ブリスベン

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ブリスベン
ブリスベン都心部とストーリー・ブリッジ
位置
ブリスベンオーストラリア大陸東部に位置するの位置図
ブリスベン
オーストラリア大陸東部に位置する
行政
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地理
面積  
  市域 4,673.2 km²  (1,804.3 mi²
    陸上
    水面   {{{水面面積(平方キロ)}}} km²
      水面面積比率
  市街地
  都市圏
標高
人口動態
人口 (2006年現在)
  市域 1,820,400人
    人口密度   353.8人/km²
  市街地
    市街地人口密度
  都市圏
    都市圏人口密度
備考
その他
等時帯 AEST (UTC+10
  夏時間
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市外局番 {{{市外局番}}}
ナンバープレート {{{ナンバープレート}}}
ISO 3166-2 {{{ISOコード}}}
公式ウェブサイト: http://www.brisbane.qld.gov.au/

ブリスベンBrisbane)はオーストラリア連邦クイーンズランド州南東部に位置する州都

シドニーメルボルンに次ぐオーストラリア第三の都市である。現地での発音ではブリベインに近いが(SAMPA: /"brIzbeIn, -b@n/)、ここでは日本外務省の表記にならった。


目次

[編集] 歴史

主要記事:History of Brisbane

現在ブリスベンとして知られている地域はヨーロッパ人が来るまでトレス海峡から移ってきた原住民であるアボリジニーのターバル(Turrbal)と呼ばれる部族の人々が暮らしていた。彼らはこの地を "Mian-jin" (棘のような形をした土地) と呼んでいた。

1823年、ジョン・オクスレイ率いる探検隊がモートン湾ブリスベン川周辺の航海を行った。ブリスベン川では現在の市中心部から約20km上流にある現在のグーナ地区(Goodna)にまで川を溯っている。

1824年ニューサウスウェールズ植民地政府は現在のレッドクリフ地区(RedCliff)のモートン湾に面する海岸に流刑植民地を設立。しかしながらこの流刑地は一年で放棄され、安定した水の供給を求めて南に位置するブリスベン川の半島(現在の市中心部)に流刑地を移動した。

1838年、一般のヨーロッパ人の入植が始まる。

19世紀後半のブリスベン市内
19世紀後半のブリスベン市内

1840年、ロバート・ディクソンがブリスベン町の第一次開発プランを開始する。

1859年6月、クイーンズランド州はNSW州より分割した植民地であると宣言しブリスベンを州都に決める。しかしながら正式に市として承認されるのは1902年であった。

1925年には20以上の地方自治体行政区合併し大ブリスベン市を形成し、ブリスベン市役所が合併した地区の行政を行う。

第二次世界大戦中にはブリスベンにはアメリカ軍が駐屯し連合国軍の太平洋南西部での活動の中心的な役割を担い、AMPビルディング(現在のマッカーサープラザ)には連合国太平洋司令官 ダグラス・マッカーサー により連合国軍太平洋司令部が置かれた。当時およそ100万人のアメリカ軍部隊がオーストラリアに駐屯し、太平洋南西部での行動の拠点となった。

クイーンズランド大学セントルシアキャンパスも最後の3年間は兵舎になり、サウスブリスベンのセント・ローレンスカレッジも町の見晴らしが良いことで兵舎になった。その間Greenslopesで授業があった。ニューステッド・ハウスも戦時中にアメリカ軍によって使用されていた。1942年にオーストラリア兵とアメリカ兵が市内で争ったブリスベン騒乱事件が発生している。

1974年には市内を流れるブリスベン川が氾濫を起こし川に隣接する地区は甚大な被害を受けた。ブリスベン川は1864年1893年1897年にも氾濫を起こしており、74年の氾濫後、市は対策を施しそれ以来現在まで氾濫は起きていない。

1982年にはコモンウェルス・ゲームズ(イギリス連邦競技大会)が、1988年には万博(World Fair'88)が開催され成功を収めた。

現在国内外から移民を受け入れ、オーストラリアで最も人口増加率の高い都市の一つであり急速に発展している。

[編集] 歴史上の著名なブリスベン出身者

[編集] 地理及び気象

ブリスベンの一年間の平均気温と平均降水量のグラフ
ブリスベンの一年間の平均気温と平均降水量のグラフ

クイーンズランド州の南東部に位置する。

平均的気象:

  • 平均的な1月の最高気温 — 29°C (85°F)
  • 平均的な1月の最低気温 — 21°C (69°F)
  • 平均的な7月の最高気温 — 20°C (69°F)
  • 平均的な7月の最低気温 — 10°C (49°F)
  • 平均的な年間雨量 — 1146 mm
  • 平均的な雨量が多い月 — 1月、160 mm
  • 平均的な雨量の少ない月 — 8月、46 mm

歴史的な最高/最低:

  • 1番暑かった最高気温 — 43.2°C (109.8°F)、 1940年1月26日
  • 1番寒かった最低気温 — 2.3°C (36.1°F)、1894年7月12日及び1896年7月2日
  • 1番雨量が多い月 — 1026 mm、1893年2月
  • 1番雨量が多い日 — 465 mm、1887年1月21日
  • 最大瞬間風速 — 145 km/h (90 m/h)

[編集] 人口統計

  • 人口:950,010人 (2005年6月)
  • 広域都市圏(6つの隣接自治体 (LGA)を含む)人口:1,829,400人(2006年); 1999年 - 2004年、11.5%増加

ブリスベン市議会 はオーストラリア内で最も人口の多い地域自治体であり地理的観点から見ると世界の中でも最大の都市の1つである。

[編集] 経済

都心部の夜景。州都ブリスベンはクイーンズランド州経済の中心地でもある。
都心部の夜景。州都ブリスベンはクイーンズランド州経済の中心地でもある。

ブリスベンの経済は主に第二次、第三次産業の発展が顕著に見られる。第二次産業では精油船内荷役製紙金属加工術クイーンズランド鉄道の鉄道工場などで、これらはブリスベン川の下流域や新しく建設された都市周辺部の工業地帯に建設される傾向がある。

第三次産業では、一般的に市中心部のCBD(Central Business District=中心商業地区)に建設された高層商業ビルや、近年作られた近接郊外の商業団地でIT金融サービス、高等教育公共機関などが発展している。

観光業はブリスベンへの観光だけではなく、クイーンズランド州の玄関口としても機能しブリスベンの重要な産業である。

伝統的にブリスベンは、シドニーメルボルンに本拠地を構える大企業の支社・支店が集中する支店経済都市のような性質を持っている。多様化を図るために1990年代後半から2000年代前半に州政府は、”スマートステイト”キャンペーンを展開しクイーンズランド(特にブリスベン)にあるの幾つかの生命工学バイオテクノロジー)とブリスベンの大学のリサーチ施設に投資した。


[編集] 文化及びスポーツ

[編集] 観光

ブリスベン中心部の地図
ブリスベン中心部の地図

ブリスベンCBD(中心部、ダウンタウン、シティー)の主要な通りは、ハノーバー朝の主要人物の名前が付けられている。女性の名前がついた通り (Adelaide, Alice, Ann, Charlotte, Elizabeth, Margaret と Mary) はクイーンストリートと平行に、男性の名前の通り(Albert, Edward, George, と William) は直角に走っている。

シティーの旅行者にポピュラーなのは、最近改修したローマストリート公園、(植民地時代の植物園である)ブリスベンシティー植物園だ。

同様に1988年世界万博のサイトにある、サウスバンク公園 en:South Bank Parklands, Brisbaneも人気がある。サウスバンクは何千という人を魅了する花火が見れることで有名である。旅行者も市民も同様に、美しいブーゲンビリアの並ぶリバーサイドウオークウェイを季節を問わず歩き、音楽やアートフェスティバルに集う。

主要なショッピングエリアもCBD(シティー)にあるクイーンストリートモール (en:Queen Street Mall, Brisbane)や、フォーティテュードバレーにある。ブリスベンは又、カンガルーポイントではロッククライミング、川沿いの自転車道、静かな林を持つマウント・クーサはシティーを見渡せる展望台、現代の植物園、セント・トーマス・ブリスベン・プラネタリウムがある。

ローンパインコアラサンクチュアリもブリスベンの観光者アトラクションで人気がある。世界で一番大きくて、古いコアラの保護区である。

キャッスルメイン・パーキンスXXXXビール のミルトンの醸造所は月曜日から金曜日、ツアーが出来る。

[編集] 歴史的建造物

ストーリーブリッジ
ストーリーブリッジ

ブリスベンには多くの歴史的、近代的建造物が建築されている。

ストーリーブリッジ
フォーティテュード・バレーカンガルーポイントを結ぶカンティレバーブリッジ. シドニーハーバーブリッジのように、大恐慌のときに公共事業で建設された。夜はライトアップされ、毎年行われるブリスベンリバーフェスティバルの会場の一つでもある。ブリッジ・クライムが観光アトラクションの主要なものになってきている。
ブリスベンシティーホール
印象深い時計塔のあるシティーホールは1971年にシドニーのオペラハウスができるまで、オーストラリアで一番高い費用がかかった建物だった。今でも市役所の本部が置かれ、ブリスベンの歴史博物館や美術館などがあり、昼間は時計台を一般に開放している。(エレベーターは手動)
クイーンズランド議事堂
ジョージストリート、ブリスベンのクイーンズランド州立議会の地区にある。植民地時代の1880年代に建てられた。
旧行政府
1820年代後半から1830年代前半にかかって建設された。最初のクイーンズランド総督サー・ジョージ・ファーガソンの住居で、今はクイーンズランド工科大学の敷地内にある。
ザ・マンションズ
植民地時代の1889年に建てられた。クイーンズランド最初の女性医師の家で、クイーンズランド議事堂と同じ年代の古さであり、近くに建っている。
ウィンドミル
1820年代、小麦を挽くために受刑者によって建てられた
総郵便局ビルディング
1800年代建設
コンラッドトレジャリーカジノ旧財務省ビル
ジョージストリート行政地区のトップの砂岩の建物
ステートロービル
そのポストモダンなデザインでゴッサムタワー、あるいは特徴的なトップのためにバットマンビルディングと地域の人々に呼ばれる。コンラッド&ガーゲットの地元の建築家のデザインによって改修された。
法廷総合地区
ステートロービルの近くで、クイーンズランド最高裁判所とクイーンズランド地方裁判所がある。
ニューステッドハウス
ブリスベンリバーのブレックファストクリークバンクに、クイーンズランド最初の総督のために建てられたニューステッドハウスは、優雅な私邸として、軍のキャプテン、奴隷貿易者、オペラ歌手、新聞富豪が住んだ。現在は公開されている。
ブリスベンエキシビジョン地区
RNA (Royal National Agricultural and Industrial Association of Queensland)の運営で、毎年60万人以上が訪れる”エッカ” Royal Queensland Showが催される。
AMPプレイス
ブリスベンの最初の‘本当の’高層ビル、130mで1978年に建てられた。
リパリアンプラザ
屋上まで 200m のブリスベンの現在一番高い建物で、250m の尖塔を内包する。53階建ての複合用途のビルは、ハリー・セイドラーのデザインで2005年に完成した。
セントラルプラザI&2
1988年に建設され日本人建築家黒川紀章による設計。
リバーサイドセンター
1986年 ハリー・セイドラーによるデザイン。
ザ・スカイニードル
1988年 世界万博のために建設され、88mの高さでスペシャルイベントの間には光が空に向かって放射され、60km以上遠くからでも視認できる。

[編集] 博物館・美術館

[編集] メディア

7つのテレビジョン放送局サービス:

[編集] スポーツ

ブリスベンのローカルスポーツチームは:

[編集] 社会基盤

[編集] 教育機関

[編集] 単科及び総合大学

クイーンズランド大学は州で最も長い歴史を持つ大学である。写真はセントルシアキャンパス
クイーンズランド大学は州で最も長い歴史を持つ大学である。写真はセントルシアキャンパス


多くの高等教育施設がブリスベン、または隣接地域内にキャンパスを置いている:

参照:オーストラリアの大学一覧

[編集] TAFE(テイフ)

[編集] 交通

参照:ブリスベンの交通

公共交通のサービスは、州政府機関のトランスリンクによって運営されている。

ブリスベンには鉄道、バス、フェリー、航空機等の公共交通システムが広範囲に存在している。市中心部での運行頻度は高いが、郊外の多くの地域では運行頻度が低く貧弱な部分は否めない。このため多くの人が日常の交通手段として自動車を使用しており通勤、通学時間帯は市内の主要幹線道路は渋滞することが多い。

近年の著しい人口増加も渋滞に一層拍車をかけており、市は渋滞緩和策としてバス専用道路(バスウェイ)を開通させるなどバスが渋滞に巻き込まれることを少なくし、かつバスの利便性を向上させ利用者を増やすことで渋滞を緩和しようと努めている。


[編集] 鉄道

ローマ・ストリート駅にあるトランジット・センター。州外へ向かう長距離列車や長距離バスの発着所である。
ローマ・ストリート駅にあるトランジット・センター。州外へ向かう長距離列車や長距離バスの発着所である。

クイーンズランド鉄道の機関であるシティートレインは、市内9路線を運行している。

西部地区:

  • イプスウィッチ・ローズウッド線
  • ファーニ-グローブ線

北部地区:

南部地区:

その他:

  • 空港線

[編集] バス

写真はバスウェイのブランダ バス停留所。バス専用道路の開通でバスが渋滞に巻き込まれることは少なくなった。
写真はバスウェイのブランダ バス停留所。バス専用道路の開通でバスが渋滞に巻き込まれることは少なくなった。

ブリスベンでは市営のバスや、市郊外の都市のバス会社がバスを運行している。市営バス以外は州政府と契約している民間会社が運営している。

近年、バスウェイ(Busway)と呼ばれるバス専用道路(サウスイーストバスウェイとインナーノーザンバスウェイ)が開通した。更に今後、クイーンズランド大学付近に建設されているグリーンブリッジを使用するバス路線や、ローガン市西部にあるブローンズプレーンズやブリスベン南部のアルジェスターとを結ぶ鉄道路線が計画されている。

[編集] フェリー

ブリスベンリバーにはクイーンズランド大学と東部郊外バルモラルとを結ぶシティーキャット(フェリー・サービス)が運行している。

[編集]


他にローカルな空港がカブーチャとレッドクリフに存在する。

[編集] ブリスベンに関わる記事

[編集] ブリスベンの近郊

[編集] 姉妹都市

ブリスベンの姉妹都市の公式な一覧:Sister Cities - Brisbane City Council(英語版)

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ