ライオン・エア

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ライオン・エア
Lion Air
IATA
JT
ICAO
LNI
コールサイン
Lion Inter
設立日 1999年
ハブ空港 スカルノハッタ国際空港
マイレージサービス Lion Passport
会員ラウンジ Lion King Lounge and Simba Lounge
保有機材数 92機(178機発注中)
就航地 39都市
本拠地 インドネシア ジャカルタ
代表者 Rusdi Kirana (CEO)
外部リンク http://www.lionair.co.id/
ライオン・エアのボーイング737-900型機

ライオン・エア(Lion Air)は、インドネシアのジャカルタを本拠地とする格安航空会社である。 同社は、近年成長著しいインドネシアの航空市場に支えられめざましい急成長を遂げ、国内線のシェアはトップである。

概要[編集]

インドネシア国内線、30都市に就航している。このほか、シンガポールクアラルンプールペナンホーチミン(シンガポール経由)にも国際線を就航している。

2007年7月6日から他の全てのインドネシアの航空会社とともに「安全性に問題がある」として欧州委員会によりEU域内への乗り入れ禁止の措置が決定。

2007年11月、タイ、マレーシア、ベトナム、バングラデシュの格安航空会社を買収する計画を明らかにした。[1]

2008年6月6日よりバリ-シンガポール間ディリー就航を開始、機材はボーイング737-900ER型

2012年以降、デンパサールを拠点として、福岡[2]広州線、メルボルン線に就航する計画で、福岡線に使用される機材はB737-900ERに燃料タンクを増設改修を施工した8機を充てる具体的な計画があったが[3]、前述のEU域内への乗り入れ禁止措置の継続もあり時期は未だ未定となっている。

2013年にマレーシアに出資したマリンド・エアウェイズを設立し、同社は3月22日に就航し、ライオン・エアからボーイング737-900ERをリース導入し運航している[4]。また、同年中にインドネシアにフルサービスする子会社バティック・エア英語版を設立、運航を開始しており、2012年に同社用にボーイング787-8型機を5機発注中で計画では10機まで運用し、同型機を使用して国際線を運航する計画であったが[5]、2014年1月になってボーイング787の発注は取消され、同機を使用した長距離国際線就航計画を見直している模様[6]

また、2013年にタイに「タイ・ライオン・エア」を設立、同年12月にバンコクドンムアン空港拠点に就航した[7]

2014年1月8日、航空会社を評価するサイト AirlineRatings.com において、全世界の航空会社を比較調査した結果、安全性においてメルパチ・ヌサンタラ航空と同じ2つ星の低い評価を受け、448会社中ワースト10にランキングされた[8]

就航先[編集]

2014年1月現在

保有機材[編集]

ライオンエアの機材は以下の航空機で構成される(2013年現在)[9]

ライオンエアグループはボーイング737-900ER型機の製造開始初号機から200機を超える大型発注をしていて、ボーイング社における同型機の大口顧客となっている。 同型機は2011年4月21日に43機目を受領した-900ER(機体番号:PK-LHQ)以降はスカイインテリアを採用。 -900ER型機の初期生産されたPK-LFF、LFGの2機は胴体塗装がボーイング社がテスト飛行などで使用したボーイング社のデモンストレーション塗装のまま運用されている。

ライオンエアグループに対するボーイング737NGシリーズの引き渡し50機目(PK-LHY)、60機目(PK-LJO)、70機目(PK-LJZ)、80機目(PK-LKP)、90機目(PK-LKV)、100機目(PK-LOF)も(80機目と90機目は-800型、以外は-900ER型)それぞれは尾翼や胴体などにボーイング社によってメモリアル塗装などを塗装された特別塗装機となっている[10][11]

ライオンエアの平均的な機材年齢は2008年4月現在で13.1年である。 また同社が発注したボーイング社製旅客機の顧客番号(カスタマーコード)はGPで、737-9GPERなどと表記される。

発注中の機材:

  • ボーイング737-900ER型機 178機
  • ボーイング737MAX 201機[12]
  • A320 60機
  • A320neo 109機
  • A321neo 65機[13]

出来事と事故[編集]

ボーイング737-900ERの新機材を導入しているが、数多くのインシデントが発生している。

  • 2004年11月30日 ソロで583便(MD-82)が暴風雨の中着陸に失敗してオーバーラン、乗員乗客163人中乗員1人乗客24人死亡。
  • 2009年2月23日 リアウ諸島州バタム島で車輪が出ず、胴体着陸したが負傷者なし。
  • 2013年8月6日 892便(ボーイング737-800、PK-LKH)がゴロンタロの空港に着陸した際、滑走路から外れて、をはねた。負傷者はなし。
  • 2013年4月13日 インドネシアのバンドンからデンパサールに向かっていた904便(B737-800(登録番号:PK-LKS/製造番号:38728/ラインナンバー:4350))がデンパサール国際空港の09番滑走路手前の海に転落し大破。乗員7名・乗客101名の計108名のうち40人以上が怪我をした[14]。当該機は同年2月に初飛行し、受領したばかりの新造機であった。
  • 2013年9月30日 775便(ボーイング737-900ER PK-LFM)がマナドの空港において駐機中、補助動力装置の故障により空調が動作せず、障により機内が高温となり、乗客が非常口を開けてしまうトラブルが起きた。

関連会社[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]