ニコニコ動画

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ニコニコ動画(ニコニコどうが)は、ニワンゴ提供している動画配信関連サービス。愛称は「ニコ動」「ニコニコ」など。動画配信サイトで配信されている動画上にコメントを投稿、表示できるようになっている。また、「ニコニコ動画モバイル」として携帯電話端末向けにもサービスを提供している。

ほかの動画配信・共有サイトと同様に、配信されている動画の中には著作権者に無断でアップロードされたものもしばしば見られ、それを問題視する見方もある。しかしその一方で、趣向を凝らして制作された動画が高い人気を得るなど、独特のコメントシステムもあいまって、独自の文化を築きつつある。

2007年グッドデザイン賞受賞。日本オタク大賞2007オタク大賞受賞。

目次

概要

インターネット動画共有サービスYouTubeの人気の高まりに伴い開始された、動画へリアルタイムコメント機能(正確には「リアルタイム」ではない。詳細はニコニコ動画#コメント機能の項を参照のこと)を売りとした動画配信関連サービスである。

2007年6月1日にニコニコ普及委員会が発表したニコニコ宣言(仮)において、ニコニコ動画の基本理念が明らかにされている[1]

サービスのバージョンを示す部分は、時期によって「ニコニコ動画(仮)」「ニコニコ動画 (β)」「ニコニコ動画 (γ)」「ニコニコ動画 (RC)」「ニコニコ動画 (RC2)」「ニコニコ動画 (SP1)」という名称でテスト運営としてサービスを行っている。

利用者数

2008年1月21日の時点で、一般会員登録者数が500万人を越え、有料会員も17万4000人を突破している。日本全体のトラフィックの約12分の1を占める[2]ともいわれており、その急成長ぶりが窺える。

負荷対策のため、サイトに常時アクセス出来るユーザー数をID番号によって制限し、サーバ増強に応じて少しずつその制限を緩和してきた。2008年4月30日現在においては、全てのIDで常時ログイン・動画の視聴ができる。ただし、土日祝日のアクセス増などによる負荷対策など、場合によっては一時的に常時アクセス可能なID数を減らすこともある。なお、規制していた時においても、ニワニュース読者限定で配布された特別なIDを持つ5000名に関しては、常時アクセスが可能となっていた。

特徴

システム

SP1現在のニコニコ動画は、動画を直接アップロードするサービスそのものではなく、他の動画投稿サイトにアップロードされた動画を独自のコメント表示・投稿機能を通して観覧させるというものである。SMILEVIDEOに動画をアップロードする(SMILEVIDEOはニコニコ動画専用のサイトであるため、アップロードするだけで自動的にニコニコ動画に登録される)か、フォト蔵にアップロードした動画のURLをニコニコ動画に投稿することで、ニコニコ動画内でその動画を見ることができるシステムとなっている。

βサービスまではYouTubeにアップロードされた動画にも対応しており、事実上、サイト上の大半の動画がYouTubeのものであった。しかし、ニコニコ動画からYouTubeのサーバーへのアクセスを完全に遮断されたため、βサービスの終了を余儀なくされ、γサービスとしての再開時には対応を完全に打ち切った。ここで、その代替として用意されたのがSMILEVIDEOである。なお、YouTube側はアクセスを遮断した理由に関して公式な発言をしていないが、ニワンゴはYouTubeのサービスに「ただ乗り」し、動画を直接参照する形でサービスを開始し、人気とともにアクセス数やトラフィックが爆発的に上昇したため、YouTubeのサーバに多大な負荷がかかってしまったことが理由と推測している[3]

また、RCサービスの途中まではAmebaVisionにアップロードされた動画にも対応していたが、2007年10月1日に行われたメンテナンスを機に、運用上の理由から対応を終了した。SMILEVIDEOに規約違反の動画(違法なものや、わいせつなものなど)をアップロードしアカウントを停止されたユーザーが、その逃げ口として「AmebaVisionのアカウントを取得し、再び問題のある動画をアップロードする」という使われ方が横行したのを終了の理由としている。また、βサービス時はYouTube、γサービス以降はSMILEVIDEOが投稿の大半を占めており、AmebaVisionの動画の投稿が極めて少なかったことも理由のひとつと考えられる。

なお、リンク元サイトの元動画と比較して画質が異なるとの主張もあるが、再生しているFLVファイル自体および再生に使うFlashのシステムは同一であり、異なるのは表示倍率のみ(ニコニコプレイヤー上では512×384ピクセルで表示されるため、それよりもサイズの小さな動画は拡大表示される)である。

コメント機能

ニコニコ動画の最大の特徴がこのコメント機能である。

コメント機能の特徴

コメントは動画再生中にコメントボタンを押すことで投稿順に記録され、投稿が成功した直後から投稿したタイミングから3秒間動画上に表示される。コメント投稿そのものに時間差があっても、動画内の時間軸においては常に書き込まれた時と同じタイミングで表示される(自分の投稿とそれ以前に書き込まれたコメントが並存する)ことになる。その結果、閲覧者はチャットや掲示板のような時系列とは異なる「実時間を超越した擬似的な時間共有」(運営側はこれを「非同期ライブ」と名づけている)を体感することが出来る。コメントに時間の概念を導入したことで、ニコニコ動画は従来の動画投稿には無い「利用者同士の一体感」を獲得することに成功している。

また、「コメントを表示しない」ボタンをチェックすることにより、すべてのコメントを一時的に非表示とすることも可能である。

その他にも、「マイメモリー」に動画を登録することでその時点のコメントを保存できる。保存したマイメモリーの閲覧時には、任意のコメントの表示・非表示を設定することも可能である。

γサービスまではコメントに投稿者の名前を付加することができたが、匿名掲示板のような感覚で気軽にコメントするユーザーが大半であったため、ハンドルネームを付加するユーザーはごくわずかであった。そのため、この名前欄は、「ニコニコ動画 (RC)」サービス開始と同時に廃止された。

コマンド機能

通常のコメントは右から左へと流れていくだけで、文字色も白しかない。しかしコマンド機能を併用することですべての動画に対して文字色や文字の大きさ・表示方法などを数種類から選び、その動画の好きな位置に自由にコメントを行うことができる。コマンドはコメント入力欄の左側にあるボックスに入力(「big」「red」「ue」等)し、位置や色といった異なる属性同士であれば併用も可能。これを応用することで、コメントを利用して動画に字幕をつけることができる。

保存件数

1つの動画につき、再生時間1分00秒以内で100件、1分00秒以上5分00秒以内で250件、5分0秒以上9分59秒以内で500件、10分以上で1000件のコメントまでが表示されるように構成されており、それを超えた場合には古いコメントから順に表示されなくなる構造となっている。なお、コメントは表示されなくなったものも含めすべてサーバに保持されており、プレミアム会員(有料会員。詳細は後述)であればすべてを閲覧することが可能である。この場合、日時を指定することで、その時に表示されていたコメントを閲覧するという格好になるため同時に表示される件数自体は通常と変わらない。

コメントの表示件数は、当初は全件を表示していたが、2006年12月19日に250件に制限され、2007年1月5日に動画の長さで3段階に切り替わる現在の仕様に変更されている。余談であるが、当サービス発足にあたっての監修者であるひろゆきがニコニコ動画 (β) のサービス開始直後のインタビューにおいて「コメントの最大表示数は200」と発言しているが、βサービスの時点ではすでに前述の現在の仕様となっており、事実と異なっている。

コメントの傾向

投稿されるコメント内容は、おしなべてインターネット掲示板2ちゃんねる」に通じる特徴が見られる。これは、ニコニコ動画のサービスを開始当初、2ちゃんねるの管理人である西村博之のブログで紹介されたことが利用者大幅増の要因となったことの影響を大きく受けている。もっともよく見られるコメントは、2ちゃんねる内でも広く使われている、笑いを意味する `w' を笑いの度合いの数だけ並べたものである(例: 「wwwww」「ちょwww」など)。現在では、ニワンゴより公式的に用意された初心者向けの使い方解説動画の中で、「笑った箇所にはすすんで `w' をつけましょう」と公式的に案内されている[4]

荒らし対策とコメント削除の可能性

また、ときにはコメントやタグを使って、動画の内容に対する罵倒、他者に対する誹謗中傷や無意味な「荒らし」行為なども見られる。また、同一内容のコメントを同一時間に大量に投稿することで映像部分が見えなくなる場合がある(このコメントは一部では「弾幕」と称されている)。β版終了の原因となったトラフィック制限の関係上、現在はアカウント制であるが、動画へのコメント自体は匿名で自由に投稿することができる。管理者による削除も原則なされないため、通常のサイトでの荒らしが起こりやすいデメリットもあると言われている。ただし、投稿者のIDは投稿されたコメントと同時に保存(当初はID番号がそのまま保存されていたが、2007年8月23日より暗号化されている)されているため、完全な匿名ではない(現在では、後述の「NG設定」に投稿者のIDを指定することで、特定ユーザーのコメントをすべて非表示にすることが可能となっている)。

しかしながらコメント削除の可能性がまったくないわけではない。2007年4月15日頃より、DoS攻撃など、なんらかの攻撃ツールを使った攻撃により、わずか三日ほどで動画再生回数が数百万・うちコメント数万数千(コメント数に対して異常に再生数が多い)という事態に見舞われたため、再生回数とコメントがリセットされた動画が存在する。このことから、サービスに影響を及ぼす過剰な荒らし行為に対してのコメントの削除(ないしは投稿動画ごとの削除)はありうる。また、同時期に、投稿時URLを用いるバグフィクスを突いた投稿動画の異常増殖・重複投稿事件が発生しているが、これらのような不正な行為を行うとアカウント削除の対象になると運営側は警告している。

RC2から追加された機能

ニコニコ割り込み
略称は「ニコ割」。動画を視聴しているユーザーに対し、運営側が別の動画を割り込ませるいうもの。動画再生部分の上にある「ニワニュース情報局」の部分を使い放送を行う。現時点では、後述の「時報」が内容のメインとなっているため、「ニコ割」よりも「時報」という呼び名が普及している。
現在は午後7時、午前0時、午前2時、金曜の午後11時になるとドワンゴによるナレーションつきの時報、ならびに深夜0時には荒らしに対する啓発や、動画のアップロードやマイリストの使用を促進するメッセージ(公共広告機構をパロディにした『公共コメント委員会』名義のCM)、およびスポンサー広告(2007年11月25日より開始)が流れる。視聴中の割り込みは強制(ランキングやメイン画面は含まれない)で、一時的に動画の再生が停止し、コメント入力もできなくなる。
時報では、「午前0時ぐらいをお知らせします」といったメッセージとともに、時刻のカウントが行われる。しかし、時報の開始時間はその時刻ちょうどを過ぎてから始まるので、実際にはカウントの時点で(「ぐらい」という言葉が示すとおり)20~30秒ほど過ぎており、カウントダウンにはまったく意味を持たない。
RC2開始前日の「テスト放送」や開始直後は、しばらくは物珍しさに面白がるユーザーが多かったが、慣れてくるにつれて「再生中の動画が突然停止しコメントできなくなる」ことに不満を覚えるユーザーが増えコメントで「時報うざい」などと表示されることがあるため、現時点での評判は賛否両論といえる。しかし、徐々にではあるが時報に対するコメント(クレーム)自体は減少傾向にある(慣れなのか、それとも諦めによるものかは不明である)。また、災害時の緊急放送としての用途を考えれば致し方ない側面もあり、今後運営側がどのようにバランスを取るかが注目される。
2007年12月31日は、あらかじめ「23時55分から元旦0時2分」の間サービス停止が告知され、23時55分より5分半にも及ぶ時報が流された。内容は2007年12月に時報を協賛した格闘技イベント「やれんのか! 大晦日! 2007」の映像演出に合わせたもので、その源流となる格闘技イベント「PRIDE」のテーマソングが流れる中、年末を締めくくる挨拶、ニコニコ動画の歴史、スタッフロール、新年のカウントダウン、新年の挨拶で構成されていた。新年のカウントダウンはやはり30秒ほどずれており、年が明けてから「5ぐらい、4ぐらい、3ぐらい、2ぐらい、1ぐらい!」と「ぐらい」付きでカウントされた。このカウントダウンはPRIDE、やれんのか!でリングアナウンサーをつとめる声優の太田真一郎が行った。
2008年3月4日は、SP1開始前の日であり新機能のテストとして、予告なしに動画表示領域とニワニュース情報局の部分を用いた「もぐらたたき」を行った。今後もこのようなゲームをニコ割として放送する模様である。
2008年3月4日24時の時報は、通常のものとは違い、動画表示領域の上に被さる形で表示された。「ニワニュース情報局」の領域はそのままで、時報中はニュースのテキスト部分が表示される部分に、時報の中で宣伝したCDの歌い手の名前が表示された。
投稿者専用コメント
自分が投稿した動画に対し、投稿者自身が特別なコメントを付けることができる。投稿者専用コメントは、通常のコメントと区別され、コメント表示数を超えても表示されなくなることがなく、表示期間を設定することも可能である。投稿者専用コメントが使われている動画は当初、プレミアム会員と動画投稿者のみが視聴できたが、現在は一般会員も視聴できる。
コメント編集
自分が投稿した動画に対し、投稿されたコメントを非表示にすることができる機能。
NG設定
特定の言葉を含んだコメントや、特定のユーザーが書き込んだコメントを非表示にすることができる機能。表示したくない言葉、暗号化されたユーザーIDやコマンドを設定(最大20件、プレミアム会員は最大100件)することで、設定した言葉を含むコメント、特定のユーザーのコメントを非表示にすることができる。コメント非表示とは違い、自分が不快に思うコメントのみを非表示に出来るというメリットがある。
フィルター
自分の投稿した動画に書き込まれた特定の単語を、他の単語に置換することができる機能。
ニコスクリプト
投稿者・利用者共に使用できる「ニコスプリプト」が搭載されている[5]。この機能を使うことで、コメント機能を使った投票を行ったり、動画の一部に穴を空けてコメントで動かすことができるなど、コメント機能を使った遊びなどが実現できる。

マイリスト機能

良く見る動画をお気に入りとして、マイリストに登録することも出来る。マイリストは、他の利用者に公開することも可能。ブックマークとしての個人利用のほか、動画投稿者が自分の投稿作品をリストアップする目的で公開するケースが多い。RSS機能を搭載している。また、閲覧している動画に登録されている公開マイリストを検索する機能もある。

ランキング機能

カテゴリ(音楽、エンターテイメント、アニメ、ゲームなど)ごとの再生回数およびコメント数、マイリスト登録人数(いずれも 新着 / 本日 / 週間 / 月間 / 合計 の5つの期間)のそれぞれでランキングがつけられており、人気のある動画が一目で分かるようになっている。新着ランキングは2日間、本日ランキングは当日の、合計ランキングは動画が投稿されてからの再生数・コメント数でランク付けされる。リロードを繰り返すことでランキング上位を狙うユーザーが多く見られるようになったため、一時的に再生数を基準にしたランキングを除外した時期もあったが、現在は再び利用可能になっている。

タグ機能

各動画には説明文のほか、タグと呼ばれる動画の内容を指し示す単語を10個まで登録することができる。タグの導入により、似たような動画を容易に探せるような仕組みになっている。

ニコニコ動画では動画投稿者だけではなく閲覧者も自由にタグを登録することができる。本来は検索機能として用いられるタグだが、このことを利用して、動画の内容に絡めたネタ的なタグ付けやニコニコ特有のタグ付け(「才能の無駄遣い」や「孔明の罠」などが代表例)をするなど、タグを動画投稿者と閲覧者、ないし閲覧者相互間のコミュニケーションツールとして用いる事も常態化しており、ニコニコ動画の特徴の一つとなっている。これはタグ付けが検索の妨げとなってしまうメタ・ノイズが発生することにつながるが、一方では同じネタを扱った動画や同じ投稿者による動画を探すなどより深い検索のニーズに応えている側面もある。自分が見て欲しいと思った動画に対して広く閲覧を勧めるタグ(「名曲リンク」「再生数xxxx以下限定名作リンク」「もっと評価されるべき」など)をつけるなど、タグを通した作者・閲覧者への支援も行われる。しかしながら、タグを用いた他者の誹謗中傷などの荒らしも存在する。

また、動画投稿者は、自身の投稿した動画のタグに最大5個までロック機能をつけて固定し、閲覧者によるタグ削除(削除荒らしなど)を防ぐことが出来る。

検索機能

検索機能では、動画につけられているタイトル、説明文、タグを元に、動画の検索ができる。検索結果は投稿日時及び再生回数のそれぞれで昇順、降順にソートすることが可能である。また、気まぐれ検索というニコニコ動画に登録されている動画を任意に抽出して検索することも出来るようになっている。なお、ニコニコ動画は、YouTubeなどとは異なり日本国内のサイトであるため、投稿される動画のタイトルやタグもほぼすべてが日本語である。そのため、検索に関しては非常に利便性が高い。

メンテナンス

毎日AM5:00~AM6:00ごろは定期メンテナンスがある。この時間内はサイト内のコンテンツに繋がり辛くなる。その他にも、不定期で緊急メンテナンスが実施されることがあるが、その場合は事前に報告されることが多い。

ニコニコプレミアム

ニコニコ動画を快適に利用できる有料サービス。2007年6月18日のRCサービスと同時に提供を開始した。プレミアム会員は、以下の特典がある。

  • プレミアム会員は一般会員が使用する回線とは別の回線を利用するため、サイトが混雑しても動画を快適に視聴できる。
  • プレミアム会員はID番号に関係なく24時間視聴することができる。
  • 一般会員は混雑時には動画の画質を落として再生されるのに対して、プレミアム会員は元の画質のまま再生される。
  • 動画のアップロード容量、マイリスト、マイメモリーの拡大やプレミアム会員専用コメントカラーの追加などの特典がある。
  • 後述のニコニコ動画モバイルでは、混雑時に動画を視聴する際にプレミアム会員が優先されるという特典もある。
  • H.264の動画をアップロードできる。
  • ビットレートの制限が800kbpsに上がる。(一般会員は600kbpsまで)

料金はクレジットカード払いの場合は月額525円、ウェブマネーによる前払いの場合は90日で1680円(月額30日計算で560円)。「DoCoMoケータイ払い」にも対応したが、こちらは90日払いのみ可能。

ニコニコ市場

ニコニコ市場(いちば)は、ニコニコ動画独自のサイト内広告であり、2007年7月12日より開始された。Amazon.co.jpYahoo! ショッピングの商品、およびドワンゴの携帯電話向けコンテンツを動画の下のスペースに表示するだけのものであるが、最大の特長は、動画閲覧者が、動画に関連する商品を自由に市場に登録できることである(誰でも登録できるというシステムは前述の「タグ」に非常に似ている)。また、「商品をクリックした人の人数」「ニコニコ市場から商品を購入した人の人数」が表示されおり、「この動画を見た人がこの商品を購入した」ということが分かるのも特長である。

単純に関連のある商品のみならず、ウケ狙いで意表を突いた商品が登録されることも多々あり、しばしばコメント欄に、市場に登録されている商品や、実際に買った人への反応が投稿されることもある。さらに、商品から関連する動画を検索することも可能である。これにより、「広告の存在感」を大幅に向上させることに成功している。もともと2ちゃんねるのまとめブログなどで行われていた、広告を記事のオチとしてネタにする、「アマゾン芸」と呼ばれる文化をうまく発展させ取り込んだシステムと言える。

市場には、Amazon.co.jpやYahoo! ショッピングの商品を最大10個まで、ドワンゴのコンテンツを最大3個まで登録できる。当初はAmazon.co.jpの商品のみサポートしており、さらにAmazon.co.jp側への負荷を軽減するため、プレミアム会員のみのサービスであったが、2007年7月14日より誰でも商品を登録することができるようになり、後日にはドワンゴの携帯コンテンツの対応を開始、2008年5月9日からはYahoo! ショッピングへの対応を開始している。

投稿した動画が削除された場合

ニコニコ動画では、何らかの理由で投稿された動画が削除(規約違反や、投稿者自身による削除など)された場合、単なるメッセージではなく、専用に用意された動画で、視聴できないことを伝えるようになっている。

この場合、リンク切れしたサムネイルには「視聴できません」と表示される。それを再生しようとすると「本日はニコニコ動画に御アクセスいただき、ありがとうございます。この動画は、○○(理由)により、ご覧になることができません。またの御アクセス、お待ちしております。」という内容のアナウンスともに、映画のエンドロールのように下から上に向かってメッセージが流れる。

このときのBGMは、原則としてスタッフの“fooさん”によるリコーダー演奏である(このため、その専用動画は「笛」と呼ばれることもある)。さらに、“fooさん”の演奏の長さによっては、「引き続き、fooさんのご演奏をお楽しみください。」とアナウンスされ、最後まで演奏が流されることがある。

動画の内容は、時期によって入れ替わる。以下に詳細を示す。

  • βまでのメッセージの出だしは「本日はニコニコ動画に~」であったが、γ以降はその前置きとして、「春です。」「鬱です。」「まっ盛りです。」「クリスマスです。」など、時期によって異なる出だしが付加されている。
  • BGMには、『蛍の光』 (Auld Lang Syne)、『大きな古時計』 (My Grandfather's Clock)、『ずいずいずっころばし』、『夕やけこやけ』、『さくらさくら』などの曲が時期替わりで用いられている。
  • βからγにかけて、スパイクのゲームソフト『喧嘩番長2 フルスロットル』の映像にオリジナルの台詞(ゲーム中のキャラクターが、他のキャラクターになぜ動画が見られないかを尋ねていき、動画が削除されたかメンテナンス中であることを知り「な、なんだってー!」(漫画MMRのセリフ。ネット上で流行した)と驚く内容)を付加して構成したものが流されていた時期がある。音声部分は通常のものとは変わらず、“fooさん”演奏の『夕やけこやけ』をBGMに、通常と同じのアナウンスが入ったものである。なお、スパイクは、ニワンゴと同じくドワンゴ傘下の企業であり、この時期は『喧嘩番長2』の発売日前後であった。その関連で、サイト内の広告も同作のものが表示されていた。
  • RC初期では、「春です。」から始まるナレーションが流れ、BGMは“fooさん”が小学生以来に挑戦したというハーモニカによる演奏であったが、しばらくしてからはナレーションが変更され、BGMはリコーダー演奏による『茶摘み』が用いられた。「夏」を連想させるものであろう。
  • RC2開始後しばらくは、“fooさん”の『桃太郎』をBGMにリーゼント姿の男性「はまじ」(ロックンロールバンド SHORT LEG SUMMERのボーカル、東野ハマジ)が、削除されたことを伝える文字をリーゼントで受け流す、という映像が流されていたが、12月に入って『きよしこの夜』をBGMにしたクリスマス専用動画で以前の形式に戻った。
  • クリスマス終了後はfooさんはお休みということになりSchool Daysの最終話差し替え放送(いわゆる「Nice boat.」で知られるもの)のパロディを思わせる映像になっている。
  • 権利者の申請により削除された動画は通常のものとは異なり、「この動画は、権利者の申請により、削除されました。」というメッセージが表示される。音声はアナウンスと、“fooさん”がリコーダーでひたすら高音をロングトーンするものである。

その他

  • プレミアム会員を除き、一定条件(サーバー負荷や時刻等)で動画の画質を強制的に下げる「エコノミーモード」になる(以前は「低画質モード」という名称であった)。この状態になると一部の動画において、音ずれする、動画の再生時間が短くなる、という現象が起こる場合がある。これは以前の低画質モードでも共通の物である。なお、もともと画質の低い動画はエコノミーモードの対象にはならない。そのため、エコノミーモードにならないギリギリまで画質を下げた「エコノミー対策」高画質動画が増えてきている。
  • 2007年11月26日のメンテナンス以降、ページ上部のアカウント表示部分に新たに気象情報(アカウントで設定された地域)が追加された。
  • サイト左上のアニメーションしているアイコンをクリックすると、定期的に変更される単語により、自動的に検索が行われる。ほとんどのアイコンは同じワードだが、「よていち」札に限り例外である。

ニコニコ動画モバイル

2007年5月7日にニコニコ動画の携帯電話版である「ニコニコ (γ)動画モバイル」が発表され、2007年5月9日12時までテスターの応募をおこなった。募集員数は5000人であったが、サーバに余裕があるとしてその後人員を追加した。NTTドコモの対応機種はFOMA90Xiと70Xi系端末のみで、専用のiアプリを用いて動画の再生、コメント表示や投稿を行う。

コメント投稿時の文字色、位置、大きさはPC版とは異なりメニュー形式で指定する。またFOMAハイスピード端末のみ1秒間のコマ数を増やして再生できるような設定がある。なお再生履歴に関しては、iアプリ本体に保存されており、PC版のそれとは別である。マイリストの追加や削除なども可能で、PC版マイリストとの共有も可能だが、PC版とは違いタグの編集は行えない。また、モバイル向け変換がされていない一部の動画はプレミアム会員のみが変換を実行でき、一般会員がこれらの未変換動画を視聴したい場合はニワンゴに依頼する形式となっている。ただし、中には変換自体が実行できない動画(赤信号)も存在する。その他、細かいバージョンアップも随時行われている。

なおモバイル版では、「投稿者専用コメント」および「ニコスクリプト」が付けられた動画は内容に関わらず強制的に「コメント不可動画」となり、通常のコメントではないもの(この機能で投稿者自身が付けたコメントなど)は一切表示されないようになっている。

auの対応機種は、FlashLite2.0対応機種全て。BREWおよびオープンアプリプレイヤーには1日に3メガバイトの通信しか行えない制限があり、代替としてFlashLite2.0でのサービスが開始された。FlashLite2.0には通信制限はないが、ユーザー自身がボタンを押さないと通信ができないという制限がある(要求に反する通信などにおける悪用防止の為)。よって「手回しラジオ感覚」の選択ボタン連打となっている。

  • 2007年6月4日 - 紹介機能の追加。テスターから紹介されることにより一般会員でも利用可能となった。
  • 2007年6月18日 - 「ニコニコ動画 (RC)モバイル」へ改称。プレミアム会員へサービス提供開始。
  • 2007年7月10日 - au向けのサービスを開始。FlashLite2.0を利用してのサービス。
  • 2007年8月9日 - 一般開放開始。
  • 2008年1月18日 - iモードの公式サービスとなる。
  • 2008年4月2日 - 以前はPC版の名称変更時に同じ名称へと変わっていたが、エイプリルフール後 (SP1) を外した「ニコニコ動画モバイル」へ改称。

運営上の問題点

公序良俗問題

稀に性的表現を含む動画がアップロードされている。そのような動画のアップロードはニコニコ動画並びにSMILEVIDEOの公序良俗を理由とした規約に違反している。そのため、発見次第削除されることとなっている。運営側ではどのような内容のものが公序良俗に反するのかについて明確な基準を示しておらず[6]、削除の際には、動画投稿者に事後にメールで通知される以外に削除理由の旨を告知することも無いため、一般ユーザーは何を理由に削除をされているのかが(建前上)分からないのが現状である。特にギャルゲー萌えアニメやおいを取り扱ったコンテンツでの発生が多い。それらの削除選定は運営側の判断によるものが強い。

著作権問題

ニコニコ動画と提携しているSMILEVIDEOにアップロードされているアニメ、ミュージカルライブ、テレビCM、テレビ番組などは、ほとんどの動画が著作権者に無断でアップロードされたものである。利用規約では著作権侵害になるファイルのアップロードを禁止しているが、著作権法違反の投稿は後を絶たないのが現状である。

権利者(個人、法人、法定代理人含む)から権利を侵害されているとの申し立てがあれば、審査し削除するとしている。その他肖像権などの権利侵害もこれに準ずる姿勢をとっている。性的描写を含むアダルトコンテンツは閲覧者の判断で報告できるが、こと著作権に関しては権利者からの申し立てのみ受け付けているため、アダルトコンテンツ程迅速な対応はされていない。

他の「動画共有サービスサイト」にも言える問題ではあるが、YouTubeでも著作権違反に関する規制が強化されているのに比べ、ニコニコ動画は登録制でクローズドな側面もあってか、著作権法を軽視する傾向にある。性的描写を含むアダルトコンテンツは迅速な対応・削除という運営側の対処に比べ、著作権法違反に関する動画がこのような対応がされるのは稀で、著作権違反動画の投稿禁止は表面上だけでほぼ黙認状態に近い、との指摘もある。

ただ、最近では連続アニメーション作品の本編や連続ドラマ作品の本編が多数アップロードされるなど、運営サイドも黙認はしていられない状況となっているためか、著作権侵害動画の削除(報告)ツールを法人向けに提供している[7](2007年6月10日前後より、この申請方法によって削除された動画のページでは通常の削除通知動画とは異なった静止画が表示されている)。削除はあくまで被権利侵害者の報告のみ受け付けている。いわば権利侵害被害者の自助努力に任せる方法で、一部のコンテンツ制作者がこうした運営の手法をラジオ等で強烈な批判を成したこともあった。2007年10月1日には権利保護を強化する方針を発表、権利者との対話を強化し、権利保護システムや監視体制の強化、利用者への啓発活動に取り組むとしている[8]。ニコニコ動画 (SP1) 開始直後の2008年3月11日には、ニワンゴがNHKやキー局に対し、著作権侵害をしている既存の放送番組動画を削除し、監視体制を強めて今後再投稿されても直ちに削除する、との宣言を行った[9][10][11]

逆に、自作物(完全なオリジナル作品)に対して著作者に成りすまして削除を依頼する可能性も指摘されている[12]

しかし、著作権保護体制の強化で、インディーズバンドのPV、ライヴ映像を削除したところ、その動画のアップロード主がインディーズバンド本人であり、削除された本人がニコニコ動画に対し激怒していた、といった運営側による誤った削除が行われることもある[13]

一方、2007年度の上半期に放映されたアニメでは、『らき☆すた』、『ハヤテのごとく!』、『さよなら絶望先生』といった作品において、明らかにニコニコ動画で視聴され、ネタにされている事を前提とした表現がなされており、アニメ制作の現場において、ニコニコ動画において作品が消費される事が意識されていることが垣間見られた。

2008年4月1日JASRACと楽曲の使用についての契約を締結し、JASRACが管理する曲を演奏したり歌ったりした動画をアップロードすることが可能となった。ただ、アップロードが認められるのは「自分で演奏したり、自分で演奏しながら歌ったりした動画作品」であり、CDのカラオケトラックをそのまま使用して歌った場合などには、著作権侵害とされる可能性は高いので、打ち込みしたものを歌うなどの対策が必要。[14]

カテゴリタグ騒動

2007年5月2日、トップページが改変された際、いくつかのカテゴリタグが指定され、そのタグが付けられていない動画はトップページに上がってこないという仕様変更が、ユーザーへの通達を一切無くして突然行われた。しばらくしてブログにて正式発表があったが、ユーザーからは非難が殺到。その多くはタグの内容に関するものであった。タグのなかには「おもしろい」「つまらない」という、評価が個人的価値観に基づくものや、「R-18」という、本来は規約で禁止されているはずのものまで含まれており、これらの必要性や矛盾を指摘する声が多く上がった。これを受け、運営側はカテゴリタグを再び改変し、騒動は終息した。しかし、問題とされた「R-18」のタグは未だに存在している。これについては通常のテレビ放送で許される程度の動画であれば削除されないとのことだが、やはりその基準は曖昧である(性的表現を含むと判断された動画は今まで通り削除されている)。

政治的宣伝動画の配信と検閲

2007年7月9日に運営により公式コンテンツとしてアップロードされた民主党小沢一郎代表提供によるメッセージ動画では、運営側によるコメントの検閲が行われ、コメントの全削除、コメントを行ったユーザーへのコメント送信禁止措置(全ての動画に適用)やアカウントの剥奪などが運営側によって行われた。誹謗中傷・荒らし行為だけではなく、民主党に対する真面目な意見や、否定的な発言にもこうした措置が適用されたという声も挙がり、ニコニコ動画上や各種掲示板などで運営側への批判が強まった[15]

ビジネスモデル

バナー広告表示や、映画配給会社と提携して映画の短編ムービーを流すなどの手法で、広告収入を得ている。2007年11月6日からは時報も広告枠として販売を開始、第1号として同月26日より午前0時の時報にグッドスマイルカンパニー初音ミクねんどろいど予約受付開始CM)がスポンサーとなった。

その他、プレミアム会員料やアマゾンアフィリエイト広告による収入も、ニコニコ動画の収入源となっている。なお、アフィリエイト収入は動画投稿者には直接的な還元はされていない。これは、金銭として還元した場合に、アフィリエイト収入を目的にスパム的なニコニコ市場書き換えが頻発することを懸念してのことである[16]

また、投稿された動画で人気があるものを公式コンテンツとして取り込んでいる。ドワンゴでの、『レッツゴー! 陰陽師』の着うたや待ち受け画像の配信、外山恒一着信ボイス配信がその一例である。このような動画は一時期ログインしなくても見ることができたが、2007年のゴールデンウィーク頃に行われたサイト改変によりトップページからリンクが外され、たどり着けなくなっている(直接URLを指定すれば見ることは可能である)。

2007年3月現在は未だ黒字経営には至っておらず、親会社のドワンゴは2007年9月期の中間決算においてニコニコ動画への新規設備投資のため営業利益が減少したと発表した[17]

パートナー企業

また、コンテンツ権利者との取り組みを強化するため、パートナー企業と公式動画配信企画を開始、著作権保護とともに、新たなビジネスモデルを検討することを進めることにしている。

吉本興業グループ
公式ページ「よしよし動画」を開設、ヨシモトファンダンゴTVで放送されている動画コンテンツを配信。
エイベックス・エンタテインメント
公式ページを開設、同社所属のアーティストのプロモーションビデオやオリジナルビデオを配信。PVが中心となっているが、中には桃井はるこのようにニコニコ動画ユーザーを狙ったようなネタのオリジナルビデオを制作している場合もある。
Viacom International JapanMTV Networks
専用ページを開設し、アニメなどMTVオリジナルコンテンツを配信する予定。
エンドレスコミュニケーションズ
TOKYO FMグループ/TFMインタラクティブ
ショックウェーブ エンターテインメント
ランティス
アニメソングのプロモーションに活用することを発表、第1弾としてJAM Projectの楽曲のリミックスを公式に募集。
ジェンコ
ライブドア
2008年2月6日、公式ページを開設。livedoorネットアニメに投稿された動画を配信している。

時報CM協賛企業・団体(個人含む)

2008年4月現在)

4月5日には社長の安藝貴範自ら動画投稿者個人への呼びかけを行うという異例のCMが流された。

歴史

  • 2006年10月 - ドワンゴ出身の清水亮氏が経営するUBIQUITOUS ENTERTAINMENT社の開発したシステムと名古屋大学情報科学研究科長尾研究室の開発したSynvieを手本にして戀塚昭彦氏が3日間で開発[18]
  • 2006年12月12日 - 『ニコニコ動画(仮)』として実験サービスを開始。
  • 2007年1月15日 - 『ニコニコ動画 (β)』としてサービス開始。
  • 2007年2月1日 - 総コメント数500万件達成。
  • 2007年2月7日 - 1月の月間ページビューが1億を超えていたことを発表。
  • 2007年2月8日 - 総コメント数1000万件達成。
  • 2007年2月19日 - 対応動画サイトに『フォト蔵』を追加。
  • 2007年2月23日 - 3日前ほどから受け続けていたDDoS攻撃の影響がドワンゴのモバイルサイトにも出たため、サービスを一時停止。また同時期に『YouTube』からのアクセス遮断も確認。
  • 2007年2月24日 - βテストサービスを終了し、新バージョンの開発に入ることを発表。
  • 2007年3月3日 - 『ニコニコ動画 (γ)』の新規IDの募集開始。スタート直後にシステム障害が発生したが、同日中に再開。
  • 2007年3月4日 - 新規IDの登録者数が10万人を突破。
  • 2007年3月6日 - 予定より1日ほど遅れ、『ニコニコ動画 (γ)』のサービスを開始。同時に、動画投稿のための『SMILEVIDEO』もサービス開始。
  • 2007年3月7日 - 『AmebaVision』を運営するサイバーエージェントからの要請により、トップページとランキングからAmebaVisionの動画を一時的に削除。
  • 2007年3月13日 - 時間限定で利用可能なIDを追加。以降定期的に一定数の時間限定、および常時利用可能なIDを追加していく。
  • 2007年5月19日 - 掲示板を設置。
  • 2007年6月7日 - ウェブページのキャプチャー画面に文章を書き込む『ニコニコブックマーク』を提供開始。
  • 2007年6月18日 - 『ニコニコ動画 (γ)』を終了。およそ6時間に及ぶメンテナンスの後、『ニコニコ動画 (RC)』の運営、及び有料サービスを開始。
  • 2007年7月9日 - 民主党小沢一郎代表のオリジナル動画を、特設コーナーで公開。
  • 2007年7月10日 - ニコニコ動画モバイルau(実験)スタート。
  • 2007年7月12日 - ニコニコ市場(仮)がスタート。
  • 2007年7月15日 - 動画再生回数が10億回を突破。
  • 2007年7月26日 - ID登録者数が200万人を突破。ニコニコプレミアム会員も5万4千人を突破。[19]
  • 2007年8月22日 - セキュリティ対策のため、ログイン方法が変更された
  • 2007年8月25日 - Webアニメ最終試験くじら』の配信をドワンゴ運営のアニメコンテンツサイト『超!アニメロ』と同時に開始。[20]
  • 2007年9月21日ごろ - ID登録者数が300万人を突破。
  • 2007年9月24日ごろ - サーバーの稼働能力回復のため、24時間開放人数を150万IDまでに制限。
  • 2007年9月25日ごろ - 24時間開放人数を175万IDまで拡大。
  • 2007年9月27日 - ニコニコ動画に関する事業拡大に伴い、ドワンゴ内の組織変更を実施、事業開発部及びdwango.jp事業本部のニコニコ動画事業に関する部署を統合し「ニコニコ事業部」を10月1日付で新設すると発表。[21]
  • 2007年9月28日 - Viacom International Japanと提携、Viacomがニコニコ動画にMTV Networksのコンテンツを提供すると発表。10月上旬にMTV専用ページが設置される予定。[8]
  • 2007年10月1日 - AmebaVisonがニコニコ動画への対応を終了。
  • 2007年10月10日 - ニコニコ動画(RC2)が開始。同時に国内7社との動画配信のパートナー契約を締結したと発表。[8]
  • 2007年10月18日 - 台湾版ニコニコ動画が開始。
  • 2007年10月30日 - ソーシャルブックマークサービス「livedoorクリップ」がニコニコ動画に対応。
  • 2007年12月12日 - ニコニコニュース開始。ニコニコ動画が一周年を迎える。深夜12時には時報CMによる告知が行われ、有数動画でいわゆる「祭り」が発生。一部動画ではコメントサーバに接続できない事態に。
  • 2007年12月31日 - 新年によるトラフィックの急激な増加を見越して23時55分で一旦営業を休止、翌年1月1日0時2分より通常営業が再開された。ただし「休止」とはいっても既に接続しているユーザーが切断されることはなく、その間、時報枠にドラマ仕立ての「ニコニコ激動の歴史」ならびにカウントダウン映像が流された。
  • 2008年2月14日 - (RC2)から(SP1)へバージョンアップすることをニコニコニュースにて公開。
  • 2008年3月5日 - ニコニコ動画(SP1)が開始。MPEG-4H.264形式のファイルアップロードに対応(プレミアム会員のみ、閲覧・コメントは無料会員も可能)。また、外部SNS等(一部)に動画を貼付する「ニコニコ外部プレーヤー」もスタート。
  • 2008年4月1日 - マイページ及び、諸々の細かい部分が変更された。
  • 2008年4月2日 - アニメ専用チャンネルである「ニコニコアニメチャンネル」を開設[22]
  • 2008年5月9日 - Yahoo! JAPANとの各種コンテンツ提携を発表。第一弾としてYahoo!ショッピングの商品がニコニコ市場に対応したほか、Yahoo! JAPANならびにYahoo!ツールバーでの検索にニコニコ動画が反映されるようになった。
  • 2008年5月12日-再生数が50億回達成

主な動画

YouTubeには及ばないものの、幅広い分野の動画が投稿されており、マイナーバンドのPVや深夜番組などが公開後すぐに投稿されていたり、ネタではないスポーツやCM、科学番組の動画が投稿されていたりと、日本版YouTubeと言っても過言ではないほど「動画共有サービス」としての成長を見せている。

膨大な数の動画の中で特定の動画が脚光を浴びることが度々ある。多くは一過性の流行であるが、中には驚異的な人気となるものもあり、例えば2007年2月上旬には、『新・豪血寺一族 -煩悩開放- レッツゴー!陰陽師 PV』『Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム- OP』『あいつこそがテニスの王子様』の、人気上位動画3つの合計で、わずか1晩で30万回再生・10万コメントを超えるような「祭り」状態が続いた。なお、その人気から『レッツゴー!陰陽師』と『魔理沙は大変なものを盗んでいきました』のdwango.jpにおける着うた独占配信が始まり、現在でも広告を掲載している。

ゲーム

稼動当初から、特にRPGアクションゲームのスーパープレイ動画が人気を集めてきた。スーパープレイとは逆に稚拙なプレイ動画やいわゆるクソゲーのプレイ動画(チーターマンなど)がネタ動画として人気を得ることがあるほか、恋愛ゲーム(「ギャルゲー」「エロゲー」「乙女ゲー」など)のプレイ動画が人気を呼ぶこともあった(『つよきす』『ときめきメモリアル』など)。

THE IDOLM@STER』のPV風動画も (β) サービス時より人気であり、プレイ画面のほかPVを他の音楽に替えたMADムービーなども大量にアップロードされている。例えばゲームキャラクターの双海亜美が『エージェント夜を往く』中の「溶かし尽して」を舌足らずに「とかちつくちて」と歌うものが (β) で人気を博し、双海亜美は今なお「とかち」の愛称で親しまれている。

音楽、空耳

人気を集める音楽としては、一般的なPVムービーのほか、アニメソング電波ソングが多く見受けられる。VOCALOIDに様々な音楽を歌わせる動画も人気があり、初音ミクが話題となるきっかけの一つとなった。音楽(原曲やアレンジなど)をメドレー方式で聴かせる作品もみられ、ニコニコ動画で話題となった曲を繋ぎ合せた組曲『ニコニコ動画』は特に人気である。話題となった音楽を投稿者自身が歌ってみたり演奏してみたりした動画も多く、中には一定の人気を集める歌い手もいる。

また、コメント機能で誰でも気軽にネタが書き込めるため、アニメやゲームなどの音楽(『あいつこそがテニスの王子様』、『Nursery Rhyme -ナーサリィ☆ライム- OP』など)や外国曲、海外版アニメ(英語版るろうに剣心の「フタエノキワミ、アッー!」など)など、様々な空耳ネタが作られて人気を博している。

その他

現状としては著作権を侵害していない動画は数少ないが、「漢字テスト」「タイピング」「アンケート」などといったニコニコ動画の特色であるコメント機能を有効に使った動画も投稿されている。一枚絵をスライドショーのように流す画像集や、イラスト講座的な動画(「描いてみた」など)もある。

動画制作能力の高いユーザーによる巧妙なMADムービーが高い人気を博す一方で、「ねこ鍋」など日常風景を映したものや、投稿者本人が何らかの形で出演する動画もある。

2007年8月2日には、台湾における2ちゃんねる的な存在のBBSである「ptt」の「C CHAT」の利用者たちにより1週間にも亘る制作日数をかけて作られた動画が投稿され、日本人の利用者に好印象で迎えられた。日本国外在住者・日本人以外の利用者による動画の投稿はこれが最初ではないが、外国人がニコニコ動画を意識して作成した動画が投稿されたのはこれが初めてである。これにより、ニコニコ動画が日本人だけでなく国外の人にも利用されていることがわかる[23]

脚注

  1. ^ ニコニコ宣言(仮)〜すべてのニコニコしたいネットユーザにむけて〜
  2. ^ ニコニコ動画がテレビの座を奪う日は来ない--ひろゆき氏の分析:マーケティング - CNET Japan
  3. ^ ニワンゴによる推測
  4. ^ ニコニコ動画教科書STEP 1
  5. ^ 埋もれた職人に光を――ひろゆき氏に聞く「ニコ動(RC2)」 - ITmedia News:
  6. ^ クリプトン、「公序良俗に反する」ミク作品をニコ動から削除 判断基準も公開 - ITmediaでクリプトンは「テレビ放送できるかどうか」を基準として、初音ミク関連の動画のうち過激な表現のあるものの削除を要請した。以降、「テレビ放送できるかどうか」つまり日本の民放各局の現在の放送コードに照らして動画投稿者の間ではいくつかのコンセンサスが形成されている。
  7. ^ SMILEVIDEO | 権利侵害対応プログラム
  8. ^ a b c "ニコニコ動画に投稿される動画の権利保護について 権利者との対話を強化" (PDF) ニワンゴ. 2007年10月1日閲覧.
  9. ^ ドワンゴ - 著作権侵害動画に対する対応策に関するお知らせ
  10. ^ ニコ動がテレビ局に宣言「番組の著作権侵害動画はすべて削除します」
  11. ^ ニコニコ動画、著作権侵害のテレビ番組動画をすべて削除へ--放送局に申し入れ
  12. ^ 個人ブログ
  13. ^ 動画削除ミスのお詫び
  14. ^ JASRACとの契約締結のご報告
  15. ^ 「小沢一郎のメッセージ動画」スレッド(ニコニコ動画の今後や著作権についてなどの議論掲示板)、「小沢さん動画」スレッド(ユーザ同士の質問&交流掲示板)ほか
  16. ^ この速さなら買える!――WiiよりXbox360が売れる「ニコニコ市場」 - ITmedia News
  17. ^ ドワンゴ、着メロ事業の低迷とニコニコ動画への投資で利益が大幅減 - CNET Japan
  18. ^ 【ITpro Challenge!】開発者が語る「3日で作ったニコニコ動画」---ドワンゴ 戀塚昭彦氏:ITpro
  19. ^ "ニコニコ動画のID登録者数が200万人を突破、50万分のIDを一挙に開放予定" (PDF) ニワンゴ. 2007年7月27日閲覧.
  20. ^ "PCサイト「超!アニメロ」で動画配信決定!第1弾として、アニメ「最終試験くじら」を8月25日より無料配信開始" (PDF) ドワンゴ. 2007年8月1日閲覧.
  21. ^ "組織変更ならびに人事異動に関するお知らせ" (PDF) ドワンゴ. 2007年9月27日閲覧.
  22. ^ アニメ系専門★ニコニコアニメチャンネルオープン!
  23. ^ 組曲『ニコニコ動画』、台湾人で大合唱 - 台湾PTT

関連項目

動画共有サイト

外部リンク

公式

参考外部リンク

動画共有サービス
AmebaVision | Dailymotion | Google Video | GUBA | MEGAVIDEO | Veoh | YouTube | zoome | ニコニコ動画 | パンドラテレビ


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