クアラルンプール国際空港

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クアラルンプール国際空港
KLIA MTB&Tower.jpg
IATA:KUL-ICAO:WMKK
概要
国・地域 マレーシアの旗 マレーシア
設置場所 セランゴール州セパン
空港種別 民間
運営者 マレーシア空港会社
標高 21.15 m・70 ft
位置 北緯2度44分36秒
東経101度41分53秒
座標: 北緯2度44分36秒 東経101度41分53秒
ウェブサイト
滑走路
方向 ILS 全長×全幅 (m) 表面
14R/32L YES 4,000×60 舗装
14L/32R YES 4,000×60 舗装
15/33 YES 4,000×60 舗装
リスト
空港の一覧

クアラルンプール国際空港(クアラルンプールこくさいくうこう、略称 : KLIA, マレー語 : Lapangan Terbang Antarabangsa Kuala Lumpur, 英語 : Kuala Lumpur International Airport)は、マレーシアセランゴール州セパン (Sepang) にある国際空港で、同国の空の玄関口である。

概要[編集]

クアラルンプール中心部から南へ約43kmに位置する。

  • 航空管制 : マレーシア民間航空局
  • 運用時間 (MST)  : 24時間
  • ILS : カテゴリー II

総敷地面積10,000ha、マスタープランでは2つのメインターミナルと4つのサテライト、滑走路5本で運用される計画である。2014年現在ではメインターミナル、サテライト、KLIA2(格安航空会社ターミナル)、および4,000m滑走路3本で運用されている。

マレーシア航空エアアジアグループのハブ空港になっている。F1マレーシア・グランプリが開催されるセパン・インターナショナル・サーキットが付近にある他、空港内及び空港周辺には乗り継ぎ客用のホテルが複数存在する。

沿革[編集]

メインターミナル全景

1998年6月30日に開港。「森の中の空港、空港の中の森」をコンセプトに、黒川紀章ターミナルビルを含む全体計画を設計し、メインターミナルを大成建設、サテライトを竹中工務店が施工した。実際に周辺はプランテーションされたアブラヤシの森に囲まれている。

なお、この空港の開港により従来の国際空港であったセランゴール州スバン (Subang) のスルタン・アブドゥル・アジズ・シャー空港(通称 : スバン空港)は、マレーシアの玄関口の役割を終えた。

ターミナル[編集]

メイン・ターミナル[編集]

メイン・ターミナル外観
メイン・ターミナル出発ホール

1998年、開港と同時に供用開始した。216か所のチェックインカウンターがあり、20か所の搭乗ゲートがあり、国際線と国内線が同じゲートを共用できるようになっている。主に国内線と短距離国際線が利用している。KLIAエクスプレスの駅がある。

サテライト[編集]

26か所の搭乗ゲートがある。利用客はメイン・ターミナルから、エアロトレインを利用して移動する。国際線の大型機、長距離線が利用している。商業施設のほか、トランジットホテル、航空会社ラウンジなどがある。同一規模のサテライトを建設する計画があり、用地は確保されている。

LCCターミナル (閉鎖)[編集]

2006年3月24日、LCCターミナル (Low Cost Carrier Terminal, 格安航空会社ターミナル) が供用開始された。既にエプロンが整備されていた貨物地区の空き区画に、当初から将来の貨物上屋への転用を想定した設計で建設されたもので、増改築を経て、30機分の駐機スポット(いずれも搭乗橋なし)を擁するに至った。KLIA2の開業により2014年5月9日をもって閉鎖された。

KLIA2[編集]

LCCターミナルの利用客が急増し、手狭となっていた2009年1月、エアアジアはサイム・ダービー社と共同でヌグリ・スンビラン州ラブに自社専用の空港「KLIA East @ Labu」を新規に建設する計画を明らかにした[1][2]。当初は運輸大臣も同意していたが、ナジブ首相の介入の結果、マレーシア政府は既存の空港用地内に新たに恒久的なLCCターミナルを2011年9月までに建設することを決定し、エアアジア側の提案は却下された。

新LCCターミナルKLIA2 は、2010年9月の着工時点では2012年の供用開始が予定されていた[3]が、設計変更、工事の遅れなどにより2014年5月2日にようやく供用が開始された[4]。エアアジアは、新施設の安全性への懸念から当面はターミナル移転を見合わせる意向であったが[5]、同年4月15日に「KLIA2」への移転に合意し、5月9日までに移転した[6]KLIAエクスプレスの駅やバス・タクシー乗り場、車寄せは、ターミナルと接続している商業施設gateway@klia2内にある。

就航航空会社と就航都市[編集]

国内線[編集]

メインターミナル[編集]
航空会社 就航地
マレーシアの旗 マレーシア航空 アロースター英語版ビントゥルジョホール・バルコタバル英語版コタキナバルクアンタン英語版クアラトレンガヌ英語版クチンラブアンランカウイペナンミリサンダカンタワウ
KLIA2[編集]
航空会社 就航地
マレーシアの旗 エアアジア アロースター、ビントゥル、ジョホールバル、コタバル、コタキナバル、クアラトレンガヌ、クチン、ラブアン、ランカウイ、ミリ、ペナン、サンダカン、シブ、タワウ
マレーシアの旗 マリンド・エア コタキナバル、クチン、ランカウイ、ペナン [7]、シブ、ミリ、タワウ [8]

国際線[編集]

メインターミナル[編集]
航空会社 就航地
マレーシアの旗 マレーシア航空
東アジア 東京/成田大阪/関西ソウル/仁川北京/首都上海/浦東広州廈門昆明香港台北/桃園
東南アジア南アジア マニラバンコクプーケットチェンナイハノイホーチミンシンガポールジャカルタデンパサールプノンペンシェムリアップヤンゴンバンダルスリブガワンデリームンバイコロンボバンガロールダッカハイデラバードコーチ [9]バンドンマレメダン
中東アフリカ ドバイ [10]イスタンブールリヤドジェッダ
オセアニア シドニーメルボルンパースブリスベンアデレードダーウィン(2013年11月1日から就航開始予定[11])、オークランド
ヨーロッパ パリ/シャルル・ド・ドゴールロンドン/ヒースローフランクフルトアムステルダム
日本の旗 日本航空 東京/成田
インドネシアの旗 ガルーダ・インドネシア航空 ジャカルタ
インドネシアの旗 メルパチ・ヌサンタラ航空 スラバヤ、マタラム
シンガポールの旗 シンガポール航空 シンガポール
シンガポールの旗 シルクエアー シンガポール
シンガポールの旗 ジェットスター・アジア航空 シンガポール
バングラデシュの旗 ビーマン・バングラデシュ航空 ダッカ
バングラデシュの旗 GMG航空 ダッカ
バングラデシュの旗 ユナイテッド・エアウェイズ ダッカ
インドの旗 ジェットエアウェイズ チェンナイ
インドの旗 エア・インディア・エクスプレス チェンナイ、ティルッチラーッパッリ英語版
台湾の旗 エバー航空 台北/桃園
台湾の旗 チャイナエアライン 台北/桃園、高雄
アラブ首長国連邦の旗 エミレーツ航空 ドバイ、メルボルン
アラブ首長国連邦の旗 エティハド航空 アブダビ
イランの旗 イラン航空 テヘランマシュハド
イランの旗 マーハーン航空 シーラーズ
韓国の旗 大韓航空 ソウル/仁川
中華人民共和国の旗 中国国際航空 北京/首都
中華人民共和国の旗 中国南方航空 広州、福州
中華人民共和国の旗 中国東方航空 上海/浦東、昆明、南寧鄭州
中華人民共和国の旗 厦門航空 厦門、福州
タイ王国の旗 タイ国際航空 バンコク
タイ王国の旗 タイ・スマイル プーケット
フィリピンの旗 フィリピン航空 マニラ[12]
フィリピンの旗 PAL エクスプレス マニラ
香港の旗 キャセイパシフィック航空 香港
スリランカの旗 スリランカ航空 コロンボ、シンガポール
ネパールの旗 ネパール航空 カトマンズ
ブルネイの旗 ロイヤルブルネイ航空 バンダルスリブガワン
ミャンマーの旗 ミャンマー航空 ヤンゴン
ベトナムの旗 ベトナム航空 ハノイ、ホーチミン
朝鮮民主主義人民共和国の旗 高麗航空 平壌
カザフスタンの旗 エア・アスタナ アルマトイ
ウズベキスタンの旗 ウズベキスタン航空 タシュケント
パキスタンの旗 パキスタン国際航空 カラチラホールペシャーワル
オマーンの旗 オマーン・エア マスカット
トルコの旗 ターキッシュ・エアラインズ イスタンブール[13]
カタールの旗 カタール航空 ドーハ、プーケット
バーレーンの旗 ガルフ・エア バーレーン
クウェートの旗 クウェート航空 クウェート、ジャカルタ
イエメンの旗 イエメニア サナア、ドバイ、ジャカルタ
サウジアラビアの旗 サウディア リヤド、ジェッダ、マディーナ英語版
ヨルダンの旗 ロイヤル・ヨルダン航空 アンマン、バンコク
ジンバブエの旗 エア・ジンバブエ ハラレ、北京/首都
モーリシャスの旗 モーリシャス航空 ポートルイス 
エジプトの旗 エジプト航空 カイロ、バンコク
フランスの旗 エールフランス パリ/ドゴール[14]
オランダの旗 KLMオランダ航空 アムステルダム、ジャカルタ
ドイツの旗 ルフトハンザドイツ航空 フランクフルト、ジャカルタ
ロシアの旗 トランスアエロ航空 モスクワ/ドモジェドヴォ
KLIA2[編集]
航空会社 就航地
マレーシアの旗 エアアジア 杭州深圳桂林、香港、マカオクラーク、バンダルスリブガワン、バンコク/ドンムアン、プーケット、チェンマイ、ハノイ、ホーチミン、プノンペン、ビエンチャン、シェムリアップ、ジャカルタ、デンパサール、ジョグジャカルタ、バンダルスリブガワン、ハートヤイ、バンガロール、チェンマイ、クラビー、チェンナイ、バリクパパンバンダ・アチェ英語版スラカルタマカッサルプカンバル英語版、バンドン、コーチ、コルカタ、メダン、パダンパレンバン英語版、スラバヤ、ヤンゴン、ティルッチラーッパッリ
マレーシアの旗 エアアジア X 東京/成田(2014年11月21日から就航開始予定)、東京/羽田、大阪/関西、名古屋/中部 [15][16]、ソウル/仁川、釜山 [17][18]、北京/首都、天津、上海/浦東、杭州、広州、成都、武漢、台北/桃園、カトマンズ、コロンボ(2013年9月28日から就航開始予定[19])、マレ(2013年9月28日から就航開始予定)、ジェッダ、メルボルン、パース、ゴールドコーストアデレード(2013年10月30日から就航開始予定[20]
マレーシアの旗 マリンド・エア バンコク/ドンムアンダッカ [21]バタムデンパサールジャカルタアフマダーバードコーチンデリームンバイ
タイ王国の旗 タイ・エアアジア バンコク/ドンムアン
インドネシアの旗 インドネシア・エアアジア ジャカルタ、デンパサール、バンドン、メダン、スラバヤ
インドネシアの旗 ライオン・エア ジャカルタ、バンドン [22]
フィリピンの旗 エアアジア・ゼスト マニラ[23]
フィリピンの旗 セブパシフィック航空 マニラ、セブ
シンガポールの旗 タイガーエア シンガポール

就航地一覧[編集]

マレーシアの旗 マレーシア国内
東アジア
東南アジア
中央アジア
南アジア
西アジア・中東
ヨーロッパ
太平洋・オセアニア
アフリカ
過去に就航していた都市

市内へのアクセス[編集]

鉄道[編集]

空港連絡鉄道KLIAエクスプレスKLIAトランジットが、各ターミナルビルからKLセントラル駅までの間をノンストップで最短28分間で結んでいる。

バス[編集]

タクシー[編集]

セダン型のタクシーだけではなく、ベンツを使ったラグジュアリータイプ、ワゴンミニバンのタクシーも用意されている。出口付近にある Taxi Fare Coupon 発券所でクーポン券(行先のゾーンにより決められた定額運賃券)を発券してもらうと安心である。セダン型のタクシーでクアラルンプール市内まで、RM100程度(人数・荷物数でも多少変わる)、その他のタイプはRM200程度から。

ギャラリー[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 格安航空エア・アジア、自社専用空港建設へ 日経新聞
  2. ^ KLIA-East エアアジア公式サイト
  3. ^ 新格安航空ターミナル起工、完成は2012年4月 マレーシアナビ!
  4. ^ “新・格安航空ターミナル、2日にオープン”. マレーシア ナビ!. (2014年5月4日). http://www.malaysia-navi.jp/news/?mode=d&i=3173 2014年5月6日閲覧。 
  5. ^ エアアジア、ターミナル移転見合わせ 日本経済新聞 2014年4月4日
  6. ^ KLIA2 - AirAsia
  7. ^ マリンド・エア、クアラルンプール発着でランカウィ、ペナン線に就航 FlyTeam 2013年9月28日付
  8. ^ マレーシアLCCのマリンド・エア、ボルネオ島行き3路線を開設へ
  9. ^ マレーシア航空、クアラルンプール/コーチ線に就航 FlyTeam 2013年9月4日付
  10. ^ マレーシア航空、8月からクアラルンプール/ドバイ線の運航を再開
  11. ^ マレーシア航空、11月からクアラルンプール/ダーウィン線に就航
  12. ^ フィリピン航空、マニラ/クアラルンプール線を再開
  13. ^ トルコ航空、イスタンブール/クアラルンプール線に新規就航へ
  14. ^ エールフランス、パリ/クアラルンプール線に就航
  15. ^ エアアジア・エックス、2014年3月から名古屋/クアラルンプール線に就航 FlyTeam 2013年11月18日付
  16. ^ エアアジアX、日本路線拡充へ 5年内に3都市で開設 日本経済新聞 2013年8月23日付
  17. ^ エアアジア・エックス、7月からクアラルンプール/釜山線に就航
  18. ^ エアアジアX、KL〜韓国・釜山線を就航[運輸] NNA.ASIA 2013年7月17日
  19. ^ エアアジア・エックス、クアラルンプール/コロンボ/マレ線に就航へ FlyTeam 2013年9月21日付
  20. ^ エアアジア・エックス、10月末からクアラルンプール/アデレード線に就航 FlyTeam 2013年8月1日付
  21. ^ マレーシアLCCのマリンド・エア、クアラルンプール/ダッカ線に就航 FlyTeam 2013年9月7日
  22. ^ ライオン・エア、バンドン/クアラルンプール線に就航 FlyTeam 2013年9月1日付
  23. ^ フィリピンLCCのゼスト・エアウェイズ、マニラ発着の3路線を就航

関連項目[編集]

外部リンク[編集]