモードの両端で斬りつけることも可能。また、ガオファルコンの宝珠をはめこんだ獣皇剣を装填するとサモナーモードとなり、ガオファルコンを召喚することが可能。さらに翼部分には4つ穴があり、そこに宝珠を装填することで、ガオレッドのファルコンサモナーのみで最大5体のパワーアニマルを同時に召喚することができる。
Quest 35のカジヤオルグとの戦闘で、「飛び道具ばかり使って卑怯」と言われた際に、レッドがファルコンサモナーで直接殴りつける攻撃も披露した。
イーグルソード
ガオイエロー専用の破邪の爪で、鍔が鷲の形を模している長剣。鍔には羽状手裏剣フェザーカッターが収納されている。得意技は刀身にエネルギーを充填してX字を描くように斬りつけるノーブルスラッシュ。Quest 37でブルーが借りた際にはサージングスラッシュという技を使用した。
太陽戦隊サンバルカン』以降、「剣を個人武器とするのはレッド」という傾向が見られる中でレッド以外のメンバーが剣を使用した稀なケースである。
『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』では変身前にも使用していた。
シャークカッター
ガオブルー専用の破邪の爪で、鮫の背びれの形を模している2本1組のナイフ。両手に装備し、厚さ5cmの鉄板も切り裂く。得意技は刃にエネルギーを充填して外側から内側へと横に斬るサージングチョッパー。Quest 37でイエローが借りた際にはノーブルチョッパーという技を使用した。ブラックとの合体技として、ブラックがブルーを振り回し、その遠心力を利用してブルーがシャークカッターで何度も斬り付けるアイアンツイスターという技がある。
バイソンアックス
ガオブラック専用の破邪の爪で、刃の根元の飾りが牛の顔を模している両刃の。重量があり、振り下ろした時の破壊力はとても高い。また、地面に叩きつけることで地割れを起こすことも可能。得意技は刃にエネルギーを充填して斜め袈裟に振り下ろすアイアンブロークン
タイガーバトン
ガオホワイト専用の破邪の爪で、両端の飾りが虎の顔を模しているメイス(戦棍)。一撃で大岩も砕く程の打撃力がある。得意技は先端にエネルギーを充填して敵を突くベルクライシス・十文字を描くように敵を斬る白虎十文字斬り
破邪百獣剣(はじゃひゃくじゅうけん)
イーグルソード(剣先)、バイソンアックス(剣身)、シャークカッター(鍔)、タイガーバトン(柄)の4つの武器を組み合わせた巨大な剣。レッドがライオンファングを通じて保持し、他の4人がレッドの体を支える事によって使用し、「邪鬼退散」の掛け声とともにガオソウルで形成された巨大な刃でオルグを斬る。シグナルオルグ戦や復活後の狼鬼戦ではレッドが従来の剣としても使用した。終盤ではシルバーを含めた6人で繰り出すこともあり、その際はガオレッドとガオシルバーが2人で破邪百獣剣を握る。

ガオシルバー専用装備[編集]

ガオハスラーロッド
ガオシルバー専用武器。変身前でも使用可能。左腰のホルダーで携行し、剣のように用いてオルゲットなら一撃で真っ二つに切り裂くことができるサーベルモード、巨岩を数秒で粉々に砕けるビーム弾を毎秒10発放つライフル状の光線銃として用いるスナイパーモード、後述の「破邪聖獣球」に用いるビリヤードキューに似たブレイクモードに変形する。得意技は空中前転しながらサーベルモードで敵を袈裟に斬る銀狼満月斬り。また、ブレイクモードではガオの宝珠を空中へ撃ち出してガオウルフら3体のパワーアニマルを召喚するのにも用いる。
破邪聖獣球(はじゃせいじゅうきゅう)
ガオシルバーが単独で繰り出す必殺技。ガオハスラーロッドを振るい、ビリヤードのプールにも似た板状の光線「レーザープール」を形成してその中に敵を閉じ込め、さらにガオウルフら3体のパワーアニマルのガオの宝珠をレーザープール上に置き、ブレイクモードのガオハスラーロッドで「邪鬼玉砕」[注 5]の掛け声とともに射出し、オルグ目掛けて撃ち込む。

その他[編集]

封印アタック
ガオレンジャーになりたてのイエローが使用した技。テトムからもらった封印のお札を相手に貼り付け、オルグの力を封印させる。
守り刀
テトムの祖母・ムラサキの形見の剣。センキによってパワーアニマルを全滅させられ、変身能力も失ったガオレンジャーが最後の武器として使用したが、全く効かず、破壊された。

パワーアニマル[編集]

地球の生命力そのものが、地球上のさまざまな物質や元素を吸収し地上の動物の姿を取って実体化した大自然の精霊。鉄などの金属系の元素を多数取り込んだため金属質な体表となっている。コックピットは存在しない。その生命エネルギー・ガオソウルをビーム状に放つ技「アニマルハート」は全パワーアニマル共通の技だが、これは彼らの体力を著しく消耗させる。

最終決戦には下記の者達も含め、ガオピーコック・ガオスティングレイ・ガオホース・ガオマウスを始めとする100体のパワーアニマル、文字通り「百獣」が駆けつけた[注 6]。この時に見せた森羅万象・天地轟鳴・百獣アニマルハートは、百体のパワーアニマルのガオソウル光線と、初期メンバーの獣皇剣及びシルバーのガオハスラーロッドからのガオソウル光線を一斉に放つ技である。

Quest 24で一度だけ「ガオアニマル」という呼称が使用された。

ガオライオン
  • 全長:35m(通常)、87m(超巨大時) / 全高:21.5m(通常)、53.5m(超巨大時) / 体重:1120t(通常)、3800t(超巨大時)
ガオレッドのパワーアニマル。メインカラーは赤。パワーアニマル達のリーダーで、精霊王の合体もリードする。鋭い牙は鋼鉄も砕き、前足によるパンチは高層ビルも砕く。背中のブースターで加速しての体当たりを行う。ガオソウルの消耗から著しく疲弊し、ガオゴリラとバトンタッチする形で一時戦線を離脱したが、ソウルバードの登場によりシュテンとの決戦で復活した。リーダーらしくとっさの機転にも優れておりハイネスデュークの攻撃からガオレンジャーを庇ったり(代償としてセンキが天空島に攻めて来た時にはまだ傷が完治していなかった)『ハリケンジャーVSガオレンジャー』では轟雷旋風神へのパワーアニマルの合体を提案している。
  • 通常時のガオライオン[注 7]とは別に超巨大化時のDX玩具も発売された。後者は当初電動歩行が可能な玩具として企画されていた[9]
ガオイーグル
  • 全長:30m / 全幅:43m / 体重:420t / 飛行速度:マッハ3
ガオイエローのパワーアニマル。メインカラーは黄色。高速で飛行し、鋭い翼は大木をも切り倒す。翼からフェザーボムを放つ。
ガオシャーク
  • 全長:32m / 全高:17m / 体重:790t / 飛行速度:マッハ2
ガオブルーのパワーアニマル。メインカラーは青。普段は水中にいるが、飛行も可能。鼻先はチタンよりも硬く、鋭い歯は大岩も噛み砕く。
ガオバイソン
  • 全長:37.5m / 全高:24.5m / 体重:1900t
ガオブラックのパワーアニマル。メインカラーは黒。2本の角を突き出しての突進は高層ビルをも粉々にする。芝刈り機オルグの攻撃で負傷し、自らガオライノスとガオマジロを代役として召喚、一時戦線を離脱したこともある。
  • 「タンクモード」と呼ばれる形態も設定上存在し、実際に本編への登場も予定されていたが諸般の事情により実現には至らなかった[10]。また玩具ではセット箱限定で、電動歩行システムを内蔵する予定もあったという[11]
ガオタイガー
  • 全長:31m / 全高:19.5m / 体重:770t
ガオホワイトのパワーアニマル。メインカラーは白。すばやい身のこなしで敵を撹乱し、そばをすりぬけざまにガオソウルを集中させた爪で敵を切り裂く攻撃や、鋭いキバとスピードを利用して敵のツノなどをもぎ取ることもできる。
ガオウルフ
  • 全長:33m / 全高:21.5m / 体重:800t
ガオシルバーのパワーアニマル。メインカラーは銀。鋭い牙と爪が武器で、ガオタイガー以上のスピードとガオライオンに匹敵するパワーを誇る。正義に目覚めた後は時速350kmで走るシルバーの専用バイク・ウルフローダー(全長:2.1m、全幅:0.8m、全高:1.2m)にも変形可能。
ソウルバード/ピヨちゃん(幼体)
  • 全長:6m / 全幅:2.5m / 体重:1.5t / 最高飛行速度:300km/h
精霊王のコクピットになり、ガオソウルを増幅(パワーアップ)させる機能を持つ「魂の鳥」にして、「ガオの心臓」。ガオレンジャーを乗せ、飛行も可能。
ツボオルグの罠でガオキング共々囚われた際、体の一部を分離させてもう一体のソウルバード(通称「ヨーちゃん」)を作り出した。限定ビデオでは、ガオレンジャーのガオの心臓となる「炎のピヨちゃん」が登場した。
ガオエレファント
  • 全長:39m / 全高:25m / 体重:2000t / 走行速度:200km/h
Quest 5から登場。臥象山に眠っていたパワーアニマル。メインカラーは水色。時速200kmで突進する。鼻先から放水することも可能。ガオホワイトが召喚する。一時期、狼鬼の手中に落ちたが無事に取り戻す。
ガオジュラフ
  • 全長:28.5m / 全高:38m / 体重:860t / 走行速度:900km/h
Quest 7から登場。争いを嫌う性格で、長井港に停められていたクレーン車に偽装し現世で暮らしていたパワーアニマル。メインカラーは橙色。長い首で攻撃する。ガオブルーが召喚する。一時期、狼鬼の手中に落ちたが無事に取り戻す。
ガオベアー、ガオポーラー
  • 全長:28m / 全高:17.5m / 体重:980t
Quest 9から登場。双子の兄弟に姿を変えていたパワーアニマル。メインカラーはそれぞれ黒(ベアー)と白(ポーラー)。ベアーは2300度の火炎放射を、ポーラーは-200度の冷凍光線を口から吐く。二体で互いの手足を繋ぎ、空中回転しながら体当りする「巴大車輪」という技が使える。普段宝珠を持っているのはガオイエローだが、ベアーはガオホワイトが、ポーラーはガオブルーが召喚する。一時期、狼鬼の手中に落ちたが無事に取り戻す。
ガオゴリラ
  • 全長:24.5m / 全高:28m / 体重:1200t
Quest 10から登場。過去の世界にあった「聖なる森」の守護者だった怪力無双のパワーアニマル。メインカラーは緑。パンチで鉄骨のタワーを曲げ、キックで50tの戦車を1km先まで吹き飛ばす怪力を持つうえ、高層ビルでも軽く登るほどの身軽さを併せ持つ。両目から赤い光線を放って地面にバナナの木を生やし、その実で攻撃する「バナナボム」という技を持つ。ガオレッドが召喚する。
ガオリゲーター
  • 全長:80m / 全幅:32m / 体重:5000t / 走行速度:200km/h / 水中航行速度:400km/h
ガオシルバーのパワーアニマル。メインカラーは濃緑。パワーアニマルの中でも随一の巨体を誇る。巨大な口が武器。尻尾による一撃はタンカーを真っ二つにする威力がある。水陸両方で活動可能。
ガオハンマーヘッド
  • 全長:34m / 全高:17m / 体重:800t / 飛行速度:マッハ2.5
ガオシルバーのパワーアニマル。メインカラーは紫。ガオシャーク同様飛行能力を持つ。大岩をも粉々に噛み砕く。頭部から超音波を発することもできるが、未使用。
ガオマジロ
  • 全長:12m(通常時)、8m(丸まった状態) / 全高:7m(通常時)、8m(丸まった状態) / 体重:180t / 走行速度:時速400km/h
Quest 22から登場。人間の言葉をしゃべる[注 8]数少ないパワーアニマルで、両目を持ったサッカーボールに偽装していた。メインカラーは紫。ダイヤモンドより硬い体を生かして、精霊王の必殺兵器として、サッカーボールの如く蹴り飛ばされたり、ボウリングのボールのように投げられたり、リゲーターブレードで手玉の代わりに突かれたりする役目が目立つ。時には蹴り返されることもある。普段宝珠を持っているのはガオブラックだが、ガオマッスルストライカー・ガオイカロスに合体時はガオイエローが召還する。
ガオライノス
  • 全長:40.5m / 全高:24.5m / 体重:2000t / 走行速度:300km/h
Quest 23から登場。傷を負ったガオバイソンが自らの代役として、ガオマジロと共に召喚したパワーアニマル。メインカラーは水色。時速300kmでの突進は分厚いビルの壁を突き破る。ガオブラックが召喚する。
ガオディアス
  • 全長:27m / 全高:36.5m / 体重:840t
Quest 29から登場。癒しと封印の力を持っているパワーアニマル。メインカラーは青緑(信号機の青に近い)。性格は気難しく、ガオの巫女の歌声を好む。他のパワーアニマルの傷を癒したり、壊れた道具を修復することが出来る「ディアスヒーリング」が使える。ガオホワイトが召喚する。
ガオファルコン
  • 全長:72m / 全幅:80m / 体重:900t
Quest 31から登場。天空島の守護精霊。メインカラーは赤。翼に隠された瞳で相手を睨みつけ、動きを封じる「イカロスバインド」が使える。普段は天空島アニマリウムの火山の中に潜んでおり、ガオレッドがファルコンサモナーで召喚する。
ガオパンダ
  • 全長:30m / 全高:20m / 体重:800t
雑誌「てれびくん」2002年2月号の「ガオアクセスCD」のオリジナルドラマに登場。ガオホワイトが作った、泥の混じったガオポーラーの雪だるまがパワーアニマルに変身したもので、ガオベアーとガオポーラーが混ざったような外見をしている。他のパワーアニマルと違って寒さに強く、笹の葉の混じった竜巻を吐くバンブーハリケーンという技が使える。Final Questでも登場する予定があり、実際にシナリオにも登場場面が盛り込まれていたという[12]
ガオコング
劇場版に登場。異世界のパワーアニマル。詳しくはこちらを参照。
ガオマウス、ガオスティングレイ、ガオホース、ガオピーコック
Final Questに宝珠のみ登場したパワーアニマル。
ガオエイプ
玩具のみの登場となったパワーアニマル。ガオゴリラのブラックバージョンとも言える仕様となっており、「スーパー戦隊アートコレクション」誌上にて限定販売された。
ゴッドパワーアニマル
1000年前にシロガネ(ガオシルバー)とともに戦ったかつてのガオレンジャー達のパワーアニマル。ガオキングを構成する現在のパワーアニマル5体にどこか似ている。合体することによって先代のガオキングでもあったパワーアニマル達の守り神・ガオゴッドとなる。この5体のガオの宝珠は存在しない。
ガオレオン
  • 全長:37m / 全高:21.5m / 体重:1150t
先代ガオライオン。メインカラーは黒。
ガオコンドル
  • 全長:35m / 全幅:43m / 体重:440t
先代ガオイーグル。メインカラーは青。
ガオソーシャーク
  • 全長:36m / 全高:17m / 体重:800t
先代ガオシャーク。メインカラーは紅色。
ガオバッファロー
  • 全長:38m / 全高:28m / 体重:2000t
先代ガオバイソン。メインカラーは茶色。
ガオジャガー
  • 全長:31m / 全高:20m / 体重:750t
先代ガオタイガー。メインカラーは金色。

精霊王[編集]

複数のパワーアニマルが「百獣合体!」の合図で合体して誕生する巨人。「ガオの巨人」とも呼ばれ、機械のロボットではなく生命体に該当する。腕や脚を構成するパワーアニマルを入れ替えることで様々な形態にパワーアップする形態を百獣武装という。この武装はマルチ合体と呼ばれ後のシリーズでも定番となる。

ガオキング[編集]

  • 全高:60m / 全幅:34m / 重量:5000t / 出力:2000万馬力(4000万馬力:ソウルドライブ時)

ガオライオン・ガオイーグル・ガオシャーク・ガオバイソン・ガオタイガーが合体した精霊王。ガオレンジャーが初めて操った精霊王であり、百獣合体の基本形態ともいえる。百獣武装形態が豊富。標準装備の武器としては、ガオシャークの尾びれが変形した剣フィンブレードがある。フィンブレードを使うとき、ガオキングが牙を剥き、怒りの表情になることもある。ソウルバード誕生前は、ガオレンジャーは合体状態のガオライオンに一体化して、コクピット空間に転送。コントロールパネルに獣皇剣をセットして「ライズアップ」の合図により人型のガオキングに変形していた。ソウルバード誕生後は自動的にガオキングにまで変形した後、ソウルドライブによりガオレンジャーが搭乗するようになった。

得意技は、右手のガオシャークで殴るシャークショット、左手のガオタイガーで殴りつけるタイガーアタック、両足キックを決めるバイソンキック。きりもみ回転しながら連続キックを決めるダブルバイソンキックという応用技もある。必殺技は五体のパワーアニマルの口から彼らのガオソウルを強力な光線として放つ天地轟鳴・アニマルハート。ソウルバード登場後は天地轟鳴・スーパーアニマルハートへとパワーアップした。逆立ちした状態でアニマルハートを撃つ天地逆転・リバースアニマルハート、フィンブレードからビームを発射する怒涛一閃・サージングアローという必殺技もある。『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではスーパーアニマルハートに、ゴレンジャーとジャッカーを除く歴代スーパー戦隊の1号ロボのスーパー戦隊魂を込めて、パワーアップさせたこともある。

合体後もリーダーのガオライオンや他のパワーアニマルの意志がそのまま存在している劇中描写が見られ、基本的にガオレンジャー達の操縦に任せているが、センキ戦ではパワーアニマル達の意思だけで合体・戦闘を行った。

猛獣使いオルグ、モニターオルグといった操り能力を持ったオルグ魔人に2話連続で操られる、Quest 45ではテトムを人質にしたヤバイバにムーンウォークを強要される、『ハリケンジャーVSガオレンジャー』ではジャカンジャが変身した偽ガオレンジャーに操縦されるなど第3クール以降は敵に利用されることも多かった。

ガオキングソード&シールド
  • 全高:60m / 重量:7000t
ガオエレファントを百獣武装した姿。ガオエレファントは剣と盾になり、それぞれエレファントソードエレファントシールドと呼称する。攻撃力と防御力が同時に向上。必殺技は鞭のように伸ばしたエレファントソードで敵を斬り倒す豪力両断・イビルクラッシャー
ガオキングスピアー
  • 全高:60m / 重量:5070t
ガオジュラフを百獣武装した姿。ガオジュラフは、ガオシャークの代わりに右腕になり、ジュラフスピアーと呼称される。貫通力に優れる。必殺技は右腕を伸ばして敵を貫く悪鬼貫徹・ネックスラスト。この技はエレファントソードも効かない帆船オルグのシールドを突き破る威力を持つ。
ガオキングダブルナックル
  • 全高:60m / 重量:5400t
ガオベアー・ガオポーラーを百獣武装した姿。ガオベアーはガオタイガーの代わりに左腕に、ガオポーラーはガオシャークの代わりに右腕になり、それぞれベアーナックルポーラーナックルと呼称される。パンチ力は通常のガオキングの3倍。必殺技は、右腕から冷凍光線を、左腕から火炎光線を同時に噴射する氷牙炎滅・ベアーストライク。この技はソウルバードなしで使用するとガオソウルの消費が激しく、ガオライオンの体に負担がかかるのが欠点。そのためガオライオンは病気になり一時的に戦線離脱を余儀なくされ、ソウルバードが登場するまでの間ガオゴリラが代役を務めることになる。
ガオキングアナザーアーム
ガオウルフ・ガオハンマーヘッドを百獣武装した姿。ガオウルフはガオタイガーの代わりに左腕に、ガオハンマーヘッドはガオシャークの代わりに右腕になる。腕になった後のガオウルフ・ガオハンマーヘッドの呼称については情報が無い。初登場時はナレーションに「名前はまだありません」と言われ、レッドは少し戸惑った後「バージョン違い・ガオキング」と呼称した。ガオキングアナザーアームの名はその次の回から呼称されるようになるが、ガオレンジャーではなくナレーションによって命名された。得意技は、右手のガオハンマーヘッドで殴るハンマーショット、左手のガオウルフで殴りつけるウルフアタック。必殺技はガオマジロをボウリングの球に見立てて投げる超速回転・トルネードガオマジロスピン
ガオキングスピアー&ウルフ
ガオキングアナザーアームの状態から、さらにガオジュラフを百獣武装した姿。この百獣武装形態は劇中で名前が語られていない為、正式名称が不明であり、「ガオキングスピアー&アナザーアーム・ウルフ」などと呼ばれる。必殺技はガオキングスピアーと同様の悪鬼貫徹・ネックスラスト
ガオキングクロスホーン
  • 全高:60m / 全幅:34m / 重量:5140t
ガオディアスを百獣武装した姿。ガオディアスは、ガオタイガーの代わりに左腕になり、ディアスシザースと呼称される。光の錠で敵の動きを封じるキャプチャーリングが使える。必殺技は巨大なシャボン玉で敵を包むことで邪気を封じる清輝顕現・バブルキャプチャー
ガオキングスピアー&シールド
ガオキングソード&シールドの状態から、さらにガオジュラフを百獣武装した姿。猛獣使いオルグに操られ、勝手に作られた百獣武装形態。ガオレンジャーが操るガオマッスルストライカーに向かって正義貫徹・ネックスラスト(ヤバイバ命名)を繰り出した。エレファントシールドで殴りつけるシールドアタック(ヤバイバ命名)も使ってきた。
ガオキングスピアー&ナックル
ガオキングスピアー&シールドの状態から、今度はガオベアーを百獣武装した姿。こちらも猛獣使いオルグに操られたときの姿。ベアーナックルでラリアットを決めるガオキングラリアット(ヤバイバ命名)・ベアーナックルから火炎光線を放つベアーストライクが使える。
ガオキングストライカー
  • 全高:63m / 全幅:34m / 重量:5280t / 出力:2500万馬力(4500万馬力:ソウルドライブ時)
百獣武装ではなく、新たな百獣合体形態。ガオバイソンの代わりに、ガオライノスガオマジロが下半身を構成する。脚力に優れ、地上を高速移動することができる。蹴り技を得意とし、空中から両足で連続キックを放つライノスキックが使える。必殺技はガオマジロをサッカーボールに見立てて左足で蹴り飛ばす強蹴一閃・ライノシュート。ガオバイソン復帰後はガオライノス・ガオマジロはガオマッスルストライカーとガオイカロスの合体に移行し登場しなくなった。

ガオマッスル[編集]

  • 全高:61.5m / 全幅:50m / 重量:5480t / 出力:5000万馬力(7000万馬力:ソウルドライブ時)

ガオゴリラ・ガオベアー・ガオポーラー・ガオイーグル・ガオバイソンが合体した「筋肉の戦士」。ガオキング以上の攻撃力と防御力を誇るが、技ではガオキングに劣る。

鎖のついた巨大な錨マッスルアンカーを持ち、両肩にはマッスルクラッカーというビーム砲を備える。敵を両腕で締め付けるマッスルベアハッグ、両足できりもみ回転キックを放つバイソンキックが使える。

必殺技は両腕でパンチを叩き込む剛力無双・マッスルラリアット。ガオキングダブルナックルと同様に氷牙炎滅・ベアーストライクも使いこなす。Quest 20で狼鬼にガオベアーとガオポーラーを奪われたことで合体不能になった時期があった。ガオベアーとガオポーラーが戻ってきた後はガオマッスルストライカーとして運用されることが多くなったことで通常のガオマッスルは第3クールには登場せず、第4クールのQuest 44において24話ぶりに通常のガオマッスルが登場した。

ガオマッスルストライカー
  • 全高:60m / 全幅:42m / 重量:5760t / 出力:5500万馬力
百獣武装ではなく、新たな百獣合体形態。ガオイーグル・ガオバイソンの代わりに、ガオライノスガオマジロが下半身を構成する。きりもみ回転しながら空中から突撃して連続パンチを食らわすストライカーボンバーが使える。
必殺技は、ガオキングストライカーと同様にガオマジロを蹴り飛ばす強蹴爆砕・ライノシュート。こちらは蹴り飛ばされたガオマジロが分身する演出がある。
この姿になってから百獣武装も行うようになった。
ガオマッスルストライカークロスホーン
ガオマッスルストライカーがガオディアスを百獣武装した姿。猛獣使いオルグがガオキングを操って様々な百獣武装を行った際、それに対抗する形でこの百獣武装を行った。ディアスシザースから癒しの力を放つディアスヒーリングポーラーナックルから冷凍光線を放つベアーストライクが使える。
ガオマッスルストライカースピアー
ガオマッスルストライカーがガオジュラフを百獣武装した姿。蒸気機関オルグとの戦いで、ガオハンターのピンチを救うために百獣武装した。腕を換装するシーンは映らず、ガオマッスルストライカースピアーの名を叫ぶこともなかった。必殺技はガオキングスピアーとガオキングスピアー&ウルフと同様の悪鬼貫徹・ネックスラスト

ガオハンター[編集]

  • 全高:62m / 全幅:36m / 重量:6600t / 出力:5500万馬力

ガオウルフ・ガオリゲーター・ガオハンマーヘッドが合体。ガオキングを上回る技と、ガオマッスルを上回る攻撃力を併せ持つ。

ガオリゲーターの尾とガオハンマーヘッドの尾をつなぎ合わせたリゲーターブレード、ガオウルフの尾であるクレセントブーメランを持つ。得意技は右手のガオハンマーヘッドで殴るハンマーショット、左手のガオウルフで殴りつけるウルフアタック。大神は、狼鬼だった頃からガオハンターを操っていた。

  • DX玩具の商品名並びにパッケージは本編の展開に合わせて2種類存在しており、発売当初の「魔獣合体」からガオシルバー登場後は「百獣合体」に変更された。
ガオハンター イビル
狼鬼が操る「邪なる王」。合体の掛け声は「百獣合体」ではなく「魔獣合体」だった。魔獣フェイスと呼ばれる狼を模した邪悪な顔をしていると同時に、頭部からオルグのような一本角が生えている。邪気の力を用いる。
必殺技は、胸のガオリゲーターの口から強力なガオソウルの光線を放つ天地震撼・ビーストハリケーン(1000年前の戦いでは天地震撼・百獣の嵐)。これはガオマッスルのベアーストライクと同等の威力を持つ。リゲーターブレードを用いた魔性十六夜斬りなど、邪悪な技でガオレンジャーの精霊王を苦しめた。また狼鬼はガオレンジャーからガオの宝珠を奪い、ガオエレファントを除く[注 9]魔獣と「魔獣武装」をも行った。
1000年前の戦いにおいて、シロガネ(大神)は闇狼の面をつけて体内に邪気を取り込むことで、3体のパワーアニマルをガオハンターイビルへと合体させた。ガオキングストライカーに敗れ、シルバー登場後はこの形態も登場しなくなったが、一度だけ1000年の邪気の影響でイビルに戻り、ガオキングと一戦を交えている。最終的にはシルバーが邪気を追い払ったためジャスティスに戻ることができた。
ガオハンターイビルスピアー
ガオハンターイビルが魔獣になったガオジュラフを魔獣武装した姿。悪のエネルギーを込めた必殺技精霊貫徹・ネックスラストを放ち、ガオキングの合体を解除した。
ガオハンターイビルダブルナックル
ガオハンターイビルが魔獣になったガオベアー・ガオポーラーを魔獣武装した姿。必殺技精霊炎滅・ベアーストライクを放ち、ガオキングを追い詰めた。
ガオハンタージャスティス
ガオシルバーが操る「正義の狩人」。ガオシルバーが正義の心に目覚めるのと同時に、ガオハンターもヒューマンフェイスと呼ばれる人のような顔を持ち、一本角が無くなったガオハンタージャスティスへと変化した。イビルと同様の天地震撼・ビーストハリケーンのほか、リゲーターブレードに正義のエネルギーを集めて突撃する悪鬼突貫・リボルバーファントムという必殺技を使う。また、ガオマジロと協力して合同必殺技ハンター聖獣球、ガオキングストライカーと協力して合体光線獣神一体・アニマルバースト、ガオゴッドと協力してダブルゴッドインパクトを繰り出す。ジャスティスになってからは一度も百獣武装は行われておらず[注 10]、また他の精霊王に比べ換装バリエーションこそ乏しいが百獣武装も可能で、行えば行ったで大きく強化される。ちなみにガオハンターは6人目の戦士が単独で操るロボで初めて複数の機体が合体するタイプのロボである。
ガオハンターブルームーン
青き月のエネルギーを受けて10倍にパワーアップした奇跡の姿。出力は何と戦隊ロボ史上最高の5億5000万馬力。ハンマーショットの10倍の威力を誇るブルーハンマーショット、ウルフアタックの10倍の威力を誇るブルーウルフアタックリゲーターブレード三日月斬りなど強力な技を持つ。必殺技はビーストハリケーンをも大きく凌駕する威力を持つ光線月下咆哮・ブルームーンハート。すさまじいパワーを発揮する反面、この形態はガオシルバーとパワーアニマルのガオソウルを著しく消耗させる。ブルームーンに変化した後、ガオシルバーとガオウルフたちは一時期戦闘には参加できず、ブルームーンの登場も一度限りだった(Quest 40)。

ガオイカロス[編集]

  • 全高:70m / 全幅:80m / 重量:4790t / 最高飛行速度:マッハ7 / 出力:7000万馬力

ガオファルコン・ガオジュラフ・ガオディアス・ガオライノス・ガオマジロが合体した「天空の精霊王」。その名の通り、背中の巨大な翼で自在に空を舞う。その翼を体の前面に畳むことでディフェンスモードとなり、敵のいかなる攻撃もガードし弾き返す。ガオキング・ガオマッスル・ガオハンターを上回る攻撃力・防御力・技・スピードを併せ持つ。

ガオファルコンの両翼で飛行し、翼の巨大な目からイカロスバインドという光線を放ち、敵の動きを止めることができる。必殺技は上空高く舞い上がり、オーバーヘッドシュートでガオマジロを蹴り飛ばす究極天技・イカロスダイナマイト。また、左腕のディアスシザースで敵を持ち上げ、振り回して投げ飛ばす天地逆転・ホーンクラッシュという技もある。ガオキングストライカー・ガオマッスルストライカーと同様の強蹴一閃・ライノシュートも使える。劇中未使用のため詳細は不明であるが、神魂飛翔・イカロスシュートという必殺技も存在する[14]。ガオハンター同様、ほとんど換装バリエーションのない精霊王だが行えば大きく強化され、実際後述のガオイカロスアナザーフット&アームは殆どのパワーアニマルが負傷した際、戦う力を残していた数少ないパワーアニマルを寄せ集めて編み出したにもかかわらず、最強にして最後のオルグ・蒸気機関オルグを下した。

ガオイカロスアナザーフット&アーム
  • 全高:65m / 全幅:80m / 重量:4400t / 出力:7700万馬力
百獣武装ではなく、新たな百獣合体形態。ガオレンジャーの正義の心と、パワーアニマル達の不屈の闘志がひとつになって誕生した「新たなる天空の精霊王」。最強にして最後の中級オルグ・蒸気機関オルグとの戦いで殆どのパワーアニマル達が傷ついたとき、戦う力を残していた数少ないパワーアニマルで編み出した最後の切り札。ガオファルコン・ガオバイソン・ガオウルフ・ガオハンマーヘッドが合体し、武器にクレセントブーメランリゲーターブレードを持つ。普段は5人とは別行動のガオシルバーもソウルバードに同乗している影響か、すべての能力が飛躍的にアップしている。空中から両足で連続キックを放つバイソンキックが使える他、翼からビームを放つ。必殺技は、クレセントブーメランを投げてから、リゲーターブレードでクレセントブーメランの後部を突くように敵を貫く悪鬼撃滅・イカロスブレイカー

ガオケンタウロス[編集]

  • 全高:78m / 全長:87m / 全幅:80m / 重量:8260t / 出力:8500万馬力

テトムの祈りに応えてテトムが作った卵焼きを食べて巨大化したガオライオンを中心として、ガオファルコン、ガオシャーク、ガオタイガー、ガオエレファントが合体した究極の姿。「大いなる勇者」「偉大なる聖者」と呼ばれる。陸と空を自由に移動でき、ガオレンジャーが乗っていなくても動くことができ、時空を超えて鬼霊界に突入しガオレンジャーを救出するという奇跡を見せた。必殺技は、イカロスバインドで敵の動きを封じ、空中からエレファントソードを振り降ろす究極剣技・獣王の舞。また実現には至らなかったが、ガオゴッドから渡されたパワーボウを使用する場面も予定されていた[15]。テトムの卵焼きの効果が切れたことでガオライオンが元の大きさに戻ったため、この形態は2回のみの登場に留まっている。

ガオゴッド[編集]

  • 全高:65m / 全幅:36m / 重量:5140t / 出力:不明

百獣の神にして1000年前の聖霊王。ガオキングに勝るとも劣らない戦力を持つ。ガオレオン・ガオコンドル・ガオソーシャーク・ガオバッファロー・ガオジャガー「神獣合体」することで地上に降臨する。人の言葉を喋る。テトムからは「荒神様」、ガオシルバーからは「千年の友」と呼ばれる。地上では主に風太郎という少年に姿を変えている。1000年前では百鬼丸に敗れ、消えてしまっていた。

右腕のガオソーシャークのノコギリに神獣のガオソウルを込めて敵を斬る神獣荒神剣を得意技とするほか、頭のツノを取り外してパワーボウという弓矢として用いる。必殺技は、パワーボウから誘導可能な光の矢を放つ天誅・パワーアロー。ガオキングのアニマルハートと同種の必殺技ゴッドハートも使える。

テレビ本編では自身の意思で行動していたが、劇場版のみガオシルバーが乗り込んで戦った。

ガオナイト[編集]

劇場版にのみ登場した精霊王。詳しくはこちらを参照。

ガオパンダと同様にFinal Questのシナリオ段階では登場予定があったが、やはり実現には至らなかった[13]

合体・組み合わせ表[編集]

精霊王(パワーアニマル合体)組み合わせ表
百獣合体名 構成1
(上半身)
構成2
(頭部または腹部)
構成3
(下半身)
構成4
(右腕)
構成5
(左腕)
構成6
(武装)
ガオキング ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオシャーク ガオタイガー -
ガオキング

ソード&シールド

ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオシャーク ガオタイガー ガオエレファント
ガオキング
スピアー
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオジュラフ ガオタイガー -
ガオキング
ダブルナックル
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオポーラー ガオベアー -
ガオキング
ストライカー
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオライノス ガオシャーク ガオタイガー ガオマジロ
ガオキング
アナザーアーム
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオハンマーヘッド ガオウルフ -
ガオキング
スピアー&ウルフ
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオジュラフ ガオウルフ -
ガオキング
クロスホーン
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオシャーク ガオディアス -
ガオキング
スピアー&シールド
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオジュラフ ガオタイガー ガオエレファント
ガオキング
スピアー&ナックル
ガオライオン ガオイーグル
(頭部)
ガオバイソン ガオジュラフ ガオベアー -
ガオマッスル ガオゴリラ ガオイーグル
(腹部)
ガオバイソン ガオポーラー ガオベアー -
ガオマッスル
ストライカー
ガオゴリラ ガオライノス ガオポーラー ガオベアー ガオマジロ
ガオマッスル
ストライカー
クロスホーン
ガオゴリラ ガオライノス ガオポーラー ガオディアス ガオマジロ
ガオマッスル
ストライカー
スピアー
ガオゴリラ ガオライノス ガオジュラフ ガオベアー ガオマジロ
ガオハンター
イビルor
ジャスティスor
ブルームーン
ガオリゲーター ガオハンマーヘッド ガオウルフ -
ガオハンターイビル
スピアー
ガオリゲーター ガオジュラフ ガオウルフ -
ガオハンターイビル
ダブルナックル
ガオリゲーター ガオポーラー ガオベアー -
ガオイカロス ガオファルコン ガオライノス ガオジュラフ ガオディアス ガオマジロ
ガオイカロス
アナザーフット&アーム
ガオファルコン ガオバイソン ガオハンマーヘッド ガオウルフ -
ガオケンタウロス ガオファルコン ガオライオン
(巨大化)
ガオシャーク ガオタイガー ガオエレファント
ガオゴッド ガオレオン ガオコンドル
(頭部)
ガオバッファロー ガオソーシャーク ガオジャガー -
ガオナイト ガオコング ガオイーグル
(腹部)
ガオバイソン ガオシャーク ガオタイガー ガオエレファント

オルグの戦力[編集]

オルグ魔人
複数の角を持つオルグ。器物の形や各種職業などを真似て自身の肉体を作り出す他、器物を自らの体として誕生する個体もいる。基本は自然発生的に生まれるが、ハイネスの手によって生み出される者もいる。二本角が多いが、三本角のオルグもいる。『五星戦隊ダイレンジャー』のゴーマ怪人にも似た一つ目の個体も多い。デュークオルグに従い、ガオレンジャーと戦う。基本的に大半は邪悪な存在だが、どこか憎めない性格の者も何名か存在し、炭火焼きオルグのように善良な個体も存在している。ヤバイバやツエツエを「一本角(いっぽんづの)」と呼ぶ者もいた。敵味方なしに襲う者もいる。大半は人語を話すが、ブリキオルグのみ人語を話さない。等身大で倒されると緑色のかかった泡の塊になるが、オルグシードのエネルギーで復活し巨大化する。
なおガオレンジャーがオルグ魔人に対して決め技を放つ時の掛け声は、等身大時には「邪鬼○○」、巨大化時には「悪鬼○○」となる。
劇中では「オルグ魔人」とは呼称されずに、一貫して「オルグ」と呼ばれる。
オルゲット
不完全な角(コブ)しか持たない最下級のオルグ。ツエツエが持つ小さな壺に入っているエキスから生まれる。常に集団で行動し、戦闘員の役割を果たす。頭を叩くとそこから粘液が湧き出す。武器の棍棒は火炎放射器にもなる。「オルゲット!」としか喋れない。ラクシャーサに強化されて金色の角が伸びた個体や、ヤバイバにオルグシードを無理やりに食わされて巨大化した個体もいる。ツエツエとヤバイバが人体標本オルグを使った作戦を行った際には、彼らが自作したお化け屋敷のお化け役に扮した者たちも見られた。千年前には体色が赤く、角も整っていた者も登場した。倒されると、水を吹き出し消える。
オルグシード
ツエツエの持つ杖から発射される特殊な豆。倒されて泡と化したオルグの残骸に宿る事で急成長した蔓が絡み合い、巨大な身体を構成しでオルグを再生・巨大化させる。生きているオルグでも体に差し込んだり、食べることで制限時間付きで巨大化出来る[注 11]
ヤバイバが千年の邪気で強化した際、ガオシルバーに折られた杖を飲み込み、この豆を口から吐き出した事でオルグ魔人を再生巨大化させた事があった[注 12]
また、ツエツエ以外でも使用はできるらしく作中では前述のパターン以外に3回[注 13]ヤバイバがツエツエの杖を借用してオルグの巨大化を行っている。
狼鬼もオルグシードと同質の豆の『ウルフシード』を所持している。
終盤では、オルグの巫女となったツエツエの手によって通称・「オルグの秘宝」という巨大オルグシードが創られ、センキを誕生させて彼の心臓となった。
闇狼の面
千年前にシロガネこと大神月麿が千年の邪気を得て、百鬼丸を倒す為に使用した黒い面。この面を顔に着けて呪文を唱えると千年の邪気を体内に取り込むことができるが、邪気の寄り代となった者は面を外せなくなり、やがて心体ともに狼鬼となってしまう。狼鬼が一度ガオレンジャーに倒されたことで大神が邪気から開放され面も砕けて外れたが、後に残った邪気が自己再生した面に直接宿って狼鬼が復活した。その際のガオレンジャーとの戦いで、狼鬼が倒されたことで面自体も完全に砕け散った。
Quest 23での大神の回想シーンでいきなり登場したが、大神がどういう経緯でこの面を手に入れたのかは不明。
オルグ羽虫
Quest 22でウラが狼鬼を完全に自らの配下とする為に使用した小さな羽虫。ウラと同じ緑色の体色で、この虫に取り憑かれた者は自身の記憶を書き換えられ、ウラの意のままとなってしまう。Quest 23で大神が邪気から解放されたと同時に、取り憑いていたこの羽虫も消滅した。
コラセツ
Quest 44に登場したラセツの小さな分身。ラセツと同様に青い体色だが、節足動物のような姿をしている。Quest 41でラセツが走から取り上げたGフォンに密かに忍び込ませ、後のQuest 42~44までガオズロックの在り処の発信とガオレンジャー全員のGフォンの破壊という潜入活動を遂行した。この使命を果たした後に、食べられる形でラセツの体内に戻り、ラセツを巨大化させた。

世界背景[編集]

ガオレンジャー関連[編集]

シャーマン
原始時代の頃から存在した、動物や自然と対話しながら共存してきた人々の末裔。本来、自然と対話できる力は全人類が持っているものだったが、文明の発達と長い年月の経過につれて大多数の人間がその力を失っていった。そんな人々の中から自然と対話する能力が残されている者は「巫女」と崇められ、自然と共存する人々の象徴となった。
劇中では、テトムと彼女の祖母・ムラサキがこれに該当する。
しかし更なる年月の経過の中、シャーマンが不要な世となってしまい、現代では皆無と言っても過言でない程存在していない。
ネオ・シャーマン
ごく僅かな数だけ現れた、シャーマンの力を強く持ち、パワーアニマルや大自然と意思の疎通ができる現代人。同時に彼らは、オルグに対抗できる戦士・ガオレンジャーとなる資質を持つ。
なお劇中では、「シャーマン」・「ネオ・シャーマン」という呼称は使われていない。
ガオ・ソウル
ネオ・シャーマンを認めたパワーアニマルが分け与えた未知のエネルギー。この能力は、ネオ・シャーマンの身体能力を倍加し、パワー、スピード、動体視力などを飛躍的に高めることができると同時にかなりの傷でも速やかに治癒する。
ガオズロック
ガオレンジャー初期の5人とテトムの住居である亀のイメージをした大岩。内部には戦士達の個室と、会議や食事などに使用する広間がある。この広間には『聖なる泉』と呼ばれる泉があり、オルグの衝動を察知した時に水しぶきがあがり、ガオレンジャーたちにオルグ出現を知らせる。この水しぶきの大きさでオルグの持つ邪悪な衝動の強弱を計る事も出来る。泉の中はテトムの睡眠スペースでもある。また、泉の水はオルグが触れるとダメージを負ってしまう。
ガオズロックは、飛行して移動する事が可能で、オルグが関わる事件の場所を突き止めた時その地区へ飛行し、到着後にガオレンジャーたちはオルグ探索を始める。
外壁はとても頑丈であるため、Quest 44でラセツの攻撃を受けたが原形は留めており、内部が大きく荒れる程度に済んだ。またQuest 50では、巨大化したセンキに体当たり攻撃を仕掛けている。
Final Questで、使命を終えたテトムを乗せて月へ飛び立って行った。
天空島・アニマリウム
天空に存在する巨大な浮遊島で、パワーアニマルたちが暮らしている。島内の広大な大地は環境汚染が全くなく、緑と澄んだ水が豊富なためパワーアニマルたちにとって最高の楽園である。ガオレンジャーの面々も、ガオズロックからテレポートしてここへやってくることが出来る。
Quest 50において、攻め込んできたセンキにここに住んでいたパワーアニマル達が全て一時的に消滅させられると同時に、島全体も攻撃され墜落するかと思われたが、Final Questのラストシーンではセンキが倒された影響か元通りに戻っていた。

オルグ関連[編集]

鬼洞窟マトリックス
上位のオルグ達が本拠としているオルグパワーに満ちた洞窟で、深部には『地獄の穴』と呼ばれる巨大な顔の石像が存在する。その所在は赤目渓谷にあり、普段は3ヶ所にそれぞれ設置された小さな石像の力で結界が張られているが、オルグが出入りする際に3つの石像からエネルギーが解放され、結界が解かれる。
Quest 46で以前テトムが拉致された時の記憶を頼りに、ガオレンジャーが双六形式でここの在り処を捜索したが、ヤバイバ達の作戦で見つけることは出来なかった。しかしQuest 49で、赤目渓谷に存在すると判明した際に、ガオレンジャーの手で3つの石像が破壊され、テトムと風太郎が侵入し、地獄の穴を永久に閉じる事に成功した。
Final Questでセンキが倒された後に、逃げ帰ってきたツエツエとヤバイバを巻き込んで完全崩壊した。
鬼霊界・鬼地獄
ガオレンジャーに倒されたオルグ魔人が行き着く世界。 人間界にいられなくなった邪悪な衝動が渦巻いている暗黒の空間で、オルグの憎しみが何者よりも勝っている。 ツエツエ曰く「オルグ達の墓場」であり、この世界に住むオルグ魔人は最初から巨大化した状態で出現した。
ドロドロは生涯に一度しか使えない オルグ忍法究極奥義・鬼霊界封じ でガオレンジャーをこの世界に封じ込め、その際に自らも鬼霊界に入り込んだ。 人間界とは完全に隔てられている為、ガオレンジャーはパワーアニマルを召還する事ができないが、テトムの願いに応えたかのように合体を遂げたガオケンタウロスがこの世界に飛び込んできた。
この世界には倒されたデュークオルグやハイネスデュークの姿がない為、あくまでもオルグ魔人のみが行き着く場所であると考えられる。
鬼霊界のその又奥には鬼地獄と呼ばれる世界があり、ガオレンジャーに一度倒されたツエツエとシュテン・ウラ・ラセツが鬼地獄から人間界にいたヤバイバの活躍で復活した。

キャスト[編集]

戦隊メンバーを20代前半までの出演陣で固めることは当時既に定着していたが、本作品では放送開始当時既に26歳になっていた金子昇や、かつて『逆転あばれはっちゃく』などで子役として活躍した25歳の酒井一圭など、他作品と比べやや年齢が高めの俳優が起用されている。その一方でジャニーズJr.出身で19歳の柴木丈瑠や、15歳の現役高校生だった竹内実生の起用など、例年の「若手俳優の登竜門」という一面も保っている。また、敵の女性幹部ツエツエ役には『ミュージカル・美少女戦士セーラームーン』で活躍した斉藤レイを起用。ガオレンジャーをサポートする巫女テトムを演じた岳美もこのミュージカルに出演している。ナレーションには、『サザエさん』のフグ田マスオ役でおなじみの増岡弘が起用され、丁寧語のナレーションが特徴的であった。

金子と玉山鉄二は本作品への出演によって注目され、後のメジャー路線での活躍の足掛りとなった。また、映画監督としてのデビュー作『グローウィン グローウィン』の公開を控えていた堀江慶も注目され、本作品の効果もあり名前が知られるようになった。風太郎を演じた有岡大貴は放送当時は子役として活動していたが、後にジャニーズ事務所に移籍し、2007年よりアイドルグループHey! Say! JUMPのメンバーとして活動している。

ガオレッド役のスーツアクターには、それまでシリーズで悪の幹部や首領等の悪役レギュラー中心に活躍した福沢博文を起用。以後の作品でも福沢は、レッド役を演じることになった。また、本作品でガオレンジャーを演じたスーツアクター、並びにヤバイバの声を演じた坂口候一と狼鬼の声を演じた竹本英史も顔出しで一般市民役で出演した(いずれもノンクレジット)。

レギュラー・準レギュラー[編集]

  • 獅子走 / ガオレッド(声):金子昇
  • 鷲尾岳 / ガオイエロー(声):堀江慶
  • 鮫津海 / ガオブルー(声):柴木丈瑠
  • 牛込草太郎 / ガオブラック(声):酒井一圭
  • 大河冴 / ガオホワイト(声):竹内実生
  • 大神月麿 / ガオシルバー(声):玉山鉄二
  • テトム、ムラサキ(二役):岳美
  • 風太郎:有岡大貴
  • ツエツエ / オニヒメ(声) / 装甲ツエツエ(声):斉藤レイ

声の出演[編集]

ゲスト[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

前作『タイムレンジャー』に引き続きメイン監督を務める諸田敏を筆頭に、演出陣の顔ぶれはほぼ前作と同様であるが、本作品では新たに『木曜の怪談』『アナザヘヴン』など数々のドラマの演出に携わった舞原賢三が後半より参加している。

また脚本面では『メガレンジャー』『ゴーゴーファイブ』に続き、メインライターとしては3度目の起用となる武上純希に加え、共にシリーズ初参加となる赤星政尚酒井直行がサブライターとして名を連ねるなど、演出陣とは対照的に顔ぶれが一新された格好となった。なお本作品では他のシリーズ作品に比べてサブライターの参加が遅く、赤星が参加するQuest 19より前の18話分は全てメインライターの武上の手によるものであり、放送当時としてはシリーズ中最多の連続執筆回数であった。

前出の舞原、赤星以外にもチーフカメラマンの菊池亘、キャラクターデザインのさとうけいいち、そして音楽の中川幸太郎など、本作品ではそれまで東映特撮作品とはあまり縁のなかった、もしくは当時まだ若手だったスタッフの新規参入が目立っている。本作品では従来プレックスが担当するヒーローデザインを外部のデザイナーに描かせてみようという試みもあったようで[27]、実際に原田・さとうによって描かれたヒーローデザインの中には、コンセプトの一部が決定デザインに採り入れられた物も存在する[28]

音楽[編集]

激走戦隊カーレンジャー』より始まったシングル大量リリース路線から一転し、本作品でのシングルCDは主題歌とVシネ版主題歌などを合わせて3枚に止まり、『ソングコレクション』、『オリジナルサウンドトラック』がそれぞれ1枚ずつのリリースとなった。新規の挿入歌及び劇伴曲に関してはそれらをセットにした『ミュージック&ソングコレクション』を発売することで対応し、同時期の『仮面ライダーアギト』でも採用されているが、例年に比べて劇伴BGMや挿入歌のインスト版など、未収録曲が多くなってしまった。一方コロちゃんパックでは2年ぶりにオーディオドラマが発売されている。

挿入歌の歌唱には、影山ヒロノブ、水木一郎、堀江美都子、串田アキラ、MoJoなど、過去に戦隊シリーズの主題歌・挿入歌を歌唱した歌手が多く起用されている(この手法は、以後の作品にも継続された)。

主題歌
オープニングテーマ「ガオレンジャー吼えろ!!」
作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:山形ユキオ/ コーラス:高尾直樹佐々木久美斉藤妙子
『ダイレンジャー』以降の作品ではOP及びED内での敵幹部の出演が絶えていたが(『超力戦隊オーレンジャー』では初期アバンタイトルに出演)、本作品からOPに敵幹部が出演するようになった。
曲のタイトルが番組名(戦隊名)ではない数少ないOPのひとつ(次作や『特命戦隊ゴーバスターズ』のOPも同様)。
なお、劇場版ではレギュラーキャスト6人(金子・堀江・柴木・酒井・竹内・玉山)と山形が歌う「オールキャスト・スペシャル・ヴァージョン」が使用され、Quest 45でEDテーマとしても使用された。OP映像のラストは監督名ではなく制作著作がテロップされる。
エンディングテーマ
「ヒーリン'ユー」
作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:奥慶一 / 歌:Salia
上記の通りQuest 35より映像が変更された。2013年現在、同じ曲(アレンジ)での映像変更があった最後のエンディングである。
Final Questでは挿入歌として使用された。
「大空への階段」(Final Quest)
作詞:洲崎千恵子 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:ガオレンジャー / コーラス:佐々木久美、斉藤妙子
レギュラーキャスト5人(金子・堀江・柴木・酒井・竹内)が歌った曲である。
Quest 44では挿入歌として使用された。
挿入歌
「百獣合体! ガオキング」(Quest 7・8・14・37・38・47)
作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:水木一郎 / コーラス:石原慎一、佐々木久美
「Dynamic Soul!!」(Quest 14・19・36)
作詞:吉野麻希 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:影山ヒロノブ
「white light ~ガオホワイト 冴のテーマ~」(Quest 11・38)
作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:亀山耕一郎 / 歌:堀江美都子 / コーラス:高尾直樹、佐々木久美、斉藤妙子
Quest 35・46ではインストゥルメンタル版(コーラス有り)、Quest 38では前奏のみが使用された。
「サンバ de ガオレン」
作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:水木一郎 with ガオレンジャーズ(金子、堀江、柴木、酒井、竹内、玉山)
Quest 45・48ではインストゥルメンタル版が使用された。
「堕ちて行け…」(Quest 42)
作詞:吉野麻希 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:ツエツエ(斉藤レイ
「HOT! HOT! ガオマッスル!!」(Quest 10・20)
作詞:桑原永江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:山形ユキオ
「a lone wolf ~銀の戦士~」(Quest 24・25)
作詞:磯谷佳江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:串田アキラ
Quest 30ではインストゥルメンタル版が使用された。
「響の調べ」(Quest 29・44)
作詞:磯谷佳江 / 作曲:柘植由秀 / 編曲:掛橋誠一 / 歌:テトム(岳美
「I.D. ~ガオハンターレクイエム~」
作詞:相澤玲摩 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:今井清隆
Quest 24・35・46ではインストゥルメンタル版が使用された。
「その翼で…」
作詞:吉野麻希 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:山形ユキオ / コーラス:広谷順子
「絆 ~Spirit of Gao Ranger~」(Quest 48)
作詞:磯谷佳江 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:Salia・山形ユキオ / コーラス:佐々木久美、高尾直樹
「EYES OF JUSTICE」(Quest 31・35・47)
作詞:加藤清美 / 作曲・編曲:中川幸太郎 / 歌:MoJo

放映リスト[編集]

タイトルの冒頭には「Quest(話数)」が付けられる[注 15]

放送日 サブタイトル 登場オルグ 脚本 監督
2001年
2月18日
Quest1
獅子、吼える!!
武上純希 諸田敏
2月25日 Quest2
精霊王、起つ!!
3月4日 Quest 3
荒鷲が消える!!
渡辺勝也
3月11日 Quest 4
二人でネバギバ!!
3月18日 Quest 5
山が動く!!
坂本太郎
3月25日 Quest 6
牛、焦がれる!!
4月1日 Quest 7
夢が語る!!
諸田敏
4月8日 Quest 8
犬、走る!!
4月15日 Quest 9
双子が微笑む
竹本昇
4月22日 Quest 10
月が招く!!
4月29日 Quest 11
父親上京。
渡辺勝也
5月6日 Quest 12
本物はどっち!?
5月13日 Quest 13
産声が凍る!!
坂本太郎
5月20日 Quest 14
魂の鳥が叫ぶ
  • ハイネスデュークオルグ・シュテン
5月27日 Quest 15
鬼、吼える!!
諸田敏
6月3日 Quest 16
魔笛、轟く!!
  • デュークオルグ・狼鬼
6月10日 Quest 17
象が消えて…
渡辺勝也
6月24日 Quest 18
魔獣、武装!!
7月1日 Quest 19
猛牛、脱退!?
赤星政尚 坂本太郎
7月8日 Quest 20
巫女囚わる!!
武上純希
7月15日 Quest 21
狼鬼、惑う
酒井直行 諸田敏
7月22日 Quest 22
巨牛、壊れる!!
武上純希
7月29日 Quest 23
狼鬼、死す!?
  • 百鬼丸(回想)
渡辺勝也
8月5日 Quest 24
銀狼、閃く!!
酒井直行
8月12日 Quest 25
三代目鬼姫参上
武上純希 竹本昇
8月19日 Quest 26
狼鬼、ふたたび
  • デュークオルグ・狼鬼
赤星政尚
8月26日 Quest 27
雛がすねる
武上純希 松井昇
9月2日 Quest 28
奥義、伝承!!
9月9日 Quest 29
鹿が癒す
赤星政尚 渡辺勝也
9月16日 Quest 30
満月が狼を殺す!
  • ウラ究極体
  • 装甲ヤバイバ
  • 装甲ツエツエ
酒井直行
9月23日 Quest 31
百獣戦隊、全滅!!
竹本昇
9月30日 Quest 32
三匹が喰う!!
武上純希
10月7日 Quest 33
少年が祈る。
舞原賢三
10月14日 Quest 34
鉄人鬼(オルグ)、泣く!?
10月21日 Quest 35
獣皇剣、強奪
諸田敏
10月28日 Quest 36
戦士踊る
11月4日 Quest 37
ヤバイバ燃える
竹本昇
11月11日 Quest 38
精霊王頂上決戦
11月18日 Quest 39
神が連れ去る
舞原賢三
11月25日 Quest 40
天空島、滅ぶ
12月2日 Quest 41
サンタが来た
酒井直行 坂本太郎
12月9日 Quest 42
鬼(オルグ)忍者侵略!
  • デュークオルグ・ドロドロ
  • 幻影オルグ軍団
  • 影レンジャー
赤星政尚
12月16日 Quest 43
獅子、灼熱する
諸田敏
12月23日 Quest 44
亀岩(ガオズロック)、落ちる
  • ハイネスデュークオルグ・ラセツ
武上純希
12月30日 Quest 45
闘い、終わらず
- 中洲千恵次郎 中澤祥次郎
2002年
1月6日
Quest 46
正月が襲う!
酒井直行 竹本昇
1月13日 Quest 47
蒸気機関、爆走!
1月20日 Quest 48
奴らが蘇る
  • ヘルハイネスデューク・シュテン
  • ヘルハイネスデューク・ウラ
  • ヘルハイネスデューク・ラセツ
武上純希 舞原賢三
1月27日 Quest 49
鬼洞窟(マトリックス)、閉じる
2月3日 Quest 50
百獣、死す
  • 究極オルグ・センキ
諸田敏
2月10日 Final Quest
百獣、吼える!!

放映ネット局[編集]

対象地域 放送局 備考
関東広域圏 テレビ朝日 キーステーション
北海道 北海道テレビ
青森県 青森朝日放送
岩手県 岩手朝日テレビ
宮城県 東日本放送
秋田県 秋田朝日放送
山形県 山形テレビ
福島県 福島放送
新潟県 新潟テレビ21
富山県 北日本放送 日本テレビ系列局
石川県 北陸朝日放送
福井県 福井テレビ フジテレビ系列局
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列局
長野県 長野朝日放送
静岡県 静岡朝日テレビ
中京広域圏 名古屋テレビ
近畿広域圏 朝日放送
鳥取県島根県 山陰中央テレビ フジテレビ系列局
広島県 広島ホームテレビ
山口県 山口朝日放送
徳島県 四国放送 日本テレビ系列局
香川県岡山県 瀬戸内海放送
愛媛県 愛媛朝日テレビ
高知県 テレビ高知 TBS系列局
福岡県 九州朝日放送
長崎県 長崎文化放送
熊本県 熊本朝日放送
大分県 大分朝日放送
宮崎県 宮崎放送 TBS系列局
鹿児島県 鹿児島放送
沖縄県 琉球朝日放送

他媒体展開[編集]

個別に項目が存在するものは当該項目を参照。

劇場版
劇場版 百獣戦隊ガオレンジャー 火の山、吼える
2001年9月22日公開。
Vシネマ
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊
2001年8月10日リリース。
忍風戦隊ハリケンジャーVSガオレンジャー
2003年3月21日リリース。
映像ソフト化
いずれも発売元は東映ビデオ
ビデオ
TVシリーズ本編のVHS(全12巻、セル・レンタル共通)、およびテレビシリーズを再編集した「HEROクラブ」(全3巻)がそれぞれリリースされている。
DVD
2001年12月8日 - 2002年11月21日にかけて全12巻をリリース。9巻までが4話、10 - 12巻が5話収録。レンタルは2001年10月12日より開始[29]
ゲーム
プレイステーション専用ソフトとして2001年11月にバンダイより発売。プレイヤーキャラである等身大戦ではガオレッド、巨大戦ではガオキングなどの精霊王を操作し、他の仲間と協力しながらオルゲットやオルグ魔人と戦っていくアクションゲームで、等身大戦と巨大ロボ戦を組み合わせた構成となっている。TVシリーズのキャラクターのほか、オリジナルのオルグ魔人・キングオルグも登場する。
児童誌特製ビデオ
百獣戦隊ガオレンジャー スーパービデオ「対決!ガオレンジャーVSガオシルバー 炎のピヨちゃんたんじょう!」
講談社の児童誌「テレビマガジン」「たのしい幼稚園」「おともだち」の合同企画として応募者全員にプレゼントされたOV。登場人物はガオレンジャーの6人、ガオゴッド。ガオズロックに現れたシルバーが、5人に五つの「ガオのおしえ」を問う。正解した褒美に炎のピヨちゃんが誕生し、それをガオゴッドが「戦士のガオの心臓」に変えて6人に与える。
ドラマCD
百獣戦隊ガオレンジャー ガオアクセスCD 「ガオパンダあらわる!!」
小学館の児童誌「てれびくん」2002年2月号同梱付録のオリジナルドラマCD。ある冬、雪合戦をして遊んでいたガオレンジャー達の前にユキダルマオルグが現れた。オルグの攻撃にパワーアニマル達は冬眠してしまったが、ガオパンダが現れ一緒に戦ってくれるのであった。登場したオリジナルパワーアニマルのガオパンダは応募者当選品として実際に作られた。限定100個で、応募方法はガオレンジャーの絵を描いて送るというもの。現在の入手は非常に困難になっている。

トピックス[編集]

  • 本作品が25作目であり、これが放送当時の相鉄の駅の数と一致することから、相鉄では2001年の夏休み期間中にスーパー戦隊シリーズをモチーフにしたスタンプラリーが実施された。また本編においても、相鉄線の駅において収録がなされたエピソードがある。
  • 俳優の津田寛治は、知人である堀江慶が主演陣の一人という事で視聴していて本作品に惚れ込み、東映側のチーフプロデューサーである日笠淳に出演を申し入れている。津田本人によれば、諸田敏の演出が気に入ったとのことである。結局出演は果たせなかったが、翌年に『仮面ライダー龍騎』出演のオファーが入るきっかけとなった。津田のスーパー戦隊シリーズへの出演は、2009年の『侍戦隊シンケンジャー』で実現している。
  • 台湾では2002年より本作品の放送が開始され、以降戦隊シリーズの放送が続いている。シリーズは全編北京語の吹き替え(劇中の歌一部を除く)で、ガオレンジャーでは戦隊メンバーがコードネームで呼び合うのに対し、北京語の吹き替え版ではメンバーの苗字もしくは名前で呼び合う形に通訳されている(基本的に男性は苗字で女性は名前)。
  • 2012年11月から2013年5月まで、東映チャンネルの「スーパー戦隊ワールド」枠にて放送が行われた。

関連項目[編集]

パワーレンジャー・ワイルドフォース
クラッシャーカズヨシ
牛込草太郎役の酒井らが制作した自主製作映画。ガオレンジャーのパロディ的要素を含むほか、金子・堀江・柴木・竹内・岳美・斉藤が、更にゲスト出演した児玉多恵子、ガオレンジャーでプロデューサー補佐を務めた東映の横塚プロデューサーが出演している。
クイズタイムショック
2001年秋の期首特番として放送された『タイムショック21スペシャル』内の「出張タイムショック」にガオレンジャーとツエツエが出演。番組内ではガオレンジャーがうっかり落としたレッド用Gフォンを、クイズ会場のロケ地にやって来た玉袋筋太郎浅草キッド)が拾い、玉袋がガオレッドに変身するというギャグが見られた。
西川貴教のallnightnippon SUPER!
2001年10月16日放送分に柴木・酒井・岳美の3名が生出演。これはパーソナリティである西川貴教がガオレンジャーの大ファンだったことから実現した企画。その日の放送はスペシャル企画として、リスナーの自宅にガオレッド(変身後)と西川、そして、上記の3名らが乗り込み生放送をするという内容だった。
放送中、リスナーの弟にガオシルバーと間違えられた西川は「来週の放送分からシルバーになる!」と宣言、放送を聴いていた玉山が同行していた東映スタッフの携帯電話に慌てて電話を掛けてきたという逸話も残っている。その直後、玉山はジングルで西川への宣戦布告をした。尚、本来出演する予定だったのは岳美のみで、酒井と柴木は当日飛び入り参加だったという。因みに、西川は番組リスナーよりGブレスフォンをプレゼントされている。

シリーズ内の他作品への登場[編集]

各作品における詳細はそれぞれの項目を参照。

スーパー戦隊大集合
未来戦隊タイムレンジャー』第51話として放送された特別総集編。本作品の開始に先駆け、ガオレンジャーの初期メンバーが登場。
轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊
轟轟戦隊ボウケンジャー』のスーパー戦隊Vシネマ作品。ガオレッドおよびツエツエが登場。
海賊戦隊ゴーカイジャー
関連する映画も含め、複数のキャラクターが同作品にて登場。
TVシリーズ本編:走(第9話)、ガオライオン(第9話以降)
ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦:ガオキング
海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船:オルゲット
特命戦隊ゴーバスターズVS海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE:ガオキングおよびガオケンタウロス

脚注[編集]

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注釈[編集]

  1. ^ 制作クレジットがOPに表示されているのは当作品と『烈車戦隊トッキュウジャー』のみ。
  2. ^ 最終回では初めて本名を名乗った。また、本編終了後の『ハリケンジャーVSガオレンジャー』では本名で呼び合っているシーンが多いが、ガオジャケットを再び受け取る( = “戦士”に戻る)と同時に再び「レッド」「イエロー」などと呼ぶという演出が見られる。
  3. ^ 振るう時には「破邪百獣剣」同様にバックに「修羅百鬼剣」の字が浮かぶ。
  4. ^ このセリフは普段はナレーションにより隠れて聞き取りにくい。
  5. ^ 破邪百獣剣と共に出す際には、「邪気退散」の掛け声を出す事もある。
  6. ^ 既出のパワーアニマルや、イラストとして表現された前出の4体を除き、これら100体のパワーアニマルの大半は劇中では光球という形での描写に留まっているが、番組終了後に刊行された書籍「スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編」(メディアワークス・刊)において、『パワーレンジャー・ワイルドフォース』用に描かれた一部の画稿と共にその内訳が明らかにされている[8]
  7. ^ 『DX超合金 百獣合体ガオキング』として発売。
  8. ^ 実際には「マジマジ」とだけ喋るのをガオブラックが翻訳するだけ。
  9. ^ シナリオ段階ではエレファントシールドを装備する場面も存在したという[13]
  10. ^ 猛獣使いオルグはガオキング同様、操って百獣武装も行おうとしたが操れなかった。ガオシルバー曰く「一匹狼の集まりだから誰の指図も受けない」。
  11. ^ 作中ではシュテンが前者の方法で、ヤバイバ・猛獣使いオルグ・オルゲットが後者の方法で巨大化している。
  12. ^ 直後にヤバイバが杖を直してツエツエに渡したが謎の臭いが付着しており、その出方をツエツエが怪しんでいた。また、ヤバイバ本人もなぜか照れくさそうな様子を見せていた。
  13. ^ 1回目(Quest37)は単独行動をする際に無断借用した物を使ってで残りの2回(Quest46、47)はツエツエの死後、残された彼女の杖を使って巨大化させている。
  14. ^ 中澤祥次郎と編集技師・洲崎千恵子の合作ペンネーム。
  15. ^ 最終回の第51話は「Final Quest」。

出典[編集]

  1. ^ マテリアルブック 2002, p. 85.
  2. ^ 酒井一圭 (2011年2月16日). “ガオレンジャーのオーディションの時に渡された台本には「ガオガ…”. Twitter. 2013年12月25日閲覧。
  3. ^ a b マテリアルブック 2002, p. 90.
  4. ^ スパイダーマン 東映TVシリーズDVD-BOX付録冊子 「スパイダーマン大検証」(16ミリ合成の世界)。
  5. ^ 読売新聞2001年8月8日夕刊
  6. ^ 『YOMIURI WEEKLY』2002年2月24日号にて「仮面ヒーローに熱狂 30代ママの心理と生態」、『スポーツニッポン』2002年2月17日付号の特集記事など。
  7. ^ gooランキング』『夢中になったスーパー戦隊シリーズは?』 http://ranking.goo.ne.jp/ranking/022id/video_t69aaNl4kLAg_all/ このアンケートは2000年以降の作品に限定したアンケート。
  8. ^ アートコレクション 2002, pp. 134-135.
  9. ^ アートコレクション 2002, p. 19.
  10. ^ アートコレクション 2002, p. 13.
  11. ^ アートコレクション 2002, p. 16.
  12. ^ アートコレクション 2002, p. 21.
  13. ^ a b アートコレクション 2002, p. 23
  14. ^ ケイブンシャ刊「百獣戦隊ガオレンジャー大百科」[要ページ番号]
  15. ^ アートコレクション 2002, p. 22.
  16. ^ 勇吹輝のプロフィール/写真/画像 - goo ニュース
  17. ^ a b c d e f g ガオレンジャー・ゲスト第51話”. 東映公式サイト. 2011年11月8日閲覧。
  18. ^ a b c d e f 宇宙船YB 2002, p. 160
  19. ^ a b c 福沢博文”. 株式会社レッド・エンタテインメント・デリヴァー. 2011年4月27日閲覧。
  20. ^ 特集・『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』”. 東映ヒーローネット. 2011年6月29日閲覧。
  21. ^ BOUKENGER Interview「第5回 柴木丈瑠」”. 東映ヒーローネット. 2011年5月17日閲覧。
  22. ^ a b ガオ日記 2001.9.1 - 2001.12.31”. 東映公式サイト. 2011年7月5日閲覧。
  23. ^ 蜂須賀祐一プロフィール|ジャパンアクションエンタープライズ
  24. ^ 大藤直樹 (おおふじなおき) - スタントジャパン公式サイト(インターネット・アーカイブ内)
  25. ^ 『東映ヒーローMAX』 Vol.5、辰巳出版、2003年、32項
  26. ^ やばいば~!”. 「motoブログ」(中川素州公式ブログ) (2009年5月15日). 2011年4月29日閲覧。
  27. ^ 『東映スーパー戦隊35作品記念公式図録 百化繚乱 [下之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1995-2012』 グライドメディア、2012年、218頁。ISBN 978-4-8130-2180-3
  28. ^ マテリアルブック 2002, p. 93.
  29. ^ 宇宙船YB 2002, p. 168.

参考文献[編集]

  • 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 下巻』 勁文社2002年ISBN 4-7669-4108-X
  • 『スーパー戦隊アートコレクション 戦隊ロボ編』 メディアワークス2002年ISBN 4-8402-2139-1
  • 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」、『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、 131-170頁、 雑誌コード:01843-05。

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 日曜7時台後半
前番組 番組名 次番組
未来戦隊タイムレンジャー
(2000年2月13日 - 2001年2月11日)
百獣戦隊ガオレンジャー
(2001年2月18日 - 2002年2月10日)
忍風戦隊ハリケンジャー
(2002年2月17日 - 2003年2月9日)