Snapchat

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Snapchat
作者 Snapchat, Inc.
開発元 ダニエル・スミス
デビッド・クラビッツ
ボビー・マーフィー
エヴァン・スピーゲル
初版 2011年9月[1]
対応OS iOSAndroid
サイズ 3.2  MB
対応言語 英語
サポート状況 現行
種別 写真共有英語版ソーシャル・ネットワーキング・サービス
ライセンス プロプライエタリ・ソフトウェア
公式サイト snapchat.com
アレクサ
ランキング
増加 285,299[2]
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Snapchatとはフォトメッセージ英語版アプリケーションである。

機能[編集]

ユーザーは写真や動画(スナップと呼ばれる)を個人かグループに送信することができ、テキストやパレットからの色を任意で追加したり、1秒から10秒の間で閲覧時間を設定したりすることができる[3][4][5][5]。閲覧している間、受信者は端末のタッチスクリーンを触り続けなければならない。スクリーンショットの保存もできず行おうとすると送信者に通知されてしまう[3][6]。閲覧時間の終了後、写真はアプリ上から見ることが出来なくなる。

また、Facebook上でSnapchatユーザーである友達を探すことができ、連絡先リストに追加することができる[4]

創設者のエヴァン・スピーゲルは、「コミュニケーションにおける楽しみを全て撮影」しているユーザーの理想化されたオンライン・アイデンティティ英語版のマネジメントに駆り立てる、ユーザーのトレンドへの入り口を目的にしていると述べている[6]

セキュリティ[編集]

写真が1秒で消える機能に関して多数の専門家は性的行為英語版の伝達手段になっていることを恐れている。MSNBCがTwitter上でSnapchatを検索すると、Snapchatを性的行為目的で使用している旨の複数のツイートを発見したという[7]

また、スクリーンショットを保存しようとすると送信者に通知されるが、エヴァン・スピーゲルは、このアプリケーションではプライバシー保護は考えていないとしている[8]。プライバシーポリシーによると設定時間経過後の写真はまだいくつかの形で使用可能にしないことを保証することはできないとしている。

ユーザー[編集]

2012年10月時点で主なユーザー層は13歳から25歳で40歳まで広げている。ユーザーの30%はスナップをグループに送信している。また、度々子どもが両親に自身の居場所とセルフポートレートを送信しているという[4]

歴史[編集]

Snapchatはスタンフォード大学におけるスピーゲルの授業の1つで行われたプロジェクト内で主要な商品設計者だったスピーゲルとボビー・マーフィーによって始められた。スピーゲルが2011年4月、自身の最後のプロジェクトのための商品デザイン授業でアイデアを思いついたが、クラスメートは非永久的な写真のアイデアに難色を示した[6]。同年9月にスピーゲルの父親のリビングルームでSnapchatを立ち上げた[6][8]

2012年5月、1秒あたり25枚の写真が送信されるようになった[3]

同年11月28日時点でユーザーはSnapchatのiOS版アプリケーションで10億枚以上の写真を共有されるようになった、1日あたり2000万枚の写真が共有される計算である[3][9]。同月、スピーゲルはユーザーの増加によるスケーリングに伴ういくつかの問題でScnapchatがリアルタイムに写真をやり取りすることが難しくなったと発言した[3]

開発チームはAndroid版開発中に写真のプレビューのためのレターボクシングに関する問題を抱えていることを発見した。これによりチームは一月半をカメラ機能の再構築に費やし、2012年11月29日にAndroid版アプリケーションを公開した[3]

Snapchatは自身のシードラウンドとライトスピード・ベンチャー英語版からの金額非公開つなぎ資金調達英語版で48万5000ドルの資金調達を行なっている[3]

虚偽の宣伝[編集]

当初、Snapchatは「設定された時間を過ぎれば、受信者の端末からも企業のサーバーからも完全に削除される[10]」と宣伝していたが、実際にコンテンツが見られなくなるのは受信者のアプリ上だけであり、他の方法を使うことにより消えたはずのコンテンツを閲覧・保存することが出来た[11]

この件をはじめとする不適切な個人情報の取り扱いに関して、Snapchatはアメリカ連邦取引委員会(FTC)との和解に応じ、向こう20年間にわたり外部の専門家による個人情報の取り扱いの監査を受ける[12]

事業[編集]

2012年10月時点でSnapchatは収益を生み出せておらず[6]、スピーゲルは、チームは収益を得ようと意識していないと語っている。本社はロサンゼルスにあるスピーゲルの父親の家に「予見できる未来」のために構えている[3][4]またスピーゲルはSnapchatでは同年内に3人の技術者を雇用したとしており、現在のチームは6人の技術者とCEOのボビー・マーフィーらで構成されている[3]

マーケティング[編集]

当初はブランドの向上に力を入れず、代わりに使いやすさと技術的側面に力を入れていた[6]

アプリケーションのマスコットであるGhostface Chillahと呼ばれる名前はラッパーのゴーストフェイス・キラ(Ghostface Killah)から取られている[6]

脚注[編集]

  1. ^ Let's Chat”. Snapchat Blog. 2012年11月11日閲覧。
  2. ^ Snapchat.com Site Info”. Alexa, Inc.. 2012年11月23日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g h i Billy Gallagher (2012年10月29日). “You Know What’s Cool? A Billion Snapchats: App Sees Over 20 Million Photos Shared Per Day, Releases On Android”. TechCrunch. http://techcrunch.com/2012/10/29/billion-snapchats/ 2012年12月22日閲覧。 
  4. ^ a b c d Liz Gannes (2012年10月29日). “Fast-Growing Photo-Messaging App Snapchat Launches on Android”. All Things D. http://allthingsd.com/20121029/fast-growing-photo-messaging-app-snapchat-launches-on-android/ 2012年12月22日閲覧。 
  5. ^ a b Leslie Meredith (2012年10月26日). “Best Picture Chat App: Snapchat by Leslie Meredith, Senior Writer, TechNewsDaily”. TechNewsDaily. http://www.technewsdaily.com/8399-best-picture-chat-app-snapchat.html 2012年12月22日閲覧。 
  6. ^ a b c d e f g J.J. Colao (2012年11月27日). “Snapchat: The Biggest No-Revenue Mobile App Since Instagram”. Forbes. http://www.forbes.com/sites/jjcolao/2012/11/27/snapchat-the-biggest-no-revenue-mobile-app-since-instagram/ 2012年12月25日閲覧。 
  7. ^ http://video.today.msnbc.msn.com/today/50068553
  8. ^ a b Alexandria Murphy (2012年10月29日). “Snapchat a growing trend”. University of Delaware Review. http://www.udreview.com/snapchat-a-growing-trend-1.2939743#.UNYyv_xfN5Q 2012年12月22日閲覧。 
  9. ^ Michael del Castillo (2012年10月29日). “The app with self-destructing messages launches on Android”. Upstart Business Journal. http://upstart.bizjournals.com/news/technology/2012/10/29/snapchat-launches-on-android.html 2012年12月22日閲覧。 
  10. ^ What is Snapchat?”. Snapchat FAQs. Snapchat. 2012年11月11日閲覧。
  11. ^ Snapchat、ユーザーを欺いたとする問題でFTCと和解(PC ONLINE、2014年5月12日)
  12. ^ 人気スマホアプリで処分=「写真自動消滅」はうそ-米FTC(時事通信、2014年5月9日)

外部リンク[編集]