Vimeo

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Vimeo
URL http://www.vimeo.com/
タイプ 動画共有サイト
登録 任意
運営者 IAC
設立者 ジェイコブ・ロドウィック、ザック・クラインほか
設立日 2004年11月

Vimeo(ヴィメオ、/ˈvɪmiːoʊ/)は2004年11月に開始したYouTube式の動画共有サイト。運営者はジェイコブ・ロドウィック(Jakob Lodwick)、ザック・クライン(Zach Klein)、クナル・シャー(kunal shah)、アンドリュー・パイル(Andrew Pile)。表記は英語。インターネット上の人気サイト多数に投資している IAC/InterActiveCorp 社の子会社となっており、本社をアメリカ合衆国ニューヨークにあるIACビルに置く。いちはやく高精細度(HD)に対応した画質の良さから、映像作家やクリエイターなどに人気を博している[1]

「Vimeo」というサイト名はジェイコブ・ロドウィックが考案した。「video」(ビデオ)という単語に「me」(私)を挿入し、ユーザー自身が作ったビデオ専用のサイトであるということを示している。同時に、「ムービー」(movie)のアナグラムでもある[2] 。Vimeoは商業作品とその転載、ゲームのプレイ動画[3]、ポルノ映像、その他ユーザー自身が作ったのではない作品の投稿を認めていない[4]

2010年3月現在で、Vimeo には300万以上のメンバーがおり、1日に平均16,000本以上の新たな映像がアップロードされている[5]。そのうちおよそ1割がHDであった[6]

目次

内容 [編集]

Vimeo には、パフォーマンス・アート集団や映像作家写真家デザイナーアニメーターコメディアンなどがメンバーとして多数アカウントを持っている。たとえば、ニューヨークを拠点に街中で大人数の即興パフォーマンスを仕掛ける集団「Improv Everywhere」(インプロヴ・エヴリウェア)[7]が新たな作品を発表する際、同集団のサーバーにアクセスが殺到するのを避けるために長い間Vimeoを利用してきた(2008年以後はYouTubeに移っている)。写真家ノア・カリーナ(Noah Kalina)が学生時代から毎日撮ってきた自分の顔写真をつないだ映像「everyday」はネットや全米の新聞で話題になったが、これももとはVimeoに投稿された[8]。コメディアン・俳優のクリステン・シャール(Kristen Schaal)やレジー・ワッツ(Reggie Watts)も自分の映像をアップロードし、自らのプロモーションにも活用している。同じく IAC/InterActiveCorp 社の子会社となっているコメディー映像投稿サイト、CollegeHumor の人気シリーズ映像である「Jake and Amir」もVimeo出身である。

ブリトニー・スピアーズカニエ・ウェストナイン・インチ・ネイルズモービーベックプラシーボリッケ・リー(Lykke Li)、ロイクソップデヴィン・ザ・デュード(Devin the Dude)といったミュージシャンもアカウントを持ち、新しいミュージックビデオの発表に使用している。またバラク・オバマ米大統領も、高精細の動画をVimeoにアップロードしている。

2010年10月にはニューヨーク市チェルシー地区の映画館で、Vimeoに投稿される動画によるフィルムフェスティバルを開催し、シンポジウムや「Vimeo Awards」の授賞式を行っている[9][1]

映像の画質 [編集]

2007年10月17日、Vimeo は、有効画素数1280x720/フレーム (720p)の高精細(HD)動画の受け入れを開始し、一般向け動画共有サイトで初めてHDをサポートするサイトになった。当時は、HDでアップロードされた動画は、720/24p VP6 Flash Video に変換されていた。2008年3月、Vimeo はHDサービスのアップグレードを行い、30 frame/s(1秒30フレーム)までの動画をサポートすると発表したが、いくつかのプラットフォームではAdobe Flash playerがこうしたHD動画を完全に再生できず、多くのユーザーが不便を訴えたため、1カ月でもとの24 frame/s へと戻している。

HDでない動画は最大30 frame/sでエンコードされ、競合する動画共有サービスに比べて非常に高いビットレートを実現している。有料ユーザーでないユーザーは週に500MBまでの動画、および週に1本までのHD動画をアップロードできる(1週間以内にHD動画をさらにアップロードした場合、強制的にSDにエンコードされる)。

2010年1月には1080p動画のアップロードおよび再生も対応したほか、HTML 5への対応も発表し、高精細化を進めるYouTubeへ対抗している[10]

Vimeo Plus [編集]

2008年10月16日、Vimeoは、年60ドルの「Vimeo Plus」パッケージを発表した。Vimeo Plus のユーザーになると、週5GBまでの動画アップロード、HD動画のアップロード本数の制限なし、チャンネル・グループ・アルバム開設数の制限なし、動画への広告挿入なし、HD動画のエンベッド可能、高画質を可能にする2 pass エンコーディング、エンコードの一般ユーザーに対しての優先などのサービスが提供される。しかし、それまで、週当たりのHD動画アップロード数無制限、グループ・アルバム・チャンネルの開設無制限であった一般会員は制限を新たに設けられた。

ゲーム動画削除 [編集]

2008年7月21日、Vimeo はゲームのプレイ動画をもはや受け容れないと発表した。コミュニティ・ディレクターのブレイク・ホイットマン(Blake Whitman)は「ゲーム動画は、Vimeoにある他のジャンルの動画に比べて、長時間でサイズも大きくなるという性質をもともと持っている。過去数カ月、トランスコードの待ち時間が長くなっていた最大かつ唯一の理由はゲーム動画である」と述べている[3]

それまでにアップロードされていたゲーム動画は2008年9月1日に削除され、以後の新規アップロードはこの規定で投稿できない。ただし、ゲーム動画やゲームエンジンを利用して作った、独自のストーリーをもつマシニマ動画は、この限りではなく、削除もされていない[11]

検閲 [編集]

Vimeoは中華人民共和国タイ王国ベトナムトルコ[12]からは、政治的理由などでアクセスできなくなったことがある。

脚注 [編集]

外部リンク [編集]