ニコニコ動画

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ニコニコ動画(ニコニコどうが)は、ニワンゴ提供している動画配信関連サービス。愛称は「ニコ動」「ニコニコ」など。「ニコニコ動画モバイル」として携帯電話端末向けにもサービスを提供している。

ニコニコ動画の特徴は、動画配信サイトで配信されている動画の特定の再生時間上にユーザーがコメントを投稿し表示できるコメント機能であり、その他にもユーザーやアップロード者同士が交流できる機能を数多く備えている。

ほかの動画配信・共有サイトと同様に、配信されている動画の中には著作権者に無断でアップロードされたものもしばしば見られ、それを問題視する見方もある。しかしその一方で、趣向を凝らして制作された動画が高い人気を得るなど、独特のコメントシステムもあいまって、独自の文化を築いている。

2007年度グッドデザイン賞受賞。日本オタク大賞2007オタク大賞受賞。2008年アルス・エレクトロニカ賞のデジタルコミュニティ部門栄誉賞受賞[1]

目次

概要

動画の時間軸に対してコメントができる機能を特長とした動画配信関連サービスである。2006年12月12日に実験サービスとしてプレオープンとしてサービスが開始され、2007年1月15日にβバージョンに移行するとともに、初めて運営元がニワンゴであることが明かされた。2007年6月1日にニコニコ普及委員会が発表した「ニコニコ宣言(仮)」において、基本理念が明らかにされている[2]

バージョン

サイト名には「ニコニコ動画(β)」のようにバージョンが付随しており、数ヶ月から半年ごとにバージョン名の更新とともに、サイト構成の大幅な見直し位や新機能の追加がまとめて行われている。歴代のバージョンは以下の通りである。

また、2008年以降の4月1日は、エイプリルフールの限定企画バージョンが公開されている。

  • ニコニコ動画 2.0(笑)(2008年4月1日限定エイプリルフール企画)- コメントが逆の方向(左から右)に流れる
  • ニコニコ動画(βββ)(2009年4月1日限定エイプリルフール企画)- コメントが赤くなり3倍のスピードで流れる「高速プレイヤー」搭載

利用者数

2009年1月31日の時点で、一般会員登録者数が1109万人を越え、有料会員が26万人、モバイル会員は304万人を突破している[3]。ただし、アカウントはメールアドレスごとに発行されるため、1人で複数の一般アカウントを持つことは容易である。

サービス開始から1年に満たない2007年11月の時点で、すでに日本全体のトラフィックの約12分の1を占めていた[4]といわれており、その急成長ぶりが窺える。

この急成長に対応するため、ユーザー登録制を導入した当初は、負荷対策のためにサイトに常時アクセス出来るユーザー数をID番号によって制限し、サーバ増強に応じて少しずつその制限を緩和してきた。現在では、全てのIDで常時ログイン・動画の視聴ができる。ただし、土日祝日のアクセス増などによる負荷対策など、場合によっては一時的に常時アクセス可能なID数を減らす対策がとられる場合もある(規制中であっても、ニワニュース読者限定で配布された特別なIDを持つ5000名に関しては、常時アクセスが可能となっていた)。

しかし、一方ではサイト自体の混雑度が非常に高くなってきており、音楽・映像といったマルチメディアを共有するサイトの性質上、サーバーへの負担は尋常ではなく、時間帯によっては、動画の検索や閲覧はおろか、サイト内の移動ですら困難な状態になってしまう障害が発生することもある。サイトの増強が追いつかない原因は「赤字続きによる資金的な問題」という憶測もあったが、公式コラム[5]によると、データセンターのサーバ設置スペースが足りないのが原因とし、土地が広いデータセンターへの移転の準備を進めているとしている。

システムと特徴

動画

アップロードサイト

2009年6月現在のニコニコ動画は、動画を直接アップロードするサービスそのものではなく、他の動画投稿サイトにアップロードされた動画を独自のコメント表示・投稿機能を通して観覧させるというものである。SMILEVIDEOに動画をアップロードする(SMILEVIDEOはニコニコ動画専用のサイトであるため、アップロードするだけで自動的にニコニコ動画に登録される)ことで、ニコニコ動画内でその動画を見ることができるシステムとなっている。

(β)まではYouTubeにアップロードされた動画にも対応しており、事実上、サイト上の大半の動画がYouTubeのものであった。しかし、ニコニコ動画からYouTubeのサーバーへのアクセスを完全に遮断されたため、(β)としてのサービス終了を余儀なくされ、(γ)としての再開時には対応を完全に打ち切った。ここで、その代替として用意されたのがSMILEVIDEOである。なお、YouTube側はアクセスを遮断した理由に関して公式な発言をしていないが、ニワンゴはYouTubeのサービスに「ただ乗り」し、動画を直接参照する形でサービスを開始し、人気とともにアクセス数やトラフィックが爆発的に上昇したため、YouTubeのサーバに多大な負荷がかかってしまったことが理由と推測される[6]

また、(RC)の途中まではAmebaVisionにアップロードされた動画にも対応していたが、2007年10月1日に行われたメンテナンスを機に、運用上の理由から対応を終了した。SMILEVIDEOに規約違反の動画(違法なものや、わいせつなものなど)をアップロードしアカウントを停止されたユーザーが、その逃げ口として「AmebaVisionのアカウントを取得し、再び問題のある動画をアップロードする」という使われ方が横行したのを終了の理由としている。また、(β)時はYouTube、(γ)以降はSMILEVIDEOが投稿の大半を占めており、AmebaVisionの動画の投稿が極めて少なかったことも理由のひとつと考えられる。

同様に、フォト蔵の動画にも対応していたが、2008年5月28日のメンテナンスに伴いに新規投稿の受付を終了した。ただし、AmebaVisionとは違い、受付終了以前にニコニコ動画に投稿された動画は、2009年6月現在でも閲覧可能である。

なお、リンク元サイトの元動画と比較して画質が異なるとの主張もあるが、再生しているFLVファイル自体および再生に使うFlashのシステムは同一であり、異なるのは表示倍率のみ(ニコニコプレイヤー上では512×384 pixelsで表示されるため、それよりもサイズの小さな動画は拡大表示される)である。

エコノミーモード

無料の一般会員は、一定条件(サーバー負荷や時刻など)で動画の画質を強制的に下げる「エコノミーモード」になる(当初の名称は「低画質モード」)。また、動画のURLの最後に?eco=1と付け加えて入力すれば、任意でエコノミーモードにすることもできる。ただし、もともと画質の低い動画はエコノミーモードの対象にはならない。そのため、エコノミーモードにならないギリギリまで画質を下げた「エコノミー対策」を施した動画も投稿されている。

エコノミーモードは、画質を落とすためにニコニコ動画のサーバサイドで再エンコードされた動画が再生されるため、動画によっては、まれに音ずれする、動画の再生時間が短くなる、さらに珍しいケースとして画面が乱れるという現象が起こる場合がある。

エコノミーモードへの切り替えは当初は19時から行われていた。2009年2月より時間帯が拡大され、平日が18時から、休日は12時から行われている[7]

コメント機能

閲覧者は、再生中の動画に対して再生画面上にコメントを書き込むことができる。コメントは、現在再生しているタイミング(時間軸)に対して投稿することができ、それ以降に動画が再生された際は、そのタイミングから画面の右から左に4秒間横切る形で表示される(後述のコマンド機能により画面の上下に字幕のように表示させることも可能)。この独特のコメント機能が、ニコニコ動画の最大の特徴といえる。

コメントの表示タイミングは、書き込まれた現在時刻に関係なく、すべて「動画内の時間軸」で扱われる。そのため、コメント投稿そのものに時間差があっても、動画上では書き込まれた時と同じタイミングで表示される(自分の投稿とそれ以前に書き込まれたコメントが並存する)ことになる。その結果、閲覧者はチャットや掲示板のような時系列とは異なる「実時間を超越した擬似的な時間共有」(運営側はこれを「非同期ライブ」と名づけている)を体感することができる。コメントに時間の概念を導入したことで、ニコニコ動画は従来の動画投稿には無い「利用者同士の一体感」を獲得することに成功している。コメントを駆使してアスキーアートを作成して投稿動画を彩ったり、「歌ってみた」シリーズでの歌詞を表示したりといった職人と呼ばれる存在もある。

コメントは動画上にかぶさって表示されるため、邪魔に感じる場合は「コメント非表示」をチェックすることにより、その動画に関するコメントを非表示にすることができる。標準設定は「表示する」であり、コメント非表示設定は記憶されない(プレイヤー上では「忘れっぽいです」と注意書きされている)。

書き込まれたコメントが一定件数を超えると、古いコメントから順に表示されなくなるが、「マイメモリー」に動画を登録することで、その時点のコメントを保存できる。保存したマイメモリーの閲覧時には、任意のコメントの表示・非表示を設定することも可能である。

(γ)まではコメントに投稿者の名前を付加することができたが、匿名掲示板のような感覚で気軽にコメントするユーザーが大半であったため、ハンドルネームを付加するユーザーはごくわずかであった。そのため、この名前欄は、「ニコニコ動画 (RC)」サービス開始と同時に廃止された。

コマンド機能

通常のコメントは白色の文字が動画上を右から左へと流れていく。コマンド機能を併用することで文字色や文字の大きさ・表示方法などを数種類から選び、その動画の好きな位置に自由にコメントを行うことができる。コマンドはコメント入力欄の左側にあるボックスに入力(「big」「red」「ue」など)し、位置や色といった異なる属性同士であれば併用もできる。一般会員が使える色は8色だが、プレミアム会員(有料会員。詳細は後述)は16色使える。

これを応用することで、コメントを利用して動画に字幕をつけることができる。また、コマンドと特殊文字(Unicode)などを複雑に組み合わせでイラストや巨大な文字が作られることもあり、これはアスキーアート(AA)にちなみ「コメントアート」(CA)と呼ばれる。

コメントの保存件数

1つの動画につき、再生時間1分未満で100件、1分以上5分未満で250件、5分以上10分未満で500件、10分以上で1000件のコメントまでが表示されるように構成されており、それを超えた場合には古いコメントから順に表示されなくなる。ただし、コメントは表示されなくなったものも含めすべてサーバに保持されている。プレミアム会員であれば「過去ログ」機能により、任意の日時を指定することで古いコメントの閲覧が可能である(一度に表示されるコメント数は通常と同じ)。

コメントの表示件数は、当初は全件を表示していたが、2006年12月19日に250件に制限され、2007年1月5日に動画の長さで段階的に切り替わる現在の仕様に変更されている。

コメントの傾向

投稿されるコメント内容は、おしなべてインターネット掲示板2ちゃんねる」、特にニュース速報(VIP)板に通じる特徴が見られ[要出典]、VIP板が後記の「草」ゆえ「草板」と呼ばれるのと同様にニコニコ動画が「草動画」とも呼ばれる所以となっている。これは、ニコニコ動画のサービスを開始当初、2ちゃんねるの管理人である西村博之のブログで紹介されたことが利用者大幅増の要因となったことの影響を受けている。

もっともよく見られるコメントは、2ちゃんねる内でも広く使われている、笑いを意味する「w」(通称「草」あるいは「芝」)を笑いの度合いの数だけ並べたものである(例: 「wwwww」「ちょwww」など。ちなみに発祥は2ちゃんねるのネトゲ実況板である)。現在では、ニワンゴより公式的に用意された初心者向けの使い方解説動画の中で、「笑った箇所にはすすんで「w」をつけましょう」と公式的に案内されている[8]

荒らし対策

ときにはコメントやタグを使って、動画の内容に対する罵倒、他者に対する誹謗中傷や無意味な「荒らし」行為、および特定の国家・民族・宗教を攻撃する人種差別ヘイトクライム的な行為なども見られる。

また、同一内容のコメントを同一時間に大量に投稿することで映像部分が見えなくする行為もある。こういったコメントは一般的に「弾幕」と称されている(ただし、「弾幕」はウケを狙って書き込まれたものも多く、悪意のある迷惑・荒らしとして限定されるものではない)。

このような荒らし行為の発生は、動画の上にコメントを無制限に書き込めるシステムであるが故につきまとう問題である。

現在のニコニコ動画はアカウント制をとっているが、動画へのコメントは匿名で投稿することができる。ただし、匿名性があるとはいえ、投稿者のIDは投稿されたコメントと同時に保存されているため、完全な匿名ではない(当初はID番号がそのまま保存されていたが、2007年8月23日より毎週変化する暗号化された文字の羅列に変更されている)。現在では、後述の「NG設定」にこのIDを指定することで、そのIDで書き込まれたコメントをすべて非表示にすることが可能となっている。

脆弱性を突いた荒らし

2007年4月15日頃より、DoS攻撃など、なんらかの攻撃ツールを使った攻撃により、わずか三日ほどで動画再生回数が数百万・うちコメント数万数千(コメント数に対して異常に再生数が多い)という事態に見舞われたため、再生回数とコメントがリセットされた動画が存在する。

同時期には、投稿時URLを用いるバグフィクスを突いた投稿動画の異常増殖・重複投稿事件が発生しているが、これらのような不正な行為を行うとアカウント削除の対象になると運営側は警告している。しかしながら、仮に対象のアカウントを削除したとしても、同一犯が別アカウントを作成・使用することが現時点では可能なため、上記の原因による運営側がそのユーザーに対しアクセス禁止処分をとった例は開設当初から一度もなく、対象の処罰の対象および処分等を明記した利用規約上にすら存在していないことも重大な欠陥であるという指摘も多い。

コメントの削除

運営者が運営上問題があると判断した場合、コメントの削除が行われる場合がある。

悪質なユーザーには、動画の下に設けられた「不適切なコメントを通報する」というリンクから「削除依頼掲示板」にアクセスすることができ、問題のあるコメントの削除を依頼することができる。削除依頼掲示板には原則として、コメント削除などの権限を持った「ひっそり削除人」というハンドルネームのスタッフが常駐しており、早ければ掲示板への書き込みから5分程度の短時間で対処される。また、特定のユーザーへの処分などを要請すれば運営の手によってコメント機能を一時的にあるいは長期的に停止させることができる。この機能は荒らし行為ばかりでなく「死ね」等といった誹謗中傷コメントや不適切なタグにも対応することができる。

また、動画の投稿者は「コメント編集」の権限を持っており、任意のコメントを非表示(事実上の削除)にすることができる。ただし、運営者による削除とは違い、コメントデータに非表示のフラグが立つだけなので、あくまで動画プレイヤー上において非表示になるだけである。そのため、一度非表示にしたコメントを元に戻したり、サーバから受け取る生のテキストデータを見ることで非表示にされたコメントの内容を参照したりすることができる。

なお、タグを使っての荒らしは、その傾向上、コメント以上に対応が難しい。またタグは、荒らしのみならず心理を表すものとした様々な使い方もあるため、決して一様には出来ない難しい側面もある。

マイリスト機能

良く見る動画をお気に入りとして、マイリストに登録することも出来る。マイリストは、他の利用者に公開することも可能。ブックマークとしての個人利用のほか、動画投稿者が自分の投稿作品をリストアップする目的で公開するケースが多い。RSS機能を搭載している。また、閲覧している動画に登録されている公開マイリストを検索する機能もある。

タグ機能

各動画には説明文のほか、タグと呼ばれる動画の内容を指し示す検索用キーワードを10個まで登録することができる。タグの導入により似たような動画を容易に探せるような仕組みになっている。タグは2008年5月より導入された「ニコニコ大百科」と連動しており、そのタグに関する解説や経緯、そのタグをつけられた代表的な動画などを知ることができる。

ニコニコ動画では動画投稿者だけではなく閲覧者も自由にタグを登録することができるのが特色である。本来は検索機能として用いられるタグだが、動画の内容に絡めたタグ付けやニコニコ特有のタグ付け(「才能の無駄遣い」や「孔明の罠」など)も多く見られ、独自の異彩を放っている。また同じ素材(例えば「歌ってみた」「アイドルマスター」などの人気ジャンルに属する無数のサブジャンル)を扱った動画や同じ投稿者による動画に対して閲覧者の間で自発的にタグが発明され、より深い検索のニーズに応えている側面もある。

しかし、この仕組みが災いし、しばしばタグ付けが検索の妨げとなってしまうメタ・ノイズや、タグを用いた他者の誹謗中傷などの荒らしの発生につながってしまうこともある。特に注目を集める動画やランキング上位の動画においては、閲覧者らが自分のふさわしいと信じるタグ付けとタグ削除を相互に争うように行う「タグ戦争」と呼ばれる現象も発生する。この「タグ戦争」中、まれに殺人予告などがタグに書き込まれる場合がある。荒らし回避のため、あるいは著作権上問題のある(もしくは規約に抵触するおそれのある)動画が削除されるのを防ぐため、意図的にタグを付けない事もある。

動画投稿者は、閲覧者によるタグ削除(削除荒らしなど)への対処として、自身の投稿した動画のタグに最大5個までロック機能をつけて固定することができるようになっている。

また、タグは各言語版それぞれに異なるもの持っており、日本語版から見た海外版のタグを「海外タグ」と呼ぶ。他言語版のサイトが出来た当初は海外タグの閲覧も可能だったが、現在は日本語版からの閲覧は出来ない仕様になっている(ニコニコ大百科の動画記事ページ、およびそのほかの言語間では閲覧可能)。他言語版のタグはその言語のサイトにアクセスしない限り編集出来ない。

検索機能

検索機能では、動画につけられているタイトルや説明文中のキーワード、およびタグを元に動画の検索ができる。検索結果は投稿日時、再生回数、最新コメント日時などのそれぞれで昇順、降順にソートすることが可能である。(夏)までは、「きまぐれ検索」というニコニコ動画に登録されている動画を任意に抽出して検索する機能もあった。

ランキング機能

毎時 / デイリー / 週間 / 月間 / 合計 の5つの期間のマイリスト登録人数、再生回数およびコメント数のそれぞれでランキングがつけられており、人気のある動画が一目で分かるようになっている。毎時ランキングは前の一時間の、デイリーは前日の、週間は前週、月間は前月、合計ランキングについては動画が投稿されてからのマイリスト登録人数、再生数、コメント数でランク付けされる。毎時以外のものについてはカテゴリ(音楽、エンターテイメント、アニメ、ゲームなど)ごとのランキングもある。リロードを繰り返すことでランキング上位を狙うユーザーが多く見られるようになったため、一時的に再生数を基準にしたランキングを除外した時期もあったが、現在は再び利用可能になっている。

ニコニコプレミアム

ニコニコ動画を快適に利用できる有料サービス。2007年6月18日の(RC)と同時に提供を開始した。プレミアム会員は、以下の特典がある。

  • 一般会員の使用できる帯域より大きい帯域幅をサーバーより割り当てられるため、サイトが混雑しても動画を快適に視聴できる。
  • 一般会員は混雑時には動画の画質を落として再生される(エコノミー)のに対して、プレミアム会員は常時本来の画質のまま視聴できる。
  • マイリスト、マイメモリーの拡大や過去ログ閲覧機能、プレミアム会員専用コメントカラーの追加などの特典がある。
  • 後述のニコニコ動画モバイルでは、混雑時に動画を視聴する際にプレミアム会員が優先される。
  • アップロードできる動画のビットレート制限が1Mbpsに、容量制限が100MBに上がる(一般会員は600kbps、40MBまで)。
  • 投稿した動画の動画説明において、一部のHTMLタグが使用可能になる。
  • 動画再生ページを開いた際、再生ボタンを押さなくても自動再生させる設定が可能になる。
  • ニコ割(時報)を再生しない設定が可能になる。
  • 携帯電話向けのニコニコ動画モバイルにおいて、黄色信号(モバイル向けに変換されておらず、一般会員は閲覧不可)の動画を変換し、青信号(誰でもモバイルで閲覧できる)にすることが可能になる。
  • ニコニコ市場で、他のユーザーが登録した商品の削除が可能になる。
  • ニコニコ生放送で、一般会員よりも優先して視聴席が確保される。
  • ニコニコ生放送で、ライブカメラなどを用いたユーザー生放送の発信が可能になる
  • ニコニコ大百科の記事編集が可能になる。


しかし利用者の内情では料金を払ってまで動画を見ることに疑問を投げかける利用者も少なくなく、またその案内が勧誘的で宣伝的なものであるという批判も少なくない。

ニコニコ市場

ニコニコ市場(いちば)は、ニコニコ動画独自のサイト内広告であり、2007年7月12日より開始された。Amazon.co.jpYahoo! ショッピングの商品、およびドワンゴの携帯電話向けコンテンツを動画の下のスペースに表示するだけのものであるが、最大の特長は、動画閲覧者が、動画に関連する商品を自由に市場に登録できることである。また、「商品をクリックした人の人数」「ニコニコ市場から商品を購入した人の人数」が表示されており、「この動画を見た人がこの商品を購入した」ということが分かるのも特長である。

単純に関連のある商品のみならず、ウケ狙いで商品が登録される(例:歌詞の空耳「ごまえー」→胡麻和えの素)こともあり、しばしばコメント欄に、市場に登録されている商品や、実際に買った人への反応が投稿されることもある。さらに、商品から関連する動画を検索することも可能である。これにより、「広告の存在感」を大幅に向上させることに成功している。もともと2ちゃんねるのまとめブログなどで行われていた、広告を記事のオチとしてネタにする、「アマゾン芸」と呼ばれる文化をうまく発展させ取り込んだシステムと言える。

市場には、Amazon.co.jpやYahoo! ショッピングの商品を最大10個まで[9]、ドワンゴのコンテンツを最大3個まで登録できる。そのうち5個までは商品のサムネイルが表示される。当初はAmazon.co.jpの商品のみサポートしており、さらにAmazon.co.jp側への負荷を軽減するため、プレミアム会員のみのサービスであったが、2007年7月14日より誰でも商品を登録することができるようになり、後日にはドワンゴの携帯コンテンツの対応を開始、2008年5月9日からはYahoo! ショッピングへの対応を開始している。

機能の変遷

RC2から

ニコニコ割り込み
略称は「ニコ割」。動画を視聴しているユーザーに対し、運営側が別の動画を割り込ませるいうもの。動画再生部分の上にある「ニワニュース情報局」の部分を使い放送を行う。現時点では、後述の「時報」が内容のメインとなっているため、「ニコ割」よりも「時報」という呼び名が普及している。
現在は午後7時、午前0時、午前2時、金曜の午後11時になるとドワンゴによるナレーションつきの時報、ならびに深夜0時には荒らしに対する啓発や、動画のアップロードやマイリストの使用を促進するメッセージ(ACジャパン(旧名:公共広告機構)をパロディにした『公共コメント委員会』名義のCM)、およびスポンサー広告(2007年11月25日より開始)が流れる。視聴中の割り込みは強制(ランキングやメイン画面は含まれない)で、一時的に動画の再生が停止し、コメント入力もできなくなる。
時報では、「午前0時ぐらいをお知らせします」といったメッセージとともに、時刻のカウントが行われる。しかし、時報の開始時間はその時刻ちょうどを過ぎてから始まるので、「ぐらい」という言葉が示すとおり、実際にはカウントの時点で20~30秒ほど過ぎている。
RC2開始前日の「テスト放送」や開始直後は、しばらくは物珍しさに面白がるユーザーが多かったが、慣れてくるにつれて「再生中の動画が突然停止しコメントできなくなる」ことに不満を覚えるユーザーが増えコメントで「時報うざい」などと表示されることが増えつつあるため、評判は賛否両論であるが、好意的に受け止められる例は減少傾向にあるともいえる。広告やニコ割ゲームの導入より、時報そのものが長くなる傾向にあり、広告に興味の無い、一刻も早く動画の続きを見たいユーザーにとっての不満の種として上がるケースが増えつつある。ページの再読み込みを行えば時報を強制的に終了させることも可能だが、再生中の動画は最初から閲覧することになってしまい、時報が流れている途中で何らかが原因で起こる回線切断が起こると最悪の場合ストリーミングエラーを起こし動画の続きを見ることができなくなってしまう問題も確認されている。
  • 2007年12月31日は、あらかじめ「23時55分から元旦0時2分」の間サービス停止が告知され、23時55分より5分半にも及ぶ時報が流された。内容は2007年12月に時報を協賛した格闘技イベント「やれんのか! 大晦日! 2007」の映像演出に合わせたもので、その源流となる格闘技イベント「PRIDE」のテーマソングが流れる中、年末を締めくくる挨拶、ニコニコ動画の歴史、スタッフロール、新年のカウントダウン、新年の挨拶で構成されていた。新年のカウントダウンはやはり30秒ほどずれており、年が明けてから「5ぐらい、4ぐらい、3ぐらい、2ぐらい、1ぐらい!」と「ぐらい」付きでカウントされた。このカウントダウンはPRIDE、やれんのか!でリングアナウンサーをつとめる声優の太田真一郎が行った。
  • 2008年3月4日は、SP1開始前の日であり新機能のテストとして、予告なしに動画表示領域とニワニュース情報局の部分を用いた「もぐらたたき」を行った。それ以降もこのようなゲームを「ニコ割ゲーム」として通常水曜日午後9時25分から放送している。参加型の企画であるためユーザーが完全に受け手側となる時報に比べると批判は比較的少ないものの、視聴を妨げる点では前者と同じであり否定的な声も少ないわけではない。
  • 2008年3月4日24時の時報は、通常のものとは違い、動画表示領域の上に被さる形で表示された。「ニワニュース情報局」の領域はそのままで、時報中はニュースのテキスト部分が表示される部分に、時報の中で宣伝したCDの歌い手の名前が表示された。
  • 2008年4月30日24時の時報から、最初の「ニコニコ動画」の部分が、初音ミクからGacktがくっぽいどの声に変更された。
投稿者専用コメント
自分が投稿した動画に対し、投稿者自身が特別なコメントを付けることができる。投稿者専用コメントは、通常のコメントと区別され、コメント表示数を超えても表示されなくなることがなく、表示期間を設定することも可能である。投稿者専用コメントが使われている動画は当初、プレミアム会員と動画投稿者のみが視聴できたが、現在は一般会員も視聴できる。
コメント編集
自分が投稿した動画に対し、投稿されたコメントを非表示にすることができる機能。
NG設定
特定の言葉を含んだコメントや、特定のユーザーが書き込んだコメントを非表示にすることができる機能。表示したくない言葉、暗号化されたユーザーIDやコマンドを設定(両者の合計で最大20件、プレミアム会員は最大100件)することで、設定した言葉を含むコメント、特定のユーザーのコメントを非表示にすることができる。コメント非表示とは違い、自分が不快に思うコメントのみを非表示に出来るというメリットがある。しかし一部の利用者のマナーの悪化に伴って登録したNG設定が一般会員を中心にすぐに上限に達してしまう例があるため、登録上限数の不足を指摘する声も増加傾向にある。
フィルター
自分の投稿した動画に書き込まれた特定の単語を、ユーザーが任意で設定した他の単語に置換(例:「田中」→「佐藤」、「u」→「ウッ-ウッ-ウマウマ」など)することができる機能。
ニコスクリプト
投稿者・利用者共に使用できる「ニコスプリプト」が搭載されている[10]。この機能を使うことで、コメント機能を使った投票を行ったり、動画の一部に穴を空けてコメントで動かすことができるなど、コメント機能を使った遊びなどが実現できる。

夏(サマー)から

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
ニコニコミュニティ
特定のテーマに沿ったユーザー同士で交流を行うことが出来る機能。mixiなどのSNSで普及しているコミュニティ機能とほぼ同等の構造。コミュニティ製作者は「管理人」となり、コミュニティ内部のみ閲覧可能な「コミュニティ動画」や参加者への権限管理などが出来る。また、コミュニティ内部には掲示板(動画用とコミュニティ用の2種)があり、参加者や管理人との交流が可能。コミュニティへの参加は、既に参加しているメンバーからの招待、もしくは自ら参加の申請を行い、管理人に承認されることで可能となる。現在、コミュニティの作成はプレミア会員のみが可能となっている(参加は一般会員も可能)。また、コミュニティには「コミュニティレベル」があり、参加メンバー内のプレミアム会員の数によって変動する。レベルによってコミュニティ参加可能メンバーの数とコミュニティ内部の動画投稿数が変化する。
ニコニ・コモンズ
プロ・アマチュア問わず、動画製作に利用可能な素材を投稿、利用できる機能。登録された素材には独自のIDが付与され、投稿者の設定した範囲で動画素材として2次利用が許諾される。また、素材登録者は素材利用者によるID申請をもとに利用状況を逐次把握することが出来る。既存のクリエイティブ・コモンズの概念とは異なり、後から登録者によって利用制限範囲を変更することが可能となっている点が大きな特徴。これまで曖昧だった権利関係を明確にすることで、動画サイト共通の課題であった著作権問題に対するニコニコなりのひとつの回答を提示したものといえる。APIを提供することでニコニコ動画だけでなく、外部との連携も可能となっている。「ニコニコ大会議2008」では対応サイトとしてクリエイター系SNSpixiv」の参加が発表された。

秋から

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ユーザーニコ割
動画投稿者がニコ割のサイズに合わせて作成した動画を、ニコ割の部分に挿入することができる。また、メインの動画の再生時間などと連動させることができ、リンクを入れることもできる。ファイルについては、ニコニコムービーメーカーで制作したものを使用する。

冬から

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ニコニコチャンネル
企業から配信されている公式動画がコミュニティ形式で分類・まとめられたもの。これまでタグ検索で「公式動画」と打ち込むことでしか探すことが出来なかった動画がチャンネルに区分され、チャンネルコミュニティに入会することでまとめて閲覧できるようになった。チャンネルコミュニティは通常のニコニ・コミュニティとともに表示される。

ββから

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過去ランキング閲覧機能
ランキングに表示されているカレンダーを使って2007年4月3日以降の好きな日の過去ランキングを呼び出せる。
ニコニ広告
「ニコニ広告」はニコニコポイントを使って好きな動画を宣伝できるサービスで、お気に入りの動画や、自分が投稿した動画を宣伝することができる。なお、宣伝した動画には、動画の最後に宣伝者の名前がテレビ番組の提供クレジット風に表示される。


画面レイアウト

右上

(夏)までのニコニコ動画のページ最上部には、累計の動画再生数やコメント数、今日の天気などを表示するナビゲーションバーのスペースがあった。このバーの右半分(ページ全体で見ると右上端)には、ニコニコ市場の購入速報や、ページのアクセントとして『今日のひと言』的なメッセージを表示するスペースが存在していた。ほぼ毎日更新されるこのスペースはそのまま『右上』と呼ばれ、ユーザーに親しまれていた。当初は標語のようなメッセージが大半だったが、公式掲示板の「TOPの右上を考えるスレ」にひとことのアイディアが多く投稿され、次第にキャラクター性を帯びるようになっていった。

しかし2008年10月1日の「ニコニコ動画(秋)」開始とともに、(ページを開いた際に最初に見える『ファーストビュー』を重視した結果)ナビゲーションバーが撤去され、同時に『右上』は姿を消した。しかし、運営からの告知が行われる「ニコニコニュース」には「毎日沢山の一言案を書き込んでいただいていたので、場所を変えて再開する予定です」との「予告」がされていた。そして休止から20日が経過した2008年10月21日、広告欄を利用する形で『右上』が復活。同時に最近のコメントを閲覧できる特設ページ「最近の右上」が開始された。直後に、ニコニコ動画のサービス間を行き来できる形でナビゲーションバーが復活し、その右端にある吹き出しのマークにマウスカーソルを置くことにより、本来の位置でも『右上』の閲覧が可能となった。

その他

  • 2007年11月26日のメンテナンス以降から(夏)まで、ページ上部のアカウント表示部分に気象情報(アカウントで設定された地域)が表示されていた。
  • サイト左上のアニメーションしているアイコンをクリックすると、定期的に変更される単語により、自動的に検索が行われる。ほとんどのアイコンは同じワードだが、「よていち」札に限り例外である。ただし2009年6月現在、ここのスペースに広告が表示されることもある。

メンテナンス

毎日AM5:00~AM6:00ごろは定期メンテナンスがある。この時間内はサイト内のコンテンツに繋がりにくくなる。その他にも、不定期でメンテナンスが実施されることがあるが、その場合は事前に告知されることが多い。

投稿した動画が削除された場合

ニコニコ動画では、何らかの理由で投稿された動画が削除(規約違反や、投稿者自身による削除など)された場合、単なる文字によるメッセージではなく、専用に用意された動画で、視聴できないことを伝えるようになっている。(夏)からは権利者によって動画が削除された場合、動画説明欄にその権利者名や削除理由が記されるようになった。

この場合、リンク切れしたサムネイルには黒地に白の文字で「視聴できません」と表示される。それを再生しようとすると「本日はニコニコ動画に御アクセスいただき、ありがとうございます。この動画は、○○(理由)により、ご覧になることができません。またの御アクセス、お待ちしております。」という内容のアナウンスともに、映画のエンドロールのように下から上に向かってメッセージが流れる。

このときのBGMは、原則としてスタッフの“fooさん”によるリコーダー演奏である(このため、その専用動画は「笛」と呼ばれることもある)。さらに、“fooさん”の演奏の長さによっては、「引き続き、fooさんのご演奏をお楽しみください。」とアナウンスされ、最後まで演奏が流されることがある。

動画の内容は、時期によって入れ替わる。

  • βまでのメッセージの出だしは「本日はニコニコ動画に~」であったが、γ以降はその前置きとして、「春です。」「鬱です。」「まっ盛りです。」「クリスマスです。」など、時期によって異なる出だしが付加されている。
  • BGMには、『蛍の光』 (Auld Lang Syne)、『大きな古時計』 (My Grandfather's Clock)、『ずいずいずっころばし』、『夕やけこやけ』、『さくらさくら』などの曲が時期替わりで用いられている。
  • βからγにかけて、スパイクのゲームソフト『喧嘩番長2 フルスロットル』の映像にオリジナルの台詞(ゲーム中のキャラクターが、他のキャラクターになぜ動画が見られないかを尋ねていき、動画が削除されたかメンテナンス中であることを知り「な、なんだってー!」(漫画MMRのセリフ。ネット上で流行した)と驚く内容)を付加して構成したものが流されていた時期がある。音声部分は通常のものとは変わらず、“fooさん”演奏の『夕やけこやけ』をBGMに、通常と同じのアナウンスが入ったものである。なお、スパイクは、ニワンゴと同じくドワンゴ傘下の企業であり、この時期は『喧嘩番長2』の発売日前後であった。その関連で、サイト内の広告も同作のものが表示されていた。
  • RC初期では、「春です。」から始まるナレーションが流れ、BGMは“fooさん”が小学生以来に挑戦したというハーモニカによる演奏であったが、しばらくしてからはナレーションが変更され、BGMはリコーダー演奏による『茶摘み』が用いられた。「夏」を連想させるものであろう。
  • RC2開始後しばらくは、“fooさん”の『桃太郎』をBGMにリーゼント姿の男性「はまじ」(ロックンロールバンド SHORT LEG SUMMERのボーカル、東野ハマジ)が、削除されたことを伝える文字をリーゼントで受け流す、という映像が流されていたが、12月に入って『きよしこの夜』をBGMにしたクリスマス専用動画で以前の形式に戻った。
  • クリスマス終了後はfooさんはお休みということになりSchool Daysの最終話差し替え放送(いわゆる「Nice boat.」で知られるもの)のパロディを思わせる映像になっている。
  • 2007年6月頃(SP1)は動画投稿者によって削除された場合、ペルソナ4のPVの一部が流れた。
  • 以降、季節やバージョンごとに冒頭の挨拶とリコーダーの曲が変更されていたが、2009年1月頃より冒頭の挨拶は「どうせ時報女です。」(削除のメッセージを読み上げているナレーターが、ニコ割の時報担当と同一人物で、そのため一部で「時報女」と呼ばれていたため)となり、頻繁な更新は行われなくなった。
  • 権利者の申請により削除された動画は通常のものとは異なり、「この動画は、権利者の申請により、削除されました。」というメッセージが表示される。音声はアナウンスと、“fooさん”がリコーダーでひたすら高音をロングトーンするものである。

ニコニコ動画モバイル

2007年5月7日にニコニコ動画の携帯電話版である「ニコニコ動画モバイル」が発表され、2007年5月9日12時までテスターの応募をおこなった。募集員数は5000人であったが、サーバに余裕があるとしてその後追加募集が行われた。

コメント投稿時の文字色、位置、大きさはPC版とは異なりメニュー形式で指定する。またFOMAハイスピード端末のみ1秒間のコマ数を増やして再生できる「臨界突破」という設定がある。再生履歴はアプリ本体に保存されており、PC版のそれとは別に管理される。マイリストの追加・削除も可能で、PC版マイリストとの共有も可能である。ただし、タグの編集などモバイルからは使用できない機能もある。また、モバイル向け変換がされていない一部の動画はプレミアム会員のみが変換を実行でき、一般会員がこれらの未変換動画を視聴したい場合はニワンゴに依頼する形式となっている。ただし、中には変換自体が実行できない動画(赤信号)も存在する。その他、細かいバージョンアップも随時行われている。

なお、モバイル版では、「投稿者専用コメント」および「ニコスクリプト」が付けられた動画は内容に関わらず強制的に「コメント不可動画」となり、通常のコメントではないもの(この機能で投稿者自身が付けたコメントなど)は一切表示されないようになっている。

各キャリアごとの対応機種やシステムは以下の通り。

ニコニコ動画モバイルの対応機種

  • NTTドコモ - FOMA900iシリーズ以降と703iシリーズ以降、および一部機種を除く2008年冬モデル以降の機種に対応。専用のiアプリを用いて動画の再生、コメント表示や投稿を行う。
  • au - Flash Lite 2.0 に対応した全ての機種に対応。BREWおよびオープンアプリプレイヤーは1日に3メガバイトの通信しか行えない制限があり、代替としてFlash Lite 2.0 でのサービスが開始された。Flash Lite 2.0 には通信制限はないが、ユーザー自身がボタンを押さないと通信ができないという制限がある(要求に反する通信などにおける悪用防止のため)。よって、視聴中は選択ボタンを最低でも2~3秒程度に一回のペースで押す必要がある。また、仕様上の制限から、フレームレートが非常に低い。
  • SoftBank - 2008年10月30日に対応を正式発表、11月4日よりサービス開始。ドコモと同様、専用のアプリを用いて再生する。対応機種のほか非推奨機種があり、入会や視聴は可能だが、音飛びなどの不具合が生じることがある。対応キャリアの中では唯一、公式サイトとして運営されているため、マイメニュー課金でプレミアム会員となることが可能。

ニコニコ動画モバイルの歴史

  • 2007年6月4日 - 紹介機能の追加。テスターから紹介されることにより一般会員でも利用可能となった。
  • 2007年6月18日 - 「ニコニコ動画 (RC)モバイル」へ改称。プレミアム会員へサービス提供開始。
  • 2007年7月10日 - au向けのサービスを開始。FlashLite2.0を利用してのサービス。
  • 2007年8月9日 - 一般開放開始。
  • 2008年1月18日 - iモードの公式サービスとなる。
  • 2008年4月2日 - 以前はPC版の名称変更時に同じ名称へと変わっていたが、エイプリルフール後 (SP1) を外した「ニコニコ動画モバイル」へ改称。
  • 2008年11月4日 - ソフトバンク向けのサービス開始とともに公式サービスとなる。

運営上の問題点

削除の基準問題

時に性的表現を含む動画がアップロードされている。そのような動画のアップロードはニコニコ動画並びにSMILEVIDEOの「公序良俗」を理由とした規約に違反している。そのため、本来は発見次第削除されることとなっている。しかし運営側ではどのような内容のものが「公序良俗」に反するのかについて明確な基準を示しておらず[11]、削除の際には、動画投稿者に事後にメールで通知される以外に削除理由の旨を告知することも無いため、一般ユーザーは何を理由に削除をされているのかが(建前上)分からないのが現状である。特にギャルゲー萌えアニメやおいを取り扱ったコンテンツでの発生が多い。 なお、投稿した動画の紹介に全く無関係のタグをつけた場合「動画に無関係のアニメやドラマ、有名人などの名前を書き加えて、検索に引っかかりやすくした場合」には「検索妨害」という禁止事項に該当する。

著作権問題

ニコニコ動画と提携しているSMILEVIDEOにアップロードされているアニメ、ミュージカルライブ、テレビCM、テレビ番組などは、ほとんどの動画が著作権者に無断でアップロードされたものである。利用規約では著作権侵害になるファイルのアップロードを禁止しているが、著作権法違反の投稿は後を絶たないのが現状である。

権利者(個人、法人、法定代理人含む)から権利を侵害されているとの申し立てがあれば、審査し削除するとしている。その他肖像権などの権利侵害もこれに準ずる姿勢をとっている。性的描写を含むアダルトコンテンツは閲覧者の判断で報告できるが、こと著作権に関しては権利者からの申し立てのみ受け付けているため、アダルトコンテンツ程迅速な対応はされていない。

他の「動画共有サービスサイト」にも言える問題ではあるが、YouTubeでも著作権違反に関する規制が強化されているのに比べ、ニコニコ動画は登録制でクローズドな側面もあってか、著作権法を軽視する傾向にある(MAD動画なども削除の対象になる)。性的描写を含むアダルトコンテンツは迅速な対応・削除という運営側の対処に比べ、著作権法違反に関する動画がこのような対応がされるのは稀で、著作権違反動画の投稿禁止は表面上だけでほぼ黙認状態に近い、との指摘もある。

ただ、最近では連続アニメーション作品の本編や連続ドラマ作品の本編や邦画を含む映画などが多数アップロードされるなど、運営サイトも黙認はしていられない状況となっているためか、著作権侵害動画の削除(報告)ツールを法人向けに提供している[12](2007年6月10日前後より、この申請方法によって削除された動画のページでは通常の削除通知動画とは異なった静止画が表示されている)。削除はあくまで被権利侵害者の報告のみ受け付けている。いわば権利侵害被害者の自助努力に任せる方法で、一部のコンテンツ制作者がこうした運営の手法をラジオ等で強烈な批判を成したこともあった。2007年10月1日には権利保護を強化する方針を発表、権利者との対話を強化し、権利保護システムや監視体制の強化、利用者への啓発活動に取り組むとしている[13]。ニコニコ動画 (SP1) 開始直後の2008年3月11日には、ニワンゴがNHKやキー局に対し、著作権侵害をしている既存の放送番組動画を削除し、監視体制を強めて今後再投稿されても直ちに削除する、との宣言を行った[14][15][16]

しかし、自作物(完全なオリジナル作品)に対して著作者に成りすまして削除を依頼する可能性も指摘されている[17]。また著作権保護体制の強化で、インディーズバンドのPV、ライヴ映像を削除したところ、その動画のアップロード主がインディーズバンド本人であり、削除された本人がニコニコ動画に対し激怒していた、といった運営側による誤った削除が行われることもある[18]。2008年7月5日からは、権利者の申し立てにより動画が削除された場合、削除を申し立てた法人・団体の名前が明記されることになる[19]。ただし、今後増えるであろう個人の著作に関しての対応については名言されていない。

一方、2007年度の上半期に放映されたアニメでは、『らき☆すた』『ハヤテのごとく!』『大江戸ロケット』『さよなら絶望先生』『ケロロ軍曹』(第234話Aパート)といった作品において、明らかにニコニコ動画で視聴され、ネタにされていることを前提とした表現がなされており、アニメ制作の現場において、ニコニコ動画において作品が消費されることが意識されていることが垣間見られた。上記の削除時の仕様変更により、ニコニコにおける権利者の対応の差は今後さらに明白になっていくことが確実といえる。

2008年4月1日JASRACと楽曲の使用についての契約を締結し、JASRACが管理する曲を演奏したり歌ったりした動画をアップロードすることが可能となった。ただ、アップロードが認められるのは「自分で演奏したり、自分で演奏しながら歌ったりした動画作品」であり、CDのカラオケトラックをそのまま使用して歌った場合などには、著作権侵害とされる可能性は高いので、打ち込みしたものを歌うなどの対策が必要。[20]

2008年7月2日には、社団法人日本映画製作者連盟、有限責任中間法人日本動画協会、社団法人日本映像ソフト協会の三団体からの要請を受けていたニワンゴがこれらの団体と協議し、ニワンゴから「これら3団体の会員各社の著作権を侵害する動画はMAD動画も含み速やかに削除する」ことが提案され、3団体が申し入れ書を受領したことが親会社ドワンゴより発表された[21]。ただし、近年では著作物を使用しない「手描きMAD」と呼ばれるタイプの動画も存在しており、「MAD」という線引き自体が曖昧な側面もある。

カテゴリタグ騒動

2007年5月2日、トップページが改変された際、いくつかのカテゴリタグが指定され、そのタグが付けられていない動画はトップページに上がってこないという仕様変更が、ユーザーへの通達を一切無くして突然行われた。しばらくしてブログにて正式発表があったが、ユーザーからは非難が殺到。その多くはタグの内容に関するものであった。タグのなかには「おもしろい」「つまらない」という、評価が個人的価値観に基づくものや、「R-18」という、本来は規約で禁止されているはずのものまで含まれており、これらの必要性や矛盾を指摘する声が多く上がった。これを受け、運営側はカテゴリタグを再び改変し、騒動は終息した。しかし、問題とされた「R-18」のタグは未だに存在している。これについては通常のテレビ放送で許される程度の動画であれば削除されないとのことだが、やはりその基準は曖昧である(性的表現を含むと判断された動画は今まで通り削除されている)。

政治的宣伝動画の配信と検閲

2007年7月9日に運営により公式コンテンツとしてアップロードされた民主党小沢一郎代表提供によるメッセージ動画では、運営側によるコメントの検閲が行われ、コメントの全削除、コメントを行ったユーザーへのコメント送信禁止措置(全ての動画に適用)やアカウントの剥奪などが運営側によって行われた。誹謗中傷・荒らし行為だけではなく、否定的な発言にもこうした措置が適用されたという声も挙がり、ニコニコ動画上や各種掲示板などで運営側への批判が非常に強まった[22]

ビジネスモデル

バナー広告表示や、映画配給会社と提携して映画の短編ムービーを流すなどの手法で、広告収入を得ている。2007年11月6日からは時報も広告枠として販売を開始、第1号として同月26日より午前0時の時報にグッドスマイルカンパニー初音ミクねんどろいど予約受付開始CM)がスポンサーとなった。

その他、プレミアム会員料やアマゾンアフィリエイト広告による収入も、ニコニコ動画の収入源となっている。なお、アフィリエイト収入は動画投稿者には直接的な還元はされていない。これは、金銭として還元した場合に、アフィリエイト収入を目的にスパム的なニコニコ市場書き換えが頻発することを懸念してのことである[23]

また、投稿された動画で人気があるものを公式コンテンツとして取り込んでいる。ドワンゴでの、『レッツゴー! 陰陽師』の着うたや待ち受け画像の配信、外山恒一着信ボイス配信がその一例である。このような動画は一時期ログインしなくても見ることができたが、2007年のゴールデンウィーク頃に行われたサイト改変によりトップページからリンクが外され、たどり着けなくなっている(直接URLを指定すれば見ることは可能である)。

2007年3月現在は未だ黒字経営には至っておらず、親会社のドワンゴは2007年9月期の中間決算においてニコニコ動画への新規設備投資のため営業利益が減少したと発表した[24]

パートナー企業

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています

また、コンテンツ権利者との取り組みを強化するため、パートナー企業と公式動画配信企画を開始、著作権保護とともに、新たなビジネスモデルを検討することを進めることにしている。

吉本興業グループ
公式ページ「よしよし動画」を開設、ヨシモトファンダンゴTVで放送されている動画コンテンツを配信。
エイベックス・エンタテインメント
公式ページを開設、同社所属のアーティストのプロモーションビデオやオリジナルビデオを配信。PVが中心となっているが、中には桃井はるこのようにニコニコ動画ユーザーを狙ったようなネタのオリジナルビデオを制作している場合もある。
Viacom International JapanMTV Networks
専用ページを開設し、アニメなどMTVオリジナルコンテンツを配信。
エンドレスコミュニケーションズ
TOKYO FMグループ/TFMインタラクティブ
ショックウェーブ エンターテインメント
ランティス
アニメソングのプロモーションに活用することを発表、第1弾としてJAM Projectの楽曲のリミックスを公式に募集。
ジェンコ
ライブドア
2008年2月6日、公式ページを開設。livedoorネットアニメに投稿された動画を配信している。
地域メディア各社の公式動画チャンネル(佐賀新聞徳島新聞琉球放送
ブシロード
2008年頃からヴァイスシュヴァルツの宣伝を始める。

時報CM協賛企業・団体(個人含む)

(2008年8月現在・順不同)

日本ロマンチスト協会は日本愛妻家協会に対し強いリスペクトを表明し、ロマンチスト協会との姉妹組織提携を結んでいる。

歴史

  • 2006年10月 - ニコニコ動画は、ドワンゴ代表取締役会長でニワンゴの代表取締役社長も務める川上量生氏と、ドワンゴ研究開発本部 研究開発部 技術支援セクションの戀塚昭彦氏の2人が中心となって開発された[25][26]
  • 2006年12月12日 - 『ニコニコ動画(仮)』として実験サービスを開始。
  • 2007年1月15日 - 『ニコニコ動画(β)』としてサービス開始。
  • 2007年2月1日 - 総コメント数500万件達成。
  • 2007年2月7日 - 1月の月間ページビューが1億を超えていたことを発表。
  • 2007年2月8日 - 総コメント数1000万件達成。
  • 2007年2月19日 - 対応動画サイトに『フォト蔵』を追加。
  • 2007年2月23日 - 3日前ほどから受け続けていたDoS攻撃の影響がドワンゴのモバイルサイトにも出たため、サービスを一時停止。また同時期に『YouTube』からのアクセス遮断も確認。
  • 2007年2月24日 - βテストサービスを終了し、新バージョンの開発に入ることを発表。
  • 2007年3月3日 - 『ニコニコ動画(γ)』の新規IDの募集開始。スタート直後にシステム障害が発生したが、同日中に再開。
  • 2007年3月4日 - 新規IDの登録者数が10万人を突破。
  • 2007年3月6日 - 予定より1日ほど遅れ、『ニコニコ動画(γ)』のサービスを開始。同時に、動画投稿のための『SMILEVIDEO』もサービス開始。
  • 2007年3月7日 - 『AmebaVision』を運営するサイバーエージェントからの要請により、トップページとランキングからAmebaVisionの動画を一時的に削除。
  • 2007年3月13日 - 時間限定で利用可能なIDを追加。以降定期的に一定数の時間限定、および常時利用可能なIDを追加していく。
  • 2007年5月19日 - 掲示板を設置。
  • 2007年6月7日 - ウェブページのキャプチャー画面に文章を書き込む『ニコニコブックマーク』を提供開始。
  • 2007年6月18日 - 『ニコニコ動画(γ)』を終了。およそ6時間に及ぶメンテナンスの後、『ニコニコ動画(RC)』の運営、及び有料サービスを開始。
  • 2007年7月9日 - 民主党小沢一郎代表のオリジナル動画を、特設コーナーで公開。
  • 2007年7月10日 - ニコニコ動画モバイルau(実験)スタート。
  • 2007年7月12日 - ニコニコ市場(仮)がスタート。
  • 2007年7月15日 - 動画再生回数が10億回を突破。
  • 2007年7月26日 - ID登録者数が200万人を突破。ニコニコプレミアム会員も5万4千人を突破。[27]
  • 2007年8月22日 - セキュリティ対策のため、ログイン方法が変更。
  • 2007年8月25日 - Webアニメ最終試験くじら』の配信をドワンゴ運営のアニメコンテンツサイト『超!アニメロ』と同時に開始。[28]
  • 2007年9月21日ごろ - ID登録者数が300万人を突破。
  • 2007年9月24日ごろ - サーバーの稼働能力回復のため、24時間開放人数を150万IDまでに制限。
  • 2007年9月25日ごろ - 24時間開放人数を175万IDまで拡大。
  • 2007年9月27日 - ニコニコ動画に関する事業拡大に伴い、ドワンゴ内の組織変更を実施、事業開発部及びdwango.jp事業本部のニコニコ動画事業に関する部署を統合し「ニコニコ事業部」を10月1日付で新設すると発表。[29]
  • 2007年9月28日 - Viacom International Japanと提携、Viacomがニコニコ動画にMTV Networksのコンテンツを提供すると発表。[13]
  • 2007年10月1日 - AmebaVisonがニコニコ動画への対応を終了。
  • 2007年10月10日 - 『ニコニコ動画(RC2)』が開始。同時に国内7社との動画配信のパートナー契約を締結したと発表。[13]
  • 2007年10月18日 - 台湾版ニコニコ動画が開始。
  • 2007年10月30日 - ソーシャルブックマークサービス「livedoorクリップ」がニコニコ動画に対応。
  • 2007年12月12日 - ニコニコニュース開始。ニコニコ動画が一周年を迎える。深夜12時には時報CMによる告知が行われ、有数動画でいわゆる「祭り」が発生。一部動画ではコメントサーバに接続できない事態に。
  • 2007年12月31日 - 新年によるトラフィックの急激な増加を見越して23時55分で一旦営業を休止、翌年1月1日0時2分より通常営業が再開された。ただし「休止」とはいっても既に接続しているユーザーが切断されることはなく、その間、時報枠にドラマ仕立ての「ニコニコ激動の歴史」ならびにカウントダウン映像が流された。
  • 2008年2月14日 - (RC2)から(SP1)へバージョンアップすることをニコニコニュースにて公開。
  • 2008年3月5日 - 『ニコニコ動画(SP1)』が開始。MPEG-4H.264形式のファイルアップロードに対応(プレミアム会員のみ、閲覧・コメントは無料会員も可能)。また、外部SNS等(一部)に動画を貼付する「ニコニコ外部プレーヤー」もスタート。
  • 2008年4月1日 - 0時の時報でニコ割の終了をお知らせした。エイプリルフールのジョークとして一日限定で、通常は右から左に流れるコメントが左から右に流れた。名称は『ニコニコ動画(笑)2.0』とされた。
  • 2008年4月1日 - マイページ及び、諸々の細かい部分が変更された。
  • 2008年4月2日 - アニメ専用チャンネルである「ニコニコアニメチャンネル」を開設[30]
  • 2008年5月9日 - Yahoo! JAPANとの各種コンテンツ提携を発表。第一弾としてYahoo!ショッピングの商品がニコニコ市場に対応したほか、Yahoo! JAPANならびにYahoo!ツールバーでの検索にニコニコ動画が反映されるようになった。
  • 2008年5月12日- 再生数が50億回達成。オンライン百科事典「ニコニコ大百科(仮)」サービス開始。
  • 2008年5月28日 - アカウントなしでも「トップページ」「新着動画」「きまぐれ検索」「注目のタグ」の各ページが閲覧可能になる。同時にフォト蔵との提携が終了。
  • 2008年5月30日 - アンチウイルスソフトavast!」がニコニコ動画の各ページで「マルウェアを発見」との警告を発する事例が発生し、ネット掲示板などで話題となる。原因はページ内の「cookie.swf」を誤検知したもので、共同通信社ライブドアのホームページでも同様の症状が見られた。ほどなく定義ファイルの更新により誤検知は解消、騒動は終息した。
  • 2008年7月4日 - プレスリリースを兼ねたユーザーイベント『ニコニコ大会議2008 ~日本の夏、ニコニコの夏~』をJCB HALL(旧『後楽園ホール』)で開催。ファッションブランド『Suicommi Underground』とのコラボレーションや動画限定公開機能「ニコニコミュニティ」、創作活動支援のための公式素材提供・利用システム「ニコニコモンズ」などの新機能・新サービスの説明が行われた。また、この席で夏野剛のニワンゴ顧問就任が発表された。この模様はニコニコ生放送でユーザーが視聴することが出来た。中継はこの日初お披露目となる1万人収容(接続)可能な『ニコ道館』(武道館のパロディ)で行われたが、最終的にはキャパシティを大幅に超える2万人以上のユーザーが視聴した。
  • 2008年7月5日 - 日本時間正午、『ニコニコ動画(SP1)』サービス終了。同18時、『ニコニコ動画(夏)』が開始。ニコニコミュニティニコニ・コモンズのサービスや、ニコスクリプト新機能夏ニコスや一斉世論調査ニコ割アンケートなどの新機能がスタートした。
  • 2008年7月18日 - 台湾版に続き、ドイツ語版・スペイン語版ニコニコ動画が開始[31]
  • 2008年10月1日 - 日本時間13時、『ニコニコ動画(夏)』サービス終了。同16時、『ニコニコ動画(秋)』が開始。
  • 2008年10月21日 - 「右上の一言」が動画再生画面の広告欄にて再開。
  • 2008年11月12日 - ID登録者数が1000万人を突破[32][33]
  • 2008年12月5日 - 日本時間6時、『ニコニコ動画(秋)』サービス終了。同14時、『ニコニコ動画(冬)』が開始。
  • 2008年12月12日 - 日本時間11時『ニコニコ動画(冬)』サービス終了。同15時『ニコニコ動画(ββ)』開始。同時にニコニコ動画は二周年を迎えた。
  • 2009年2月6日 - 過去ランキング閲覧機能を追加
  • 2009年4月1日 - エイプリルフールの企画として日本時間0時、『ニコニコ動画(βββ)』開始。高速プレイヤー(コメントが高速になり赤色になる)開始。翌2日にはいずれも元に戻った。
  • 2009年4月1日 - 日本時間13時半、トップページ、動画閲覧ページなどの体裁が変更。トップページから直接タグ検索をすることが可能になった。

主な動画

幅広い分野の動画が投稿されており、マイナーバンドのPVや深夜番組などが公開後すぐに投稿されていたり、ネタではないスポーツやCM、科学番組の動画が投稿されていたりと、「動画共有サービス」としての成長を見せている。

膨大な数の動画の中で特定の動画が脚光を浴びることが度々ある。多くは一過性の流行であるが、中には継続的人気となるものもあり、例えば2007年2月上旬には、『新・豪血寺一族 -煩悩開放- レッツゴー!陰陽師 PV』『Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム- OP』『あいつこそがテニスの王子様』の、人気上位動画3つの合計で、わずか1晩で30万回再生・10万コメントを超えるような「祭り」状態が続いた。なお、その人気から『レッツゴー!陰陽師』と『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』のdwango.jpにおける着うた独占配信が始まり、現在でも広告を掲載している。

ゲーム

稼動当初から、特にRPGアクションゲームのスーパープレイ動画が人気を集めてきた。スーパープレイとは逆に稚拙なプレイ動画やいわゆるクソゲーのプレイ動画(チーターマンなど)がネタ動画として人気を得ることがあるほか、恋愛ゲーム(「ギャルゲー」「エロゲー」「乙女ゲー」など)のプレイ動画が人気を呼ぶこともあった。また近年では一般人によるゲームの実況プレイも人気がある。

THE IDOLM@STER』のPV風動画も (β) サービス時より同ゲームユーザからの根強い人気があり、プレイ画面のほかPVを同ゲームのものではない他のJ-POPからアニソンまで幅広くさまざまの音楽に替えたMADムービーなども大量にアップロードされている。

音楽、空耳

人気を集める音楽としては、一般的なPVムービーのほか、アニメソング電波ソングが多く見受けられる。VOCALOIDに様々な音楽を歌わせる動画も人気があり、初音ミクが話題となるきっかけの一つとなった。音楽(原曲やアレンジなど)をメドレー方式で聴かせる作品もみられ、ニコニコ動画で話題となった曲を繋ぎ合せた組曲『ニコニコ動画』は特に人気である。話題となった音楽を投稿者自身が歌ってみたり演奏してみたりした動画も多く、中には一定の人気を集める歌い手もいる。中にはVOCALOIDのオリジナル曲をプロの作曲家が制作したり、またそのオリジナル曲をプロの歌手が歌唱する動画も存在する。また、MikuMikuDanceと呼ばれる初音ミクを3Dで動かすことのできるツールが提供され、また、VOCALOIDキャラクターをはじめとしたニコニコ動画で有名なキャラクターのモデルデータが提供されたことにより、それらをユーザが動かす動画が投稿されている。

また、コメント機能で誰でも気軽にネタが書き込めるため、アニメやゲームなどの音楽(『あいつこそがテニスの王子様』、『Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム- OP』など)や外国曲、海外版アニメ(英語版るろうに剣心の「フタエノキワミ、アッー!」など)など、様々な空耳ネタが作られて人気を博している。

その他

現状としては著作権を侵害していない動画は数少ないが、「漢字テスト」「タイピング」「アンケート」などといったニコニコ動画の特色であるコメント機能を有効に使った動画も投稿されている。一枚絵をスライドショーのように流す画像集や、イラスト講座的な動画(「描いてみた」など)もある。

動画制作能力の高いユーザーによる巧妙なMADムービーCMのMADムービーが高い人気を博す一方で、日常風景を映したものや、投稿者本人が何らかの形で出演する動画もある。

他の動画投稿サイトであまり見られない特殊なパターンとしては、企業や個人が自らプログラムや工作物などを作成し、その過程や完成品を披露するという動画がみられる。そうした完全セルフの作品投稿動画は「ニコニコ技術部」のタグがつけられ、図画工作の延長線的なものから十二分に実用的な「製品」(マウスやPCカバー、動画製作ソフト)など、幅広い投稿に支えられ親しまれている。「ニコニコ技術部」という名称は単なる分類上の便宜的な名称に過ぎないが、2008年4月20日には有志によってオライリー・ジャパン主催の企画展「Make:Tokyo Meeting」に出展するなど、単なる動画の題材を超えた積極的活動もみられている。

2008年5月30日にBSデジタル11ch「BSイレブン」で放送された「テレブリッド」で司会の金剛地武志が生放送中にニコニコ動画用のVTRを作った(6月1日現在「テレブリッド」で検索しても動画は出てこない。)。

ニコニコオールスター

こうした人気のある動画に登場するキャラクターは「ニコニコオールスター」と呼ばれ、ある種のシェアード・ワールド的な扱いを受けている。既存のアニメのシーンをニコニコオールスターに変えた手書きMADムービーや、ニコニコオールスターが出演するロールプレイングゲームなどがある。ニコニコオールスターには二次創作的キャラクターだけでなく、動画投稿者自身(「踊ってみた」「歌ってみた」等)が含まれる場合もある。

関連商品

書籍

  • ニコニコ動画ファンブック 完全保存版!!!―超人気動画サイトの裏までわかる!(2007.8.20)
  • ニコニコ動画完全攻略マニュアル(2007.12.19)
  • 超カンタン!ニコニコ動画―人気サイトを、無料で「閲覧」「保存」「投稿」!(2008.1)
  • ニコニコ動画を200%楽しむ本(2008.2.25)
  • 初めてのニコニコ動画―僕たちは動画でつながっている!(2008.2)
  • はじめてのニコニコ動画―コメントの「書き込み方」や動画の「アップロード/ダウンロード」(2008.4)

CD

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ アットマークIT (2008年6月19日). "ニコニコ動画がメディアアートとして認定". 2008年6月19日 閲覧。
  2. ^ ニコニコ宣言(仮)〜すべてのニコニコしたいネットユーザにむけて〜
  3. ^ "平成21年9月期 第1四半期決算説明資料PDF". ドワンゴ. 2009年4月22日 閲覧。
  4. ^ ニコニコ動画がテレビの座を奪う日は来ない--ひろゆき氏の分析:マーケティング - CNET Japan
  5. ^ ニコニコラム - ニコニコ動画重いぞ重いぞ問題の原因と今後につきまして
  6. ^ ニワンゴによる推測
  7. ^ エコノミーモード時間拡大のお知らせ‐ニコニコニュース
  8. ^ ニコニコ動画教科書STEP 1
  9. ^ 但し、アダルト商品は動画投稿者が「R-18」タグを付けない限り追加できない。
  10. ^ 埋もれた職人に光を――ひろゆき氏に聞く「ニコ動(RC2)」 - ITmedia News:
  11. ^ クリプトン、「公序良俗に反する」ミク作品をニコ動から削除 判断基準も公開 - ITmediaでクリプトンは「テレビ放送できるかどうか」を基準として、初音ミク関連の動画のうち過激な表現のあるものの削除を要請した。以降、「テレビ放送できるかどうか」つまり日本の民放各局の現在の放送コードに照らして動画投稿者の間ではいくつかのコンセンサスが形成されている。
  12. ^ SMILEVIDEO | 権利侵害対応プログラム
  13. ^ a b c "ニコニコ動画に投稿される動画の権利保護について 権利者との対話を強化PDF". ニワンゴ. 2007年10月1日 閲覧。
  14. ^ ドワンゴ - 著作権侵害動画に対する対応策に関するお知らせ
  15. ^ ニコ動がテレビ局に宣言「番組の著作権侵害動画はすべて削除します」
  16. ^ ニコニコ動画、著作権侵害のテレビ番組動画をすべて削除へ--放送局に申し入れ
  17. ^ 個人ブログ
  18. ^ 動画削除ミスのお詫び
  19. ^ 動画削除時の仕様変更について
  20. ^ JASRACとの契約締結のご報告
  21. ^ ニコニコ動画、MAD動画を含む著作権侵害動画の削除対策を発表
  22. ^ 「小沢一郎のメッセージ動画」スレッド(ニコニコ動画の今後や著作権についてなどの議論掲示板)、「小沢さん動画」スレッド(ユーザ同士の質問&交流掲示板)ほか
  23. ^ この速さなら買える!――WiiよりXbox360が売れる「ニコニコ市場」 - ITmedia News
  24. ^ ドワンゴ、着メロ事業の低迷とニコニコ動画への投資で利益が大幅減 - CNET Japan
  25. ^ ニワンゴ技術責任者が語る、「ニコニコ動画」成功の鍵:CNET
  26. ^ 【ITpro Challenge!】開発者が語る「3日で作ったニコニコ動画」---ドワンゴ 戀塚昭彦氏:ITpro
  27. ^ "ニコニコ動画のID登録者数が200万人を突破、50万分のIDを一挙に開放予定PDF". ニワンゴ. 2007年7月27日 閲覧。
  28. ^ "PCサイト「超!アニメロ」で動画配信決定!第1弾として、アニメ「最終試験くじら」を8月25日より無料配信開始PDF". ドワンゴ. 2007年8月1日 閲覧。
  29. ^ "組織変更ならびに人事異動に関するお知らせPDF". ドワンゴ. 2007年9月27日 閲覧。
  30. ^ アニメ系専門★ニコニコアニメチャンネルオープン!
  31. ^ J-CASTニュース2008年7月22日
  32. ^ "【速報】ニコニコ動画1000万ユーザー突破!". ニコニコニュース (2008-11-12). 2008-11-14 閲覧。
  33. ^ 高橋信頼 (2008-11-13). "ニコニコ動画の登録者数が1000万人を突破". ITpro. 2008-11-14 閲覧。

関連項目

外部リンク

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