ナパ郡 (カリフォルニア州)

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ナパバレーはワインでたいへん有名である。

ナパ郡 (Napa County) はアメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコ・ベイエリアの北部に位置するである。郡庁所在地ナパである。

歴史[編集]

ナパ郡は、カリフォルニア州が1850年に設立された当時の原形郡の1つであり、区域の一部は1861年レイク郡に譲渡された。

この「ナパ」という言葉は先住民言語に由来し、""を意味するとされたり、""であるされたりしているが、同地域で話されていたウィントゥン語ワッポ語ミウォク語にはそのような単語が見られず、語源は不明である [1]

地理[編集]

アメリカ合衆国統計局によると、この郡は総面積2,042 km² (788 mi²) である。このうち1,952 km² (754 mi²) が陸地で89 km² (35 mi²) が水地域である。総面積の4.38%が水地域となっている。

人口動静[編集]

2000年現在の国勢調査2で、この郡は人口124,279人、45,402世帯、及び30,691家族が暮らしている。人口密度は64/km² (165/mi²) である。25/km² (64/mi²) の平均的な密度に48,554軒の住居が建っている。この郡の人種的構成は白人79.98%、アフリカン・アメリカン1.32%、先住民0.84%、アジア2.97%、太平洋諸島系0.23%、その他の人種10.95%、及び混血3.71%である。人口の23.67%がヒスパニックまたはラテン系である。

この郡内の住民は24.10%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が8.50%、25歳以上44歳以下が27.70%、45歳以上64歳以下が24.30%、及び65歳以上が15.40%にわたっている。中央値年齢は38歳である。女性100人ごとに対して男性は99.60人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は97.40人である。

この郡の世帯ごとの平均的な収入は51,738米ドルであり、家族ごとの平均的な収入は61,410米ドルである。男性は42,137米ドルに対して女性は31,781米ドルの平均的な収入がある。この郡の一人当たりの収入 (per capita income) は26,395米ドルである。人口の8.30%及び家族の5.60%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の10.60%及び65歳以上の5.60%は貧困線以下の生活を送っている。

都市及び都市[編集]

ナパバレー・ワイン醸造所[編集]

ナパバレーは多くのブドウ園がある。

日本航空訓練所[編集]

ナパ空港(Napa County Airport)に日本航空の訓練所(7万m2)が1971年から2010年まで存在し、合計2,200人のパイロットを16ヶ月間という短期間で養成した。62万1,093時間52分の訓練期間中に人身事故は一件もなかった。訓練は厳しく、再試験は1回きりであり、2回不合格ならば帰国する。植木義晴社長は1975年に入社し、ここを卒業した[2]2010年に閉鎖されたのは、経営不振のなかで年間25億円の維持費が負担になったからである[3]

参考資料[編集]

  1. ^ Kroeber, Alfred (June 15, 1916). “California place names of Indian origin”. University of California Publications in American Archaeology and Ethnology 12 (2): 50. 
  2. ^ 「こころの玉手箱」日本経済新聞2013年2月5日夕刊14面。
  3. ^ 日航、操縦士を自社養成した米の訓練所閉鎖へ 経費節減朝日新聞 2010年10月11日13時7分

外部リンク[編集]