ビリー・ヘリントン

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ビリー・ヘリントン
Billy Herrington
ビリー・ヘリントンBilly Herrington
2011年 東京のイベントにて
本名 同じ
別名 Billy Marcus, Jake Mason,
William Herrington,
ガチムチ兄貴,米倉京太郎
生年月日 1969年7月14日(45歳)
出生地 ニューヨーク州ロングアイランド
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
民族 ヨーロッパ系アメリカ人
ジャンル 映画俳優モデル
活動期間 1990年代 -
活動内容 1998年:映画デビュー
主な作品
『HotMen CoolBoyz』
『Lords Of The Lockerroom』
『Workout: Muscle Fantasies 3』

ビリー・ヘリントンBilly Herrington1969年7月14日 - )は、アメリカ出身・ニューヨーク在住の元ゲイ・ポルノ俳優モデル[1][2]。身長は185cm、体重は111kg。日本では、『ガチムチ兄貴』又は単に『兄貴』と呼ばれている。

生い立ち[編集]

琉球空手師範の祖父と父のもと、ニューヨーク州ロングアイランドで育つ。ボクシングレスリングマーシャル・アーツといった様々な格闘技に興味を持ったが、彼が本格的にボディビルディングを始めたのはニューヨーク市に移住した24歳のときであった[1]

経歴[編集]

彼のポルノ活動は、勝手に友人がプレイガール誌に彼の裸の写真を何枚か送った時から始まった。写真は「Real Men of the Month」(『月例ホンモノの男達』賞)を受賞。彼は賞金500ドルを手にすることとなる[1]。これらの写真がきっかけで、写真家ジム・フレンチが、写真を郵送した彼の友人と接触、2年の期間をはさみ、フレンチの下でコルトからカレンダーを発売した。

その後は、1990年代後半を代表するポルノ俳優として活躍、その知名度によってリッキー・レイクのトークショーにも出演することとなる。トークショーでは女性とのお見合いコーナーが設けられていたが、彼自身は「アダルト業界が私の問題を解決してくれた」と述べる通り、バイセクシュアルである[2]2000年以降は、活躍の場をポルノ映画以外にも広げている。

彼の出演する代表的な映画として、デンマークラース・フォン・トリアーがプロデュースし、「アフター・ウェディング」や「ドッグヴィル」を製作したZentropa社から発売された「HotMen CoolBoyz」などがある。

2002年の秋に男児が出来たことをきっかけに、ポルノ俳優を引退。現在は建築業に従事しているが、引退した現在でも定期的にアメリカ内のゲイクラブでストリップショーに出演している[3][4]

日本におけるインターネット・パロディと来日[編集]

2007年の夏頃から動画投稿サイト「ニコニコ動画」で、彼の出演作品「Workout: The Directors Cut」の一部、またこれを素材としたMADムービーが頻繁にランキングに登場(俗に、ランキング内容を不正に操作する「ランキング工作」と称される)し始めた。当初は「釣り」目的とみなされていたが、動画『本格的 ガチムチパンツレスリング』が約2ヶ月間で14万回以上再生され、「ガチムチ兄貴」としてその知名度を上昇させた[5]

初期には、性的表現を含む動画として運営者に削除されることもあったが、次第にゲイポルノ独特の演出下ネタとして受け入れられたことや、彼と共演者達との会話が日本語に聞こえるといういわゆる「空耳」等で反響を呼び[6] 、コンピュータ情報誌「Windows100%」に取り上げられる[7]など、インターネット文化として定着した。結果、「レスリングシリーズ」「哲学」「新日暮里」タグとしてニコニコ動画内だけで10000件を越す(2011年12月現在)MAD動画が投稿されることとなった[5]。さらに2008年7月14日には彼の39歳の誕生日に肖り、「兄貴誕生祭」と称して彼を題材としたMAD動画がニコニコ動画の総合ランキング(1位〜300位まで)の約9割以上を独占するという事態にまで発展♂した。

その他合唱等の場合、空耳の1つである『歪みねえな』を捩った『歪音エナ』と言うVOCALOIDの様なタグが付けられる事がある。勿論、『歪音エナ』と言うVOCALOIDは存在しない。

上記の「Workout: The Directors Cut」(パンツレスリング)の映像の他にも、彼や動画内での対戦相手が尻を叩く音を使った音楽系動画も人気を博している。この音楽系動画においては、「ケツドラム」等と呼ばれるタグがつけられている事が多い。

妖精」や「兄貴」、彼を含んだ2人をセットにして「アダムとアダム」[8]と呼ばれており、その大ブームに注目したニコニコ動画の運営者側が、ビリー・ヘリントンと直接接触[9]2009年バレンタインデーに合わせ来日をプロモートした[8]。なお、ビリー本人もニコニコ動画において自身のビデオが話題になっていることを知っており、2008年12月4日に行われた「ニコニコ大会議・冬」では自己名義の花輪を寄贈。そして2009年2月10日、ついに来日を果たし、2月14日のイベントでは、figmaにて彼の限定モデルのフィギュア発売が発表された。尚、イベントの最中に「(来日は今回が)初めてだけど、最後じゃない」と言い、再来日すると宣言した。帰国の際に、ビリーには日本のファンから似顔絵や手作りフィギュア、とんがりコーン(動画の中に「最強とんがりコーン」という空耳がある)等の大量のプレゼントが送られ、「夢のような旅行だった」とも話すなど、日本をかなり気にいったらしい。

その後、2009年3月19日に行われた「第9回国際ニコニコ映画祭 in 沖縄」にも出演した。2009年7月14日、宣言していた来日こそなかったものの、ビリー本人がニコニコ動画に自身のトレーニング風景や、来日した際に日本のファンから貰ったプレゼント等を撮影した動画を投稿した。

2009年8月16日、3度目の来日を果たし、同日に行われたプレミアムイベントではK-1ファイターの長島☆自演乙☆雄一郎DREAM青木真也と生でレスリングを行った。

2011年12月12日、自身が投稿した動画「Happy Birth♂Day NicoNico!!」にて2012年4月28日と29日に開催予定の「ニコニコ超会議2012」に参加することが発表される。[10]

4度目の来日となる。

ニコニコの公式送迎車で、空港から宿泊先への送迎を生中継、「ビリーブートキャンプ」としてユーザーから隊員を公募し会場を巡るクルーズを行ったり、観客から無差別に3人選び(ブートキャンプ・クルーズ共に男性限定)ステージ上で公開スパンキングを行うなど、ファンサービスで超会議を盛り上げた。

2013年1月15日、ニコファーレで開催された「ニコニコ超会議2発表会 ~あと102日!超会議2のブース企画&超パIIゲスト発表!~」にて2013年4月27日と28日に開催予定の「ニコニコ超会議2」に参加することが発表される。[11]

その他[編集]

2009年2月14日の来日で以下のことが周知された。

  • 実測では首周り44cm、二の腕44cm、ふくらはぎ44cm、胸囲130cm、太もも72cmである。
  • 自己申告では勃起時のペニスの長さは9インチ(22.86cm。1インチ≒2.54cm)である。
  • 今後の夢としてコカ・コーラのCM出演やK-1への参戦を語っている。
  • 好物はピザマヨネーズ

2009年7月には「figma」シリーズの一つとしてアクションフィギュア化。ニコニコ市場直販専売商品にもかかわらず、予約開始からわずか3日間で5262件の予約数を記録した。後に、付属品の異なる「バースディVer.」「ハロウィンVer.」「クリスマス&ニューイヤーVer.」も発売。キャッチコピーは「よく動く。歪みねぇ」

最近ではビリーと共演した他のポルノ俳優であるダニー・リー(木吉カズヤ)、ダンカン・ミルス(鎌田吾作)、マーク・ウォルフ(いかりやビオランテ)、ヴァン・ダークホーム(TDNコスギ)らにも話題が及んでいる。中でもヴァン・ダークホームは、日本で自身のビデオが話題になっていることをファンから知らされており、更に自身のホームページでそのことを取り上げたうえで好意的なコメントを残すという事象が発生している。なお、ビリー以外はニコニコ動画の「レスリングシリーズ」タグが付けられている映像の空耳や容姿から付けられたカッコ内の愛称で呼ばれることがほとんどである。ビリーも自身の空耳により米倉京太郎と愛称が付けられているが、あまり浸透していない。

出演作品[編集]

  • コンカード (Conquered)
  • ライカーズ・ウェブ (Ryker's Web) (2003年)
  • ホットメン・クールボーイズ (HotMen CoolBoyz) (2000年)
  • ザ・ファイナル・リンク (The Final Link) (2000年)
  • プレイング・ウィズ・ファイヤー2 (Playing with Fire 2) (2000年)
  • ボディ・ショップ (Body Shop) (1999年)
  • ロード・オブ ザ ロッカールーム (Lords Of The Locker room) (2000年)
  • ワークアウトシリーズ (Workout)
  • マクソンvsマーカス (Maxon Vs. Marcus)※Billy Marcus名義

出典[編集]

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関連項目[編集]

外部リンク[編集]