WhatsApp

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WhatsApp Messenger
開発元 WhatsApp Inc.
対応OS Android
iOS
Series 40英語版
BlackBerry
Symbian
Windows Phone
対応言語 英語、フランス語、簡体字中国語、繁体字中国語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、カタロニア語、クロアチア語、チェコ語、ノルウェー語、デンマーク語、ポーランド語、フィンランド語、オランダ語、タイ語、トルコ語、ギリシャ語、アラビア語、ヘブライ語、ハンガリー語、インドネシア語、マレー語、ルーマニア語、ロシア語、スロバキア、スウェーデン語、ウクライナ語、ベトナム語
種別 インスタントメッセンジャー
ライセンス プロプライエタリ
公式サイト www.whatsapp.com
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WhatsApp Messenger(ワッツアップメッセンジャー)は、アメリカのWhatsApp (WhatsApp Inc) が提供する、リアルタイムでメッセージの交換ができるスマートフォン向けのインスタントメッセンジャーアプリケーションである。2009年5月4日に提供を開始した。

2014年2月19日にFacebookが160億ドルで買収することを発表した[1]。さらに30億ドル相当の制限株式ユニットを付与したので190億ドル規模の買収と報じられている。1ドル100円換算では、1兆9,000億円[2]の買収。

概要[編集]

機能[編集]

インターネットを通じて、無料でテキストメッセージ・写真・動画を送信したり、位置情報の共有するなどの機能を備える。VoIPによる音声通話機能はないが[3]2013年8月にはボイスメッセージ機能(日本語公式サイトなどでは「音声ノート」と表記)を追加しており、最高経営責任者 (CEO) のジャン・コウムは「異なる言語を使うユーザー間のやりとりなどではキーボード入力より音声を使った方が簡単」と説明した[4]

WhatsAppはスマートフォンのアドレス帳に登録された電話番号をアカウントに利用している。WhatsAppユーザー同士はお互いの電話番号が登録されたアドレス帳を同期することで登録を行う。

マネタイズ[編集]

WhatsApp Incでは、ショートメッセージサービス (SMS) の料金が発生しないという趣旨[5]で「無料」と表記しているが、1年目の無料利用期間の後、2年目以降は年間99セントの利用料が発生する[4][6]。なお、2013年時点ではアプリは無料でダウンロードできるが、かつては有料アプリとして配信されていた[7]

一方で同社は、WhatsAppには広告を載せないとしている[5]。コウムCEOは「広告が表示されることを好むユーザーなどいない[8]」とし、またスペインで発生した列車脱線事故が原因で車内に閉じ込められた乗客の一人が「WhatsApp」上で配偶者と連絡を取り合っていたことを紹介し、「もしそんな差し迫った場面で、ユーザーが広告を見なくてはならないとしたらどうだろうか?[4]」と、広告掲載による収益化を狙う競合他社を批判している。

開発元[編集]

WhatsApp Incは、カリフォルニア州サンタクララで2009年に元Yahoo!社員のブライアン・アクトン (Brian Acton) とジャン・コウム (Jan Koum) が設立した[9]。社名のWhatsAppは、「What's Up(どうしてる?)」と「App(アプリ)」を掛けた駄洒落に由来する[10]

個人情報とセキュリティ[編集]

WhatsAppによる個人情報の扱いについて共同調査を行ったカナダオランダの規制当局は、2013年1月28日にWhatsAppはプライバシー関連法に抵触するという見解を示し、非WhatsAppユーザーを含むアドレス帳全ての電話番号を収集・維持していることと、送信されるメッセージが暗号化されていなかったことを問題点として挙げた[11]。後者については2012年9月に暗号化に対応して改善されたが、両当局は同社の対応にまだ満足していないとしている。

セキュリティ関連のソフトを手がけるマカフィー社は2013年12月26日、Google Playで公開されていた人気ゲームアプリに「WhatsApp」のテキストメッセージと写真をユーザーに無断で抜き取るトロイの木馬が組み込まれていたとする内容をブログで公開した。圧倒的に利用者の多いWhatsAppの暗号の脆弱性に付け入ってトロイの木馬を使った攻撃の対象にされたとしている[12]

セキュリティ対策ソフトの開発・販売を手がけるトレンドマイクロ社は2013年9月17日、「WhatsApp」の新たな音声メッセージが届いたことを知らせる通知を装ったスパムメールPCやスマートフォン上で確認したと同社ブログで発表した。音声メッセージの再生に偽装した「Play」と表示される入り口からユーザーを不正なWebサイトへ誘導させて不正なプログラムをダウンロードさせる手口が使われているとしている。またトレンドマイクロはこのスパムメールについて、PCよりAndroidなどのモバイル端末を標的にした脅威であるという見解を示している[13]

利用状況[編集]

全世界の月間アクティブユーザー数(1ヶ月間に1回以上使用したユーザー)は、2013年4月に2億人、同年8月に3億人、同年12月に4億人と公表されている[3]

交わされるメッセージは、送信が一日当たり160億件、受信が同320億件、処理される画像は同5億件に上るとしている[14]。現在他社に比べて、特に西ヨーロッパ諸国で圧倒的な利用者数を得ている[15]

脚注[編集]

  1. ^ 無料チャットアプリ「WhatsApp」をFacebookが1兆6400億円で買収 - GIGAZINE 2014年2月20日
  2. ^ [1]
  3. ^ a b グループチャットアプリ「WhatsApp」アクティブユーザー4億人突破、「LINE」に大差 - bizmash 2013年12月20日
  4. ^ a b c WhatsAppが急成長 - 月間アクティブユーザー数が3億人に - WirelessWire News 2013年8月8日
  5. ^ a b WhatsAppホーム - WhatsApp公式サイト
  6. ^ Google Playのダウンロードページ説明
  7. ^ SMSのように使えるiPhone向けIMアプリ「WhatsApp」を使ってみた - ITmedia Mobile 2010年1月8日 (ITmedia)
  8. ^ WhatsApp、アクティブユーザー数で「Twitterを超える規模」に成長 - WirelessWire News 2013年4月17日
  9. ^ Why Selling WhatsApp To Facebook Would Be The Biggest Mistake Of Jan Koum's And Brian Acton's Lives
  10. ^ WhatsApp について - WhatsApp公式サイト
  11. ^ 人気メッセンジャーアプリ「WhatsApp」はプライバシーを侵害――カナダとオランダの規制当局が見解 - ITmedia Professional Mobile 2013年1月29日 (ITmedia)
  12. ^ マカフィー、世界的人気のメッセンジャーアプリを攻撃対象にした、2013年を代表するモバイル脅威の一例を紹介 - mobileASCII 2013年12月26日
  13. ^ 「WhatsApp」の通知を装うスパムメールを確認、標的はモバイル端末(トレンドマイクロ) - Scan NetSecurity 2013年9月18日(水)
  14. ^ WhatsApp announces 400 million active users
  15. ^ 『LINE』が欧米で普及してない驚くべき理由 外に目を向けて見ると(ガジェット通信)

関連項目[編集]

類似するインターネット電話サービス
固定、携帯電話へ通話可能
  • Viber(バイバー) - キプロスのViber Mediaが提供するインターネット電話サービス。
固定、携帯電話へ通話不可
  • comm(コム) - 日本のディー・エヌ・エーが提供するインターネット電話サービス。
  • Google+ ハングアウト(グーグルプラス ハングアウト) - アメリカのGoogleが提供する統合メッセンジングサービス。
  • LINE - 韓国のLINE(株)が提供するインスタントメッセンジャーサービス。
  • カカオトーク(カカオトーク) - 韓国のKAKAOが提供するモバイルメッセンジャーサービス。
類似するインスタントメッセンジャー
  • 微信(WeChat、ウィーチャット) - 中国のテンセントが提供するモバイルメッセンジャーアプリケーションソフトウェア
  • Kik Messenger - アメリカのKik Interactiveが提供するモバイルメッセンジャーサービス。

外部リンク[編集]