新千歳空港駅

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新千歳空港駅
改札口(2008年7月)
改札口(2008年7月)
しんちとせ くうこう - New Chitose Airport[1]
南千歳 (2.6km)
所在地 北海道千歳市美々
駅番号 AP15
所属事業者 JR logo (hokkaido).svg北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 千歳線(支線)
キロ程 2.6km(南千歳起点)
電報略号 シセ
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
12,801人/日(降車客含まず)
-2012年度-
開業年月日 1992年平成4年)7月1日
備考 社員配置駅
みどりの窓口

新千歳空港駅(しんちとせくうこうえき)は、北海道千歳市美々にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)千歳線駅番号AP15[2]電報略号シセ

概要[編集]

日本最北および最東の空港駅であり、新千歳空港国内線旅客ターミナルへ直結している。2014年3月14日海峡線津軽海峡線)の吉岡海底駅竜飛海底駅が廃止されてからは[3]、JR北海道管内における唯一の地下駅となっている[4]

国内線出発ロビーまでは徒歩約6分。出発客は改札口正面左右のエスカレーターで出発ロビーへ、到着客は両脇のコンコースから改札口へ向かうよう通行ルートを完全に分離している。国際線利用客は、国内線ターミナル2階からターミナル間連絡通路を利用して国際線ターミナルへの移動となる。なお、国内線到着ロビーに当駅始発列車と南千歳駅乗換列車の発車標が設置されており、航空機を降りてすぐに列車の発車時刻を確認できるようになっている。

2012年10月現在、接続する航空機到着便のない朝7時台までの当駅出発便と札幌発20時台以降の一部到着便が普通列車であるほかは、全て快速エアポート」の運転で、全列車が札幌駅を経由し、かつ同駅まで先着する。

9時台から20時台は15分おきの等間隔運転で、日中は1時間あたり小樽行き2本(毎時04分、34分発)、旭川行き1本(毎時19分発。札幌からはエル特急スーパーカムイ」となる)、札幌行き1本(毎時49分発)の運転である[5]。札幌までの所要時間は36分(夜間の一部列車を除く)。

苫小牧室蘭函館方面(室蘭本線)およびトマム帯広釧路方面(石勝線)へは、隣の南千歳駅で乗り換えとなる。

歴史[編集]

駅構造[編集]

のりば
1・2 千歳線 南千歳札幌手稲小樽旭川方面

新千歳空港国内線ターミナルビルに直結する地下駅であるため、独自の駅舎はない。青色を基調とし、赤色のアクセントカラーを配した内装デザインは、JR北海道と提携関係にあるデンマーク国鉄との共同制作である。通路部分に見られる鮮やかな配色と、照度を抑えた待合室が特徴。国際的な鉄道デザインコンペティションである第5回「ブルネル賞」で奨励賞を受賞しており、開業当初のコンコースにはポスター売店のぼりの類も無く、さながら現代美術館風の様相を呈していた。

社員配置駅。みどりの窓口(営業時間6時30分 - 22時45分)、近距離自動券売機指定席券売機オレンジカード自動販売機、自動改札機設置駅。自動券売機は到着ロビーからの動線に合わせ、改札口の左右双方に配置されている。駅としてのトイレは改札外の待合室にあり、入場後は列車のトイレを利用する形となる。

ホームは島式1面2線で、キヨスクと飲料自動販売機が設置されている。早朝と深夜を除いたほとんどの時間帯で、いずれかのホームで快速「エアポート」が発車を待つダイヤになっているため、ダイヤの乱れなどが無い限り、基本的に乗客はホームで待たずにそのまま乗車できる。この形態を前提としているため、ホームは乗降客数に比較して狭く、ベンチも設置されていない。

利用状況[編集]

乗車人員推移
年度 1日平均人数
2003 10,400
2004 10,640
2005 11,120
2006 11,660
2007 11,780
2008 11,790
2009 11,140
2010 11,010
2011 11,610
2012 12,801
2013 13,458

北海道旅客鉄道によると、2013年度の1日平均乗車人員は約13,458人である。2011年度において琴似駅を上回り、JR北海道で4番目に利用者数が多い駅となった。


駅弁[編集]

主な駅弁は下記の通り[6]

  • カニイクラ
  • さけイクラ
  • たこめし
  • かに釜めし
  • 石狩鮨
  • 鮭親子めし
  • いくら石狩鮨
  • 北海海鮮ちらし
  • ズワイかにめし
  • 鮭いくら弁当
  • 北の海幸づくし
  • たらば蟹ちらし鮨
  • たらば太巻鮨
  • うにめし
  • よくばり弁当
  • うにごはん
  • 帆立弁当
  • たらば蟹鮨
  • 極上三色ちらし

駅周辺[編集]

隣の駅[編集]

北海道旅客鉄道(JR北海道)
千歳線(支線)
快速「エアポート」・普通
新千歳空港駅 (AP15) - 南千歳駅 (H14)

その他[編集]

  • 当駅開業前は、現在の南千歳駅1980年開業)が「千歳空港駅」を名乗っており、(旧)千歳空港・新千歳空港への最寄り駅として機能していた。 また南千歳駅は当駅の隣であるものの、新千歳空港駅 - 南千歳駅間は+140円の加算運賃が設定されているため、営業キロは2.6キロながら運賃は310円となる。
  • 新千歳空港着の航空便が遅れた場合には、札幌方面行き最終列車の発車を遅らせて利用客の接続を取る場合がある。また、航空便の到着が大幅に遅れる場合は最終列車は定時で発車させたうえ、札幌方面ゆき臨時普通列車を運転させることがある。
  • かつては当駅からトマム駅富良野駅ニセコ駅方面などに臨時リゾート列車(「クリスタルエクスプレス トマム & サホロ」や「ニセコエクスプレス」など)が直通運転されていたが、快速「エアポート」に時刻変更が発生するなどダイヤ編成上の不都合が多く、2005年以降は設定されていない。
  • 開業当初は、隣の南千歳駅までのトンネル壁面にLED式のアニメーション表示装置が設置され、北海道の風景画などを乗客向けに放映していたが、設備の老朽化で撤去され現存しない。

脚注[編集]

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  1. ^ 開業当初の英字表記は「Shin-chitosekūkō」であったが、2002年に改められた。
  2. ^ JR北海道では駅番号のアルファベットが2文字使われている唯一の駅である。
  3. ^ ただし、この2つの海底駅は、正確には青函トンネルの「定点」(駅の形をした避難通路)であって「駅」ではない。
  4. ^ 札幌市営地下鉄東西線新さっぽろ駅よりも東にあることから、日本で一番東にある地下駅でもある。
  5. ^ ただし9時台は旭川行き列車はなく札幌行きが2本の運転。
  6. ^ JR時刻表2010年9月号(交通新聞社刊)690ページより。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]