宇和島市
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宇和島市(うわじまし)は、四国の南西部、愛媛県の南部(南予地方)に位置する都市で、南予地方の中心都市である。旧北宇和郡の一部と旧宇和島市の合併により誕生。2009年(平成21年)4月1日現在の人口は、87,848人である。
目次 |
[編集] 地理
[編集] 地形
- 西側は宇和海に面し、それ以外の三方は山地に囲まれている。リアス式海岸が広がり、加えて離島もあり、漁港の数では全国有数である。
- JR予讃線の特急列車の終着駅であるため、地元住民以外には愛媛県の最西端の市と思われがちであるが、実際には八幡浜市よりも南南東側に位置する。
- 山 鬼が城山(一部関係者の間では鬼が城山系を南予アルプスと呼ぶこともある(例:南予流域林業活性化センター))、高月山
- 川 須賀川、来村川、三間川(四万十川の支流の一つ)、岩松川、国安川
- 湖沼 若山湖、旧三間町域にはため池多数
- 島 九島、高島、戸島、嘉島、遠戸島、日振島、沖の島、竹ヶ島、御五神島
[編集] 隣接している自治体
[編集] 気候
中央構造線より南に位置し、黒潮の影響を受けているため、気候は温暖な太平洋側気候である。
また、1927年7月22日に日最高気温40.2℃を記録している。
四国の中でも桜の開花時期が早いことで知られていたが、宇和島測候所が無人化されたことから、2006年から市が開花状況を独自に調べて発表している。
[編集] 歴史
(※ 合併して新市になる以前の吉田町、三間町、津島町の出来事については、それぞれのページを参照。)
[編集] 市制以前
- 941年(天慶4年):警固使である橘遠保により、宇和島に砦が建設される。
- 1601年(慶長6年):藤堂高虎により宇和島城が築城される。
- 1614年(慶長19年):伊達秀宗が、大坂の陣の功により10万石を与えられ宇和島城に入城。以後、江戸時代には、仙台藩伊達家の分家である宇和島藩の城下町となった。
- 幕末になると、宇和島藩は政局で重要な立場を担った。幕末には、シーボルトの直弟子で宇和郡卯之町(現・西予市宇和町)の医者二宮敬作、の紹介で高野長英、村田蔵六(後の大村益次郎)といった人物が滞在し宇和島の近代化に貢献した。
- 1889年(明治22年):町制施行で宇和島町となる。
- 1917年(大正6年):丸穂村を編入
[編集] 市制発足から新市まで
- 1921年(大正10年)8月1日:北宇和郡宇和島町・八幡村が合併、市制施行して誕生。
- 1925年(大正14年):宇和島市庁舎が完成
- 1934年(昭和9年)9月1日:北宇和郡九島村を編入。
- 1945年(昭和20年):国鉄予讃線が全線開通。
- 1945年(昭和20年):太平洋戦争末期の大空襲で市街地の大半を焼失(5月~8月)
- 1955年(昭和30年)3月31日:北宇和郡三浦村・高光村を編入。
- 1956年(昭和31年)5月:財政再建団体指定
- 1962年度末、再建完了。戦災復興需要が財政を圧迫し、1949年度には既に赤字決算に陥っていた。
- 1957年(昭和32年)1月1日:北宇和郡来村を編入。
- 1958年(昭和33年):公会堂が新築完成
- 1960年(昭和35年):宇和島港重要港湾指定
- 1962年(昭和37年):宇和島城天守閣修理工事竣工
- 1963年(昭和38年):市立宇和島病院本館が完成
- 1972年(昭和47年):南予レクリエーション都市に指定される
- 1974年(昭和49年)4月1日:北宇和郡宇和海村を編入。
- 1974年(昭和49年):国鉄予土線が全線開通
- 1976年(昭和51年):市庁舎を移転新築
- 1979年(昭和54年):松尾バイパスが開通
- 1980年(昭和55年):恵美須町商店街、新橋商店街のアーケードカラー舗装
- 1987年(昭和62年):南予文化会館が完成
- 1988年(昭和63年):牛鬼すとりーと完成
- 1993年(平成5年):新内港埋め立てに着工
- 1994年(平成6年):宇和島圏地方拠点都市指定
- 1997年(平成9年):国道320号柿原バイパス全面開通
- 1997年(平成9年):宇和島港内港の埋め立て工事と港湾事務所完成
- 2000年(平成12年):宇和島城築城400年祭
[編集] 新市以降
[編集] 行政
南予地方の中核都市となっているが、産業経済面で芳しくなく、人口も流出を続けるなど、行政運営的には険しい環境にある。
[編集] 市長
■歴代市長(旧:宇和島市)
- 山村豊次郎 1922年(大正11年)5月~
- 久野廉 1926年(大正15年)~
- 山村豊次郎 1927年(昭和2年)3月~
- 高橋作一郎 1930年(昭和5年)~
- 井上源一 1933年(昭和8年)5月~
- 赤松桂 1936年(昭和11年)7月~
- 樋口虎若 1938年(昭和13年)7月~
- 高畠亀太郎 1939年(昭和14年)6月~
- 上田宗一 1942年(昭和17年)8月~
- 国松福禄 1946年(昭和21年)5月~
- 中平常太郎 1951年(昭和26年)5月~
- 中村純一 1955年(昭和30年)5月~
- 中川千代治 1959年(昭和34年)5月~
- 山本友一 1967年(昭和42年)5月~
- 中川千代治 1971年(昭和46年)5月~
- 山本友一 1972年(昭和47年)4月~
- 菊池大蔵 1981年(昭和56年)2月~
- 柴田勲 1989年(平成元年)2月~
- 石橋寛久 2001年(平成13年)2月~
■新市
[編集] 国の行政機関
- 財務省高松国税局宇和島税務署
- 財務省神戸税関松山税関支署宇和島出張所
- 法務省松山地方法務局宇和島支局
- 法務省松山地方検察庁宇和島支部
- 松山地方裁判所宇和島支部
- 松山家庭裁判所宇和島支部
- 宇和島簡易裁判所
- 厚生労働省愛媛労働局宇和島公共職業安定所
- 厚生労働省愛媛労働局宇和島労働基準監督署
- 国土交通省四国運輸局愛媛運輸支局宇和島海事事務所
- 海上保安庁第六管区海上保安本部宇和島海上保安部
- 防衛省自衛隊愛媛地方協力本部宇和島地域事務所
[編集] 県行政機関
- 愛媛県南予地方局
- 愛媛県宇和島保健所
- 愛媛県南予教育事務所
[編集] 市の行政機関・公共施設
- 宇和島市役所
- 宇和島市立中央図書館
- 宇和島市総合体育館
[編集] 姉妹都市
[編集] 国内
[編集] 国外
[編集] 経済
[編集] 産業の現況
宇和島市は南予地方の中心都市であるが、平地が乏しいため、産業面の力は小さい。
[編集] 水産業
リアス式海岸を生かして、養殖水産業(真珠、ハマチ、マダイなどの魚類)が発達し、稚魚・餌料供給、資材供給などの関連産業も発達した。かつては、愛媛県の真珠養殖日本一の中心的存在となったほか、鯛類養殖では周辺地域も含めると日本一の産地となった。しかし、過剰生産による魚価の低迷や、真珠貝(アコヤ貝)の大量死などにより、業界もかつての繁栄は見られない。
[編集] 製造業
製造業では、造船所が1社。自動車部品産業の進出もあり、地元から歓迎されたが、完成車組立工場から遠いため、輸送コストが不利であったため閉鎖した。園芸栽培や果樹栽培、水産業が盛んなことから食品工業も盛んである。
[編集] 小売業
- 百貨店
- 主な大型スーパー
- 大型書店・古書店・専門書
- ファッション・衣料品店
- 大型家電専門店
[編集] 産業構成
- 第一次産業:水産養殖業
- 第二次産業:造船業・食品工業
- 第三次産業:
[編集] 本社を置く企業
[編集] 工場・事業所を置く企業
- メルシャン宇和島工場
- 日清丸紅飼料宇和島水産工場
- 東海シープロ宇和島事業所
- シーティーアイ情報センター宇和島コールセンター
[編集] 地域
[編集] 人口
| 宇和島市と全国の年齢別人口分布図(比較) | 宇和島市の年齢・男女別人口分布図 | ||||||||||||||||||
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■紫色は宇和島市
■緑色は日本全国 |
■青色は男性
■赤色は女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 健康
[編集] 教育
[編集] 大学
[編集] 中等教育学校
[編集] 高等学校
[編集] 専修学校
- 宇和島看護専門学校
- 宇和島文化女子専門学校
- 宇和島商業専門学校
[編集] 中学校
[編集] 小学校
- 宇和島市立和霊小学校
- 宇和島市立結出小学校
- 宇和島市立天神小学校
- 宇和島市立番城小学校
- 宇和島市立戸島小学校
- 宇和島市立嘉島小学校
- 宇和島市立高光小学校
- 宇和島市立三浦小学校
- 宇和島市立住吉小学校
- 宇和島市立小池小学校
- 宇和島市立蒋渕小学校
- 宇和島市立石応小学校
- 宇和島市立日振島小学校
- 宇和島市立九島小学校
- 宇和島市立鶴島小学校
- 宇和島市立明倫小学校
- 宇和島市立宇和津小学校
- 宇和島市立遊子小学校
- 宇和島市立吉田小学校
- 宇和島市立奥南小学校
- 宇和島市立喜佐方小学校
- 宇和島市立立間小学校
- 宇和島市立玉津小学校
- 宇和島市立成妙小学校
- 宇和島市立三間小学校
- 宇和島市立二名小学校
- 宇和島市立清満小学校
- 宇和島市立御槙小学校
- 宇和島市立岩松小学校
- 宇和島市立畑地小学校
- 宇和島市立下灘小学校
- 宇和島市立由良小学校
- 宇和島市立北灘小学校
- 宇和島市立南部小学校
- 宇和島市立曽根小学校
- 宇和島市立浦知小学校
- 宇和島市立竹ケ島小学校
[編集] 学校教育以外の施設
[編集] 交通
[編集] 鉄道路線
[編集] 道路
[編集] 自動車専用道路
[編集] 一般国道
[編集] 都道府県道
- 愛媛県道268号宇和島港線
- 愛媛県道269号無月宇和島線
- 愛媛県道270号滑床松野線
- 愛媛県道271号玉津港線
- 愛媛県道272号河内立間停車場線
- 愛媛県道273号奥浦白浦線
- 愛媛県道274号吉田宇和島線
- 愛媛県道276号大内停車場線
- 愛媛県道277号伊予宮野下停車場宮野下線
- 愛媛県道278号伊予宮野下停車場務田線
- 愛媛県道279号西谷吉田線
- 愛媛県道282号小倉三間線
- 愛媛県道283号広見吉田線
- 愛媛県道286号御内下畑地線
- 愛媛県道287号嵐田之浜岩松線
- 愛媛県道290号喜路能登線
- 愛媛県道291号美砂子郡線
- 愛媛県道292号網代鳥越線
- 愛媛県道313号九島循環線
- 愛媛県道314号舟間伊予吉田停車場線
- 愛媛県道315号音地清延線
- 愛媛県道318号後柿之浦線
- 愛媛県道319号御代ノ川清重線
- 愛媛県道345号柿之浦下波線
- 愛媛県道346号蔣淵下波線
[編集] 道の駅
[編集] 港湾
- 沖合いの日振島や戸島、嘉島などの離島や、宇和島湾入口に位置する九島を結ぶ航路がある。内港には、釣り客向けの船も多数繋留されている。
- 水産実習船えひめ丸の母港であり、宇和島水産高校も港の近くにある。
- 同じ四国西部で、フェリー航路があるためカウント上、国内貨物取扱量において宇和島港に勝る八幡浜港は貿易貨物が全くなかったため重要港湾から外されたが、宇和島港は稚魚の輸出入があることもあって、重要港湾に位置付けられている。
- 八幡浜 - 別府等のフェリーを運航している宇和島運輸は「宇和島」を冠しているが、これは宇和島が創業の地であるためで、現在は宇和島港からの航路は廃止しており存在しない。本社も八幡浜市に移している。
[編集] 路線バス
[編集] 観光
[編集] 観光地
- 城山公園
- 宇和島城
- 城山郷土館
- 宇和島市立伊達博物館
- 宇和島市立歴史資料館
- 天赦園
- 四国八十八箇所
- 四国別格二十霊場
- 6番霊場 龍光院
- 和霊神社
- 多賀神社
- 多賀神社凸凹神堂:性風俗博物館
- 八幡神社
- 宇和津彦神社
- 三島神社
- 金剛山
- 龍華山
[編集] 祭り
- 闘牛(牛対牛):4月上旬、市営闘牛場。
- だんだん祭り:同、遊子・水ヶ浦地区。
- 南楽園ツツジまつり:4月中~下旬、南楽園。
- 南楽園サツキまつり:5月中~下旬、南楽園。
- 南楽園菖蒲まつり:5月下旬~6月上旬、南楽園。
- 世界の風鈴展:6月中旬~8月中旬、南楽園。
- 薬師谷そうめん流し:6月上旬~8月下旬、薬師谷渓谷。
- 和霊大祭(7月22日~7月24日)
- 夏祭り:7月下旬、市内各所。
- 宇和島産業祭り(じゃこ天カーニバル):11月上旬
- 亥の子11月頃
[編集] 工芸品
- 牛鬼張子
- 牛鬼Tシャツ
- 手染めのれん
- 節句鯉幟
[編集] 郷土料理
- 鯛めし
- ふくめん
- フカの湯ざらし
- 丸ずし
- 鯛めん
- いけもり
- ウツボ
- 伊予さつま(さつま汁)
- じゃこ天
- 削りかまぼこ
- 真鯛スモーク
- 伊予の宇和島減塩からすみ
- パールスイートクランチ「人魚のなみだ」(菓子)
- 唐饅頭(菓子)
- 大番(菓子)
[編集] 文化施設
[編集] 宇和島市出身の有名人
[編集] 政官界
[編集] 学界・言論界
- 木村鷹太郎 - 歴史家。
- 清家新一 - 物理学者。
- 小林儀衛 - ジャーナリスト。『宇和島鉄道唱歌』を作詞。
- 穂積陳重 - 日本国民法生みの親。日本初の法学博士。
- 穂積八束 - 日本大学設立者。法学博士。
[編集] 産業界
[編集] 芸術
- 絵画・映像系
- 伊藤渓水 - 日本画家。
- 伊藤大輔 - 映画監督。
- 楠葉宏三 - アニメーション監督。
- 柴田正重 - 彫塑家。
- 高畠華宵 - 挿絵画家。
- 浜田泰介 - 日本画家。
- 村上天心 - 彫刻家。
- 三輪田俊助 - 画家。
- 谷岡ヤスジ - 漫画家
- 土居孝幸 - イラストレーター、キャラクターデザイナー
- カナヘイ - イラストレーター(旧吉田町出身)
- 小説、詩歌系
- 大和田建樹 - 詩人(宇和島駅前に『鉄道唱歌』の歌碑がある。)
- 末広鉄腸 - 新聞記者、小説家(政治小説)。
- 井上宗和 - 作家、写真家。日本城郭協会を創設。
- 宇神幸男 - 作家。
- 片山香 - 作家。
- 片山恭一 - 小説家(『世界の中心で、愛をさけぶ』著者)
- 須藤南翠 - 小説家。
- 久保喬 - 作家。
- 直遊紀 - 作家。
- 中野逍遙 - 詩人。
- 中井コッフ - 歌人・医師。
[編集] スポーツ
- 松田治廣 - 旧姓山下 東京オリンピック金メダリスト、山下跳びの考案者
- 岩村明憲 - メジャーリーガー(タンパベイ・レイズ)
- 平井正史 - プロ野球選手(中日ドラゴンズ)
- 橋本将 - プロ野球選手(千葉ロッテマリーンズ)
- 宮出隆自 - プロ野球選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 上甲正典 - 高校野球指導者(済美高等学校)
[編集] 芸能・論壇
- 松山恵子 - 「おけいちゃん」の愛称で親しまれたアイドル歌手。2006年死去
- 鮎瀬美都 - 女優・宝塚歌劇団所属。
- 石井和義 - 正道会館設立。旧三間町出身。
- 島田一の介 - 喜劇俳優(よしもと新喜劇)
- ぢゃいこ - 喜劇俳優(よしもと新喜劇)
- 土居甫 - 振付師。旧津島町出身。
- 土居裕子 - 歌手、女優。
- 宮川俊二 - 元NHKアナウンサー(フジテレビ→フリー)
- 大石昌良(Sound Schedule) - 歌手
- 山下信 - NHKアナウンサー。現在は福岡放送局の看板的存在
- 志賀圭二郎 - 俳優
- 玉島愛三 - 俳優
- 鹿島公行(ジャパハリネットのベース) - ミュージシャン
- 赤松クニユキ(サンダルバッヂ) - ミュージシャン。旧吉田町出身。
- 山本天心(蘭丸陽一) - コントユニットMYMY(まいまい)のメンバー。ザ・ニュースペーパー結成メンバー
- 中島眞介 - パティシエ(ニューオータニ、シェフパティシエ)
- 林家源平 - 落語家・俳優・タレント。旧三間町出身。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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