仮面ライダーBLACK RX

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仮面ライダーシリーズ > 仮面ライダーBLACK RX
仮面ライダーシリーズ
第9作 仮面ライダーBLACK 1987年10月
- 1988年10月
第10作 仮面ライダーBLACK RX 1988年10月
- 1989年9月
仮面ライダーBLACK RX
ジャンル 特撮テレビドラマ
放送時間 日曜 10時00分 - 10時30分(30分)
放送期間 1988年10月23日 - 1989年9月24日
放送国 日本の旗 日本
制作局 毎日放送
監督 小林義明
原作 石ノ森章太郎
脚本 江連卓
プロデューサー 井口亮 他
出演者 倉田てつを
高野槇じゅん
赤塚真人
鶴間エリ
小山力也
音声 モノラル放送
オープニング 仮面ライダーBLACK RX」歌:宮内タカユキ
エンディング 誰かが君を愛してる」歌: 宮内タカユキ
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仮面ライダーBLACK RX』(かめんライダーブラック アールエックス)は、1988年昭和63年)10月23日から1989年平成元年)9月24日まで毎日放送TBS系列で毎週日曜10時00分から10時30分(JST)に全47話が放映された特撮テレビドラマ作品、及び作中で主人公が変身するヒーローの名称である。

毎日放送が制作に携わった最後の仮面ライダーシリーズであると同時に、原作者である石ノ森章太郎本人が直接関与した最後のTVシリーズである。

あらすじ[編集]

仮面ライダーBLACK=南光太郎が暗黒結社ゴルゴムを滅ぼしてから半年が経過した。かつての友や友人を失い心身ともに傷ついた光太郎は、おじの佐原俊吉の家に身を寄せ、佐原の航空会社でヘリコプターパイロットの職を得て平和な日々を過ごしていた。

ある日、光太郎は光を発する3本の不思議な杭を目撃。杭を設置する怪人の目撃情報を得て調査を行う途中、怪魔界から現れたクライシス帝国の前線基地であるクライス要塞に拘束・拉致される。そこでクライシス軍司令官ジャーク将軍は、光太郎にクライシス帝国の尖兵となって地球の全人類を抹殺することを要求する。だが、光太郎はこれを拒否したことで、変身機能を破壊されて宇宙空間へと放り出されてしまった。

しかし、光太郎の体内の「太陽の石 / キングストーン」が太陽光線を吸収し、光太郎を仮面ライダーBLACK RXに転生させた。さらに、かつての相棒・バトルホッパーもアクロバッターとして転生して駆けつける。

かくして、RXとクライシス帝国との戦いの火蓋は切られた。

概要[編集]

前作『仮面ライダーBLACK』の主人公がスタイルを変えて続投した作品。放映中に元号昭和から平成へと移っているが、後年の『仮面ライダークウガ』以降のいわゆる平成仮面ライダーシリーズには含まれていない。

新聞のラジオ・テレビ欄の番組名表記は『仮面ライダーブラック』のままで[注 1]、提供終了後に表示されたタイトルロゴも、当日ネットの地域では『仮面ライダーBLACK』の物のままであった。週遅れ放送で提供終了後タイトルロゴがローカル出しだったテレビ高知では、そのロゴが『RX』に変更されていた。

前作『BLACK』の続編ではあるものの、登場人物の多くが一新され、続投となったのは主役の南光太郎とゲスト出演という形でのシャドームーン[注 2]、他はシャドームーンとの再戦時に秋月杏子と紀田克美が回想で前作のシーンが流用されたのみである。

前作は従来のライダー世界と異なる新たな世界観での物語であり、本作も1話のジャーク将軍の台詞で「いままでにない新しい仮面ライダーだ」と過去の仮面ライダーの存在をほのめかす程度だったが、シリーズ終盤の第41話「百目婆ァの恐怖」より1号からZXまでの10人の歴代仮面ライダーが登場した。歴代仮面ライダーの登場に当たっては『ZX』終了後に国外に旅立ってから『BLACK』の時点までの世界各地での動向が設定されている。

歴代仮面ライダーの登場には、放映当時の好調な売り上げが番組の終了とともに低下することを危惧した玩具メーカーや出版社の意向が関与しており、RXと歴代ライダーが共演する漫画を児童誌で展開するに当たって、テレビからの引き継ぎを円滑に行うための意味があった。当時は歴代ライダーの登場に否定的な声も出たものの、売り上げ面での成果や後の企画『仮面ライダーSD』への足がかりとなったことを鑑みれば、制作側の狙いは成功したと言える[1]

平成仮面ライダーシリーズの多くの作品のプロデューサーである白倉伸一郎が東映に入社する際、面接で岡田茂ら当時の役員を前に本作品を挙げて批判したという逸話も残っているが[2]、実際には「番組視聴中にその内容からスポンサーやテレビ局の圧力が感じられたので、自分は局やスポンサーと現場の間の調整役になりたい」という主旨を述べたとのことである[3]

シリーズ中、モノラル放送および16mmフィルム撮影による最後の作品となった。

特徴[編集]

前作『BLACK』では企画段階で仮面ライダーの特徴をピックアップした上で、それらをリメイクするのか否定するのか検討した末にリメイク案が採用されたのだが、放映2年目となる本作品では旧作からの継承要素にこだわらない方向で制作されることになった[4]。その結果、スーパー戦隊シリーズメタルヒーローシリーズといった東映制作の他シリーズを意識した数多くの新しい試みが取り入れられ、前作とは異なるアプローチによる新しいライダー像の追求が行われた。

その一環として、原則としてキック技が必殺技であった当時の仮面ライダーシリーズでは初めて、剣や銃などの武器による攻撃をメイン必殺技として採用したほか、専用バイクだけではなく専用車が導入され、さらにはバイクも含めた多段変身等それまでの仮面ライダーとは一線を画す要素が取り入れられており[5]、後年のシリーズにおける諸設定の先駆けとなった。

また人物設定でも、主人公である南光太郎の性格が前作のラストを感じさせないほど明るめに描写されたり、前作とは対照的に主人公の周囲を敵味方共に数多くのサブキャラクターが取り巻いているなど、「家族でも楽しめる」という前提の元に作品作りが行われている。ただし、前作から続けて担当した監督の小笠原猛がはじめて『RX』の撮影に参加する際、倉田に対して「今の明るいままのライダーじゃいけない」と語るなど、スタッフ内部でもこの路線変更に対して意見が分かれており、物語の進行につれて光太郎が心の傷を残していることも描写されていくようになった[要出典]。この他、前作には無かった戦闘員の登場やシャドームーンの再登場によるライバルキャラの復活劇、そして敵幹部間の軋轢等、過去の石ノ森ヒーローの集大成とも呼べる要素も多く盛り込まれた。

配役・スタッフ[編集]

傾向としては劇団俳優座からの起用が目立っている。主演の倉田てつををはじめ、飯塚昭三高橋利道といった敵側のレギュラー、前作の終盤からナレーションを担当した政宗一成も続投している。シャドームーンの声は前作同様寺杣昌紀、怪魔戦士の声は、当時俳協に所属していた声優を主に起用していた。なお、OPクレジットにはジャーク将軍、ボスガン、クライシス皇帝の声優のみが表記され、その他の声優の表記はないが例外として、ゲドリアンの声を担当していた新井一典の名は第9話のみ表記されている。高橋は、スーツアクターとしてジャーク将軍を、声優としてガテゾーンを演じている。

諜報参謀マリバロンを演じた高畑淳子は、当時劇団青年座の活動だけでは生活できなかったことから東映作品に参加していた。後年青年座の重鎮となってからのインタビューで当時を回想し「(RX出演がきっかけで)私は役者として食べていけるようになった」と述べているなど、この作品で見せた彼女の重厚かつ鬼気迫る演技は演劇関係者にかなり評価された[要出典]

スタッフの顔ぶれは基本的に前作と同じであるが、メインライターにはシリーズでは『スーパー1』以来となる江連卓が起用され、大映ドラマさながらの作劇が展開されることになる。またキャラクターデザインとして当時メタルヒーローシリーズにも携わっていた雨宮慶太野口竜が参加。

音楽は前作に引き続き川村栄二が担当。新曲の他、前作のBGMも一部使用されている。主題歌は前作の倉田に代わり宮内タカユキが担当、また挿入歌にはこの2名に加えそれまでの本シリーズでも主題歌を多数手がけた水木一郎が参加している。

TVシリーズの中断[編集]

本作の終了をもってテレビシリーズの制作はまたしても中断し、『仮面ライダークウガ』まで約10年の休止期間に入った。本作の続編としての仮面ライダーの企画自体は存在し、同時期に『機動刑事ジバン』に出演していた小林良平が主役として起用される予定だったことが、小林本人へのインタビューで語られているが、最終的に実現には至らなかった[6]。吉川進によると、終了の原因は「とんねるずくだらないパロディばかりやるから、真面目に制作するのが馬鹿馬鹿しくなった」とのことである[要出典]。『仮面ライダーBLACK・RX超全集』の吉川のインタビューでも「昨今のスーパーヒーローのギャグ・パロディー化はヒーローの否定につながります。高倉健やクリント・イーストウッドと、とんねるずは同居できないのです」と名指しで批判している[4]

本作の終了後、この枠はローカルセールス枠となったため、後番組は地域によって異なり、制作局である毎日放送は『桂三枝のスポーツマガジン』など、TBSは『噂の!東京マガジン』(後に13時枠に移動、現在も継続)と、それぞれ1時間枠の番組を放送した。

この番組にあたる後継番組として開始時間を11:00に繰り下げ、『地球ZIG ZAG』に継いだ。

登場人物[編集]

主人公と支援者[編集]

南 光太郎(みなみ こうたろう) / 仮面ライダーBLACK RX
前作より引き続き登場する主人公。ゴルゴムを滅ぼして日本に平和を取り戻した後、叔父である俊吉の元でヘリコプター操縦士として新しい生活を送り始めた。新たなる侵略者であるクライシス帝国の襲撃を知りBLACKに変身しようとしたところを妨害されて捕えられ、BLACKへの変身機能を破壊されてしまうが、地球の影によって発生した太陽光線による日食の光を直接浴びた事によるエネルギーのオーバーロードとキングストーンの力により新たなる姿・仮面ライダーBLACK RXへと変身する能力を得る。
居候の身とはいえ家族を得て、新しい生活の中で本来の明るく陽気な性格を取り戻すもののゴルゴムとの戦い、特に兄弟同然の秋月信彦(=シャドームーン)との戦いで負った心の傷が決して浅くないことを覗かせたり[注 3]、孤独になるということを極端に恐れたりすることがある。しかし、平和を守る強い決意と仲間達の支えの下、果敢にもクライシス帝国に戦いを挑む。歴戦の経験ゆえか、策略を用いてクライシスを翻弄するというBLACK時代にはなかった一面も見せた。
改造人間故に変身前でも常人を上回る身体能力を有し、本作では落下する自動車に下敷きになる振りをしたり、5分間呼吸を停止することも可能であることが描写されている。
BLACK時代は一人称に「僕」を用いることが多かったが、本作では年齢の成長故か基本的に「俺」になっている。ただし年長者との会話では「僕」も用いる。
口癖は「冗談じゃないぜ!」。また前作同様に、玲子から預かったサボテンに水をやり過ぎてダメにしてしまうなど、花の栽培が苦手なところは全く変わっていない。[注 4]
白鳥 玲子(しらとり れいこ)
光太郎のガールフレンドで仕事仲間でもある女流カメラマン。性格は姉御肌で面倒見が良く気が強い面もあり、光太郎達を度々様々な場所へ引っ張りまわしてはクライシスの陰謀に巻き込まれる。
第29話で的場響子と共に光太郎がRXであることを知り、戦いに身を投じる覚悟をして空手の訓練をする。その稽古の時点で黒帯を着用していたことからして、元々空手の心得はあったようである。
カメラマンということもあり、不思議な事件が起こるとクライシスの仕業ではと光太郎によく話していた。光太郎との関係は、友達以上恋人未満といった感じであるが時折、親密ぶりをアピールする描写も見受けられた。
霞のジョー
第15話から登場。クライシスによって改造された地球人で、改造手術のために過去の記憶を一切失っている。霞流拳法の使い手でを得意武器としている他、爆発物の扱いにも長けている。
当初は、怪魔界で出会った光太郎と同じ地球人であるということで意気投合し行動を共にするが、実は怪魔ロボット・ネックスティッカーによって操られており、光太郎への刺客として差し向けられる。後に洗脳が解けてからは仲間になり、光太郎を「兄貴」と慕い共にクライシス帝国と闘うこととなる。
大雑把な性格で、アルバイトとして雇われた吾郎の食堂でも接客の態度を注意されていた(第26話)。また、光太郎とは対照的にゲストキャラの子供に対する扱い・接し方も極めて荒い(第23、24話)。その一方でコミカルな面も見せ度々場を和ませた。
第26話にてボスガンとの戦いで重傷を負い、戦線離脱を余儀なくされるが第37話で復帰を果たす。
第21話では、ジョーがクライシスにいた頃に婚約を交わしたレイカ族のセーラという女性が登場し、クライシス帝国打倒を達成したその日に会う約束を交わしたが、クライシス帝国壊滅後、自身は「自分の過去を探す旅に出る」と発言しておりその後の関係は不明。
的場 響子(まとば きょうこ)
第29、30話で登場した女子中学生。両親をクライシスに殺され、仇を取るために戦いへの参加を決意。
物静かな少女だが芯は強く、両親の仇を討ちたい一心で超能力開発の特訓に励んだり、全く無力だった頃にも両親の仇である怪魔異生獣ムンデガンデに「パパとママを返して!」と詰め寄ったりした。特訓の末、遂に念動力と水を操る能力や水を介した遠隔視能力、及び水を作り出す能力を身に付けてRXに協力する。だが、能力を多用すると体力を大幅に消費してしまう。
第38話にて再登場。得意のアーチェリーも披露しており、戦士としても十分な戦力として戦線に参加。その腕前でRXの窮地を救ったこともある。単身クライシスの部隊にスパイとして潜入したり、アジトを攻撃したりするなどの勇気と行動力も見せた。
クライシス帝国壊滅後は、同じく両親を失った佐原兄妹の母親代わりとして共に暮らすことになる。
セーラ
第21話に登場した霞のジョーの元婚約者で、レイカ族の怪魔人。ジョーがクライシス帝国に改造人間にされる直前に出会って婚約をするが、その後クライシス帝国によってジョーと引き離された。地球に亡命した怪魔人による反クライシス帝国のゲリラ部隊を組織するため地球にやってきてジョーと再会するが、そこを怪魔異生獣・バングゴングに襲撃された。バングゴング打倒後は、地球に留まって世界中に散った怪魔界出身者を集めて反クライシス帝国のゲリラ部隊を結成するために海外へ旅立つ。その後の活動は不明。

周囲の人々[編集]

佐原 俊吉(さはら しゅんきち)
光太郎の勤める航空会社社長で、光太郎の叔父にあたる。婿養子。ゴルゴムとの戦いによって心身ともにボロボロだった光太郎をかくまい、立ち直らせた第一人者。光太郎がヘリの免許を持っているのも「光太郎に生きがいを持たせたい」という彼の考えによるものである。
かつての立花藤兵衛谷源次郎と同じポジションに当たるが[要出典]、彼らのようにライダーを支持・協力する立場とは異なり、光太郎がRXであることも最後まで知らなかった。一度娘のひとみが光太郎がRXだと口を滑らせてしまったことがあったが、「何を馬鹿なことを」と一笑に付している(第35話)。
第46話でRX打倒の人質として茂とひとみを捕らえようとするジャークミドラ(ジャーク将軍)の手から子供達を守るためにジャークミドラの脚にしがみついて逃げるように促し、妻の唄子ともども殺害されてしまう。
佐原 唄子(さはら うたこ)
俊吉の妻。俊吉と同じく光太郎を支えるが、光太郎やその周りに起こる不思議な事件に訝しさを感じている部分もある。そのため、その事件に子供たちが巻き込まれると冷静さを失って感情任せに光太郎を責めてしまう事が度々あり、玲子やジョーに窘められるケースも少なくない。俊吉とは考えが食い違うと度々口喧嘩となる。俊吉同様、光太郎がRXであることを最後まで知らされなかった。第46話で子供達を守ろうとしてジャークミドラに夫共々殺害された。
佐原 茂(さはら しげる)
佐原家の長男で、無鉄砲ながら勇敢な少年。将来の夢は宇宙飛行士。光太郎を尊敬している。当初より度々クライシスの陰謀に巻き込まれることが多かったが、怪魔界に連れ去られた際に光太郎がRXであることを知る。その際に「僕もクライシスと戦う戦士だから」と宣言し、光太郎の秘密を妹以外には口外しないなど、精神的にも成長していった。
佐原 ひとみ(さはら ひとみ)
茂の妹。兄よりしっかり者であるのだが、少々口が軽いのが玉に瑕で、何度もRXの正体が光太郎である事を暴露しかけた。クライシス皇帝の愛娘であるガロニア姫の替え玉として、マリバロンに誘拐された後、奇跡の谷での儀式により成人の姿になった状態でガロニア姫として洗脳され、光太郎(RX)や霞のジョー、茂に対して攻撃をしかけたこともある。しかし、完全にひとみの記憶が消え去った訳ではなく、兄である茂の決死の説得で自分を取り戻した。
吾郎(ごろう)
佐原航空の食堂で働くコック。光太郎に協力してクライシスに立ち向かう一面を見せることもあるが、散々な目に逢うことが多い。だが、霊界怪人として蘇ったガイナニンポーが仮面ライダー1号に化けていることをいち早く察知するなど、鋭い洞察力を持っているという一面もある(第45話)。途中からは光太郎がRXであることも知った。
速水 隼人(はやみず はやと)
警部補。常人離れした能力を持つ光太郎を不審に思って彼を逮捕するべく追い回すが、そのためにクライシスの作戦に巻き込まれ、散々な目に遭うことが多かった。第13話以降は登場しない。

クライシス帝国[編集]

暗黒結社ゴルゴム壊滅から半年後に地球に現れた、異次元世界である怪魔界に存在する帝国。文明の発展とともに汚染や砂漠化といった環境破壊が進んだため、地球の全人類を抹殺して臣民50億人を移住させようと目論み、その戦略基地を確保するために日本を狙う。

本格的な侵攻以前に、少なくとも本編開始10年前から計画を進めていた(第24話)。クライシス皇帝の命を受けたジャーク将軍の指揮の下、4大隊長がそれぞれの配下である怪魔戦士を用いて作戦を展開したが、RXの活躍により作戦は遅々として進まず、このため中盤以降は皇帝直属の査察官・ダスマダー大佐が加わった。

大隊長ら上級幹部や怪魔戦士には、地球の環境に適応する強化細胞を移植されており、この細胞がなければ怪魔界の住人は地球に生存することができない。

怪魔界の住民の中には、クライシス帝国から逃れ地球に移り住む者も存在する。彼らが前述の強化細胞を移植しているかどうかは本編では語られていない[注 5]

クライシス皇帝
1000年前に怪魔界に現れ、クライシス帝国を築き上げた怪魔界の支配者にして帝国の皇帝。全能の神として怪魔界で恐れられていた。かつてその姿を見た者はいなかったが、最終話で巨大な顔だけの怪物という正体を現す。
身体中に生えた無数の棘の間から触手を伸ばし相手を絡め取るほか、目や口などから放つ強力な破壊光線や光弾を武器とする。
最後はボルティックシューターとRXキックで怯んだところをリボルケインで貫かれ「人間が地球を汚せば新たな怪魔界が生まれ、地球を襲うであろう。全てはお前たち人間どもの罪」と叫んで爆死した。
声の担当は、昭和仮面ライダーシリーズの歴代首領を演じた納谷悟朗
ジャーク将軍
ダスマダー大佐
遅々として進まない地球侵攻に痺れを切らしたクライシス皇帝が派遣した査察官。地球攻撃兵団の幹部クラスでも、その働き次第で皇帝の名により処罰、場合によっては処刑する権限を有する。
作戦の失敗は逐次皇帝に報告するだけでなく、皇帝の威光を笠に着て居丈高に振る舞い、独断で大隊長を処罰したり作戦を独自に立案・実行したりするなど、ジャーク将軍の指揮権に干渉する行動も目立った。そのためジャーク将軍や四大隊長との仲は険悪そのものだが、彼の登場でジャーク将軍と四大隊長達の結束が強まった面もある。
しかし、ただの虎の威を借る狐ではなく戦闘力も高く、身軽な身のこなしと愛用の剣でRXに度々挑む。何度か殺害されても平然と復活する不死身っぷりを見せる。また、RXの弱点がキングストーンであることを突き止めるなど、情報収集・分析力にも秀でている。
その正体は、クライシス皇帝の分身であることが終盤になって明かされ、クライス要塞内での戦闘を経てクライシス皇帝としての真の姿を見せる[注 6]
コスチュームのデザインは、クライシス帝国の幹部のなかで唯一、石ノ森章太郎のラフスケッチがもとになっている。その他の幹部は雨宮慶太と篠原保によるデザインである。
官房長ロボット・チャックラム
ジャーク将軍に情報を提供する役目を担う小型ロボット。英語交じりの喋り方が特徴。常に空中に浮遊している。
最終話にてクライス要塞に潜入してきたRXに倒された。

四大隊長[編集]

地球攻撃兵団において、実際に戦闘や作戦の実行に当たる4つの部隊の隊長。いずれも劣らぬ実力の持ち主揃いだが、功名心の強さからかお互いに足を引っ張ることが多く、それが原因で失敗に終わった作戦も少なくはない。

海兵隊長ボスガン
ナイトの称号を持つ、貴族出身の四大隊長の1人。怪魔界一の剣の使い手で、短剣や長剣、電磁波剣などを駆使しRXと度々剣を交えた。スマートな体型で、赤いバイザーのヘルメットのような頭部の額には小さな人面があり、そこから言葉を喋る。垢抜けた言葉遣いで話し、飄々とした態度で立ち振る舞う。一人称は基本的に「私」を使う。
貴族の出身でプライドが高く、ロボットであるガテゾーンや純粋なクライシス人ではないゲドリアンを見下している。そのため、自分より格下の者と同等に扱われる事を嫌っている。また、皇帝の使者ではあるものの怪人であるグランザイラスに呼び捨てにされた時は「無礼者」と激怒していた。騎士然とした立居振舞、RXとの直接対決に固執する誇り高い戦士としての面を示す。その反面で密かに次期将軍の座を狙っており、栄達のチャンスや、プライドを傷つけられた折には卑劣な手段を辞さないこともあった。本人曰く「慈悲深い方」だと語っている。
度重なるRXの作戦妨害に業を煮やし、ロボライダーの装甲をもやすやすと斬り裂く怪魔稲妻剣で自らRXに挑むも、結果的には霞のジョーを戦線離脱させただけに留まっており、怪魔稲妻剣もジャーク将軍に折られた。これ以後は将軍に忠義を尽くし、将軍に利するためにあえてダスマダーに与することもあった。
その後、電磁波剣を武器にするもグランザイラスの台頭に焦りを感じてRXに最後の一騎打ちを挑むが、剣の腕の差を見せつけられリボルケインの二連突きを受けて敗北。貴族としてのプライド故か勝敗が完全に決した後も敗北を認めず、絶命するその瞬間まで地面に膝を付かず仁王立ちのまま最期を遂げた。
諜報参謀マリバロン
四大隊長の1人。異次元空間を何百年も漂流し、呪術や妖術に始まり変装術に至るまで百数種類の妖魔力を身につけた純粋なクライシス人の女戦士で、帝国きっての魔導士。変身能力も持っている。戦闘時にはその妖術のほか、兜の黄金の羽根と電磁鞭を操っての攻撃を得意とし、怒りが頂点に達すると目が赤く輝く。
諜報網を張り巡らし多くの作戦情報を提供する、ジャーク将軍や他の大隊長に作戦を進言するなど、「諜報参謀」の名に相応しい働きを見せた。反目しあうことの多い四大隊長の中にあって比較的ガテゾーンとは仲が良く、共同作戦を行なうことも多い。また帝国への忠誠心は厚く、その妖術と様々な策略で光太郎を苦しめた。
冷静沈着な知略家だが肝心の場面で私情が勝ってしまう短所があり、光太郎やその仲間を仕留めるチャンスを逸する、敵前で重要機密を吹聴するなどのミスも目立った。
4隊長のなかでもとりわけRXの力を恐れており、直接対決は努めて回避する傾向にあった。直接対決に持ち込まれそうになったとき、RXに懐柔を図ったこともある(第30話)。RX打倒にはもっぱら謀略をもって臨む。
ジャーク将軍への忠誠心は曲者揃いの四大隊長の中で最も厚く、ジャーク将軍の生命に危険が迫ると我を忘れて将軍の助命を請う場面も見られた。将軍からの信頼も深く、幾度も処刑の危機を救われている。
第45話で、バイオブレードで顔を傷つけられる。四大隊長の中では最後まで生き残るも、クライシスの敵である光太郎を懐柔しようとしたクライシス皇帝に逆らったために処刑された。
機甲隊長ガテゾーン
四大隊長の1人で、出自不明のロボット。モノアイの頭部と革ジャン姿が特徴で、頭部を分離させてボディのみを動かすこともできる。戦闘ではソードオフの形状をしたレーザーガンを使用する他、愛用するバイクストームダガー」を駆り、部下の怪魔ロボットと共に戦うこともある。くだけた口調で会話し、ジャーク将軍の指令は「アイアイサー!」と答えて承諾する。
一匹狼かつニヒルな性格で、皮肉っぽい言動が多い。アウトローな雰囲気を纏いつつも、クールな態度を崩さないナイスガイ。地位や名誉には興味を示さず、自分の腕や技術をもって打倒RXを信条としており、そちらを優先することも多い。暴走してスクラップ処分された怪魔ロボット・スクライドをジャーク将軍の命令に背いて復活させた他、自分の造った怪魔ロボットを活かすためにジャーク将軍の怒りを買ってまでダスマダーと結託したこともある。また、第39話では老人姿の人間態(演 - 大木史郎)を披露した。
ロボライダー登場前のRXを凌ぐ力を持ったデスガロン、全技術を傾注してバイオライダーの液化能力を再現したヘルガデムを造り出すなど、より強力な怪魔ロボットを製造するための研究開発には余念がないようである。
二大隊作戦としてマリバロンと組むことが多く、またゲドリアンと連携して戦うこともあった。
最後は隊長の座を捨て、ダスマダーと組んで入手したクライシスチャージャーで強化されたネオストームダガーを駆り、最強の怪魔ロボット・ヘルガデムと共に勝負に臨んだ。RXを窮地に追い込むが的場響子らに邪魔され形勢が逆転、ネオストームダガーはロボライダーに破壊される。最後の手段として頭部を切り離し、自らのボディを時限爆弾にしてRXを葬り去ろうとするも、バイオライダーで脱出されて失敗し、残った頭部本体にRXキックを受けて敗北。ニヒルな断末魔をRXに残して爆死した。
牙隊長ゲドリアン
四大隊長の1人。額や両手から放つ破壊光線が武器で、小柄な身体と身軽かつ素早い動きを活かした戦法を得意とする。高い声、常に落ち着きのない動きが特徴。侵略作戦によって人間が苦しむのを楽しむ、残虐な性格の持ち主。
怪魔界一暗くて寒い辺境地のゲドラー域の出身であり、太陽の光にあふれる地球に住む人類を憎んでいる。このような出自から、自身を大隊長に取り立てたジャーク将軍に対して並々ならぬ恩義を抱いており、地位に対する執着は他の3人以上に強い。[注 7]また自身と同じく生粋のクライシス人でないガテゾーンとも組むことが多かった。
第42話にて皇帝から送られた最終時計抹消のため、他の大隊長達に裏切られた事に怒りを感じ、自らを媒介にクライス要塞のエネルギーを分身である怪魔異生獣・ゲドルリドルに送り込むが、ゲドルリドルがRXに倒されたことでエネルギーの逆流によって消滅してしまう。

その他[編集]

ガロニア姫
クライシス皇帝の娘で、うなじに皇帝の娘の証であるホクロがある。また、強力な念動力を使うことも出来る。
クライシス帝国の次期皇位継承者として皇帝の細胞の1つから生み出され、養育係であるムーロン博士の指揮の元、クライス要塞内で特殊な成長促進光線を当てられて養育されていた。誕生して3ヶ月で(外観・身体的には)6歳まで成長しており、程なく20歳程度に達するはずだった。しかしあるチャップのミスによって光線発生装置が故障し、その影響で消滅してしまう。
養育係であったマリバロンとムーロン博士は替え玉となる少女を探し出し、消滅した事実を隠蔽しようとしたが失敗に終わり、ジャーク将軍が皇帝に対しガロニア姫はRXによって暗殺されたと嘘の報告を行う結果となった。また、最終話にて皇帝が光太郎と会談した際にもこのことについては言及せず、「サーの称号を与える」と発言している。
劇中で「歴代の姫君」の存在が語られており、過去にも何人もの皇女が存在したはずだが、すでに存命でない模様。
皇帝自身は「父君」と呼ばれており男性であるようだが、その細胞から生み出された後継者の彼女は女性となっている。

主な戦力[編集]

クライス要塞
地球攻撃兵団の旗艦。艦首の巨大な頭部や昆虫のような多数の節足が特徴で、怪魔界と地球とを自由に航行することが可能。
怪魔戦士
クライシス帝国が送り込む怪人の総称。新しい戦士が登場するたびに「怪魔○○大隊最強の戦士」と幹部に紹介されることが多い(自分で名乗ったケースは少ない)。「最強の戦士」と紹介された怪人が強いとは限らず、直接対決でRXにさしたる善戦も出来ないまま倒された敵も少なくない。
怪魔獣人
ボスガンが率いる「怪魔獣人大隊」に属する戦士たち。クライシス人の中で優れた者を改造強化したもので、動物などの特性を有する者が多い。名称は「ガイナ〜」で統一されている。
怪魔妖族
マリバロンが率いる「怪魔妖族大隊」に属するサイキック戦士。戦闘訓練を受けてより強力な妖魔力を身につけたクライシス人によって構成されており、いずれも妖怪的な風貌が特徴。なお、真正面から直接的に敵と戦闘するより、裏で暗躍したり相手をジワジワと追い詰めていく戦法を得意としている。名前には必ず漢字が含まれている。
怪魔ロボット
ガテゾーンが率いる「怪魔ロボット大隊」に属するロボット。いずれも怪魔界の超科学の枠を集めて作られた堅牢な機兵集団で並の攻撃ではビクともしないばかりか、人間並の知能を有する精強な者が揃っている。また並外れた火力とパワーを有するものも多く、RXがパワーアップを重ねた後も苦戦させることが多かった。他の大隊の怪魔戦士とは異なり名称に統一されたパターンはなく、各々が持ち合わせる特性に由来したネーミングが多い。
怪魔異生獣
ゲドリアンが率いる「怪魔異生獣大隊」に属する戦闘獣。怪魔界の生物をクライシスの科学力で戦闘用に強化改造した生物兵器と言えるもので、人間並の知能を有するがそれ以上に高い戦闘本能を有する。名前はキュルキュルテンを除き、類似した語句を連続させ韻を踏んだ形となっている。
最強怪人グランザイラス
RX打倒のためにクライシス皇帝が遣わした最終破壊兵器。目から放つ破壊光線、右手からの火炎放射、ロボライダーの装甲にもダメージを与えるほどの高熱を帯びた火の玉に変身する等、強大な戦闘能力を有し、体内には街一つを廃墟とするほどの威力の爆弾が内蔵されている。
RXはおろか、歴代10人ライダーの同時攻撃すらものともしない装甲を誇り、作中に登場した敵の中では唯一リボルクラッシュをも阻止するほどの実力の持ち主でもある。2度目の対決では体内に進入したバイオライダーに内側から攻撃されて倒されるが、それもまたRXとの相討ちを目論んだダスマダーの思惑通りであった。しかしバイオライダーは水の粒子となって爆発と同時に脱出したため、作戦は失敗に終わる。だが、倒されてもその際に発生する爆発の威力はすさまじく、東京の市街地の広範囲が壊滅状態に追い込まれている。
前述の通り皇帝の使者であるため、皇帝の代理人であるダスマダーの命令にしか従わない。また、四大隊長であるボスガンを呼び捨てにしていた。
本来は、怪魔獣人と怪魔ロボットの合体怪人「ガイナトリゲラン」として、石ノ森章太郎がデザインしたもの[7]
チャップ
地球攻撃兵団の一般兵士で、黒・茶色・灰色の3色のタイプが存在し、3人一組で行動することが多い。いわゆる従来の敵組織に見られる戦闘員に相当する存在であり、前作で廃されていた戦闘員との立ち回りがある程度復活した形となったが、基本的には偵察・工作活動要員で戦闘向きではない。
マシンガンやバズーカが武器で、人間に変身する能力を有する。また、マリバロン配下の「怪魔道化師」やボスガン配下の「チャップ悪魔分隊」も存在する。終盤では、レイピアが武器で礼装のマントに身を包んだ「チャップ親衛隊」が登場した。
スーツは『特捜ロボ ジャンパーソン』に登場するダベ星人に流用された。
客演情報
仮面ライダーオーズ/OOO
テレビ本編第28話(ライダーシリーズ通算1000回記念話)に、元ショッカー戦闘員・千堂院の欲望から生み出された戦闘員軍団に混じって登場している。正体はヤミー(『仮面ライダーオーズ/OOO』の怪人)。
仮面ライダーフォーゼ
テレビ本編第2話に、RXと戦う姿が劇中のネットの動画として映し出されている。

怪魔界[編集]

クライシス帝国の存在する異次元世界。怪魔空間ともいわれる。異次元世界内にある、地球に瓜二つ(地形が日本列島をはじめ地球と同じ形状をしている)の惑星の形をとっていることが最終回で判明。

環境破壊の進行で消滅寸前の状態にあった。ダスマダーは最終回で「怪魔界とは地球の影というべき双子の惑星であり、地球人の環境汚染によって衰亡させられた」とRXに告げた。しかしクライシス皇帝の横暴な開発政策で怪魔界の環境が破壊されたという第3話のワールド博士の証言、37話でクライシスが地球の大気を亜硫酸ガスで改造する作戦を実行した前例も存在するため真偽は不明である。

最終回においてクライシス皇帝がRXに倒された直後、皇帝と運命を共にするように、遂に消滅(爆発)を迎えるが、劇中ではこの怪魔界の消滅の原因について特に説明はない。

怪魔界の住民
怪魔界でクライシス帝国の支配に服する人民たち。クルミン族、レイカ族などの種族の存在が確認されている。
外見的には、触覚のような耳を除けば地球人とほぼ同じで、地球人との間に生殖も可能(第8話、第24話)。レイカ族や第28話に登場した兵士たちのように、地球人と全く変わらない外観の者たちもいる。また、特徴的な耳を有する種族でも、何らかの方法で地球人同様の外観になることが可能である(第12、13話)。
ボスガンは自らが生粋のクライシス人であることを誇りにしており、一方でゲドリアンが純粋なクライシス人ではないことが語られており、「怪魔界の住人」=「クライシス人」とは限らないようである。

仮面ライダー[編集]

本作初登場の仮面ライダーのみを記述。他の仮面ライダーについては、各記事を参照。

歴代の10人ライダー
本作以前の仮面ライダーシリーズに登場し、日本を守った10人の仮面ライダー。バダン壊滅後は世界各地に旅立ち、数年後に暗躍を開始したゴルゴムの海外支部と各国で戦い、そして撃破した。その後も引き続き、世界各地でクライシスと戦っていた。クライシスの日本総攻撃を予期し、アメリカアリゾナを中心に戦っていた1号ライダーのもとに集結。共同での特訓を経た後、第44話で日本に帰国してRXと共闘。RX=光太郎は彼らと対面したことで自分以外のライダーの存在を初めて知ったが、クライシスは10人ライダーの存在を以前から知っていた可能性が、マリバロンの台詞から示唆されていた。
スーツアクターの演技と声優のアフレコによる登場であり、映画『8人ライダーVS銀河王』同様、オリジナルキャストは出演していない。また、バイクで移動する描写もなかったため、サイクロンからヘルダイバーまでの各マシーンは一切登場しなかった。第47話でクライシス壊滅後、世界中の新たな悪と戦うためにRXをメンバーに加えて、またも海外に旅立った。
1号ライダーはアリゾナを中心にアメリカ大陸の西半分、スーパー1はアメリカ大陸の東半分[8]を守っていた。
南米で2号ライダーはチリアルゼンチン[8]、アマゾンライダーは第二の故郷・アマゾンを守っていた。
V3はロシアを中心に東ヨーロッパ[8]、スカイライダーは西ヨーロッパ[8]を守っていた。
ストロンガーはアフリカ大陸の南半分[8]、ZXはサハラ砂漠を中心にアフリカ大陸の北半分[8]を守っていた。
ライダーマンはインドを中心に東南アジア[8]、Xライダーはオーストラリアを中心に南太平洋[8]を守っていた。

仮面ライダーBLACK RX[編集]

  • 身長:198.8cm(BLACKから+0.1cm)
  • 体重:88kg(BLACKから+1kg)
  • ジャンプ力:60m
  • 走力:315km/h
  • 水中での活動時間:30分

仮面ライダーBLACKの自己進化形態。クライシス帝国との激戦の中で、さらに後述する二つの変身形態を会得。当初は一旦RX形態を経由してのみ多段変身が可能だったが、展開が進むにつれどの形態からでも別の形態に自由に変身することが可能となった。

「太陽の子」、「光の王子」の異名をもつ基本形態。BLACKに比べて細面かつガッチリとした体格となり、体色には一部濃い緑色が加わっている他、胸にあった蛇と宝玉の図案化された世紀王の紋章は「RX」と読める形に変わっており、変身に際して取るポーズもBLACKの時とは全く異なっている。

BLACKだった頃に顕著だったバッタのイメージは継承されつつも、生物的な意匠は抑えられ、一新された外見となっている。作中では名乗り以外でフルネームで呼ばれることは少なく、もっぱら「RX」と呼ばれる。稀に「仮面ライダーRX」という略称も用いられる(第5話、29話、明治製菓のCMなど)。一般人からは前作同様、単に「(仮面)ライダー」と呼ばれることも少なくない。

腹部に太陽光を取り入れて蓄積する新たなシステム「サンバスク」が備わっており、ここで取り入れられた太陽光とキングストーンのパワーが生み出すハイブリッドエネルギーによって、BLACK時代を上回るパワーを発揮する他、太陽光線を受けることにより、RXの受けたダメージをその場で回復させる。キングストーンも時に光太郎に神託のようにアドバイスを与えることもある(2・16話)。防御力もBLACK時より強化されており、様々な攻撃に対して強い耐性を見せるが、極端にダメージを受けるとサンバスクから煙が出て太陽エネルギーが不足する。

怪魔界など太陽光線の差し込む期間が限られるような場所で変身の制限を受けるという弱点が、序盤は特に強調されていたが、後に夜間でも支障なく変身している描写が見られるようになった。また、もう一つの致命的な弱点として、リボルケインを生成する際に、キングストーンが無防備になる点がある。この他にもサンバスクを破壊されると能力が一時的に大幅な減退を見せるが、太陽光線とキングストーンのエネルギーによって再生する描写が見られた。

専用ツール
サンライザー
変身ベルト。キングストーンの力と太陽の力を象徴するようにダブルタイフーンのような形状を採っており、変身ポーズもBLACKとは全く異なっている。変身ポーズは省略する事も多い。変身の描写も2クール以降は短縮されてしまう。
変身時には第4話まではベルトの発光部分が赤く回転・点滅するエフェクトだが、第5話から、一方の発光部分が太陽が回転するような描写に変更された。
光子剣リボルケイン
サンライザーによって光を結晶化することで生成される剣状のスティック。主に後述のリボルクラッシュを放つ際に用いられるが、敵の光線を受け止める等の使用も見せた。劇中では相手を突き刺すための武器として扱われ、最終話でクライシス皇帝の触手を切り落とす場面もあるが、あくまでも相手の攻撃を払いのける為に使用され、相手の体に斬りつけるといった攻撃は見せなかった。設定上は伸縮自在で鞭のようにも使えたり、光弾を発射するなどの機能も有する万能武器だが本編での使用例はない[注 8]
リボルケインを得たRXの剣術自体も卓越しており、ボスガンやダスマダーといったクライシスきっての剣豪とも互角以上に渡り合った。
必殺技や能力
リボルクラッシュ
リボルケインで敵を突き刺し、光エネルギーを体内に拡散させて爆死させる、RXが最も多用した技にして最大の必殺技。エネルギーの奔流により、敵を貫いた先から火花が噴出する。標的からリボルケインを引き抜いた後にRXは標的から間合いを置き、リボルケインで「R」の字を描くように見得を切り、最後にリボルケインを振り下ろすタイミングで標的は爆死する。ほとんどの回で、クライシスの怪人はリボルクラッシュによって倒される。なお「リボルクラッシュ」という技名が劇中で呼称されることはない。高空にジャンプし、急降下とともに突き刺す、アクロバッターに乗って加速をつけて突き刺す、離れた敵に投げつけて貫くなどのバリエーションがある。
RXキック
BLACK時代のライダーキックの3倍の威力を持つ高空からの必殺キック。空気との摩擦で足先が発光していたBLACKのライダーキックと同様、両足先が赤く発光するが、大きな違いはドロップキックになった点(フォームはシャドーキックとほぼ同じ)。後ろ向きの宙返りの後に繰り出したり、身体に回転を加えて放ったりするなどのバリエーションが存在するが、劇中での呼称は「RXキック」で変わらない(呼称しないまま使用したことも何度かある)。多くの場合決め技というより、リボルケインを繰り出す前に敵にダメージを与えるために使用されたが、ガテゾーンとの最終決戦ではとどめの一撃となっている。なお足先を発光させない通常攻撃のキックでも、RXはドロップキックを行うのが普通である。
マクロアイ
BLACKのマルチアイが強化された両眼。マルチアイの望遠、広視界、暗視の他、透視能力も備わっている。第42話ではゲドルリドルがエネルギーを補充する際の隙を見切る形で使用された。
キングストーンフラッシュ
BLACKから引き続いて使用できる、サンライザーからキングストーンエネルギーの閃光を放出する技。
幻術・妖術を打ち破る機能は健在で、第40話では幽霊に化けたチャップの正体を暴いた。第21話や27話などではサンライザーからの発光によって敵の実体を暴いたり、閃光で敵を怯ませたりしている。
再生能力
太陽の光のもとで戦う場合、任意のタイミングで身体を一気に回復させる能力。
RXを太陽の子たらしめる最大の特徴で、劇中でも幾度と無く使用されており、RXがピンチに追い込まれて大ダメージを負った際、大抵この能力によって形勢を逆転させている。
太陽エネルギーを蓄積するサンバスクの機能とされていたが、番組後半では、サンバスクが破壊されても太陽光とキングストーンの能力で回復するようになっていた。

ロボライダー[編集]

  • ジャンプ力:48m
  • 水中での活動時間:30分
  • 耐火力:3000度

怪魔ロボット・デスガロンによって佐原ひとみの命を目の前で奪われた[注 9]際の深い悲しみに呼応したキングストーンが齎した、「悲しみの王子」、「炎の王子」の異名を持つ特殊形態。

黒と黄色を主体としたボディカラーを特徴とし、胸の紋章は「R2」もしくは「Rr」と読める形に変化している。

ボディが耐熱・耐衝撃性に優れた金属質の装甲「ロボフォーム」に変化し、敏捷性には欠けるが、RXの1.5倍の防御力と剛力を発揮する。それを生かしたパワフルな肉弾戦や、ボルティックシューターを使っての射撃戦を得意とする。弱点は前出の敏捷性の低下の他、ボディが金属分子を含むため、強い磁力によって動作が阻害されることがある。

歴代仮面ライダー史上、初めて専用の銃を装備したライダーでもある。

専用ツール
ボルティックシューター
右太もも付近で光を結晶化させて出現させるレーザー銃。動力源はRXのエネルギーと連動しておりRXがエネルギー切れになると機能をしなくなる。ロボライダー初登場の第15話にて、RXの力では破壊できないとされた神殿牢獄の扉をやすやすと破壊する威力を見せた。設定ではハードショット以外にポイントシュート、オープンシュート、サンシャインシュートなどの多彩な光線を発射できる。
ロボライダー自身の射撃能力により、劇中では百発百中の命中率を示した。第43話では、クライシスきっての銃の名手・ガテゾーンとの銃撃戦で勝利をおさめている。
また、ジャークミドラとの戦闘でロボライダーが落とした際に茂が拾って発射、正確に命中させたこともある。
必殺技や能力
ハードショット
ボルティックシューターの光弾で敵を撃ち抜くロボライダーの必殺技。初期には決め技として何度か用いられた。なお、第19話を最後に決め技としての使用はなく、ボルティックシューターはもっぱら敵にダメージを与えるために使われていた。
ロボパンチ
RXパンチを凌駕する威力の、ロボライダー形態でのパンチ。両拳で打ち出すことが多い。また炎のエネルギーを吸収し、パンチの威力をさらに高めることもできる。メタヘビー戦にて使用。
瞬間変身
光太郎は瞬間的にロボライダーに変身し、ただちに元の姿に戻ることができる。このプロセスはクライシスの怪人たちにも知覚できないほど瞬時に完了する。第20話でこの能力を利用して攻撃を防ぎつつ、絶命を装ってビャッ鬼の目を欺いた。
  • 他にも設定のみだが、触れただけであらゆる機械をコントロールできるハイパーリンクなどの能力があるとされている。

バイオライダー[編集]

  • ジャンプ力:72m
  • 水中での活動時間:無限

マリバロンの卑怯な策略により、茂と霞のジョーが処刑されそうになる中、ロボライダーでも脱出不可能な強力な電磁力を発生させる処刑室に閉じこめられた際、激しい怒りに呼応したキングストーンが齎した、「怒りの王子」の異名を持つ特殊形態。

青と銀、そして赤を基調としたボディカラーを特徴とし、胸の紋章は「R3」もしくは「RB」と読める形に変化している。

身体が液体分子構造を有しており、弾丸やレーザー等あらゆる物理攻撃、念力などの超能力も一切受け付けない。パワーは劣るが、身軽で素早い動きが可能となり、ロボライダーとは対照的な俊敏な戦法を得意とする。また、水中での活動時間が無制限という特性もあるが、これを生かす機会はなかった。 他の2形態(RX・ロボライダー)に比べると高熱に弱いという設定だが、それでも耐熱4000度のボディを持つとされる。本編ではシャドームーンがシャドービームで周辺地面を高熱化させるという方法で、後述のゲル化から通常のバイオライダーに変わる際に、ダメージを与えている。

専用ツール
バイオブレード
左腰付近で光を結晶化することで形成される[注 10]細身の剣。刺突に優れるリボルケインに対して切断能力に優れ、リボルケインではめったに行われない剣戟や斬撃はおおむねこのバイオブレードで行う。敵の放ったビーム攻撃を吸収・反射させる場面もみられた。
終盤では液化状態から実体化した時点ですでに抜刀していて、そのまま間合いから斬撃を決める戦法も用いた。
必殺技や能力
スパークカッター
青く発光させたバイオブレードで、逆袈裟に敵を両断する必殺技。第45話では霊界怪人軍団(8体)を全滅させている。なお、技名の呼称は無い。
液化・ゲル化
バイオライダー最大の特徴である、身体を液体ないしはゲル状に変化させる能力。自在に宙を飛び回ることもできる。
液化しているために物理的な攻撃でその肉体を傷付けることは難しく、その特性を活かして敵の攻撃を回避する・僅かな隙間から脱出や潜入を行う・拘束状態から離脱するなどの使用法がある。また、身体を水の粒子のレベルにまで分解し、その状態から復元することも可能。
液化・ゲル化はRXやロボライダーの状態からでも瞬時に可能。またゲル化からいきなりRXキックを放ち、そのままRXの姿になって戦う等、特にバイオライダーへの変身を介さずとも自在にゲル化する描写がある(後述の瞬間変身を応用しているとも考えられる)。
この状態で宙を飛び回り、高速で敵に体当たりする「バイオアタック」(技名の呼称は第22話のみ)は高い攻撃力を誇る。
抗体精製
体内に取り込んだ毒素の抗体を精製する能力。第18話では、この能力によってムサラビサラの毒に対する解毒剤を作り出した。
細胞融合
自らの身体を細胞レベルにまで分解して、通常の人間の細胞と一体化する能力。その人間に超人的な戦闘能力を与えることが可能。他人の身体を乗っ取る行為であるため人道的観点から使用を控えていたが、第36話にて卑劣なバルンボルンの企みを打ち破るために、プロボクサー・沢田の了承を得て使用した。
ミクロ化
液化の後、等身大の敵の体内に侵入できるレベルまで身体を縮小することが可能。第45話にて、外部からの攻撃が一切通用しないグランザイラスを倒す最後の手段として使用。
瞬間変身
バイオライダーもまたロボライダーと同じく、敵が認識できないほどの早さでRXからバイオライダーに変身・解除できる。第35話ではRXの体内に侵入し心臓を突き刺そうとしたウィル鬼を、瞬間変身+心臓液化で回避して絶命を装い欺くという荒技をこなしている。

マシン[編集]

光機動生命体 アクロバッター
前作の最終決戦でBLACKを援護して自爆したバトルホッパーの残骸が、RXの進化の際の余剰エネルギーを注がれた際にBLACK同様回路がオーバーロードし呼応する形で再生進化したものであり、RXの心強い相棒として活躍した。
バトルホッパーの頃は死に際になって初めて言葉を発したが、アクロバッターに自己進化する際に会得したものか、流暢に言葉を話す機能を持っていた(ライドロンが完成間近な際には嫉妬にも似た感情からか拗ねて情報提供を拒んでいる)。さらに二段変身したRXが搭乗することにより、自らもそれに応じて変形する能力も有する。ただし、市販車への偽装機能はバトルホッパー同様に持っておらず、普段は廃工場に待機しRXの呼び出しに応じて現れる。そのため、変身前の光太郎は前作同様に市販のバイクを使うが、スズキRGV250Γに乗り換えている[9]。主に移動手段として使われた。
動力源はバトルホッパーと同じく「モトクリスタル」。装甲は「ソーラジルコン」と呼ばれる物質に強化され、光子を噴射する推進器「フォトンバーナー」も新たに備わった。バトルホッパー同様、ライダーが搭乗すると両者のパワーが融合し、ソーラジルコンにパワーを充填して放つ体当たり「アクロバットバーン」によって障害物を粉砕する。
ロボイザー
  • 最高出力:550馬力
  • 最高時速:800km
アクロバッターがロボライダーに合わせて姿を変えたもの。厚い装甲と後部に後ろ向きについたバルカン砲を備え、ロボライダーの俊敏性低下をカバーする、アクロバッターをも凌ぐ最高速追跡能力が特徴。本編での使用はないが設定上はレーザー砲も装備している。実際に使用されたのは、初登場である第16話のみだった。
マックジャバー
  • 最高出力:510馬力
  • 最高時速:700km
アクロバッターがバイオライダーに合わせて姿を変えたもの。スピードよりもオフロード走破性に優れる。劇中では初登場時を含めて3度使用され(第17、20、37話)、ロボイザーよりは出番があった。設定ではバイオライダーと同じく液化能力を有し、水中潜航も可能とされているが本編での披露は無かった。
ライドロン
光の車」「重装騎マシン」とも呼ばれる、RXの赤色の専用四輪車で、クライシス帝国で皇帝の政策に反対し、僻地に流されていた学者・ワールド博士の設計図を託された光太郎が独力で設計図通りに製作した。当初は起動しなかったが、かつてゴルゴムのクジラ怪人がBLACKの命を救った「聖なる海の洞窟」に運ばれ、「生命のエキス」を得て起動し、自分の意志を持ちライダーと会話もできるスーパーマシンとなった。
地上だけでなく水上、水中、さらには地中も疾走し、「ライディングアロー」と呼ばれる体当たり技や、地球と怪魔界を行き来する能力をも有する。車体前部に「グランチャー」というアゴ、車体上部に「パイルエッジ」という鋸状の突起を備え、地中を進む際の掘削機や、戦闘時の武器として活用する。普段はアクロバッターと共に廃工場に待機し、RXのコールでどこへでも駆け付ける。
デザインイメージは『海底二万里』のノーチラス号[10]

客演情報[編集]

仮面ライダーZO
漫画版に登場。仮面ライダーZOとともにシャドームーンの体を奪ったジャーク将軍と戦う。
仮面ライダーディケイド
テレビ本編と劇場版に登場。テレビ本編と劇場版ともに、本作で南光太郎を演じた倉田てつをが演じた。オリジナルキャストだが別世界のリ・イマジネーション体という設定であり本作の光太郎とは別人。
仮面ライダーオーズ/OOO
仮面ライダー電王』とのクロスオーバー作品に登場。ダブルライダー、電王、磔にされたNEW電王、オーズを助けるため他のライダーと共に登場。
仮面ライダーフォーゼ
テレビ本編第2話に登場。ネットで流れたライダー伝説のビデオ映像で兵士チャップと戦う様子が描かれる。
仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦
最終決戦時のみ登場。BLACKと違い目立った出番は無いが、終盤戦ではディケイドや1号、クウガ、龍騎、ブレイド、電王たちと共にカニレーザーと戦った。スーツアクターは岡元次郎が担当している。こちらもBLACKとは別人の設定。
仮面ライダー×スーパー戦隊×宇宙刑事 スーパーヒーロー大戦Z
最終決戦時のみの登場。
平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊

出演者[編集]

レギュラー・準レギュラー[編集]

声の出演[編集]

主なゲスト出演者[編集]

参考文献:『仮面ライダー大図鑑 (7)』(バンダイ・1992年) p.116 - 123

※ その他のゲストは、放映リストを参照

スーツアクター[編集]

以下の歴代ライダーについては兵士チャップ等同様、JAC(現・JAE)以外のアクションチームも応援参加しており、撮影日やシーン、カットごとに入れ替わる事があるため、一律ではない。

スタッフ[編集]

音楽[編集]

前作『仮面ライダーBLACK』でBGMの作曲を担当した川村栄二は、本作ではOPや挿入歌の作曲も担当した。

主題歌[編集]

オープニングテーマ[編集]

仮面ライダーBLACK RX
宮内タカユキはシリーズ初参加。第1話本編内ではNGテイクが使用されており、他に歌詞違いでも録音されているが商品化はされていない。

エンディングテーマ[編集]

「誰かが君を愛してる」
  • 作詞:康珍化 / 作曲:林哲司 / 編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ

挿入歌・イメージソング[編集]

「運命の戦士」
  • 作詞:康珍化 / 作曲:林哲司 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
「戦場のライダーRX」
  • 作詞:石ノ森章太郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:宮内タカユキ
「黒い勇者」
  • 作詞:平出よしかつ / 作曲:林哲司 / 編曲:石田勝範 / 歌:倉田てつを
「すべては君を愛するために」
  • 作詞:康珍化 / 作曲:林哲司 / 編曲:石田勝範 / 歌:宮内タカユキ
「光の戦士」
  • 作詞:江連卓 / 作曲・編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
「激進RX」
  • 作詞:石ノ森章太郎 / 作曲・編曲:渡辺宙明 / 歌:宮内タカユキ
「バトルoh!RX」
  • 作詞:小林義明 / 作曲・編曲:川村栄二 / 歌:宮内タカユキ
「永遠のために君のために」
  • 作詞:平出よしかつ / 作曲:川村栄二 / 編曲:石田勝範 / 歌:水木一郎
挿入歌アルバム発売後のリリースであり、初出はコロちゃんパック。カセットのみでCDは発売されなかった。
「11(イレブン)ライダー大讃歌」
  • 作詞:赤井圭 / 作曲・編曲:菊池俊輔 / 歌:水木一郎
番組終了後に発表されたイメージソング。シングル(8cmCDとカセット)での発売で、C/Wは「永遠のために君のために」。カラオケはカセットのみ収録。
「仮面ライダー・99のうた」
  • 作詞:赤井圭 / 作曲・編曲:小森昭宏 / 歌:水木一郎
番組終了後に発表された企画もので、発売形態は8cmシングルCDとカセット。カップリングは「魔法使いサリー99のうた」(歌:朝川ひろこ

放映リスト[編集]

放送日 話数 サブタイトル 登場怪人 ゲストライダー
シャドームーン
その他 怪魔界人
脚本 監督
1988年
10月23日
1 太陽の子だ! RX
  • 怪魔妖族
    • スカル魔
    • スカル魔スター
  • 怪魔ロボット
- 江連卓 小林義明
10月30日 2 光を浴びて! RX
11月6日 3 RX対風の騎士
  • 怪魔獣人
蓑輪雅夫
11月13日 4 光の車ライドロン
  • 怪魔ロボット
-
11月20日 5 洞窟探険の落し穴
  • 怪魔獣人
    • ガイナガモス(声 - 岸野一彦)
      • ガイナン
蔦林淳望
11月27日 6 怪魔ET大暴れ!
  • 怪魔異生獣
    • キュルキュルテン
12月4日 7 SOS! 友情の輪 辻理
12月11日 8 パパとママの秘密 荒木憲一
12月18日 9 マリバロンの妖術
  • 怪魔異生獣
    • アッチペッチー(声 - 斉藤茂
      • 巨大サボテン
  • 怪魔妖族
    • スカル魔
鷺山京子 蓑輪雅夫
12月25日 10 ニセ者でドッキリ
  • 怪魔異生獣
    • ドグマログマ(声 - 西尾徳)
宮下隼一
1989年
1月15日[注 14]
11 スクラップの反乱
  • 怪魔ロボット
    • スクライド(声 - 森篤夫)
小笠原猛
1月22日 12 夢の中の暗殺者
  • 怪魔妖族
    • ズノー陣(声 - 岸野一彦)
1月29日 13 狙われた怪魔少女
  • 怪魔異生獣
    • フラーミグラーミ(声 - 依田英助)
鷺山京子 松井昇
2月5日 14 ひとみちゃん誘拐
  • 怪魔ロボット
    • デスガロン(声 - 森篤夫:14話&15話)
    • トリプロン1号(15話-17話)
    • トリプロン2号(声 - 岸野一彦:15話-17話)
    • トリプロン3号(15話-17話)
      • 合体トリプロン(17話)
    • ネックスティッカー(声 - 西尾徳:16話)
  • ガロニア姫
    • 幼年態(14話)
    • 成長態(演 - 丸山真穂:16話&17話)
  • ムーロン博士(演 - 井上三千男:14話)
  • クルミン族
江連卓
2月12日 15 ロボライダー誕生 蓑輪雅夫
2月19日 16 奇跡の谷の姫君
2月26日 17 バイオライダー!
3月5日 18 怪! 夢の空中遊泳
  • 怪魔異生獣
    • ムサラビサラ(声 - 依田英助)
- 小笠原猛
3月12日 19 恐怖の人工太陽!
  • 怪魔ロボット
    • クロイゼル(声 - 新井一典)
  • 怪魔妖族
    • スカル魔
荒木憲一
3月19日 20 バナナを喰う鬼
  • 怪魔妖族
    • ビャッ鬼(声 - 奥村公延
      • 人間態(白老)(演 - 奥村公延)
江連卓 松井昇
3月26日 21 愛と友情の戦線
  • シャドームーン
  • レイカ族
宮下隼一
4月2日 22 シャドームーン!
  • 怪魔異生獣
    • アントロント(声 - 岸野一彦)
蓑輪雅夫
4月9日 23 ブタになったRX
  • 怪魔獣人
    • ガイナバラス
- 鷺山京子
4月16日 24 パパはドラキュラ
  • 怪魔異生獣
    • リックバック(声 - 依田英助)
宮下隼一 蔦林淳望
4月23日 25 さそり座の花嫁
  • 怪魔獣人
    • ガイナカマキル(声 - 斉藤茂:25話)
    • ガイナギンガム(声 - 岸野一彦)
江連卓
4月30日 26 ボスガンの反撃 小笠原猛
5月7日 27 大逆襲! 影の王子
  • 怪魔異生獣
    • マットボット(声 - 西尾徳)
  • シャドームーン
宮下隼一
5月14日 28 皇帝陛下の代理人
  • 怪魔異生獣
    • ギメラゴメラ(声 - 斉藤茂)
- 鷺山京子 蓑輪雅夫
5月21日 29 水のない世界
  • 怪魔異生獣
    • ムンデガンデ(声 - 依田英助:29話)
      • ムンデガンデ(寄生体:29話)
  • 怪魔ロボット
  • 怪魔道化師
江連卓 小笠原猛
5月28日 30 明日なき東京砂漠
6月4日 31 怪魔界を見た女
  • 怪魔ロボット
    • エレギトロン(声 - 岸野一彦)
鷺山京子 蔦林淳望
6月11日 32 愛と希望の大空
  • 怪魔妖族
    • 岩魔(声 - 桑原たけし)
    • スカル魔
6月18日 33 瀬戸大橋の大決戦
  • 怪魔異生獣
宮下隼一 蓑輪雅夫
6月25日 34 四国空母化計画!!
  • 怪魔ロボット
    • シュライジン(声 - 岸野一彦)
      • 人間態(演 - 高橋利道、声 - 岸野一彦)
  • 怪魔お遍路
7月2日 35 光太郎指名手配!!
  • 怪魔妖族
    • ウィル鬼(声 - 依田英助)
小笠原猛
7月9日 36 ヒーローは誰だ!?
  • 怪魔異生獣
    • バルンボルン(声 - 西尾徳)
      • 人間態(グレートマスク)(演 - 高橋利道、声 - 新井一典)
7月16日 37 牙むく獣人忍者隊
  • 怪魔獣人
  • 怪魔忍者隊
江連卓 蔦林淳望
7月23日 38 白骨ヶ原の妖舞団
  • 怪魔妖族
    • 天空(声 - 木村有里)
      • 人間態(演 - 木村有里)
  • 奇跡の舞踏団
7月30日 39 爆走! ミニ4WD
  • 怪魔ロボット
    • スピングレー(声 - 森篤夫)
山田隆司 蓑輪雅夫
8月6日 40 ユーレイ団地の罠
  • 怪魔獣人
    • ガイナジャグラム(声 - 徳丸完)
宮下隼一
8月13日 41 百目婆ァの恐怖
  • 10人ライダー
    • 仮面ライダー1号
    • 仮面ライダー2号(声:桑原たけし)
    • 仮面ライダーV3(声 - 鳥居賞也)
    • ライダーマン(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーX(声:桑原たけし)
    • 仮面ライダーアマゾン(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーストロンガー(声 - 桑原たけし)
    • スカイライダー(声 - 鳥居賞也)
    • 仮面ライダースーパー1(声 - 岸野一彦)
    • 仮面ライダーZX(声 - 桑原たけし)
江連卓 小笠原猛
8月20日 42 四隊長は全員追放
  • 怪魔異生獣
鷺山京子
8月27日 43 敗れたり!! RX
  • ネオストームダガー
  • 怪魔ロボット
    • ヘルガデム(声 - 桑原たけし)
宮下隼一
村山隆策
松井昇
9月3日 44 戦え! 全ライダー
  • 最強怪人
    • グランザイラス(声 - 岸野一彦)
  • 親衛隊チャップ(44話)
  • 霊界怪人軍団(45話)[注 15]
江連卓
9月10日 45 偽ライダーの末路 蓑輪雅夫
9月17日 46 ライダーの総突撃
  • 最強怪人
  • クライシス皇帝
9月24日 47 輝ける明日!

放映ネット局[編集]

特記以外TBS系列局

他媒体展開[編集]

イベント映画[編集]

映像ソフト化[編集]

ネット配信[編集]

  • 2014年6月16日より、YouTubeの「東映特撮 YouTube Official」で毎週2話づつ配信が行われている。

漫画版[編集]

リメイク[編集]

  • マスクド・ライダー - 本作品に登場する仮面ライダーBLACK RXを用いたパワーレンジャーと同様の制作方式によるアメリカの映像作品。制作に際し、人種問題への配慮から設定が大幅に変更され、主人公が居候する一家は、主人が白人、夫人が東洋人、娘が白人、養子の息子が黒人という構成となった。

ゲーム作品[編集]

発売元はバンダイナムコゲームス(バンダイレーベルと旧バンプレストレーベル)による。

他の仮面ライダーシリーズとの関連[編集]

仮面ライダーBLACKとしてのゲスト出演は仮面ライダーBLACKを、シャドームーンおよびジャーク将軍の登場作品についてはシャドームーンジャーク将軍をそれぞれ参照。

関連項目[編集]

  • 総天然色バラエティー 北野テレビ』内ショートコント
    番組放映期間中に、キー局のTBSが制作した番組。RXが登場。当時他局では『仮面ノリダー』等のパロディも存在したが、こちらは本作品の公式なパロディである。
  • 映画『右曲がりのダンディー
    番組放映期間中の1989年8月に公開された映画作品。RXとアクロバッターが出演し、玉置浩二演じる主人公とのタンデムシーンを披露している。

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 『仮面ライダーBLACK』最終回でも終了マークはつかず。
  2. ^ 秋月信彦の素顔は直接見せず。
  3. ^ 死んだと思っていたシャドームーン=信彦を前にした時には敵対していたと分かっていながらも我を失い夢遊病者のように迂闊に接近したり、戦闘中にいつもなら取れる受身すら取れないほど動揺していた。
  4. ^ その時もバレないように、人の所有物であるサボテンを盗まれた事にして、あろう事かゴミ箱に捨ててしまおうとする図々しくもしたたかな一面まで見せた。
  5. ^ 強化細胞の設定は、怪魔界の住民が地球に住み着く話があまり見られなくなった本編終盤に語られたものである。
  6. ^ ただし、本編中盤では自分が皇帝の怒りを買う事を恐れる描写も見られた。
  7. ^ 22話では、ゴルゴムの世紀王だった頃の記憶を失いながらも生きていたシャドームーンを、ジャーク将軍が招聘しRX撃破に当たらせた際には、他の3人以上に隊長の地位を奪われる事を恐れていた。
  8. ^ ただし、本作の海外版である『マスクド・ライダー』ではとどめを刺すときに光弾を発射している。
  9. ^ 実はRXを陥れるための替え玉だった。
  10. ^ 一部の資料では、リボルケインが変形したものと書かれている。
  11. ^ ロボイザー、マックジャバーも同様。一部資料にはバトルホッパーと同じRA125 (SF13A) と記されているものがあるが[9]フロントフォークブラケットやチャンバー(排気膨張管)、スイングアームの形状から別物と判断できる[独自研究?]
  12. ^ 『仮面ライダー画報』ではRX-7(二代目)と記載している[9]
  13. ^ 篠原保は雨宮慶太のアシスタントとしての参加。石ノ森章太郎は番組中期から後期の怪人の多くのラフスケッチを起こしており、多くはそのまま着ぐるみとして造形された。
  14. ^ 1月8日に放送予定であったが、昭和天皇崩御のニュースのために1月15日の放送になった。
  15. ^ スカル魔スター、キュルキュルテン、ズノー陣、アントロント、メタヘビー、エレギトロン、ガイナカマキル、ガイナニンポー(声 - 神山卓三)

出典[編集]

  1. ^ 『週刊 仮面ライダー オフィシャルデータファイル』第102号、ディアゴスティーニ。
  2. ^ 朝日ソノラマ刊『超光戦士シャンゼリオンバイブル ― ファンタスティックコレクション』白倉伸一郎インタビューより
  3. ^ 白倉伸一郎國分功一郎「存在論的なヒーローのために」『ユリイカ 9月臨時増刊号』通巻615号、青土社、2012年8月、p.11
  4. ^ a b 超全集 1992, p. 103.
  5. ^ 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、192頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  6. ^ 『超世紀全戦隊大全集』講談社、1993年11月、p.190。ISBN 4-06-17816-1
  7. ^ 『仮面ライダー大図鑑(7) 』(バンダイ・1992年)、108頁
  8. ^ a b c d e f g h 「仮面ライダー OFFCIAL DATA FILE」No.108より。
  9. ^ a b c 画報 2001, p. 90, 「COLUMN 05 ライダーマシーン徹底比較」
  10. ^ 超辞典 2011, p. 786.
  11. ^ a b NAKED 2010, p. 34, LIST OF WORKS 岡元次郎.
  12. ^ NAKED 2010, p. 22, 岡元次郎.
  13. ^ NAKED 2010, p. 141, LIST OF WORKS 高岩成二.
  14. ^ 1989年2月号から
  15. ^ 「'99TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2000』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2000年4月20日、62頁。雑誌コード:01844-04。
  16. ^ 「2000TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2001』 朝日ソノラマ〈宇宙船別冊〉、2001年4月30日、66頁。雑誌コード:01844-04。
  17. ^ 宇宙船』Vol.118(2005年5月号)、朝日ソノラマ2005年5月1日、 60頁、 雑誌コード:01843-05。

参考文献[編集]

TBS毎日放送制作 日曜10時台前半
前番組 番組名 次番組
仮面ライダーBLACK
(1987年10月4日 - 1988年10月9日)
仮面ライダーBLACK RX
(1988年10月23日 - 1989年9月24日)
※本番組まで全国ネット
噂の!東京マガジン
(1989年10月1日 - 1992年9月27日)
※ローカル枠、1時間番組
毎日放送 日曜10時台前半
仮面ライダーBLACK RX
板東英二のスポーツパラダイス
※ローカル枠、1時間番組