グランビスタ ホテル&リゾート

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株式会社グランビスタ ホテル&リゾート
GRANVISTA Hotels & Resorts Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
104-8256
東京都中央区新川一丁目26番9号
設立 2002年10月
株式会社ディー・エス・エムインベストメンツガンマ(注)
業種 サービス業
事業内容 ホテル、レストラン、レジャー施設の運営
代表者 代表取締役社長 須田 貞則
資本金 1億円
決算期 3月31日
主要株主 株式会社地域経済活性化支援機構
株式会社三井住友銀行
札幌テレビ放送株式会社
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社
株式会社田畑建設
三井生命保険株式会社
三井住友信託銀行株式会社
三井物産株式会社
三井住友建設株式会社
三井住友海上火災保険株式会社
関係する人物 萩原吉太郎
外部リンク http://www.granvista.co.jp/index.html
特記事項:2005年8月に三井観光開発はディー・エス・エムインベストメンツガンマと合併し、新社名を三井観光開発株式会社(新三井観光開発)とした。前身企業の北海道不動産の設立は1958年8月27日
2007年10月に現社名へ変更。
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株式会社グランビスタ ホテル&リゾート (GRANVISTA Hotels & Resorts Co., Ltd.) は日本でホテルレストランなどを運営する企業である。旧社名は三井観光開発株式会社(みついかんこうかいはつ、Mitsui Kanko Kaihatsu Co.,Ltd.)であり、CIは英略称のMKKを模したものであった。

概要[編集]

北海道炭礦汽船(北炭)の社長 萩原吉太郎三井合名出身であり、三井に経営参画させた)により、北炭の関連会社として北海道不動産株式会社を設立。吉太郎は北の迎賓館と称された札幌グランドホテルの開業に携わっており、本州へホテル・ゴルフ場・高速道路のサービスエリア売店・有料道路(熱海ビーチラインなど)といった多角的なリゾート事業へ参入した。また、札幌テレビ放送(STV)設立に吉太郎が関わった経緯で同社の大株主でもあり、近年までSTVの社長をはじめとする一部の取締役は旧三井観光の役員が就いていた。

1971年に三井観光開発へ社名変更後は、「三井アーバンホテルズ」の全国展開をはじめ、鴨川シーワールドやゴルフ場を保有していた八洲観光開発の買収で業容を拡大した。

なお、不動産業において先行していた三井不動産三井ガーデンホテルズとして全国展開)とは事業上の関係は作られず、銀座大阪市福岡市などの西日本地域ではそれぞれのホテルが重複して営業されており競合関係である(銀座に於いてはどちらも十五銀行の跡地に建物を構えている)。2009年に「メルキュールホテル札幌」、2010年に「三井ガーデンホテル札幌」が開業し、創業地である「札幌グランドホテル」を構える札幌市においても競合することになる。
ただし、2000年代前半の一時期だけ「ガーデンホテルズ」と「三井アーバンホテルズ」の共同インターネット予約サイト「Hoteland.com」が行われていた(2004年にサービス終了)。

経営再建[編集]

1970年代より親会社であった北炭の経営悪化により三井観光は同社へ資金支援を行っていたが、1995年の経営破綻により貸付金等が取立不能となった事で有利子負債が増加し、更に失われた10年の影響でゴルフ場事業を中心に累積赤字も増え続け、2001年に政商と呼ばれた創業者の吉太郎が98歳で死去したことにより経営の建て直しが大きく浮上した。
メインバンクである三井住友銀行(旧さくら銀行)に対し金融支援を要請し、2005年に200億円の債権放棄で合意となり、同年8月には既存株式の99%の無償減資と100対1の株式併合を行った上で、大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツが組成・出資した(実質的には投資ファンド)「株式会社ディー・エス・エムインベストメンツガンマ」に吸収合併。合併後同社は即ちに(2代目)三井観光開発株式会社へ社名変更した。
翌2006年には日本政策投資銀行と三井住友銀行によるシンジゲートローンから369億円の資金調達(エクティ・ファイナンス)を受けた。

2005年の再建に際しては、長年務めた萩原次郎(吉太郎の次男)が会長職を辞任し一線から退いた。出資会社である三井物産・三井住友銀行などの意向により、新社長は物産出身の吉村仁が49歳で就任し、新生の三井観光開発となった2007年からは、札幌パークホテル・鴨川シーワールド支配人などを歴任した生え抜きの須田貞則が就任している。

三井観光からグランビスタへ[編集]

2007年7月1日に現社名へ変更し、「三井観光」名称のゴルフクラブは名称変更された。2008年より「三井アーバンホテル」名称の宿泊施設は「ホテルコムズ(com's)」(鴨川シーワールドホテルは変更せず)へリブランドの上、リニューアルを実施している。
大和証券SMBCの支援を仰いでからは、同社運営ファンドに売却されたホテルの運営をコムズブランドにリノベーションして運営に携わる形態も行われており、投資ファンドのホテル事業運営会社としての役割も併せ持ちつつある。日本においては先例にローンスターによるソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ地産のチサンホテルなどを継承)がある。

三井グループ各社との関わりは薄くなりつつある。なお、三井広報委員会・二木会には属していない。

2011年12月、企業再生支援機構の事業再生支援を発表した[1]

食品表記問題[編集]

2013年11月6日、グランビスタ ホテル&リゾートは、須田貞則社長らが札幌グランドホテルで会見した上で、「札幌グランドホテル札幌パークホテル苫小牧ゴルフリゾート72、静岡レストラン福岡宮崎ホテルの計6施設において、判明している分のみでも最大7年間、51品について虚偽表示していた」との内容の発表を行った。

札幌グランドホテルでは25品を虚偽表示しており、弁当3品で牛脂注入肉を使用していたが、加工肉と明記せず、「牛肉ステーキ」などと表示し、米国産の冷凍ジュースは「フレッシュジュース」としていた。また、「あわびの醤油味煮込み」など3品で、アワビではなくセネガル産のアカニシ貝を使用し、「ふかひれ肉のスープ」など2品で、本物のふかひれに人工のフカヒレを加えて提供していた。札幌パークホテルの虚偽表示は14品となっており、明示せずに牛脂注入肉を使用していたほか、道産アサリとしながら中国産の冷凍アサリを使ったメニューや、野菜などの入荷がない日曜日などに「本日入荷」と謳ってサラダを提供していた。苫小牧ゴルフリゾート72では、山菜たぬきそば1品で、中国産山菜を北海道産と誤認し、表示していた。この他、静岡のレストランなど3施設で計11品に虚偽表示があった。 以上の問題に関して、同社幹部は「偽装と言われれば仕方がない」と陳謝を行った[2]

2013年11月20日、全国の支配人・本社幹部が会し、再発防止と信頼回復に向けて「知識」「手続き」「意識」の三つの領域における具体的方針について決定した。この取り組みは、2014年1月21日放送のテレビ東京ガイアの夜明け」で取り上げられた。

沿革[編集]

  • 1958年8月27日 - 北海道不動産株式会社(東京都千代田区)設立
  • 1962年10月 - 株式会社札幌グランドホテルを吸収合併
  • 1963年4月 - 北炭観光開発株式会社商号変更
  • 1971年11月 - 三井観光開発株式会社に商号変更
  • 1974年1月 - 三井アーバンホテル1号店(福山店)オープン
  • 1976年5月 - 熱海観光道路株式会社を吸収合併
  • 1978年2月 - 株式会社札幌パークホテルを吸収合併
  • 1986年8月 - 八洲観光開発株式会社を吸収合併
  • 1989年10月 - 鹿島国際観光株式会社を吸収合併
  • 2000年4月 - 株式会社日本ハイウエイサービスを吸収合併
  • 2005年8月 - 株式会社ディー・エス・エムインベストメンツガンマに吸収合併され、三井観光開発株式会社へ社名変更。
  • 2007年7月 - 「株式会社グランビスタ ホテル&リゾート」に商号変更
  • 2008年4月1日 - 三井アーバンホテル、アーバンホテルの名称を「ホテルコムズ」に変更

事業所・施設一覧[編集]

シティホテル[編集]

札幌グランドホテル ホテル大阪ベイタワー
札幌グランドホテル
ホテル大阪ベイタワー

リゾートホテル・リゾート[編集]

  • 鴨川シーワールド
  • 鴨川シーワールドホテル
  • 章月グランドホテル
  • 黒部観光ホテル
  • 白良荘グランドホテル

ゴルフリゾート[編集]

  • 苫小牧ゴルフリゾート72(旧 三井観光ゴルフリゾート72)
    • エミナゴルフクラブ(旧 三井観光苫小牧ゴルフクラブ)
    • アイリスゴルフクラブ

ハイウエイ&レストラン[編集]

ハイウエイレストラン
有料道路運営

グランビスタ アソシエイトホテルズ[編集]

  • ホテルゆもと登別
  • ホテル・ザ・ルーテル

過去に運営していた施設[編集]

  • 三井アーバンホテル秋田
ホテルコムズ仙台 ホテルコムズ仙台アネックス
ホテルコムズ仙台
ホテルコムズ仙台アネックス
  • ホテルコムズ仙台三井生命保険が不動産を保有。旧 三井アーバンホテル仙台)
    東日本大震災の影響による営業休止を経て、再開されることなく2012年8月29日に営業終了を発表[3]。損傷が激しかったため、解体され、2014年7月現在は更地となっている。
  • ホテルコムズ仙台アネックス(旧 ホテルセンチュリー仙台→三井アーバンホテル仙台アネックス)
    2012年7月14日で閉鎖[4]2013年10月18日より、地元企業が運営するホテルプレミアムグリーンヒルズ[5]として使用されている。
  • ホテルコムズ新千歳空港(旧 三井アーバンホテル新千歳空港)
    2012年3月31日で営業終了(2012年4月28日よりエアターミナルホテルとして営業中)
  • ホテルコムズ大田市場(旧 アーバンホテル大田市場)
    2011年6月14日で営業終了
  • ホテルコムズ名古屋(旧 名古屋金谷ホテル→三井アーバンホテル名古屋)
    2013年2月22日で運営受託契約終了(ホテルマイステイズ名古屋栄として営業中)
  • ホテルコムズ大阪(旧 三井アーバンホテル大阪)
    2013年3月31日で営業終了
  • ホテルコムズ大津(旧 大津シャンピアホテル→ザ・ビー大津)
    2012年5月で運営受託契約終了(ホテルテトラ大津.京都として営業中)
  • ホテルコムズ福岡(旧 三井アーバンホテル福岡)
    2013年11月30日で営業終了
  • 小樽グランドホテル
    三井観光開発時代に別会社へ譲渡した後、2009年2月15日で営業終了

脚注[編集]

  1. ^ “再生機構、「グランビスタ」の支援決定”. (2011年12月2日). http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20111202-OYT8T00026.htm 2011年12月2日閲覧。 
  2. ^ 北海道新聞』(2013年11月7日)「札幌の老舗ホテル、グランドとパークが「偽装」 アカニシ貝を「アワビ」/中国産アサリを「道産」 計39品最大7年間
  3. ^ 【ホテルコムズ仙台営業終了のお知らせ】 グランビスタ ホテル&リゾート 2012年8月29日
  4. ^ 【ホテルコムズ仙台アネックス 営業終了のお知らせ】 グランビスタ ホテル&リゾート
  5. ^ ホテルプレミアムグリーンヒルズ

外部リンク[編集]