世宗特別自治市
| 略称: Sejong;세종;世宗;セジョン | |
| 位置 | |
|---|---|
| 各種表記 | |
| ハングル: | 세종특별자치시 |
| 漢字: | 世宗特別自治市 |
| 日本語読み仮名: | せじょん=とくべつじちし (せいそうとくべつじちし) |
| 片仮名転写: | セジョン=トッピョルジャチシ (セジョン トクピョルジャチシ) |
| ローマ字転写 (RR): | Sejong Teukbyeol-jachisi |
| 統計(2012年) | |
| 面積: | 465.23 km² |
| 総人口: | 人 |
| 行政 | |
| 国: | |
| 自治体公式サイト: | 世宗特別自治市 |
世宗特別自治市(セジョンとくべつじちし、韓国語:세종특별자치시)は大韓民国中部に位置する特別自治市である。特別自治市の区域は面積465km²、計画対象区域は面積73km²。
忠清南道旧燕岐郡全域に同道公州市の一部と忠清北道清原郡の一部を合わせて2012年7月1日に発足。
目次 |
歴史 [編集]
建設への経緯 [編集]
計画都市として、盧武鉉大統領がソウルに代わる韓国の新しい首都として建設しようとしたが、2004年10月に出された憲法裁判所の首都移転違憲判決によって遷都計画は頓挫。最終的には政府行政機関の一部を移転するに留まり、行政中心複合都市として建設が進められることになった。
2010年1月、鄭雲燦首相の修正案で、省庁移転が白紙撤回されることとなったが、6月の国会本会議で否決されている。2010年12月には、国会において世宗特別自治市設置等に関する特別法案が可決された。同法では2012年7月に世宗特別自治市が発足することを定めており、国務総理室、中央行政機関の9部2処2庁等が移転する予定である。
なお、韓国の地方行政においてはソウル特別市、および主要都市の広域市とほぼ同じ権限を持っているため、道からは独立する行政となる。
命名 [編集]
2006年12月21日、行政都市建設推進委員会(委員長・韓明淑首相)は全体会議で、行政都市名最終候補の中から「世宗」を選定した。このほか候補には金剛(クムガン、こんごう)、ハンウルがあった。
この都市名は世宗大王(セジョンだいおう、せいそうだいおう)にちなんだもので、また「世の中(世)の一番上(宗)という意味を持つ」という[1]。
年表 [編集]
世宗市問題 [編集]
| 大韓民国の地方行政区画 |
|---|
| 広域自治団体 |
| 特別市(ソウル) 特別自治市(世宗) 広域市 特別自治道(済州) 道 |
| 基礎自治団体 |
| 市 郡 (特別市・広域市の)区 |
| 邑面洞級 |
| 邑・面・洞 |
| 統里級 |
| 統・里 |
| 班級 |
| 班 |
| その他 |
| 特定市 一般区 法定市 法定洞 |
盧武鉉政権で推進された世宗市事業は首都圏を基盤とする政治勢力と保守系マスコミによって猛反対された。そのため2008年に李明博政権に交代すると、国会では世宗市の性格と範囲を規定した特別法が「漂流」するようになる。政府も移転機関変更告示をしなかった。
2009年9月3日に鄭雲燦首相(当時)が、「世宗市計画は非効率的で原案通りの施行は困難」と表明したことをきっかけに、李大統領や鄭夢準ハンナラ党代表(当時)も計画修正を打ち出し、与党内部の反対意見を抱えながら11月27日には李大統領が計画修正を名言[2]。2010年1月11日に政府は、行政機関移転計画を全面白紙化し、企業や研究機関を新たに誘致して教育・科学中心の経済都市を目指す世宗市計画の修正案を発表した[3]。こうした動きに対し、前政権与党の流れを汲む民主党や忠清南道に強い支持を有する自由先進党(以下、先進党)のみならず、与党ハンナラ党内でも朴槿恵を支持する親朴派を中心に当初の計画案を推進すべきであるとの声が強く、激しく対立していた。6月29日の国会本会議で世宗市整備計画修正案は親朴派議員による造反によって賛成105票、反対164票、棄権6で否決された[4]。こうして世宗市への行政機関移転計画は原案通り推進される運びとなった。
行政 [編集]
特別自治市は特別市・広域市や道と違い、その下に区や郡・市を置かない特殊な形態の広域自治体である。
- 市長:兪漢植(유한식)セヌリ党。第35-36代燕岐郡郡守、2012年4月11日投票の第19代総選挙と同時実施された市長選挙で当選。当選時は先進党だったが、8月30日に統一党を離党し、セヌリ党へ入党[5]。11月、先進党はセヌリ党に吸収合併された。
- 議会:15名(忠清南道道議会議員3名と燕岐郡議員10名、公州市と清原郡の各議員1名で構成[6])
- 出典:의회연혁(議会沿革)。世宗特別自治市議会ホームページ(2013年4月27日閲覧)
- 庁舎:第一庁舎を旧燕岐郡庁(鳥致院邑)、第二庁舎を燕岐面に置く。
警察 [編集]
- 世宗警察署(旧:燕岐警察署)
消防 [編集]
交通 [編集]
鉄道 [編集]
高速道路 [編集]
- 唐津-盈徳高速道路
- 西世宗インターチェンジ - 南世宗インターチェンジ
今後の予定 [編集]
当初、中央省庁の18部4処16庁(部は日本の省に相当)のうち、12部4処2庁が移転することが内定していたが、2008年の李明博政権発足に伴う政府組織改編で、9部2処2庁に変更されている。
移転省庁 [編集]
- 2012年予定 - 企画財政部、国土海洋部、環境部、農林水産食品部
- 2013年予定 - 教育科学技術部、文化体育観光部、知識経済部、保健福祉部、雇用労働部、国家報勲処
- 2014年予定 - 法制処、国税庁、消防防災庁
- 国務総理室、公正取引委員会(以上2012年)、国民権益委員会(2014年)や韓国政策放送院、郵政事業本部(以上2014年)も移転する予定である。
移転研究機関 [編集]
経済人文社会研究会、科学技術政策研究院、韓国職業能力開発院、韓国労働研究院、国土研究院、韓国開発研究院、対外経済政策研究院、産業研究院、韓国交通研究院、韓国青少年開発院、韓国保健社会研究院、韓国環境政策評価研究院、韓国法制研究院、韓国租税研究院、基礎技術研究会、産業技術研究会
民間機関の入居は2010年からおこなわれる予定である。
その他 [編集]
世宗市は人口50万人に設計されている。
事業費 [編集]
総事業費は22兆5000億ウォンの予定。しかし李明博政権では具体的進展がない、すなわち展望が不透明なまま、2009年9月までに土地買収に5兆2000億ウォンが投入されている。
脚注 [編集]
- ^ 中央日報 行政都市の名称「世宗」に確定(2006年12月21日)
- ^ “李大統領、世宗市計画修正問題で国民に謝罪”. 聯合ニュース(日本語版). (2010年11月28日) 2012年11月24日閲覧。
- ^ “世宗市にサムスン・ハンファ・ロッテ・熊進を誘致”. 聯合ニュース(日本語版). (2010年1月11日) 2012年11月24日閲覧。
- ^ 世宗市計画修正案国会で否決、原案推進の見通し。連合ニュース2010年6月29日
- ^ “이명수ㆍ유한식, 새누리 입당 공식선언(李ミョンス・兪漢植、セヌリ入党公式宣言)”. 聯合ニュース(本国版). (2012年8月30日) 2012年9月6日閲覧。
- ^ “세종특별자치시 의회 출범(世宗特別自治市 議会出帆)”. 韓国日報. (2012年7月1日) 2012年7月2日閲覧。
関連項目 [編集]
外部リンク [編集]
- 세종특별자치시(世宗特別自治市ホームページ)(朝鮮語)
- 세종특별자치시시장 유한식(世宗市長ホームページ)(朝鮮語)
- 세종특별자치시의회(世宗特別自治市議会)(朝鮮語)
- 行政中心複合都市建設庁公式サイト(朝鮮語)(英語)
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