仮面ライダーBLACK RX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーBLACK RX
テレビドラマ
原作 石ノ森章太郎
監督 小林義明蓑輪雅夫、蔦林淳望、
辻理小笠原猛、松井昇
制作 毎日放送東映
放送局 TBS
放送期間 1988年10月23日 - 1989年9月24日
話数 全47話
テンプレート使用方法 ノート

仮面ライダーBLACK RX』(かめんライダーブラック アールエックス)は、1988年昭和63年)10月23日から1989年平成元年)9月24日まで毎日放送TBS系列で毎週日曜10時00分から10時30分(JST)に全47話が放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。

毎日放送が制作に携わった最後の仮面ライダーシリーズであると同時に、原作者である石ノ森章太郎本人が直接関与した最後のTVシリーズである。


注意:以降の記述で仮面ライダーBLACK RXに関する核心部分が明かされています。免責事項もお読みください。


目次

[編集] あらすじ

仮面ライダーBLACK = 南光太郎が暗黒結社ゴルゴムを滅ぼしてから半年が過ぎた。その戦いで心身共に傷ついた光太郎は、おじの佐原俊吉の元に身を寄せる。そして佐原の航空会社でヘリコプターパイロットの職を得て平和な日々を過ごしていた。

ある日、光太郎は光を発する3本の不思議な杭を目撃。杭を設置する怪人の目撃情報を得て調査を行う途中、怪魔界から現れたクライシス帝国の前線基地であるクライス要塞に拘束された上で拉致される。

そこでクライシス軍司令官ジャーク将軍は光太郎に、クライシス帝国の尖兵となり地球の全人類を抹殺することを要求する。だが、光太郎はこれを拒否する。ジャーク将軍は光太郎のベルトの変身機能を破壊した上で宇宙空間へと放逐する。

宇宙空間へ投げ出された光太郎は、命の源である「太陽の石」=キングストーンに太陽光線を浴びて進化、仮面ライダーBLACK RXに生まれ変わった。自らの体の変化に驚くRXの元にかつての相棒・バトルホッパーもアクロバッターとして生まれ変わって駆けつける。

かくして、仮面ライダーBLACK RXとクライシス帝国との戦いの火蓋は切られた。

[編集] 概要

前作『仮面ライダーBLACK』の主人公がスタイルを変えて続投した作品。放映中に元号昭和から平成へと移っているが、後年の『仮面ライダークウガ』以降のいわゆる平成仮面ライダーシリーズには含まれていない。

新聞のラジオ・テレビ欄の番組名表記は『仮面ライダーブラック』のままで(『仮面ライダーBLACK』最終回でも終了マークはつかず)、提供終了後に表示されたタイトルロゴも、当日ネットの地域では『仮面ライダーBLACK』の物のままであった。なお週遅れ放送で提供終了後タイトルロゴがローカル出しだったテレビ高知では、そのロゴが『RX』に変更されていた。

前作『BLACK』の続編ではあるものの、登場人物の多くが一新され、続投となったのは主役の南光太郎とゲスト出演という形でのシャドームーンの秋月信彦(ただし素顔は直接見せず)、他はシャドームーンとの再戦時に秋月杏子と紀田克美が回想という形で前作のシーンが流用されたのみである。

前作は従来のライダー世界と異なる新たな世界観での物語であり、本作も当初は同様だったが[1]、シリーズ終盤の第41話「百目婆ァの恐怖」より1号からZXまでの10人の歴代仮面ライダーが登場している(前作の時点で、過去に「仮面ライダー」という名のヒーローが存在したことを示唆する台詞があった)。彼らが登場するに至った理由は現在でも不明であるが、登場に当たっては『BLACK』時点での彼らの動向に関する設定を出す事で、2つの世界観を繋げている。これにより本作は前作も含め、『仮面ライダー』から『仮面ライダーZX』までの過去のシリーズ8作品と劇中での繋がりを持つことになった。

シリーズ中、モノラル放送および非ハイビジョン対応作品は本作までである。

[編集] 特徴

スーパー戦隊シリーズメタルヒーローシリーズといった東映制作の他シリーズを意識した数多くの新しい試みが取り入れられ、前作とは異なるアプローチによる新しいライダー像の追求が行われた。

その一環として、原則としてキック技が必殺技であった当時の仮面ライダーシリーズでは初めて、剣や銃などの武器による攻撃をメイン必殺技として採用した他、専用バイクだけではなく専用車が導入され、さらにはバイクも含めた多段変身等それまでの仮面ライダーとは一線を画す要素が取り入れられており、後年のシリーズにおける諸設定の先駆けとなった。

また人物設定でも、主人公である南光太郎の性格が前作のラストを感じさせないほど明るめに描写されたり、前作とは対照的に主人公の周囲を敵味方共に数多くのサブキャラクターが取り巻いているなど、「家族でも楽しめる」という前提の元に作品作りが行われている。但し、前作から続けて担当した監督の小笠原猛がはじめて『RX』の撮影に参加する際、倉田に対して「今の明るいままのライダーじゃいけない」と語るなど、スタッフ内部でもこの路線変更に対して意見が分かれており、物語の進行につれて光太郎が心の傷を残していることも描写されていくようになった。この他、前作には無かった戦闘員の登場やシャドームーンの再登場によるライバルキャラの復活劇、そして敵幹部間の軋轢等、過去の石ノ森ヒーローの集大成とも呼べる要素も多く盛り込まれる形となった。

[編集] 配役・スタッフ

傾向としては劇団俳優座からの起用が目立っている。主演の倉田てつををはじめ、飯塚昭三高橋利道といった敵側のレギュラー、前作の終盤からナレーションを担当した政宗一成も続投している。シャドームーンの声は前作同様寺杣昌紀、怪魔戦士の声は、当時俳協に所属していた声優を主に起用していた。なお、OPクレジットにはジャーク将軍、ボスガン、クライシス皇帝の声優のみが表記され、その他の声優の表記はないが例外として、ゲドリアンの声を担当していた新井一典の名は第9話のみ表記されている。高橋は、スーツアクターとしてジャーク将軍を、声優としてガテゾーンを演じている。

マリバロンを演じた高畑淳子は、当時劇団青年座の活動だけでは生活できなかったことから東映作品に参加していた。後年青年座の重鎮となってからのインタビューで当時を回想し「(RX出演がきっかけで)私は役者として食べていけるようになった」と述べているらしく、この作品で見せた彼女の演技は演劇関係者にかなり評価された。

スタッフの顔ぶれは基本的に前作と同じであるが、メインライターにはシリーズでは『スーパー1』以来となる江連卓が起用され、大映ドラマさながらの作劇が展開されることになる。またキャラクターデザインとして当時メタルヒーローシリーズにも携わっていた雨宮慶太野口竜が参加。

音楽は前作に引き続き川村栄二が担当。新曲の他、前作のBGMも一部使用されている。主題歌は前作の倉田に代わり宮内タカユキが担当、また挿入歌にはこの2名に加えそれまでの本シリーズでも主題歌を多数手がけた水木一郎が参加している。

[編集] TVシリーズの中断

本作品の終了をもってテレビシリーズとしての仮面ライダーの制作は再度中断し、『仮面ライダークウガ』(2000年)まで約10年の休止期間に入った。本作品の続編としての仮面ライダーの企画自体は存在し、同時期に『機動刑事ジバン』に出演していた小林良平が主役として起用される予定であったことが、小林本人へのインタビュー[2]で語られているが、最終的に実現には至らなかった。吉川進プロデューサーによると終了の原因は「とんねるずくだらないパロディばかり作るので真面目に作るのが馬鹿馬鹿しくなった」との事である。仮面ライダーBLACK・RX超全集の吉川Pのインタビューでも「昨今のスーパーヒーローのギャグ・パロディー化はヒーローの否定につながります。高倉健やクリント・イーストウッドと、とんねるずは同居できないのです。」と名指しで批判している。

本作品終了後、この枠はローカルセールス枠となったため、後番組は地域によって異なり、制作局である毎日放送は『桂三枝のスポーツマガジン』など、TBSは『噂の!東京マガジン』(後に13時枠に移動、現在も継続)と、それぞれ1時間枠の番組を放送した。

[編集] 登場人物

[編集] 主人公と支援者

南 光太郎 / 仮面ライダーBLACK RX
前作より引き続き登場する主人公。ゴルゴムを滅ぼして日本に平和を取り戻した後、叔父である俊吉の元でヘリコプター操縦士として新しい生活を送り始めた。新たなる侵略者であるクライシス帝国の襲撃を知り奮戦するも捕らえられ、BLACKへの変身機能を破壊されてしまうが、地球の影によって発生した太陽光線による日食の光を直接浴びた事によるエネルギーのオーバーロードとキングストーンの力により新たなる姿・仮面ライダーBLACK RXへと変身する能力を得る。
居候の身とはいえ家族を得て、新しい生活の中で本来の明るく陽気な性格を取り戻すもののゴルゴムとの戦い、特に兄弟同然の秋月信彦(=シャドームーン)との戦いで負った心の傷が決して浅くないことを覗かせたり、孤独になるということを極端に恐れたりすることがある。しかし、平和を守る強い決意と仲間達の支えの下、果敢にもクライシス帝国に戦いを挑む。歴戦の経験ゆえか、策略を用いてクライシスを翻弄するというBLACK時代にはなかった一面も見せた。
変身前でも常人を上回る身体能力を有し、本作では落下する自動車に下敷きになる振りをしたり、5分間呼吸を停止することも可能であることが描写されている。
BLACK時代は一人称に「僕」を用いることが多かったが、本作では年齢の成長故か基本的に「俺」になっている。ただし年長者との会話では「僕」も用いる。
白鳥 玲子(しらとり れいこ)
光太郎のガールフレンドで仕事仲間でもある女流カメラマン。性格は姉御肌で面倒見が良く気が強い面もあり、光太郎達を度々様々な場所へ引っ張りまわしてはクライシスの陰謀に巻き込まれる。
第29話で的場響子と共に光太郎がRXであることを知り、戦いに身を投じる覚悟をして空手の訓練をする。その稽古の時点で黒帯を着用していたことからして、元々空手の心得はあったようである。
カメラマンということもあり、不思議な事件が起こるとクライシスの仕業ではと光太郎によく話していた。光太郎との関係は、友達以上恋人未満といった感じであるが時折、親密ぶりをアピールする描写も見受けられた。
霞のジョー
第15話から登場。クライシスによって改造された地球人で、改造手術のために過去の記憶を一切失っている。霞流拳法の使い手でを得意武器としている他、爆発物の扱いにも長けている。
当初は、怪魔界で出会った光太郎と同じ地球人であるということで意気投合し行動を共にするが、実は怪魔ロボット・ネックスティッカーによって操られており、光太郎への刺客として差し向けられる。後に洗脳が解けてからは仲間になり、光太郎を「兄貴」と慕い共にクライシス帝国と闘うこととなる。
大雑把な性格で、アルバイトとして雇われた吾郎の食堂でも接客の態度を注意されていた(第26話)。また、光太郎とは対照的にゲストキャラの子供に対する扱い・接し方も極めて荒い(第23、24話)。その一方でコミカルな面も見せ度々場を和ませた。
第26話にてボスガンとの戦いで重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされるが第37話で復帰を果たす。
第21話では、ジョーがクライシスにいた頃に婚約を交わしたレイカ族のセーラという女性が登場し、クライシス帝国打倒を達成したその日に会う約束を交わしたがクライシス帝国壊滅後、自身は「自分の過去を探す旅に出る」と発言しておりその後の関係は不明。
仮面ライダーディケイド』の「BLACK RXの世界」で名前のみだが登場しており、当初は小山力也にも出演オファーが来ていたがスケジュールの関係で断っていた事を明かしている。
的場 響子(まとば きょうこ)
第29、30話で登場した女子中学生。両親をクライシスに殺され、仇を取るために戦いへの参加を決意。
物静かな少女だが芯は強く、両親の仇を討ちたい一心で超能力開発の特訓に励んだり、全く無力だった頃にも両親の仇である怪魔異生獣ムンデガンデに「パパとママを返して!」と詰め寄ったりした。特訓の末、遂に念動力と水を操る能力や水を介した遠隔視能力、及び水を作り出す能力を身に付けてRXに協力する。だが、能力を多用すると体力を大幅に消費してしまう。
第38話にて再登場。得意のアーチェリーも披露しており、戦士としても十分な戦力として戦線に参加。その腕前でRXの窮地を救ったこともある。単身クライシスの部隊にスパイとして潜入したり、アジトを攻撃したりするなどの勇気と行動力も見せた。
クライシス帝国壊滅後は、同じく両親を失った佐原兄妹の母親代わりとして共に暮らすことになる。

[編集] 周囲の人々

佐原 俊吉(さはら しゅんきち)
光太郎の勤める航空会社社長で、光太郎の叔父にあたる。婿養子。ゴルゴムとの戦いによって心身ともにボロボロだった光太郎をかくまい、立ち直らせた第一人者。光太郎がヘリの免許を持っているのも「光太郎に生きがいを持たせたい」という彼の考えによるものである。
かつての立花藤兵衛谷源次郎と同じポジションに当たるが、彼らのようにライダーを支持・協力する立場とは異なり、光太郎がRXであることも最後まで知らなかった。一度娘のひとみが光太郎がRXだと口を滑らせてしまったことがあったが、「何を馬鹿なことを」と一笑に付している(第35話)。
第46話でRX打倒の人質として茂とひとみを捕らえようとするジャークミドラ(ジャーク将軍)の手から子供達を守ろうとして、妻の唄子ともども殺害されてしまう。
光太郎は俊吉のことを呼ぶ際に"おじさん"という呼称を使用しており、また航空会社そのものがほとんど出てこないため、"社長"という呼称はほとんど使用していない。
なお、俊吉を演じた赤塚真人は、前作『BLACK』の28話にも小山サトルの父親役としてゲスト出演している。
佐原 唄子(さはら うたこ)
俊吉の妻。俊吉と同じく光太郎を支えるが、光太郎の周りに起こる不思議な事件に、(彼を含めて)訝しさを感じている部分もある。俊吉とは考えが食い違うと度々口喧嘩となる。俊吉同様、光太郎がRXであることを最後まで知らされなかった。第46話で子供達を守ろうとしてジャークミドラに夫共々殺害された。
佐原 茂(さはら しげる)
佐原家の長男で、無鉄砲ながら勇敢な少年。将来の夢は宇宙飛行士。光太郎を尊敬している。当初より度々クライシスの陰謀に巻き込まれることが多かったが、怪魔界に連れ去られた際に光太郎がRXであることを知る。
佐原 ひとみ(さはら ひとみ)
茂の妹。兄よりしっかり者である。ガロニア姫の替え玉としてクライシスに誘拐された後、成人の姿になった状態でガロニア姫として洗脳され、攻撃をしかけたこともある。
吾郎(ごろう)
佐原航空の食堂で働くコック。光太郎に協力してクライシスに立ち向かう一面を見せることもあるが、散々な目に逢うことが多い。だが、ガイナニンポーが仮面ライダー1号に化けていることをいち早く察知するなど、鋭い洞察力を持っているという一面もある(第45話)。途中からは光太郎がRXであることも知った。
速水 隼人(はやみず はやと)
序盤のレギュラー格である、警部補。常人離れした能力を持つ光太郎を不審に思って追い回すが、そのためにクライシスの作戦に巻き込まれ、散々な目に遭うことが多かった。第12話を最後に、以降は登場していない。

[編集] クライシス帝国

暗黒結社ゴルゴム壊滅から半年後に地球に現れた、異次元世界である怪魔界に存在する帝国。文明の発展とともに汚染や砂漠化といった環境破壊が進んだため、地球の全人類を抹殺して臣民50億人を移住させようと目論み、その戦略基地を確保するために日本を狙う。本格的な侵攻以前に、少なくとも10年前から計画を進めていたらしい(第24話)。クライシス皇帝の命を受けたジャーク将軍の指揮の下、4大隊長がそれぞれの配下である怪魔戦士を用いて作戦を展開したが、RXの活躍により作戦は遅々として進まず、このため中盤以降は皇帝直属の査察官・ダスマダー大佐が加わった。

大隊長ら上級幹部や怪魔戦士には、地球の環境に適応する強化細胞を移植されており、この細胞がなければ怪魔界の住人は地球に生存することができない。怪魔界の住民の中には、クライシス帝国から逃れ地球に移り住む者も存在する。彼らも強化細胞を移植しているのかは不明である。

最終決戦において、ダスマダーは「怪魔界とは地球の影というべき双子の惑星であり、地球人の環境汚染によって衰亡させられた」とRXに告げたが、真偽は不明である。クライシス皇帝の横暴な開発政策で怪魔界の危機が訪れたという第3話のワールド博士の証言も存在する。

[編集] クライシス皇帝

1000年前に怪魔界に現れ、クライシス帝国を築き上げた怪魔界の支配者にして帝国の皇帝。全能の神として怪魔界で恐れられていた。かつてその姿を見た者はいなかったが、最終話で巨大な顔だけの怪物という正体を現す。身体中に生えた無数の棘の間から触手を伸ばし相手を絡め取るほか、目や口などから放つ強力な破壊光線や光弾を武器とする。最後はボルティックシューターとRXキックで怯んだところをリボルケインで貫かれ、怪魔界とともに消滅した。

[編集] ジャーク将軍

クライシス地球攻撃兵団の最高司令官。金色に輝く無機的なボディが特徴。失敗した者には罰を与えるという厳格な面もあるが、部下を庇うこともあるなど温情に篤く、また素性などを問わずに人選を行う公平さも持ち合わせる。リーダーとしての意識も高く、部下たちの抜け駆けを厳しく律した他、ゲドリアン亡き後無断でガデゾーンが単独でRXに一騎打ちを仕掛けたことに関しては、ルールを乱したとして厳罰を以て臨んだ。このような性格から、RXも最終決戦に際して「邪悪な皇帝に仕えたのがお前の不幸だ」と一定の評価を与えている。皇帝から杖を与えられており、この杖から出る光線でボスガンの怪魔稲妻剣を破壊した他、この光線を部下への罰としても使用している。部下たちとの会話では基本的に一人称に「余」を用い(「私」「わし」を使うこともある)、二人称に「そち」を使うことも多い。

ジャークミドラ
最終決戦に際しクライシス皇帝によって改造され、最強怪人となった姿。この姿ではダスマダーの命令で行動し、凶暴な振る舞いが目立つ等ジャーク将軍のときとはいくらかの人格の変化が見られる。大剣と怪力、目と角から発する破壊光線が武器。茂とひとみをRX打倒の人質として捕えようとし、二人を守ろうとした佐原夫妻を殺害する。RXに戦いを挑んだが、全能力をもってしても倒すことが出来ずダスマダーに見限られ、ジャーク将軍の姿に戻って「いかにお前でもクライシス皇帝には勝てぬ」と言い残し高笑いとともに爆死した。
ゲスト出演

[編集] その他の幹部

官房長ロボット・チャックラム
ジャーク将軍に情報を提供する役目を担う小型ロボット。英語交じりの喋り方が特徴。
常に空中に浮遊しており、地球侵略のためのデータがインプットされているが役に立ったところがあまり見られない。最終話にてクライス要塞に潜入してきたRXに倒された。
四大隊長
地球攻撃兵団において、実際に戦闘や作戦の実行に当たる4つの部隊の隊長。いずれも劣らぬ実力の持ち主揃いだが、功名心の強さからかお互いに味方同士とも思えぬ言動を繰り返すことが多く、そのために失敗に終わった作戦も少なくはない。
海兵隊長ボスガン
ナイトの称号を持つ四大隊長の1人。怪魔界一の剣の使い手で、短剣や長剣、「電磁波剣」などを駆使しRXと度々剣を交えた。赤いバイザーのヘルメットのような頭部の額には小さな人面があり、そこから言葉を喋る。垢抜けた言葉遣いで話し、一人称は基本的に「私」を使う。
貴族の出身でプライドが高く、ロボットであるガテゾーンや純粋なクライシス人ではないゲドリアンを見下している。また、皇帝の使者ではあるものの怪人であるグランザイラスに呼び捨てにされた時は「無礼者」と激怒していた。騎士然とした立居振舞、RXとの直接対決に固執する誇り高い戦士としての面を示す。その反面で密かに次期将軍の座を狙っており、栄達のチャンスや、プライドを傷つけられた折には卑劣な手段を辞さないこともあった。
度重なるRXの作戦妨害に業を煮やし、ロボライダーの装甲をもやすやすと斬り裂く「怪魔稲妻剣」で自らRXに挑むも、結果的には霞のジョーを戦線離脱させただけに留まっており、怪魔稲妻剣もジャーク将軍に折られてしまった。その後、「電磁波剣」を武器にするもグランザイラスの台頭に焦りを感じてRXに最後の一騎打ちを挑むが、剣の腕の差を見せつけられリボルケインの二連突きに敗死。勝敗が完全に決した後も爆死する直前まで敗北を認めなかった。
諜報参謀マリバロン
貴族出身の四大隊長の1人。異次元空間を何百年も漂流し、百数種類の妖魔力を身につけた純粋なクライシス人の女戦士。変身能力も有する。戦闘時にはその妖術のほか、兜の黄金の羽根と電磁鞭を操っての攻撃を得意とし、怒りが頂点に達すると目が赤く輝く。
諜報網を張り巡らし多くの作戦情報を提供する、ジャーク将軍や他の大隊長に作戦を進言するなど、「諜報参謀」の名に相応しい働きを見せた。反目しあうことの多い四大隊長の中にあって比較的ガテゾーンとは仲が良く、共同作戦を行なうことも多い。また帝国への忠誠心は厚く、その妖術と様々な策略で光太郎を苦しめた。
冷静沈着な知略家だが、肝心の場面で私情が勝ってしまう短所があり、光太郎やその仲間を仕留めるチャンスを逸する、敵前で重要機密を吹聴するなどのミスも目立った。
4隊長のなかでもとりわけRXの力を恐れており、直接対決は努めて回避する傾向にあった。直接対決に持ち込まれそうになったとき、RXに懐柔を図ったこともある(第30話)。RX打倒にはもっぱら謀略をもって臨む。
ジャーク将軍への忠誠心は曲者揃いの四大隊長の中で最も厚く、ジャーク将軍の生命に危険が迫ると我を忘れて将軍の助命を請う場面も見られた。逆に将軍からの信頼も深く、幾度も処刑の危機を救われている。
終盤でバイオライダーに顔を傷つけられる。四大隊長の中では最後まで生き残るも、クライシスの敵である光太郎を懐柔しようとしたクライシス皇帝に逆らったために処刑された。
機甲隊長ガテゾーン
四大隊長の一人で、出自不明のロボット。モノアイの頭部と革ジャン姿が特徴で、頭部を分離させてボディのみを動かすこともできる。戦闘ではソードオフの形状をしたレーザーガンを使用する他、愛用するバイクストームダガーを駆り、部下の怪魔ロボットと共に戦うこともある。くだけた口調で会話し、ジャーク将軍の指令は「アイアイサー!」と答えて承諾する。
一匹狼且つニヒルな性格で、地位よりもRX打倒を優先することも多い。暴走してスクラップ処分された怪魔ロボット・スクライドをジャーク将軍の命令に背いて復活させた他、自分の造った怪魔ロボットを活かすためにジャーク将軍の怒りを買ってまでダスマダーと結託したこともある。また、第39話では自身のキャラクターからはかなりかけ離れた老人の姿をした人間態(演 - 大木史郎)を披露した。
ロボライダー登場前のRXを凌ぐ力を持ったデスガロン、全技術を傾注してバイオライダーの液化能力を再現したヘルガデムを造り出すなど、より強力な怪魔ロボットを製造するための研究開発には余念がないようである。
二大隊作戦としてマリバロンと組むことが多く、またゲドリアンと連携して戦うこともあった。
最後は隊長の座を捨て、ダスマダーと組んで入手したクライシスチャージャーで強化されたネオストームダガーを駆り、最強の怪魔ロボット・ヘルガデムと共に勝負に臨んだ。RXを窮地に追い込むが的場響子らに邪魔され形勢が逆転、ネオストームダガーはロボライダーに破壊される。最後の手段として頭部を切り離し、自らのボディを時限爆弾にしてRXを葬り去ろうとするも、バイオライダーで脱出されて失敗。頭部にRXキックを受け、ニヒルな断末魔をRXに残し爆死した。
牙隊長ゲドリアン
四大隊長の1人。額や両手から放つ破壊光線が武器で、小柄な身体と身軽かつ素早い動きを活かした戦法を得意とする。高い声、常に落ち着きのない動きが特徴。侵略作戦によって人間が苦しむのを楽しむ、残虐な性格の持ち主。
怪魔界一暗くて寒いゲドラー域の出身であり、太陽の光にあふれる地球に住む人類を憎んでいる。このような出自から、自身を大隊長に取り立てたジャーク将軍に対して並々ならぬ恩義を抱いており、地位に対する執着は他の3人以上に強い。また自身と同じく生粋のクライシス人でないガテゾーンとも組むことが多かった。
第42話にて皇帝から送られた最終時計抹消のため、他の大隊長達に裏切られた事に怒りを感じ、自らを媒介にクライス要塞のエネルギーを分身である怪魔異生獣・ゲドルリドルに送り込むが、ゲドルリドルがRXに倒されたことでエネルギーの逆流によって消滅してしまう。
ダスマダー大佐
遅々として進まない地球侵攻に痺れを切らしたクライシス皇帝が派遣した査察官。地球攻撃兵団の幹部クラスでも、その働き次第で皇帝の名により処罰、場合によっては処刑する権限を有する。
作戦の失敗は逐次皇帝に報告するだけでなく、皇帝の威光を笠に着て居丈高に振る舞い、独断で大隊長を処罰したり作戦を独自に立案・実行したりするなど、ジャーク将軍の指揮権に干渉する行動も目立った。そのためジャーク将軍や四大隊長との仲は険悪そのものだが、彼の登場でジャーク将軍と四大隊長達の結束が強まった面もある。
しかし、ただの「虎の威を借る狐」ではなく戦闘力もかなり高いものであり、身軽な身のこなしと愛用の剣でRXに度々挑む。また、RXの弱点がキングストーンであることを突き止めるなど、情報収集・分析力にも秀でている。
その正体は、クライシス皇帝の分身であることが終盤になって明かされ、クライス要塞内での戦闘を経てクライシス皇帝としての真の姿を見せる。
コスチュームのデザインは、『仮面ライダー』に登場したゲルショッカーの大幹部であるブラック将軍をモチーフにしている。
ガロニア姫
クライシス皇帝の娘で、うなじに皇帝の娘の証であるホクロがある。また、強力な念動力を使うことも出来る。
クライシス帝国の次期皇位継承者として皇帝の細胞の1つから生み出され、養育係であるムーロン博士の指揮の元、クライス要塞内で特殊な成長促進光線を当てられて養育されていた。誕生して3ヶ月で(外観・身体的には)6歳まで成長しており、程なく20歳程度に達するはずだった。しかしあるチャップのミスによって光線発生装置が故障し、その影響で消滅してしまう。
養育係であったマリバロンとムーロン博士は替え玉となる少女を探し出し、消滅した事実を隠蔽しようとしたが失敗に終わり、ジャーク将軍が皇帝に対しガロニア姫はRXによって暗殺されたと嘘の報告を行う結果となった。また、最終話にて皇帝が光太郎と会談した際にもこの事については言及せず、「サーの称号を与える」と発言している。
劇中で「歴代の姫君」の存在が語られており、過去にも何人もの皇女が存在したはずだが、すでに存命でない模様。
皇帝自身は「父君」と呼ばれており男性であるようだが、その細胞から生み出された後継者の彼女は女性となっている。

[編集] 主な戦力

クライス要塞
地球攻撃兵団の旗艦。艦首の巨大な頭部や昆虫のような多数の節足が特徴で、怪魔界と地球とを自由に航行することが可能。
仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』ではスーパークライス要塞という名称で登場。
怪魔戦士
クライシス帝国が送り込む怪人の総称。新しい戦士が登場するたびに「怪魔○○大隊最強の戦士」と幹部に紹介されることが多い(自分で名乗ったケースは比較的少ない)。「最強の戦士」と紹介された怪人が強いとは限らず、直接対決でRXにさしたる善戦も出来ないまま倒された敵も少なくない。
怪魔獣人
ボスガンが率いる「怪魔獣人大隊」に属する戦士たち。クライシス人の中で優れた者を改造強化したもので、動物などの特性を有する者が多い。怪魔戦士の中では、前作に登場したゴルゴムの怪人に比較的近いデザイン。名称は「ガイナ〜」で統一されている。
怪魔妖族
マリバロンが率いる「怪魔妖族大隊」に属するサイキック戦士。戦闘訓練を受けてより強力な妖魔力を身につけたクライシス人によって構成されており、いずれも妖怪的な風貌が特徴。名前には必ず漢字が含まれている。
怪魔ロボット
ガテゾーンが率いる「怪魔ロボット大隊」に属するロボット。いずれも怪魔界の超科学で作られ、人間並の知能を有する精強な者が揃っている。また並外れた火力とパワーを有するものも多く、RXがパワーアップを重ねた後も苦戦させることが多かった。他の大隊の怪魔戦士とは異なり名称に統一されたパターンはなく、各々が持ち合わせる特性に由来したネーミングが多い。
怪魔異生獣
ゲドリアンが率いる「怪魔異生獣大隊」に属する戦闘獣。怪魔界の生物をクライシスの科学力で強化したもので、人間並の知能を有する。名前は一部の例外を除き、類似した語句を連続させ韻を踏んだ形となっている。
最強怪人グランザイラス
RX打倒のためにクライシス皇帝が遣わした最終破壊兵器。強大な戦闘能力を有し、体内には街一つを廃墟とするほどの威力の爆弾が内蔵されている。
RXはおろか、歴代10人ライダーの同時攻撃すらものともしない装甲を誇り、作中に登場した敵の中では唯一リボルクラッシュをも阻止するほどの実力の持ち主でもある。2度目の対決では体内に進入したバイオライダーに内側から攻撃されて倒されるが、それもまたRXとの相討ちを目論んだダスマダーの思惑通りであった。しかしバイオライダーは水の粒子となって爆発と同時に脱出したため、作戦は失敗に終わる。前述の通り皇帝の使者であるため、皇帝の代理人であるダスマダーの命令にしか従わない。また、四大隊長であるボスガンを呼び捨てにしていた。また、倒されてもその際に発生する爆発の威力はすさまじく、東京の市街地の広範囲が壊滅状態に追い込まれている。
本来は、怪魔獣人と怪魔ロボットの合体怪人「ガイナトリゲラン」として、石ノ森章太郎がデザインしたもの[3]
チャップ
地球攻撃兵団の一般兵士で、黒・グレイ・ベージュの3色のタイプが存在し、3人一組で行動することが多い。いわゆる従来の敵組織に見られる「戦闘員」に相当する存在であり、前作で廃されていた「戦闘員との立ち回り」がある程度復活した形となったが、基本的には偵察・工作活動要員で戦闘向きではない。
マシンガンやバズーカが武器で、人間に変身する能力を有する。また、ボスガン配下の「チャップ悪魔分隊」も存在する。終盤では、レイピアが武器で礼装のマントに身を包んだ「チャップ親衛隊」が登場した。
スーツは『特捜ロボ ジャンパーソン』に登場するダベ星人に流用された。
仮面ライダーオーズ/OOO』第28話(ライダーシリーズ通算1000回記念話)では元ショッカー戦闘員・千堂院の欲望から生み出された戦闘員軍団に混じって登場している。正体はヤミー(『オーズ』の怪人)。

[編集] 怪魔界の住民

怪魔界でクライシス帝国の支配に服する人民たち。クルミン族、レイカ族などの種族の存在が確認されている。外見的には特徴的な耳を除くと地球人とほぼ同じで、地球人との間に生殖も可能(第8話、第24話)。レイカ族や第28話に登場した兵士たちのように特徴的な耳を持たず、地球人と変わらない外観を持つ者たちもいる。特徴的な耳を有する種族でも、何らかの方法で地球人同様の外観になることが可能である(第11、12話)。

ボスガンは自らが生粋のクライシス人であることを誇りにしており、一方でゲドリアンは純粋なクライシス人ではないことが語られていることから推察して、「怪魔界の住人」がすなわち「クライシス人」だというわけではない。

[編集] 仮面ライダー

[編集] 仮面ライダーBLACK RX

本編に登場する〈仮面ライダーBLACK RX〉は、前作に登場した〈仮面ライダーBLACK〉の進化形態(発展形態)である。主人公である南光太郎は、クライシス帝国の襲撃を知り奮戦するも捕らえられ、変身機能を完全に破壊された上で宇宙空間に放逐されるが、体内に宿る神秘の石〈キングストーン〉が太陽光線のエネルギーを吸収して進化し、それに伴いBLACKの肉体も急激に進化・変化して、新たに「BLACK RX」として転生した。クライシス帝国との激戦の中で、RXはさらに後述する二つの変身能力を会得。当初は一旦RX形態を経由してのみ多段変身が可能だったが、展開が進むにつれどの形態からでも別の形態に変身することが可能となった。

  • 身長:198.8cm(BLACK時から+0.1cm)
  • 体重:88.0kg(BLACK時から+1.0kg)

「太陽の子」、「光の王子」の異名をもつ基本形態。垂直跳び60メートル、水中での活動時間30分、時速315キロメートルでの走行が可能などのスペックを有する。BLACKに比べてかなり細面でがっちりとした体格となり、体色には一部濃い緑色が加わっている他、胸にあった蛇と宝玉の図案化された世紀王の紋章は「RX」と読める形に変わっており、変身に際して取るポーズもBLACKの時とは全く異なっている。無機質・機械的な外見になっており、BLACKだった頃に顕著だったバッタのイメージは継承されつつも一新された外見となっている。作中では名乗り以外でフルネームで呼ばれることは少なく、もっぱら「RX」と呼ばれる。稀に「仮面ライダーRX」という略称も用いられる(第5話、29話、明治製菓のCMなど)。一般人からは前作同様「(仮面)ライダー」と呼ばれることも少なくない。

防御力が前の形態より強化されており、あらゆる攻撃に対して耐性があるが、極端にダメージを受けるとサンバスクから煙が出て太陽エネルギーが不足する。

変身ベルト「サンライザー」はそれまでのキングストーンの力と太陽の力を象徴するように、ダブルタイフーンのような形状を採っている。また腹部に太陽光を取り入れて蓄積する新たなシステム「サンバスク」が備わっており、ここで取り入れられた太陽光とキングストーンのパワーが生み出すハイブリッドエネルギーによって、BLACKの十数倍のパワーを発揮する他、かなりのダメージを受けても太陽光線を受けることで瞬く間に回復する。キングストーンも時に光太郎に神託のようにアドバイスを与えることもある。

怪魔界など太陽光線の差し込む期間が限られるような場所で変身の制限を受けるという弱点が、序盤に特に強調されていたが、後に夜間でも支障なく変身している描写が見られるようになった。また、もう一つの致命的な弱点として、リボルケインを生成する際に、キングストーンが無防備になる点がある。この他にもサンバスクを破壊されると能力が大幅に減退するが、太陽光線とキングストーンのエネルギーにより一瞬で再生する機能が備わっている。

さらに変身時、第4話まではベルトの発光部分が赤く回転・点滅するエフェクトだが、第5話からはより詳細なエフェクトになり、一方の発光部分が太陽が回転するようなエフェクトになった。

必殺技はエネルギーを集中させたリボルケインで敵の身体を貫き、相手の体内にエネルギーを流し込み爆破する「リボルクラッシュ」で、劇中で最も多用された。もう一つの必殺技に、BLACK時代の「ライダーキック」の3倍の威力を持つ「RXキック」が存在するが、こちらは主に繋ぎ技として使われることが多い。このほか、BLACKの頃と同様に「キングストーンフラッシュ」を放つことも可能である。

専用ツール
光子剣リボルケイン
サンライザーによって光を結晶化することで生成される光の剣状の杖(スティック)。前述のリボルクラッシュを放つ際に用いられるほか、敵の光線を受け止めることも可能。最終話でクライシス皇帝の触手を切り落とすなど、稀には切断武器としての使用もある。リボルクラッシュを決めて引き抜かれた後には「R」の字を描くように振るわれる。設定上は伸縮自在で鞭のようにも使えたり、光弾を発射するなどの機能も有する万能武器だが本編での使用例はない。ただし本作の海外版である『マスクド・ライダー』ではとどめを刺すときに光弾を発射している。
リボルケインを得たRXの剣術自体も卓越しており、ボスガンやダスマダーといったクライシスきっての剣豪とも優に互角以上に渡り合った。その他の敵であればたいていの場合、最初の一撃でその手持ち武器を弾き飛ばしてしまう。
アクロバッター
  • 最高出力:512馬力
  • 最高時速:750km
光機動生命体」と呼ばれる、意思を持つバイク型の生命体。前作の最終決戦でBLACKを援護して自爆したバトルホッパーの残骸が、RXの進化に呼応して進化再生したものであり、RXの心強い相棒として活躍した。ベース車はモトクロッサーと同名の市販2サイクル水冷オフロード車である、スズキRH250[4]
バトルホッパーの頃は死に際になって初めて言葉を発したが、アクロバッターに進化してからは流暢に話が出来るようになった。更に二段変身したRXが搭乗することにより、自らもそれに応じて変形する能力も有する。但し、市販車への偽装機能はバトルホッパーの時と同様に持っておらず、普段は廃工場に待機しRXの呼び出しに応じて現れる。そのため、変身前の光太郎は前作同様に市販のバイクを使うが、RXではスズキRGV250Γに乗り換えている。
動力源はバトルホッパーと同じく「モトクリスタル」。装甲は「ソーラジルコン」と呼ばれる物質に強化され、光子を噴射する推進器「フォトンバーナー」も新たに備わった。バトルホッパーの時と同様、ライダーが搭乗すると両者のパワーが融合し、ソーラジルコンにパワーを充填して放つ体当たり「アクロバットバーン」は、あらゆる障害物を粉砕する。
『仮面ライダーディケイド』27話での客演終盤、光太郎と士とが別れる場面の背景には、光太郎が乗ってきたと思われるアクロバッターが一緒に映りこんでいる。
ライドロン
  • 最高出力:2000馬力
  • 最高時速:1500km
光の車」「重装騎マシン」とも呼ばれる、RXの赤色の専用四輪車で、クライシス帝国で皇帝の政策に反対し、僻地に流されていた学者・ワールド博士の設計図を託された光太郎が独力で設計図通りに製作した。当初は起動しなかったが、かつてゴルゴムのクジラ怪人がBLACKの命を救った「聖なる海の洞窟」に運ばれ、「生命のエキス」を得て起動し、自分の意志を持ちライダーと会話もできるスーパーマシンとなった。
地上だけでなく水上、水中、さらには地中も疾走し、「ライディングアロー」と呼ばれる体当たり技や、怪魔界と地球を行き来する能力をも有する。車体前部に「グランチャー」というアゴ、車体上部に「パイルエッジ」という鋸状の突起を備え、地中を進む際の掘削機や、戦闘時の武器として活用する。普段はアクロバッターと共に廃工場に待機し、RXのコールでどこへでも駆け付ける。
必殺技や能力
リボルクラッシュ
リボルケインで敵を突き刺し、光エネルギーを体内に拡散させて爆死させるRX最大の必殺技。エネルギーの奔流のため、貫いた先から火花が噴出する。標的からリボルケインを抜いた後にRXは標的から少し離れるが、その位置でリボルケインを回転後に振り下ろすタイミングで標的は爆死する。ほとんどの回で、クライシスの戦士はリボルクラッシュによって倒される。なお「リボルクラッシュ」という技名が劇中で呼称されることはない。高空にジャンプし、急降下とともに突き刺す、アクロバッターに乗って加速をつけて突き刺す、離れた敵に投げつけて貫くなどのバリエーションがある。
RXキック
BLACK時代のライダーキックの3倍の威力を持つ高空からの必殺キック。ライダーキックと同様に足先が赤く発光するが、大きな違いは両足で蹴り込む点(フォームはシャドーキックとほぼ同じ)。後ろ向きの宙返りの後に繰り出したり、身体に捻りを加えて放ったりするなどのバリエーションが存在するが、劇中での呼称は「RXキック」で変わらない(呼称しないまま使用したことも何度かある)。多くの場合決め技というより、リボルケインを繰り出す前に敵にダメージを与えるために使用されたが、ガテゾーンとの最終決戦ではとどめの一撃となっている。なお足先を発光させない通常攻撃のキックでも、RXは両足で蹴り込むのが普通である。
マクロアイ
BLACKのマルチアイが進化した能力。マルチアイの望遠、広視界、暗視の他、透視能力も備わっている。
キングストーンフラッシュ
BLACK時代からあった、キングストーンエネルギーを放出する技。幻術・妖術を打ち破る機能は健在で、第40話では幽霊に化けたチャップの正体を暴いた。なお「キングストーンフラッシュ」との呼称はないが、第21話や27話などではサンライザーからの発光によって敵の実体を暴いたり、閃光で敵を怯ませたりしている。また、『ディケイド』第27話登場時には、シュバリアンの出した「BLACK RXの世界」と「BLACKの世界」をつなぐ光のオーロラにキングストーンフラッシュを放つことで、ディケイドを通過できるようにした。

[編集] ロボライダー

悲しみの王子」「炎の王子」の異名を持つ多段変身形態の一つ。ジャンプ力は48メートル、水中での活動時間は30分。胸の紋章は「R2」もしくは「Rr」と読める形に変化している。マリバロンにさらわれた佐原社長の娘・ひとみの命を目の前で奪われた[5]RXの深い悲しみの感情にキングストーンが呼応し、再度の変身をもたらしたもので、名前どおりロボット然とした重量感のある動きが特徴で、敏捷性には欠けるが、高い防御力と剛力を発揮する。主に、怪魔ロボットと戦う際にこの形態となる。

黒と黄色を主体としたボディカラーを特徴とし、全身の皮膚が耐熱・耐衝撃性に優れた金属質の装甲「ロボフォーム」に変化しておりいかなる灼熱も無力化する。また、火をエネルギーとして吸収できる他、コンピュータへのハイパーリンク能力も持っている。弱点は前出の敏捷性の低下の他、ボディが金属分子を含むため、強い磁力によって動作が阻害されることがある点が挙げられる。必殺技はボルティックシューターからエネルギー弾を放つ「ハードショット」。またこれ以外にもRXよりも1.25倍高い威力の強烈なパンチ「ロボパンチ」を得意技として多用する。

初めて専用の銃を装備した仮面ライダーでもある。

専用ツール
ボルティックシューター
右太もも付近で光を結晶化させて出現させる光線銃。動力源はRXのエネルギーと連動しておりRXがエネルギー切れになると機能をしなくなる。ロボライダー初登場の第15話にて、RXの力では破壊できないとされた神殿牢獄の扉をやすやすと破壊する威力を見せた。設定上はハードショット以外にポイントシュート、オープンシュート、サンシャインシュートなどの多彩な光線を発射できるが、本編で使い分けられたことはないため詳細は不詳。
ロボライダーの射撃能力自体も非常に優れており、劇中では百発百中に近い命中率を示した。第43話では、クライシスきっての銃の名手・ガテゾーンとの銃撃戦でも撃ち勝っている。
ロボイザー
  • 最高出力:550馬力
  • 最高時速:800km
アクロバッターがロボライダーに合わせて姿を変えたもの。厚い装甲と後部に後ろ向きについたバルカン砲を備え、アクロバッターをも凌ぐ最高速追跡能力が特徴。ベース車はアクロバッターと同じくスズキRH250(クランクケースの形状から判断できる)。設定上はレーザー砲も装備している。本編では、第16話のみ使用。
必殺技や能力
ハードショット
ボルティックシューターの光弾で敵を撃ち抜くロボライダーの必殺技。初期には決め技として何度か用いられた。第19話を最後に決め技としての使用はなく、ボルティックシューターは専ら敵にダメージを与えるために使われていたが、その際の攻撃がハードショットなのかどうかは定かではない。
ロボパンチ
RXパンチを遥かに凌駕する威力のロボライダー形態でのパンチ。両拳で打ち出すことが多い。また炎のエネルギーを吸収し、パンチの威力をさらに高めることもできる。メタヘビー戦にて使用。
瞬間変身
光太郎は瞬間的にロボライダーに変身し、ただちに元の姿に戻ることができる。このプロセスはクライシスの怪人たちにも知覚できないほど瞬時に完了する。第20話でこの能力を利用して攻撃を防ぎつつ、絶命を装って敵の目を欺いた。

[編集] バイオライダー

怒りの王子」の異名を持つ多段変身形態の一つ。ジャンプ力は72メートル。水中での活動時間は無限。胸の紋章は「R3」もしくは「RB」と読める形に変化している。策略によりロボライダーのパワーでも脱出不可能な部屋に閉じこめられ、怒りに燃えたRXにキングストーンが応え、三度の変身能力をもたらしたものである。

青と銀、そして赤を基調としたボディカラーを特徴とし、ロボライダーとは正反対に俊敏な動きを生かして戦う。最大の特徴は身体が液体分子構造を有していることで、身体を液化すれば弾丸やレーザーなどの物理攻撃は一切受け付けず、狭い場所にも自在に入り込めるようになる。また自身の体に毒素を打ち込んでの抗体の精製や、人間の細胞との合体等も可能。設定では動物と会話できる能力も有するが、劇中での使用例はない(書籍作品で使用)。水中での活動時間が無制限という特性もあるが、これを生かす機会はなかった。劇中ではほぼ「無敵」と言って良い存在だったが、接近戦(例えば格闘戦)における打撃は必ずしも受け流せないこと、熱に脆いために炎を使った攻撃が苦手、という弱点もある。必殺技としてバイオブレードによる一閃「スパークカッター」を用いるほか、身体を液化させ空中を飛び回りながら相手に攻撃を与える「バイオアタック」を得意とする。

専用ツール
バイオブレード
左腰付近で光を結晶化させて出現する細身の剣。一部の資料では、リボルケインが変形したものと書かれている。刺突に優れるリボルケインに対し、こちらは切断能力に優れる。また、光線などのエネルギー攻撃に対しては吸収・反射が可能で、盾のような使い方も出来る。終盤は液化状態から実体化した時点ですでに抜刀していて、そのまま間合いから斬撃を決める戦法も用いた。
マックジャバー
  • 最高出力:510馬力
  • 最高時速:700km
アクロバッターがバイオライダーに合わせて姿を変えたもの。スピードよりもオフロード走破性に優れる。劇中では初登場時を含めて3度使用され(第17、20、37話)、ロボイザーよりは出番があった。ベース車は先の2台と同様のスズキRH250。[6]
必殺技や能力
スパークカッター
バイオブレードを青く閃光させ、逆袈裟に敵を両断するバイオライダーの必殺技。都合4体の怪人を撃破したほか、第45話では霊界怪人軍団を全滅させている。
液化・ゲル化
身体を液体ないしゲル状に変化させる能力。僅かな隙間から脱出・潜入する、拘束状態から離脱する、敵の攻撃を回避するなどの使用法がある。また、この状態で宙を飛び回り、高速で敵に体当たりする「バイオアタック」(技名の呼称は第22話のみ)は高い攻撃力を誇る。液化・ゲル化はRXやロボライダーの状態からでも瞬時に可能で、実体化したときにはバイオライダーの姿になっている、というパターンも多い。
また身体を水の粒子のレベルにまで分解し、その状態から復元することも可能。
抗体精製
体内に取り込んだ毒素の抗体を精製する能力。第18話では、この能力によってムサラビサラの毒に対する解毒剤を作り出した。
細胞融合
自らの身体を細胞レベルにまで分解して、通常の人間の細胞と一体化する能力。その人間に超人的な戦闘能力を与えることが可能。他人の身体を乗っ取る行為であるため人道的観点から使用を控えていたが、第36話にて卑劣なバルンボルンの企みを打ち破るために、プロボクサー・沢田の了承を得て使用した。
ミクロ化
液化の後、等身大の敵の体内に侵入できるレベルまで身体を縮小することが可能。第45話にて、外部からの攻撃が一切通用しないグランザイラスを倒す最後の手段として使用。

[編集] ゲスト出演

総天然色バラエティー 北野テレビ』内ショートコント
番組放映期間中に、キー局のTBSが制作した番組。RXが登場。当時他局では『仮面ノリダー』等のパロディも存在したが、こちらは本作品の公式なパロディである。
映画『右曲がりのダンディー
番組放映期間中の1989年8月に公開された映画作品。RXとアクロバッターが出演し、玉置浩二演じる主人公とのタンデムシーンを披露している。
仮面ライダーディケイド
テレビシリーズでは「BLACK RXの世界」で倉田てつをが演じる南光太郎/仮面ライダーBLACK RXが登場。「BLACKの世界」の光太郎/仮面ライダーBLACKとの競演が実現し、両世界の光太郎が並んで同時に変身ポーズを取った。本作とはパラレル設定ではあるものの、光太郎が仮面ライダーシリーズに客演するのは、この作品が初となる[7]。なお、ディケイドで登場した過去の主役ライダーの内、昭和ライダーでは唯一のオリジナルキャストが演じたライダーであった(作者自身が絶賛するほどにBLACK/RX=倉田のイメージが定着していたために`オリジナルとは別の存在`という理由付けがなされた)。
劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー
引き続き倉田演じるRXが登場。序盤のライダーバトルでディケイドと対戦し敗北。終盤にアギトや電王と共に変身解除して門矢士に励ましの言葉をかけた。この映画でのRXはディケイドTV版本編と異なり、本作の南光太郎(つまり並行世界の自分の記憶を持つオリジナルの南光太郎)であるとパンフレットで明言されており、クライシス壊滅から20年を経た現在でも悪との戦いを続けていたとされる。
『オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー』
ダブルライダー、電王、磔にされたNEW電王、オーズ(ついでにアンク)を助けるため他のライダーと共に登場。上記二作同様BLACKとは別人という設定。
仮面ライダーフォーゼ
ライダー伝説のネットのビデオ映像で兵士チャップと戦う様子が1号、スーパー1、クウガと共に登場。

[編集] その他の仮面ライダー

シャドームーン / 秋月 信彦(あきづき のぶひこ)
前作『仮面ライダーBLACK』におけるBLACKの宿敵で、ゴルゴム神殿の崩壊に巻き込まれ死亡したと思われていたが、全ての記憶を失いながらも奇跡的に生き延びていた。光太郎に対して、前作における呼称「ブラックサン」とは呼ばず「RX」と呼ぶ。
復活した当初は、BLACK(=光太郎)に対する闘争本能だけを頼りに各地をさまよい歩いていたが、RX打倒の切り札としてジャーク将軍に見いだされ、クライシスと提携してRX抹殺に臨んだ。対戦前にRXの能力をリサーチする、霞のジョーを人質に光太郎に対戦を強要する、怪魔異生獣マットボットを巧みに調略して利用するなど、策略家振りは健在。
前作では終盤を除き一人称に「私」を用いていたが、本作での再登場時は基本的に「俺」。
外見上では特に変化はないが、多くの文献にはゴルゴム時代よりパワーアップしたと記述されている。事実、以前はBLACKとほぼ互角だったが、本作での登場時でははるかに強化されたはずのRXを苦戦させている。新たな能力としては、前作で使用していた「サタンサーベル」に代わり、長短2振りの魔剣「シャドーセイバー」を自らの力で作り出すようになった。
RXとの初戦では、事前にRXの戦いをマイティアイでモニターし各形態の能力を把握することで、RXの各形態を完封してみせた。この戦いでRXをあと一歩まで追い詰めながら、自分たちの隊長の座を危ぶんだゲドリアンらの介入で勝機を逸する。この機に自分が捨て駒として利用されていたことを悟ってクライシスから離反。彼らへの復讐をも期して一匹狼として活動するようになった。
第27話でRXとの最終対決に敗れるが、死の直前にクライシスの富士山噴火計画をRXに教え、最後の力で人質にされた子ども達を救出して息絶えた。この行動が信彦の心を取り戻したためかどうかは定かではないが、絶命後信彦の姿に戻っている。
10人ライダー
本作以前の仮面ライダーシリーズに登場してそれぞれ日本を守った仮面ライダーたち。バダン壊滅後に世界各地へ旅立ち、数年後に暗躍を開始したゴルゴムの海外支部と各国で戦い、これを撃破した。その後も引き続き世界各地でクライシスと戦っていたが、クライシスの日本総攻撃を予期してアリゾナにいた1号の元に集結。共同での特訓を経た後に海外から帰国を果たし、RXと共闘する。都合上、スーツアクターの演技と声優のアフレコによる登場であり、過去のライダーが客演している作品の内、オリジナルキャストが一人も出演していない唯一の作品である(劇場版作品を単独作品とする場合、『8人ライダーVS銀河王』も該当する)。また、サイクロンからヘルダイバーまでの各マシーンは一切登場しなかった。各ライダーの過去の詳細については以下のリンク先を参照。
仮面ライダー1号
城南大学の青年科学者だった本郷猛が、世界征服を企むショッカーに改造されて誕生。しかし、脳改造直前に脱走して最初の仮面ライダーとなって多くの悪の組織と戦い続けた。よって名実共にRXを含む11人の仮面ライダーのリーダー格である。戦闘時はライダー2号以下に適切なリーダーシップを取りながら、率先してクライシスに戦いを挑んだ。他のライダーの担当声優が話によって異なるのに対し、1号は唯一担当声優が統一されている。
仮面ライダー2号
ショッカーの手で打倒1号ライダーのために改造されたが、1号に助けられて2号ライダーとなった。1号とはその後も対等の関係(正体の一文字隼人として)にあり、本作でも11人ライダーのサブリーダー格となっている。
仮面ライダーV3
仮面ライダー3号。ダブルライダーの不在時には、残りの歴代仮面ライダーのリーダーシップを取り、本作でもジャークミドラとの戦闘時にXとアマゾンに指揮をとった。
ライダーマン
戦闘時の主要武器として「ロープアーム」を主に使用した。ライダー同士では、V3とかつて共闘してた(日本を守った功績により4号ライダーとなった)関係もあり、本作においてもコンビでジャークミドラと戦った。
仮面ライダーX
主要武器である「ライドルスティック」を駆使して戦った。ライダー同士では、アマゾンとの連携が多かった。
仮面ライダーアマゾン
ジャークミドラに茂とひとみが襲われた時は最初にかけつけた。敵地潜入の際に、先導役として他のライダー達を誘導した。
スカイライダー
スカイキックらしき蹴り技を霊界怪人相手に披露したり、高所に潜伏してた敵をセイリングジャンプで発見したことを示唆する描写があった。
仮面ライダースーパー1
RX救出の際に、目くらましのため冷熱ハンドで敵の足元を撃つ活躍を見せた。
仮面ライダーストロンガー仮面ライダーZX
この2人に関しては、戦闘時も特筆すべき活躍はなく、台詞も少なかった。

[編集] 出演者

[編集] レギュラー・準レギュラー

[編集] 声の出演

[編集] 主なゲスト出演者

※ その他のゲストは、放映リストを参照

[編集] スーツアクター

 

以下の歴代ライダーについては兵士チャップ等同様、JAC(現・JAE)以外のアクションチームも応援参加しており、撮影日やシーン、カットごとに入れ替わる事がある為、一律ではない。

[編集] スタッフ

[編集] 音楽

前作『仮面ライダーBLACK』でBGMの作曲を担当した川村栄二は、本作ではOPや挿入歌の作曲も担当した。

[編集] 主題歌

[編集] オープニングテーマ

「仮面ライダーBLACK RX」
宮内タカユキはシリーズ初参加。第1話本編内ではNGテイクが使用されており、他に歌詞違いでも録音されているが商品化はされていない。

[編集] エンディングテーマ

「誰かが君を愛してる」
  • 作詞:康珍化 / 作曲:林哲司 / 編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ

[編集] 挿入歌・イメージソング

「運命の戦士」
  • 作詞:康珍化 / 作曲:林哲司 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
「戦場のライダーRX」
  • 作詞:石ノ森章太郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
「黒い勇者」
  • 作詞:平出よしかつ / 作曲:林哲司 / 編曲:石田勝範 / 歌:倉田てつを
「すべては君を愛するために」
  • 作詞:康珍化 / 作曲:林哲司 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
「光の戦士」
  • 作詞:江連卓 / 作曲・編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
「激進RX」
  • 作詞:石ノ森章太郎 / 作曲:渡辺宙明 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
「バトルoh!RX」
  • 作詞:小林義明 / 作曲・編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
「永遠のために君のために」
  • 作詞:平出よしかつ / 作曲:川村栄二 / 編曲:石田勝範 / 歌:水木一郎
挿入歌アルバム発売後のリリースであり、初出はコロちゃんパック。カセットのみでCDは発売されなかった。
「11(イレブン)ライダー大讃歌」
  • 作詞:赤井圭 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎
番組終了後に発表されたイメージソング。シングル(8cmCDとカセット)での発売で、C/Wは「永遠のために君のために」。カラオケはカセットのみ収録。
「仮面ライダー・99のうた」
  • 作詞:赤井圭 / 作曲・編曲:小森昭宏 / 歌:水木一郎
番組終了後に発表された企画もので、発売形態は8cmシングルCDとカセット。カップリングは「魔法使いサリー99のうた」(歌:朝川ひろこ

[編集] 放映リスト

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人、RX以外のライダー、その他 脚本 監督
1988年
10月23日
1 太陽の子だ! RX
  • 怪魔妖族
    • スカル魔
    • スカル魔スター
江連卓 小林義明
10月30日 2 光を浴びて! RX
  • 怪魔妖族
    • スカル魔
    • スカル魔スター
  • 怪魔ロボットキューブリカン(声 - 岸野一彦、人間態 - 高橋利道
11月6日 3 RX対風の騎士 蓑輪雅夫
11月13日 4 光の車ライドロン
  • 怪魔ロボットガンガディン(声 - 西尾徳
11月20日 5 洞窟探検の落し穴
  • 怪魔獣人ガイナガモス(声 - 岸野一彦)
    • ガイナン
蔦林淳望
11月27日 6 怪魔ET大暴れ!
  • 怪魔異生獣キュルキュルテン(声 - 森篤夫
12月4日 7 SOS! 友情の輪 辻理
12月11日 8 パパとママの秘密 荒木憲一
12月18日 9 マリバロンの妖術
  • 牙隊長ゲドリアン
  • 怪魔異生獣アッチペッチー(声 - 桑原たけし
    • 巨大サボテン
  • 怪魔妖族スカル魔
鷺山京子 蓑輪雅夫
12月25日 10 ニセ者でドッキリ
  • 怪魔異生獣ドグマログマ(声 - 西尾徳)
宮下隼一
1989年
1月15日[11]
11 スクラップの反乱
  • 怪魔ロボットスクライド(声 - 森篤夫)
小笠原猛
1月22日 12 夢の中の暗殺者
  • 怪魔妖族ズノー陣(声 - 岸野一彦)
  • ガル(演 - 福田健次
1月29日 13 狙われた怪魔少女
  • 怪魔異生獣フラーミグラーミ(声 - 依田英助)
  • キララ(演 - 南風見恵子
  • サム博士(演 - 早坂直家
鷺山京子 松井昇
2月5日 14 ひとみちゃん誘拐
  • 怪魔ロボットデスガロン(声 - 森篤夫)
  • ガロニア姫(幼年態)
  • ムーロン博士(演 - 井上三千男
江連卓
2月12日 15 ロボライダー誕生
  • 怪魔ロボット
    • デスガロン
    • トリプロン1号
    • トリプロン2号(声 - 岸野一彦)
    • トリプロン3号(声 - 斉藤茂
蓑輪雅夫
2月19日 16 奇跡の谷の姫君
  • 怪魔ロボット
    • ネックスティッカー(声 - 西尾徳)
    • トリプロン(1号 - 3号)
  • ガロニア姫(演 - 丸山真穂
  • クルミン族
2月26日 17 バイオライダー!
  • 怪魔ロボットトリプロン(1号 - 3号)
    • 合体トリプロン
  • ガロニア姫(成年態・ひとみ)
  • クルミン族
    • ミンバ村長
3月5日 18 怪! 夢の空中遊泳
  • 怪魔異生獣ムサラビサラ(声 - 依田英助)
小笠原猛
3月12日 19 恐怖の人工太陽!
  • 怪魔ロボットクロイゼル(声 - 新井一典
  • 怪魔妖族スカル魔
荒木憲一
3月19日 20 バナナを喰う鬼
  • 怪魔妖族ビャッ鬼(白老)(声及び人間態 - 奥村公延
江連卓 松井昇
3月26日 21 愛と友情の戦線
  • 怪魔異生獣バングゴング(声 - 桑原たけし)
  • レイカ族
  • シャドームーン
宮下隼一
4月2日 22 シャドームーン!
  • シャドームーン
  • 怪魔異生獣アントロント(声 - 岸野一彦)
蓑輪雅夫
4月9日 23 ブタになったRX
  • 怪魔獣人ガイナバラス(声 - 森篤夫)
鷺山京子
4月16日 24 パパはドラキュラ
  • 怪魔異生獣リックバック(声 - 依田英助)
宮下隼一 蔦林淳望
4月23日 25 さそり座の花嫁
  • 海兵隊長ボスガン
  • 怪魔獣人ガイナカマキル(声 - 斉藤茂)
江連卓
4月30日 26 ボスガンの反撃
  • 海兵隊長ボスガン
  • 怪魔獣人ガイナギンガム(声 - 岸野一彦)
小笠原猛
5月7日 27 大逆襲! 影の王子
  • シャドームーン
  • 怪魔異生獣マットボット(声 - 西尾徳)
宮下隼一
5月14日 28 皇帝陛下の代理人
  • 査察官ダスマダー大佐
  • 怪魔異生獣ギメラゴメラ(声 - 斉藤茂)
鷺山京子 蓑輪雅夫
5月21日 29 水のない世界
  • 怪魔異生獣ムンデガンデ(声 - 依田英助)
    • ムンデガンデ(寄生体)
  • 怪魔道化師
江連卓 小笠原猛
5月28日 30 明日なき東京砂漠
  • 怪魔ロボットメタヘビー(声 - 二又一成
  • 怪魔道化師
6月4日 31 怪魔界を見た女
  • 怪魔ロボットエレギトロン(声 - 岸野一彦)
鷺山京子 蔦林淳望
6月11日 32 愛と希望の大空
  • 怪魔妖族岩魔(声 - 桑原たけし)
6月18日 33 瀬戸大橋の大決戦
  • 怪魔異生獣ガゾラゲゾラ(声 - 徳丸完
宮下隼一 蓑輪雅夫
6月25日 34 四国空母化計画!!
  • 怪魔ロボットシュライジン(声 - 岸野一彦、人間態 - 高橋利道)
  • 怪魔お編路
7月2日 35 光太郎指名手配!!
  • 怪魔妖族ウィル鬼(声 - 依田英助)
小笠原猛
7月9日 36 ヒーローは誰だ!?
  • 怪魔異生獣バルンボルン(声 - 西尾徳)
    • グレートマスク(演 - 高橋利道)
7月16日 37 牙むく獣人忍者隊
  • 怪魔獣人ガイナニンポー(声 - 神山卓三
    • 怪魔忍者隊
江連卓 蔦林淳望
7月23日 38 白骨ケ原の妖舞団
  • 怪魔妖族天空(声及び人間態 - 木村有里
  • 奇跡の舞踏団
7月30日 39 爆走! ミニ4WD
  • 怪魔ロボットスピングレー(声 - 森篤夫)
山田隆司 蓑輪雅夫
8月6日 40 ユーレイ団地の罠
  • 査察官ダスマダー大佐
  • 怪魔獣人ガイナジャグラム(声 - 徳丸完)
宮下隼一
8月13日 41 百目婆ァの恐怖
  • 怪魔妖族・百目婆ァ(声 - 伊倉一恵
  • 10人ライダー
江連卓 小笠原猛
8月20日 42 四隊長は全員追放
  • 牙隊長ゲドリアン
  • 怪魔異生獣ゲドルリドル(声 - 丸山詠二
  • 10人ライダー
鷺山京子
8月27日 43 敗れたり!! RX
  • 機甲隊長ガテゾーン
    • ネオストームダガー
  • 怪魔ロボットヘルガデム(声 - 桑原たけし)
  • 10人ライダー
    • 仮面ライダー1号
    • 仮面ライダー2号 - 仮面ライダーZX
宮下隼一
村山隆策
松井昇
9月3日 44 戦え! 全ライダー
  • 海兵隊長ボスガン
  • 最強怪人グランザイラス(声 - 岸野一彦)
  • 親衛隊チャップ
  • 10人ライダー
    • 仮面ライダー1号
    • 仮面ライダー2号(声 - 桑原たけし)
    • 仮面ライダーV3(声 - 鳥居賞也)
    • ライダーマン(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーX(声 - 桑原たけし)
    • 仮面ライダーアマゾン(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーストロンガー(声 - 桑原たけし)
    • スカイライダー(声 - 鳥居賞也)
    • 仮面ライダースーパー1(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーZX(声 - 桑原たけし)
江連卓
9月10日 45 偽ライダーの末路
  • 最強怪人グランザイラス
  • 霊界怪人軍団
    • 霊界怪人スカル魔スター
    • 霊界怪人キュルキュルテン
    • 霊界怪人ズノー陣
    • 霊界怪人アントロント
    • 霊界怪人メタヘビー
    • 霊界怪人エレギトロン
    • 霊界怪人ガイナカマキル
    • 霊界怪人ガイナニンポー(声 - 神山卓三)
  • 10人ライダー
    • 仮面ライダー1号
    • 仮面ライダー2号(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーV3 - 仮面ライダーZX
蓑輪雅夫
9月17日 46 ライダーの総突撃
  • 最高司令官ジャーク将軍
  • クライシス皇帝
  • 10人ライダー
    • 仮面ライダー1号 - ライダーマン
    • 仮面ライダーX(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーアマゾン - 仮面ライダーZX
9月24日 47 輝ける明日!
  • クライシス皇帝
  • 諜報参謀マリバロン
  • チャックラム
  • 査察官ダスマダー大佐
  • 10人ライダー

[編集] 放映ネット局

[編集] 映像ソフト化

[編集] 漫画版

[編集] トピックス

  • RXやロボライダーのデザイン自体は、石ノ森章太郎が企画前に描き起こしたのが元[要出典]である(ロボライダーも企画前は機械的な姿であった)。
  • 平成仮面ライダーシリーズの多くの作品のプロデューサーである白倉伸一郎が東映に入社する際、面接で岡田茂ら当時の役員を前に本作品を挙げて批判したという逸話も残っている[12]
  • 倉田が出演した『BLACK』『BLACK RX』『ディケイド』が放送された年のいずれにも皆既日食が起きている。
  • 本作のBGMは『重甲ビーファイター』に流用されている。

[編集] 脚注

[ヘルプ]
  1. ^ ただし、1話のジャーク将軍の台詞に「いままでにない新しい仮面ライダーだ」という台詞があり、明確に別の作品世界とはいいがたい点もある。
  2. ^ 講談社刊『超世紀全戦隊大全集』より。
  3. ^ 『仮面ライダー大図鑑(7) 』(バンダイ・1992年)、108頁
  4. ^ 一部資料には前年のバトルホッパーと同じRA125 (SF13A) と記されているものがあるが、フロントフォークブラケットやチャンバー(排気膨張管)、スイングアームの形状から別物と判断できる。
  5. ^ 実はRXを陥れるための替え玉だった。
  6. ^ カウルのフロント顔は平成の仮面ライダー555の面相を先駆けた簡略デザインである。
  7. ^ 『RX』以降のTVシリーズは、『クウガ』まで間を置いており、世界観も異なるという設定だったため。TVシリーズ以外への南光太郎の客演は、ゲーム作品『仮面ライダー 正義の系譜』で行われているが、こちらはBLACK時の南光太郎の客演である。
  8. ^ a b 「LIST OF WORKS 岡元次郎」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、34頁。ISBN 978-7783-1210-7。
  9. ^ 「岡元次郎」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、22頁。ISBN 978-7783-1210-7。
  10. ^ 「LIST OF WORKS 高岩成二」『JAE NAKED HERO』 太田出版、2010年3月8日、141頁。ISBN 978-7783-1210-7。
  11. ^ 1月8日に放送予定であったが、昭和天皇崩御のニュースのために1月15日の放送になった。
  12. ^ 朝日ソノラマ刊『超光戦士シャンゼリオンバイブル ― ファンタスティックコレクション』白倉伸一郎インタビューより

[編集] 関連項目

  • 仮面ライダー世界に駆ける - 本作品、および前作の「仮面ライダーBLACK」のキャラクターが登場する短編3D映画。1989年4月から10月にかけて、夕張市石炭の歴史村内の3D映像施設、「アラモ砦パビリオン」にて上映。
  • マスクド・ライダー - 本作品に登場する仮面ライダーBLACK RXを用いたパワーレンジャーと同様の制作方式によるアメリカの映像作品。制作に際し、人種問題への配慮から設定が大幅に変更され、主人公が居候する一家は、主人が白人、夫人が東洋人、娘が白人、養子の息子が黒人という構成となった。
TBS毎日放送制作 日曜10時台前半
前番組 番組名 次番組
仮面ライダーBLACK
(1987年10月4日 - 1988年10月16日)
仮面ライダーBLACK RX
(1988年10月23日 - 1989年9月24日)
※本番組まで全国ネット
噂の!東京マガジン
(1989年10月1日 - 1992年9月)
※ローカル枠、1時間番組
毎日放送 日曜10時台前半
仮面ライダーBLACK RX
板東英二のスポーツパラダイス
※ローカル枠、1時間番組
個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語