シアトル

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シアトル
City of Seattle
愛称 : "The Emerald City"
位置
ワシントン州におけるシアトルの位置の位置図
ワシントン州におけるシアトルの位置
座標 : 47°36′N, 122°19′W
歴史
成立日 1869年12月2日
行政
アメリカ合衆国
  ワシントン州
  キング郡
 市 シアトル
市長 Greg Nickels (無所属)
地理
面積  
  市域 369.2km2(142.5mi2
    陸上   217.2km2(83.87mi2
    水面   152.0km2(58.67mi2
  都市圏 21,202km2(8,186mi2
標高 0–158m(0–520ft
人口
人口 (2006年4月1日現在)
  市域 578,700人
    人口密度   2,665人/km2(6,901人/mi2
  都市圏 3,919,624人
その他
等時帯 太平洋標準時UTC-8
夏時間 太平洋夏時間UTC-7
公式ウェブサイト : http://www.seattle.gov

シアトル: Seattle) は、アメリカ北西部にある都市。ワシントン州を含めた太平洋岸北西部地域の最大の都市であるが、ワシントン州の州都ではなくキング郡郡庁所在地にすぎない(ワシントン州の州都はオリンピアである)。

ピュージェット湾ワシントン湖の中間に位置していて、カナダとの国境まで約180km。人口は563,374人(2000年国勢調査)である。周辺のタコマなどを含めた都市圏(MSA)の人口は 3,043,885人で全米15位の規模である。州都オリンピアなどを含めた広域都市圏(CSA)の人口は3,707,144人(いずれも2000年国勢調査)である。

目次

[編集] 歴史

かつては「グレート・ノーザン鉄道を父とし、日本郵船を母とする。」の言葉で有名なように、この両社によって発展を遂げた。

主要記事:en:History of Seattle

[編集] 地理及び気象

[編集] 地理

シアトルは北緯47度37分35秒、西経122度19分59秒(47.626353, −122.333144)に位置している。アメリカ合衆国統計局によると、シアトルは総面積369.2 km²(142.5 mi²)である。このうち217.2 km²(83.9 mi²)が陸地で152.0 km²(58.7 mi²)が水地域、つまり総面積の41.16%が水地域となっている。

[編集] 気候

ケッペンの気候区分では西岸海洋性気候にあたり、夏は涼しく冬も緯度の割に寒くない。秋から春にかけては雨が多く、雨季は1週間雨の降る日がつづく事もあるが傘が必要な雨ではない。シアトルの夏は暑くても日陰にいれば涼しいと感じる程度であり、海水は年中冷たく基本的に泳ぐことはできない。夏でも朝晩は冷え込むことがあるので薄い上着が必要である。

雪はめったに降らない。しかし雪に弱い街なので積雪数センチでバスが止まり、学校が休みになることが年に数回ある。冬はダウンタウンから30分くらいで雪景色にかわり小1時間ほどでスキー場に行くことができる。

[編集] 住民及び文化

[編集] 人口動勢

主要記事:シアトルの人口動勢

2000年国勢調査で、シアトル市の人口は563,374人であり、グレーター・ピュージェットサウンド大都市圏の人口は、ほぼ380万人である。住民のうちの白人比率は、約73.40%であり、全米の大都市の中でもっとも高い都市の一つである。その一方、多民族からなる比率が合衆国内でもっとも高い大都市の一つでもあり、4.70%は混血である[1] 。2000年の国勢調査によると、シアトル住民の13.71%はアジア系、8.44%はアフリカン・アメリカン、1.10%は先住民、0.50%は太平洋諸島系、及び6.84%はその他であった。

シアトルの一世帯あたりの平均的な年収は45,736米ドルであり、一家族あたりの平均的な年収は62,195米ドルである。男性は40,929米ドルに対して女性は35,134米ドルの平均年収がある。住民一人当たりの年収(per capita income)は30,306米ドルである。人口の11.8%及び家族の6.9% は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の13.8%及び65歳以上の10.2%は貧困線以下の生活を送っている。

[編集] 文化

ジミ・ヘンドリックスの墓

音楽では、ニルヴァーナパール・ジャムなどのグランジ・ロックはここから生まれたもの。また伝説的ギタリストジミ・ヘンドリックスもここ、シアトルの生まれで、彼の墓が市内にある。

州立のワシントン大学は、優秀なコンピュータ技術者をよく育てていることでも知られている。またブルース・リーはワシントン大学在学中にジークンドーを開き、その後も親子でシアトルに住んでいた。彼とその息子、ブランドン・ブルース・リーの墓もシアトル市内にある。

美術では、シアトルダウンタウンにシアトル美術館(Seattle Art Museum、通称:SAM(サム))と呼ばれる美術館がある。

[編集] メディア

主要記事:シアトル内のメディア

シアトルの主要な新聞は日刊紙 シアトル・タイムズ 及び Seattle Post-Intelligencer である;これらは Times が閉鎖または譲渡する事を求めていた事から(2004年)、Joint Operating Agreement下で広告及びビジネス部門を共有している。日系メディアとして「Junglecity.com[2]」「北米報知[3]」、「YOUMAGA[4]」、「Soy Source[5]」などがある。

シアトルはテレビジョン放送局及びラジオ放送局によってもサービスされている。シアトルの主要ネットワーク・テレビジョン系列はKOMO 4 (ABC)、KING-TV 5 (NBC)、KIRO 7 (CBS)、KCTS 9(PBS)、KSTW 11(CW)、KCPQ 13 (Fox)、KMYQ 22/10(MyNetworkTV)、及び KWPX 33/3(i) である。

主要なラジオ放送局はKUBE 93.3、KNDD 107.7、KBKS 106.1 KIRO-AM 710、KOMO-AM 1000、NPR 系列 KUOW-FM 94.9、KPLU-FM 88.5(タコマ)、及び KBCS 91.3(ベレビュー)が含まれる。他の著名な放送局はKEXP-FM 90.3(EMP系列)及び公立学校システムが所有者でありネイサン・ヘール高等学校の生徒によって運営されているKNHC-FM 89.5 が含まれる。

[編集] スポーツ

チーム スポーツ リーグ 競技場
シアトル・マリナーズ 野球 メジャーリーグ - AL セーフコ・フィールド
シアトル・シーホークス フットボール NFL - NFC クエスト・フィールド
シアトル・サウンダーズ サッカー メジャーリーグサッカー(男子) クエスト・フィールド
シアトル・ストーム バスケットボール WNBA キーアリーナ
Seattle Thunderbirds アイスホッケー Western Hockey League キーアリーナ
ラット・シティー・ローラーガールス[6] ローラーゲーム ダービー・アソシエーション[7] マグノリア公園 ハンガー30[8]

[編集] 経済

シアトルは、世界の航空・宇宙産業の中核をなすボーイングをはじめ、マイクロソフトアマゾンスターバックスなど、世界に名を知られる大企業の誕生の地である。

[編集] ボーイング社の発展と経済

狭い海峡に守られたピュージェット湾大陸氷河によって削られてできた天然の良港で、古くから貿易港、軍港として栄えた。海流の影響で高緯度の割には気候は穏やかかつ、年間を通して安定した降水量がある。そのため、森林資源が豊富で木材工業、・パルプ工業が発展した。日本との貿易の歴史も古く、第二次世界大戦前、戦後まもなくの間氷川丸が寄港していた。日本郵船で大きくなった町とも言える。

戦後は航空機産業が発達し、とりわけボーイング社の誕生は市を大きく変えた。ボーイング社の発展における当市への影響は計り知れないほど大きく、関係者は人口のおよそ3割を占めるともいわれ、この社の経営が市の経済を大きく左右している。1971年のボーイング・ショックは市財政を大きく揺るがした出来事でもあった。また、近年における本社のシカゴ移転は大きな衝撃となった。

[編集] マイクロソフト

マイクロソフトニンテンドーオブアメリカがシアトル近郊のレドモンドに本拠地を置いていることもあり、シアトルを含めた一帯ではIT関連産業の成長が著しく、シリコンバレーに対応してポートランドと共にシリコンフォレストと名乗っており、内陸のスポケーンアイダホ州ボイシにまで影響している。



[編集] その他の優良企業

1962年万国博会場跡地であるシアトル・センターには、シアトルのシンボルタワーである「スペースニードル」、シアトル・スーパーソニックスNBA)の本拠地キー・アリーナ、パシフィック・サイエンス・センターがある。前述のボーイングの他、スターバックスノードストロームアマゾン、など優良企業がシアトルに本社を置いている。 さらに、ワシントン・ステイト・フェリーはアメリカ合衆国最大のフェリー会社である。トッド・パシフィック造船所など、軍需・民需の造船業も古くから盛んである。

[編集] 交通

[編集] 道路

[編集] 空港

[編集] 鉄道

ダウンタウン南端にキングストリート駅があり、アムトラックの、シカゴとの間を結ぶ大陸横断長距離列車「エンパイア・ビルダー」号やシアトル-ポートランドオークランドロサンゼルス間を結ぶ「コースト・スターライト」号、国境を越えたカナダのバンクーバー-シアトル-ポートランド-ユージーンを結ぶ「アムトラック・カスケード」などが発着する。

サウンド・トランジット(Sound Transit)の通勤列車Sounderタコマエバレットとの間に平日の朝夕に数便運行されている。

[編集] フェリー

  • ワシントン州営フェリー

ダウンタウンからベインブリッジアイランドなどへ向かう路線がある。 ほとんどの路線がピュージェット湾の中を走っているため、事故や遅延が少ない。

船内アナウンスでは「世界でもっとも安全なフェリーシステムのひとつ」と案内している。

[編集] バス

ダウンタウンは無料乗車区間となっており、平日、休日に関わらず6時から19時の間は無料でバスに乗車できる。そのため上りのバスは乗車時に、下りのバスは降車時に(無料区間外であれば)料金を払う。運賃は$1.75-$2.50(時間、曜日、ゾーンなどによる。18歳未満だと75セント。)市内への自家用車乗入れを抑えるため、公共交通機関を安価に設定している。22時半以降 右下に『OWL』と表示の書かれたTicketはその次の日の始発バスまで乗ることができる。

市内とシアトル・タコマ国際空港を結ぶバス(約20km。174番と194番)も同様である。無料でインターネットが使えるバスもある(Wi-Fi Bus)。

[編集] トンネルバス・ライトレール

ダウンタウンの地下には地上道路の渋滞を避けるためのバス専用のトンネルが作られ、空港へ向かうバスなど一部がこのトンネル経由で運行されている。がトンネルにはインターナショナル・ディストリクト、パイオニア・スクウェア、ユニバーシティー・ストリート、ウェストレイク、コンベンション・プレイスの5つ駅があり、全線がバス無料区間に含まれる。

トンネル内ではバスはディーゼルエンジンから電気(トロリーバス)に切り換えて走っていたが、ライトレール乗り入れ対応工事終了後はトロリーバスが走ることができなくなり、電力線を必要としないハイブリッドバスに置き換えられた。もともと、トンネルは軌道系の交通機関が走ることを想定されて建設され、レールなども引かれていたが、ライトレール建設が長年実現しない間に技術など取り巻く環境が変化したため、2年間に渡るトンネル閉鎖を含む工事が必要とされた。

サウンドトランジット社により、セントラルリンクと呼ばれるライトレールがダウンタウンとシアトル・タコマ国際空港の間で2009年の開業を目指して建設中である。車両は近畿車輛のものが納入されている。セントラルリンク開業後はバスとライトレールがトンネルを共用する予定である。

マーサルアイランドを経由し、ベルビューに至る路線と、ユニバーシティーディストリックに至る路線の建設が決定しているが、開業は2030年ごろになると見られる。

[編集] モノレール

ウェストレイクショッピングセンターとシアトルセンターの間にモノレールが走っている。 開業から40年以上が経過しており、近年は故障も多発しているが、車両の置き換え計画は発表されていない。 ちなみに、このウェストレイクショッピングセンターの地下一階には、ザ・ダイソーがある。

[編集] 姉妹都市

シアトルは21の姉妹都市を有している[9][10]


[編集] ギャラリー

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

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