武漢市
| 中華人民共和国 湖北省 武漢市 | |
|---|---|
| 長江沿いの風景、黄鶴楼、江漢関、武漢長江大橋 | |
| 簡称:漢 | |
| 別称:江城
|
|
| 湖北省中の武漢市の位置 | |
| 中心座標 北緯30度34分21秒 東経114度16分45秒 / 北緯30.5725度 東経114.27917度 | |
| 簡体字 | 武汉 |
| 繁体字 | 武漢 |
| 拼音 | |
| カタカナ転記 | ウーハン |
| 国家 | 中華人民共和国 |
| 省 | 湖北 |
| 行政級別 | 副省級市 |
| 成立 | 1926年10月 |
| 市委書記 | 楊松 |
| 市長 | 阮成発 |
| 面積 | |
| - 総面積 | 8,494.41 km² |
| - 市区 | 1,557 km² |
| 人口 | |
| - 総人口(2009) | 910 万人 |
| 経済 | |
| - GDP(2009) | 4,500 億元 |
| - 一人あたりGDP | 49,450元 |
| 電話番号 | 27 |
| 郵便番号 | 430000 |
| ナンバープレート | 鄂A 鄂O(公安関連) |
| 行政区画代碼 | 420100 |
| 市樹 | 水杉 |
| 市花 | 梅 |
| 公式ウェブサイト: http://www.wuhan.gov.cn/ | |
武漢市(ぶかんし、中国語:武汉市、英語:Wuhan)は、中華人民共和国の中部、湖北省の東部に位置する市で、同省の省都である。副省級市に指定されている。
目次 |
[編集] 概要
華中地域全域の中心都市であり、経済的重要性から大幅な自主権をもつ副省級市に指定されている。長江をはさんで、武昌、漢陽、漢口の三鎮が並立し、江城の異称がある。
[編集] 歴史
[編集] 古代
黄陂区の盤龍城遺跡には3500年前の殷(商)代・方国都邑が保存され、長江流域で発見された唯一の殷代都市遺跡として知られる。秦代には南郡に属し、漢代に江夏郡となった。晋代に武昌郡と改められ、江夏県に治所が置かれた。今の武昌である。当時は江北に漢陽があり、長江を挟んで向かい同士の二つの街は双城と称された。明代になって武昌と漢陽をあわせて武漢の名が始まり、また商業都市として夏口鎮が発達した。夏口は後に漢口と改称された。
[編集] 近代
漢口は1858年の天津条約で開港され、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、日本が相次いで租界を設置した。清末1853年から1856年にかけて太平天国との攻防が続き、1911年に武昌起義によって辛亥革命が勃発した。
1926年10月、国民革命軍が武漢を攻略し、漢口市政委員会、武昌市政庁及び漢陽市政委員会が成立、12月に武昌、漢口、漢陽をあわせて武漢と呼ぶことが正式に決定され、1927年には武漢を首都とする中国国民党左派の汪兆銘政権(武漢国民政府)が成立したが、南京の蒋介石政権に抗しえなかった。日中戦争により1938年には蒋介石の南京政府が武漢に仮の首都を置いた(皮肉にもその後、1927年とは逆に日本軍に推された汪兆銘により南京に傀儡政権が樹立される)。その後日本軍に押される形でさらに重慶に移った。
[編集] 戦後・現代
戦後、1949年5月24日武漢市人民政府が正式に成立した。1967年には文化大革命によって大規模な武装闘争が起り、7月20日には群集が中央代表を殴打する7・20事件が起った。
1986年12月に国家歴史文化名城に指定された。1992年5月に沿江対外開放都市に指定され、1993年4月武漢経済技術開発区が正式に発足、多額の外国投資を導入した。1998年8月には長江の洪水によって水位が上昇し、町が危機に瀕したため、江沢民、朱鎔基らが来市して防護工作を指示した。
[編集] 気候
夏は酷暑となり、重慶、南京と並んで三大ボイラーと呼ばれている。上記のとおり、夏は40℃近くに達する。風があまり吹かないので体感温度でみるととても高くなる。 年平均気温は16.6度、1月の平均気温は3.8度、7月の平均気温は28.7度である。
| 武漢 (1971-2000)の気候 | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
| 平均最高気温 ℃ (°F) | 8.0 (46.4) |
10.1 (50.2) |
14.4 (57.9) |
21.4 (70.5) |
26.4 (79.5) |
29.7 (85.5) |
32.6 (90.7) |
32.5 (90.5) |
27.9 (82.2) |
22.7 (72.9) |
16.5 (61.7) |
10.8 (51.4) |
21.1 (70) |
| 平均最低気温 ℃ (°F) | 0.4 (32.7) |
2.4 (36.3) |
6.6 (43.9) |
12.9 (55.2) |
18.2 (64.8) |
22.3 (72.1) |
25.4 (77.7) |
24.9 (76.8) |
19.9 (67.8) |
13.9 (57) |
7.6 (45.7) |
2.3 (36.1) |
13.1 (55.6) |
| 降水量 mm (inches) | 43.4 (1.709) |
58.7 (2.311) |
95.0 (3.74) |
131.1 (5.161) |
164.2 (6.465) |
225.0 (8.858) |
190.3 (7.492) |
111.7 (4.398) |
79.7 (3.138) |
92.0 (3.622) |
51.8 (2.039) |
26.0 (1.024) |
1,269.0 (49.961) |
| % 湿度 | 77 | 76 | 78 | 78 | 77 | 80 | 79 | 79 | 78 | 78 | 76 | 74 | 77 |
| 日照時間 | 106.5 | 102.8 | 115.5 | 151.2 | 181.4 | 179.5 | 232.1 | 241.0 | 176.7 | 161.2 | 144.3 | 136.5 | 1,928.6 |
| 出典: 中国气象局 国家气象信息中心 2009-03-17 | |||||||||||||
[編集] 行政区画
13区を管轄する。
1:黄陂区 2:東西湖区 3:蔡甸区 4:漢南区 5:江夏区 6:洪山区 7:江岸区 8:江漢区 9:礄口区 10:漢陽区 11:武昌区 12:青山区 13:新洲区
[編集] 経済
湖北省、ひいては華中地区の最大の工商業都市である。2009年の全市生産総額 (GDP) は4500億人民元(全国第10位)であった。
[編集] 農業・漁業
長江の広大な沖積平野を利用した農業が盛んで、また長江および多数の湖沼での漁業も盛んである。特産物は蓮根、武昌魚など。
[編集] 工業
繊維工業、造船業(中国船舶重工集団武漢造船所)、鉄鋼業(武漢鋼鉄)、自動車産業(東風汽車)、輸送機産業などが盛んである。
[編集] 工業区
工場は漢陽区および長江沿いに多い。新しく武昌区の東湖の南側に武漢東湖高新技術開発区が設立され、光ファイバー製造などのハイテク工場があり、開発区の一部の武漢光谷ソフトウェアパークでITアウトソーシング産業なども盛んに行なわれている。
[編集] 商業
湖北省における商業は武漢市を中心に、湖南・江西・安徽・河南全域に発展しており、年間商品販売額華中第一、小売業では漢正街など華中最大の商業集積地を有しており、近年の商業施設の充実や高速道路網、軽軌、地下鉄の整備等もあって、武漢都市圏の消費マーケットは湖南・江西・安徽・河南全体を商圏とする規模にまで拡大している。また、都市部郊外にはショッピングセンターも増え、都心部との競争も激しくなっている。華中地域における武漢市の販売額は大きい。
[編集] 軍事
人民解放軍広州軍区空軍司令部が所在し、湖北・湖南省に展開する空軍第7軍、空軍第15軍(空挺部隊)、武漢基地所属師団を統括する。
[編集] 教育
[編集] 大学
- 武漢大学(1893年創立)
- 華中科技大学(1953年創立)
- 華中農業大学
- 武漢理工大学(1898年創立)
- 中国地質大学(武漢)(1952年創立)
- 華中師範大学
- 中南財経政法大学
- 武漢工程大学(1972年創立)
- 中南民族大学
- 湖北大学
- 湖北工業大学
- 江漢大学
- 武漢科技大学
- 武漢生物工程大学
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
- 京広線(北京 - 広州) - 漢口駅、武昌駅を通る
- 京九線(北京 - 香港九龍) - 本線は九江駅を通る
- 合武線(合肥 - 漢口)
- 漢丹線(漢口・武昌 - 襄陽 - 丹江)
- 滬漢蓉旅客専用線(成都 - 上海の高速鉄道路線、合武線などを経由) - 漢口駅を通る
- 京港旅客専用線(北京 - 香港の高速鉄道路線) - 武漢駅を通る
[編集] 路線バス
- 武漢公交集団(ICカードを使用すると1割引)
[編集] 地下鉄
詳しい駅名などは武漢地下鉄へ移動・整理しました。
武漢地下鉄1号線は、2004年7月28日に開通した武漢地下鉄初の路線で、東西湖区の東呉大道駅から江岸区の堤角駅までを結ぶ。駅数25駅、長さ28.87kmである。2010年に第2期区間が開通した。なお、この線路は全線が高架となっている。このため、中国語で「軽軌」(ライトレール)と扱われることもある。
武漢地下鉄2号線は、漢口地区と武昌地区を結ぶ、建設中の路線で、2012年開通予定である。大部分が地下となる。
[編集] 航路
- 武漢公交集団(主に漢口-武昌間を結ぶ)(ICカードが便利、例;1.5元)
[編集] 高速道路
[編集] スポーツ
- 中国サッカー・スーパーリーグに存在したプロチーム「武漢光谷(湖北武漢職業足球倶楽部武漢光谷隊)」(旧武漢黄鶴楼)の本拠地だった。武漢光谷のホームスタジアムは、漢口新華路体育場。
- 少年サッカーも盛んで、2009年7月には友好都市である
大分市で交流事業の一環としてサッカー大会が行われた。[1]
[編集] 観光
[編集] 友好都市
大分市(日本)1979年9月7日提携・・・大分市には「武漢の森」がある。
ピッツバーグ(アメリカ合衆国)1982年9月8日提携
デュイスブルク(ドイツ)1982年10月8日提携
マンチェスター(イギリス)1986年9月16日提携
ガラツィ(ルーマニア)1987年8月12日提携
キエフ(ウクライナ)1990年10月19日提携
ハルツーム(スーダン)1995年9月27日提携
ジェール(ハンガリー)1995年10月19日提携
ボルドー(フランス)1998年6月18日提携
アーネム(オランダ)1999年9月6日提携
清州市(大韓民国)2000年10月29日提携
セントルイス(アメリカ合衆国)2004年9月27日提携
ザンクト・ペルテン(オーストリア)2005年12月20日提携
クライストチャーチ(ニュージーランド)2006年9月12日提携
マークハム(カナダ)2006年9月12日提携
ボーレンゲ(スウェーデン)2007年9月28日提携
コーパヴォグル(アイスランド)2008年4月25日提携
アシュドッド (イスラエル) 2009年10月
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
[編集] 外部リンク
- 武漢市公式サイト(中国語)(英語)
- 黄鶴楼公式サイト(中国語)
- 武漢英文新聞サイト(英語)
- 武漢市のポータルサイト(中国語)
- 武漢市の観光スポット (日本語)
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||