平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

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平成ライダー対昭和ライダー
仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊
監督 柴崎貴行
脚本 米村正二
原作 石ノ森章太郎
八手三郎
出演者 井上正大
半田健人
佐野岳
桐山漣
白石隼也
速水亮
菅田俊
板尾創路
雛形あきこ
藤岡弘、
主題歌 串田アキラ×KAMEN RIDER GIRLS
ドラゴン・ロード2014
撮影 いのくままさお
編集 長田直樹
製作会社 「仮面ライダー大戦」製作委員会
配給 東映
公開 2014年3月29日
上映時間 98分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 仮面ライダー×仮面ライダー 鎧武&ウィザード 天下分け目の戦国MOVIE大合戦(仮面ライダー)
獣電戦隊キョウリュウジャーVSゴーバスターズ 恐竜大決戦! さらば永遠の友よ(スーパー戦隊)
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z(シリーズ前作)
次作 劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!(仮面ライダー)
烈車戦隊トッキュウジャー THE MOVIE ギャラクシーラインSOS(スーパー戦隊)
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平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』(へいせいライダーたいしょうわライダー かめんライダーたいせん フィーチャリング スーパーせんたい)は、2014年3月29日より東映系で公開された特撮テレビドラマシリーズ『仮面ライダーシリーズ』と『スーパー戦隊シリーズ』の劇場版作品。

キャッチコピーは「平成VS昭和。掟破りのライダー対決、決着。」「仮面ライダー道、ここに極まる」。

概要[編集]

平成仮面ライダーシリーズ15作記念作品。連動企画としてTV編では同年3月30日に後述のクロスオーバー番組『烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル』を放送、また本作公開前にはすでに動画サイトにて冒頭の試作映像が公開されている[1]

映画の最後では、公開の前年に故人となったプロデューサーの平山亨、監督の長石多可男への献辞が捧げられている。

昭和ライダー対平成ライダー[編集]

これまで通俗的に使用されて来た『仮面ライダークウガ』以降の「平成ライダー」とそれ以前の「昭和ライダー」という分類が初めて作品名及び作品内に使用され[2]、クロスオーバーで恒例の『仮面ライダーディケイド』、上映当時の現行作品である『仮面ライダー鎧武/ガイム』を中心に、平成ライダーからは『仮面ライダー555』『仮面ライダーW』『仮面ライダーウィザード』、昭和ライダーからは『仮面ライダー』『仮面ライダーX』『仮面ライダーZX』がメインを務め、両ライダー15人同士の対立を中心に描く。

平成ライダー・昭和ライダーが同じ15という人数で並び立つのは『仮面ライダー鎧武/ガイム』放映中のこの時点だけである。今後もシリーズが続く限り平成ライダーは増え続け、いつか平成ライダーこそが仮面ライダーの主流となり、最終的には「平成」という区分自体が不必要になる時が来る[3]。ゆえにこの時期でしか成立しない「昭和対平成」の構図を映像化したいという発想が作品の根源にある[4]。「平成ライダー」という呼称は制作側ではなくファンが使い出した物であるうえ、単に元号について考えるなら『仮面ライダーBLACK RX』の途中から『仮面ライダーJ』までの「昭和ライダー」は平成年間に作られている。そのため制作側として改めて意識的に平成ライダー・昭和ライダーの違いに着目し、両者を対立させる事で区分の意義を明確化しようという試みである[4]

しかしこうした業界的な分け方は、仮面ライダーシリーズの歴史に詳しくなければ理解しづらい。そこで細かな説明をせずに昭和・平成の区別を映画の観客に納得してもらうために考案されたのが投票である。票を投じる過程で、観客は自らの中に「平成ライダー」「昭和ライダー」というカテゴリを作り上げる事になる。投票を行う以上は結果を出さなくてはならないので、表向きはどちらかのライダーを勝たせるための票であるという体裁が取られた[4]

これまでに東映が制作してきた仮面ライダー・スーパー戦隊の「VSシリーズ」では「対」「VS」と付きながら戦いに決着を付ける事は無かったが、本作では明確に平成ライダー・昭和ライダーの勝敗の結末が描かれる[5]。エンディングは平成ライダー勝利・昭和ライダー勝利の2パターンが用意され[6]、公式サイト及び劇場に設置された投書箱のファン投票によって公開初日にどちらが上映されるかが決定する[7]。「仮面ライダー」としては、投票によりエンディングが決まるのは『仮面ライダー龍騎』以来[6]。このエンディング投票は劇場・WEB投票合わせて277万3322票が集まり、AKB48の過去最多の投票数となった2013年の「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」の総投票数264万6847票を約12万票超えた[8]。投票の結果、平成ライダーが138万7041票、昭和ライダーが138万6281票となり、760票という僅差で平成ライダーの勝利バージョンが上映される事になった[8]

上映されなかった昭和ライダー勝利バージョンの扱いについては、特別上映を行ったり映像ソフトに特典として収録してはどうかという話がある。しかし前述の通りこの企画は映画の宣伝のために行ったわけではなく、投票という行為その物に意義があったにもかかわらず両バージョンを公開すると、単に2つの展開があるというだけになってしまう。白倉伸一郎は「別バージョンは封印したほうがいいかも知れない」と語っている[9]一方で、「もったいなくて出来ないんでしょうけど」とも述べていたが[10]、最終的には8月発売のBlu-ray / DVDに昭和ライダー勝利バージョンがマルチエンディングとしてセル版のみ収録される事となった。

スーパー戦隊のゲスト出演[編集]

本作品は仮面ライダーシリーズを中心に据えた映画であるが、スーパー戦隊シリーズから『獣電戦隊キョウリュウジャー』の桐生ダイゴ / キョウリュウレッドと『烈車戦隊トッキュウジャー』の5人がクライマックスの戦闘にゲストとして出演する。

これは本作品が企画段階では『スーパーヒーロー大戦』シリーズの第3弾だった名残である[11]。ライダーと戦隊が対立した『大戦』とはまた別の形での共演の在り方を求めて会議が行われていた所、平成ライダー・昭和ライダーが同じ15人になる事に当時「鎧武」のチーフプロデューサーである武部直美が気づいたため、「それならば明瞭に両ライダーを並び立たせよう」と話が決まり、初期案は破棄された[4]。しかし当初集合したスタッフには戦隊関係者も加わっているため、作品の方向性が定まった後になっても完全に仮面ライダーに限定した内容にするわけにはいかなかった[11]

もう1つの理由として、映画の公開時に放映中の『烈車戦隊トッキュウジャー』が先行する『仮面ライダー電王』と同じく電車をモチーフとしている事が関与している。この時点で明確にコラボレーションを実施したほうが、その後も『トッキュウジャー』を続けるにあたって『電王』の存在をいたずらに意識せず、独自の路線を歩める様になるだろうという判断による[11]

監督の柴崎貴行は『獣電戦隊キョウリュウジャー』は全員と『特命戦隊ゴーバスターズ』は出したかったとインタビューで語っている[12]

キャストについて[編集]

本郷猛 / 仮面ライダー1号を演じた藤岡弘、が同役で出演する(本作では、一文字隼人[13] / 仮面ライダー2号同様に変身ベルトの風車にシャッターパーツが装備されている)。藤岡は平成ライダー作品には『劇場版 仮面ライダーアギト PROJECT G4』(警視総監役)や『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』(仮面ライダー1号の声役)に出演していたが、本郷として変身ポーズを披露するのは『仮面ライダーV3』34話以来約40年ぶりとなる[14]。この他、神敬介 / Xライダーを演じた速水亮は『仮面ライダー (スカイライダー)』へのゲスト出演以来33年ぶり[15](34年ぶり[16])、村雨良 / 仮面ライダーZXを演じた菅田俊は『10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』以来30年ぶりの出演となる[16]

平成ライダー側では、門矢士 / 仮面ライダーディケイド役の井上正大、乾巧 / 仮面ライダーファイズ役の半田健人などが出演する[5]

また関東のラジオ局・文化放送等で放送している特撮ラジオ番組『東映公認 鈴村健一・神谷浩史の仮面ラジレンジャー』のダブルパーソナリティーを務める声優の鈴村健一神谷浩史がゲスト出演しており、役柄は公開されるまで完全シークレットとなっていた[17]

評価[編集]

新宿バルト9他全国292スクリーンで公開され、2014年3月29・30日の初日2日間で興収2億6315万8850円・動員22万2265人を記録し、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位を獲得した[18]

あらすじ[編集]

ふとした事から、ヘルヘイムの森とは全く異なる世界の調査をする事になった葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武。そんな中、シュウという少年に遭遇する。その時、侍の如き風格を持った男が現れ、紘汰に「お前の様なひよっこを、ライダーと認めるわけにはいかん!」と言い放つ。そこに地下帝国バダンが襲来。そしてその男は「変身!」と叫ぶ。彼こそ伝説の男・本郷猛 / 仮面ライダー1号であった。1号を始めとした昭和ライダー達は何の為に行動しているのだろうか。紘汰には祖父程も年齢の離れた本郷の真意が全く分かりかねるのだった。

その頃、ある理由から平成ライダー15人の力を結集しようと幾つもの世界を渡り歩いていた門矢士 / 仮面ライダーディケイドが紘汰にも接触。一連の事件はすべてバダンが人類滅亡を画策した結果だと語り、力を貸す様に依頼するが、そこに再び昭和ライダー達が現れ、「バダンを生み出した根源こそ、平成ライダー達なのだ」と主張し始めた。

士と本郷、平成ライダーと昭和ライダー、互いの主張は全く相容れず、遂にコレ以上の問答は無意味だと打ち切った昭和ライダーは平成ライダー達に戦いを挑み始める。紘汰はどちらが正しいのか困惑するも、昭和ライダーが挑んで来る以上倒すしか無いと覚悟を決めた。

果たして正義はどちらのライダーにあるのか、バダンがシュウを手中に収めた事で遂に発動を開始する最終作戦メガ・リバース計画の全貌とは?

そして、平成昭和の区別なくライダーを倒す仮面ライダーフィフティーンの出現と烈車戦隊トッキュウジャーおよびキョウリュウレッド / ダイゴの参戦により、遂に平成ライダーと昭和ライダーの勝敗の行方が明らかになる。

登場人物[編集]

平成ライダー
本作では『仮面ライダークウガ』から『仮面ライダー鎧武/ガイム』までの15作品に登場した15人の主役ライダーが「平成ライダー」とカテゴライズされて登場する(『鎧武』からは他のアーマードライダー3人、『555』からはライダー2人が登場)。下記5作品の主役級ライダーは変身前の人間としても登場し、物語に密接に関わる。
昭和ライダー
本作では『仮面ライダー』から『仮面ライダーJ』までの12作品に登場した15人の主役級ライダーが「昭和ライダー」とカテゴライズされて登場する。下記3作品の主役級ライダーは変身前の人間としても登場し、物語に密接に関わる。
スーパー戦隊

葵一家[編集]

本作のキーパーソンとなる家族3人。

葵 連(あおい れん)/仮面ライダーフィフティーン
平成ライダー15人の力を使いこなせる仮面ライダーフィフティーンに変身する男。バダンに属し、シュウの身柄を確保するためには手段を選ばず、他のライダーを倒しても意に介さない。
葵 柊(あおい しゅう)
通称シュウ。連の息子。不思議な力を有しており、その力を欲するバダンに付け狙われる。
葵 咲(あおい さき)
連の妻。多忙ゆえ息子のシュウにほとんど構ってやれない悩みがあった。

地下帝国バダン[編集]

かつて仮面ライダーZXが戦った組織と同じ名前を持ち、地球の裏側に存在するもう1つの世界に地下都市「バダン・シティー」を築き潜伏していた悪の組織にして、鳴滝曰く「ショッカーの意志を引き継ぐ者達」。

メガ・リバース計画」と呼ばれる謎の計画を実現させるため、沢芽市を侵略せんと姿を現した。ショッカーからファントム超進化生命体ミュータミットまでの様々な怪人の軍団で構成されており、バダン総統・暗闇大使による指揮下で12人の幹部が前線指揮を取る。また協力者としてシャドーラインのシュバルツ将軍が参加している。

今まで仮面ライダーが戦って来た歴代組織とは根本的に異なる「秘密」を抱えており、それが事件の謎を解く最大の鍵でもある。

大幹部[19]
骸骨恐竜
悪霊のエネルギーの塊とされていたバダン総統の正体である恐竜型の怪物。炎をまとった肉食恐竜の骸骨の姿をしており、その頭部からは3つ目の人間の骸骨が隠されている。その巨体を生かした怪力と牙による噛み付き攻撃を得意とし、3つ目の骸骨から放つ高熱火炎弾を武器とする[20]。バダン総統については、バダン総統を参照。  

本作オリジナルの仮面ライダー[編集]

数値データは『仮面ライダー鎧武超全集』に基づく[21]

仮面ライダー鎧武 1号アームズ[編集]

  • 身長:215cm
  • 体重:128kg
  • パンチ力:16t
  • キック力:21.4t
  • ジャンプ力:ひと跳び16m
  • 走力:100mを7.2秒

鎧武が昭和ライダーロックシードを使用してアームズチェンジする1号の力を宿した形態。装着時の音声は「1号アームズ! 技の1号・レッツゴー!」。

平成ライダーのアームズとは異なり、パルプアイ・胸部は1号の頭部を模している。専用アームズウェポンは装備せず、徒手空拳を主体とした格闘戦を得意とし[22]、カチドキアームズとも互角以上に渡り合ったフィフティーン 鎧武アームズを圧倒する戦闘能力を発揮する。

必殺技はドライバーのカッティングブレードを1回倒し、「1号スカッシュ!」の電子音声と共に発動する「ライダーキック」。発動時には鎧武 オレンジアームズ・1号の幻影が浮かび上がる。

仮面ライダーフィフティーン[編集]

葵連が戦極ドライバーロックシードを使用して変身するアーマードライダー。名前は英語の「15(fifteen)」。

平成ライダーロックシードを使用する事で平成ライダーを基盤とした形態へアームズチェンジする事が可能で、各形態の共通点として頭部に白い髪の毛・額に「十五」の装飾が施され、形態に対応したアームズウェポンからエネルギー波を放つ能力を持つ。

設定上は作中で変身していない平成ライダーのアームズ(クウガ~キバ・W・オーズ)にも変身可能である[19][23]。戦極ドライバーのスペックは従来と同様で平成ライダーアームズもオリジナルとの大差は無いが、変身する連自身の実力と柊への執着が相まって圧倒的な戦闘能力を発揮する。

本作の前日談にあたる『トッキュウジャーVS鎧武』において、モグラロイドを追い詰めるトッキュウジャーの前に現れその戦闘力で追い詰めるもの、突如現れた1号・2号・V3に阻まれ、モグラロイドが倒されると骨型のクラックでどこかの場所に逃走した。

アームズ(フォーム)
通常形態
  • 身長:215cm
  • 体重:115kg
  • パンチ力:15t
  • キック力:21.5t
  • ジャンプ力:ひと跳び51m
  • 走力:100mを5.1秒
フィフティーンロックシードを使用して変身する基本形態。装着時の音声は無く、代わりにBGMが流れる。
専用アームズウェポン・黄泉丸による剣技を持つ。他のアーマードライダーの変身とは異なり、骨型のクラックからドクロが出現し、それがかぶさり全身が闇に包まれると一瞬で変身が完了する。
ディケイドアームズ
ディケイドの力を宿した形態。装着時の音声は「ディケイドアームズ! 破壊者・オン・ザ・ロード!」。
外見は通常形態に準拠しており、アームズウェポンはライドブッカーを装備する他、ディケイドがカメンライド可能なライダーの装備も使用可能で、ディケイドが響鬼にカメンライドした際には、戦極ドライバーのカッティングブレードを1回倒した「響鬼スカッシュ」を発動して音撃棒・烈火も使用した。さらに戦極ドライバーのカッティングブレードを1回倒した「ディケイドスカッシュ」を発動して「ディケイドイリュージョン」と「ディケイドスラッシュ」を組み合わせたような技も使用した。
フォーゼアームズ
フォーゼの力を宿した形態。装着時の音声は「フォーゼアームズ! 青・春・スイッチ・オン!」。
外見はベースステイツに準拠しているが、アームズウェポンは斬月が変身した物とは異なり、ロケットモジュールではなくコズミックステイツのバリズンソードに変わっている他、戦極ドライバーのカッティングブレードを2回倒した「フォーゼオーレ」を発動し、エレキステイツのビリーザロッドを召喚して「ライダー100億ボルトブレイク」に似た技も使用した。
ウィザードアームズ
ウィザードの力を宿した形態。装着時の音声は「ウィザードアームズ! シャバドゥビ・ショータイム!」。
外見はフレイムスタイルに準拠しており、アームズウェポンは鎧武が変身した物と同様にウィザーソードガンを装備する。
鎧武アームズ
鎧武の力を宿したフィフティーンの最強形態。装着時の音声は「鎧武アームズ! フルーツ鎧武者・オンパレード!」。
外見はオレンジアームズに準拠しており、アームズウェポンは大橙丸を装備する他、黄泉丸も使用可能。連曰く「究極の変身」であり、鎧武の超強化形態であるカチドキアームズとも互角以上に渡り合う。さらに戦極ドライバーのカッティングブレードを2回倒した「鎧武オーレ」を発動して鎧武の「大橙一刀」に似た技も使用した。また、戦極ドライバーのカッティングブレードを3回倒した「鎧武スパーキング」で大橙丸、黄泉丸の2つで発動する技も存在するが、鎧武 1号アームズの「ライダーキック」の防御に回ったため詳細不明。
ツール
戦極ドライバー
フォールディングバンドはグリドンとブラーボ(共にマイナーチェンジ版)・量産型と同様に銀色で、待機音はブラーボ・ナックル・武神鎧武と同様にエレキギターによるロック風テイストで、カッティングブレードを倒した際も電子音声ではなくロック調メロディが流れる。
黄泉丸(よみまる)[24]
フィフティーンが使用する骨型の剣の形をしたアームズウェポン。基本形態で使用するが、場合によっては変身前の連や、鎧武アームズ時にも大橙丸の二刀流で使用する。

戦力[編集]

ライダーシンドローム
昭和15大ライダーの力を結集した大技。
レジェンドライダーロックシード
歴代ライダーの顔が描かれたロックシード。本作ではライダーバトルで倒されたライダーが変化したアイテムとなっている。
フィフティーンロックシード
仮面ライダーフィフティーンの変身に使用するロックシード。開発・入手経緯は不明。
平成ライダーロックシード
平成15大ライダーの顔が描かれた特殊なロックシード。このロックシード1つでクウガから鎧武までの平成ライダーのアームズを纏う事が可能。開発・入手経緯は不明。
昭和ライダーロックシード
昭和15大ライダーの顔が描かれた特殊なロックシード。このロックシード1つで1号からJまでの昭和ライダーのアームズを纏う事が可能だが劇中で纏ったのは1号のみ。こちらも開発経緯は不明であり、1号が所有していたがその経緯も不明。
キョウリュウジャーレッシャー
獣電竜ガブティラがキョウリュウスピリットで変化した烈車[25]。キョウリュウレッドが操縦する。どういう経緯でこの形態への変形機能を得たのかは不明である。
トッキュウオーデンライナー
トッキュウオー・デンライナーが合体して顔が電王(ソードフォーム)で登場。だがキョウリュウレッドが却下してキョウリュウジャーレッシャーが強引に合体し上記の形態となった為、戦闘シーンはない。
トッキュウオーキョウリュウジン feat.デンライナー
レッドレッシャーの代わりにキョウリュウジャーレッシャーが合体し、デンライナーゴウカの先頭車両が2両に増えて、ブルーレッシャー・グリーンレッシャーの先頭車両と交換した形態[26]
頭部はキョウリュウジンの物になっており、武器もキョウリュウジンの五連獣電剣を装備する。またキョウリュウレッド・電王はトッキュウオーの集合コクピットには移動せず元のコクピットに残ったまま合体する。
必殺技は出現したデンライナーイスルギ・レッコウ・イカヅチ・ゼロライナードリル・ナギナタが敵に突っ込むと同時に五連獣電剣で切り裂く「フミキリケンブレイブ参上スラッシュ」。

キャスト[編集]

声の出演[編集]

ノンクレジット[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

主題歌[編集]

ドラゴン・ロード2014
作詞:石森章太郎 / 作曲:菊池俊輔 / 編曲:鳴瀬シュウヘイ / 歌:串田アキラ&KAMEN RIDER GIRLS

他媒体展開[編集]

テレビスペシャル[編集]

烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武
春休み合体スペシャル
ジャンル 特別番組特撮テレビドラマ
放送時間 日曜7:30 - 8:30(60分)
放送期間 2014年3月30日(1回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 中澤祥次郎
原作 石ノ森章太郎八手三郎
脚本 毛利亘宏
プロデューサー 佐々木基(テレビ朝日)、武部直美宇都宮孝明・石川啓(東映)、矢田晃一・深田明宏(東映AG)
出演者 志尊淳
平牧仁
梨里杏
横浜流星
森高愛
佐野岳
小林豊
高杉真宙
久保田悠来
字幕 字幕放送
データ放送 データ放送
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烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル』(れっしゃせんたいトッキュウジャーたいかめんライダーがいむ はるやすみがったいスペシャル)はテレビ朝日系列2014年3月30日に放送された特別番組

概要(テレビスペシャル)[編集]

当時の放送作品『烈車戦隊トッキュウジャー』と『仮面ライダー鎧武/ガイム』のクロスオーバー番組。テレビシリーズで「スーパー戦隊シリーズ」と「仮面ライダーシリーズ」が共演するのは本作品が初[30][31]

『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』の前日談が描かれ、映画でも登場する仮面ライダーフィフティーン、コンバットロイド、昭和ライダー(1号、2号、V3)、鳴滝が登場する。本作オリジナルキャラクターについては、#登場人物(テレビスペシャル)を参照。

本番組は、テレビ朝日系列フルネット24局のみでの放送であり、それ以外のいわゆる遅れネット局ではこの回の放送は飛ばされ、そのまま次の回を放送もしくは別番組に差し替えられた。

あらすじ(テレビスペシャル)[編集]

烈車に乗って旅を続けているトッキュウジャーは沢芽市を訪れた。そこで地下帝国バダンと遭遇し、駆け付けた葛葉紘汰と共に戦う事となる。

登場人物(テレビスペシャル)[編集]

モグラロイド
モグラの性質を持つバダン怪人。全身の刃は斬撃の他、掘削攻撃も行える。
地面を掘ることで仲間を召喚する能力を持ち、この能力で街に同胞を召喚する使命を帯びていたようだが、何故か手違いでヘルヘイムの森へ通じる「クラック」を発生させてしまい、2度ほどライオンインベスを呼び出してしまう。
後に自分たちの障害となるトッキュウジャーやアーマードライダーを縛る枷として舞を誘拐・拉致監禁し、同時に自分の兄弟であるもう1体のモグラロイドの召喚に成功する。鎧武たちの陽動作戦も、逆に2体いることを利用して自分たちの術中にはめるが、最終的に1体はトッキュウジャーの「レインボーラッシュ・もぐら叩き」、もう1体は鎧武 カチドキアームズの火縄大橙無双斬により倒された。
巨大ライオンインベス
ライオンインベスがヘルヘイムの実を一度に2個食べた瞬間に巨大化した姿。ライオンインベス自体は『鎧武』にも何度か登場しているライオンがモチーフの西洋系インベス。
『鎧武』初登場での暴走時と同様に背中に翼を生やしている。最終的に応戦したトッキュウオーカーキャリアタンクによって迎撃されて爆散した。

烈車の停車駅[編集]

ただし、レインボーラインやシャドーラインの駅ではない。

沢芽シティ(ざわめシティ)
沢芽市の中心駅。烈車は7番ホームに到着している。
エンディングでは、沢芽市の名物として「沢芽フルーツ羊羹」・「ユグドラ汁」・「沢芽まんじゅう」などがあることが判明する。
東沢芽[32](ひがしざわめ)
沢芽シティの隣の駅。烈車に乗せられた舞が烈車を降りた駅(ちなみに沢芽シティの駅名標では「東沢芽」の反対側は「千樹(せんじゅ)」という駅名になっている)。
まちはずれ
沢芽市の町はずれにある駅。戦いの後、トッキュウジャーが沢芽市を離れる際に乗車した駅(ちなみに駅名標では「東沢芽」の反対側は駅名は「あっち」になっている)。

キャスト(テレビスペシャル)[編集]

  • ライト / トッキュウ1号(声) - 志尊淳 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • トカッチ / トッキュウ2号(声) - 平牧仁 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • ミオ / トッキュウ3号(声) - 梨里杏 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • ヒカリ / トッキュウ4号(声) - 横浜流星 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • カグラ / トッキュウ5号(声) - 森高愛『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • 車掌 - 関根勤 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • 葛葉紘汰 / 仮面ライダー鎧武(声) - 佐野岳 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 駆紋戒斗 / 仮面ライダーバロン(声) - 小林豊 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 高司舞 - 志田友美 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 呉島光実 / 仮面ライダー龍玄(声) - 高杉真宙 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 呉島貴虎 - 久保田悠来 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • チャッキー - 香音 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • イヨ - 那月結衣 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 阪東清治郎 - 弓削智久 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 鳴滝 - 奥田達士 『仮面ライダーディケイド』
声の出演
  • チケット、トッキュウジャー各種アナウンス&アイテム音声 - 山口勝平 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • ワゴン - 堀江由衣 『烈車戦隊トッキュウジャー』
  • モグラロイド- 津久井教生
  • 仮面ライダー1号 - 稲田徹
  • 仮面ライダー2号 - 藤本たかひろ
  • 仮面ライダーV3 - 関智一
  • 戦極ドライバー関連アイテム音声 - 平床政治 『仮面ライダー鎧武/ガイム』
  • 仮面ライダーフィフティーン - 板尾創路
スーツアクター

スタッフ(テレビスペシャル)[編集]

音楽(テレビスペシャル)[編集]

主題歌「Rise Up Your Flag」
作詞 - 藤林聖子 / 作曲・編曲 - tatsuo / 歌 - 葛葉紘汰(CV:佐野岳)
挿入歌「烈車戦隊トッキュウジャー
作詩 - 渡部紫緒 / 作曲・編曲 - 坂部剛 / 歌 - 伊勢大貴

映像ソフト化[編集]

2014年8月8日発売。Blu-rayとDVDでリリース。『仮面ライダー大戦』のセル版は通常版、コレクターズパック共に劇場版エンディング(平成ライダー勝利バージョン)と別エンディング(昭和ライダー勝利バージョン)を選択して再生できるマルチエンディング仕様となっている(レンタル版の本編は「平成ライダー勝利バージョン」のみを収録)。

  • 烈車戦隊トッキュウジャーVS仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル(1枚組)
    • 映像特典
      • 合体スペシャル トークパーティー
      • ノンスーパーED
      • PR集
      • デザインギャラリー
    • 初回限定特典
      • ライナーカード
  • 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 通常版(1枚組)
    • 映像特典
      • 特報・劇場予告編
  • 平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊 コレクターズパック(2枚組)
    • ディスク1:本編ディスク(通常版と共通)
    • ディスク2:特典ディスク(Blu-ray版はBlu-ray、DVD版はDVDで収録)
      • メイキング
      • 完成披露スペシャルイベント
      • 完成披露試写会舞台挨拶
      • 公開初日舞台挨拶
      • TVスポット集
      • データファイル
      • ポスターギャラリー
    • 初回限定特典
      • ライナーカード
      • 特製スリーブケース

関連玩具[編集]

  • バンダイから「烈車合体シリーズEX キョウリュウジャーレッシャー」と「烈車合体シリーズEX デンオウレッシャー」が、それぞれ2014年4月26日5月7日に発売。別売りの「烈車合体トッキュウオー」付属の「ブルーレッシャー」「グリーンレッシャー」「イエローレッシャー」「ピンクレッシャー」と合体し、「トッキュウオーキョウリュウジン feat.デンライナー」が完成する。また車両前半を分離し、別売りの「変身ブレス トッキュウチェンジャー」にセットすると声がする。
  • この後バンダイでは「烈車合体シリーズEX」のオリジナル製品として、「ゴーバスターズレッシャー」を4月26日、「ゴーカイジャーレッシャー」「ゴセイジャーレッシャー」を7月4日、「シンケンジャーレッシャー」「ゴーオンジャーレッシャー」を8月9日に、それぞれ発売した。いずれも歴代レッドメカ(バスターアニマルCB-01チーター、ゴーカイガレオン、ゴセイドラゴン、獅子折神、スピードル)をイメージしており、「烈車合体トッキュウオー」のブルー〜ピンク各レッシャーと合体させたり、「変身ブレス トッキュウチェンジャー」に車体前部をセットして声を出せる事が出来る。なお合体後の「頭部」は、「ゴーバスターズレッシャー」のみゴーバスターエースと同型で、他は全て歴代1号ロボ(ゴーカイオー、ゴセイグレート、シンケンオー、エンジンオー)と同型である。

脚注[編集]

  1. ^ [1]
  2. ^ 映像作品に限らなければ、『劇場版 仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼#漫画作品』のオマケ漫画『仮面ライダーSD 4コマ』に『仮面ライダーSD 4コマ 昭和仮面ライダーシリーズ編』『仮面ライダーSD 4コマ 平成仮面ライダーシリーズ編』というように作品名に使用された例は存在する。
  3. ^ 『HYPER HOBBY』2014年5月号、p.12
  4. ^ a b c d 『THE 仮面ライダー EX』Vol.01、p.41
  5. ^ a b 白倉伸一郎「VSものは戦ったためしがない今回は決着描く」仮面ライダー大戦”. マイナビニュース (2014年1月30日). 2014年2月21日閲覧。
  6. ^ a b 『仮面ライダー大戦』昭和vs平成の決着はファン投票で決定、龍騎以来の挑戦”. マイナビニュース (2014年2月9日). 2014年3月22日閲覧。
  7. ^ 『仮面ライダー大戦』平成&昭和ライダーの必殺技映像集公開、投票は昭和優勢”. マイナビニュース (2014年3月7日). 2014年3月23日閲覧。
  8. ^ a b 『仮面ライダー大戦』総投票数277万票でAKB48超え、平成vs昭和は760票差で平成勝利(2014年3月29日、マイナビニュース)
  9. ^ 『HYPER HOBBY』2014年5月号、p.13
  10. ^ 『THE 仮面ライダー EX』Vol.01、p.42
  11. ^ a b c 『THE 仮面ライダー EX』Vol.01、p.43
  12. ^ 宇宙船2014年4月号
  13. ^ 一文字自体は本作でも未登場。
  14. ^ 本郷猛再び! 藤岡弘、が38年ぶりに仮面ライダー1号に変身 -『仮面ライダー大戦』”. マイナビニュース (2014年1月17日). 2014年2月21日閲覧。
  15. ^ 板尾創路が50歳で仮面ライダー初変身&ライダーXの速水亮も"平成VS昭和"参戦”. マイナビニュース (2014年1月31日). 2014年2月21日閲覧。
  16. ^ a b 仮面ライダーXの速水亮が34年ぶり登場、ZXの菅田俊も ― スポニチ Sponichi Annex 芸能”. スポニチ (2014年1月31日). 2014年2月21日閲覧。
  17. ^ 平成vs昭和『仮面ライダー大戦』声優・鈴村健一と神谷浩史のゲスト出演決定!”. マイナビニュース (2014年2月22日). 2014年3月22日閲覧。
  18. ^ 『アナと雪の女王』洋画アニメ最速!50億円突破でV3!【映画週末興行成績】シネマトゥデイ 2014年4月1日
  19. ^ a b 映画パンフレットより。
  20. ^ コレクターズパック特典ディスクのDATA FILEより。
  21. ^ 超全集 2014, pp. 95-96.
  22. ^ 超全集 2014, p. 95.
  23. ^ 超全集 2014, p. 96.
  24. ^ 小学館『仮面ライダー 全戦士パーフェクトずかん』及びコレクターズパック版Blu-ray / DVDの「DATA FILE」より。
  25. ^ 超全集 2014, p. 93
  26. ^ 正確にはトッキュウオーデンライナーの状態でキョウリュウジャーレッシャーが強引に合体して誕生した形態であり、先に合体した電王は自分が搭乗しているデンライナーが脚に変わったことに対し「なんで俺が足なんだよ!?」と納得がいかない様子だった。
  27. ^ 10号誕生!仮面ライダー全員集合!!』でバダン総統を演じていた納谷悟朗が死去したため。
  28. ^ それまで演じていた加藤精三が死去したため。
  29. ^ エンドクレジットでは「チケットの声」と表記されているが、劇中ではチケットは登場していない。
  30. ^ a b c 烈車戦隊トッキュウジャー 烈車戦隊トッキュウジャー VS 仮面ライダー鎧武 春休み合体スペシャル|東映[テレビ]”. 東映. 2014年4月18日閲覧。
  31. ^ 両シリーズは『仮面ライダーディケイド』と『侍戦隊シンケンジャー』で既にクロスオーバーしているが、こちらは単独で成立する物語であることから、合体という扱いではない[30]。なお、トッキュウジャーと鎧武が初顔合わせをする場所は、『ディケイド』と『シンケンジャー』のものとロケ地が同じ[30]
  32. ^ ロケ地は相模鉄道いずみ野線緑園都市駅

参考文献[編集]

  • 『HYPER HOBBY』2014年5月号、徳間書店。
  • 『THE 仮面ライダー EX』Vol.01、小学館〈てれびくんデラックス〉、2014年3月。ISBN 978-4-09-105144
  • 『仮面ライダー鎧武超全集』 小学館てれびくんデラックス愛蔵版〉、2014年11月11日ISBN 978-4-09-105146-2

外部リンク[編集]