南昌市

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中華人民共和国 江西省 南昌市
滕王閣
滕王閣
簡称:洪,昌
旧称:豫章
江西省中の南昌市の位置
江西省中の南昌市の位置
中心座標 北緯28度41分 東経115度53分 / 北緯28.683度 東経115.883度 / 28.683; 115.883
簡体字 南昌
繁体字 南昌
拼音 Nánchāng
カタカナ転記 ナンチャン
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
江西
行政級別 副省級市
面積
総面積 7,402.36 km²
市区 622 km²
人口
総人口(2004) 219.9 万人
市区人口(2004) 196.7 万人
経済
電話番号 0791
郵便番号 330000
行政区画代碼 360100
市樹 樟樹
公式ウェブサイト http://www.nc.gov.cn/
南昌市の衛生画像
南昌市の繁華街『勝利路』

南昌市(なんしょうし、中国語: 南昌市拼音: Nánchāng英語: Nanchang)は中華人民共和国江西省に位置する副省級市。江西省の省人民政府が設置される江西省の政治・経済の中心。二千年の歴史を有し、国家歴史文化名城に指定されている。

地理[編集]

南昌市は江西省中部のやや北、贛江撫河下流に位置し、中国最大の淡水湖である鄱陽湖に臨む。全境、平原を主とし、西北には丘陵が起伏する。全市の平均海抜は25メートルである。西部は西山山脈となり、最高点は梅嶺主峰の洗薬峰で海抜841.4メートルである。

歴史[編集]

紀元前202年高祖劉邦は頴陽侯灌嬰に命じて南昌一帯を駐守させた。翌年、灌嬰は部下を率いて今の南昌駅東南約4キロにある黄安寺附近に土城を築き、灌城と称した。これが南昌建城の始まりである。豫章郡に入り、後に灌城は南昌と呼ばれるようになった。「昌大南疆」の意味がある。7世紀半ばに建てられた滕王閣は、幾度も破壊されたが再建され、江南の三大名楼として知られる。

1927年8月1日周恩来朱徳賀龍葉挺劉伯承らが世界を震撼させた武装起義(南昌起義)を指導し、南昌は中国人民解放軍誕生の地となった。この日は中国の建軍記念日として祝日になっている。


行政区画[編集]

5区・4県を管轄している。

年表[編集]

南昌市[編集]

  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国江西省南昌市が発足。一区から七区までの区が成立。(7区)
  • 1949年10月 (1市)
    • 一区から五区までの区を廃止。
    • 六区・七区が南昌専区南昌県に編入。
  • 1951年8月18日 (6区)
    • 一区から四区までの区を設置。
    • 南昌専区南昌県の一部が分立し、五区六区が発足。
  • 1952年5月 - 五区・六区の各一部が合併し、七区が発足。(7区)
  • 1953年2月8日 - 二区の一部が分立し、水上区が発足。(8区)
  • 1955年5月14日 - 一区が東湖区に、二区が勝利区に、三区が撫河区に、四区が西湖区に、五区が潮王洲区に、六区が青雲譜区に、七区が壙山区にそれぞれ改称。(8区)
  • 1956年5月12日 - 潮王洲区・青雲譜区・壙山区が合併し、郊区が発足。(6区)
  • 1957年5月 - 水上区が勝利区に編入。(5区)
  • 1958年8月23日 - 南昌専区南昌県新建県を編入。(5区2県)
  • 1958年10月 - 郊区の一部が分立し、青雲譜区が発足。(6区2県)
  • 1961年9月16日 - 南昌県・新建県が宜春専区に編入。(6区)
  • 1968年9月11日 - 郊区が宜春専区南昌県・新建県に分割編入。(5区)
  • 1969年10月 - 宜春専区新建県・安義県、九江専区永修県の各一部が合併し、梅嶺管理区が発足。(6区)
  • 1971年5月28日 - 宜春地区南昌県新建県を編入。(6区2県)
  • 1972年3月10日 - 梅嶺管理区が湾里管理区に改称。(6区2県)
  • 1972年3月 - 南昌県・新建県の各一部が合併し、郊区が発足。(7区2県)
  • 1973年7月 - 湾里管理区が湾里区に改称。(7区2県)
  • 1980年4月17日 (5区2県)
    • 勝利区が東湖区に編入。
    • 撫河区が西湖区に編入。
  • 1981年5月27日 - 宜春地区安義県、九江地区永修県の各一部が湾里区に編入。(5区2県)
  • 1983年7月27日 - 宜春地区安義県撫州地区進賢県を編入。(5区4県)
  • 1985年3月15日 - 湾里区の一部が新建県に編入。(5区4県)
  • 1986年1月6日 - 南昌県の一部が郊区に編入。(5区4県)
  • 1987年1月6日 - 郊区の一部が新建県に編入。(5区4県)
  • 1994年8月26日 - 郊区の一部が青雲譜区に編入。(5区4県)
  • 1995年6月21日 - 南昌県の一部が郊区に編入。(5区4県)
  • 1997年9月1日 - 新建県の一部が東湖区に編入。(5区4県)
  • 1998年1月5日 - 郊区の一部が青雲譜区に編入。(5区4県)
  • 2002年6月6日 - 郊区が青山湖区に改称。(5区4県)
  • 2004年9月7日 (5区4県)
    • 西湖区・青山湖区の各一部が東湖区に編入。
    • 青山湖区の一部が西湖区に編入。
    • 西湖区・青山湖区の各一部が青雲譜区に編入。
    • 東湖区・西湖区の各一部が青山湖区に編入。

南昌専区[編集]

経済[編集]

南昌は江西省最大の工業都市であり、新中国最初の飛行機、最初のトラクター、最初のオートバイ、最初のミサイルがこの地で誕生した。改革開放以来、飛行機製造、自動車製造、冶金、電機、紡績、化学工業、医薬品などの工業が発達し、情報産業バイオテクノロジーなどの新産業も興っている。

気候[編集]

南昌市(1981~2010年平均、極値1951~2013年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 25.3
(77.5)
28.7
(83.7)
32.5
(90.5)
34.6
(94.3)
36.5
(97.7)
37.7
(99.9)
40.6
(105.1)
39.7
(103.5)
38.6
(101.5)
35.4
(95.7)
32.3
(90.1)
26.1
(79)
40.6
(105.1)
平均最高気温 °C (°F) 8.8
(47.8)
11.2
(52.2)
15.2
(59.4)
21.7
(71.1)
26.9
(80.4)
29.6
(85.3)
33.7
(92.7)
33.1
(91.6)
29.1
(84.4)
24.1
(75.4)
17.9
(64.2)
11.9
(53.4)
21.9
(71.4)
日平均気温 °C (°F) 5.5
(41.9)
7.7
(45.9)
11.4
(52.5)
17.7
(63.9)
22.8
(73)
25.9
(78.6)
29.5
(85.1)
28.9
(84)
25.1
(77.2)
19.9
(67.8)
13.7
(56.7)
7.9
(46.2)
18.0
(64.4)
平均最低気温 °C (°F) 3.0
(37.4)
5.2
(41.4)
8.7
(47.7)
14.6
(58.3)
19.7
(67.5)
23.0
(73.4)
26.1
(79)
25.8
(78.4)
22.2
(72)
16.8
(62.2)
10.6
(51.1)
4.9
(40.8)
15.1
(59.2)
最低気温記録 °C (°F) −7.7
(18.1)
−9.3
(15.3)
−1.7
(28.9)
2.4
(36.3)
10.0
(50)
14.8
(58.6)
19.0
(66.2)
19.5
(67.1)
13.3
(55.9)
3.5
(38.3)
−0.8
(30.6)
−9.7
(14.5)
−9.7
(14.5)
降水量 mm (inch) 79.0
(3.11)
104.8
(4.126)
176.9
(6.965)
220.4
(8.677)
222.9
(8.776)
299.1
(11.776)
139.4
(5.488)
124.6
(4.906)
70.4
(2.772)
55.7
(2.193)
76.4
(3.008)
44.1
(1.736)
1,613.7
(63.531)
平均降水日数 13.3 13.6 17.3 17.2 15.7 15.0 10.5 10.3 6.9 7.6 8.5 8.2 144.1
 % 湿度 76 77 79 79 78 82 76 76 75 71 71 71 75.9
平均月間日照時間 89.0 83.1 94.2 125.2 161.4 159.5 248.6 233.2 189.5 168.4 143.0 137.8 1,832.9
出典: 中国气象局 国家气象信息中心 2014-01-01

交通[編集]

南昌駅
観覧車『南昌の星』

教育[編集]

友好都市[編集]

外部サイト[編集]

座標: 北緯28度41分 東経115度53分 / 北緯28.683度 東経115.883度 / 28.683; 115.883