忍者戦隊カクレンジャー

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スーパー戦隊シリーズ > 忍者戦隊カクレンジャー
スーパー戦隊シリーズ
第17作 五星戦隊
ダイレンジャー
1993年2月
- 1994年2月
第18作 忍者戦隊
カクレンジャー
1994年2月
- 1995年2月
第19作 超力戦隊
オーレンジャー
1995年3月
- 1996年2月
忍者戦隊カクレンジャー
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 金曜 17:30 - 17:55(25分)
放送期間 1994年2月18日 - 1995年2月24日
(全53回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 テレビ朝日
監督 小林義明
原作 八手三郎
脚本 杉村升
プロデューサー 梶淳(テレビ朝日)
吉川進鈴木武幸髙寺成紀(東映)
矢田晃一(東映AG)
出演者 小川輝晃
広瀬仁美
土田大
河合秀
ケイン・コスギ
坂本あきら
遠藤憲一
五代高之
オープニング 「シークレット カクレンジャー」
歌:トゥー・チー・チェン
エンディング 「ニンジャ!! 摩天楼キッズ」
歌:トゥー・チー・チェン

特記事項:
スーパー戦隊シリーズ」 第18作
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忍者戦隊カクレンジャー』(にんじゃせんたいカクレンジャー)は、1994年(平成6年)2月18日から1995年(平成7年)2月24日までテレビ朝日系列で毎週金曜17:30 - 17:55 (JST) に全53話が放送された、東映制作の特撮テレビドラマ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。「スーパー戦隊シリーズ」第18作目に当たる。

概要[編集]

全般に中華テイストあふれる前作『五星戦隊ダイレンジャー』に対し、本作品では戦隊側のモチーフの「忍者」や日本古来の妖怪たちをモデルとした敵怪人など、シリーズとしては初めて本格的な和風テイストが取り入れられている[1]。しかし敵怪人に相当する妖怪のデザインは既存のイメージに囚われず[2][3]ストリートファッションを感じさせるカジュアルなものとなっている[4]。また戦闘シーンにおいては、アメリカンコミックスのような[2][4]擬音吹き出しを取り入れるなど独自の演出が取り入れられた。

またスーパー戦隊シリーズとしては初めて女性メンバー、かつレッド以外の戦士がリーダーとして設定される[5]など、本作品では意欲的な新機軸も複数盛り込まれている[1]。第24話までを第1部、第25話以降を第2部「青春激闘編」として位置付けた二部構成による作劇もその一環であり、第1部ではリーダーである鶴姫と使命感に欠ける男性陣という構図を主軸に、前年に終了した「東映不思議コメディーシリーズ」の路線をも内包したかのようなコミカルな作品世界が構築されていた[6][2]が、物語が進行するにつれてバトルアクション的な側面も強化され、第2部以降はその側面を前面に押し出しつつ、カクレンジャーの成長に合わせてよりシリアスな展開へとシフトしていった。この他、視聴者に作品世界を身近なものとする役割として、第1部では講釈師による妖怪などの解説が随所に盛り込まれており、同時に従来の作品におけるナレーションとしての役割も担う形となった[6]

前二作で導入され人気を博した「レギュラーキャラとしての6人目の戦士」であるが、本作品でもこの要素を引き続き踏襲すべきではないかという意見は出たものの、結果的には見送られる形となり従来通りの5人体制へと回帰した[5]。その代替として、モーフィングをモチーフとした変身ロボ的な存在である「ニンジャマン」が新たに投入されており、同じ姿のまま等身大から巨大戦までこなすというその特性から、一部の資料ではこのニンジャマンを「6人目の戦士」として扱っているものも存在する[7]。物語も折り返しを過ぎてからの登場ではあったが、その明朗活発なキャラクターが人気を博し発売された玩具も大ヒット商品となった[7]

総売上は137億円[8]、内玩具売上は78億円[9]を記録した。

あらすじ[編集]

戦国時代、時の忍者達は人間界を征服せんとする妖怪達と長きに渡る激しい戦いを繰り広げていた。戦いの末、鶴姫を筆頭とする5人の隠流忍者が伝説の三神将より与えられた「封印の扉」内部へ総大将ヌラリヒョンと膨大な妖怪エネルギーを閉じ込めることに成功。妖怪達は指導者と力を失い、衰退する。

それから400年。忍者が人の世から廃れた現代で今は一般人として暮らしている隠流の末裔達…猿飛佐助の子孫・サスケ霧隠才蔵の子孫・サイゾウの二人はふとした事がきっかけで人間社会に溶け込み隠れ暮らしていた妖怪カッパに騙されて「封印の扉」を開けてしまい、妖怪たちを復活させてしまう。

先祖代々「封印の扉」を見守ってきた鶴姫家の24代目・鶴姫は妖怪の復活を察知し、封印の5忍者の末裔、サスケとサイゾウそして三好清海入道の子孫・セイカイ児雷也の子孫・ジライヤを集め、ともに「カクレンジャー」として妖怪の再封印を決意する。

クレープ屋を営みながら妖怪封印の旅を続ける5人。しかし、てんでばらばらで動いていたはずの妖怪達の裏から邪悪なる存在が現れ、彼らは苦しい戦いを強いられるようになっていく……。

登場人物[編集]

忍者戦隊カクレンジャー[編集]

戦国時代に誕生した、退魔を専門とする忍者集団「隠流」の使い手と末裔達。鶴姫とジライヤのみ忍者としての正規訓練を受けていたが、サスケ・サイゾウ・セイカイは子孫であるというだけで、元は一般人だった。また、前作同様に苗字は設定されていない。

登場名乗りは「人に隠れて悪を斬る、忍者戦隊カクレンジャー見参!」。また、サムズダウンのジェスチャーと共に「成敗!」の決め台詞を発した後に戦闘開始することも多い。

サスケ / ニンジャレッド
猿飛佐助の子孫。サブリーダーでメンバー最年長。
第1話でカッパに騙され、妖怪のエネルギーを閉じ込めていた「封印の扉」を開けてしまった責任からカクレンジャーの一員となる。サイゾウとはカクレンジャー結成前からの付き合い。スケベで猪突猛進気味な面があるが、戦いの際には冷静沈着さを見せる。江戸っ子口調で、よく妖怪相手に「やい○○!」と啖呵を切る。メンバーが妖怪の罠に落ちてたった一人になっても諦めない不屈の闘志で、メンバーのピンチを救うのはいつも彼の役割である。
敵の罠を見抜く鋭い勘の持ち主で、第2部「青春激闘編」からは自分を見失った鶴姫を殴りつけるなど、鶴姫の良き理解者的存在になっていった。
メンバーの中でも特に潜在能力が高く、寝る間も惜しんで厳しい修行を行っている。多彩な忍術・剣術を使いこなし、特に「分身(わけみ)の術」を得意とする。シリーズ初の「リーダーではないレッド」であるが、その性格から(影のリーダーとして)仲間を引っ張っていく役割を果たす事が多かった。
コスケという従弟がいる(第33話)。花火が大好き(第47話)。喫煙者でもある(第4話)が、後に禁煙した模様。
次作『超力戦隊オーレンジャー』のVシネマ、『超力戦隊オーレンジャー オーレVSカクレンジャー』では、鶴姫とともにウエスタンスタイルで登場し、オーレンジャー達に協力した。
個人のマークは丸。
鶴姫(つるひめ) / ニンジャホワイト
隠流鶴姫家の24代目総領にして5人のリーダー。封印の扉を開けて窮地に陥ったサスケとサイゾウを救い、カクレンジャー招集を決意する。
彼女のみ名前が漢字表記であり[注 1]本作品オリジナルのものだが、他のメンバー同様にその名は先祖から受け継いだ名前である。
1978年7月22日生まれで、メンバー最年少の15歳(第23話で16歳になる。[10])。男勝りで勝気な紅一点。仲間への慈愛も深く、傷ついた仲間を見捨てる事は、たとえ人形であっても出来ない。物語後半からは7歳のときに亡くなったと聞かされていた父を慕うあまり、自身を見失うこともあった。
また、幼馴染の雪代・月代とともに「おしおきセーラー三姉妹」を結成してカマイタチと対決したこともある[注 2]。第26話で実は「超」がつくお嬢様だったことが判明。第6話でモクモクレンから求婚されたり、Vシネマでオンブオバケに襲われたりと度々妖怪に付け狙われた。
『オーレVSカクレンジャー』では、サスケがオーレンジャー側の女性戦士にデレデレとしていることに嫉妬するなど、サスケに気があるかの様な素振りを見せているが、実際のところは不明。
個人のマークはつぼきり型。
サイゾウ / ニンジャブルー
霧隠才蔵の子孫。古くからの付き合いであるサスケと同様の理由で、カクレンジャーの一員となる。
女と金に目がないが、情にもろくて困った人に対しては損得勘定抜きで助けずにはいられないので、子供達からも慕われる。しかしその情にもろい性格が災いし、妖怪の策略によくハマってしまう。
「財布が無くなる(第5話)」「アミキリに買ったばかりの車を叩き切られる(第17話)」「ヌッペフホフに顔を奪われる(第32話)」「新年のおみくじで大凶を引く(第46話)」など、メンバー中でも特に不遇さが目立つ。また、「○○なのよ」、「許さないわよ」など、言葉遣いが妙にオカマ臭い時があったり(これは、ベースになった『霧隠才蔵』に女性説があるため、とする説がある)、「俺の天下一の顔が」などと、ナルシストじみた発言も時折している。
水遁の術とサスケ同様剣術を得意としており、目隠しをしたまま裁縫が出来るなど忍者としての素質はある。剣の持ち方は逆手。第2部以降は、特にセイカイと行動をともにすることが多い。
個人のマークは四角。『西遊記』の沙悟浄に相当する。
男性ブルーではあるが、ニンジャブルーの色は女性ブルーに使われる事が多い水色寄りなのが特徴である。
セイカイ / ニンジャイエロー
三好清海入道の子孫。鶴姫に招集された4人目のカクレンジャー[注 3]
ゲーセン通いをしている「現代っ子」で、軽い性格のため争い事を好んでいなかったが、一緒に遊んでいた子供と共に妖怪ロクロクビに襲われたことから戦いに身を投じる。争いごとを好まないのは、やや気が弱くお人よしな面もあるからだが、自ら認めるようにここ一番には強い。
体格は大柄ではないが、先祖が三好清海入道であるためか怪力の持ち主である。「どっこい!」が口癖。
食べることと女性には目がなく、かつて鶴姫に告白をしたこともあるが特に進展はない。先祖からも「くの一には用心」と釘を刺されている。忍之巻を手に入れるための試練の旅を始めて以降、サイゾウと行動をともにすることが多いが2人でピンチになってしまうことも多い。初登場時にはナレーション(講師役)に「一見おっちょこちょいで、実は超おっちょこちょいのおっちょこちょい男」と紹介されていた。
個人のマークは三角。
ジライヤ / ニンジャブラック
児雷也の子孫。5人目のカクレンジャー。
彼の一族は家伝の巻物を奪ったアズキアライを追ってアメリカに渡っていたが、アズキアライが日本に向かった事を知って帰国し、鶴姫達に合流する。
強靭な脚力を持ち、近接戦闘を得意とする。その格闘技術は生身でも妖怪を倒すほど(実際ドロタボウを圧倒した)。特技はローラースケートと射撃で、初登場時など何度かウエスタンスタイルを披露した。
アメリカ出身のためか日本語が得意でなく一見クールで寡黙な性格に見えるが、テレビ番組のヒーローにのめり込んだり、サントリー・ダイナミックのCMから生まれた流行語を口走ったりするなど素はノリやすい性格。一人称は「ボク」だが、第18話では「オレ」になっていた。
10歳のとき何者かに父親が目の前で惨殺され、その真犯人である育ての親・ガリ(ヌエに唆されていた)を自らが倒すなど、誰よりも苦難多き人生を歩んでいる。
個人のマークは五角形。

サポートメンバー[編集]

ニンジャマン / サムライマン
シリーズ初となる人間体を持たない追加戦士で、三神将の弟子。師匠達と同様の理由で外見は人でないが、寒い所ではクシャミをする、雪だるまに化けた際に花のくノ一組から耳のあたりに息を吹きかけられて赤面するなど、公式に「人」として設定されている。伸縮自在で親指大から巨大ロボサイズまで変化できる。武器は背中に負った忍者刀ニンジャソード。
1000年前に老婆に化けた妖怪大魔王に騙されて大勢の人たちを傷つけてしまい、その罰として壺に閉じ込められ宇宙に追放されていた(壺を壊せる金槌は一緒についているが、それをはずせるのは初代鶴姫の子孫のみ)。かなり単純で熱くなりやすく、クリスマスプレゼント欲しさにオオムカデが化けた偽サンタに騙されるなどおっちょこちょいな面が目立つが、大の妖怪嫌いであると同時に正義を重んじており、一度も悪に寝返ったことはない。子どもが大好きで、気は優しくて力持ち。妖怪大魔王封印後、三神将と共に地上を去った。
使う忍術や能力については巨大ロボの節を参照。
本編初登場は第36話であり、追加戦士としては最も登場が遅い。
『轟轟戦隊ボウケンジャー』の「30戦隊大全集」では番外ヒーローとして紹介されている。
百地 三太夫(ももち さんだゆう)
鶴姫家に仕える忍者でカクレンジャーを影で支えている。戦隊シリーズで言う司令官的ポジション。
神出鬼没でお調子者を装っているが相当の実力者であり、妖怪達からは要注意人物と目されている。語尾に「○○やけ」や「○○なんよ」を付けて喋り、キャンディを舐めていることが多い。義輝に忠実な家来(使用人)でもあり密かに内通していた。
第31話でガシャドクロと対決するが、一歩およばず殺されてしまう。それでも義輝の本心を隠し通し、自身の死の間際まで5人に対してはあえて真実を語らなかった。だが、それゆえに父と三太夫の両方に縁の深い鶴姫は事情を悟った。
カクレンジャーの先祖達
サスケ達の先祖で、400年前の妖怪と戦っていた。ヌラリヒョン共々封印の扉に閉じ込められたがその際、刀(秘剣カクレマル)を残した。妖怪の復活に伴い、子孫であるサスケ達にドロンチェンジャーを託す。
太郎(たろう)・次郎(じろう)
鶴姫家の家来の忘れ形見である双子の兄弟。
両親の死後鶴姫と兄弟同然に育てられたが、10年前の大魔王討伐の際に義輝と共に捕らえられてしまう。義輝が妖怪側につく事を条件に解放されるが、呪いで犬の姿に変えられてしまい、2人とも一時的なら人間の姿に戻ることが出来るが、2度人間に戻れば呪いによって死んでしまう。
最期は死ぬ直前に義輝の魔力を解いた。
ブン
三太夫の弟子の少年。
太郎・次郎とともにカクレンジャーを陰ながらサポートしていたが、その正体は義輝に救われた善良な妖怪だった(その事を最初に知ったのはサスケ)。妖怪だが、能力は普通の人間と同じである。
麗花(れいか)
第25話に登場。忍之巻の力で蝶が変身した姿で、出会ったサスケと親しくなる。短剣を武器にする。
最期は動物たちを庇ってイッタンモメンに殺されてしまったが、彼女の最後の言葉はサスケに大きく影響を与えた。死際にサスケに忍之巻の場所を教える。
三神将
無敵将軍、ツバサマル、そして隠大将軍からなる「心・技・体」を司る巨大神。詳細は三神将の節を参照。

妖怪[編集]

人の心に潜む怒りや憎しみのマイナス情念が生み出した存在。恐怖と恐れと共に人の影に居た彼らが人間との戦争を始め、今に至る。

2000年前の戦いで起きた三賢人と妖怪大魔王の闘争がもっとも知られた太古の戦で、これは三賢人をリーダーとする人間側の勝利に終わり、大魔王と彼に協力した妖怪たちは地底界に追放された。だが他の残存妖怪は滅ぶことなく世界各国で暗躍を続けており、戦国時代においてもヌラリヒョンを頭領とする妖怪忍者が大魔王復活のため暗躍していたが、先代カクレンジャーがヌラリヒョンを地底界に続く封印の扉に閉じ込めたことで、ヌラリヒョン陣営妖怪のエネルギーは封印された。妖力を失った彼らは人間社会に隠れて長き隠遁生活に追いやられていたが、400年経って前述の理由により力を取り戻し、彼等が現代の戦争における主力となった。

当初は指揮統制は無かったものの、ある程度の社会体制が築かれており、妖怪銀行や妖怪レストラン、雑誌「週刊妖怪」や妖怪刑務所といったものも存在していた。その後貴公子ジュニアの登場や大魔王の復活を経て徐々に組織化され、妖怪王国の樹立を第一の野望とするようになった。貴公子ジュニアは霧の中に建つ屋敷をアジトにしており、大魔王も当初はそこに潜んでいたが、終盤大魔王の巨大化の際に屋敷が崩壊したのを機に、大魔王の顔を模して作られた空中要塞・ガイコツ城に居を移した。

妖怪大魔王(ようかい だいまおう)
第31話から登場した妖怪軍団の首領。破壊光線を放つ杖が武器。誕生日は10月28日。
太郎・次郎を犬に変えたり、分身であるダラダラを生み出すなど強大な特殊能力を持つ他、身体の大きさを自在に変えることも出来る。
ヤマンバ・ダイダラボッチとは兄弟であるが、冷遇とも言える扱いをとっていた。しかしこれは、妖怪王国樹立のためあえて非情に徹していたらしく、特に妹のヤマンバが倒された時には激しく動揺していた。また、図々しく恋慕してきて押しの強いアプローチをするスナカケババァにタジタジになった事や、跳ね返されたビンボーガミのビームを不運にも食らってボロボロになってしまった事もある。
二度に渡る巨大戦で、スーパー無敵将軍やスーパー隠大将軍の必殺技を受けても、ダメージは負うものの倒れないタフさを誇る。最後の戦いにおいて、その正体と力の源が人間の憎しみだった事が明らかにされた。三神将曰く、大魔王以外の妖怪が倒された状態で斬りつけるとマイナスエネルギーが放出され、倒された妖怪たちが復活してしまうため、封印の扉(誰にでもある心の扉)に封印する以外に方法はない。「私を斬れ」とカクレンジャーに挑発をかけたり、分身して惑わすも、最終的には封印の扉に封印された。
貴公子ジュニア(きこうしジュニア) / ガシャドクロ
第14話から第31話まで登場。大魔王の実子であり妖怪世界にその人ありと謳われる人物。バラバラだった妖怪たちをまとめ上げ、カクレンジャーを抹殺するための強力妖怪を次々と繰り出す。
感情の起伏が激しく、オーバーアクションで時々ヘヴィメタル風の奇声を発するが、何故かオカマ口調で話す。人間だけでなく同族に対しても冷酷で、カクレンジャーに敗れたものには容赦なく制裁を行う。怒り出すと何をしでかすか判らないと言わしめる程部下達からは畏怖されている。
ピアノやギター、歌が得意。真の姿であるガシャドクロの状態では、ギターから変化した骨形の剣から放つ破壊光線やチェーンソーを使った攻撃、両目からの赤色電撃光線と念力、左手から放つ破壊光線での攻撃が可能。
第18話、第31話ではそれぞれザシキワラシ、三太夫を殺害し、第19話ではサスケとの一騎打ちでサスケを圧倒し、第24話では大魔王の力を得てカクレンジャーを打ち破るなどかなりの強さを持つ。勘も鋭く、嫉妬心を持っていたとはいえ白面郎を最後まで信用せず「本当は裏切り者だ」と何度も警告していた(尤も、大魔王自身も口には出さなかったが白面郎の裏切りを知っていた)。
本来は父である大魔王の後継者となるはずだったが、功名を焦りすぎる面があり、度重なる失敗や白面郎の登場で立場が危うくなっていく。三太夫を仕留めるも、ニンジャレッドの隠流・雷鳴斬でダメージを受ける。直後に自ら巨大化し、左腕に装備する火炎放射器(クラッシュビーム)で超忍獣と戦うが、隠大将軍の登場で形勢が逆転、最後はスーパー隠大将軍の鉄拳フライングフィニッシュを受けて敗北。薔薇を銜えたドクロ状の黒の残留思念となりながら消滅するというキザな彼らしい最期を迎えた。
白面郎(はくめんろう)
妖怪界の参謀にして大魔王の軍師。先端からビーム鞭を発生させる剣と弓矢が武器。
第30話では大魔王の力を得て貴公子ジュニアでさえ歯が立たなかった超忍獣を軽く退け、カクレンジャーを圧倒した他、第36話ではバクキを弓矢で追い詰めるなど実力は相当に高い。
その正体は死んだと思われていた鶴姫の父親・義輝(よしてる)であり、10年前に太郎・次郎とともに大魔王の本拠地に乗り込んだ際、犬にされた2人の命を助ける見返りとして妖怪の仲間に加わった。しかしそれは表向きで、裏では大魔王の弱点を探るために暗躍しており、太郎・次郎を使ってダラダラの弱点をサスケに伝えるなど要所要所で彼らを助けていた。だが、大魔王にはその裏切りを見抜かれており、大魔王の妖術によって石像にされ、最終作戦で人間達や鶴姫を苦しめる道具として利用されてしまう。しかし、太郎と次郎によって元に戻り、鶴姫と再会を果たす。大魔王封印後、新たな旅に出たカクレンジャーをブンと共に見送った。
ユガミ博士
第12話から登場。妖怪界の発明王で、様々な発明品を開発しカクレンジャーに対抗する。
当初は妖怪と機械の融合を研究しつつテングにつき従っていたが、彼の敗北後は貴公子ジュニアに仕えていた。武器としては第13話で1度だけバズーカ砲を使っただけである。
愛車は三菱・パジェロ(2代目)のロングボディ(5ドア)で、ドロンチェンジャーの通信機能を妨害する装置を普通の自転車に取り付けて走り回るなどの一面も見せている。
第31話にて、巨大化したガシャドクロに自身の最高傑作として火炎放射器(クラッシュビーム)を届けるも、戦いの途中で破壊された上にガシャドクロも敗北。直後、スーパー隠大将軍に破壊された封印の扉の瓦礫に押し潰されて死亡した。
花のくノ一組
第15話より登場したアヤメサクラスイレンユリランの5人で構成される妖怪のくノ一部隊。普段は忍装束だが、「バトル変化」の掛け声とともに戦闘スーツを装着する。スパイ活動から戦闘までこなし、花夢幻や花爆弾などの忍術を使う。各人毎に色は異なり、アヤメは青、サクラは桃色、スイレンは緑、ユリは橙色、ランは紫となっている。カクレンジャーの中では、特にサスケと対峙することが多い。
その正体はジュニアが飼っていた5匹の猫で、ジュニアの下にいた際は戦闘時以外猫の姿だった。大魔王復活以降は常に人間の姿でいるようになったが、最終決戦において隠大将軍の発した光線を浴びて元の猫に戻され、何処へともなく姿を消した。
登場当初はアヤメがリーダーであったが、物語後半ではサクラに変わっていた。
轟轟戦隊ボウケンジャー』の「全戦隊大全集」では、悪の戦隊として紹介された。
ヌラリヒョン
戦国時代に暗躍していた妖怪忍者の頭領。大魔王復活を企むが、先代カクレンジャーに阻止され、封印の扉の中に吸い込まれた。部下達は妖力エネルギーのみを封じられて人間並みの身体能力に落とされた(例:ロクロクビなど)のに対し、彼は本人そのものが封印された。
後に封印の扉から脱出したらしいが、その後の去就は描かれていない。
妖怪
その名の通り、河童ろくろ首化け猫など日本の伝説に伝わる妖怪たち。妖力のみを封じられ人間の姿で何百年も生き続けていくうちに現代環境に馴染んだせいか、その本来の姿も現代風にアレンジされており、名前もすべてカタカナ表記である。各妖怪の名前のテロップには、その妖怪の方に向けられた矢印が付けられている。アマノジャクやカシャのように本人そのものが封印された者もいる。
前作のゴーマ怪人と同様に、強烈なキャラクターを持つ者が多い。ザシキワラシのような善良な妖怪、エンラエンラのような現代に誕生した妖怪、ダイダラボッチ・ヤマンバのように大魔王一族の妖怪も存在する。オープニングの出演者紹介では、人間体での役名で紹介されることも多かった。
追い詰められた際には、黒雲から妖怪エネルギーを受けることによって巨大化する。また、倒されると爆発とともに特徴的な捨て台詞を残し、妖怪エネルギーが種字の形となって空中に浮かび上がり、大気に還る(爆発だけの場合もある)。厳密に言えば、倒されて爆発しても死ぬわけではなく封印される形に近く、最終回では封印の扉の中で倒された妖怪たちが出してくれと嘆いていた。
本作品の妖怪はアメコミテイストへのアレンジが特徴となっているが、そのコンセプトは小林義明監督が発した「ブロンクスの妖怪」という言葉から発想を膨らませたものであり[1]、またデザインを手掛けた篠原保は作業に当たって『セサミストリート』に登場するキャラクターたちのイメージがあって描き始めた旨を述懐している[11]
妖怪戦士ヌエ
ジュニアを見かねた大魔王が派遣した使者。第27話から第29話まで登場。原典とは異なりライオンをモチーフとしており、古いモチーフを「名誉に関わる」と嫌悪している。
妖怪の中の妖怪と称される妖怪戦士で、ロサンゼルスで暗殺組織を率いている。念力、電磁縄、金縛り、刀を使った攻撃、両目から放つ破壊光線、頭部からの羽手裏剣、巨大な蛇状の触手を使った攻撃を行う。戦闘能力もさることながら心の隙間をつくのが非常に上手く、揺さぶりや罠で精神的にダメージを与えることで無上の喜びを感じる狡猾な性格。
第27話ではサイゾウとセイカイに「妖怪の刑」を執行して、へのカッパに変えてしまい、カクレンジャーへの変身も封じてしまう。「どちらかを殺せば、元に戻れる」と告げて同士討ちさせようとするが、結束を取り戻した2人の反撃に遭い、同時のキックを受けたことで一時的に力が弱まったために2人は元に戻ってしまう。巨大化後の無敵将軍との戦いでは互角の戦いの末、不意打ちとはいえ無敵将軍にダメージを与えて消滅させることに成功。直後のゴッドロウガンとゴッドクマードとの戦闘で地割れに落とされて姿を消した。しかししぶとく生きており、今度は標的をジライヤへと変更する。
数年前(1986年)にジライヤの師匠であったガリの前に現れ、事故で重傷を負った娘を助ける条件として、ジライヤの父親を殺させていた。その後も幾度となくガリを利用し、ついにジライヤを殺すよう依頼。死闘の末、最後に立っていたのはジライヤだったため、自ら止めを刺さんと巨大化して戦う。直後、試練を乗り越えたジライヤの手元に巻物が現れ、ゴッドガンマーを召喚される。一方的に攻撃を受けた後、超忍獣とツバサマルの一斉攻撃の前に敗北した。
ガリ
第28話・第29話に登場したヌエの客分。ジライヤに空手を教えた先生で、ジライヤの父とは親友だった。
数年前、事故で大怪我をした娘を助けてもらう見返りとして、ヌエの策略に乗りジライヤの父を殺した。しかし、ジライヤにも大切な父がいたのだということに気付き後悔し、彼を引き取り武道を教え込んだ。ジライヤが日本に旅立つことになった時は「お前が持っているこの石と、私が持っているこの石がある限り、2人の心は結ばれている」と言い、師弟関係を象徴する石を渡した。
その後も脅迫されてヌエに人殺しを何度も頼まれており、とうとうジライヤを殺すため姿を現す。ヌエに力を与えられていたとはいえ彼自身が武道家であるため戦闘能力は高く、空手の技や・鉄の爪といった武器を使いこなし、ジライヤや変身後のサスケを圧倒した。が、本心では過去の贖罪のため、強くなった弟子の手で死ぬことを望んでいた。最後は渾身のスリーキックを受けて鉄の爪を落としジライヤに奪われ、そのまま武器と蹴りによるコンビネーションを喰らって倒れる。死に際に何故このようなことになってしまったかをジライヤに告げ、息絶えた。
ダラダラ
第42話から第44話まで登場。大魔王が自身の口から卵を産むことによって作り出した自らの分身で、ゲル状の物質で出来ている。
浴びた相手を死に至らしめるゲル状の物質(猛毒のヘドロ)を打ち出したり、両腕を長大に変化させて攻撃する。
敵の能力を吸収する能力を持ち、吸収後は吸収した相手の特徴が身体に浮かび上がる。能力を吸収された者は、ダラダラのダメージを替わりに受けてしまう。最初はニンジャマン、次にサスケ以外のカクレンジャーの能力を吸収した。本体である大魔王を攻撃されると吸収した能力が戻ってしまうという弱点があり、サスケの活躍で形勢逆転され、元に戻った所を無敵将軍の火炎将軍剣とサムライマンのサムライ激怒ボンバーを受けて倒された。
ドロドロ
最下級の妖怪で、妖怪の戦闘員的な存在。剣と槍が武器で、一応人間らしい感情も持っている。人語を話し、第12話では新井一典が声をあてている。人間に変身する能力も持つ。頭にリボンを付けた女性のドロドロも存在する。その顔はムンクの名作「叫び」をモチーフにしている。
ヌラリヒョン配下の忍者の格好をした部隊やアズキアライ配下の警察官の格好をした部隊、オオニュウドウ配下のTシャツを着て自転車に乗った部隊やテング配下のピエロの格好をした部隊などが登場した。
へのカッパ
ドロドロにも劣ると言われる最下級妖怪で、サイゾウとセイカイがヌエにこの姿にされたこともある。倒れても頭の皿に水をかければ復活する。

カクレンジャーの装備・戦力[編集]

共通装備・技[編集]

ドロンチェンジャー
カクレンジャーの5人が装備している印籠型の変身アイテム。ドロンチェンジャーを胸の前にセットして「スーパー変化(へんげ)」の発声の後、「ドロンチェンジャー!」と言って印を結び、ドロンチェンジャーのスイッチを入れることにより、「忍」と書かれたエンブレムがシャッターのように開き、メダルが出現し変身する(緊急時は「スーパー変化」の発声のみで衣服を脱ぎそのまま変身する)。
最終話では妖怪大魔王を封印の扉に封印する鍵として使われた。
子供向け雑誌には、このアイテムの中に変身スーツが折り畳まれていると記述されていた。
カクレスーツ
カクレンジャーの忍び装束型の強化スーツ。ヘルメットはステルスポリマー、スーツはその繊維で作られている。ステルスポリマーとは、遥か昔忍者たちが、地球に落下した隕石に含まれていた特殊成分を抽出し作り上げた超硬特殊重合体で、これを繊維状にしたものがスーツである。絹のようなしなやかさを持つと同時に、弾丸や刀をもはじき返す強度も持つ。第34話ではブルーのヘルメット内部のモニター画面が映った。
秘剣カクレマル(ひけんカクレマル)
背中に背負っている忍者刀。元はカクレンジャーの先祖の武器で、妖怪を封印するために地面に突き刺した後、カクレンジャーの素質がある者のみが抜くことができた。そのため忍装束の際の武器であり、通常は普通の忍者刀の形状だが、変化すると同時に刀も変化する。刀身には「忍者戦隊」の文字が刻まれており、第3話以降からは鞘から引き抜く際に独特の効果音が鳴るようになった。その切れ味は名刀・正宗や村正を遥かに凌ぎ、西洋の鎧を真っ二つにする切れ味を誇る。切れ味が強力故に鞘で厳重封印されており、常人を越えた気合いの持ち主だけが引き抜いて使用出来る。エネルギーを集中させれば戦車も切り裂くことも可能。5人のカクレマルをクロスさせて強力な閃光を放つ「カクレマル雷光波」という技がある。
『オーレVSカクレンジャー』では、その強化版「カクレマル・スーパー雷光波」を使用した。
カクレイザー
左腰のホルダーに装備している万能武器。通常は厚さ5mの石垣を貫通できるイオンビームを発射する光線銃だが、銃身部を引き抜くと、コンクリートの壁もくりぬくレーザーナイフになる。
シノビナックル
パンチ力を強化する特殊超合金製の手甲。厚さ2mのレンガ塀を砕く。個人武器を合体させることもできる。2つずつ持っているので、両手に1つずつ装備することもある。
忍装束
変身前に、索敵・諜報行動時に着用する忍者装束。マフラー、帯の色はカクレスーツと同じ色。ただし兜などは各人で形状が異なり、装束の色も男性陣は黒なのに対して鶴姫は白(鶴姫は白づくめでジライヤは黒づくめ)。普段着を脱ぎ捨てると同時にこの姿になるが、半袖やタンクトップ姿などの薄着の状態からも一瞬で姿が変わるため、普段着の下に着込んでいるというわけではないようである。
巻物
隠流巨大獣将の術使用の際に用いられた道具。記されている項目などは一切不明だが、カクレンジャーのボディーカラー5色分があり、サスケ用の赤色は風雲幻城内部に隠され、残り4つはアズキアライに奪われていたのを鶴姫達が取り戻した。
忍之巻(しのびのまき)
隠流超忍獣の術を使用する際に用いる巻物。隠流忍術の極意が記されており、5人はそれぞれの試練を乗り越えて手に入れた。
マキビシ
鋭い棘のついたマキビシをばら撒く。変身前にも使用する。
鉤縄
壁などを登るために使用する忍具。シノビナックルと併用することもある。
抜け身の術
敵にやられたように見せかけ、スーツだけ残して脱出する技。そこから奇襲攻撃を仕掛けることが多い。普段着や忍装束を残す事も可能で第50話ではサスケが4人の偽者に追い詰められた際には忍装束だけを残した。
忍法・消え身の術
煙とともに敵の目の前から姿を消し、攻撃を回避する。

個人武器[編集]

レッドスライサー
十字手裏剣を模したサスケ専用の大型ブーメラン。1秒間に300回転しながら飛んで行き、直径5cmの鉄の杭30本を斬ることが出来る。また、回転させれば盾にもなる。
雷鳴剣ヒカリマル
第31話にて三神将の1人であるツバサマルから授かった、稲妻を呼ぶ剣。カクレマルを合体させれば、二本の刀のエネルギーがスパークして、稲妻を呼び起こす。初登場以降、サスケはカクレマルとヒカリマルの二刀流を使う事が多くなった。
火炎将軍剣
本来は無敵将軍の必殺剣。第20話で花のくノ一組の作戦によって孤立させられ、苦戦していたサスケに無敵将軍が貸し与えた[注 4]。攻撃の度に刀身に炎を纏う。「火炎将軍波」でくノ一組の5人全員を一撃で圧倒したが、人間大に縮小しても両手で無いと扱えない程の大剣であったせいもあってか、使用自体は第20話のみ。
ホワイトビーク
二又になった爪の鶴姫専用の武器。これを回転させて分厚いコンクリートの壁に穴を開けたり、敵を突き飛ばすつぼきり型の武器。投げる事も、敵の刃物を受け止めることも可能。
ブルーショット
タンクに100リットルの水が加圧されて入っており、槍の先より勢いよく水を噴射するサイゾウ専用の水流銃。敵を30mも跳ね飛ばす威力を持つ。
イエロークロー
頑丈な特殊スチール製のワイヤーが付いたセイカイ専用の鉤爪。敵めがけて発射して、鋭い爪で捕らえる。また、爪をビルの壁などに引っ掛けて登ることや、振り回して鎖鎌のように攻撃することができる。
ブラックボウ
鋼鉄の扉を貫き、その向こうにいる敵をも打ち倒す強力なジライヤ専用のボーガン。

手裏剣[編集]

猿手裏剣
サスケ専用の手裏剣。強烈なエッジのかかった「S」字型をしている。一度に10枚投げられる。
鶴手裏剣
鶴姫専用の手裏剣。鋭い「く」の字型をしている。物を貫くのに向いている。41話では大食いゴーストに食べられてしまった事があった。
狼手裏剣
サイゾウ専用の手裏剣。四方の先端が尖った正方形に似た形をしている。切り裂くのに向き、一度に5 - 6枚投げる。
熊手裏剣
セイカイ専用の手裏剣。三角形で、「M」のマークがついている。岩でも深く突き刺さり、真っ二つに割ってしまう。
ガマ手裏剣
ジライヤ専用の手裏剣。「G」に似た星型をしている。物体を砕くのに向いている。

忍術[編集]

隠流・満月斬り
カクレマルで円を描き、そこから一気に斬るニンジャレッドの必殺剣技。満月斬りの直後に、さらに十字に敵集団を斬り裂く「隠流・満月十文字斬り」という技もある。他の4人と比べて使用頻度が高い。モチーフは眠狂四郎の得意剣術である「円月殺法」。
隠流・雷鳴斬
カクレマルとヒカリマルを柄の部分で接続して稲妻を呼び、そのエネルギーを加えた2本の剣で敵を斬る必殺剣技。
オン・サル・ニン 火炎つむじの術
炎を発生させて敵を焼き尽くす忍法。
忍法疾風斬り
高速移動で敵に切りかかる。
分け身の術
最大8人に分身して攻撃するニンジャレッドの得意技。敵の周囲を回って撹乱してから一斉にジャンプし、本体だけが敵に隠流満月斬りを浴びせる「分身一体剣」という技がある。
化け身の術
虫、妖怪、小型戦闘機などに化ける。変身前でも使える。消火器に化けて炎を消す「忍法消火器」という応用技もある(息で火を消すため、負担がかかる)。
代わり身の術
敵の攻撃をかわしながら、人形を身代わりにして敵を惑わせる。
筋斗雲
忍法で雲を練成し、その雲に乗って空を飛ぶ。
忍法空蝉の術
声だけで敵を惑わせる。四方八方から声を反響させるため、自分の居場所を悟られないようにする。
カクレマル忍び返し
カクレマルによる技。敵の攻撃をカクレマルによって弾き返す。
体内発電
体内で電気を発生させ、鼻の穴にコンセントを差し込んで電気を起こす。
猿飛家秘伝・縄抜けの術
関節を外して、縛られた縄を解く忍術。
忍法スケスケ望遠鏡
サスケの忍具。厚い壁も見通すことが出来る望遠鏡。
隠流・くの字斬り
カクレマルで「く」の字を描くように斬るニンジャホワイトの必殺剣技。
オン・ツル・ニン 白鶴の舞
空中を自由に飛び回りながら敵を攻撃する。
忍法花吹雪
無数の花びらをまき散らす。花びらに触れると爆発する。
折り鶴の舞
7つの白い折り鶴を操って爆発攻撃をする。2011年放送の『海賊戦隊ゴーカイジャー』でもニンジャホワイトに豪快チェンジしたゴーカイピンクが使用したが、鶴姫の技とは異なり、無数の折り鶴を飛ばして攻撃するというものになっている(46話のみ、折り鶴の色がカラフルになっている)。
折り鶴変化
自分自身が巨大な折り鶴に変身して飛行する。そのまま敵に突進したり、花びら状に変形して敵を攻撃することもある。
折鶴忍法・飛行凧
巨大な凧で空に舞い上がり、空中から忍び寄る鶴姫の忍法。ガキツキに体内に侵入されて巨大化したセイカイに使用、巨大コショウをばら撒いてくしゃみでガキツキを追い出そうとしたが失敗。
忍法巨大ローストチキン
食べ物を巨大化させる忍法。巨大セイカイを巨大な鎖で拘束してから使用、ガキツキをおびき出そうとするも、セイカイが鎖をちぎってチキンを食べてしまって失敗。
忍法鶴姫バーガー
「化け身の術」の一種。大きなハンバーガーに変身する。巨大セイカイの体内からガキツキをおびき出すのに成功。
忍法おあずけ
目の前の食べ物を消してしまう忍法。修行をサボっているセイカイに使用。
忍法紙鉄砲
折り紙を使った忍法で、大きな紙鉄砲を作り、大きな音を出して相手を驚かせる。こちらも修行をサボっているセイカイに使用。
隠流・正方の陣
カクレマルで正方形を描くように斬るニンジャブルーの必殺剣技。
オン・オオカミ・ニン 水竜巻の術
水竜巻を呼び起こして敵を攻撃する。
忍爆弾
サイゾウの忍具。一度に3発ほど投げる、小さな青い爆弾。
忍法水走り
水の上を走り抜けるニンジャブルーの得意技。別名「水渡りの術」。
水柱の術
凄まじい勢いで地面から水を噴き上げさせ、水の壁を作る。敵の攻撃を防ぐ。
水落しの術
追ってきた敵を水の上に走らせ、一番深い所で落とす。
水鉄砲
指先から水を噴き出し、相手を驚かせる。
狼突進
狼のように突進し、壁もぶち破る。
乱れ蹴り
一度のジャンプで、素早く何人もの敵を蹴り倒す。
隠流・顔写しの術
他人に化ける。
化け身の術
大型トラックなどに化ける。電気ドリルに化ける「忍法・電気ドリル」という応用技もあり、劇場版で使用。
隠流・ビッグウェイブ
巨大な津波を発生させて敵を攻撃する。
隠流・三段斬り
カクレマルで正三角形を描くように斬るニンジャイエローの必殺剣技。
オン・クマ・ニン 木の葉隠れ之術
木の葉を自由自在に操って、身を隠したり、敵を吹き飛ばしたりする。突進してくる妖怪の勢いを止めることも可能。
巨大あやかしの術
巨大な自分の幻を作り出して敵を攻撃する。劇場版では「あやかしの術」と呼称し、巨大な幻で敵を惑わせてから、敵の後ろから本物が現れて敵を攻撃した。
セイカイパワー
妖怪に飛びかかられても、持ち前の怪力で軽々と振り回す。
隠流・ホームラン
忍法でバットを出し、妖怪が化けたボールを遠くへ飛ばす。
木霊の術
自分の声を森の木に反射させ、超音波を作り出して敵を苦しめる。
ターザン走法
ロープやジャンプで、道の無い場所も突き進む。
忍法・ボロ破り
シロウネリのボロ布に巻きつかれた時に使用した忍法。指で印を結び、その後ただ怪力で破るだけ。
忍法ノコギリ
「化け身の術」の一種。ノコギリに化ける。
隠流・つむじ風
強力な突風を起こす。
隠流・流れ星
カクレマルで星型を描くように斬るニンジャブラックの必殺剣技。初使用は21話で、まともに決まったのは48話のユキオンナに対してとかなり遅い。
オン・ガマ・ニン 岩地獄の術
大きな岩を次々と敵めがけて飛ばす。
大地隠れの術
地中を掘り進み、敵の隙を突いて飛び出す忍法。
大地捕えの術
敵の足元の土を固め、動きを封じる。
スリーキック
3回連続して決めるニンジャブラックのキック技。1度目で1回、2度目で2回、3度目で3回、キックを打ち込む。
ガリ、花のくノ一組のラン、上海のスパイ(ムジナのマンガの中の刺客の一人)との戦いで使用。
ガマジャンプ
敵を引き寄せて集まったところで一気にジャンプし、4 - 5体のドロドロを吹き飛ばすジャンプ攻撃。
隠流シュート
ボールに化けた妖怪を捕まえ、バットを構えるイエローに投げる。
忍法ロッククラッシャー
「化け身の術」の一種。削岩機に変化する。劇場版で使用。
枯葉小判の術
枯葉を小判に変化させてばら撒く。お金が好きなビンボーガミは偽小判に目が眩んで、力をなくした。
隠流・雷光落とし
落雷で攻撃する。

合体技・必殺技[編集]

カクレタワー
5人がやぐらを組み、ここから次々に敵に個人技を決める。
カクレシャワー
クモの糸を投げつけて敵を捕らえ、スパークさせる。
忍法乱れ飛び
5人で次々に敵の上を飛び越えながら攻撃する。
忍法檻抜け
檻から脱出する。
遠心力脱出
檻の中の鶴姫と子供達を助けるために使用した技。4人で檻の周りを高速疾走し、檻を持ち上げた。
カクレンジャーボール
ゴレンジャー』のゴレンジャーハリケーンなどに相当するラグビーボール型爆弾。「カクレンジャーボール! レディ、ゴー!!」の合図で散開、パスしながらパワーをため(相手に渡るたびにそのスーツの色とボールが同じ色になる)、「カクレシュート!」の発声とともに敵に向かってキックする。パスする順番は統一されておらず変身前でも使用可能で、その状態でも灯篭を粉砕する威力がある。終盤ではニンジャマンを加えて6人で行なうこともあった。

メカニック[編集]

ネコマル
カクレンジャーの基地に相当する猫バス。妖怪車両なので自分の意思を持ち、猫の鳴き声を上げ、排気ガスは出さない。前面の口で噛みついたり、飛行能力やテレポート能力、透明化能力も持つ。リモコン操作により、屋根から大砲を出す。普段はクレープショップとして機能している。ベース車両はシボレー・ステップバン。ナンバーは「品川56・こ・56-56」。
シャークブリッダー
レッド専用のバイク。最高速度320km/h。分厚い壁とコンクリートで出来た城壁も体当たりでぶち抜く。サメがモチーフで、各バイクにはサメの意匠がカウルに出ている。
シャークスライダー
ブルー・ホワイト専用の重攻撃型サイドカー。運転は主にブルーが行う。最高速度280km/h。サイドカー部に装備された2門のキャノン砲で敵を蹴散らす。モチーフはシュモクザメ
シャークランチャー
イエロー・ブラック専用のサイドカー。運転は主にイエローが行う。最高速度300km/h。フロント部分のノコギリ型の角と、2門の速射破壊銃が武器。3機とも、忍法で召喚する。カウルデザインはノコギリザメ
シャークドライバー
シャークランチャーとシャークスライダーを合体させ、それをカタパルトにしてシャークブリッダーをマッハ2の速度で射出する必殺技。テレビでは3度使われたが、決まったのはヌリカベの一度だけだった[注 5]。放送前の宣伝記事では、これが「必殺バズーカ」、メインの必殺技として大々的に取り上げられた。

五獣将[編集]

巻物と一体化して行う「隠流巨大獣将の術」で召喚される5体の生命体で、無敵将軍の分身体。カクレンジャーと融合することで操縦するが、自分の意志でも活動可能。五獣将がやぐらを組んで回転する「真空ハリケーン」や印を結んで精神を集中し爆発を起こす「隠流奥義ビッグバン」という必殺技がある。巨大獣将の術は獣将ファイターと合身した状態での使用も可能。第2部ではレッドサルダー以外は登場しなかった。

レッドサルダー
全高:35m / 重量:1500t 
ニンジャレッドの獣将。猿のようなトリッキーな動きで敵を翻弄する。投げつけて敵を真っ二つにする大型手裏剣「サルダースライサー」が武器で、妖怪に対しての決め技としても使用されている。無敵将軍の中心核ボディになる。
ホワイトカーク
全高:31m / 重量:1000t
ニンジャホワイトの獣将。身軽さを活かした連続攻撃が得意。2又の爪を持った「カークビーク」が武器。無敵将軍の左腕になる。
ブルーロウガン
全高:31m / 重量:1200t
ニンジャブルーの獣将。素早い動きで敵を攻める。ビル群を貫通するほどの水を噴射する水流槍「ロウガンシャフト」が武器。無敵将軍の右腕になる。
イエロークマード
全高:32m / 重量:1800t
ニンジャイエローの獣将。怪力を活かしたパワー戦が得意。鎖付きの鉤爪「クマードクロー」が武器。火の輪を放つ「隠流忍法火炎輪」という技も使える。無敵将軍の右足になる。
ブラックガンマー
全高:32m / 重量:1800t
ニンジャブラックの獣将。ジャンプ攻撃を得意とする。鋼鉄の壁を射抜く巨大な弓矢「ガンマーボウ」が武器。砂嵐を起こす「隠流忍法砂嵐」という技も使える。無敵将軍の左足になる。

獣将ファイター[編集]

第12話より登場。ドロンチェンジャーに填め込まれているメダルを「隠流獣将ファイターの術」で変化させた五獣将の分身。獣将よりも身軽なスタイルをしており、武器を一切使わず、敏捷性に優れている。(玩具では武器が付属されている。)基本的に自分の意志で活動可能だが、カクレンジャーと融合することでパワーアップする。合体はしない。2体の獣将ファイターの肩の上から、別の2体が組んだ腕を踏み台にし、残りの1体(通常はバトルサルダー)がジャンプして敵に突進する「ファイタークラッシュ」や、巨大カクレンジャーボールを使用した「スーパーカクレシュート」と呼ばれる合同必殺技を有する。獣将と獣将ファイターを同時に操ることも可能で、初登場時は総勢10体で巨大戦を行った。第2部ではバトルサルダー以外は登場していない。

バトルサルダー
全高:31m / 重量:880t
ニンジャレッドの獣将ファイター。身軽ですばやく、指先で敵の頭を引っかく「サルダークロー」が使える。
バトルカーク
全高:25m / 重量:650t
ニンジャホワイトの獣将ファイター。光となっての高速飛行が可能。クロスチョップ技の「カークカット」が使える。
バトルロウガン
全高:27m / 重量:780t
ニンジャブルーの獣将ファイター。東京-大阪間を約3分で走る。急降下蹴りの「ロウガンキック」が使える。
バトルクマード
全高:28m / 重量:1000t
ニンジャイエローの獣将ファイター。力に優れ、空中から頭突きを決める「クマードヘッド」が使える。
バトルガンマー
全高:28m / 重量:880t
ニンジャブラックの獣将ファイター。280mのジャンプ力を誇る。空中回転しながら連続して体当たりを決める「ガンマースリーアタック」が使える。

超忍獣[編集]

隠流超忍獣の術」によって召喚される5体の生命体で、隠大将軍の分身体。5人が中に乗り込んで操縦するが、超忍獣自身も自分の意思を持っており人語を喋る事も可能。獣将よりも動物のモチーフが強く、戦闘能力も高い。

ゴッドサルダー
全高:31.5m[注 6] / 重量:1300t
ニンジャレッドが操る型の超忍獣。素早い動作と強靱な筋力を持つ。2本の剣「サルダーダブルソード」を取っ手部分で合体させ、空中から2連続斬りを決める「ゴッドサルダー二刀斬り」が必殺技。ゴッドサルダー、レッドサルダー、バトルサルダーの三体に分身する「サルダー分け身の術」も使える(第39話)。隠大将軍の右腕になる。
ゴッドカーク
全長:15.6m / 重量:600t
ニンジャホワイトが操る型の超忍獣。超忍獣の中では唯一飛行能力を持ち、マッハ2で飛行。目から「フライングビーム」を放つ。隠大将軍の顔になる。
ゴッドロウガン
全長:39m / 重量:1300t
ニンジャブルーが操る型の超忍獣。超スピードで大地を駆ける俊足の持ち主。両目から破壊ビームを連続発射する。体を回転させながら、カッターのような尻尾で敵を切る「ロウガンアタック」も使える。隠大将軍の左腕になる。
ゴッドクマード
全長:30m / 重量:2000t
ニンジャイエローが操る型の超忍獣。豪快なパワーと持久力が特徴。両目から破壊ビームを連続発射する。前足を大地に叩きつけて地震と地割れを起こす。隠大将軍のボディになる。
ゴッドガンマー
全長:31m / 重量:2000t
ニンジャブラックが操る蝦蟇蛙型の超忍獣。強靱なジャンプ力を誇る。舌のようにレールを伸ばし、無数の分身を出して攻撃する「ガンマーダイナマイト」や、炎を吐く「ガンマーファイヤー」という技を持つ。隠大将軍の下半身になる。

三神将[編集]

無敵将軍、ツバサマル、そして隠大将軍からなる(心・技・体)を司る巨大神。2000年前に妖怪と戦った賢人達の魂から生まれた(転生した)存在で、隠流忍術極意・心技体をそれぞれ司る。

物語後半の司令官のポジションであり、ニンジャマンの師匠。機械ではない意志を持った存在となっている[注 7]

超獣戦隊ライブマン』以降、巨大戦では1号ロボに主人公たちが主に搭乗し、その他のロボは強化合体などを含めてそのサポート役として位置付けられており、それ以前の『超新星フラッシュマン』などでは1号ロボと2号ロボ両方を併用するなどしていたが、本作品ではシリーズ中初めて「1号ロボと互換性の無い別のロボ」への完全交代が行われており、その2号ロボに相当する「隠大将軍」は1号ロボの「無敵将軍」同様の5体合体ロボとして設定された。ただし、後半では無敵将軍が自らの意思で行動するようになったため、無敵将軍と隠大将軍の共闘は見られる。この場合「1号ロボが2号ロボのサポートをする」という従来とは逆の構図となっている。[独自研究?]

無敵将軍
全高:58m / 重量:7300t
要塞城郭・風雲幻城(ふううんまぼろしじょう)から変形する三神将の1人で、本作品の1号ロボ。隠流忍術極意・心技体の「」を司り、三神将で最も強力なパワーをもち、それ故パワー系戦法を得意とする。五獣将が「忍者合体 無敵将軍」の掛け声で合体。「無敵将軍 参上」の発声で戦闘開始。スーパー戦隊シリーズとしては初めて「5体の人型ロボが合体する」という試みが取り入れられた巨大ロボである[12]。デザインには「忍者」というテーマに合わせて日本の城郭の要素が取り入れられており[12]、胸の「」の文字がシンボルマーク。登場パターンは複数あり、五獣将合体や風雲幻城変形の他に城内の三神将像から発した「体」の文字が具現化した場合もある。
当初は主に五獣将に融合したカクレンジャーの意志によって動いていたが、自らの意志で行動することもあった。ツバサマル参戦後は、無敵将軍自身の意志によって行動するようになり、一度ヌエに敗れて消滅するもののカラカサ戦から復活。言葉も発するようにもなり、自ら名乗りを上げながら登場するようになった。
必殺武器はシャチホコ型の柄を備えた炎の刃「火炎将軍剣」で、決め技として用いる際は円を描いてから放ち、手応えを感じた直後、「南無三」の掛け声と共に左手で拝む。火炎将軍剣以外にも胸の「忍」の文字から花吹雪を射出する「将軍花吹雪」、火炎将軍剣から炎の波動を放つ「火炎将軍波」目から放つ光線、妖術反射能力といった技も用いる。火炎将軍剣は等身大サイズに変化させることも可能で、第20話でニンジャレッドが使用し、火炎将軍波も用いた。
五獣将、獣将ファイターと同様にコクピットの中の場面の描写はなかった。
聖忍獣ツバサマル
全長:43m / 全翼長:85.6m / 重量:1500t
第23話より登場。ハヤブサに似た白い巨鳥の三神将。隠流忍術極意・心技体の「」を司どる。両翼に備わった8連装のキャノン砲からエネルギ-弾を発射する他、他の2体と合体してパワーアップさせる。合体はカクレンジャーの意志だけでなく三神将同士の意志でも可能。
スーパー無敵将軍
無敵将軍と聖忍獣ツバサマルと「超忍者合体」した重火力攻撃形態。この形態では火炎将軍剣は使用出来ず、格闘戦を行ったこともないが、合体したツバサマルのキャノン砲から放つ「無敵キャノン一斉射撃」は一撃必殺の威力を持つ。尚、カクレンジャーが乗り込んだことは一度もない
隠大将軍
全高:58.5m / 重量:7200t
第31話より登場。超忍獣が合体した三神将の1人。本作品の2号ロボで、レッドのパーツが顔を構成しない戦隊シリーズ初の合体ロボでかつ、後半主力ロボでもある。「五神合体」し、その後は「隠大将軍 推参(すいさん)」の発声で戦闘開始。ゴッドサルダーがいないまま右腕無しで登場したこともある(第33話)。基本はカクレンジャーの操縦に任せているが、自分の意思で行動することもある。無敵将軍よりパワーは劣る(それでもガシャドクロと互角に戦える)が、スピードと技では無敵将軍を上回る。
隠流忍術極意・心技体の「」を司り、格闘戦を得意とする。右腕は握り拳、左腕は手刀状となっている。ゴッドロウガンを分離させて敵にぶつける「ロウガンアタック」という戦法もある。必殺技は左手の「ゴッドバーストチョップ」と右手の「ゴッドハンマーパンチ」を連続して放つ「鉄拳ゴッドフィニッシュ」一度だけカクレンジャーの搭乗なしに自律行動で妖怪を倒したことがある(第50話)
フラッシュマン』のフラッシュキングから、ロボ合体時には頭部コクピットに全メンバーが集結する形式で統一されてきたが、隠大将軍はカクレンジャーがそれぞれ個別に各コクピットで動かす形式が採られている。
スーパー隠大将軍
隱大将軍と聖忍獣ツバサマルと「翼合体」した形態で、背面に翼を持ったことで高速飛行が可能となった。目から破壊光線を放つ他、空中で繰り出す連続回し蹴りの「フライングキック」が使える。必殺技は、急降下しながら強化された鉄拳ゴッドフィニッシュを放つ「鉄拳フライングフィニッシュ」。この技には、右拳のゴッドサルダーだけで3回殴る「鉄拳フライングフィニッシュ・サルダースペシャル」というバリエーションもある。無敵将軍同様数種類の登場パターンがあり、ゴッドサルダー以外の超忍獣がいきなり現れる場合や、城内の三神将像から発した「技」の文字が具現化した場合もある。
ニンジャマン / サムライマン
身長:等身大 - 57.5m(巨大時) / 体重:6000t(巨大時)
キャラクターの詳細については登場人物の項を参照。先に記したように本作品の追加戦士に相当する存在であり、同時に巨大ロボにも該当する初のキャラクターである。手の平から炎を放つ「火遁の術」、冷たくない雪だるまに化ける「忍法雪だるま変化」、筋斗雲に乗って飛行する術が使える。
怒りが爆発することで、顔や手足を変形させ真の姿であるサムライマンに変身する。殆どの場合は嫌いな言葉である「青二才」と言われることにより怒りが爆発し、その際「青二才だとぉ〜!? 怒り爆発!!!」(「青二才だとぉ〜!?」の後には寅さんの名ゼリフである「それを言っちゃ〜おしめぇよ」や、「怒ったぞぉ〜!」など回によって違う)とセリフが入るが、「青二才」と言われていないにも関わらず変身したこともある。またそれ以外では妖怪の策にはめられた際、騙されたことに怒って変身しようとしたが、ニンジャホワイトから「騙されるあなたが悪いの!」と怒られてしまい、不発に終わったことがある(第45話)。武器はニンジャソードの柄に鞘を合体させた「サムライジャベリン」。必殺技は手のひらに気を溜めて放つ「サムライ激怒ボンバー」と「サムライ激怒斬り」で、どちらも三神将がとどめを刺す前の繋ぎ技として使用されることが多かった。

キャスト[編集]

戦隊メンバーは鶴姫役の広瀬仁美が戦隊役者陣では最年少で当時13歳の中学生だった。広瀬の戦隊ヒロインおよび初期メンバー最年少の記録は2013年現在も破られていない。最年長はサスケ役の小川輝晃である。6人目の戦士・ニンジャマンの声には矢尾一樹を起用。サイゾウ役の土田大は矢尾の紹介で、この作品以降はもっぱら声優として活動していくことになる。アメリカ育ちのジライヤ役には実際にアメリカ出身のケイン・コスギを起用。

登場回数は少ないが、彼らの先祖役にはかつてスーツアクターなどをした経験のあるJAC出身の俳優が起用されている。

敵側では、過去に『バトルフィーバーJ』でゲスト出演した遠藤憲一が貴公子ジュニア役で出演しエキゼントリックな悪役幹部を演じた。『地球戦隊ファイブマン』にて星川レミ / ファイブイエローを演じた咲田めぐみ(現・成嶋涼)がくノ一軍団の一人サクラを演じている。他にも鶴姫の父を『太陽戦隊サンバルカン』で飛羽高之 / 2代目バルイーグルを演じた五代高之が、太郎を前作『ダイレンジャー』のキリンレンジャー / 天時星・知を演じた土屋圭輔が演じるなど、『ダイレンジャー』同様に過去の戦隊経験者のレギュラー・セミレギュラー出演者が比較的多い。また、第28話・第29話におけるジライヤとガリの師弟対決が、ショー・コスギとケイン・コスギの親子共演として話題となった。なお、本作品で次郎を演じ、後に『重甲ビーファイター』で主演した土屋大輔は土屋圭輔の双子の兄である。声優では、妖怪大魔王役にはベテラン声優柴田秀勝を起用。

講釈師こと三遊亭圓丈は、ナレーターが設定されていない本作品において第1部のナレーターに相当する役割も兼ねていたが、第2部以降はレギュラーから外れ、第39話の「特別編だよっ!!」での再登場のみに留まっている。これに関しては、圓丈自らが後日スポンサーであるバンダイから「あんなに進行役が目立っても、うちの玩具は売れない」とクレームがついたことにより外された旨を述懐している[13]。これに伴い、第2部以降は講釈師の登場する第39話を除いてナレーターが存在せず、次回予告はすべて登場する役者陣によってなされているほか、講釈師が当初行っていた妖怪たちの解説も自己紹介という形で妖怪本人[注 8]が行っている。専属のナレーションが存在しない作品はシリーズでは本作品が初であり、以降でもナレーションがいない作品が散見される。なお講釈師は独立したナレーターではなく、本編世界の人間であり、第39話「特別編だよっ!!」などのように本編中の出来事に関わることも時折あった。

前作『ダイレンジャー』(『超電子バイオマン』を除いた)まではOPクレジットに準レギュラーおよびゲストで怪人などの声を担当した声優の名前は記載されていなかったが、本作品の第13話から各回に出てくる妖怪の声を担当していた声優の名前がOPクレジットに記載されることになった(一部を除く)。

変身後の戦士を演じるスーツアクターはレッド役に前年度まで後楽園ゆうえんちヒーローショーで多くのレッド戦士を演じていた高岩成二を起用している。なお、紅一点のホワイトのアクトレスを担当していた村上利恵とは本作品の共演がきっかけで後に結婚した。

レギュラー・準レギュラー[編集]

声の出演[編集]

ゲスト[編集]

スーツアクター[編集]

スタッフ[編集]

東映側のプロデューサーには、シリーズ初期の作品に携わった吉川進が復帰。また第15話より髙寺成紀が本シリーズに初めて参加を果たした。

脚本、監督、音楽担当のメインスタッフは前作とほぼ変わらない顔ぶれであるが、サブライターには戦隊シリーズにおいて9年連続でメインライターを務めた実績を持つ曽田博久が復帰し、途中参加ではあるものの12本のエピソードを執筆している。また『バイオマン』以来、『ジュウレンジャー』を除き戦隊シリーズにサブライターとして携わってきた藤井邦夫は本作品の第32話の脚本を最後に戦隊シリーズから離れることとなった。演出面では当時まだ20代だった渡辺勝也が、本作品では最多となる14作品の演出を担当。また、これまで特撮監督として手腕を振るってきた佛田洋が本編監督としてもデビューを果たした。

キャラクターデザインは前作より引き続き参加の篠原保・マイケル原腸の二人に加え、過去に東映特撮にも係わっていた経験を持つ岡本英郎、そして篠原の後輩で前作『ダイレンジャー』でもヘルプ的な形でデザイン作業に参加していた阿部統の2人が新たに参加。当時阿部は弱冠19歳であり、本作品以降『ゴーゴーファイブ』に至るまでスーパー戦隊シリーズのキャラクターデザインに携わって行くこととなる。一方、この作品を最後に阿部と入れ替わる形でスーパー戦隊シリーズからは離れることとなった篠原であるが、本作品のデザイン作業については「あまり後先のことは考えず、遠慮せず好きなようにやって終ろう」というスタンスで臨んでいたようで、後年「一区切りついたというか、やり残した感というのはホントになかった」といった趣旨のコメントを残している[11]

音楽[編集]

主題歌
「忍者」という和の要素を持つ戦隊ということで、オープニング、エンディングともに和楽器が取り入れられている一方、EDにはラップが取り入れられたり、歌詞には英語が多く使用されたりしている。また、川村栄二が担当した劇中音楽には和楽器が一切使用されていない。また、前作『ダイレンジャー』の音楽も一部流用されている。
オープニングテーマ「シークレット カクレンジャー」
作詞:冬杜花代子 / 作曲:都志見隆 / 編曲:山本健司 / 歌:トゥー・チー・チェン(放送当初、番組テロップでは「テゥ・チー・チェン」と表記)
戦隊シリーズとしては珍しく、曲名が番組タイトルと同一ではない。トゥー・チー・チェンは、作曲者の都志見の変名であり、「都志見」を中国語読みにしたものとなっている。作曲者とヴォーカルが同一なのはシリーズ中初となる。全編を通してOPテーマとして使用されたほか、最終回のEDテーマとしても使用された。
テンポはシリーズの主題歌中でも最も遅く、また曲調は鼓や拍子木などの和風の音色を取り入れた1980年代ユーロビート風となっており、戦隊OP曲としては初めてアレンジから生ブラスが排されている。カクレンジャー達でも妖怪達でもなく、第三者を主体に歌詞が書かれているのも大きな特徴。
オープニングの冒頭には、戦隊メンバーを演じる役者によるタイトルコールの代わりにコーラスで「カクレンジャー・ニンジャ、ニンジャ」の台詞が入り、前奏前のコーラスとともにタイトルロゴが表示されるという、シリーズ中でも稀有な方式が採られている。
映像では第15話からその回に登場する妖怪のシーンが挿入され、「?(妖怪の名前)→」のテロップが入っていたが、後にその回のメインのキャラクターのシーンも挿入されるようになり、妖怪に対しても「?(妖怪の名前)→」のテロップは表示されなくなった。
エンディングテーマ「ニンジャ! 摩天楼キッズ」
作詞:冬杜花代子 / 作曲:都志見隆 / 編曲:山本健司 / 歌:トゥー・チー・チェン
ドロドロがダンスをするエンディング映像が最初に用意され、それに合わせて都志見が作曲したという風変わりな経緯で作られた[19]。スーパー戦隊シリーズの主題歌としては初めてラップを取り入れている。
カクレンジャーは終盤にしか登場せず、最後に番組ロゴが表示されるなど、珍しい演出がなされている。
一時期、その回の本編のラストで講釈師が出題したクイズの答えがテロップで表示されていた。
挿入歌
本作は主題歌・挿入歌を収録した『ヒット曲集』が発売されたが、「無敵将軍、只今参上!」はその時点で制作されていたにもかかわらず収録されず、その後追加で制作された「出たぞ! 隠代将軍!!」のシングルにカップリング曲として収録された。
下記のほか、第8話では「にこにこにゃんにゃん」、15話では「1999 SECRET OBJECT」、第33話では「赤とんぼ」が挿入歌として使用された。
「気合百発! カクレンジャー!!」(第16・39・50話)
作詞:横山武 / 作曲・編曲・歌:樫原伸彦
劇中ではサビ前の台詞をカットしたものが使用された。
「イントゥ デンジャー カクレンジャー」(第20・33・48・51話)
作詞:八手三郎 / 作曲、編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
第17・25・29話ではインストゥルメンタル版が使用された。
最終話ではイントロ部分のみ使用された。
最終話の予告編でも使用された。
「鶴姫! 強さは目にも美しい」(第26・35・51話)
作詞:冬杜花代子 / 作曲・編曲:樫原伸彦 / 歌:佐々木真里
「必殺ファイタークラッシュ!!」(第21話)
作詞:横山武 / 作曲、編曲:川村栄二 / 歌:樫原伸彦
「走れ! 猫丸」(第49話)
作詞:渡辺なつみ / 作曲・編曲:つのごうじ / 歌:つのごうじ、ピタゴラス
劇中ではカクレンジャーが歌っているシーンが存在する。
「星よ、にじむな!」(第24・44話)
作詞:里乃塚玲央 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
第44話の予告編でも使用された。
宮内自身がコーラスを重ねた別バージョンも存在する。
「黒の貴公子」(第23話)
作詞:冬杜花代子 / 作曲:松澤浩明 / 編曲:松澤浩明、つのごうじ / 歌:×10
貴公子ジュニアが歌うという設定で使用された。
第39話ではインストゥルメンタル版が使用された。
「忍者でいこう! デデンのデン」(第32話)
作詞:八手三郎 / 作曲・編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
「無敵将軍、只今参上!」(第19話)
作詞:八手三郎 / 作曲:瑞木薫 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
第44話ではインストゥルメンタル版が使用された。
「出たぞ! 隠大将軍!!」(第32・34・52話)
作詞:八手三郎 / 作曲:小杉保夫 / 編曲:石田勝範 / 歌:影山ヒロノブ

放映リスト[編集]

  • 1994年12月30日は休止。
  • 第32話「ナメんな顔泥棒」は、当時の『月刊ニュータイプ』誌にて第23話で放送されることが予告され、あらすじも掲載されていたが、実際は第2部に入ってからの放送となった。無敵将軍ではなく隠大将軍が登場しているため、少なくとも巨大戦は第2部用に撮影されたものであるが、このような事態になった理由については明かされていない。なお、ヌッペフポフと無敵将軍が戦っているスチルも小学館の『てれびくんデラックス 30大スーパー戦隊超全集』に掲載されている。
放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 脚本 監督
1994年
2月18日
1 忍者でござる 杉村升 小林義明
2月25日 2 危ないオバサン
  • カッパ
  • ロクロクビ
3月4日 3 アメリカン忍者 坂本太郎
3月11日 4 妖怪ポリスマン
  • アズキアライ
  • 妖怪のゴロツキ達
3月18日 5 凸凹珍ゲーマー 小笠原猛
3月25日 6 目玉の王子様!
4月1日 7 こいつぁデカい 荒川稔久 渡辺勝也
4月8日 8 化猫ショップ!! 高久進
4月15日 9 ドッキリ生中継 杉村升 坂本太郎
4月22日 10 子泣き爺いぢゃ 高久進
4月29日 11 ボロこそ最高!! 小笠原猛
5月6日 12 出たァ!! 新獣将
  • テング(声:岸野一彦
  • 妖怪レプリカ軍団(カッパ、オボログルマ、アズキアライ、モクモクレン、ヌリカベ)(声:新井一典
杉村升
5月13日 13 ブッとばせ不幸 曽田博久 東條昭平
5月20日 14 俺は貴公子だ!! 杉村升
5月27日 15 げえッ!! 凄い奴 坂本太郎
6月3日 16 赤猿の鬼退治
6月10日 17 魔剣とパンツ!! 曽田博久 渡辺勝也
6月17日 18 ハローきのこ君 杉村升
6月24日 19 暗闇の地獄罠!! 小笠原猛
7月1日 20 花のくノ一組!!
  • 花のくノ一組
7月8日 21 サルマネ必殺技 曽田博久 東條昭平
7月15日 22 笑って頂きます
7月22日 23 電撃!! 白い怪鳥 杉村升 渡辺勝也
7月29日 24 あァ 一巻の終り
8月5日 25 新たなる出発(たびだち)!! 坂本太郎
8月12日 26 鶴姫家の超秘密
8月19日 27 無敵将軍の最期 曽田博久 東條昭平
8月26日 28 超大物・来日!!
  • ヌエ
杉村升
9月2日 29 史上初の超対決(スーパーバトル)
9月9日 30 再会 裏切りの父
  • ガシャドクロ
  • 白面郎
小笠原猛
9月16日 31 見たか!! 新将軍
9月23日 32 ナメんな顔泥棒 藤井邦夫 渡辺勝也
9月30日 33 あまのじゃく村 高久進 佛田洋
10月7日 34 花嫁砂地獄!! 曽田博久
10月14日 35 おしおき三姉妹(シスターズ) 荒川稔久 渡辺勝也
10月21日 36 暴れん坊忍者!!
  • バクキ(声:神山卓三)
  • 偽カクレンジャー
杉村升
10月28日 37 唐傘ダンス女王(クイーン) 坂本太郎
11月4日 38 モオ〜ッ嫌な牛 曽田博久
11月11日 39 特別編だよっ!! 杉村升 東條昭平
11月18日 40 平成キツネ合戦 高久進
11月25日 41 はぐれゴースト 曽田博久 小笠原猛
12月2日 42 強奪忍者パワー
  • ダラダラ(声:千田義正)
杉村升
12月9日 43 三神将最期の日 渡辺勝也
12月16日 44 傷だらけ大逆転
12月23日 45 慌てん坊サンタ 曽田博久 小林義明
1995年
1月6日
46 新春まんが地獄
1月13日 47 人間花火百連発 高久進 小笠原猛
1月20日 48 大雪女の雪合戦 曽田博久
1月27日 49 突然!! ビンボー 渡辺勝也
2月3日 50 特選!! 妖怪の宿 杉村升
2月10日 51 英・雄(ヒーロー)・失・格
  • ヤマンバ
  • 白面郎
2月17日 52 大団円!! 父と娘 坂本太郎
2月24日 53 封印!!
  • 妖怪大魔王
  • 花のくノ一組

放映ネット局[編集]

対象地域 放送局 備考
関東広域圏 テレビ朝日 キーステーション
北海道 北海道テレビ
青森県 青森朝日放送
岩手県 IBC岩手放送 他系列局
宮城県 東日本放送
秋田県 秋田朝日放送
山形県 山形テレビ
福島県 福島放送
新潟県 新潟テレビ21
富山県 北日本放送 他系列局
石川県 北陸朝日放送
福井県 福井テレビ 他系列局
山梨県 山梨放送 他系列局
長野県 長野朝日放送
静岡県 静岡朝日テレビ
中京広域圏 名古屋テレビ
近畿広域圏 朝日放送
鳥取島根県 山陰中央テレビ 他系列局
広島県 広島ホームテレビ
山口県 山口朝日放送
徳島県 四国放送 他系列局
香川岡山県 瀬戸内海放送
愛媛県 愛媛放送 他系列局・現 テレビ愛媛
高知県 テレビ高知 他系列局
福岡県 九州朝日放送
長崎県 長崎文化放送
熊本県 熊本朝日放送
大分県 大分朝日放送
宮崎県 宮崎放送 他系列局
鹿児島県 鹿児島放送
沖縄県 琉球放送 他系列局
未放送地域:佐賀県

劇場版[編集]

『劇場版 忍者戦隊カクレンジャー』(1994年4月16日公開)
  • 監督:東條昭平 / 脚本:杉村升
東映スーパーヒーローフェアの一編として上映された。撮影は第7・8話と同時進行で行われた。
登場妖怪

映像ソフト化[編集]

  • ビデオ(VHS、セル・レンタル共通)は1995年4月 - 1996年3月にかけて全12巻が東映ビデオよりリリースされている。
  • テレビシリーズを再編集したHEROクラブのビデオが3巻リリースされている。
  • 2009年1月21日から5月21日にかけてDVDが東映ビデオより発売された。全5巻の各2枚組で各巻11話(Vol.4・Vol.5は10話)収録。
  • 劇場版がビデオ(VHS、セル・レンタル共通)や、2003年7月21日発売のDVD-BOX「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」[20]および、2004年7月21日発売の「スーパー戦隊 THE MOVIE VOl.4」、「スーパー戦隊 THE MOVIE Blu-ray BOX 1976-1995」(2011年6月21日発売)に収録されている。
  • 『テレビマガジン特製 忍者戦隊カクレンジャースーパービデオ 秘伝之巻』
テレビマガジン応募者全員サービスVHS。
構成 - 荒川稔久、演出 - 田崎竜太

CS放送・ネット配信[編集]

CS放送

ファミリー劇場では2002年3月から2003年3月、さらに2003年10月から2004年10月までの計2回放送が行われた。また東映チャンネルでも2009年5月から11月まで「スーパー戦隊ワールド」枠にてニューマスター版を放送、2011年10月から2012年3月にも「アンコールアワー」枠にて放送が行われた。

ネット配信

2011年8月から2012年2月まで、YouTubeの東映特撮公式アカウントにて毎週2話のペースで無料配信が行われた。その後、2014年3月24日から再び毎週2話づつ無料再配信が行われている。またニコニコ動画の「東映特撮ニコニコおふぃしゃる」でも、2012年3月から2013年3月まで週1話ペースで配信が行われた。

備考[編集]

  • タイトルロゴ末尾の「ー」が「ャ」の下に置かれるようになり、以後殆どの作品でその配置が踏襲された。
  • 放映開始前に『徹子の部屋』にショー・コスギがケインを伴い出演した際に本番組の番宣を行った。
  • 放送当時、『さんまのナンでもダービー』に、出走者として小川以下「カクレンジャー」主演の5人がゲスト出演したことがある。番組での表記は「スタントマン」だった。会場にはカクレンジャーファンの女性が多数観覧に来ており、司会の明石家さんまを驚かせていた。また、深夜バラエティー番組『探偵!ナイトスクープ』に、「子供のブロッコリー嫌いを直す」という依頼で好きなヒーローの言うことならきくのでは、ということでサスケ役の小川が出演したことがある。
  • 現在販売されているDVDでは本放送時とは本編の音声が違っており、本放送時には本編の音声に磁気録音のシネテープを使用していたのに対し、DVDでは光学録音のフィルムのサウンドトラックの音声が使用されている。

シリーズ内の他作品への登場[編集]

各作品における詳細はそれぞれの項目を参照。

スーパー戦隊ワールド
放送当時に公開された3D映画で、カクレンジャーの5人および無敵将軍が登場。
スーパー戦隊大集合
未来戦隊タイムレンジャー』第51話として放送された特別総集編。タイムレンジャー5人がタイムジェットで本作品の世界を見に来たという設定で、本作品の映像が流用されている。
百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊
百獣戦隊ガオレンジャー』のスーパー戦隊Vシネマ作品であり、ニンジャレッドおよびゴッドサルダーが登場。
海賊戦隊ゴーカイジャー
本編第45話に鶴姫、45-46話にニンジャマン、そして劇場用作品『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦』に無敵将軍が、『海賊戦隊ゴーカイジャー THE MOVIE 空飛ぶ幽霊船』にドロドロがそれぞれ登場している。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 最終回のエンドロールでは「ツルヒメ」とカタカナ表記でクレジットされた。
  2. ^ これは、広瀬が主演していた『有言実行三姉妹シュシュトリアン』のセルフパロディである。
  3. ^ 小学館の雑誌[要文献特定詳細情報]などでは第3戦士と扱われることが多い。また、サイゾウとよく順番が入れ替わっている(ドロンチェンジャーのマーク、名乗り順、DVDパッケージ掲載順等)。
  4. ^ 百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』での「剣の戦士」の紹介でそのシーンが使用された。
  5. ^ 劇場版でも使われ、ヒトツメコゾウ・兄を成敗した。
  6. ^ 但し、25話では、妖怪を倒しロボがポーズを取る際、全高が20メートル以上離れているスーパー無敵将軍と同スケールで並んでいる。
  7. ^ すごい科学で守ります!』での解釈では、長谷川裕一曰く「とにかく生命体」。
  8. ^ 回によっては鶴姫やサスケ、貴公子ジュニアや花のくノ一組などレギュラーメンバーが担当していることもある。また、第1部でも第22話においてエンラエンラの笑いガスを講釈師が吸ってしまい解説ができない状況だったためエンラエンラが自ら自身の解説を行っている。
  9. ^ OPクレジットでは「男マントの男」と誤表記されていた。
  10. ^ オープニングでは「千葉茂」と誤って表記されている。

出典[編集]

  1. ^ a b c 百化繚乱 上 2011, p. 336
  2. ^ a b c 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、215頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  3. ^ スーパー戦隊画報 2006, p. 164.
  4. ^ a b スーパー戦隊画報 2006, p. 173
  5. ^ a b 完全マテリアルブック 下巻 2002, p. 27
  6. ^ a b COCC-14283→84『忍者戦隊カクレンジャー ミュージックコレクション』ブックレットp3。
  7. ^ a b 『スーパー戦隊アートコレクション・戦隊ロボ編』 メディアワークス2002年、78頁。ISBN 4-7669-4108-X
  8. ^ 『アニメ・ビジネスが変わる―アニメとキャラクター・ビジネスの真実』 日経BP社、1999年
  9. ^ トイジャーナル2001年1月号
  10. ^ 35話のエンドロールで発覚した。
  11. ^ a b 百化繚乱 上 2011, p. 360
  12. ^ a b 完全マテリアルブック 下巻 2002, p. 25
  13. ^ 三遊亭圓丈 (2002年4月16日). “円丈グッズ完全コレクション”. 2013年8月16日閲覧。
  14. ^ 「高岩成二」『JAE NAKED HERO』 太田出版2010年3月8日、128頁。ISBN 978-4-7783-1210-7
  15. ^ a b 「340presents「伊吹祭」/「隠れ祭」」、『東映ヒーローMAX』Vol.34号、辰巳出版、2010年9月、 76頁、 ISBN 978-4-7778-0808-3
  16. ^ 「「龍騎」ライダーアクション解析 宮崎剛アクション監督」、『ニュータイプ10月号増刊 Newtype THE LIVE Extra 仮面ライダー龍騎 THE SPECIAL』、角川書店2002年10月1日、 107頁、 ISSN T1107010100580
  17. ^ 海賊戦隊ゴーカイジャー 第45話 「慌てん坊忍者」|東映[テレビ]”. 2012年6月12日閲覧。
  18. ^ 天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』パンフレット、渡辺勝也インタビューより
  19. ^ 『忍者戦隊カクレンジャー 音楽集』(1994年、日本コロムビア)の楽曲解説より。
  20. ^ 「DVD & VIDEO Selection」、『宇宙船』Vol.106(2003年5月号)、朝日ソノラマ2003年5月1日、 88頁、 雑誌コード:01843-05。

参考文献[編集]

  • 『25大スーパー戦隊シリーズ 完全マテリアルブック 下巻』 勁文社2002年ISBN 4-7669-4108-X
  • 『スーパー戦隊画報』第2巻、竹書房2006年ISBN 978-4812427583
  • 『東映スーパー戦隊35作品記念公式図録 百化繚乱 [上之巻] 戦隊怪人デザイン大鑑 1975-1995』 グライドメディア、2011年12月9日ISBN 978-4813021636

外部リンク[編集]

テレビ朝日系列 金曜17時台後半
前番組 番組名 次番組
五星戦隊ダイレンジャー
(1993年2月19日 - 1994年2月11日)
忍者戦隊カクレンジャー
(1994年2月18日 - 1995年2月24日)
超力戦隊オーレンジャー
(1995年3月3日 - 1996年2月23日)