超力戦隊オーレンジャー

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超力戦隊オーレンジャー』(ちょうりきせんたいオーレンジャー)は、1995年(平成7年)3月3日から1996年(平成8年)2月23日までテレビ朝日系列で毎週金曜日17:30 - 17:55に全48話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第19作である。

スーパー戦隊シリーズ
第18作 忍者戦隊
カクレンジャー
1994年2月
~1995年2月
第19作 超力戦隊
オーレンジャー
1995年3月
~1996年2月
第20作 激走戦隊
カーレンジャー
1996年3月
~1997年2月

目次

[編集] あらすじ

西暦1999年、月面にその拠点を置くマシン帝国・バラノイアは地球支配を果たすべく人類に宣戦布告を行う。全面降伏に応じない人類に対して世界の各都市に壊滅的打撃を与えたバラノイアの次の標的は日本に向けられた。

だが人類はこの脅威に屈することなく国際空軍(U・A)のメンバーからの選抜チーム、「U・A・O・H=オーレンジャー」を編成。超古代文明が残した「超力」を武器にバラノイアに立ち向かう。

機械と人間の戦いは、6億年前の英雄キングレンジャー/リキや、謎の魔神ガンマジンの参戦、そしてバラノイア内部の内紛と世代交代を経て、より激しさを増していくのであった。

[編集] 概要

本作から、『光戦隊マスクマン』以来8作品ぶりに『秘密戦隊ゴレンジャー』、『ジャッカー電撃隊』がスーパー戦隊シリーズに加えられた。これにより、本作品以前で『超獣戦隊ライブマン』以降の作品における「シリーズ第○作目」は放送当時とは+2でカウントされることになり、若干の混乱が発生した。それまで10作目の記念作品とされていた『ライブマン』が、本作以降12作目としてカウントされたことなどが良い例である。。『ゴレンジャー』から数えて20年になる本作は、「スーパー戦隊シリーズ20周年記念作品」として放送され、シリーズの転換点となった。

[編集] 特徴

本作のモチーフには「古代文明」が選ばれ、これにまつわる様々な要素が使用されている。企画当初の番組名及び戦隊名は「古代戦隊ナゾレンジャー」であった。

また、原点回帰を念頭に、戦闘のプロ集団であるゴレンジャーと同じくメンバーを職業軍人と設定し、メンバーがレッドを「隊長」と呼ぶなど、ハードな作風を目指していた[1]

また、オーレンジャーのゴーグルの意匠は「★■▼〓●」であり、各メンバーの苗字(野、日市、田、条、尾)や、メカや武器にまでこれらのマークが使用されているのも特徴。この元ネタになったものについていくつかの説がある。

  • ESPカード(●=1、〓=2、▼=3、■=4、★=5)
  • 前作「カクレンジャー」のマークを一部加工したもの(ブラックの五角形→★に、ホワイトの楔形→〓に)

[編集] キャスティング

オーピンク/丸尾桃を演じたさとう珠緒、オーブルー/三田裕司を演じた合田雅吏の出世作となった。この両者の成功は、とりわけ芸能界で大きな注目を集めた。以前から、若手アクション俳優の登竜門的存在としてそれなりに意識されていたスーパー戦隊シリーズであったが、これ以降、オーディションへの応募者が増加し、特に戦隊メンバーの配役については競争率が上昇、まさに狭き門となっていった[2]。なお、キングレンジャー/リキ役には中学1年生だった山口将司を起用した[3]。またシリーズ20周年記念作品であること、そして原点回帰を図るなどの意味合いから、『ゴレンジャー』『ジャッカー』に出演していた宮内洋が戦隊指揮官として起用された。

本作における敵組織バラノイアは、レギュラーが着ぐるみのキャラクターのみで構成される組織である(2008年現在スーパー戦隊シリーズで唯一)。その影響もあって多数の声優が起用されており、関智一檜山修之等の当時売り出し中の若手声優や戦隊オールドファンにはおなじみの大平透神谷明、また、肝付兼太松島みのり等のベテラン声優が競演し注目された。また、ナレーションは田中信夫が務めた。

[編集] スタッフ

脚本陣はメインライターの杉村升を中心に、上原正三高久進曽田博久井上敏樹と当時のスーパー戦隊シリーズでメインライター実績のある全ての人物が集結。ただし結果的には杉村、上原、高久の東映特撮作品への参加は本作が最後となったほか、監督では東條昭平小笠原猛といったメンバーが本作を最後にスーパー戦隊シリーズを退いている(東條は翌年の『ビーファイターカブト』終了時に東映を離脱)。また長年に渡り、スーパー戦隊シリーズのメインプロデューサーを務め、シリーズを長寿番組へと導いた東映の鈴木武幸の引退作品でもある。鈴木は引退後は営業専念することになったが、『特捜戦隊デカレンジャー』、『魔法戦隊マジレンジャー』で制作統括として復帰、現在は常務取締役の立場で作品を見守り続けている。また、吉川進プロデューサーも本作終了後東映を定年退職している。

その反面、現在の東映特撮演出陣の中心メンバーである田崎竜太がデビューしたり、長石多可男が『地球戦隊ファイブマン』以来4年半ぶりにシリーズに復帰を果たすなど新旧交代著しい作品となった。当初、長石は番組序盤から参加予定であったがVシネマの制作スケジュールの関係で序盤からの参加が叶わず第32話より半年遅れで参加している。

キャラクターデザインには『世界忍者戦ジライヤ』以来となる森木靖泰や、前作『カクレンジャー』にてキャラクターデザイナーとしてデビューした阿部統が起用されたほか、劇中音楽は東映作品でも馴染みの深いベテランの横山菁児が担当。サントラは『交響組曲』と称し、シリーズ初の海外(パリ)でのフルオーケストラ録音が行われた。挿入歌でもオーレンジャーロボのテーマソングの作曲を『大戦隊ゴーグルファイブ』以来の参加となった渡辺宙明が手がけた。

[編集] 評価

阪神・淡路大震災地下鉄サリン事件等、放送開始前後の社会情勢に影響される形で、当初のハードなシリアス路線を途中で断念し、新たな路線の模索を余儀なくされることとなった。放送開始後の路線転換は困難を極め、その後はシリーズ過去作品の焼き直しと思われるエピソードが増えたほか、正義側の武器や巨大ロボット[4]が唐突かつ無秩序に何体も登場したり、敵幹部とマシン獣がギャグキャラ[5]と化すなど作品の方向性を見失ってしまっていた。これらの原因としては、スタッフ陣の製作方針の行き違いや、20周年記念に併合した過剰なマーチャンダイジング展開がストーリーと噛み合わなかった点などが挙げられる。その結果、平均視聴率は2008年までのスーパー戦隊シリーズ史上最低(4.5%)を記録してしまった。

しかしながら、商品面での売り上げは歴代戦隊では最高(鈴木プロデューサー談)であり、バンダイの玩具売上額も151億円と歴代の戦隊の中でも非常にハイレベルな数字を残している。東映の大坪通夫氏によると「他の番組が大人をターゲットとするのに対し、作品を3~6歳に特化し、子供に対し非常にわかりやすい作品にしたことが玩具成功の要因」であり[6]、メインターゲットである子供たちの支持を受け、商業展開としては成功を収めている。

[編集] 備考

本作品にて、シリーズでは初めて放送回数が予告編のナレーションにおいて呼称されており、後の『救急戦隊ゴーゴーファイブ』など、同様に放送回数が呼称される作品の先鞭をつける形となった。

番組終了直後には、前作『忍者戦隊カクレンジャー』と競演したVシネマ作品『オーレVSカクレンジャー』が発表された。以降、このVシネマ作品はシリーズ化され、スーパー戦隊Vシネマとして定番化した。

[編集] 登場人物・世界設定

[編集] オーレンジャー

超古代文明の残したオーバーテクノロジーを利用して戦う国際空軍の特別チームの総称。彼らが着用する強化服は、キングレンジャーが着用している古代文明の強化服についての資料を元に作られたレプリカというべきもの。そのためオーレンジャーとリキは変身プロセスが全く同じである。

星野吾郎(ほしの ごろう)/オーレッド
25歳。冷静な判断力と推理力に長けた超力戦隊の隊長で、階級は中尉(後に大尉)。空手剣道柔道などの日本武道を得意とし、「日本一長い母からの手紙」を大事にしているという昔ながらの日本男児。また、劇中で「フランス料理のコツ」を読んでいる場面があった。「てれびくん オーレンコール」によると、ドーナツ好き。冷静ではあるが熱血漢である、というそのリーダーらしい性格から他のメンバーからの信頼は非常に厚い。反面真面目さゆえ堅物的なところがあり、そこをつかれてバラノイアに裏をかかれるなど、度々オーレンジャーのピンチを招いてしまったこともある。ゴーグルの形は星型。変身後のキック力は太さ100mmの鉄柱もへし折る。
四日市昌平(よっかいち しょうへい)/オーグリーン
27歳。超力戦隊の副隊長で、階級は中尉。吾郎を除いた同格の4人の中では、彼らが元々同じ部隊から選抜されているせいもありリーダー的存在。U・A入隊前はボクサーだったため、ボクシングを得意としている。明るく陽気な性格で子供に好かれているが、最年長だけあって落ち着いた面もある。思考力や推理力に優れているが、たまにピントが外れていることも。大好物はラーメンとチャーハンで、餃子は自分で作るのもうまい。ゴーグルの形は四角(横長の長方形)。
三田裕司(みた ゆうじ)/オーブルー
21歳。階級は中尉。フェンシングや器械体操が得意。非常に優しい性格であり、そこを狙われることもしばしば。多少おっとりした面と、怒ると無鉄砲に相手に挑戦する面の両極端なところがあり、その情に傾きがちな性格は5人の中で一番子供っぽいとも言える(実際、劇中で子供っぽいセリフをたくさん吐いている)。良い所のお坊ちゃんらしいが、残金3982円の預金通帳を大事にしている。ゴーグルの形は逆三角形。
二条樹里(にじょう じゅり)/オーイエロー
22歳。階級は中尉。173cmの長身でマーシャルアーツの使い手。またエアロビクスなどのダンス全般を得意とし、戦闘時においても効果的に利用している。自信過剰で男勝りではあるがファッションにはうるさく、桃はこの点ではライバル。実という甥っ子がいる。意外に努力と根性の人。ゴーグルは上下二段のライン状(「二」という形)になっている。変身後のキック力は一発で敵を数10m先まで跳ね飛ばす。
丸尾桃(まるお もも)/オーピンク
20歳。中国拳法合気道が得意。東京都墨田区出身の下町育ちのせいか、昔の遊びや街が大好きで、そこをバラノイアに狙われたこともある。ちゃっかり屋だが情にはもろい。彼女もいささか自信過剰な性格だが、意外に臆病者でもある。桜坂小学校卒業。樹里とのコンビネーションは抜群。ゴーグルの形は丸形。初期のOP映像のサンダーウィング操縦シーンで裕司の後ろに座り、隣に座っている樹里(映っていなかったので樹里かは不明)にウィンクしたり、「結局襲われちゃうのはこの美しいあたしよねぇ~」と言ったり、劇中で茶目っ気を多々見せた。
リキ/キングレンジャー
見た目は子供だが、6億年前から異空間で眠りに就いていた古代人(つまり6億歳)。スーツは黒色。バッカスフンドをただ一人で宇宙に追いやった伝説の英雄その人である。ドリン専属のナイト。「てれびくん オーレンコール」によると、吾郎同様ドーナツ好き。ゴーグルの形は漢字の「王」の字であるが、これは設定ではリキの紋章が偶然漢字の「王」と同じだったため、ということになっている。バラグースカの子守唄攻撃に通用しないという特異体質を持っている。変身後のジャンプ力は30m前後、走力は2.3秒前後 / 100m。パンチ力は一発で80cm四方の鉄の塊を粉々にし、空中キックは直径100cmの鉄柱3本をへし折る。
三浦尚之(みうら なおゆき)参謀長
UAOH(United Airforce OHranger。「ユーエーオーエイチ」とそのままアルファベット読みで読む[7])参謀長にして超力戦隊指揮官。階級は大佐。超力を発見した考古学者でもあり、古代文明の各種資料を分析してオーレンジャーの強化服やオーレンジャーロボ、レッドパンチャーを開発した優秀な科学者でもある。格闘技の心得もあるようで、終盤においてバーロ兵が本部に侵入してきた際、一般兵士では銃を用いても倒せなかったところ三浦だけは素手でなぎ倒していた。さらに、かなりの精神力の持ち主で、マルチーワの催眠にかからなかった。
ちなみに『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊」にも一瞬だけ登場しており、歴代戦隊メカへの指令を下した。
ドリン
キングピラミッダー内で眠っていた古代人の少女。実は地球上の超力の源とも言うべき存在であったため、リキによって守られている。
パク
ドリンが飼っているペット。リキの危機を救ったこともある。
ガンマジン
リキ曰く「6億年前に一度だけ現れた」という謎の魔神。普段は岩状になって封印されているが、「ガンマガンマ ドンドコガンマ」という呪文を唱えながら鍵を回すことによって目覚める。なぜ子供の近くにばかり鍵が飛んでくるのか、なぜ鍵を拾った子供が呪文を知ってるかなどは一切不明。目覚めさせた者に主人として仕え、一度だけその願いを叶えるが、人を傷つけたりするような願いは受け付けない。劇中では「マンションの下敷きになった子犬を助けてください」と言われ指から黄色い光線を発射しマンションそのものを復元したり、バラノイアによって致命的な重傷を負った子供の傷を回復したこともあった。
また、自分が気に入らない願いごとについては受け入れない事もあり、目覚めさせた者にだまされた場合はその者におしおきを加えることもある。口調は少しサムライがかっており、「~でござる」「これこれご両人待たれい! 仲良くするのじゃ」などの言葉を話し、体の大きさを自在に変化させることができるが、妖怪や幽霊の類が極端に苦手という欠点もある。
走力は0.01秒 / 1km。必殺技は愛剣マジンサーベルによる「マジン一刀流」という剣技で、一の太刀から七の太刀までの奥義がある(そのうち決め技となるのは六の太刀)。
モチーフはオルメカ文明の巨石人頭像と中世ヨーロッパの従士。

[編集] マシン帝国バラノイア

地球を支配し、人間を奴隷にしようと企む機械生命体の帝国。外宇宙にあるバラノイア星を本土とし、ドローラ星などの他惑星にも侵略の手を伸ばしている。この帝国には人間や動物などの有機生命体は一切存在せず、機械のみによって構成されている。
皇帝自らが地球侵攻の総指揮を執っており、月の裏側の巨大な前線基地に常駐している。その基地から直径1000メートルの巨大戦闘空母・バラクティカに乗せて、マシン獣や戦闘機タコンパスを出撃させる。
アチャ・コチャなどは除く幹部達は、いずれも犬の名前や容姿がモチーフになっている。また、顔出しの幹部が存在しないのもシリーズでは初である。
終盤において暗黒素粒子の力でオーレンジャーを敗北に追い込み、地球を征服してしまうという(『宇宙戦士バルディオス』並の)特撮史上前代未聞の快挙を成し遂げている。
皇帝バッカスフンド
バラノイアの皇帝。6億年前の超古代文明によって作られた機械生命体だったが、反乱を起こし、宇宙に逃走。マシン獣軍団を作り上げ、地球に逆襲を仕掛けてきた。残虐な性格で、失敗した者は絶対に許さない。とりわけ5話や15話ではその冷酷な性格が強調されているものの、33話では戦いに敗れたマシン獣を「愛しいマシン獣」と称して復活させているなど、矛盾した言動や行動が散見される。杖と大剣を武器としている。度重なる苦戦から中盤にて巨大化、オーレンジャーに決戦を挑み敗北を喫するが・・・。
モチーフはダックスフント。名前の由来は酒の神『バッカス』から来ている。
皇妃(皇太后)ヒステリア
バッカスフンドの妻。蛇のように冷酷で、人間の愛や優しさを軽蔑していた。
バッカスフンドが敗れた後、台頭してきたボンバー・ザ・グレートによって宇宙に追放されるが、カイザーブルドントとマルチーワと共に帰還。マルチーワに全パワーを与え、戦闘力を失った後は皇太后となり、外観の色調を金色から銀色へと改める。戦いの中で命の尊さに気付き始めるが・・・。
モチーフはテリア。名前の由来はヒステリーから来ている。
武器は一度だけ銃を使用。オーレンジャーに一度も攻撃を受けた事がなかった。
皇子ブルドント/皇帝カイザーブルドント
バッカスフンドの息子。いたずら好きで、非常にワガママ。子供っぽい反面、人間をオモチャのような遊び道具だと考えており、時に冷酷な作戦を立案する。
父であるバッカスフンドが敗れた後、台頭してきたボンバー・ザ・グレートと後継者の座を争うが敗北して死亡。遺体はヒステリアと共に宇宙に追放された。だが、バッカスフンドのエネルギーによって復活し、カイザーブルドントへと成長。ボンバー・ザ・グレートを破りバラノイアの新皇帝となった。
絶大な戦闘力と冷徹な頭脳を併せ持ち、妻マルチーワとの連携攻撃でオーレンジャーを苦しめた。成長後は執念深くなり、自分を破壊したボンバー・ザ・グレートを憎悪する。プライドも高く負けを認めない。ただし、体は成長しても心は子供のままであった。
モチーフはブルドッグ。名前の由来は冥府の神『プルトン』から来ている。バッカスフンドと体の構造が一緒である。目からはビームが出る。成長前は2等身であったが成長後はスマートなナポレオン風の外見で、サーベルを使う様になった。ボディカラーは緑色。
マルチーワ姫/皇妃マルチーワ
終盤より登場したヒステリアの姪。ヒステリアが他の星から召還したマシン獣で未来の皇妃になるために眠っていた。ヒステリアから力をもらい「ボンバー・ザ・グレートを抹殺しろ。」と命令された後、ボンバー・ザ・グレートを改造した。カイザーブルドントとは初対面から意気投合し、「ぶるぴー」「まるぴー」とお互いを呼び合うアツアツ夫婦になる。
武器は剣にも変形する弓(マルチアロー)。カイザーブルドントと一緒にハート型の閃光となって体当たりする「ラブラブペアアタック」という合同技がある。人間の姿に変身し、オーレンジャーの男性陣を惑わしたこともある。
モチーフはマルチーズ+弓術家もしくは天使。口の開き具合が印象的で初期ラフは服を着ていた。高笑いが印象的なキャラクター。
執事アチャ
皇帝一家に仕える侍従。地球への侵攻にあたり、人類への宣戦布告文を代読した。いつもブルドントのワガママに振り回されている。
日和見主義者で、ボンバー・ザ・グレートが皇帝になった時はヒステリアをあっさり裏切り、カイザーブルドントが帰還した時はこれまたあっさり寝返った。ただし、「バラノイア」という国自体は気に入っている。
一度だけ光線や銃を使用した。
執事コチャ
アチャと共に皇帝一家に仕える侍従。手のりサイズの小型ロボットで、いつもアチャの肩に乗っている。8話で改造され、倒されたマシン獣に巨大化エネルギーを注入して再生復活させる機能が付けられた(その際は手足を体に収納すると共にロープ状の部分を出し、その部分を掴んだアチャがコチャをハンマー投げの要領で投げる)。
ケリス
皇帝の信任厚い幹部で、残酷な性格。生命体を用いた研究の指揮を執る。
普段は人間の女性の姿をしているが、戦闘時にはマシン獣バラケリスとなって戦う。バラケリス時は鞭と両胸からの光線を武器とし、オーレンジャーロボでさえ破壊できなかった黄金の檻を出して相手を閉じ込める。又、伸縮自在の白いリボンで相手を締め上げる。
名前の由来及び外見のモチーフはアヌビス
ボンバー・ザ・グレート
35話より登場した「宇宙の爆弾野郎」。元はバラノイアの一マシン獣に過ぎなかったが、バッカスフンドの地位を狙って反乱を起こし、失敗して宇宙に逃走していた。
バッカスフンドの死を知り、バラノイアの新皇帝になる為に戻ってきた。独自にマシン獣軍団を率いており、部下達は「ボンバー・ザ・グレート命」をモットーにしている。
「皇帝が死亡した場合、百日以内に後継者を決定しなければならない。候補者が複数いる場合は、決闘によって後継者を決めなければならない」とのバラノイア帝国憲法第12条の規定に従い、ブルドントと皇位継承の決闘を行いこれを倒すと共に、ヒステリアを追放してバラノイアの新皇帝ボンバー・ザ・グレートI世に即位。しかし、程なくして復活したカイザーブルドントとマルチーワの登場により王座を追われ敗北。右腕が大剣となった戦闘マシンに改造されてオーレンジャーに戦いを挑むが・・・。
ブルドントとは犬猿の仲でありしばしば対立するが実力は雲泥の差である。体はミサイルでできている上、ミサイルへの変形も可能。
マシン獣
バラノイアの侵略兵器として作られ、オーレンジャーと戦う士官階級の機械生命体。上記のように大半はアチャ・コチャにより巨大化するが、初めから巨大サイズで制作されることも。
思考能力を持たない純粋な兵器から、人間以上の知能や激しい感情を持つ者まで多種多彩である。(ただし人間の言語は喋られる)モチーフはある程度まで推測できるが何故か近代的な生き物を基にした者もいる。なお護衛用のマシン獣も存在するようである。
バーロ兵
バラノイアのマシン戦闘員。月の裏側にある基地で大量生産されている。スティック状の武器を操り、口からカッターディスクを射出する。人間に偽装できる能力を持つ。
いくつか色違いのタイプがあるが、それぞれの相違点は不明。
カメラトリック
オーレンジャーを監視する鳥とカメラの融合マシン。レーザー光線が武器。
ブルドントJr.
終盤に登場した赤ん坊。皇帝カイザーブルドントと皇妃マルチーワの間に生まれた子どもであり、皇太后ヒステリアに情愛の感情をもたらした。どちらかといえば母親似。目が澄んでいる。

[編集] 民間人

ミキオ
度々オーレンジャーとバラノイアとの戦いに巻き込まれる少年。バラスカンク退治の作戦に参加したり、オーレンジャー基地の最期を見届けるなど、重要な役回りが多かった。家族構成は他に母親 (演:山口詩史)がいる。
新田一家(にいだ-)
中盤より登場。普通のサラリーマンである主の一郎、妻の里子、長女の清美、そしてオーレンジャーと親しい長男の豊の4人家族。なぜかバラノイアにひどい目に合わされることが多く、初登場からマシン獣が平らげた特上生寿司100人前の代金を払わされた。その後も度々トラブルに巻き込まれ、ついにはマイホームを壊されて引っ越していった。
辺名 小太郎(へんな こたろう)
豊の知り合いの科学者。マシン獣も研究の対象としてしか見ていない、いわゆるマッドサイエンティスト。バラハングリーを分解しようとしたり、壊れているバラグースカをゼンマイ仕掛けで動くように改造するなど、バラノイアだけでなくオーレンジャーも困惑させる事が多い。

[編集] 世界設定

オーレンジャー基地
「オーレンジャー本部」「超力基地」とも呼ばれている。国際空軍組織UAの極東支部とは別の場所に設置されている。メインルームをはじめ、雪山にカモフラージュした、サンダーウィング・超力モビルの発進ゲートや巨大ロボ発射用の砲台、緊急の際の発進ルートなどが設けられている。地下には超力の発生源である古代遺跡があり、超力増幅装置によって超力エネルギーが発生。三浦参謀長のプライベートルームもある。
超力の故郷
宇宙の遥か遠くに存在する全ての超力エネルギーの根源的空間。複数のドリンが存在しており、一度絶命したドリンはこの場所で療養を受けた。この超力の故郷にいる間は従来の時間とのタイムラグが生じており、オーレンジャーは訪れてから地球に戻るまでに半年もの期間を要してしまった。

[編集] 主な戦力

[編集] オーレンジャー

オーレンジャーの力の源は「TH(テトラヒドロン)エネルギー」である。これは空気や大地などあらゆる場に満ちる大自然のエネルギーで、いわゆる「ピラミッドパワー」も、THエネルギーの一種とされる。元々THエネルギーには生物の細胞を活性化させる作用があるが、ある種の適性を持った人間に限り、THエネルギーによって内在的な力が引き出され、特別な能力を発揮するようになる。この力を「超力」と呼ぶ。超力は人間の身体能力を30~40倍にも高める他、様々な超常現象を引き起こし、死者を蘇らせることさえあるという。
共通装備
パワーブレス
オーレンジャーの変身アイテム。左腕のブレスは通信機、右腕のブレスにはTHエネルギーの蓄積器であるストレージクリスタルが付いている。両方のブレスのスイッチを同時に起動させることでブレスに内蔵されている特殊サーメットファイバー製のOHスーツが飛び出し、体中に装着される。
万が一、敵に壊された時のためにスペア用のブレスが用意されているが、ストレージクリスタルは交換が効かないとされている。超力への適性を持った人間でないと装着できない。OHスーツを装着すると急激に体力を消耗するため、初期は変身を解くとフラフラになっていたが、慣れたのか後に平気になった。
キングブラスター
オーレンジャー共通の携帯銃。通常はベルトの右のホルスターに収められている。60cm四方の鋼鉄の固まりを蒸発させる。
バトルスティック
オーレンジャー共通の携帯警棒で、電磁波を放つことも可能。通常はベルトの左のホルスターに収められている。
キングスマッシャー
キングブラスターとバトルスティックを合体させたレーザー銃で、キングブラスターの3倍の威力を持つ。
オーレッド
スターライザー
レッドがゴーグルに手をあてると出現する。プラズマ精錬された特殊サーメット製の刃は直径300mmの鉄柱を真っ二つにする。
星型のエンブレムから放つビームや、バンジージャンプ斬り秘剣・超力ライザーなどの技を繰り出す。
オーグリーン
スクエアクラッシャー
グリーンがゴーグルに手をあてると出現する2本の。特殊サーメット製の刃に超力のフィールドを作り出し、厚さ250mmの鋼鉄製の扉もぶち破る。
技は空中から敵をX型に斬り裂く電光・超力クラッシャー
爆裂ミラージュナックル
拳にエネルギーを集中させ、高速でパンチを連打するグリーンの得意技。
フライングパンチ
昌平がボクサー時代、岩島トレーナー(演:早川雄三)の下で特訓した際に編み出した技。空中から勢いをつけてパンチを繰り出すが、あまりに強力なため、劇中で使用した際には右腕を痛めてしまい、一時戦線離脱を余儀なくされてしまった。
オーブルー
デルタトンファ
ブルーがゴーグルに手をあてると出現する2本のトンファ。特殊研磨された刃は、直径500mmの超硬質強化繊維製のケーブルも切断する。
技は空中から突進して敵を切り裂く稲妻・超力トンファ
激突ローリングボンバー
自らの体を高速回転させ、敵に体当たりするブルーの得意技。
オーイエロー
ツインバトン
イエローがゴーグルに手をあてると出現する2本のヌンチャク。スティック部分に超力による衝撃波を発生、大岩をも粉砕する威力がある。
技はツインバトンを振り回して全身を竜巻のように回転させながら敵に突進する炸裂・超力バトン
光速スプラッシュイリュージョン
両足にエネルギーを集中させ、連続キックを繰り出すイエローの得意技。
オーピンク
サークルディフェンサー
ピンクがゴーグルに手をあてると出現する。ミサイルの直撃にもびくともしない。周囲が刃になっており、投擲武器としても使える。
技はディフェンサーを構えながら体当たりする疾風・超力ディフェンサー
閃光ミラクル気功弾
エネルギー弾を気功波のように打ち出す、中国拳法を得意としたピンクならではの技。
合体武器・技
ビッグバンバスター
キングスマッシャーに5人の専用武器が合体して完成する最強銃で、初期の必殺武器。キングスマッシャーの5倍の破壊力と、1000mの放射距離を誇る。巨大なマシン獣を撃破することも可能だが、威力はマシン獣によってムラがあるようである。
ジャイアントローラー
ビッグバンバスターが破られたために登場した、中期の必殺武器。スカイフェニックスから投下されるジャイアントシューターから発射される巨大兵器。ローラー部分にレッドが乗り込み、高速移動で敵に突撃する。目標までの距離が2000m以内なら確実に命中する。威力は抜群だが、搭乗者にもダメージが及ぶ(脱出の技術はレッドしか持っていない。)。1度だけブルーが搭乗したこともある。予めレッドを乗せた状態でスカイフェニックスより投下、着陸と同時に台座から打ち出される「ジャイアントローラー・スカイシュート」は、巨大マシン獣にもダメージを与えられる。
超力ダイナマイトアタック
5人が高速回転し5つの光の玉になった後に1つに集まり、突撃する荒技。ジャイアントローラー並みの威力がある。
オーレバズーカ
中盤より唐突に登場した必殺武器。ストレージクリスタルの50倍のエネルギーを持つ、5つのハイパーストレージクリスタルを装填、そのエネルギーを打ち出す強力バズーカ。
超力バリヤー
5人でスクラムを組んでバリヤーを張る。
キングレンジャー
キングブレス
キングレンジャーの変身アイテムで、パワーブレスのモデル。パワーブレスと同じ要領で作動させることでキングレンジャーとなる。装着される強化スーツは超古代人が開発した特殊金属繊維・カイザーメタル製で、OHスーツと同等の強度を誇る。
キングテクター
キングレンジャーが装備している、カイザーメタルと金の合金製プロテクター。ミサイル5~6発の直撃も平気な上、OHスーツを上回る量の超力を吸収する。また、バリアを張ることが出来る他、敵を吹き飛ばす衝撃波も発生させる。
キングスティック
キングレンジャー=リキが携帯している唯一の武器。先端部から衝撃波を発する万能杖。
『王』の字型のグリップエンドを開けばビーム砲に、ブレード部を先端にスライドさせれば剣にもなる。必殺光線のキングビクトリーフラッシュはタコンパス5機を一瞬に撃墜させる。治療光線も出せる。
スティックからエネルギーを放射しながら高速で回転することで、竜巻を起こしたりガス等をはね返すキングトルネードという技もある。
ガンマジン
マジンサーベル
ガンマジンが持つ巨大剣。「マジン一刀流」という7種類の剣技があり、登場の度に一の太刀、二の太刀・・・と変化する。
一の太刀
剣から電撃を放つ。
二の太刀
サーベルから破壊ビームを発射。
三の太刀
剣先から熱光弾を連続発射する。
四の太刀
敵を空中に浮かべる反重力光線。
五の太刀
電撃ビームで敵の動きを封じる。
六の太刀
必殺の縦斬り。
七の太刀
剣から光線を放ち、その状態のまま剣を振って物体を破壊する。
破壊光線
目から放つ破壊光線。普段は使用されない。
復元光線
指から放つ、壊れた物を直す黄色い光線。『オーレVSカクレンジャー』で使用。
治療光線
重傷を負った人達の傷を回復させる白い光線。
マント隠し
マントで自分や仲間を包み、姿を見えなくする。
アツアツホットスパーク
オーピンクとガンマジンがバトルスティックとマジンサーベルを交差させて放つ、ピンク色の光線。
その他
キングピラミッダー内の秘密の部屋に眠っていた。一度手にすると超パワーを発揮するが、同時に本能の赴くままに狂暴化してしまう。パワーブレスを破壊され、絶体絶命の危機に陥ったオーレンジャーを救うべくリキが使用した。
クリスタル
バラミクロンの暗黒素粒子で変身不能に陥ったリキを救うため、ドリンが召還した超エネルギー物体。彼女の命の源であり、バラミクロンを一撃で消滅させたが、同時にクリスタルも失ったため、ドリンはマルチーワの弓矢で絶命してしまう。

[編集] メカニック

サンダーウィング
UAの主力戦闘機。レッドの初出撃の際に新兵器である超力砲が搭載される。
ヘリコプター
初期にオーレンジャー基地への移動手段として用いられた。初期OPにも登場。
ジープ
オーレンジャーの初期の移動手段に用いられた。
ジェッターマシン
オーレンジャーの専用バイクで、それぞれゴーグルのマークの形がカウル部分となっている。変身前でも使用可能。個々の名称は色名+ジェッターとなる。Vシネマシリーズではマシン獣の攻撃で操られた挙句破壊されたり、レッドと一緒にバリバリアンに強制連行されたりと散々な扱いを受けている。

[編集] 巨大ロボ

超力モビル
5人がそれぞれ操縦するマシン。多くの場合はスカイフェニックス、そして後述する牽引形態のタウランダーとレオローダーによるチャリオットフォーメーションで出撃するが、そのためか牽引されている2機は移動不可であるとの誤解を招いていることも多い。当初は三浦参謀長が開発していたが、彼がバラノイアの手中に落ちてしまい、最終的にオーレンジャーの5人がマニュアルに従って完成にこぎつけた。操縦席にストレージクリスタルを装着することで性能が上昇する。これら5機はオーレンジャーロボへの合体機構を持つ。
スカイフェニックス
レッドが操縦する不死鳥型戦闘機。飛行速度はマッハ5。オーレンジャーロボの顔、背中になる。腹部がウィングヘッドの頭部となる。『百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊』にも登場。
グランタウラス
グリーンが操縦する型メカ。走行速度は時速200km。武器は2本の角から発するタウラスビーム。オーレンジャーロボの腹になる。頭部がホーンヘッドの頭部となる。ドグランダーを牽引する形態はタウランダーと呼称される。
ダッシュレオン
ブルーが操縦するライオン型メカ。走行速度は時速220km。武器は額に2門装備したレオンショット。オーレンジャーロボの胸、腕になる。鬣がグラビトンヘッドの頭部となる。モアローダーを牽引する形態はレオローダーと呼称される。
ドグランダー
イエローが操縦する土偶型メカ。走行速度は時速80km。武器は2門の速射砲ドグバルカンと、2門の大口径ビーム砲ドグバズーカ。オーレンジャーロボの左足になる。上部の武器がバルカンヘッドの頭部となる。
モアローダー
ピンクが操縦するモアイ型メカ。走行速度は時速80km。武器は上部に装備したモアキャノンと、5連装のモアランチャー。オーレンジャーロボの右足になる。上部の主砲がキャノンヘッドの頭部となる。
オーレンジャーロボ
5機の超力モビルが合体した巨大ロボ。合体コードは「超力合体」「オーレンジャーロボ、オーレ!」の合図で戦闘開始。全高は78.5mで、歴代の戦隊の1号ロボの中で一番の高さを有しており、『地球戦隊ファイブマン』のマックスマグマ以上の大きさである。TH(テトラヒドロン)エネルギーで動くTHエンジン搭載し、出力は2500万馬力。走力は9.9秒 / 1km、ジャンプ力は1万m。各超力モビルが搭載しているヘルメットを、メイン操縦者が交代するごとに交換するヘッドチェンジシステムを有する。合体システムを含む5体の超力モビルのデータは、21もの複雑なパスワードでブロック、保管されている。
中盤、バラノイアとの戦いで敗れて修理に出されるが後に復活。その後は登場してすぐバスターオーレンジャーロボに合体することが多かった。Vシネマではカーレンジャーが操縦し、単独で宇宙を飛行したこともある。
ウイングヘッド
レッドをメインに操縦する基本形態。レッドパンチャー登場以降はグリーンも操縦した。剣型の武器スーパークラウンソードから繰り出す必殺技クラウンファイナルクラッシュが使用可能。
ホーンヘッド
グリーンがメインの時に装着される。肉弾戦が得意。主な技は頭突き技タウラスダイブ、1万ボルトの電撃技超力タウラスサンダー
グラビトンヘッド
ブルーがメインの時に装着される。スピード戦とパンチ技が得意。超重量級パンチレオンパンチと重力光線超力レオンビームが主な技。
バルカンヘッド
イエローがメインの時に装着される。ジャンプしての攻撃が得意。バルカン部分の噴射によって飛行が可能。主な技は超力ドグバルカンと、飛び蹴りのドグスカイキック
キャノンヘッド
ピンクがメインの時に装着される。一撃必殺の短期戦が得意。高速回転して強風を起こすモアトルネード超力モアキャノンが使用可能。
レッドパンチャー
中盤より登場した2号ロボ。2号ロボではあるが、オーレンジャーロボよりも先に建造されたプロトタイプにあたり、三浦参謀長が最初に開発した巨大ロボでもある。全高70m。THバーンエンジンにより、2800万馬力の出力を誇る。走力は10.3秒 / 1km、ジャンプ力は8000m。ダイヤモンドの7倍の硬度を誇るチタニウム合金製の拳によるパンチ力は1Mt / 立方cm。
その操縦の困難さは、当初のパイロットである桐野俊平(演:信達谷圭)を死なせてしまうほどだった。そのため、2年間眠りについていたが、桐野の遺志を受け継いだレッドによって復活し、レッド専用ロボとなった。終盤ではグリーンも操縦できるようになる。出動要請を受けると、基地に用意された射出砲台から撃ち出される。操縦にはボクシングの技術を応用するため、当初は乗りこなせかったレッドも、ボクシングの特訓を経てようやく乗りこなせるようになる。必殺技は両腕のガトリング砲からプラズマエネルギーの超高圧熱光弾を連射するパンチャーガトリング、空中できりもみ回転しながら両手をピストン運動させて、1分間に3000発の連続パンチを決めるマグナパンチャー。他にも、顔の星型の部分から放つスタービームという技もあり、これはカビを取り去る洗浄光線にもなる。
バスターオーレンジャーロボ
中盤より登場した、オーレンジャーロボとレッドパンチャーが合体した超巨大ロボ。当初はレッドパンチャーに内蔵されていた合体用パスワードを記録したメモリーチップの紛失により合体できなかったが、基地のコンピューターからパスワードを入力した結果合体可能となった。合体コードは「超砲撃合体」。全高80m。出力は7500万馬力。走力は12.3秒 / 1km、ジャンプ力は6000m。必殺技は両肩のパンチャーキャノンから放つビッグキャノンバースト。戦隊シリーズに登場するロボでは珍しく勝率100%を誇る。
オーブロッカー
後半より登場した、5機のブロッカーロボが合体した巨大ロボ。合体前後関係なくレッドパンチャー射出砲台で出撃する。ブロッカーロボはそれぞれオーレンジャーのゴーグルの形を模した姿をしており、各自オーレンジャーと同じ武器を持っている。合体コードは「超重合体」。全高80m。イオンエンジンと超力システムを組み合わせたメガイオノエンジンを搭載し、出力は3500万馬力。走力は9.3秒 / 1km、ジャンプ力は9000m。技は額から発射するビーム、2本の剣ツインブロッケンソードから繰り出す放電技ツインブロッケンサンダーと、剣を一つに合わせて一直線に斬り裂く必殺技ツインブロッケンクラッシュ
ロボの「」に当たる部分がコックピットとなっているのはフラッシュマン以来となる。ちなみに、オーレンジャーロボよりコクピットが少し広い。また、5機のブロッカーロボが縦一直線に合体しており、分離することで緊急回避手段として活用できる。
ブロッカーロボ
5人それぞれに配備されたロボ。それぞれオーレンジャーのゴーグルの形を模した姿をしており、各自オーレンジャーと同じ武器とキングスマッシャーを持っている。合体技として、5体が胸から同時にビームを発射するブロッケンファイヤーがある。
レッドブロッカー
レッドが操縦するロボ。宇宙も飛び回れる。得意技は頭突きのスターヘッドアタック。オーブロッカーの胸~腹になる。
グリーンブロッカー
グリーンが操縦するロボ。水中戦が得意。得意技は体当たりのグリーンボディアタック。オーブロッカーの脚部になる。
ブルーブロッカー
ブルーが操縦するロボ。スピード攻撃が得意。得意技は空中キックのブルーキック。オーブロッカーの腰、大腿部になる。
イエローブロッカー
イエローが操縦するロボ。得意技は回転蹴りのイエロースピニングキック。オーブロッカーの顔、両腕になる。
ピンクブロッカー
ピンクが操縦するロボ。得意技はピンクスカイラインチョップ。オーブロッカーの足になる。
タックルボーイ
後半、唐突に登場した4号ロボ。AIを内蔵してるため無人で動く。出撃時にはやはりレッドパンチャー射出砲台を使用。ホイール形態に変形してオーブロッカーとのコンビネーションによるマッハ1の体当たり攻撃ダイナマイトタックルが必殺技。高速回転して敵の攻撃を弾く事も可能で、バラスカンクのガスを弾いた。走力は通常時は8.5秒 / 1km、ホイール時は1.2秒 / 1km。
キングピラミッダー
超古代文明科学(パンゲア文明)によって生み出されたピラミッド型要塞。六億年もの眠りについていたがバラノイアを倒すべく、リキとドリンと共に復活した。キングレンジャーが「キングピラミッダー!」と叫びながらキングスティックを掲げることにより召喚される。キングクリスタルを操縦席に差し込むことで威力を発揮する。THバーンエンジンの100倍近い出力の駆動機関を持つ。宇宙空間も飛ぶことができ、頂上部分から発射されるスーパーバーンウェーブは一撃で巨大マシン獣を倒すほどの破壊力を持つ。内部には手にした者を狂暴化させる不思議な剣が眠っている秘密の部屋がある。
超力モビル+レッドパンチャーを乗せて突っ走るキャリアフォーメーションと、超力モビル(またはオーブロッカー)+レッドパンチャーを格納(合体)する要塞ロボバトルフォーメーションに変形する。初めてこの状態になる直前、各メカに重なる形で「王」マークが3つ出現してそれから一つになり、その時に三浦も驚いていた。バトルフォーメーション時の走行速度は時速65km。必殺技は、キャリアフォーメーション時は時速150kmで突進しながら全武器を発射するスーパーユニゾンファイヤー(バラキングを倒したが、劇中では呼称なし)、バトルフォーメーション時は胸部分とパンチャーキャノンの部分から全エネルギーを発射する、敵母艦50機編隊を消滅させる超高熱・高圧プラズマビームスーパーレジェンドビーム
あまりにも巨大であるため、大抵の敵は巨大化してもこれに太刀打ちすることは出来ず、TVシリーズでは無敗を誇る。その一方、1度だけVシネマでは破られたことがある。

[編集] マシン帝国バラノイア

バラクティカ
直径1000メートルはある歯車型の巨大戦艦。複数で出撃。戦闘機タコンパスを搭載している。バラノイア幹部やマシン獣の地球への移動手段に用いられた。
タコンパス
バラクティカから発進する小型の戦闘機。円型のビームが武器。状況に応じて飛行形態と歩行形態の2種類に変形する。操縦はレバー一本で行われる。この他、バラブレイン自らが搭乗するカスタム型が登場している。カスタム型の武装は口の部分から吐くタコスモークとタコファイヤー。
巨大ミサイル
ボンバー・ザ・グレートが自分の新皇帝就任祝いにブルドントを乗せて打ち上げた。月面基地から3発発射され、うち2発はオーブロッカーのレーザー光線で打ち落とされるが、なぜかブルドントが乗った3発目だけはツインブロッケンソードで弾頭部分だけ切り離される。

[編集] キャスト

[編集] レギュラー/準レギュラー

[編集] スーツアクター

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌

クレジットは第3話から。また、サウンドトラックCD第1弾『交響組曲 超力戦隊オーレンジャー』には、最終回でエンディングに使用された『虹色クリスタルスカイ』のアレンジ曲はあるが、レギュラー使用された主題歌のアレンジ曲は一切収録されていない。これについては、主題歌制作の際に何らかのトラブルがあったためという説があるが[1]、公式な情報公開はされていないため真相は不明である。

[編集] オープニングテーマ

『オーレ!オーレンジャー』
作詞:八手三郎 作曲:小杉保夫 編曲:米光亮 歌:速水けんたろう
オープニングテーマの曲名が番組タイトルと同一でないのは2作品連続。またテレビサイズでの歌詞のラストも番組タイトルと同一でないのは電子戦隊デンジマン『ああ電子戦隊デンジマン』以来。

[編集] エンディングテーマ

『緊急発進!! オーレンジャー』
作詞:八手三郎 作曲:小杉保夫 編曲:まきのさぶろう 歌:速水けんたろう

[編集] 挿入歌(最終回エンディングテーマ)

『虹色クリスタルスカイ』
作詞曲:KYOKO 編曲:京田誠一(コーラス編曲:永井誠) 歌:速水けんたろう
シリーズ序盤及び最終話の予告編BGMはこれのコーラス入りイントロとインストゥルメンタルの編集版。この曲は原曲自体本編での使用を待ち望まれていたものであり、ファンの間でも「戦隊ミュージックの名曲」として評判が高い曲である。

オーレンジャーの曲は開始当初の路線のため「熱い曲」が多く、シリーズの中でも高い評価を受けている。

[編集] 放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 スタッフ
1995/3/3 1 襲来!! 1999 バラドリル 監督-東條昭平
脚本-杉村升
1995/3/10 2 集結!! 超力戦隊 バラソーサー
1995/3/17 3 危機!! 超力の秘密 バラバニッシュ 監督-辻野正人
脚本-杉村升
1995/3/24 4 怪奇!! 鉄人パパ バラクラッシャー
1995/3/31 5 激愛!! 炎の兄弟 バラカクタス1(声:菅原正志
バラカクタス2
監督-小笠原猛
脚本-井上敏樹
1995/4/7 6 強敵 頭脳マシン バラブレイン(声:塩沢兼人
バラセパレート
監督-小笠原猛
脚本-杉村升
1995/4/14 7 完成!! 超力ロボ 監督-東條昭平
脚本-杉村升
1995/4/21 8 激突!! 超巨大戦 バラミサイラー
1995/4/28 9 突然!! 裏切り者 バラダーツ(声:小林清志 監督-辻野正人
脚本-井上敏樹
1995/5/5 10 参上!! 泥棒だヨン バラハッカー(声:新井一典 監督-辻野正人
脚本-上原正三
1995/5/12 11 服従!! 愛の冷蔵庫 バラプリンター(声:立木文彦 監督-小笠原猛
脚本-曽田博久
1995/5/19 12 爆発!! 赤ちゃん バラベイビー(声:田の中勇 監督-小笠原猛
脚本-杉村升
1995/5/26 13 幻想!! 神様の犬 バラマグマ(声:小関一 監督-東條昭平
脚本-高久進
1995/6/2 14 大好きピノキオ バラピノキラー(声:岩永哲哉 監督-東條昭平
脚本-上原正三
1995/6/9 15 友よ!! 熱く眠れ!! バラリベンジャー(声:大塚明夫 監督-佛田洋
脚本-井上敏樹
1995/6/16 16 腕白!! 未来っ子 バラデビル(声:桑原たけし 監督-佛田洋
脚本-曽田博久
1995/6/23 17 強奪!! 変身ブレス バラバキューム
ジニアス黒田(演:市川勇
監督-辻野正人
脚本-杉村升
1995/6/30 18 父の異常な愛情 バラアイビー
ジニアス黒田
1995/7/7 19 新ロボ赤い衝撃 バラビルダー 監督-小笠原猛
脚本-曽田博久
1995/7/14 20 鉄拳100連発 バラボクサー
1995/7/21 21 嵐を呼ぶケン玉 バラケンダマ 監督-東條昭平
脚本-曽田博久
1995/7/28 22 合体(秘)(マルヒ)指令!! バラマジロ
1995/8/4 23 最後の水着… バラクローズ(声:大竹宏 監督-辻野正人
脚本-井上敏樹
1995/8/11 24 笑う懐かし男!! バラカッカ(声・人間体:佐藤正宏 監督-辻野正人
脚本-高久進
1995/8/18 25 お祭り一発勝負 バラハングリー(声:山本圭子 監督-辻野正人
脚本-上原正三
1995/8/25 26 6億歳少年戦士 バラゴブリン(声:依田英助
マシン獣使いケリス(声・人間体:天祭揚子
監督-小林義明
脚本-杉村升
1995/9/1 27 キング颯爽登場 バラゴブリン
バラキング(声:八戸優
マシン獣使いケリス
カメラトリック
1995/9/8 28 見よ奇跡の要塞 バラキング
マシン獣使いケリス
監督-小笠原猛
脚本-杉村升
1995/9/22 29 踊る! 侵略塾!! バラタランチュラ 監督-小笠原猛
脚本-上原正三
1995/9/29 30 地球がグースカ バラグースカ(声:高橋和枝 監督-東條昭平
脚本-上原正三
1995/10/13 31 宅配ダイエット バラジャグチ(声・人間体:篠田薫
1995/10/20 32 学校の怖い悪夢 バラナイトメア(声・人間体:岡本美登 監督-長石多可男
脚本-杉村升
1995/10/27 33 5大ロボ大暴れ 超マシン獣軍団 監督-長石多可男
脚本-曽田博久
1995/11/3 34 皇帝最後の挑戦 巨大バッカスフンド
1995/11/10 35 過激な爆弾野郎 バラマンモス(声:千田義正 監督-小笠原猛
脚本-曽田博久
1995/11/17 36 オナラに直撃!! バラスカンク(声:亀山助清
1995/11/24 37 拙者ガンマジン バラポリス(声・人間体:栗原敏 監督-長石多可男
脚本-杉村升
1995/12/1 38 魔神はつらいよ
1995/12/8 39 皇子決闘に死す バラゴールド
カメラトリック
監督-田崎竜太
脚本-杉村升
1995/12/15 40 出現! 謎の姫! バラゴールド
マルチーワ
カイザーブルドント
監督-小笠原猛
脚本-杉村升
1995/12/22 41 危険なふたり!! 改造ボンバー・ザ・グレート
1996/1/12 42 戦隊公開処刑!! バラハンター(声:梅津秀行 監督-長石多可男
脚本-曽田博久
1996/1/19 43 切り札は七変化 バラペテン(声・人間体:大河内浩 監督-田崎竜太
脚本-上原正三
1996/1/26 44 地上最強の美女 バラガード(声:小林修 監督-長石多可男
脚本-曽田博久
1996/2/2 45 壊滅!! 超力基地 バラミクロン 監督-小笠原猛
脚本-杉村升
1996/2/9 46 地球最期の日!!
1996/2/16 47 立て輝け蘇れ!! 監督-長石多可男
脚本-杉村升
1996/2/23 48 愛の勇者たち カイザーブルドント
マルチーワ

第31話は10月6日に放映予定だったが、オウム真理教幹部逮捕の特番の為に一週間延期となった。

[編集] 放映ネット局

→EAT 愛媛朝日テレビ(1995年4月~1996年2月)
→QAB 琉球朝日放送(1995年10月~1996年2月)

[編集] 劇場版

超力戦隊オーレンジャー(1995年4月15日公開)
監督:こばやしよしあき、脚本:上原正三
登場怪人
ジャグチャック(声):篠田薫
ネコシグナル(声):西村智博
カボチャンプキン(声):山本圭子
ロッカーナイト(声):梁田清之
 スチームパンクス(声):梅津秀行
カメラトリック
東映スーパーヒーローフェアの一編として公開。非常に不条理かつ難解なストーリーとなっている。脚本は当初、メインライターである杉村升が担当予定だったがテレビシリーズの路線変更が決まり忙しくなっていたため急遽、上原正三が執筆する事になった。
  • 2003年7月21日発売の『ゴレンジャー』~『オーレンジャー』(『バトルフィーバーJ』は除く)までの映画作品を収録したDVD「スーパー戦隊 THE MOVIE BOX」及び単品では2004年7月21日発売の「スーパー戦隊THE MOVIE VOl.4」に収録されている。

[編集] オリジナルビデオ

[編集] 映像ソフト化

[編集] 後楽園ゆうえんちでの展開

[編集] ヒーローショー

後楽園野外劇場で全6公演行われた。

  • 1.超力戦隊オーレンジャー後楽園ゆうえんちに現る!
  • 2.(巨大ロボが初登場する公演)
  • 3.(夏休み公演 『重甲ビーファイター』初登場)
  • 4.(素顔の戦士登場公演)
  • 5.超力戦隊オーレンジャー 復活!伝説の戦士ゴレンジャー!(1995.12.9~年明け)
  • 6.超力戦隊オーレンジャー 勇者旅立ち・さらばオーレンジャー

ビーファイターは夏以降最後まで出演した。特に最終公演ではシャドーの死などもあり、オーレンジャー達よりもドラマの中心を担うことが多かった。

最終公演・最終日のみ土屋圭輔と土屋大輔が共演し、最後の舞台挨拶はTV俳優が総勢15名登場した。

後楽園ゆうえんち後楽園野外劇場でのオーレンジャーショーでは、当時20周年としてゴレンジャーとの共演を果たした(同時期『重甲ビーファイター』の共演も含む)。これまで『バトルフィーバーJ』以来後楽園でのスーパー戦隊ショーではスーパーヒーロー大集合と題された、現役戦隊ヒーローと昔の戦隊ヒーローが共演するというお正月イベント恒例となっていたがこの年を持って終了。その代わりとして、翌年からは当作の素顔の戦士が登場する卒業公演イベントが行われるようになった。

なお『オーレンジャー』をもって終了となった他戦隊ヒーローとの共演イベントであるが、その後も卒業公演としてではないものの、『メガレンジャー』と『ギンガマン』では「歴代レッド大集合」という形で、『ゴーゴーファイブ』ではお正月公演へのリョウマ、ヒュウガ(『ギンガマン』より)の出演という形で他戦隊ヒーローと共演を果している。『タイムレンジャー』以降は他戦隊との共演はあまりなくなり、同時期に放映されている仮面ライダーとの共演が主となった(同時期に放映されているヒーローとの共演は他戦隊ヒーローとの共演をしていた頃から存在している)が、『ボウケンジャー』では「真夏の大冒険! 甦れ伝説の戦士たち!!」と題された夏休み公演にて、久しぶりに歴代レッドとの共演を果たしている。

[編集] キャスト

  • 甲斐拓也(土屋大輔)
  • シャドー(6)(土屋圭輔)
  • 亮(6)(和田圭一)
  • 将児(6)(羽村英)

[編集] 注釈

  1. ^ このためか、『ダイレンジャー』、『カクレンジャー』で行われていたレッドの非リーダー化、名乗り上げの中心をその回の主役が行うといったパターンを廃し、従来のレッドはリーダー、誰が主役であろうとレッドが中心という『ジュウレンジャー』以前のパターンに戻している。
  2. ^ 現在では俳優や俳優志願者はもとよりモデル、グラビアアイドル、さらには元スポーツ選手まで多種多様な若手芸能人がオーディションに参加している。
  3. ^ 彼の起用は前作の『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャホワイト/鶴姫役の広瀬仁美(中学3年生)や前々作の『五星戦隊ダイレンジャー』のキバレンジャー/コウ役の酒井寿(小学6年生)などの最年少起用を真似ている
  4. ^ 戦隊シリーズ中当時最多の6体が登場。ガンマジンもロボと見なせば7体。</