タイ国際航空
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| 設立日 | 1960年 | |||
| ハブ空港 | スワンナプーム国際空港 | |||
| 焦点空港 | ドンムアン空港 プーケット国際空港 チェンマイ国際空港 |
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| マイレージサービス | Royal Orchid Plus | |||
| 会員ラウンジ | Royal Orchid Lounge | |||
| 同盟 | スターアライアンス | |||
| 保有機材数 | 92機(60機発注中) | |||
| 就航地 | 72都市(海外61都市 国内11都市) | |||
| 親会社 | タイ王国財務省 | |||
| 本拠地 | ||||
| 代表者 | Piyasvasti Amranand (会長) | |||
タイ国際航空( - こくさいこうくう、タイ語: บริษัท การบินไทย จำกัด、英語: Thai Airways International)はタイの航空会社である。
目次 |
[編集] 概要
タイ王国を代表する大企業の一つで、スワンナプーム国際空港をハブ空港とするタイ王国の「フラッグ・キャリア」である。またアジアのみならず世界でも有数の規模を持つ航空会社でもある。
コンデナスト・トラベラーなどの旅行専門誌や、各国のビジネス誌などによるサービスランキングでは上位の常連であり、スカイトラックス社の「ベスト・キャビン・スタッフ&ベスト・エアライン」賞を2006年に受賞している。また、機材の新しさと整備技術の高さから航空会社の安全度ランキングでは「A」をマークする。
南アメリカを除く全大陸に就航しているほか、タイ王国の国内線にそのネットワークを広げている。なお、世界最大の規模を持つ航空会社アライアンスのスター・アライアンスに、ルフトハンザ航空やスカンジナビア航空、ユナイテッド航空らとともに発足当初からのスターティング・メンバーとして加盟している。
2007年現在の株主構成は、タイ財務省54%、ワユパック・ファンド15.5%となっており、事実上の半官半民航空会社である。格安航空会社のノックエアの株式39%を所有する大株主で、同社の事実上の親会社でもある。
[編集] 歴史
設立は1959年(タイ仏暦2503年)国内航空会社「タイ航空(Thai Airways Company)」(70%)と「スカンジナビア航空(SAS)」(30%)の合弁事業として設立した。
1960年に国際線の運航を開始し、1971年にオーストラリアに、1972年にヨーロッパに、1980年には北アメリカへの運航を開始するなどそのネットワークを拡充した。1977年にタイ政府が全株式を取得したものの、その後もスカンジナビア航空と密接な関係を保っている。
1988年に国内航空会社「タイ航空(Thai Airways Company)」と合併。その後株式を一部公開し半官半民事業会社となる(株主のほとんどは王室か政府である)。
[編集] 沿革
- 1959年 設立
- 1960年 運航開始、東京(羽田)へ初就航。
- 1971年 オーストラリアへ就航。
- 1972年 ヨーロッパ(コペンハーゲン)へ就航。
- 1980年 北米路線開設。就航当時の路線はバンコク - 成田 - シアトル - ロサンゼルス。最終目的地をロサンゼルスからダラスへ変更。ダラスへ就航していた当時は、タイ国際航空しか飛んでおらず好調だった。ところが、1987年にアメリカン航空がボーイング747SPでダラスからノンストップかつ毎日運航で成田へ乗り入れを開始すると、客足が利便性が高いアメリカン航空へ流れるようになり、目的地をトロントに変更したが、バンコク~成田~シアトルはボーイング747-200、シアトル~トロントはエアバスA310と区間によって使用機材が異なり、シアトルで乗り換えしなければならないという不便が強いられることや、カナディアン航空がDC-10-30ERでトロントから成田へ直行便を飛ばしており、ここでも客足が伸びず、ソウル経由ロサンゼルス線と台北・シアトル経由ダラス線に変更するも、1993年に北米線の運航を一旦休止する。
- 1997年 エアカナダ、スカンジナビア航空、ルフトハンザ航空、ユナイテッド航空と共にスターアライアンスを立ち上げ。
- 2005年 5月1日ニューヨーク(JFK)直行便を開設。所要時間は17時間。使用機材はエアバスA340-500。
- 2005年 11月1日モスクワ(ドモジェドヴォ空港)へ就航。当時の使用機材はMD-11で、現在はボーイング777-200ER。
- 2005年 11月7日バンコク~関西空港~ロサンゼルス線を直行便に切り替え。使用機材はA340-500。なお、A340-500が検査等でA340-600が運航に入るときはロサンゼルス発のみ、関西空港やソウルに寄航し、給油する(テクニカルランディング)。
- 2006年 9月28日バンコク・スワンナプーム国際空港が開港、移転。
- 2006年 10月29日ヨハネスブルグへ就航。使用機材はA340-600。
- 2006年 10月30日ハイデラバードへ就航。使用機材はエアバスA300-600R。また、バンコク発成田空港行のTG640を昼行便から夜行便にシフト。使用機材は現行と同じボーイング777-300。
- 2007年 1月1日バンコク発関西空港行のTG672を昼行便から夜行便にシフト。使用機材は現行と同じボーイング777-200。
- 2007年 3月25日国内線の多くをドンムアン空港に再移転。チェンマイ、チェンライ、プーケット、クラビ便の一部はスワンナプーム空港を継続利用。
- 2007年 4月27日からバンコク~ロサンゼルス線が、5月1日からバンコク~ニューヨーク線がそれぞれ週5便から毎日運航に増便。使用機材は現行と同じA340-500。
- 2008年 7月1日燃料費高騰によるコスト高でバンコク~ニューヨーク線廃止。同様の理由でバンコク~ロサンゼルス線は週5便に減便。
- 2008年 7月17日東京~プーケット線再開(週2便・使用機材はボーイング777-200)。
- 2008年 10月28日バンコク~ロサンゼルス線のノンストップ便からバンコク~関西空港~ロサンゼルスの1ストップフライトに変更する予定だったが、白紙撤回になった。
- 2009年 6月15日バンコク~オスロ線を開設。使用機材はAirbusA340-500。
- 2010年 3月27日を最後にバンコク~マニラ~関西のマニラ~関西を、バンコク~香港~台北の香港~台北をそれぞれ廃止する。
- 2011年 11月17日、バンコク~ブリュッセル線を開設。
- 2012年 5月1日より、バンコク~ロサンゼルス線を直行便からソウル経由に変更。
[編集] 就航都市
現在はタイ各地やアセアン諸国を中心に、一部の国を除くアジア全域、ヨーロッパ、中東、アフリカ、オセアニアと北アメリカに就航。タイ国内路線の競争激化を受けて、一部の路線を子会社の格安航空会社であるノックエアに委譲した。
[編集] 日本への路線
日本へはバンコクから成田国際空港、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港[1]、福岡空港[2]に乗り入れている。なお、成田への路線についてはスターアライアンスのメンバーである全日空、エアカナダ(TG機材の成田夕方発とバンコク朝発のみ。)と、関空・福岡線については日本航空とのコードシェア運航を行っている。関空からの3便のうち1本は関空深夜発便で、国内線からの乗り継ぎ者も多い。 また2010年10月31日から、羽田空港に国際線の深夜・早朝発着枠設定により32年ぶりに再就航した。この路線にはエアバスA340-500が割り当てられているが、2011年12月1日よりボーイング777-300ERヘ機材変更される。
[編集] 運航機材
[編集] 現在の運航機材(2012年1月現在)
- ボーイング747-400:18機
- ボーイング777-300:6機
- ボーイング777-300ER:4機
- ボーイング777-200:8機
- ボーイング777-200ER:6機
- ボーイング737-400:5機 (うち3機はノックエアへリース)
- エアバスA340-500:4機
- エアバスA340-600:6機
- エアバスA330-300:22機
- エアバスA300-600R:13機
[編集] 過去の運航機材
- マクドネル・ダグラスMD-11
- マクドネル・ダグラスDC-10
- ダグラスDC-8
- ダグラスDC-6
- ボーイング747-200/-300
- ボーイング737-200
- エアバスA300B4
- エアバスA310-200
- シュド・カラベル
- ATR 72
なお、タイ国際航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)はD7で、航空機の形式名は747-4D7, 777-2D7, 777-2D7ER, 777-3D7 などとなる。
[編集] サービス
[編集] 機内サービス
専門誌やビジネス誌などによるサービスランキングでは上位の常連である。客室乗務員は女性乗務員はタイの民族衣装に身を包み、男性乗務員は、黒や灰色を基調としたスーツに身を包み、ワイ(タイの伝統的な合掌する挨拶)で乗客を迎える。着陸前には紫を基調とした洋服に着替える(ステイの場合のみ)。着陸間際に、蘭の花をプレゼントしている。女性優先であるが、数にあまりが有る場合、男性にも配るケースが有る。
機内食は鶏肉や豚肉をメインとしたタイ料理が主流であるが、便に合わせて各国の料理が提供される。ビジネスでも実施しているがエコノミークラスでは珍しく「事前の和食チョイスサービス」が実施されている。
エアバスA340-500・600とボーイング777-200ER、ボーイング777-300には全席にオンデマンド式のシートテレビが装備されている。エコノミー席にもパソコン電源が装備されている。
クラスはロイヤルファーストクラス、ロイヤルシルククラス(ビジネスクラス)、プレミアムエコノミークラス(A340-500、コペンハーゲン線、ストックホルム線のみ)、エコノミークラスに分かれている。
[編集] ラウンジ
主要空港を中心にロイヤル・オーキッド・ラウンジを設置。ハブ空港のスワンナプーム国際空港内のファーストクラスラウンジ「ロイヤル・オーキッドスパ・ラウンジ」は無料で本格的なスパ・トリートメントが味わえるほか、マンダリン・フットマッサージも受けられるなど最上のサービスを提供。これが認められ、2007年スカイトラックス社のファーストクラス・ラウンジ部門で1位を受賞した。同社は2007年のエアライン・オブ・ザイヤー部門で2位に輝いている。
[編集] 運賃
正規割引運賃(PEX)として、「TG前売り」がある。バンコクをはじめとするタイ各都市、東南アジアの一部都市、デリー、ドバイ、ヨーロッパ、オセアニアへの設定がある。
[編集] 共同運航パートナー
スターアライアンス加盟航空会社との共同運航も多いが、スターアライアンスに加盟していない航空会社との共同運航も多い。
[編集] スターアライアンス加盟航空会社
- アシアナ航空:ソウル - バンコク、ソウル - プーケット、ソウル - プサン
- エアカナダ:成田 - バンクーバー、成田 - トロント、香港 - バンクーバー、香港 - トロント、フランクフルト - モントリオール、ロンドン - トロント、チューリヒ - トロント
- オーストリア航空:バンコク - ウィーン、ウィーン - インスブルック
- スイスエアラインズ:バンコク - チューリヒ、バンコク - シンガポール
- スカンジナビア航空:バンコク - コペンハーゲン、コペンハーゲン - ストックホルム、コペンハーゲン - オスロ
- スパンエアー:マドリード - バルセロナ、マドリード - マラガ
- 全日空:成田 - バンコク、成田 - サンフランシスコ、成田 - ロサンゼルス、成田 - シカゴ、成田 - ニューヨーク、成田 - ワシントン、成田 - 札幌、羽田 - 関西
- TAPポルトガル航空
- 南アフリカ航空
- ニュージーランド航空:シドニー - オークランド、オークランド - クライストチャーチ、香港-オークランド
- bmi:ロンドン - マンチェスター、ロンドン - グラスゴー、ロンドン - エディンバラ
- ユナイテッド航空:成田 - サンフランシスコ、成田 - シカゴ、ロンドン - シカゴ、ロサンゼルス - ワシントン、ロサンゼルス - デンバー、ロサンゼルス - シアトル、ロサンゼルス - ニューヨーク
- ルフトハンザドイツ航空:バンコク - フランクフルト、バンコク - ミュンヘン、バンコク - クアラルンプール、フランクフルト - コペンハーゲン、フランクフルト - アムステルダム、フランクフルト - ミュンヘン、フランクフルト - デュッセルドルフ、フランクフルト - ニューヨーク、フランクフルト - ボストン、フランクフルト - ワシントン、フランクフルト - マイアミ、フランクフルト - アトランタ、フランクフルト - シカゴ、フランクフルト - ダラス、フランクフルト - ヒューストン等
[編集] スターアライアンス非加盟航空会社
- アエロスヴィート航空:バンコク - キエフ
- エア・インディア
- エアーマカオ:バンコク - マカオ
- マダガスカル航空:バンコク - アンタナナリボ
- エミレーツ航空:バンコク - ドバイ
- エルアル・イスラエル航空:バンコク - テルアビブ
- カタール航空:バンコク - ドーハ
- ガルフエア:バンコク - アブダビ、バンコク - 香港
- シベリア航空
- チャイナエアライン:バンコク - 高雄
- 中国東方航空:バンコク - 上海
- 日本航空:バンコク~関西、バンコク〜福岡
- マレーシア航空:バンコク - クアラルンプール
- ロイヤル・ヨルダン航空:バンコク - アンマン
[編集] グループ企業
- ノックエア(Nok Air)
主にタイ国内線に就航する格安航空会社。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 名古屋空港時代から続くJALとの共同運行路線で日本路線で初めてコードシェア便を開設した路線。当初はTHAの機材にJALとTHA双方の乗務員が担当しており、その後JALによる機材(ボーイング767-200等)でも運航されていたが、その後JALが2010年に会社更生法による経営再建によりコードシェアからは撤退した。
- ^ かつてはJALとのコードシェア便だったが、現在は撤退した。
[編集] 外部リンク
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