新千歳空港
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| 新千歳空港 New Chitose Airport |
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| IATA CTS |
ICAO RJCC |
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| 滑走路 | |||
| 方向 | 全長 | 表面 | |
| メートル | フィート | ||
| 01R/19L | 3,000 | 9,868 | 舗装 |
| 01L/19R | 3,000 | 9,868 | 舗装 |
| カテゴリ | |||
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新千歳空港(しんちとせくうこう New Chitose Airport)は、北海道千歳市と苫小牧市にまたがる第二種(A)空港である。空港ターミナルビルは千歳市に位置する。北海道内にある空港では最大の規模を誇り、北海道の空の玄関口として機能している。航空自衛隊千歳基地と隣接・接続し、航空管制も航空自衛隊にて一体的に行なわれるなど、日本の防空上の重要な拠点としての意味合いも併せ持つ空港である。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 施設・ターミナルビル
滑走路は約3,000 mの長さのものが2本、南北に向いて並行して設置されている。空港ターミナルビルは地上4階地下1階の半円周型をしており、国内線・国際線とも同一建物を使用している(2007年現在)。18基のボーディングブリッジ(国内線専用15基、国際線専用2基、国内線国際線共用1基)が等間隔で並んでおり、大部分がボーイング747型機クラスの大型機も使用可能である。
ターミナルビルは、アメリカテキサス州のダラス・フォートワース国際空港を模したスタイルで、1階部分が到着ロビー、2階部分が出発ロビーとなっている。ビル内には通常の空港施設以外にも多数の飲食店や土産物屋が軒を連ね、着陸料以外の非航空系の収入については地方空港では那覇空港と並んでトップクラスの収入を記録し続けている。そのため、他の地方空港の関係者による視察が絶えず、中部国際空港も開港に際しては経営モデルとして新千歳空港を参考にしたと言われている。
[編集] 路線展開
道外から北海道に入るには、現在のところ空路がもっとも効率的な交通手段であることから、年間利用者約1,800万人、季節運航も含めて30路線以上の国内線ネットワークを持つ。とりわけ東京国際空港間は現在4社が競合し、本空港発着国内線乗降客数の半数以上を占め、2006年には単一路線としては世界で初めて年間乗降客が1,000万人を突破した[要出典]世界一の巨大幹線である。特に日本航空インターナショナル(日本航空)と全日本空輸(全日空)は大型機を中心に1時間毎に運航している。
国際線は10路線(2007年7月現在 運休路線を除く)が運航されており、チャーター便を含む利用者は2005年に60万人を突破している。特に最近は台湾を代表とするアジア圏の北海道ブーム等により、既存路線の増便や新路線開設の動きが増加傾向にあり、2006年には前年比12万人増の利用者数を記録している。
[編集] 国際線ターミナル計画
現状の国際線施設は、近年急増する国際線の乗客をさばくための充分なキャパシティを備えておらず、発着便が集中する時間帯には搭乗・出入国手続きによるカウンターやロビーの混雑が顕在化している。
それを改善するべく、現在の旅客ターミナルの約300 m西側向かいに、地上4階、地下1階、延べ61,000平方メートルの国際線旅客ターミナルを建設することが決定し、2008年5月着工、2010年3月の運用開始予定である。国際線ターミナルは、1時間あたり730人(国際線用ジャンボ機2機分に相当)、現在の年間利用者の1.5倍以上に相当する100万人前後の利用客にも十分対応可能な設計となる計画である。現ターミナルビルとは2階の連絡橋で接続される予定で、将来構想として映画館などが入る「エアポートミュージアム」建設やホテルの建設も検討している。
国際線新ターミナル完成後は柔軟性の高いダイヤ設定はもちろん、増便や機材大型化が可能となり、北海道を訪れる海外観光客の増加が期待されている。それだけでなく、東京国際空港~成田国際空港や関西三空港間の移動を強いられている地方空港利用者にとって、最寄の空港から当空港乗り継ぎで海外へ向かうルートが便利になる可能性もある。
[編集] サミット開催に関わる整備
国土交通省は、2007年10月、翌年7月に開催される予定の北海道洞爺湖サミットに備え、新千歳空港にやってくる先進各国の要人用の貴賓室や専用駐機場を新設するなどの工事を行うことを発表した。
報道発表によると、VIP機専用の乗降スポット、貴賓室、駐機場の増設(6機分)、構内駐車場(500台分)、各国代表団が構内から直接車で移動できるよう、構内道路の補修など。各国政府の事務所や報道関係者の待機施設なども設ける予定。 事業費は総額10億円程度になる見込み。
国土交通省では、サミット終了後に、構内駐車場を恒久施設として残し、6機分の駐機場も夜間駐機場として利用するとしているが、VIP機専用の乗降スポットや貴賓室、各国政府の事務所や報道関係者の待機施設については、残すか撤去するかを検討するとしている。
[編集] 貨物便
新千歳空港は、アジアと北アメリカとを結ぶ国際航空路上にあり、千歳空港時代から貨物機の給油地として使われていた。航空機の高性能化により、旅客機は地球の反対側まで無寄港の直行便化が進んできているが、重量物を満載した貨物機が東南アジアや中華民国、中華人民共和国からアメリカ合衆国に向かう際は今でも途中で着陸して給油を行う必要があり、極東側では主に新千歳やホムトヴォ空港が、アラスカ側ではテッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港やフェアバンクス国際空港が用いられる。
特に、アメリカ国内消費の1/3が集中すると言われるクリスマス商戦の頃は、「世界の工場」となったアジア各国からアメリカへと向かう貨物機で混雑する。新千歳空港では、大型貨物機の十分な運用のため、滑走路の3,500 m×2本化を計画し、「国際エアカーゴターミナル構想」を目論んでいるが、空港周辺地区住民の、騒音問題による反対により、計画が凍結されている状態である。
[編集] 深夜便の運航
深夜時間の運用は周辺住民との調整により1日6便に限られており、2007年4月現在発着枠は国内旅客便(2便)、国内貨物便(4便)によって全て使用されている。最近特に国内深夜貨物便の需要が高まってきていること、元々は上記の国際エアカーゴ構想の一環として貨物便主体と想定された発着枠であることから、貨物便専用枠の新設などの手段で深夜発着枠の拡大を行う計画もある。
[編集] 千歳飛行場と新千歳空港の関係
千歳飛行場(旧・千歳空港)と新千歳空港は、隣接はしているものの、法的には別の飛行場である。しかし、航空自衛隊千歳基地でもある千歳飛行場は現在も共用飛行場となっており新千歳空港とは誘導路がつながっていて航空機の行き来が可能である。政府専用機2機の整備及び運用を行う航空自衛隊特別航空輸送隊が置かれている。政府専用機が訓練等で新千歳空港の滑走路を使用することや、冬期の除雪作業などで新千歳空港の滑走路運用が難しい時には千歳飛行場で民間航空機の離着陸が行われることも稀にある。
千歳飛行場側には、滑走路は平行に2,700 m、3,000 m(900 mの過走帯があり、実質4,000 m級)の2本があり、新千歳の2本とあわせて4本の滑走路がある。2本ずつ同じ方向に隣接した滑走路は、パイロットからも混同される場合がある。大事には至っていないものの、空港北側からアプローチする場合を中心に、千歳飛行場との滑走路の誤認が、2006年までの3年間に11件発生しており、その対策が課題となっている。
旧千歳空港ターミナルビルがあった場所は現在、空き地となっているが、海上保安庁の隣に日本航空ハンガー、政府専用機のエプロンより南側に、千歳飛行場時代からのスポットが国土交通省管理のまま残されており、現在も民間機の駐機(通常は夜間駐機用が主体)に使用されている。これらにより、北方圏、アジア・太平洋地域とより利便性の高い輸送体制を確立した。管制業務は千歳飛行場と新千歳空港の両空港で一体運用され、航空自衛隊千歳管制隊が、両飛行場の間にある管制塔及びレーダールームで、航空管制業務を行っている。
1990年代、冬季に新千歳空港で凍結があった際、千歳飛行場の滑走路を使用して離陸したこともある。
空港コードは、札幌の都市コードであるSPKが主に使われる。本来はRJCC/CTSであるが、同じ札幌地区にある丘珠空港は北海道内路線のみのため、北海道外から見ると区別の必要性が薄くなっている。
[編集] 歴史(千歳飛行場も含む)
航空自衛隊と民間航空機が共用していた千歳飛行場(千歳基地、旧「千歳空港」)は東京国際空港線を抱えており、この路線は1978年に旅客数世界最多となっている上、大型ジェット機の離着陸可能な空港としては道内唯一であった(1985年に旭川空港・釧路空港・女満別空港が滑走路延伸を完了したが、折り悪く日本航空123便墜落事故の影響で旅客の飛行機離れが進み、これらの空港から東京への直行便が増えるのには時間がかかった)。
千歳空港は事実上北海道のハブ空港として機能する一方、旧ソ連機の領空侵犯による航空自衛隊機のスクランブル出動が年間200回にも及ぶ状態で、それらが滑走路1本で共存するという綱渡りの運用が続いていた。こうした安全・防衛上の問題から隣接地に新千歳空港の建設が始まり、3,000 mの平行滑走路を2本持つ、日本で初めて24時間飛行機の離着陸が可能な空港として1988年に開港した。
- 1926年 - 千歳村民の労力奉仕により、約10 haの着陸場を造成、この年の10月22日には小樽新聞社の飛行機「北海1号機」(酒井憲次郎が操縦)が初めて着陸する。
- 1939年 - 海軍航空隊が開庁する(着陸場は海軍の飛行場となる)
- 1945年 - 終戦と同時に連合国軍に接収される。
- 1951年 - 民間航空が再開され、千歳~東京間に民間航空機(日本航空)が就航する。
- 1959年 - 連合国軍から日本政府(防衛庁)に返還される。
- 1961年 - 航空事業者や北海道、千歳市、フジテレビジョン等の出資により、ターミナル施設を運営する北海道空港が設立される。
- 1963年 - 千歳空港ターミナルビルが完成し、供用を開始する。
- 1969年 - 千歳空港が出入国港に指定される。
- 1981年 - 植物・動物検疫飛行場、税関空港、国際空港開港に指定され、成田国際空港経由ホノルル国際空港便が就航する。
- 1988年 - 新千歳空港が開港する。
- 1992年 - 新千歳空港ターミナルビルが完成し、供用を開始する。
- 1994年 - 国内初の24時間運用空港になる。
- 1996年 - B滑走路供用開始。
- 1999年 - 東京国際空港線年間旅客数が800万人を突破。
- 2006年 - 東京国際空港線年間旅客数が1000万人を突破(12月27日)。
- 2009年 - 国際線ターミナル完成予定。
[編集] 航空管制
- 千歳飛行場
| CLR | 121.9 MHz, 322.2 MHz |
| GND | 121.7 MHz, 275.8 MHz |
| TWR | 118.1 MHz, 118.2 MHz, 123.1 MHz, 126.2 MHz, 138.05 MHz 236.8 MHz, 247.0 MHz, 304.5 MHz, 306.2 MHz |
| DEP | 306.2 MHz |
| APP(DEP) | 124.7 MHz, 305.7 MHz |
| APP(RDR) | 120.1 MHz, 362.3 MHz |
| RDR | 261.2 MHz, 335.6 MHz, 362.3 MHz |
| GCA | 119.1 MHz, 119.5 MHz, 124.0 MHz, 125.3 MHz, 134.1 MHz 261.2 MHz, 270.8 MHz, 298.8 MHz, 299.7 MHz, 304.5 MHz 306.2 MHz, 310.8 MHz, 321.2 MHz, 335.6 MHz |
| TCA | 127.7 MHz, 256.1 MHz |
| MET | 344.6 MHz |
- 新千歳空港
| CLR | 121.9 MHz |
| GND | 121.6 MHz |
| TWR | 118.8 MHz, 126.2 MHz |
| APP(RDR) | 120.1 MHz |
| APP(DEP) | 124.7 MHz |
| RDR | 119.1 MHz, 119.5 MHz, 124.0 MHz, 125.3 MHz, 134.1 MHz |
| 種類 | 周波数 | 運用時間 |
|---|---|---|
| 新千歳ATIS | 128.6 MHz | 7:00-23:00 |
- 飛行場管制及びターミナル管制は、航空自衛隊千歳飛行場が担当。
- ATISは、国交省東京航空局 新千歳空港事務所 航空管制運航情報官が担当。
[編集] 航空保安無線施設
| 局名 | 種類 | 周波数 | 識別信号 |
|---|---|---|---|
| NAGANUMA(長沼) | NDB | 376.5 kHz | NA |
| MUKAWA(鵡川) | VOR | 116.4 MHz | MKE |
| MUKAWA(鵡川) | DME | MKE | |
| CHITOSE(千歳) | VOR | 116.9 MHz | CHE |
| CHITOSE(千歳) | DME | CHE | |
| CHITOSE(千歳) | NDB | 347 kHz | CH |
- 保守は、国交省東京航空局 新千歳空港事務所 航空管制技術官が担当
[編集] 就航路線
航空会社名が2社以上の場合、最前の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便。
[編集] 国内線
- 日本航空 (JAL)[1]
- 北海道エアシステム (HAC)
- 日本エアコミューター (JAC)
- 全日本空輸 (ANA)[2]
- 北海道国際航空 (ADO)・全日本空輸 (ANA)
- 仙台空港(2008年11月1日運航開始予定)、東京国際空港
- アイベックスエアラインズ (IBX)・全日本空輸 (ANA)
- 成田国際空港
- スカイマーク (SKY)
- 東京国際空港
- ギャラクシーエアラインズ (GXY)(貨物専用路線)
- 東京国際空港、関西国際空港
[編集] 休止中
- オホーツク紋別空港、根室中標津空港、とかち帯広空港、函館空港、三沢空港、大館能代空港、庄内空港、広島西飛行場、山口宇部空港、米子空港、高松空港、高知龍馬空港、松山空港、大分空港、熊本空港、長崎空港、宮崎空港、鹿児島空港、那覇空港
[編集] 国際線
- 大韓航空 (KAL)・日本航空 (JAL)・デルタ航空 (DAL)
- 大韓航空 (KAL)
- 中国国際航空 (CCA)・全日本空輸 (ANA)
- エバー航空 (EVA)・全日本空輸 (ANA)
- チャイナエアライン (CAL)
- 中国東方航空 (CES)・日本航空 (JAL)
- 中国南方航空 (CSN)
- キャセイパシフィック航空 (CPA)
- サハリン航空 (SHU)
- コンチネンタル航空 (COA)
[編集] 休止中
- ホノルル国際空港(1981年3月~1987年12月、1992年2月~2003年9月 日本航空、JALウェイズ)
- ケアンズ国際空港(1992年10月~1998年3月、2004年11月~2007年3月 カンタス航空、オーストラリア航空)
- アムステルダムスキポール空港(1997年10月~2002年2月 KLMオランダ航空)
- 瀋陽桃仙国際空港(1998年6月~2007年9月 中国北方航空、中国南方航空)
[編集] 国際線乗継専用便
仙台空港、成田国際空港、中部国際空港、関西国際空港便には、コードシェア便として海外航空会社便名が付与される便がある。利用は国際線乗継旅客に限られ、国内区間のみの利用は国内航空会社便名での利用となる。
- 日本航空便
- 全日本空輸便[3]
[編集] チャーター便
2007年実績[4]
[編集] 利用者数
2007年実績[4]
[編集] 国内線
17,527,464人(チャーター便等を含む)
[編集] 路線別利用者数
[編集] 国際線
833,902人(チャーター便等を含む)
[編集] 路線別利用者数
- 台湾桃園国際空港:270,635人
- 仁川国際空港:162,112人
- 香港国際空港:142,142人
- 金海国際空港:36,752人
- グアム国際空港:30,033人
- 上海浦東国際空港:26,304人
- 北京首都国際空港:11,001人
- ケアンズ国際空港:9,753人
- 瀋陽桃仙国際空港:9,476人
- 大連周水子国際空港:7,378人
- ホムトヴォ空港:5,822人
- チャーター便、その他:122,494人
[編集] アクセス
- 千歳市街まで約6 km、札幌まで約45 km、苫小牧まで約21 km。
- 運行本数・運賃・経路等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。
[編集] 鉄道
[編集] バス
(2008年7月1日現在)
[編集] 札幌市方面
[編集] 千歳市方面
[編集] 胆振、日高、十勝方面
- あつまバス
- 厚真発着便(早来駅経由)
- 北都交通・おびうん観光
[編集] 期間限定路線
[編集] 夏期
- ニセコバス・北海道中央バス
- ニセコいこいの村発着便(苔の洞門、ルスツ高原、ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ経由)
[編集] 冬期(スキーバス)
- 道南バス
- 北海道中央バス
- スキーバス千歳ニセコ号 ニセコいこいの村発着便(ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ経由)
- 北海道中央バス・夕張鉄道
[編集] 丘珠空港発着便との乗り継ぎ
- 丘珠空港発着便との乗り継ぎに必要な時間は150分以上。丘珠空港への交通機関がある麻生駅や札幌都心にて乗り継ぐことになる。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
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