ゴール (スリランカ)

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ゴール
ගාල්ල
காலி
Galle
スリランカの旗
GalleAerialView.jpg
空から見たゴール旧市街
位置
の位置図
座標 : 北緯6度2分6秒 東経80度12分57秒 / 北緯6.03500度 東経80.21583度 / 6.03500; 80.21583
行政
スリランカの旗 スリランカ
  南部州(スリランカ)の旗 南部州
  ゴール県
 市 ゴール
市長 Mr.Methsiri de Silva
人口
人口 (2012年[1]現在)
  市域 99,478人
    人口密度   5,712人/km2(14,790人/mi2
その他
等時帯 スリランカ標準時 (UTC+5:30
公式ウェブサイト : http://www.galle.mc.gov.lk/

ゴールシンハラ語: ගාල්ලタミル語: காலி英語: Galle)は、スリランカ南部州ゴール県都市である。スリランカ南西海岸の先端部に位置しており、南部州の州都でかつゴール県の県都である。ガルギャルともいう。

人口は9万9,478人(2012年)。首都圏のコロンボより南に119kmの距離にある。スリランカ最南端の主要都市で、コロンボや反対側(東)のマータラとの間には鉄道が運行されている。

ゴールは、ヨーロッパ人が南アジア東南アジアに建設した城塞都市の典型的な例であり、ヨーロッパ建築と南アジア地域の伝統が混在している。ゴール城壁はヨーロッパの支配者により建設され、現在も残る城壁の中ではアジア最長である。その歴史的な旧市街地区はユネスコ世界遺産文化遺産)に登録されている。

目次

歴史 [編集]

18世紀のゴール港

ゴールは古代から良く知られていた港であり、ペルシア人アラブ人ギリシャ人ローマ人マレー人インド人、それに中国人といった多くの国々の商人がこの地を訪れていた。1411年鄭和の2度目の来訪を記念して建立された石碑には、中国語タミル語ペルシア語の3か国語が刻まれている。

ゴールの近代史は1505年ポルトガル船が初めてこの土地にやってきた時から始まる。当時も町はセイロン島の主要港であり、"Gimhathiththa" と呼ばれていた。ロレンソ・デ・アルメイダ英語版の艦は嵐によりゴール港に辿り着くも、住民から拒否され、武力によって入港を果たした。

1640年、ゴールを支配していたポルトガル軍はオランダ東インド会社に降伏、ゴールはオランダの支配下に入る。1663年には現在も残る要塞が建設された。要塞の壁には花崗岩が使用されており、また太陽・月・星と呼ばれる3つの稜堡が構築された。ゴールはオランダ植民地時代の18世紀に大きく発展した。

1796年イギリスがオランダからこの島の支配権を奪うと、イギリスは要塞には手を加えず保存し、かつ要塞をゴールの行政の中心として使用した。

1988年、要塞に囲まれた旧市街がユネスコ世界遺産に登録される。

2004年12月26日に起きたスマトラ島沖地震では津波の被害を受け、ゴールの街だけで数千人が命を落とした。その後は復興が進み、2007年12月には再建されたゴール・インターナショナル・スタジアム英語版クリケット試合が催されている。

気候 [編集]

ゴールはケッペンの気候区分では熱帯雨林気候に属す。ゴールには明確な乾季は存在しないが、1月から2月にかけては著しく降水量が減少する。全体的にはこの気候に属する多くの都市と同じ典型的な気候で、気温も年間を通して僅かに変化があるのみである。平均気温は年間を通して約26℃である。

ゴールの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
日平均気温 °C (°F) 25
(77)
26
(79)
27
(81)
27
(81)
27
(81)
27
(81)
26
(79)
26
(79)
26
(79)
26
(79)
26
(79)
25
(77)
26
(79)
降水量 mm (inch) 102
(4.02)
86
(3.39)
117
(4.61)
241
(9.49)
297
(11.69)
206
(8.11)
165
(6.5)
155
(6.1)
213
(8.39)
340
(13.39)
302
(11.89)
178
(7.01)
2,403
(94.61)
出典: Weatherbase[2]

人口動態 [編集]

ゴールはスリランカの平均からいうと大き目の都市で、2012年時点の人口は9万9,478人になる。多数派はシンハラ人だが、フォート地区を中心に古代のアラブ商人の末裔であるスリランカ・ムーアもまた大きな人口を持っている。ゴールは外国人にも人気の町であり、外国人の住居や別荘も多く存在している。

民族 人口(2001年)[3] %
シンハラ 66,114 72.70
スリランカ・ムーア 23,234 25.55
スリランカ・タミル 989 1.09
インド・タミル 255 0.28
その他(バーガー人マレー人を含む) 342 0.38
合計 90,934 100

交通 [編集]

ゴールには鉄道のコーストラインが通っている。ゴール駅英語版は同線の主要駅であり、西海岸と南海岸のセグメントの合流地点となっている。南部高速道路はスリランカで初の高速道路であり、ゴールと最大の都市コロンボを結んでいる。

登録基準 [編集]

世界遺産 ゴール旧市街とその要塞群
スリランカ
Srilanka galle fort.jpg
英名 Old Town of Galle and its Fortifications
仏名 Vieille ville de Galle et ses fortifications
登録区分 文化遺産
登録基準 (4)
登録年 1988年
公式サイト ユネスコ本部(英語)
地図
ゴール (スリランカ)の位置
使用方法表示

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター[1]からの翻訳、引用である)。

  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。

姉妹都市 [編集]

写真 [編集]

脚注 [編集]

  1. ^ Sri Lanka - largest cities (per geographical entity)” (英語). World Gazetteer. 2012年12月9日閲覧。
  2. ^ Galle, Sri Lanka Travel Weather Averages” (英語). Weatherbase. 2013年1月22日閲覧。
  3. ^ Population by Ethnicity according to D.S. Division and Sector: Galle District (Provisional)” (英語). Census of Population Housing 2001. スリランカ統計局 (2001年). 2007年6月10日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2013年1月22日閲覧。

関連項目 [編集]

外部リンク [編集]

Icon of Sekaiisan.svg Icon of Sekaiisan.svg スリランカの世界遺産
World Heritage Sites in Sri Lanka

文化遺産
聖地アヌラーダプラ | 古都ポロンナルワ | 古都シギリヤ | 聖地キャンディ | ゴールの旧市街と要塞 | ダンブッラの黄金寺院
自然遺産
シンハラジャ森林保護区 | スリランカの中央高地
世界遺産 | アジアの世界遺産 | スリランカの世界遺産 | [編集]
Commons-logo.svg ウィキメディア・コモンズに、スリランカの世界遺産に関連するマルチメディアがあります。