アメリカン・エキスプレス

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アメリカン・エキスプレス
American Express Company
American Express logo.svg
種類 株式会社
市場情報
NYSE AXP
略称 AMEX(アメックス)
本社所在地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタン区フィナンシャル・ディストリクト
World Financial Center
200 Vesey Street
New York, NY 10285, USA
設立 1850年
業種 金融及び保険、旅行業
事業内容 各種金融サービスおよび旅行代理業
資本金 増加 US$ 006.956 billion (2011)[1]
売上高 増加 US$ 029,962 billion (2011)[1]
総資産 増加 US$ 153.337 billion (2011)[1]
従業員数 62,500 (2011)[1]
関係する人物 CEOはケネス・シュノールト
外部リンク AmericanExpress.com
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アメリカン・エキスプレスのトラベラーズ・チェック
アメリカン・エキスプレス・タワー(スリーワールドフィナンシャルセンター)

アメリカン・エキスプレスAmerican Express Company)は、トラベラーズチェッククレジットカードの発行元であるアメリカ合衆国企業である。国際ブランドとしてはトラベラーズチェックに位置付けられ、旅行業者又はこれを運営する。略称は「アメックス」 (Amex) 。

概要[編集]

本拠地のあるアメリカを中心に、トラベラーズチェックや旅行代理業をはじめとする旅行事業のほか、クレジットカード事業、法人向け銀行事業、プライベートバンク投資信託保険業等様々な事業を手がける。

アメリカの他、日本イタリアイギリスメキシコカナダオーストラリアなどを主な市場として、世界各国でクレジットカードの発行を行っている他、現在世界140カ国に2,200のトラベル・サービスオフィスを展開する。また、全世界のカード会員数は7800万人に達している。現在の筆頭株主はウォーレン・バフェットが率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ (12.1%) である。

歴史[編集]

運送業者として開業[編集]

カナダトロントの支店。店舗前に荷馬車が停まっている(1869年)

1850年に、ウェルズ・ファーゴの創設者でもあるヘンリー・ウェルズとウィリアム・ファーゴ、ジョン・バターフィールドの3人によって、荷馬車により高級貨物を運ぶ運送業者として事業を開始した。その後事業は好調に推移し、輸送網を全米、および隣国のカナダやメキシコにも広げた。

金融業へ進出[編集]

その後1882年に世界で初めて郵便為替業務を開始したことで、その後同社の主事業となる金融業に参入した。その後1891年にはウィリアム・ファーゴの発案により世界で2番目(世界初は、1841年のトーマスクック・トラベラーズチェック)のトラベラーズ・チェックを発行し、アメリカ国内のみならず事業展開していた各国に導入を行った。

トラベラーズチェックの販売ではアメックスが1番で、「小切手らしからぬ小切手」として大きさも日本円紙幣よりも小さく米ドル紙幣のように使い勝手も良いので、トーマスクック・トラベラーズチェックのように如何にも「小切手」といった固いイメージが無い為、世界で2番目に発行したにも関わらずNo.1の売り上げを誇っている。

世界へ展開[編集]

その後は、海外旅行に行くアメリカ人旅行者のサポートのために、1895年フランスに、1896年イギリスに事務所を開設したのを皮切りに海外に事業網を展開し、1917年には日本事務所を開設するなどその事業基盤を世界中に広げた。また、第一次世界大戦中には、他の金融機関が為替業務を閉鎖する中、イギリスに取り残されたアメリカ人旅行者のトラベラーズ・チェックの交換を行うなど、戦時下においても安定した業務遂行を行い高い評価を受けた。

なお海外展開は、1939年9月の第二次世界大戦の勃発と1941年12月のアメリカの参戦によって一時的に停滞するが、ヨーロッパ戦線に展開するアメリカ軍兵士が現地で飼っていたものの、アメリカ軍による移送を拒否されたのアメリカへの移送業務を委託するなど、第二次世界大戦中を通じて、その世界的なネットワークを生かし様々なサービスを提供することになる。

1945年8月の第二次世界大戦の終戦後は、ダグラスDC-6ロッキード コンステレーションなどの大型旅客機の就航によるアメリカの海外旅行の大衆化による海外旅行ブームを受けて、1954年には、連合国の占領下から脱して間もない日本に支店を再開するなど再び海外展開を活発化させた。

クレジットカード事業参入[編集]

1958年には、アメリカ国内のホテル組合が設立し、既に営業兼運営を行っていたアメリカホテル組合のクレジットカード会社を買収し、1959年には、ISO/IEC 7810に準拠したプラスチックカードを利用した方式が導入された。

その後も、1960年代におけるジェット機の就航による更なる海外旅行の大衆化の促進や、アメリカ国内の好景気を背景に業務の拡張は続き、1966年ゴールドカードを導入した他、1984年プラチナカードを導入した。また、1970年代から1980年代にかけて世界各国でクレジットカードの発行を開始し、そのクレジットカードの世界的普及を背景に事業規模を全世界的に拡大した。

事業多角化[編集]

その後1984年4月には投資銀行リーマン・ブラザーズとその傘下のクーン・ローブも買収し、「リーマン・ブラザーズ・クーンローブ」とする。さらに同社を傘下の証券会社のシェアソンへ吸収合併させ、「シェアソン・リーマン・アメリカン・エキスプレス」とし、さらにその後E・F・ハットン&カンパニーを買収し、「シェアソン・リーマン・ハットン」とするなど、当時の経営陣の方針により事業の多角化を推進した。

しかし、1993年に就任した新CEOハーベイ・ゴルブの指揮下のもと、中核事業であるクレジットカード事業と旅行事業への集中と選択を進めたため、同年に同社のリテール分野と資産管理業務をプライメリカに売却した。

有事対応[編集]

第一次世界大戦や第二次世界大戦時に提供したような、単なる金融サービス業、もしくは旅行代理店の枠を超えた柔軟な有事対応の伝統は現在も健在で、1989年6月に発生した六四天安門事件では、戒厳令下の北京に取り残されたアメリカ人旅行者やビジネスマンの脱出を手助けを行った他、2001年9月11日に発生したアメリカ同時多発テロにおいてニューヨークの本社周辺も大きな被害を受け社員が死亡したが、サービスの提供をほぼ通常と変わらない体制で提供し続けた。

経営状況悪化[編集]

2007年9月には、銀行部門の子会社であるアメリカン・エキスプレス・バンクを、イギリスの大手商業銀行であるスタンダード・チャータード銀行に8億6000万アメリカドルで売却した。

サブプライムローンで多くの個人顧客にクレジットカードサービスを提供した結果、2007年末以降に起きた世界的な金融危機を受けた不況により、貸し倒れが増加し経営状況が悪化することになる。これを受けて2008年12月にはアメリカ財務省から33億9千万ドルの公的資金注入を受けるための承認を受けたと発表した[2]

その後2009年6月には公的資金を返済することを表明したが、クレジットカードの貸し倒れが史上最高レベルに達したことなどから、世界各国において事業縮小と人員削減、サービスの廃止を進めている。

特徴[編集]

クレジットカードの特徴[編集]

クレジットカードの中ではダイナースクラブと1、2位を争う高いブランドイメージを有しており、アメリカ系とアメリカ系列ホテル業界を中心に、マイナー地域の航空券やアメリカ系とアメリカ系列ホテルの手配を全プロパーのカードで請け負う。アメリカ系とアメリカ系列高級ホテル宿泊時に独自サービスの提供を受けられる他、レストランの予約の代行を行う(ゴールドカード以上)。

アメリカで発行されるグリーンカード、ゴールドカードプラチナカードは、チャージカードと呼ばれるもので、毎月の利用額を月ごとに全額払う短期のローン(無利子)である(マンスリークリア、一括払い)。手続きをしない限り、残高の翌月持ち越し(1ヶ月以上の長期ローン)や分割払いは無い。チャージカードとは別にクレジットカード(リボルビング払い用カード)も発行している。

カード紛失時、支店の存在する国であれば、どの国で発行されたカードであってもほぼ翌日に再発行されるなど、普段の使い勝手とともに旅行や出張時のサービスに重点をおいているのが特徴である。こうしたことから、「海外旅行に強い」といったイメージが今日まで続いている。なお、プロパーカードのデザインは世界共通であり、旅行中の紛失や盗難に際して各国の現地でカード発行が可能であるため、上記のように受け取るまでの時間が他の提携型カードに比べ短い上、一部のカードに見られるように、帰国後に本カードに切り替えする必要もない。

ブランド[編集]

長年の関係を持つ広告代理店のオグルヴィ・アンド・メイザーとの関係のもと、世界各国で広告展開を積極的に行っており、その高いサービスレベルと巧みなマーケティングにより高いブランドイメージを保持し続けてきている。

古くは1975年から世界各国で行われた「出かけるときは忘れずに(Don't Leave Home Without It)」をメインコピーとした広告キャンペーンや、2000年代以降にロバート・デ・ニーロタイガー・ウッズマーティン・スコセッシなどを起用した「My life. My card」キャンペーンなどの大々的なキャンペーンを行ってきた。

日本におけるアメリカン・エキスプレス[編集]

アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド日本支社
American Express International, Inc. (Japan)
種類 外国会社
市場情報 非上場、アメリカン・エキスプレス・カンパニーの完全子会社
NYSE AXP
略称 アメックス
本社所在地 アメリカ合衆国
167-8001
東京都杉並区荻窪四丁目30番16号 (日本支社)
設立 1917年(日本事務所)、1954年 (日本支社)
業種 その他金融業、旅行代理業
事業内容 クレジット・カード業務や小切手業務などの金融業務、旅行関連業務
代表者 ロバート A. サイデル
売上高 非公開
従業員数 約700名
主要子会社 株式会社日本旅行・アメリカン・エキスプレス
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ソリューションズ株式会社
アメックス・プリペイド・カード有限会社
外部リンク americanexpress.com/japan
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日本では、 American Express International, Inc.(アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド)日本支社(以下日本支社)がアメリカン・エキスプレス・カードを発行している他、旅行代理業やトラベラーズ・チェックの発行も行っている。また、ライセンスを受けた数社もカードを発行している。

歴史[編集]

90年を超える歴史[編集]

第一次世界大戦中の1917年に、アメリカ人旅行者に対するサービス及びサポート拠点として日本事務所が開設された。その後、1941年第二次世界大戦における日本とアメリカとの間の開戦を受けて一時的に撤退したものの、大戦終結後の1954年には改めて日本支社が設立された。

またJCBとは下述のとおり加盟店業務において提携関係にあり、アメリカン・エキスプレスの日本本格進出及びJCBの海外進出以前には、JCB会員が海外渡航する際にJCB斡旋による短期利用アメリカン・エキスプレスカード(一般カード)の提供がされていた。

事業展開[編集]

その後は高度経済成長を受けて日本市場における事業を拡大し、1974年日本円トラベラーズ・チェックが発行された他、1980年にはアメリカン・エキスプレスとしては日本市場における初のクレジットカードであるゴールド・カードの発行が開始された。

また、その後の1983年にアメリカン・エキスプレス・カード(基本カード)が発行された他、1992年にリボルビング払い専用カードが、1993年にはプラチナ・カードが、2003年にはセンチュリオン・カードの発行が開始された。

影響[編集]

ゴールド・カードの発行後には、多くの競合他社がそのコンセプトを模倣した。プラチナ・カード(なお、日本国内において「プラチナカード」の商標権はアメリカン・エキスプレスにある)や、その券面の色から「ブラックカード」と称されるセンチュリオン・カードのコンセプトも同様である。

また個人事業主や医師弁護士などの専門職向けの「ビジネスカード」分野におけるパイオニアのひとつとされており、現在もビジネスカードやプレミアムカード市場では大きなシェアを占めるなど、その存在が日本のクレジットカード市場と富裕層、準富裕層向け金融サービスに与えた影響は少なくないと評価されている。

現在[編集]

上記のように、日本のクレジットカード市場と富裕層向け金融サービスに大きな影響を与え続けてきたものの、2007年後半以降の世界的な金融危機と不況、貸し倒れの増加を受けて、日本国内においても事業とサービスの縮小、削減及び人員削減を行っている。

クレジットカード[編集]

プロパーカード[編集]

個人向けカード[編集]
アメリカン・エキスプレス・カード
最も基本的なグレード。券面の色から「グリーンカード」とも呼ばれる。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
日本において最初のゴールドカード。また日本において最初に発行されたアメリカン・エキスプレスのクレジットカード。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
インビテーションが送られたカードメンバーのみ入会可能とされているが、今ではプラチナ・カードのホルダーの紹介等により(その人の属性にもよるが)新規取得も可能となっていると言われている。編集者追記:※可能である。platinumカードを所持し、それなりの額(不明円)利用していると「platinumカード新会員ご紹介プログラム」キャンペーンの洋書が送付されるようである。私の場合は「個人事業部門、新規カード営業/企画、担当者」より送付された。属性については上場会社員であるが、それ以外の属性は不明である。(自身、何故platinumの紹介を頂いたのかも不明である。カードの発行はカード会社の審査に依り、その基準は企業秘密であるため詳しくは編集者も不明である。)[独自研究?]
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード
インビテーションが送られたカードメンバーのみ入会可能。券面の色から「ブラックカード」とも呼ばれる。日本においてはその存在は公に告知されていない。しかしHP上の「加盟店のお客さま」の「お取り扱いいただけるカードの種類」にはカードの一つとして紹介されている[3]。ただ「個人のお客さま」のカード・ラインナップには、やはり登場しない。
コンパニオン・カード
通常のカードに追加して発行するキャッシング用リボルビング払い専用カードで、単独の発行はできない。利用限度額は通常のカードとは別枠になっている。登場時はオプティマ・カードという名称で、年会費は3,000円(税抜、以下同じ)だった。ショッピングとキャッシング両方に使えるリボ払い専用カードだったが、後に年会費無料のコンパニオン・カードという名称に変わり、更にその後ショッピング機能が除かれ現在の形となった。2012年6月末で借入れサービスが廃止され「コンパニオン・カード」のサービス終了予定。
経営者および個人事業主向け[編集]

4半期管理リポートや、オフィス・デポフェデックスなどを利用した際に割引を受けられるサービス「ビジネス・セービング」、ライフサポート・サービス「Club-Off」などのサービスを受けることができる。

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
ゴールド・カードのビジネス版。このカードでは、JR東日本の各駅に設置してある指定席券売機で切符等を買う事ができない。
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
インビテーションが送られたカードメンバーのみ入会可能。

これらのほかに大企業向けのコーポレートカードがある。なお、日本国内においては非上場であることもあり、カードの発行枚数や会員数は非公開となっている。

提携カード[編集]

新生銀行ホテルオークラ松井証券ヤナセコストコホールセールジャパン、ザ・ペニンシュラ東京全日本空輸デルタ航空などと提携した提携カードを発行している。但し、新生銀行と提携し発行する「新生アメリカン・エキスプレス・カード」は、同行の総合口座である「PowerFlex」を引落し口座とする場合に申し込む事ができる。

年会費は、基本的にプロパーカードに準ずる。しかし、ホテルオークラと提携し発行する「オークラクラブ・アメリカン・エキスプレス・カード」や全日本空輸と提携し発行する「ANAアメリカン・エキスプレスカード」の年会費は5,000円でありプロパーカードより安い(前者の場合、通常のアメリカン・エキスプレス・カードの会員は2,500円となり更に安くなる)など例外も存在するものの、その分提供されるサービス内容が劣る。

なお、過去には住友銀行子会社の住銀アメックス・サービス株式会社が、日本支社発行と同等の「住銀アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」を発行していたが、同社は2001年3月15日商号をアメックス・カード・サービス株式会社に変更し、同日にクレジットカードの名称も「三井住友銀行提携アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」に変更している[4]。2004年頃までパンフレット兼入会申込書を同行支店のキャッシュサービスコーナーにあるラックに三井住友カードさくらカードと共に陳列されていたが、公式サイトは開設されておらず現在の動向は不明。

ライセンス提携カード[編集]

日本支社以外に、株式会社クレディセゾン(≪セゾン≫Amexカード)・高島屋クレジットセブンCSカードサービス静銀セゾンカード出光クレジット大和ハウスフィナンシャルワイエムセゾン(以上、「セゾン系」と総称)、三菱UFJニコス株式会社及びフランチャイジー[5](MUFG Amexカード)、株式会社エムアイカードの各社がAmexとのライセンス提携(いわゆる加盟店開放)により、それぞれアメリカン・エキスプレスの国際ブランドが付帯したクレジットカードを発行している[6]。各社ともに本家の同等グレードのカードより年会費が安く設定されている。

また、GEコンシューマー・ファイナンス(現・新生フィナンシャル)からも加盟店開放形式による「GE Moneyアメリカン・エキスプレス・カード」(後に「新生カード アメリカン・エキスプレス・カード」に改称)が2007年より発行されていたが、同社が2009年に事業撤退したことで2年余りで消滅している。

カード入会方法[編集]

パンフレット郵送などで受け付けている他、電話や自社のウェブサイト、空港や駅などでの対面方式で入会を受け付けている。

カードサービス[編集]

最も年会費の安いアメリカン・エキスプレス・カードから、招待者のみ入会が可能なセンチュリオン・カードに至るまで、他のクレジットカードにはないような豊富な会員向けサービスがある。また、そのサービスの多くが高額利用者である富裕層および準富裕層、フリークエント・トラベラーのニーズから生まれたものであり、いくつかのサービスは導入後に多くの競合他社から模倣されているが、コスト面や社員のスキル、企業規模など様々な理由から模倣できないものも多くある。

また、基本的なサービス面においても限度額を公開せず、顧客からの問い合わせには利用目安のみ回答するなど日本国内の一般的なクレジットカードと異なる訴求方法を取っている。さらにカード機能としては一般的な分割払いやフレックス払い(リボ払い)、キャッシングに至るまで、入会後6か月を経過して初めて利用可能となるなど個々の顧客に併せたサービスを提供する。

加盟店[編集]

株式会社ジェーシービー(以下JCB)と加盟店に関する業務で提携しており、多くのJCBの加盟店がアメリカン・エキスプレスとも加盟店契約も結び利用する事が出来る。ただし、加盟店の都合上で利用できない店もある。この提携の開始により、日本国内における加盟店数(=利用可能店数)はマスターカードのそれを超える規模となった。[要出典]

「MEMBERSHIP rewards」[編集]

特典との交換
ポイントサービス「MEMBERSHIP rewards」は大きな売りのひとつにもなっており、貯めたポイントをサルバトーレ・フェラガモブルガリ、エルメネジルド・ゼニアやロレックスなどの高級ブランド品や各国の高級ワインアルファロメオなどの自動車シャープ液晶テレビiPodなどの商品、ヨドバシカメラロイヤルホストの商品券、ハースト婦人画報社雑誌の定期購読など、数百種類のアイテムと交換できる。
2010年からは、市川亀治郎氏プロデュースで舞台に立てたり、鎧塚俊彦氏プロデュースによる顧客オリジナルのスイーツ作りができるなどの特典がある。なお、以前はウィーン国立歌劇場でのオーストリア大統領主催の舞踏会への招待や宇宙旅行ができる特典もあった。
航空会社マイルとの交換
日本航空全日空キャセイ・パシフィック航空タイ国際航空などの8つの提携航空会社や、3つの提携ホテル・グループのマイレージ/ポイント・プログラムに移行し、特典航空券や宿泊券などに交換することもできる。なお、日本航空と全日空という日本の大手航空会社両社のマイルとポイント交換が可能な数少ない[7]クレジットカードである。

ショッピングサポート[編集]

「リターン・プロテクション」
カードで購入した商品の返品を万一購入店が受け付けない場合には、購入日から90日以内なら、商品をアメリカン・エキスプレスに返却することで、アメリカン・エキスプレスが購入金額の全額をカード会員の会員口座に払い戻しする。
「ショッピング・プロテクション」
国内、海外を問わず、カードで購入したほとんどの商品について、破損や盗難などの損害を、商品の購入日から90日以内の間、カード会員1人あたり年間最高500万円まで補償するサービスが提供される。

旅行サポート[編集]

「メンバーシップ・トラベル・サービス」
カード会員向けの「メンバーシップ・トラベル・サービス」では、国際線と国内線の格安航空券の予約手配や、カード会員限定の国内外のホテル旅館の優待割引の提供が受けられる。
無料ポーターサービス
成田空港関西国際空港からの出発時には、空港の鉄道駅改札口やバス停から搭乗航空会社のチェックインカウンターまで、帰国時は空港到着ロビーから鉄道駅改札口やバス停まで、専任スタッフがカード会員の荷物を無料で運ぶポーターサービスが提供されている。
手荷物無料宅配サービス
成田空港と中部国際空港、関西国際空港から出国時と帰国時に、自宅(もしくは勤務先など任意の場所)から空港へ、空港から自宅(任意の場所)までカード会員1人につきスーツケース1個を無料で配送するサービスが提供されている。なおプラチナ及びセンチュリオン・カードの会員は、カード1枚につきスーツケース2個を無料で配送できる。
空港ラウンジサービス
空港ラウンジの無料利用サービスを、全てのアメリカン・エキスプレス・カードで利用する事ができる。また、中部国際空港では会員専用のビジネスラウンジが使用できる。多くのアメックス以外のゴールドカードでは、ホルダー本人のみ無料利用可能だが、アメックスはグリーンから同伴者1名まで無料で利用できる。
プライオリティパス(国内外600ヶ所以上の登録制空港ラウンジサービス)
グリーン及びゴールド・カードはスタンダード会員に、プラチナ及びセンチュリオン・カードはプレステージ会員に年会費無料で登録出来る。
旅行傷害保険
国内外旅行の際、航空券やパッケージ・ツアーなどをアメリカン・エキスプレスのカードで購入すると、旅行傷害保険が自動的に付帯される。海外旅行の場合、ゴールドカード以上の場合は、旅行商品をカード決済しなくても保険が自動付帯するが、補償額がカード使用時よりも低くなる。カード会員本人と、配偶者や同伴の生計を共にする親族もカード会員本人と同額の補償が適用される。なお、補償額はカードの種類により異なる。

「ゴルフ・デスク」[編集]

全国1,100以上のゴルフ場および海外(ハワイグアムサイパン)のゴルフ場のスタート予約をオンラインで行うことができる他、希望により関東ゴルフ連盟(KGA)発行の「アメックス・ハンディキャップ」を取得することができる。

「クラブ・エッセンシア」[編集]

女性カード会員向けに、ワインのテイスティング会やお茶会、ファッションショーへの招待、スパエステの割引など、様々な特典を提供する無料登録制の会員組織「クラブ・エッセンシア」がある。なお、男性でも無料で登録することが可能である。

会員限定イベント[編集]

レストランや料亭での食事会、ファッションショーへの特別招待やヨーロッパの名門ブランドの特別注文会、歌舞伎鑑賞や青木功などのプロゴルファーとのラウンド、「セックス・アンド・ザ・シティ 」などの人気映画の特別試写会への招待などの会員限定の各種イベントが年間を通じて行われており、会員は無償もしくは有償で参加することができる。

「オンライン・サービス」[編集]

「オンライン・サービス」の名称で、パソコン携帯電話のウェブ閲覧機能を使って、利用明細とポイントの確認ができる。また、インターネット経由での入会申し込みも24時間可能である。

会員誌[編集]

ゴールド・カード会員向けの会員誌「IMPRESSION GOLD」が発行されている(ただし、コールセンターに購読の申し込みが必要)。

プラチナ・カード及びセンチュリオン・カード会員向けの会員誌「Departures」が発行されている。また、毎月の利用明細にもサービス特典情報が同封される。

広告展開[編集]

長年の関係を持つ広告代理店のオグルヴィ・アンド・メイザーとの関係のもと、日本でも広告展開を積極的に行っている。近年は、サザンオールスターズ桑田佳祐をメインキャラクターとして広告展開を進めていた他、過去には日本国内でもロバート・デ・ニーロタイガー・ウッズなどの著名人をメインキャラクターとして使っていた。

また、1980年代には、プロゴルファーのジャック・ニクラスなどを起用した「出かける時は忘れずに……」や、「……男は、こうありたいね」というフレーズのCMフレーズが有名であった。

トラベラーズ・チェック[編集]

日本で唯一のトラベラーズ・チェック[編集]

2008年10月現在、アメリカン・エキスプレス発行のトラベラーズ・チェックは、現在日本で購入できる唯一のトラベラーズ・チェックである。日本円をはじめ、アメリカドルカナダドルユーロイギリスポンドスイスフランオーストラリアドルの計7つの通貨のトラベラーズ・チェックが発行されている。

購入窓口[編集]

成田国際空港関西国際空港中部国際空港広島空港福岡空港などの主な国際空港内の銀行や、三井住友銀行香港上海銀行三菱東京UFJ銀行などの各支店、郵便局や外貨両替店、日本旅行日本交通公社トップツアーなどの全国の旅行代理店で購入できる。

サービス[編集]

盗難や紛失にあった場合は、24時間年中無休で対応している「リファンド・センター」に電話することにより、再発行の手続きをすることができる。なお、日本語での手続きも可能である。
また、カード会員でない場合でもトラベラーズ・チェック所持者は各国に設置されているトラベル・サービス・オフィスをカード会員と同等に利用できる。

センチュリオン・カードにまつわる噂[編集]

日本においてセンチュリオン・カードの入会にはアメリカン・エキスプレスからの招待制がとられる上、そのサービス詳細などが公開されていないため、「都市伝説」と言えるような「噂」が出回っている。

  • 限度額が無い
    実際には、限度額目安は個々に設けられる。※data=20140329, platinumカードも限度額無し。ゴールドも基本的に無いが、自身で設定したり、引き落としNGを発生させると設定される。
  • 家が購入できる
    アメリカン・エキスプレスの広報担当者は「『カードで買える』というのはアメリカン・エキスプレスのクレジットカードの取り扱いがあるかどうかの問題で、実際に日本では疑問」と、あくまで噂に過ぎないと語っている。だが、海外では事例もあり、高級車ヤナセなどの輸入車ディーラーにおいてクレジットカードで購入するのは日本国内においても珍しくない[8]
  • 戦車が買える
    実際には、新品の戦車の販売ルートは一般消費者には開放されていない(中古の戦車や装甲車は一部の国で一般消費者も購入可能)。新品の戦車の価格は1台当たり数億円から数十億円、中古でも数千万円から数億円であり、「限度額がない」という噂からの類推で、“戦車さえ買えるクレジットカード”が正しい[8]
  • 飛行機が買える
    上記2つと類似した伝説である。
  • 湾岸戦争の時に、センチュリオン・カード保有者は特別の飛行機で脱出した
    湾岸戦争発生時に、センチュリオン・カードはまだ発行されていない。
  • アメリカ等の特殊部隊隊員、諜報機関エージェントのためのカードがある
    真偽は不明。このような特殊な任務を帯びて活動している場合は、身元が判明するようなクレジットカードを所持しているとは考えにくい。
  • センチュリオン・カードより上級なチタンのカードがある
    希望により、プラスチックではなくチタン製のカードが発行される。 ※data=20140329, 編集者より、「両方同時発行、同格で同じカードNo」どちらを普段持ち歩くかは自分で選択して下さい。
  • センチュリオン・カードより上級な透明のカード『クリスタル・カード』がある ※data=20140329, 編集者より、無い。
    実際にそのようなカードは存在しない。過去には日本でも発行されており、現在もアメリカで発行されている「ブルー・カード」(カード面が一部透明)、もしくは日本では発行されたことがないアメリカで発行されている「クリア・カード」(透明なカードに一部ブルー・カードと同じデザインが印刷)などと混同(共に年会費が無料、最廉価グレードのリボルビング払いカード)されていると思われる[9]

脚注[編集]

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  1. ^ a b c d 2010 Form 10-K, American Express Company”. United States Securities and Exchange Commission. 2012-02-26T03:59Z閲覧。
  2. ^ アメックスに公的資金 金融危機対策で3000億円 - MSN産経ニュース[リンク切れ]
  3. ^ お取り扱いいただけるカードの種類” (日本語). 2009年11月14日閲覧。
  4. ^ 三井住友銀行提携アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード - 三井住友銀行
  5. ^ UFJとMUFGの両ブランドが並存する時期があったが、2012年7月にて統合し後者が正式に前者の後継となった為、一部FCにおいてMUFGカードのラインナップとしてVISA/MasterCard以外にAmexの取扱いが開始されている。
  6. ^ セゾン系及びエムアイはAmex非加盟の独自加盟店での利用が可能だが、MUFG AmexカードはNICOS/DC/UFJ/MUFG加盟店では利用できないAMEXブランド単体となっている(いずれも、別記の提携に基づく一部JCB加盟店での利用は可能)。
  7. ^ 他にJCBカード、KANKU CLUBカード
  8. ^ a b 日経エンタテインメント!』2006年12月号、日経BP社、35頁。
  9. ^ americanexpress.com - Blue from American Express.[リンク切れ]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]