インディアナポリス

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インディアナポリス市
City of Indianapolis
インディアナポリスのダウンタウン
インディアナポリスのダウンタウン
インディアナポリス市の市旗
市旗
位置
インディアナポリス市の位置(インディアナ州)の位置図
インディアナポリス市の位置(インディアナ州)
座標 : 北緯39度46分5.88秒 西経86度9分29.52秒 / 北緯39.7683000度 西経86.1582000度 / 39.7683000; -86.1582000
歴史
成立日 1821年
行政
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
  インディアナ州
  マリオン郡
 市 インディアナポリス市
市長 グレッグ・バラード
共和党
地理
面積  
  市域 963.5 km2 (372 mi2)
    陸上   945.6 km2 (365.1 mi2)
    水面   17.9 km2 (6.9 mi2)
標高 218 m (715 ft)
人口
人口 2010年現在)
  市域 820,445人
    人口密度   861人/km2(2,273人/mi2
  都市圏 1,756,241人
その他
等時帯 東部標準時 (UTC-5)
夏時間 東部夏時間 (UTC-4)
公式ウェブサイト : www.indy.gov

インディアナポリス英語: Indianapolis)は、アメリカ合衆国インディアナ州中央部マリオン郡にある都市。同州最大の都市かつ州都であり、同郡の郡庁所在地でもある。外資系を含めた自動車工業の成長によって、五大湖周辺の都市にしては人口増加を続けている珍しいケースの都市である。

歴史[編集]

インディアナポリスは、Indiana General Assemblyの活動によって1821年州都として設立された。ワシントンD.C.を模した都市開発が特徴的である。19世紀頃から全米における地位を高める。その後停滞するが天然ガスの発見により工業が発展、一時は都市化の波に乗り遅れたが、再開発に成功。大規模ショッピングセンターコンベンションホールの建設、そして教育文化への熱心さもあいまって、目覚ましい発展を遂げている。今日では郊外に点在する自動車工業が市況を牽引し、他に電機機械関連工業も発達している。

地理[編集]

アメリカ合衆国統計局によると、この都市(他の自治体の一部を含まずマリオン郡の一部である)は総面積953.5km²(368.2mi²)である。このうち936.2km²(361.5mi²)が陸地で17.3km²(6.7mi²)が水地域である。総面積の1.81%が水地域となっている。4つの除かれたコミュニティーを含まない、統合した総面積はおよそ966.3km²(373.1mi²)である。

気候[編集]

ケッペンの気候区分では亜寒帯湿潤気候(Dfa)に属する。

インディアナポリスの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 22
(71)
24
(76)
29
(85)
32
(90)
36
(96)
40
(104)
41
(106)
39
(103)
38
(100)
33
(91)
27
(81)
23
(74)
41
(106)
平均最高気温 °C (°F) 2
(35.6)
4.6
(40.2)
10.9
(51.7)
17.4
(63.4)
22.7
(72.8)
27.7
(81.9)
29.4
(85.0)
28.9
(84.0)
25.3
(77.6)
18.5
(65.3)
11.2
(52.2)
3.8
(38.9)
16.9
(62.4)
平均最低気温 °C (°F) −6.4
(20.5)
−4.5
(23.9)
0.4
(32.8)
5.9
(42.7)
11.4
(52.6)
16.7
(62.1)
18.8
(65.8)
18
(64.4)
13.4
(56.2)
7.1
(44.7)
1.7
(35.1)
−4.2
(24.4)
6.6
(43.8)
最低気温記録 °C (°F) −33
(−27)
−29
(−21)
−22
(−7)
−8
(18)
−2
(28)
3
(37)
8
(46)
5
(41)
−1
(30)
−7
(20)
−21
(−5)
−31
(−23)
−33
(−27)
降水量 mm (inch) 67.6
(2.66)
58.9
(2.32)
90.4
(3.56)
96.5
(3.80)
128.3
(5.05)
107.7
(4.24)
115.6
(4.55)
79.5
(3.13)
79.2
(3.12)
79.2
(3.12)
94
(3.70)
80.3
(3.16)
1,077
(42.4)
降雪量 cm (inch) 22.4
(8.8)
16.5
(6.5)
6.6
(2.6)
0.5
(0.2)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
0
(0)
1
(0.4)
1.8
(0.7)
17.5
(6.9)
66.5
(26.2)
平均降水日数 (≥ 0.01 in) 12.1 10.0 11.9 12.0 13.1 11.1 10.5 8.5 8.1 8.6 10.8 12.5 129.3
平均降雪日数 (≥ 0.1 in) 7.5 5.4 2.4 0.4 0 0 0 0 0 0.2 1.2 6.3 23.4
平均月間日照時間 133.3 146.9 179.8 216.0 263.5 288.0 294.5 272.8 234.0 195.3 117.0 102.3 2,443.4
出典 1: NOAA (extremes 1871–present)[1][2]Hong Kong Observatory (sun only, 1961–1990)[3]
出典 2: The Weather Channel (records)

人口動勢[編集]

2000年現在の国勢調査GR2で、この都市は人口791,926人、320,107世帯および192,704家族が暮らしている。人口密度は835.1/km²(2,163.0/mi²)である。376.4/km²(975.0/mi²)の平均的な密度に352,429軒の住宅が建っている。この都市の人種的な構成は白人69.09%、アフリカン・アメリカン25.50%、先住民0.25%、アジア1.43%、太平洋諸島系0.04%、その他の人種2.04%および混血1.64%である。人口の3.92%はヒスパニックまたはラテン系である。

この都市内の住民は25.7%が18歳未満の未成年、18歳以上24歳以下が10.2%、25歳以上44歳以下が32.9%、45歳以上64歳以下が20.3%および65歳以上が11.0%にわたっている。中央値年齢は34歳である。女性100人ごとに対して男性は93.7人である。18歳以上の女性100人ごとに対して男性は90.2人である。

この都市の世帯ごとの平均的な収入は40,051米ドルであり、家族ごとの平均的な収入は48,755米ドルである。男性は36,302米ドルに対して女性は27,738米ドルの平均的な収入がある。この都市の一人当たりの収入(per capita income)は21,640米ドルである。人口の11.9%および家族の9.1%は貧困線以下である。全人口のうち18歳未満の16.2%および65歳以上の8.1%は貧困線以下の生活を送っている。

文化[編集]

第1次大戦記念碑

インディアナポリスは豊かな文化的遺産を誇りにしている。いくつかの先導は芸術および文化を目的に、市の魅力を高める為に近年にインディアナポリス市役所によって作られた。文化地区としてIndiana AvenueBroad Ripple VillageThe Canal & White River State ParkFountain SquareMassachusetts AvenueおよびThe Wholesale Districtの地域を指定した。

マサチューセッツ・アベニュー[編集]

Monument Circleのいくつかのブロックの北東に位置する、マサチューセッツ・アベニューはダウンタウンの4つの原形対角通りとして1821年に計画された。これは取り囲んでいる住宅地域に主にサービスする商業地域の始まりであった。この通りは路面電車路線の発達に加えてビジネスが発展するサービスを重視した事で人気を博した。いくつかの路面電車および都市間路線の間に定められた、この通りは1870年から1930年の間で成長を続けた。現在、この通りの再開発はレストラン、劇場および店舗を独自に所有した上で開発する事に焦点を当てている。

運河およびホワイト川州立公園[編集]

インディアナポリス市内に位置している長く現存しない中心的運河は一新され、都市レクリエーション地域で再開した。この新しい姿はヴェネツィア風の水路として作られた。徐々に、文化的呼び物は1990年代に水路沿いに作られるようになった。現在、水路の北部端は州の中心的なテクノポリスとなっていて、生物科学先導の目を出す本拠地となっている。拡張しているホワイト川州立公園の中心部へこの水路の拡張が1996年に完成する事となった。この拡張はナショナル道路 の一部として1916年に作られた、古いワシントン・ストリート橋の掛け替えを含む2,000万米ドル社会基盤改良工事プロジェクトの一部であった。

博物館[編集]

スポーツ[編集]

インディアナポリスはインターナショナルリーグマイナーリーグチーム「インディアナポリス・インディアンズ」(ピッツバーグ・パイレーツ傘下)、NBAの「インディアナ・ペイサーズ」、WNBAの「インディアナ・フィーバー」とNFLの「インディアナポリス・コルツ」の本拠地である。加えて、全米大学体育協会(NCAA)の本部がある。このため、「世界のアマチュア・スポーツの首都」と呼ばれる。1987年にはパンアメリカン競技大会2002年にはFIBAバスケットボール世界選手権が開催された。

また、全米一大きな市営公園の一つである「イーグルクリーク公園」(Eagle Creek Park)を含む、大きな市営公園システムを持っている。

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ[編集]

インディアナポリス・モーター・スピードウェイ

スピードウェイにあるインディアナポリス・モーター・スピードウェイは、1周2.5マイル(約4km)のオーバルコース上で、毎年戦没者追悼日の週末に開かれる自動車レース「インディ500」の開催地である。

また、NASCARブリックヤード400ロードバイク世界選手権(MotoGP)のインディアナポリスグランプリも開催され、2000年から2007年までF1アメリカGPの開催地にもなっていた。

ローカルメディア[編集]

インディアナポリス・スターは、インディアナポリスで最も幅広く読まれている日刊新聞である。Gannettが所有者である。その他の人気のある出版物は、Nuvo NewsweeklyIndianapolis MonthlyIndyScribeおよびIndy Men's Magazineが含まれる。Gannettはインディアナ州北部および郊外向けローカルとコミュニティ関連ニュースを扱うThe Topicsという週刊新聞も発行している。

インディアナポリスは以下の主要なローカル・テレビジョン放送局によってサービスされている。

社会基盤[編集]

教育[編集]

インディアナポリスはバトラー大学インディアナポリス大学、マリオン大学とインディアナ大学-パデュー大学インディアナポリス校の本拠地である。

交通[編集]

空港

高速道路

  • インディアナポリス地域をサービスしている6つの主要な高速道路はI-70、I-74、I-65、I-69、I-465環状道路およびI-865接続道路である。

鉄道

姉妹都市[編集]

出身者[編集]

脚注[編集]

  1. ^ NowData - NOAA Online Weather Data”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2013年3月20日閲覧。
  2. ^ Station Name: IN INDIANAPOLIS”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 2013年3月20日閲覧。
  3. ^ Climatological Normals of Indianapolis”. Hong Kong Observatory. 2010年5月13日閲覧。

外部リンク[編集]

公式
観光
その他