スーパー戦隊Vシネマ

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スーパー戦隊シリーズ > スーパー戦隊Vシネマ

スーパー戦隊Vシネマ(スーパーせんたいブイシネマ)は、特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」のオリジナルビデオ作品シリーズ。

通称「スーパー戦隊VSシリーズ」または「VSシリーズ」。

目次

[編集] 概要

1995年スーパー戦隊シリーズの放映20周年を記念し『超力戦隊オーレンジャー』の本放送放映終了後にオリジナルビデオ『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』が発売されたのが、スーパー戦隊Vシネマの始まりである[1]。当時、スーパー戦隊シリーズの劇場版上映枠だった「東映まんがまつり」が「東映アニメフェア」に移行したため(別枠で「東映スーパーヒーローフェア」があったものの)映画化作品の上映機会が減っていた一方で、戦隊シリーズのビデオ販売やレンタルの成績は好調であった。そのような中で東映と出版社が共同で実施した『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のオリジナルビデオプレゼントには、東映側の予想を大幅に上回る10万本近い応募が集まり、これがきっかけとなって映画ではないビデオ作品制作の企画が立てられることになった[2]

東映ビデオの加藤和夫プロデューサーはこの『スーパー戦隊Vシネマ』の発案者は東映プロデューサー(発案当時)の髙寺成紀であると証言している。より正確に言うと、髙寺は当時の上司だった吉川進に戦隊の競演作品の制作を進言し、それを聞き入れた吉川が加藤に打診を行い『オーレVSカクレンジャー』が制作されたという。当初は「スーパー戦隊OVシリーズ」というシリーズ名称であったが、『ギンガマンVSメガレンジャー』より、現在の名称に改められた。2010年の『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』以降の作品の総称は「スーパー戦隊ラストスペシャルエディション・特別版」である。

当初の発売は基本的にTVシリーズ放映終了後の3月だったが、これはテレビ局と東映の契約上、放映中の作品のオリジナルビデオ発売ができなかったためである[2]2003年以降はテレビシリーズ放映期間中に本編のDVD発売と劇場版の公開、テレビシリーズ終了後に劇場版のDVDとVシネマ版が発売される形が定着している。『ゴーゴーファイブ 激突!新たなる超戦士』(放送中の7月)や『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』(放送中の8月)のように変則的なリリースもあった。『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』以降の作品はTVシリーズ放映終了後の6月での発売に変更されている。

[編集] 基本パターン

VSシリーズ
発売年の当年度および前年度のスーパー戦隊の共演が主な内容となっており[3]、各テレビシリーズのヒーローが2作品ずつに登場する形で発売されているが、『カクレンジャー』、『タイムレンジャー』、『マジレンジャー』、『ゲキレンジャー』[4]と『シンケンジャー』以降[5]の作品では1作品のみの登場となっている。また『ゴーゴーファイブ』と『シンケンジャー』以降の作品では前述のものとは別に、単独のオリジナル作品もリリースされている。シリーズ節目の作品にあたる『ガオレンジャー』(25作品目)と『ボウケンジャー』(30作品目)では、歴代作品から選抜された戦士と共演する『-VSスーパー戦隊』[6]と呼ばれる作品が製作された[7]。脚本や監督は新旧戦隊の両方に携わったサブライターや監督が執筆する場合がほとんどである。
単独の『ゴーゴーファイブ』とメタルヒーローシリーズの『宇宙刑事ギャバン』と共演した『ゴーカイジャー』を除き、タイトルは全て『○○戦隊△△(新戦隊)VS□□(旧戦隊)』[8]だが、両戦隊が一時的に対立することはあるものの、基本的に両戦隊が協力して共通の敵に立ち向かう物語が描かれる。また、近年の作品では、両戦隊のレッドが当初そりが上手く合わずにいるが、中盤で互いを認め合い共闘するというパターンがよく見られる。現戦隊側はテレビシリーズの終了前、共演する前の戦隊は終了後の設定であるが、『ギンガマンVSメガレンジャー』のように現戦隊側も放送終了後という例外も存在する。
タイトルバック映像は、初期の作品では前者側戦隊のTV本編のOP映像をそのまま使用し、後者側戦隊のメンバーは全員テロップのみでの一括紹介となっていたが、『ゴーゴーファイブVSギンガマン』以降はVシネマオリジナルの映像が使用され、後者側の戦士も1人ずつの紹介となった。また『アバレンジャーVSハリケンジャー』以降はタイトルバックそのものが使用されないことも多くなっている。初期のころは名乗りの際に、前戦隊の変身や名乗りの時のBGMが流れており、戦闘に入ってからは現戦隊のOPか挿入歌が流れていた。
スーパー戦隊ラストスペシャルエディション・特別版
2010年代以降の『帰ってきた侍戦隊シンケンジャー』以降のスーパー戦隊ラストスペシャルエディション・特別版は、劇場版での公開となった「VSシリーズ」に変わり、番組終了後に展開する戦隊スペシャルプログラムである。題名に帰ってきたを冠しプレックスのデザイン画とスタッフやキャストインタビューが収録された小学館てれびくん編集部が作った超全集が付いてくる。

[編集] 発売メディア

当初はVHSレーザーディスクを中心にリリースされていたが、2000年の『ゴーゴーファイブVSギンガマン』でレーザーディスクでの、2005年の『デカレンジャーVSアバレンジャー』でVHSでのリリースをそれぞれ終了。2001年にはそれまでの全作品をDVDメディアで再リリースした。また2004年にはこれらの全作品がレンタル解禁され、スーパー戦隊Vシネマは全作品のDVDがレンタル可能となった。この他、2006年の『マジレンジャーVSデカレンジャー』ではDVD以外にUMDメディアでのリリースも行われた。

[編集] 備考

過去には日本コロムビアからも『○○VS△△』のタイトルでスーパー戦隊シリーズの各作品の主題歌に関連するDVD・ビデオ・CDなどの商品が発売されていたが、本シリーズの各作品やその内容と直接の関連はない。現在では『○○ そして △△』のタイトルが用いられている。

[編集] 作品一覧

[編集] VSシリーズ

[編集] スーパー戦隊ラストスペシャルエディション・特別版

[編集] 関連作品

[編集] スーパー戦隊祭

スーパー戦隊Vシネマからの派生企画。

[編集] 脚注

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  1. ^ 1996年3月発売だが発売時点ではスーパー戦隊シリーズは放映21周年だった。
  2. ^ a b 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 上巻』(ケイブンシャ)p.102
  3. ^ ストーリー展開は現役側の戦隊の展開を踏襲しており、旧戦隊側は客演という形で出演する。
  4. ^ 炎神戦隊ゴーオンジャーVSゲキレンジャー』が劇場用映画となったため。のちにDVDで発売した。
  5. ^ VSシリーズが劇場用映画となったため。
  6. ^ 『ガオレンジャーVSスーパー戦隊』ではガオレンジャーとタイムレンジャーまでの歴代戦隊選抜チーム+歴代レッドの共演、『ボウケンジャーVSスーパー戦隊』ではボウケンジャーとハリケンジャーからマジレンジャーまでの4戦隊からの選抜チームの共演という形になった。
  7. ^ このため、『ガオレンジャーVSタイムレンジャー』や『ボウケンジャーVSマジレンジャー』は制作されていない。
  8. ^ なお、タイトルの「VS」は、いずれも「たい」と読む。『オーレンジャーVSカクレンジャー』のみ「VS」の前に「オーレ」が付く。
  9. ^ 過去34作品からのゲストとして過去の戦士も登場している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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