Fate/Zero
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| Fate/Zero | |
|---|---|
| 小説 | |
| 著者 | 虚淵玄 |
| イラスト | 武内崇 |
| 出版社 | TYPE-MOON |
| レーベル | TYPE-MOON BOOKS |
| 発売日 | 2006年12月29日 |
| 発表期間 | 2006年12月29日 - 2007年12月29日 |
| 巻数 | 全4巻 |
| 話数 | 全16章+α |
| ドラマCD: Sound Drama Fate/Zero vol.1「第四次聖杯戦争秘話」 | |
| 制作 | HOBiRECORDS |
| 脚本 | 上江洲誠 |
| 演出 | 高宮宏臣 |
| 販売元 | ホビボックス株式会社 |
| レーベル | HOBiRECORDS |
| 発売日 | 2008年8月22日 |
| 販売価格 | 3,780円 |
| レイティング | 指定なし |
| 収録時間 | 221分51秒 |
| 話数 | 全29話+エンディングテーマ |
| 枚数 | 3枚 |
| ドラマCD: Sound Drama Fate/Zero vol.2「王たちの狂宴」 | |
| 制作 | HOBiRECORDS |
| 脚本 | 上江洲誠 |
| 演出 | 高宮宏臣 |
| 販売元 | ホビボックス株式会社 |
| レーベル | HOBiRECORDS |
| 発売日 | 2009年1月23日 |
| 販売価格 | 3,780円 |
| レイティング | 指定なし |
| 収録時間 | 236分18秒 |
| 話数 | 全33話+エンディングテーマ |
| 枚数 | 4枚 |
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『Fate/Zero』(フェイト/ゼロ)は、TYPE-MOON(レーベルはTYPE-MOON BOOKS)より発売された伝奇小説(ライトノベル)。著者は虚淵玄(ニトロプラス)、作画は武内崇(TYPE-MOON)。
目次 |
[編集] 概要
本作品は全4巻で構成されている。TYPE-MOONの人気作品であるアダルトゲーム『Fate/stay night』の10年前の聖杯戦争(第四次聖杯戦争)を描いたスピンオフ作品である。『Fate/stay night』『Fate/hollow ataraxia』の中で語られた、第四次聖杯戦争に関する設定やエピソードを取り込んでいる。
著者はニトロプラスのシナリオライターである虚淵玄。
キャラクターデザイン・イラストは『Fate/stay night』同様TYPE-MOONの原画家・武内崇、作画・彩色等はTYPE-MOONのグラッフィッカーが担当している。ロゴデザインはニトロプラスのyoshiyuki。TYPE-MOONとニトロプラスの初となるコラボレーション作品である。
2006年11月22日に発表、同年12月29日から31日にかけて開催されたコミックマーケット(以下C)71のTYPE-MOONブースにおいて、Vol.1「第四次聖杯戦争秘話」が発売された。Vol.1の定価は税込価格1,300円だが、C71では特別価格1,000円で販売され、会場限定で設定資料やラフ画などを掲載した特別冊子『material/Zero』、TYPE-MOONのBLACK描き下ろしのしおり、特製紙袋が添付された。
2007年1月13日より同人ショップを中心に委託販売が開始されたが、秋葉原などでは完売が相次ぎ、再入荷待ちの店舗も出た。
当初は2007年6月に3巻、同年8月のC72で最終巻の4巻を発売する予定であったが、納得のいく質での発売が困難であり、質の向上のため、3巻の発売が7月に、4巻は同年12月開催のC73での発売となった。
商業出版物でありながら通常の書籍流通には乗せられておらず、ISBNコードも付いていないため、一般書店での取り寄せ・入手は不可能である。一部店舗(同人誌取扱店、ゲームショップ)での店頭販売、及びニトロプラスダイレクトFate/Zero公式通販で通信販売が行われている。 このような販売であるにも関らず、講談社の雑誌「パンドラ」には同社から発行している『空の境界』を差し置いて広告が掲載されている。
なお、『Fate/hollow ataraxia』に劇中映画のタイトルとしても登場する。武内のインタビュー記事によると、元々は『Fate/Zero』は『Fate/hollow ataraxia』内の外伝シナリオとして虚淵に持ち込まれた企画であったようなので、すでにこのときにタイトルは決定しており、ネタとして使われたものと思われる。
また、1巻の原稿があがったのは2004年の冬だが、年齢指定の無い作品の為、『Fate/stay night』が18歳未満の人でもプレイ出来るようになってからの発売の方が良いという虚淵の意向もあり、『Fate/stay night[Realta Nua]』の発売に準じるよう発表された。なお、本作品には残酷描写はあるものの、性的な描写はほとんどない。
特設ホームページ(外部リンク参照)にある鋼屋ジンの予告編は『エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカンウォー』、虚淵のサンプルテキストは『仮面ライダー龍騎』(子供向けにストーリーが改変されている、講談社テレビ絵本版)のパロディであり、本編とはほとんど関係が無い。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 →[記述をスキップ]
[編集] ストーリー
どんな願いでも叶えると謳われる聖杯を巡る七組の魔術師(マスター)と使い魔(サーヴァント)の殺し合い……
聖杯戦争。冬木の地で四度目の聖杯戦争が開催される。
『問おう。汝が我を招きしマスターか』
- Vol.1 「第四次聖杯戦争秘話」(2006年12月29日発売)
- Vol.2 「王たちの狂宴」(2007年3月31日発売)
- Vol.3 「散りゆく者たち」(2007年7月27日発売)
- Vol.4 「煉獄の炎」」(2007年12月29日発売)
- イメージサウンドトラック「RETURN TO ZERO」(2007年12月29日発売)
[編集] 用語
作中にはたくさんの独自設定や用語が見られる。これらは共通の世界観を舞台にする、TYPE-MOON作品のほとんどをクロスオーバーする設定である。 聖杯や聖杯戦争、サーヴァントやマスターに関してはFate/stay nightの用語解説の項を参照のこと。
[編集] 登場人物
声優はCDドラマのもの。Fate/stay nightの登場キャラクターも併せて参照されたし。
[編集] セイバー陣営
- 衛宮切嗣(えみや きりつぐ)
- 声:小山力也
- 身長:175cm 体重:67kg
- 血液型:AB型 誕生日:11月11日
- セイバーのマスターにして、衛宮六代目の魔術師。火(切断)と土(結合)の二重属性。近代兵器を用い、魔術を尊ばない「魔術師殺し」。
- アイリの夫で、イリヤの父。聖杯戦争の切り札としてアインツベルンに婿養子に迎えられた。
- 多を救うために少を切り捨てる摂理に従い、幾度も「人を救った」。「正義」のために愛する家族さえも平等に天秤に乗せる覚悟を持つ。人々を戦場に駆り立てる『英雄という概念』を生み出す構図そのものを憎み、殺し合いに正義など無いと断じ、非道な暗殺やテロ行為を躊躇いもなく遂行してきた。しかし本来は心優しく、妻の犠牲を最後に、誰も切り捨てられない世界を創る願いを聖杯に託している。
- ワルサーWA2000およびキャリコM950を使用。ナイフや爆発物も扱う。それに加え、衛宮の秘伝「時間操作」を戦闘向けにアレンジした魔術「固有時制御」により、自らの時間流を加速・減速させ、通常の数倍の運動能力や思考速度を得ることができる。
- 切り札は、魔術礼装[1]とするトンプソン・コンテンダーに込める起源弾。自身の起源[2]『切って嗣ぐ』の通り、『切れたロープを繋ぐと、新たに「結び目」が生まれる』ように、命中した対象に不可逆の破壊をもたらし、魔力を撃ったならば術者の魔術回路[3]すら破壊し尽くす。
- アイリスフィール・フォン・アインツベルン(Irisviel von Einzbern)
- 声:大原さやか
- 身長:158cm 体重:52kg スリーサイズ:B85/W56/H84
- 血液型:不明 誕生日:2月1日
- ホムンクルス。切嗣の妻でイリヤの母親。愛称はアイリ。第四次聖杯戦争における聖杯の器として、冬木の地に足を踏み入れる。
- セイバーと別行動を取る切嗣に代わり、セイバーの代理マスターとなる(令呪も魔力のパスも無い)。箱入りのため世間知らずで非常に好奇心旺盛。芯の通った強い意志の持ち主。切嗣を心から愛し、彼の理想に身を捧げる覚悟とともに絶対の信頼を寄せている。姫君の気質を備える貴婦人であるため、セイバーとは非常に相性がいい。
- アインツベルンの得意とする錬金術に長け、治癒にも用いることができる。
- 切嗣の指示で、体内に『全て遠き理想郷(アヴァロン)』を埋め込んでおり、セイバーに触れられるだけで重傷でも瞬時に回復できる。
- セイバー
- 声:川澄綾子
- 身長:154cm 体重:42kg スリーサイズ:B73/W53/H76
- 血液型:不明 誕生日:不明
- 属性:秩序・善
- パラメータ: 筋力:B 耐久:A 敏捷:A 魔力:A 幸運:D 宝具:A++
- 黒スーツに身を包んだ男装の華麗な少女。
- 真名は騎士王アーサー・ペントラゴン(アルトリア)。
- 所持する宝具は、風の魔術で大気を圧縮し光を屈折させることで所持する剣を不可視にすう『風王結界(インビジブル・エア)』、魔力を変換し絶大な出力の“光”の斬撃として放つ聖剣『約束された勝利の剣(エクスカリバー)』。
- 剣のサーヴァントとして切嗣に召喚される。召喚の媒体として聖剣の鞘『全て遠き理想郷(アヴァロン)』が用いられた。
- 切嗣の戦闘方針とセイバーの騎士としての誇りは決して相容れることなく、マスターとの信頼関係が醸成されることはなかった。英雄を憎む切嗣は彼女を無視し続け、聖杯戦争中三度のみしか話しかけられていない。
- 久宇舞弥(ひさう まいや)
- 声:恒松あゆみ
- 身長:161cm 体重:49kg スリーサイズ:B75/W58/H77
- 血液型:A型 誕生日:7月7日
- 衛宮切嗣の助手であり、弟子である女性。感情を表に出さず淡々と作業をこなす。
- 使用武器は切嗣と同じくステアーAUGと、キャリコM950。使い魔を使役する魔術も体得している。
- 貧国の出身。幼少から兵士として訓練を受け、昼は戦い、夜は兵士による輪姦を受けるという凄絶な日々を過ごす中で人間性を失った。その後戦場で切嗣と出会に拾われ、以後「衛宮切嗣」という戦闘機械を完成させるパーツとして働いてきた。内実はとても幼く純粋無垢で、共に戦う同じ陣営に献身を尽くす。その一途さが切嗣やアイリ、セイバーの信頼を勝ち得た。
- 実は甘いものが大好きで、オフの時はケーキバイキングに入り浸っている裏設定が存在する。
- イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(Illyasviel von Einzbern)
- 声:門脇舞以
- ホムンクルスと人間のハーフであり、厳密な意味でのホムンクルスとは違った存在。切嗣とアイリの娘。
- ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン
- 声:藤本譲
- アインツベルン第八代の頭主。通称・アハト翁。
- 前回の屈辱をバネに、必勝をかけて切嗣を雇って聖杯戦争に臨む。
[編集] アーチャー陣営
- 遠坂時臣(とおさか ときおみ)
- 声:速水奨
- 身長:177cm 体重:68kg
- 血液型:O型 誕生日:6月16日
- アーチャーのマスター。火属性。宝石魔術を使う魔術師。由緒正しき魔道の家に生まれ、才能は平凡ながらも自らに試練を課し乗り越えてきた誇り高き魔術師。凄まじい克己心を持つ本物の貴族だが、確固とした理念を持つがゆえに自らを信じて疑わず、肝心なところで足元を見ない。この癖(うっかり)は先祖代々の遺伝とのこと。
- 桜を間桐家に養子に出したことも、魔術師である親としての深い愛情ゆえに、我が子の未来を深く考えた末、桜の素質と命を怪異から守るための苦渋の選択であった。自らの選択を疑わずとも、それゆえに雁夜に対しては激しい軽蔑を露わにする。
- 聖堂教会、魔術協会共に顔が利き、聖杯戦争の監督役である璃正と裏で繋がり、万全の準備を持って聖杯戦争に挑んだ。マスターでありながら、自らのサーヴァントであるアーチャーを「高貴なる者」として敬い、臣下の礼をとって接する。
- アーチャー
- 声:関智一
- 身長:182cm 体重:68kg
- 血液型:不明 誕生日:不明
- 属性:混沌・善
- パラメータ: 筋力:B 耐久:B 敏捷:B 魔力:A 幸運:A 宝具:EX
- 真名はギルガメッシュ。バビロニアの英雄王。遙か昔世界の全てを有した「人類最古の英雄」。ありとあらゆる伝承・伝説の「原典」を自らの宝物庫に貯蔵し、鍵剣『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』によって、財宝を自在に喚びだして使用、または弾丸のように射出することができる。事実上、すべての英雄に対し有利に立ち回ることが可能で、紛れもない最強の存在サーヴァント。
- 性格は傲岸不遜にして唯我独尊。自らを唯一無二の王と称してはばからない。マスターと離れても行動できる「単独行動」のスキルとその性格ゆえに、時臣を意に介さず自らの望むままに行動する。
- 聖杯に願いを託すわけでなく、自分の財(この地平のすべて)を奪わんとする賊を裁くという異例の理由で聖杯戦争に参加する。自分に礼を尽くす時臣に王として協力していたが、あまりに魔道に忠実な人格に退屈を覚え、屈折した精神と理性のせめぎあいに苦しむ綺礼に興味を移していく。
- 聖杯戦争後もある理由により現界を続け、『Fate/stay night』でも第8のサーヴァントとして登場する。
- 遠坂葵(とおさか あおい)
- 声:伊藤葉純
- 身長:160cm 体重:50kg スリーサイズ:B78/W57/H82
- 血液型:O型 誕生日:9月5日
- 遠坂時臣の妻。遠坂凛と間桐桜の実母。
- 魔術回路こそ持たないが、配偶者の血統における潜在能力を最大限引き出すという特異体質を持つ禅城(ぜんじょう)家の娘。禅城家もかつては魔術師の家系であったが、現在は一般人の家系となっている。
- 『Fate/stay night』開始時点までに病没している。
- 遠坂凛(とおさか りん)
- 声:植田佳奈
- 身長:124cm 体重:29kg
- 血液型:O型 誕生日:2月3日
- 遠坂時臣の娘。既に初歩魔術の行使も行える。
- 戦後は時臣の葬儀を経て遠坂の家督を継ぎ、皮肉にも時臣を殺害したアゾット剣を綺礼より授かる(もちろん彼女は何も知らない)。ちなみにこの剣は『Fate/stay night』作中の2ルートで衛宮士郎に託され、その内の1つでは彼が綺礼を倒す決め手になる。
[編集] アサシン陣営
- 言峰綺礼(ことみね きれい)
- 声:中田譲治
- 身長:185cm 体重:82kg
- 血液型:B型 誕生日:12月28日
- アサシンのマスター。言峰璃正の息子。妻子がいたが、妻とは死別している。
- 聖堂教会に所属し、若くして代行者[4]を勤めた実力の持ち主。第四次聖杯戦争の三年前に令呪の兆候が現われてからは、教会と遠坂時臣の思惑により魔術協会に『転属』して時臣の弟子となり、聖杯戦争時には表向きは対立を装いつつも、時臣を援護して勝利させる役を担うことになる。
- 「無欲な求道者」として周囲から賞賛される生真面目な男だが、その実、普通の人間なら美しさや喜びを感じる対象に対しそうと感じることのできない破綻者。理解できずとも道徳観念や常識を備えてはいたため、自らの歪みに苦しみ、それを正そうと様々な修身・試み・信仰に明け暮れたが、自分の破綻が何も変わらない事にさらに苦悩を深める結果となっている。代行者としての高い実力も、自身への怒りと絶望による自虐的なまでの修練の結果である。悩み続けた彼は、衛宮切嗣の経歴に自らと近しいものを感じ取り、「答え」を得ようとして彼をつけ狙う。
- 魔術師としては見習いの修了程度。降霊や卜占等、様々な魔術を身につけているが、どれも平凡の域を出るものではない。しかし、治癒魔術に関してだけは師の時臣をも凌駕する能力を持つ(彼の起源『傷を開く』に起因する)。
- 代行者の用いる特殊な投擲剣・黒鍵の使い手であり、我流の殺人拳にまで昇華された八極拳の使い手でもある。非常に高い戦闘能力の持ち主。
- アサシン
- 声:阿部幸恵(女性)、川村拓央、徳本英一郎、高間陽一郎(男性)
- 属性:秩序・悪
- パラメータ: 筋力:C 耐久:D 敏捷:A 魔力:C 幸運:E 宝具:B
- 言峰綺礼に召喚された暗殺者の英霊。真名は暗殺教団の指導者ハサン・サッバーハ。
- 歴代のハサンのうち、多重人格障害であった『百の貌のハサン』。複数の人格を持った魂は死後肉体から離れることで人格ごとに分割され、現界の際には必要に応じて精神を分割し個別の身体を得るという宝具『妄想幻像(ザバーニーヤ)』を持つ。ただし、分割された個体はそれぞれ性格や得手不得手が異なるため、中には命令無視をしたり、不意打ちに失敗するような個体もいる。
- アサシンのクラスは元来他のサーヴァントと比べて戦闘力がさほど高くない上、本来なら単一である存在を分割してしまうために分割後の戦闘能力はさらに低くなってしまうが、気配遮断のスキルを生かした諜報活動には適任と言っていい。
- 遠坂に内通する綺礼の策略で、最弱の一体を捨て駒に最初の脱落者を装いながら陰で諜謀活動に徹し、聖杯戦争の殆どを監視していた。
- 第五次聖杯戦争の真アサシン同様、ダークを愛用する。
- 言峰璃正(ことみね りせい)
- 声:広瀬正志
- 身長:179cm 体重:88kg
- 血液型:B型 誕生日:12月29日
- 言峰綺礼の父親。聖堂教会・第八秘蹟部[5]所属。第三次聖杯戦争に引き続き、第四次聖杯戦争の監督役を勤める。
- 謙虚かつ真面目な信徒。息子の苦悩については全く知らず、息子が修行に没頭するのは敬虔な信仰心からだと信じている。綺礼に八極拳を教えたのは彼で、こと純粋な拳法の腕前に関しては綺礼を凌駕する。
- 冬木の聖杯はもともと「根源の渦」[6]へ至るための儀式であり、それが本来の用途に使われる限り、聖堂教会としては何ら関与する理由はない。しかし、万能の願望器として使おうとする者が後を絶たないため、本来の用途にしか関心がなく、そのうえ古くから親交があった遠坂時臣に聖杯を勝ち取らせようと秘密裏に彼に加担している。
- 監督役である彼は、過去の聖杯戦争においてリタイアした者が使い残した令呪を有しており、彼の判断でその令呪をマスターに委譲する権利を持っている。
[編集] ライダー陣営
- ウェイバー・ベルベット(Waver Velvet)
- 声:浪川大輔
- 身長:157cm 体重:50kg
- 血液型:B型 誕生日:10月3日
- ライダーのマスター。19歳。魔術師として浅い家柄にコンプレックスを持ち、その差を努力と才能で埋めようとしているが、魔術協会の本部「時計塔」では生徒からも教師からも軽んじられている。
- 自らを優秀と信じて憚らないナルシストだが、実際には一般人への暗示すら完璧にはこなせない未熟で非才な少年。魔術師としての常識的な感性を備えるが、現代の技術の便利さを許容する一面もあり、他の魔術師たちが軽蔑する機械、携帯電話なども使う。
- 講師であるケイネスとは確執があり、ケイネス宛てに届けられるはずだった聖遺物が誤って届けられたのを期にそのまま聖遺物を奪って冬木市に向かい、それを触媒にサーヴァントを召喚、聖杯戦争に参加する。
- 魔術師としての常識を何も持たず、豪快奔放なライダーを御せぬまま彼に振り回されるが、ライダーの圧倒的な実力と持ち前の幸運も手伝い、聖杯戦争を生き抜いていく。
- ライダーの圧倒的な器の大きさとカリスマに接することで、自らの未熟さ、器の小ささを自覚し、苦心するなかで人間として大きく成長し、またライダーに強い尊敬と信頼を寄せ、ともに最果ての海の夢を追うことを願うようになる。
- 聖杯戦争の最後には、ライダーに対するマスターとしての権利を捨ててその臣下となり、『生きて後世に自らの王の伝説を語り継ぐ』役目を負った。
- 『Fate/stay night』以降の時期にも生き残っている唯一の第四次聖杯戦争のマスターである。後にロード=エルメロイⅡ世と称される事になる。
- ライダー
- 声:大塚明夫
- 身長:212cm 体重:130kg
- 血液型:不明 誕生日:不明
- 属性:中立・善
- パラメータ: 筋力:B 耐久:A 敏捷:D 魔力:C 幸運:A+ 宝具:A++
- 真名はイスカンダル。豪放磊落を地で行く、髭の似合う偉丈夫。他者を省みない暴君ではありながら、その欲望が結果的に民を幸せにする奔放な「征服王」。騎士の理想像であるアルトリアとも、人間を超越したギルガメッシュとも違う、人間のまま君臨者となった存在。死してなお世界を望み、それを果たす体を手に入れるため聖杯に受肉を願う。
- 武将として近代兵器に興味を示す反面、ホメロスが記した叙事詩『イリアス』を、いかなる時も手放さないという一面もある(しかし、なぜか扉絵に描かれた本のタイトルは『オデュッセイア』)。
- 身体がある方が心地よいとして四六時中実体化していたり、他のサーヴァントに自らの軍門に下るよう勧誘したりと破天荒な英霊である。また、世界征服に当たってはB-2爆撃機を十機ほど手に入れたいと言ってみたり、クリントンをダレイオス王以来の難敵と捉えるなど、感覚のずれたところがある。
- 雷気を纏った二匹の神牛「飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)」に牽かれる戦車『神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)』による蹂躙走法である対軍宝具『遥かなる蹂躙制覇(ヴィア・エクスプグナティオ)』、そして生前の配下であり、英霊と化している近衛兵団を独立サーヴァントとして連続召喚する固有結界[7]『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』という、いずれも強力な二つの宝具を持つ。魔術師ではないライダーが固有結界を使えるのは、その固有結界がライダー一人でなく彼の臣下である軍勢全員の心象であり、共同で展開・維持しているため。
- 『Fate/stay night』の初回特典の用語集により当初から存在が記載されており、ギルガメッシュに拮抗する宝具の持ち主であることと、彼の最期とが記されている。
[編集] ランサー陣営
- ケイネス・エルメロイ・アーチボルト(Kayneth El-Melloi Archibald)
- 声:山崎たくみ
- 身長:181cm 体重:62kg
- 血液型:B型 誕生日:4月11日
- ランサーのマスター。時計塔降霊科の一級講師でロード=エルメロイの名で知られる。風と水の二重属性。降霊術、召喚術、錬金術に通ずる。
- 九代続く魔術の名門アーチボルト家の嫡男であり、降霊科学部長の娘ソラウと婚約している。卓越した魔術師であることが、他人への優越であると信じて疑わない、時臣とはまた違ったタイプの典型的な魔術師。様々な功績を作り上げた天才であり、魔術師としての経歴に「武功」という箔を付ける為、聖杯戦争に参加する。
- 真っ当な社交性こそあるものの、名門出の天才であるためプライドが高く自分の非を認められない、疑り深くヒステリックで、なおかつ嫉妬深い性格。
- 過去にソラウに一目惚れしており、許婚となってからも頭が上がらない。
- 聖杯戦争のサーヴァント召喚・契約の仕組みを解析した上で、魔力の供給を婚約者であるソラウが、令呪を自らが受け持つ分担戦術をとる。切札として魔力の込められた水銀の魔術礼装『月霊髄液(ヴォールメン・ハイドラグラム)』を駆使し、その質量を生かした武器また防具として自由自在に扱うことができる。
- ランサー
- 声:緑川光
- 身長:184cm 体重:85kg
- 血液型:不明 誕生日:不明
- 属性:秩序・中庸
- パラメータ: 筋力:B 耐久:C 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:E 宝具:B
- 長短2本の槍を持つ、二刀ならぬ二槍の使い手。類稀なる美丈夫で、頬にあるほくろには異性を魅了する魔力(呪い)がある。騎士道に非常に忠実で、名誉ある戦いを重んずる誇り高き英霊。
- 真名はディルムッド・オディナ。フィオナ騎士団の随一の戦士で、“輝く貌”の異名を持つ。
所持する宝具は、接触している物の魔力を打ち消す槍『破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)』、決して治癒のできない傷を与える呪いの槍『必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)』。
生前、心ならずも、主君フィン・マックールの許婚の姫君グラニアを魅了してしまい、駆け落ちを迫られた。忠誠と恋愛の板ばさみに苦しみぬいた末、姫との愛を選ぶが、最終的にはその怨恨がもとでフィンに見殺しにされる。自身の決断に後悔はなく、フィンのことも恨んではいないが、騎士としての忠誠を貫けなかったことを心残りにしており、二度目の人生があるのなら今度は忠誠を貫く生き方をしたいと、その舞台を聖杯戦争に求めた。聖杯で叶えたい願いはなく、聖杯戦争を勝ち抜いて、マスターに聖杯をもたらすことだけが彼の望みである。ちなみにディルムッドは他に2本の短剣を扱うのだが、ランサーが剣を使うのはおかしいと空気を読んで話には登場させなかった。 - ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ(Sola-Ui Nuaba-Re Sophia-Ri)
- 声:豊口めぐみ
- 身長:165cm 体重:52kg スリーサイズ:B88/W56/H84
- 血液型:O型 誕生日:8月19日
- ケイネスの許嫁。時計塔の降霊科学部長を歴任する家の生まれの魔術師。
- 兄がいたが、勢力争いの只中に生まれた彼女は、万一に備えて基礎的な魔術を教えられてきた。結局、魔術刻印は兄が無事に継承し、不要となった彼女は政略結婚のために利用され、ケイネスの許婚となる。
- 気高く我侭な面が目立つが、それは幼い頃から刷り込まれた処世術に過ぎず、実際には好悪すら理解できない冷めた性格で、政略結婚の道具とされたこともケイネスのことも何とも思っていない。
- ケイネスによるランサーの召喚に伴い、ランサーへの魔力の供給を担当。ランサーの魅了の魔力によって彼に恋したことで、生まれて初めて得た激情のままに行動するようになり、ランサーの忠道を揺るがす事となる。
[編集] バーサーカー陣営
- 間桐雁夜(まとう かりや)
- 声:新垣樽助
- 身長:173cm 体重:55kg
- 血液型:AB型 誕生日:3月22日
- バーサーカーのマスター。Fate/stay nightの間桐慎二の叔父にあたる。
- 魔術の素養に関しては兄・鶴野より上でありながら、間桐の家とその魔術とを嫌って11年前に出奔、以来一般人として生きてきた。幼馴染であった禅城葵に好意を寄せていたが、彼女を幸せにできるのは自分ではなく遠坂時臣だと信じたため、想いを告げることもなく身を引いていた。そんなある時、時臣が下の娘・桜を間桐の家に養女として出したことを知る。時臣が桜や葵、凛の幸せを踏みにじったと感じた彼は激怒し、時臣への復讐と桜を救いだすこととを目的に、間桐に戻って聖杯戦争に参加する。
- 今まで魔術の鍛錬を積んでこなかったため、体内に「刻印虫」を宿すという処置によって、たった一年で無理やり魔術師となる。その代償はあまりに大きく、命を大幅に削られて死人のような容貌となってしまい、魔術を使うだけで文字通り血を吐く程の苦痛を伴う。
- バーサーカー
- 声:置鮎龍太郎
- 身長:191cm 体重:81kg
- 血液型:不明 誕生日:不明
- 属性:秩序・狂
- パラメータ: 筋力:A 耐久:A 敏捷:A+ 魔力:C 幸運:B 宝具:A+
- 間桐雁夜に召喚された英霊。傷だらけの黒いフルプレートを纏い、ステータスすら隠蔽する黒い霧によってその姿を常に滲ませた謎の騎士。スキル『無窮の武練』により、狂化してなお本来の武芸の冴えを失っていない規格外の特性を持つ。何故かセイバーに対し強烈な執着を見せ、彼女の姿を認めれば、マスターの制御をもはねのけ、刃を交えている敵を投げ出してまで彼女に襲い掛かる。
- その正体はアーサー・ペンドラゴンとして生きていた頃のセイバーの盟友、円卓の騎士の一人、『湖の騎士』サー・ランスロット。アーサー王の妻、ギネヴィアとの不義の恋に落ち、その事によって王国崩壊のきっかけを作った「裏切りの騎士」とされている。数多くの逸話を持ち、伝承から生じた宝具能力を二つも有する。
- 黒い霧状の宝具『己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)』により自らのステータスと外見を隠蔽している。本来は他者へ変身する宝具だが、狂化しているため令呪の助けがなければ真価を発揮することが出来ない。
- 第二の宝具は、およそ武器となり得る万物に触れることで、自分の宝具に変える『騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)』。鉄柱から戦闘機、果ては他者の宝具すら自らの支配下に置いてしまう。
- モードレッドにより不義の恋が衆目に晒され、結果としてカムランの落日を招いてしまう。そのことがギネヴィアにも深い悲しみを与えてしまい、その悔恨は死後『英霊の座』にまで持ち越されてしまう。無念を晴らすために狂気の徒としての現界を望み、バーサーカーとなった。
- 第三の宝具は、セイバーの『約束された勝利の剣』と対をなす神造兵装、魔剣『無毀なる湖光(アロンダイト)』。二つの宝具を封印することにより使用可能となり、装備者の全パラメーターを1ランク上昇させる効果を秘めている。また、火を吹く大蛇を退治した伝説により、龍属性を持つ者に追加ダメージを与える。
- 間桐臓硯(まとう ぞうけん)
- 声:津嘉山正種
- (登記上では)間桐雁夜の父。
- 魔術師としての才能が無くなった間桐家を見限り、遠坂家から桜を養子を迎えた。
- 自陣営の貧弱さから今回の聖杯戦争は様子見とするつもりだったが、雁夜の懇請により参加を決める。
- だが、今回勝利できるとは最初から考えておらず(あくまで本命は桜の子、ないし孫)、裏切り者・雁夜の苦しむ様子を見ることだけを楽しみにしている。また過去の聖杯戦争をずっと見てきた彼は、関係者の中で唯一、今回の聖杯戦争の異常性に気付いている。
- 間桐桜(まとう さくら)
- 声:下屋則子
- 身長:120cm 体重:25kg
- 血液型:O型 誕生日:3月2日
- 遠坂時臣の娘で凛の妹。古くからの盟約により時臣によって、間桐家の養子に出され、間もなく間桐の魔術の鍛錬を受け、容貌は著しく変わってしまった。
- 雁夜が目の前で無様に死ぬのを見たことで、逆に、いっそう間桐の家に縛られることになる。
- 間桐鶴野(まとう びゃくや)
- 間桐雁夜の兄で慎二の父。(名目上の)間桐家現頭主。臓硯の命令で桜を間桐の魔術に染めていた。
- 聖杯戦争への恐怖と自らへの無力感から、夜ごと酒に逃避している。なお息子の慎二は海外に遊学させている。
[編集] キャスター陣営
- 雨生龍之介(うりゅう りゅうのすけ)
- 声:石田彰
- 身長:174cm 体重:65kg
- 血液型:B型 誕生日:1月31日
- キャスターのマスター。「死」を知るために殺人を行うシリアルキラー。
- 殺害方法にマンネリを覚えた頃、実家で見つけた古書の記述通りに儀式を行い、偶然キャスターを召喚する。その際に龍之介の魔術回路も開放された。雨生家に伝えられていた異形の力は、知識としては忘れ去られたものの、魔術回路は一族の血によって受け継がれていたようである。
- キャスターを殺人の師と仰いでいる。「神は人間賛歌も絶望も等しく愛しており、故に礼賛も冒涜も信仰として受け止め、そんな世界を永遠と創り続けているのだから、この世界は神の愛に満ちている」という独自の哲学を持っており、神に絶望したキャスターをも敬服させた。
- キャスター
- 声:鶴岡聡
- 身長:196cm 体重:70kg
- 血液型:不明 誕生日:不明
- 属性:混沌・悪
- パラメータ: 筋力:D 耐久:E 敏捷:D 魔力:C 幸運:E 宝具:A+
- 龍之介が遊び混じりで行った儀式により、はからずも呼び寄せてしまったサーヴァント。触媒がなかったため、召喚者と似た性格を持つ快楽殺人鬼が呼び出された。
- 龍之介には「青髭」や「旦那」と呼ばれている。殺人に対し異常な美学や行動様式を持ち合わせており、その贄を材料にして吐き気を催すような工芸品を創作している。
- 真名は英仏百年戦争のフランス軍の元帥、ジル・ド・レェ。セイバーのことを、生前共に戦ったジャンヌ・ダルクだと勘違いしている。
宝具は魔術師フランソワ・プレラーティの遺物である『螺湮城教本(プレラーティーズ・スペルブック)』。大量の魔力を蓄えた魔道書で、その書のみで魔術(クトゥルフ神話系統の怪物の召喚)の行使が行える。『螺湮城』は中文で『ルルイエ』のことであり、本書の正体はプレラーティが訳者であると言われる『イタリア語版ルルイエ異本』ではないかと思われる。
マスターの龍之介も彼自身も正式な魔術師ではないため、自分たちの存在を一般に隠そうともせず、児童の誘拐・殺人などの凶行を繰り返す。そのため監督役の璃正から危険視され、各マスターに討伐の対象とさせられた。
[編集] 衛宮切嗣の過去に関わる人物
- シャーレイ
- アリマゴ島に住む少女。家庭の事情で学校には通えなかったが、飽くなき探究心の持ち主で、13歳の時に通信教育で修士課程を修了した。衛宮家の家政婦となり、矩賢の見習いとして簡単な魔術を教わっていた。島で恐れられている矩賢を尊敬し、息子の切嗣を「ケリィ」と呼んで弟のように接する。切嗣の初恋の少女。
- 矩賢が開発した試薬を好奇心から使用してしまい、不完全な死徒化を果たす。自分を殺してくれるよう切嗣に願うが、何とかして彼女を助ける方法を探そうとした彼は慌ててその場を去る。結局、事態は聖堂教会、次いで魔術協会の介入を招くこととなり、彼女はどちらかの勢力に殺されてしまったものと思われる。
- 生前彼女が切嗣に向けた「どんな大人になりたいの?」という質問が、切嗣の将来を大きく左右した。
- 衛宮矩賢(えみや のりかた)
- 切嗣の父で衛宮五代目の魔術師。衛宮の秘伝である魔術『時間操作』を究めることで根源へ到達しようとした。
- 封印指定[8]を受けて潜伏中のアリマゴ島で、寿命対策のために死徒[9]化の研究をしていた。試薬による事故を皮切りに研究が露見して魔術協会・聖堂教会の介入を招き、島から脱出を図ったところを、正義を志す我が子に射殺された。
- 性格は基本的に冷徹だが、息子に向ける愛情は本物である。
- ナタリア・カミンスキー
- 魔術協会に情報を提供したり、報奨金を目当てに封印指定の魔術師を狩るフリーの魔術師。画集にてショートヘアの銀髪と碧眼という出で立ちが明かされた。
- アリマゴ島で出会った切嗣を引き取って補佐として使役し、また自らの「狩り」の技術を教え込んだ。彼が母のように慕った女性。彼女自身は息子として、同時に異性として切嗣に惹かれていたらしい。
- 死徒化の研究をしていた魔術師を追い、旅客機内での戦闘に辛くも勝利するが、他の乗客・乗員300名はすべて屍食鬼とされ、空飛ぶ死都となった機内に一人取り残されてしまう。生き延びることを諦めない彼女はなんとか飛行機を着陸させようとするが、切嗣は屍食鬼の上陸・解放を防ぐため対空ミサイルで旅客機を撃墜、彼女を殺した。
- ファーザー・シモン
- アリマゴ島の神父。矩賢の正体を知ってか知らずか彼を危険視し、シャーレイに魔除けのナイフを渡していた。
- シャーレイが死徒化したために切嗣が助けを求めに来るが、その連絡先に聖堂教会があったために代行者の介入を招いてしまった。
- オッド・ボルザーク
- 『魔蜂使い』の異名を持つ封印指定の魔術師。
- 不完全ながらも死徒化し、毒針を介して屍食鬼を生み出す死徒蜂を使役する。
- パリ発ニューヨーク行きの便に乗り込んだところをナタリアによって暗殺された。しかし機内に持ち込んでいた死徒蜂はナタリアを除く乗客300人全てを屍食鬼としてしまう。
[編集] 冬木市の人々
- グレン・マッケンジー
- 声:西川幾雄
- 在日カナダ人の老夫、オーストラリア出身。商社マンとして家族と冬木にやってきたが、冬木を気に入って永住する事にしている。その後は貿易会社を立ち上げて生計を立て、老後は英会話学校の非常勤講師などを勤めている。息子のクリスとその家族は日本に馴染めず、カナダに帰ってしまっている。
- 暗示によってウェイバーを孫と思い込まされ、ウェイバーの寄宿先となっている。ウェイバーの友人を名乗って訪れたライダーを「アレクセイ」と呼び、彼の寄宿さえ許した。
- 最終日の早朝、すでに暗示が解けていたグレンはウェイバーが実孫でないことを看破していたが、妻マーサが明るくなったことや、ウェイバーやライダーが悪人ではないこと、孫との思い出が欲しいという願望などをウェイバーに語った上で、このまま孫を続けて欲しいと言う。結局ウェイバーは、戦後もしばらくマッケンジー家に寄宿することになる。
- マーサ・マッケンジー
- 声:峰あつ子
- グレンの妻。暗示によってウェイバーを孫と思い込まされる。以前は息子や孫たちが日本を離れてしまったためかやや塞ぎ込んでいたが、ウェイバーがやってきてからは少し明るくなった。終局でウェイバーが冬木に残ると知った時は非常に喜んでいた。
- 仰木(おおぎ)
- 航空自衛隊の一等空尉。それぞれ『ディアボロⅠ』というコールサインでF15戦闘機を操縦する。
- 冬木市警察に要請で『海魔』騒動に赴くが、戦闘機をバーサーカーによって宝具にされてしまい、コントロールを失う。
- 小林(こばやし)
- 航空自衛隊の三等空尉。『ディアボロⅡ』というコールサインでF15戦闘機を操縦する。
- 仰木とともに冬木市に赴く。『海魔』に遭遇し、近接して確認しようした所をその餌食となってしまう。
- コトネ
- 声:小林桂子
- 遠坂凛のクラスメートで、親友。男子からいじめられているのを凛に助けられたりしていた。
- 雨生龍之介やキャスターが跋扈する中で行方不明となってしまい、悲惨な末路を辿る事となる。その際カレイドステッキの接触を受けていたらしい。
- 藤村大河(ふじむら たいが)
- 声:伊藤美紀
- 穂群原学園に通う女子学生。本編には登場しないが、設定資料集に一項目が設けられている。なお藤村家は冬木市でも指折りの
- スペシャルドラマCDではメインキャラクターとして登場し、後に英語教師を志す事になった一因が描かれている。また、大河の行動から発生したバタフライ・エフェクトにより幾度となく人類の危機を救った(らしい)。
[編集] 英霊たちの過去に関わる人々
- グラニア
- 声:中川里江
- ケルト神話におけるアイルランド大王コーマック・マック・アートの娘。フィオナ騎士団の首領フィン・マックールと婚約していたが、その宴の夜にフィンの部下だったディルムッドと出会う。チャームによってディルムッドに恋焦がれ彼にゲッシュを課し、ディルムッドを背徳の騎士へと駆り立ててしまった。
- 王の軍勢
- 声:株式会社Winner Entertainment、有限会社ケッケコーポレーション、有限会社トリトリオフィス、奈須きのこ、虚淵玄
- かつてイスカンダルとともにユーラシア大陸を駆け巡った、マケドニアの将兵たち。各個が英雄たる逸話を持つ英霊である。イスカンダルの宝具『王の軍勢(アイオニオン・ヘタイロイ)』によって固有結界内に召喚される。
- ブケファラス
- イスカンダルの愛馬。性別は雌。馬ではあるが、神格を与えられた英霊であり、王の軍勢の一である。
- ミトリネス
- イスカンダルの親衛隊の一人。キャスター戦では、結界外にいるウェイバーへの伝令を務めた。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 解説執筆
[編集] 関連商品
[編集] イメージサウンドトラック
- RETURN TO ZERO
- 本作品は媒体が書籍であるが、2007年12月コミックマーケット73にて発売。
- Introduction
- Starlit Faith(歌:ワタナベカズヒロ 作詞:渡邊カズヒロ 作曲:磯江俊道 編曲:豊田リョウジ)
- Summon
- The"KARIYA'S"Theme.
- The Battle Field
- The Gilgamesh
- Caster's Battle
- Kings Sessions
- The Lancer
- 約束された勝利の剣 ZIZZ ver.
- The Dogfight
- この世の全ての悪 ZIZZ ver.
- A Dreams
- The Berserker
- Beginning Oath(歌:いとうかなこ 作詞:渡邊カズヒロ 作曲:いとうかなこ 編曲:磯江俊道)
[編集] CDドラマ
- Sound Drama Fate/zero
- レーベル:HOBiRECORDS
- 監督:高宮宏臣(WAYUTA)
- シリーズ構成/脚本:上江洲誠
- 音楽:ZIZZ STUDIO
- 企画協力:ランアンドガン
- ナレーション:小杉十郎太
- エンディングテーマ「SAMUSARA」
- 「第四次聖杯戦争秘話」CD3枚組 2008年8月22日発売 (コミックマーケット74にて先行発売)
- 「王たちの饗宴」CD4枚組 2009年1月23日発売(コミックマーケット75にて先行発売)
- 「散りゆく者たち」2009年8月28日発売(コミックマーケット76にて先行発売予定)
4ヶ月毎に刊行予定、全四巻予定。
- スペシャルドラマCD
- 短編オリジナルエピソードを収録。TYPE-MOONエースVol.1に全4枚が収録できるCDケースが付属している。
- 「夢見る淑女」コンプティーク2008年9月号付録
- セイバー召喚後、日本へ立つ前のアインツベルン城での衛宮切嗣陣営を描く。
- 「迷わぬ人々」月刊コンプエース2009年2月号付録
- 聖杯戦争が始まる前の遠坂家を描く。
- 「ノケモノたちの競演」コンプティーク2009年7月号付録
- ウェイバーとライダーが、当時女子高生の藤村大河と出会うエピソードを描く。
[編集] 設定資料集
- 「Fate/Zero material」2008年8月8日発売
[編集] 画集
- 「Fate/Zero Tribute Arts -死にゆく者への祈り-」2008年12月28日発売 株式会社虎の穴発行
- 65名の作家による、イラストとサイドストーリーを収録。
[編集] ラジオ
[編集] 脚注
- ^ 魔術行使をサポートするための特殊な武装。持ち主の魔力を増幅するもの、魔力を流し込むだけで特定の魔術を発動するものなど。
- ^ 作品世界において、あらゆる存在が持つ、原初の始まりの際に与えられた方向付け、または絶対命令。あらかじめ定められた物事の本質。無生・有生を問わず全ての物事は、抗えない宿命としてそれぞれ何らかの方向性を与えられて存在している。個々の人間もまた、知ろうが知るまいがこの方向性に従って人格を形成し、存在意義を持つ。
- ^ 魔術師などが体内に持つ、魔力を精製するための疑似神経のことをいう。
- ^ 聖堂教会における異端審問員で、神の代行と称して教義に存在しない異端を狩る殺し屋。禁を犯した魔術師を主な標的とする。
- ^ 聖堂教会に属し、聖遺物の管理・回収を行う機関。聖杯という聖遺物が絡む以上、聖杯戦争の監督役である冬木教会の神父には第八秘蹟部の構成員が赴任することになっている。
- ^ 世界の外側にあるとされる領域で、「あらゆる事象の発端」「万物の始まりにして終焉」。すべての魔術師にとっての最終到達目標である。
- ^ 自分の心象世界を侵食させることで、一定範囲内を、現実世界とは異なる法則の支配する異界に変える魔術または能力。個々の術者の心象世界がそれぞれに異なる以上、発現の仕方もさまざまである。世界からの修正を常に受け続けるため、その展開と維持には莫大な魔力が必要になり、人間の術者にはせいぜい数分程度の維持しかできない。もっとも魔法に近い魔術で、魔術師たちの目指す到達点の一つ。
- ^ 学問では習得の不可能な、一代限りの希有な才能に対し、魔術協会がサンプルとして保護する旨を伝える令状。封印指定された術者は保護の名の下に一生涯幽閉されることになる。魔術師にとっての最高の誉れであり、同時に最大の災難。大半の者は逃亡することを選ぶ。
- ^ 吸血鬼のうち、他の吸血鬼にかまれたり、魔術による方法で後天的に吸血鬼に成った者のこと。血の摂取により維持される不完全な不老不死を得ている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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