オークランド (カリフォルニア州)

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オークランド
City of Oakland
OAKLAND, CA, USA - Skyline and Bridge.JPG
オークランドのスカイライン、奥に見えるのはオークランド・サンフランシスコ間を結ぶベイブリッジ
Flag of Oakland, California.svg
市旗
愛称 : Oaktown
位置
の位置図
座標 : 北緯37度48分18秒 西経122度16分21秒 / 北緯37.80500度 西経122.27250度 / 37.80500; -122.27250
行政
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  カリフォルニア州
  アラメダ郡
 市 オークランド
市長 ジーン・クワン(關麗珍)
地理
面積  
  市域 202.4km2(78.2mi2
    陸上   145.2km2(56.1mi2
    水面   57.2km2(22.1mi2
標高 1m(3ft
人口
人口 (2008年現在)
  市域 420,183人
    人口密度   2,751.4人/km2(7,126.1人/mi2
  都市圏 7,264,887人
    都市圏人口密度   人人/km2(人人/mi2
その他
等時帯 太平洋標準時 (UTC-8
夏時間 太平洋夏時間 (UTC-7
公式ウェブサイト : http://www.oaklandnet.com/

オークランド英語: City of Oakland)はアメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡にある、サンフランシスコ湾に面した港湾都市、アラメダ郡庁所在地。かつて日本から移民が渡った地であり、日本語で王府(おうふ)とも称した。

概要[編集]

オークランドはサンフランシスコの対岸の8マイル(約13km)東に位置し、人口ではアメリカで44番目、カリフォルニア州で8番目に大きな都市である。 また、オークランドは米国西海岸において主要な港湾都市であり、Kaiser PermanenteCloroxDreyer'sPlus World Markets等の大企業が本社を置くサンフランシスコ・ベイエリアイーストベイと呼ばれる地域の中核都市である。 また、2000年度の合衆国国税調査ではオークランドはロングビーチと並び、アメリカでもっとも人種的に多様な都市である。

大陸横断鉄道開通から栄えたが、1906年サンフランシスコ大地震後に被災者が流入し、大幅に人口を増やした。

1960年代以降、犯罪率が上昇し、2000年代でも全米屈指の犯罪都市となっている。しかし、ベイエリア一帯での地価の急激な上昇により、犯罪率はわずかながら減少している。2012年に発表されたFBIの統計では、1000人当たりの暴力的な犯罪の率は16.8%で全米4位、殺人件数は104、強盗と車両盗難事件は全米一多かった[1]

ニュージーランド最大の都市であるオークランド (Auckland) と当市とは、英語においては綴り発音も異なる(参照)ため簡単に区別出来るが、日本語では同じになってしまう。そのため、日本では両市を区別するため、当市を「USオークランド」、ニュージーランドのそれを「NZオークランド」と表記する場合がある。ちなみに、両市とも日本の福岡市姉妹都市であるという共通点もある。

地理[編集]

サンフランシスコの対岸8マイルに位置し、北はバークレーと接している。

の中心部には湖(レイクメリット)があり、湖の西側には高層ビルなどのオフィス街やチャイナタウンなどが広がっている。

  • 座標:北緯37度47分43秒、西経122度13分41秒 (37.795227, -122.228111)[2]
  • 面積:202.4 km² (78.2 mi²)
    • 陸地:145.2 km² (56.1 mi²)
    • 水地域:57.2 km² (22.1 mi²) :28.28%

出典:アメリカ合衆国統計局

特色[編集]

オークランドのチャイナタウンは同州でも特に有名であり、対岸のサンフランシスコのチャイナタウンと区別するため"Oakland Chinatown"と呼ばれることが多い。かつてチャイナタウンの中に日本人街も存在した。現在でも王府仏教会など当時の名残がある。

人口動勢[編集]

City of Oakland
Population by year
[3][4]
1880年: 34,555 1950年: 384,575
1890年: 48,682 1960年: 367,548
1900年: 66,960 1970年: 361,561
1910年: 150,174 1980年: 339,337
1920年: 216,261 1990年: 372,242
1930年: 284,063 2000年: 399,484
1940年: 302,163 2005年: 395,274

2000年現在の国勢調査[5]

1,084.8/km² (2,809.8/mi²) の平均的な密度に157,508軒の住宅が建っている。
  • 人種構成:白人31.29%、アフリカン・アメリカン35.66%、先住民0.66%、アジア15.23%、太平洋諸島系0.50%、その他の人種11.66%、及び混血4.98%である。人口の21.89%はヒスパニックまたはラテン系である。
オークランドはカリフォルニア州のなかでもロングビーチと並びとりわけ人種の混成率が高い。アフリカ系アメリカ人、アジア系(中国人韓国人日系人ベトナム人など)、白人、メキシコ系アメリカ人(チカーノ)などである。
  • 18歳未満の未成年:25.0%、
  • 18歳以上24歳以下:9.7%、
  • 25歳以上44歳以下:34.0%
  • 45歳以上64歳以下:20.9%
  • 65歳以上:10.5%
  • 中央値年齢:33歳
  • 男女比率: 女性100人:男性93.2人
    • 男女比率(18歳以上):女性100人:男性90.2人
  • 平均世帯収入:40,055米ドル
  • 平均家族収入:44,384米ドル
  • 平均男性収入:37,433米ドル
  • 平均女性収入:35,088米ドル
  • 一人当たり収入:21,936米ドル
人口の19.4%及び家族の16.2%は貧困線以下
全人口の18歳未満の27.9%及び65歳以上の13.1%は貧困線以下

参照: en:Maps of Oakland, California

文化[編集]

イーストベイまたはベイエリアの中心的立地から、サンフランシスコとバークレーと共にリベラルな風土である。 音楽ではリズム&ブルース、ファンク、パンクロックやヒップホップの文化が馴染んでいてオークランドから生まれた著名なバンドではタワー・オブ・パワートニー・トニー・トニーグリーン・デイSouls of MischiefDel tha Funkee Homosapien等があげられる。

また、オークランドは特徴のある政治的な都市であり1966年には黒人民族主義運動・黒人解放闘争を展開していた急進的な政治組織であるブラックパンサー党が結成された地でもある。

治安[編集]

オークランドの治安は良いとは言えない状況である。とくにウェスト・オークランド地区での治安が悪化している。

1960年代終わりから1970年代の終わりにかけてオークランドの犯罪発生率は急上昇し、人口に比率した犯罪発生率はニューヨークやサンフランシスコの2倍に達した。犯罪は1980年代にもエスカレートを続け、1990年代と2000年代においてもオークランドは常に米国で最も危険な大都市の一つとして知られている。今日も治安はオークランドの最も深刻な課題であり、悪化した治安により、市民や市警察、およびその他のベイエリアの都市の住民に危険な都市として位置づけられている。

最悪の1992年には殺人事件が175回起きており、人口10万人以上の都市としては、全米で最下位から13番目にランクした。120件の殺人が発生した2007年にはカリフォルニア州においてコンプトンリッチモンドの後に続き殺人事件数では最下位から3番目にランクしたが、凶悪な他の犯罪を含めると同州最悪の治安であると言える。

交通[編集]

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オークランド港:鉄道ターミナルと連動したコンテナ輸送基地として世界的に有名。

市内交通網[編集]

  • 市内の広範囲にBART/Bay Area Rapid Transitの駅が8つあり、対岸のサンフランシスコやバークレーに短時間で移動が出来る。ダウンタウンからサンフランシスコの中心地まで十数分で到達出来、市民の大事な足となっている。またバートは「エアバート」と呼ばれる接続バスがコロシアム駅からオークランド国際空港に乗り入れが有り、尚かつサンフランシスコ国際空港にも直結しているのでどちらの空港からも容易に移動が出来る。
  • 公共バスはAC Transitと呼ばれ、近隣都市と市内を繋いでいる。
  • かつてはキー・システムなどの路面電車やサクラメント・ノーザン電鉄などのインターアーバンも運行されていたがこれらはすべて廃止となり、一部はBARTやACトランジットに置き換えられた。

鉄道・ハイウェイ[編集]

  • 市内には、アムトラックの駅があり、ロサンゼルスシアトル間を結ぶコースト・スターライト号をはじめとする長距離列車や、ここを始発・終着駅としてカリフォルニア州内の都市を結ぶキャピタル・コリドー号、サン・ホアキンス号などの列車が発着する。なお、オークランド市内にあるアムトラックの駅とサンフランシスコ市内との間は、アムトラックの専用バスが連絡している。1989年に発生したサンフランシスコ地震により、被害を受けたオークランド駅は使用停止となったため、近郊のエメリービルのアムトラックの駅を整備し、1990年代からは、列車はエメリービル駅において発着していた。その後、オークランド駅は移転の上、再建[6]され、現在は列車の発着が復活している(但し、シカゴとの間を結ぶカリフォルニア・ゼファー号などは、オークランド駅に乗り入れず、引き続きエメリービル駅に発着している)。
  • ベイブリッジが対岸のサンフランシコと結んでいる。(オークランド側から進入する際のみ交通料が4ドル)

空港[編集]

オークランド国際空港:国内線を中心に運行され、国際線の多いサンフランシスコ国際空港を補完する役割も持つ。サウスウエスト航空が1989年から運行しており、準ハブ空港として設定している。サンフランシスコ国際空港と違いBARTの乗り入れは無いが、最寄のBARTの駅までバスのサービスがある。

スポーツ[編集]

メジャーリーグオークランド・アスレチックス(A's)、NFLオークランド・レイダーズNBAゴールデンステイト・ウォーリアーズのフランチャイズである。A'sとレイダーズはオークランド・アラメダ・カウンティ・コロシアムを、ウォーリアーズはその隣にあるオラクル・アリーナを本拠地として使用している。

姉妹都市[編集]

オークランドは Sister Cities International によって指定された、7つの姉妹都市を有している:

1962年10月13日福岡市姉妹都市提携を結んだ。その後、福岡市とは交換教育プログラムなどを通して交流を深めている。

脚注[編集]

外部リンク[編集]