アジア太平洋トレードセンター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
この項目には、JIS X 0213:2004 で規定されている文字が含まれています(詳細)。
アジア太平洋トレードセンター
ITM棟内部
情報
用途 複合施設
事業主体 大阪市
管理運営 アジア太平洋トレードセンター株式会社
敷地面積 68,0002
建築面積 48,000m2
延床面積 336,000m2
竣工 1994年
所在地 559-0034
大阪市住之江区南港北2-1-10
位置 北緯34度38分17.6秒
東経135度24分40.9秒
座標: 北緯34度38分17.6秒 東経135度24分40.9秒
テンプレートを表示

アジア太平洋トレードセンター(アジアたいへいようトレードセンター、英語名Asia & Pacific Trade Center、略称:ATC)は、大阪市住之江区咲洲に建設した大規模複合施設。O's棟とITM棟とからなる。通称:大阪南港ATC。

概要[編集]

大型展示場、アメニティ施設、インターナショナル・トレードマート、アウトレットモール、ビジネスサポート施設、オフィスなどで構成される。飲食・娯楽施設などもあるほか、海沿いを歩くことができ、日没を真正面に見ることができる。キャッチフレーズは「I NANKO」であり、これが表記された看板が施設内の随所にある。

本来は貿易のためのトレードセンターとして大阪市により総事業費1,465億円で建設された。施設全体が保税地域(総合保税地域)に指定されていることから、国内外の大小の卸売業者や貿易業者、専門商社などの企業が入居し、関税を払うことなく世界各国から商品を輸入し、加工・展示・催事・輸入取り扱いの商談・販売などができる拠点となることが期待されていた。また、これらを補佐する各種機関や大小の会議室など「ビジネスサポート機能」も用意された。

しかし、高い賃料や都心からのアクセスの不便さなどにより入居企業が相次いで撤退したため、現在は小売業・デザイン関連企業・福祉関連企業のためのショールーム・開業支援機関・経営支援機関を開設し、関連産業の集積を意図しているほか、アウトレットモールの運営など、活性化のてこ入れを図っている。なお、保税地域としての機能はほとんど使われないまま、既に許可を取り消されている。

2004年に民間人で前伊藤忠商事副社長の秋本穣が社長に就任し、再建に取り組んだ。その結果、2005年度に初めて黒字を計上した。その後も黒字は続き、2007年度の純利益は約14億4800万円だった。年間の来場者は約800万人、2007年度9月末時点でのテナント入居率は83.6%。

関西汽船の中九州航路(直行便・ダイヤモンドフェリーと共同運航の寄航便)と小豆島季節便の大阪南港乗り場はともに、2008年7月8日よりフェリーターミナルからATC前に設置されたコスモフェリーターミナル(R−5岸壁)に移転した。[1][2]

沿革[編集]

全景
ATCオズ岸壁に接岸する帆船「あこがれ
ITM棟
ITM棟
O's棟

施設[編集]

  • オズ棟
    • O's(オズ) - 飲食・娯楽施設。音楽などのコンサートや、季節に合わせた各種催しが行われている。また、海沿いにはボードウォークなどが設置されている。
    • ATCホール - 各種見本市やトイマーケット、子ども向けキャラクターの大型展覧会、プロボクシング興行などが開かれている。
    • ATCオズ岸壁 - 大阪市が運航する帆船あこがれの専用岸壁。

など

など

建物概要[編集]

  • 延床面積:335,000m²
  • 建築面積:48,000m²
  • 敷地面積:68,000m²
  • 主要構造:SRC、S
  • 階数:地下2階 - 地上13階
  • 駐車場:2,000台
  • その他
    • 北側の壁面に縦25m、横116mにわたる巨大壁画「浪華の四季」が設置されている。意匠は、大坂城御堂筋銀杏浪速の波・天満宮
    • 建物は岸壁沿いに設置されており、椰子やボードウォークなど散策に適した施設が整えられている。

交通機関[編集]

咲洲#交通機関を参照。

周辺施設[編集]

咲洲#施設を参照

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 乗り場案内(大阪南港のりば変更のご案内) - 関西汽船
  2. ^ プレス・リリース(2008年5月1日) - ダイヤモンドフェリー

関連項目[編集]

外部リンク[編集]