大田広域市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内, 検索
大田広域市
略称: Daejeon;대전;テジョン
Daejeon montage.png
位置
大田広域市の位置
地図
大田広域市の地図
各種表記
ハングル: 대전광역시
漢字: 大田廣域市
日本語読み仮名: たいでんこういきし
片仮名転写: テジョン=グァンヨクシ
ローマ字転写 (RR): Daejeon-Gwangyeoksi
統計(2004年
面積: 539.64 km²
総人口: 1,438,778 人
男子人口: 722,437 人
女子人口: 716,341 人
人口密度: 2,666.2 人/km²
世帯数: 479,916 世帯
行政
国: 韓国の旗 大韓民国
下位行政区画: 5区
ISO 3166-2: KR-30
行政区域分類コード: 25
大田広域市の木: マツ
大田広域市の花: モクレン
大田広域市の鳥: カササギ
自治体公式サイト: 大田広域市
大田市街風景

大田広域市(テジョンこういきし)は、大韓民国の都市。忠清南道の道庁所在地(広域市自体は道に所属しない)。韓国で5番目の大都市である。5区と79行政洞よりなる。

西には名山・聖山として知られた鶏龍山がそびえる。古来より儒城(ユソン)温泉が知られていたが大きな町はなく、公州所属の農村地帯に過ぎなかった。ゆえにこの地域を「大きな田畑」を意味する固有語でハンバッ(한밭、Hanbat)と曖昧に指し示していた。日本統治下の自治体統廃合の際に「大田」と漢字が当てられ、さらに鉄道京釜線湖南線などが開通して交通の要衝となり急速に発展、大きな都市となった。

科学EXPO1993年に開催されたほか、市内の儒城区にハイテク団地「大徳研究団地」を有するなど科学技術都市として知られる。1973年に研究学園団地として指定された大徳研究団地は、韓国科学技術院(KAIST)や韓国電子通信研究院(ETRI)など政府・民間の研究所100以上が集中しており、原子力宇宙開発生命工学などの研究を行っている。また特許庁統計庁など首都機能の一部が大田に分散されており、韓国鉄道公社の本社も置かれている。

目次

[編集] 行政

  • 市長廉弘喆염홍철、2010年7月1日~現在)・・・第10代広域市長(民選5期)
    • 第9代広域市長(民選4期):朴城孝박성효、2006年7月1日~2010年6月30日)
    • 第8代広域市長(民選3期):廉弘喆(염홍철、2002年7月1日~2006年6月30日)
    • 第7代広域市長(民選2期):洪在基홍선기、1998年7月1日~2002年6月30日)
    • 第6代広域市長(民選1期):洪在基(홍선기、1995年7月1日~1998年6月30日)
出所:市長室「역대시장」(歴代市長)。
  • 議会:22議席(地域区19議席/比例代表3議席)・・・地域区は小選挙区制。他に教育議員4名。
第5期大田市議会党派別議席数
合計 自由
先進党
民主党 ハン
ナラ党
合計 22 16 5 1
地域区 19 15 4 0
比例代表 3 1 1 1

出典:“大田広域市議会ホームページ”、議員広場(의원광장)の現議員(현의원)を参照(2010年7月4日閲覧)。

読みは大韓民国の地方行政区画参照

[編集] 歴史

[編集] 大田広域市

  • 1935年10月1日 - 大田郡大田邑が大田府に昇格。
  • 1940年11月1日 - 大徳郡外南面・柳川面の各一部を編入。
  • 1949年 - 大田府が大田市に改称。
  • 1963年1月1日 - 大徳郡柳川面および懐徳面・山内面の各一部を編入。
  • 1977年 - 東区中区を設置。
  • 1983年2月15日 - 大徳郡儒城邑・懐徳面および九則面・炭洞面・杞城面・鎮岑面の各一部を編入。
  • 1987年 - 大徳郡鎮岑面の一部を編入。
  • 1988年1月1日 - 中区の一部が西区として分立。
  • 1989年1月1日 - 忠清南道大田市が大田直轄市に昇格。
    • 忠清南道大徳郡東面・山内面・杞城面・新灘津邑・九則面・炭洞面および鎮岑面の一部を編入。
    • 西区の一部および編入される大徳郡九則面・炭洞面・鎮岑面の地域をもって、儒城区を設置。
    • 東区の一部および編入される大徳郡新灘津邑の地域をもって、大徳区を設置。
  • 1993年 - 大田国際博覧会を開催。
  • 1995年 - 大田直轄市が大田広域市に改称。
  • 2004年 - KTX(韓国高速鉄道)開業。

[編集] 大徳郡(大田郡)

  • 古代 - 百済の雨述郡
  • 統一新羅時代 - 比豊郡
  • 高麗時代 - 公州牧の懐徳県
  • 李氏朝鮮時代 - 忠清道懐徳郡・鎮岑郡
  • 1914年4月1日 - 郡面併合により、懐徳郡鎮岑郡および公州郡の一部(県内面)が合併し、大田郡が発足。大田郡に以下の面が成立。(12面)
    • 鎮岑面・杞城面・柳川面・儒城面・内南面・炭洞面・九則面・外南面・大田面・山内面・北面・東面
  • 1917年10月1日 - 内南面が懐徳面に改称。(12面)
  • 1931年4月1日 - 大田面が大田邑に昇格。(1邑11面)
  • 1932年 - 忠清南道道庁、公州より移転。
  • 1935年10月1日 (11面)
    • 大田邑が大田府に昇格、郡より離脱。
    • 大田郡の残り地域は大徳郡に改称。
  • 1940年11月1日 (10面)
    • 外南面・柳川面のそれぞれ一部が大田府に編入。
    • 外南面の残部が山内面に編入。
  • 1963年1月1日 - 柳川面および懐徳面・山内面の各一部が大田市に編入。(9面)
  • 1973年7月1日 (2邑7面)
    • 北面が新灘津邑に昇格。
    • 儒城面が儒城邑に昇格。
  • 1983年2月15日 - 儒城邑・懐徳面および九則面・炭洞面・杞城面・鎮岑面の各一部が大田市に編入。(1邑6面)
  • 1987年 - 鎮岑面の一部が大田市に編入。(1邑6面)
  • 1989年1月1日
    • 東面および山内面の一部が大田直轄市東区に編入。
    • 山内面の残部が大田直轄市中区に編入。
    • 杞城面が大田直轄市西区に編入。
    • 九則面・炭洞面および鎮岑面の一部が大田直轄市儒城区に編入。
    • 新灘津邑が大田直轄市大徳区に編入。
    • 鎮岑面の残部が論山郡豆磨面に編入。
    • 同日、大徳郡消滅。

[編集] 軍事

韓国軍第2野戦軍所属の第9軍団司令部が所在する。また儒城区の紫雲台には教育司令部や陸海空各軍の大学があるほか、周囲に国防科学研究所、軍需司令部が集中する。鶏竜台(陸海空三軍統合本部)のある鶏龍市は儒城区に隣接する。

[編集] 交通

エキスポ科学公園と甲川(カプチョン)にかかる橋
政府庁舎。特許庁・統計庁など首都機能の一部が移転している

[編集] 空港

[編集] 鉄道

[編集] 高速道路

[編集] 気候

内陸に位置しているため、寒暖の差が激しい大陸性気候である。夏は暑く、冬は緯度の割りに寒さが厳しい。最高気温極値は37.7℃(1994年7月24日)、最低気温極値は-19.0℃(1969年2月6日)である。

大田 (1981−2010)の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C (°F) 4.0
(39.2)
7.0
(44.6)
12.6
(54.7)
19.2
(66.6)
24.1
(75.4)
27.5
(81.5)
29.0
(84.2)
29.8
(85.6)
26.4
(79.5)
20.9
(69.6)
13.3
(55.9)
6.4
(43.5)
18.4
(65.1)
日平均気温 °C (°F) −1.0
(30)
1.5
(34.7)
6.5
(43.7)
13.0
(55.4)
18.2
(64.8)
22.4
(72.3)
25.0
(77)
25.6
(78.1)
21.3
(70.3)
14.7
(58.5)
7.5
(45.5)
1.2
(34.2)
13.0
(55.4)
平均最低気温 °C (°F) −5.4
(22.3)
−3.5
(25.7)
1.0
(33.8)
7.0
(44.6)
12.6
(54.7)
17.9
(64.2)
21.8
(71.2)
22.2
(72)
17.1
(62.8)
9.4
(48.9)
2.5
(36.5)
−3.4
(25.9)
8.3
(46.9)
降水量 mm (inches) 29.6
(1.165)
34.2
(1.346)
55.6
(2.189)
81.7
(3.217)
103.7
(4.083)
206.3
(8.122)
333.9
(13.146)
329.5
(12.972)
169.7
(6.681)
47.4
(1.866)
41.1
(1.618)
25.9
(1.02)
1,458.7
(57.429)
湿度 64.8 59.5 56.5 55.3 62.1 68.7 77.7 77.5 74.4 70.4 66.9 66.4 66.7
平均降水日数 (≥ 0.1 mm) 8.5 6.7 8.4 7.7 8.7 10.5 17.1 16.0 9.8 5.8 7.9 8.8 115.9
日照時間 163.4 172.2 200.3 212.3 223.9 180.6 139.8 157.8 168.2 195.9 161.6 162.6 2,138.7
出典: Korea Meteorological Administration [1]

[編集] 大学

大田文化芸術の殿堂

[編集] 国立

[編集] 私立

[編集] 観光地

  • エキスポ科学公園-リニアモーターカーが運行されている。[2]
    • 2008年4月21日から国立中央科学館~エキスポ間2駅995mを30分毎に一日8往復する。
    • 科学館駅発車時刻:10:30、11:00、11:30、13:30、14:00、14:30、15:00、15:30
    • エキスポ駅発車時刻:10:45、11:15、11:45、13:45、14:15、14:45、15:15、15:45
元々大田国際博覧会で使用された軌道を一部使用、延伸してできた。将来建設が予定されている他の路線の運行データを集める試験線的な意味もある。

[編集] 姉妹都市

鶏足山(423m)から見た大田市街地

[編集] 脚注

  1. ^ 평년값자료(1981−2010) 대전(133)”. Korea Meteorological Administration. 2011−05−31..閲覧。
  2. ^ [1]

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

公式
その他
個人用ツール
名前空間
変種
操作
案内
ヘルプ
ツールボックス
他の言語