東京ドームシティアトラクションズ

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東京ドームシティアトラクションズ(とうきょうドームシティアトラクションズ)は、東京ドームシティ内にある都市型テーマパーク。旧称は、後楽園ゆうえんち株式会社東京ドームが運営している。

概説[編集]

国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成東京ドームシティ付近。1989年撮影。1974年の撮影と場所は同じ。競輪場は東京ドームに、後楽園球場跡は遊園地にそれぞれ変わっているのが確認できる。 国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成東京ドームシティ付近。1974年撮影。今はなき後楽園競輪場(写真中央付近)と後楽園球場(写真右)が確認できる。'74年・'89年とも左に写っている緑地は小石川後楽園。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
東京ドームシティ付近。1989年撮影。1974年の撮影と場所は同じ。競輪場は東京ドームに、後楽園球場跡は遊園地にそれぞれ変わっているのが確認できる。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成
東京ドームシティ付近。1974年撮影。今はなき後楽園競輪場(写真中央付近)と後楽園球場(写真右)が確認できる。'74年・'89年とも左に写っている緑地は小石川後楽園

1955年7月9日に、後楽園ゆうえんち(こうらくえんゆうえんち)として開場し、施設のリニューアルを繰り返してきたが、2003年5月1日にゆうえんち北側部分の再開発によるショッピングセンター日帰り入浴施設および新設アトラクション等で構成した複合施設「ラクーア」の開業に合わせ、それに先立つ2003年4月17日に遊園地全体をフリーゲート化(入場無料化)し、同時に東京ドームシティアトラクションズ(とうきょうどーむしてぃあとらくしょんず)という現在の名称に変更した。ラクーア開業による新規アトラクションの導入により、大人指向のアミューズメントパークへ変貌を遂げた。

「ラクーア」エリア側と「タワーランド」「パラシュートランド」エリア(東京ドーム側)は都道434号で隔てられており、アトラクションズの来館者は通常、都道434号直下に設置された地下通路で往来する(東京ドームシティアトラクションズ以後は施設外の横断歩道経由で往来することも可能)。

古くよりスーパー戦隊シリーズヒーローショーを売り物にしており、テレビCMでの「後楽園ゆうえんちで僕と握手!」のキャッチコピーは有名で、現在でも「東京ドームシティで〜」とキャッチコピーを変えて使われている(但し、近年まで長らく関東ローカルであった)。スーパー戦隊シリーズでは、後楽園ゆうえんち時代から番組のロケを園内で行うことも多い。また、当地で開催されたハロウィンの仮装イベントが、現在では「コスプレフェスタ」「レイヤーズパラダイス」などの名称で現在も開催、これが近年各地の遊園地・テーマパークで行われているコスプレイベントの元祖となっている。

2010年から2011年1月にかけてアトラクションに起因する人身事故を相次いで起こし、この2011年1月末から長期間営業を休止することとなった(→#事件・事故)。その後社内安全対策の確立を受け、同年6月1日から一部のアトラクションで営業を再開した[1]

アトラクション一覧[編集]

ビッグ・オーとサンダードルフィン(2003年9月28日撮影)

スピニングコースター舞姫」の事故を受け2011年1月31日以降、全アトラクションが営業を休止していたが、同年4月2日より「シアターGロッソ」が再開した。また同年6月1日より安全対策を確立したとして、タワーランド内アトラクションとサンダードルフィンを除く10種類のアトラクションに限り再開した[1]。タワーランドは大屋根が撤去完了後、一部のアトラクションが同年10月14日に営業再開した。

ラクーアゾーン[編集]

バイキングゾーン[編集]

旧称はタワーランド。2012年3月16日より新たに2機種のアトラクションが開業し、名称変更された。

  • スーパーバイキング ソラブネ(2012年3月16日開業)
  • フリフリグランプリ(2012年3月16日開業)
  • キッズハッカー
    • としまえんにある「フロッグホッパー」とは同型機である。
  • カルーセル - 後楽園ゆうえんち時代のコースターランドにあったものを移設した。
  • ブンブンビー - わんぱくバスの後継として2014年5月1日開業。

パラシュートゾーン[編集]

  • スカイフラワー
  • ブルームエクスプレス
  • ウォーターキャノン
  • フラッシュラッシュ
  • ちゃぷちゃぷクリーク
  • お化け屋敷

ジオポリスゾーン[編集]

  • トウキョウパニッククルーズ
  • ルパン三世 ~迷宮の罠~
  • 3Dトリックアートパラダイス トリパラ(2012年3月16日開業)
  • シアターGロッソ

スプラッシュガーデンゾーン[編集]

  • ピクシーカップ
  • パワータワー
  • コロッコ
  • マジカルミスト

その他[編集]

過去に存在していたアトラクション[編集]

「後楽園ゆうえんち」時代以前[編集]

コースターランド[編集]

  • 2WAYジェットコースター
  • ツインハリケーン
  • トップスピン
  • サーカストレイン
  • エンタープライズ
  • スーパーシャトル
  • レインボー
  • ラブエクスプレス (現在東京サマーランドに移設され、運営されている。)
  • 大観覧車
  • ティーカップ
  • 大メリーゴーランド
  • 豆汽車
  • 楳図かずおのお化け屋敷
  • 13日の金曜日 - 映画『13日の金曜日』をモチーフにした、ウォークスルータイプのお化け屋敷。
  • 荒俣宏の幻鳥迷宮
  • バルーン
  • スーパーテレコンバット
  • キディスイング

タワーランド[編集]

  • 後楽園タワー(現在のタワーハッカーの前身である展望アトラクション)
  • フライングカーペット

パラシュートランド[編集]

  • ウルトラツイスター
  • ブーメラン

「東京ドームシティアトラクションズ」時代以降[編集]

ラクーア[編集]

タワーランド→バイキングゾーン[編集]

パラシュートランド[編集]

  • リニアゲイル
  • スカイトリップ
  • リトルティーカップ
  • キディライド
  • ふわふわ
  • キッズプレイス - 2011年1月の事故に伴い終了・撤去

ジオポリス[編集]

事件・事故[編集]

  • 2002年1月1日 - タワーランドエリア内にあるアトラクション「スピニングコースター舞姫」にて、ブレーキ不良により追突事故が発生。1人が負傷[2]
  • 2010年5月頃 - タワーランドエリア内にあるアトラクション「スピニングコースター舞姫」にて、アトラクションの一部の部品が落下をし、女性従業員に当たり、軽傷を負う事故が発生[3]
  • 2010年11月29日 - タワーランドエリア内にあるアトラクション「タワーハッカー」にて女性従業員がアトラクション点検中にワイヤーに右手が挟まれ指3本切断する事故が発生した[4]。この影響により、「タワーハッカー」が一時休止となった。
  • 2010年12月5日 - ラクーアエリア内にあるジェットコースターサンダードルフィン」にてアトラクション走行中、コースターの一部の部品が外れてしまい園内を歩いていた当時9歳の少女に当たり、軽傷を負った[5]。この影響より、「サンダードルフィン」は2013年7月末まで営業休止となったが、8月から再開された。
  • 2011年1月30日 - タワーランドエリア内にあるアトラクション「スピニングコースター舞姫」にて、当時34歳の男性客がアトラクション乗車中、約8メートルの高さから振り落とされ落下し、死亡する事故が発生[6]。東京ドームシティアトラクションズ内での事故が相次いだ為、当面遊園地全体の運営を停止すると発表された他、同時に東京ドームシティアトラクションズの公式ウェブサイトも閉鎖された[7]。この影響により、以下のイベントの中止・会場変更が発生した[8][9]
    • シアターGロッソで行われている「天装戦隊ゴセイジャー」ショーは1月30日の公演を以って打ち切られ2011年2月6日から3月6日にかけGロッソで行われるはずだった「ゴセイジャー素顔の戦士ショー」は中止が決定し、東京ドームグループがスポンサーを務めているテレビ朝日系「ゴセイジャー」の最終回並びに、「海賊戦隊ゴーカイジャー」の第1話から第4話までのCMについてはPT扱いで「ゴセイジャー」ショー中止に関するお詫びを放送した[10]。第5話でのCM完全自粛[11]を経て、第6話と第7話はPTで他の東京ドームグループの施設のCM[12]を放送していたが、第8話からは東京ドームグループ自体も通常のスポンサーとして復帰している。また、「ゴーカイジャー」ショーの3月分の公演は中止になったが、4月以降は公演を行った。
    • バレンタインイベント「Happy Valentine」は中止。
    • 2月5日6日に開催予定だった「コスプレフェスタ」は開催中止。10月15日16日開催分から再開。
    • 2月5日にラクーアで行われる予定だった松下優也のシングル「Paradise」の発売記念イベントが、ラゾーナ川崎プラザに変更。
    • 2月6日にラクーアで行われる予定だった渡り廊下走り隊7のシングル「バレンタイン・キッス」の発売記念イベントの会場が、パレットタウンのパレットプラザに変更。
    • 3月1日から31日まで例年開催の卒業記念イベント「卒業生いらっしゃい2011」は中止。
    • 3月20日21日に開催予定だった「NEWレイヤーズパラダイス」は開催中止。2012年3月17日18日開催分から再開。
    • 4月5日開催予定であった「さよなら絶望放送」の公開録音イベント"座・さよなら絶望放送"は会場をメルパルクホールに変更。
  • 2011年3月11日東日本大震災が発生したが既に休園中であったため、他のテーマパークと異なり来場者に対する被害・影響は生じなかった。

CM[編集]

  • 嘗ては、4:3だったが、後にレターボックスを経て、16:9映像になった。

CMナレーター[編集]

アクセス[編集]

鉄道[編集]

バス[編集]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b 「東京ドームシティ アトラクションズ」営業再開について (PDF) - 東京ドームのニュースリリース、2011年5月27日(2011年5月29日閲覧)
  2. ^ “02年にも追突事故 昨年5月は部品落下 東京ドーム”. 産経新聞. (2011年2月1日). http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110201/dst11020119450021-n1.htm 2011年2月8日閲覧。 
  3. ^ “バー確認、統一指導せず 警視庁、きょう家宅捜索”. 産経新聞. (2011年2月1日). http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110201/crm11020102000001-n1.htm 2011年2月8日閲覧。 
  4. ^ “遊具点検中に指切断=女性従業員、ドームシティ—東京”. 朝日新聞. (2010年11月29日). http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201011290029.html 2011年2月8日閲覧。 
  5. ^ “遊園地でボルト落下、女児軽傷=運転中ジェットコースターから—東京ドーム”. 朝日新聞. (2010年12月5日). http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201012050061.html 2011年2月8日閲覧。 
  6. ^ “コースター転落事故:34歳男性が死亡…安全バー不完全?”. 毎日新聞. (2011年1月30日). オリジナル2011年1月31日時点によるアーカイブ。. http://web.archive.org/web/20110131170333/http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110131k0000m040059000c.html 2011年2月8日閲覧。 
  7. ^ 「スピニングコースター舞姫」事故の件 (PDF)”. 東京ドーム・東京ドームシティアトラクションズ (2011年1月30日). 2011年2月8日閲覧。
  8. ^ 「スピニングコースター舞姫」事故に伴う休園及びイベント開催中止のお知らせ”. 東京ドームシティ アトラクションズ (2011年2月7日). 2011年2月8日閲覧。
  9. ^ コスプレフェスタ TDC開催延期に関するお知らせ”. 東京ドームシティ アトラクションズコスプレフェスタ実行委員会 (2011年1月30日). 2011年2月8日閲覧。
  10. ^ 但し、東京ドームグループのCMが札幌後楽園ホテル(2011年4月以降は東京ドームホテル札幌)や熱海後楽園ホテルなどに差し替えられている地域は除く。
  11. ^ 東北地方太平洋沖地震の発生を受けたもので、ACジャパンのCMへ差し替え。
  12. ^ テレビ朝日などは熱海後楽園ホテル朝日放送などは東京ドームホテル

外部リンク[編集]

座標: 北緯35度42分18.8秒 東経139度45分14.4秒