松山市

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松山市
まつやまし
日章旗 日本
地方 四国地方
中国・四国地方
都道府県 愛媛県 
団体コード 38201-9
面積 429.03km²
総人口 513,008
推計人口、2008年4月1日)
人口密度 1,200人/km²
隣接自治体 東温市今治市
伊予郡松前町砥部町)、
上浮穴郡久万高原町

(海上により隣接)
山口県大島郡周防大島町
広島県呉市
市の木
市の花 ヤブツバキ
他のシンボル
松山市役所
所在地 〒790-8571 愛媛県
松山市二番町四丁目7番地2
松山市役所
電話番号 089-948-6688
外部リンク 松山市役所

松山市位置図(愛媛県)

:市 / :町
特記事項:
・人口 : 県推計人口 - 愛媛県統計BOX
Template (ノート 解説) 日本の市町村pj

松山市(まつやまし)は、四国の北西部、愛媛県の中部に位置する同県の県庁所在地四国地方で最大の人口を有する。また総務省統計局による四国唯一の都市圏である松山都市圏の中心都市である。

目次

[編集] 概要

四国一の人口を有し、道後温泉を代表とする「国際観光温泉文化都市」。松山城を中心に発展して来た旧城下町俳人正岡子規ゆかりの町であり、小説『坊っちゃん』『坂の上の雲』や俳句で知られる文学の街でもある。

瀬戸内海を通じて広島市呉市との関係が親密である。

2005年1月1日北条市温泉郡中島町を編入し、人口50万人を突破した。中心市街地は旧温泉郡に属する。

[編集] 地理

松山市は西に瀬戸内海(伊予灘及び斎灘)に面しており、北と東は高縄半島の山々、南は四国山地の一支脈である皿ヶ峰連峰に接している。松山平野の大部分を占めるほか、三坂峠のすぐ下の山間地から、旧・中島町の島嶼部に至るまで広い面積を有するようになった。

[編集] 交通

  • 人口50万強という人口規模としては比較的公共交通の利便性を有しており、市内の主だった拠点の多くに公共交通だけでたどり着くことが出来る。
  • JR予讃線松山駅は、中心市街内のやや西寄りにある。むしろ伊予鉄道松山市駅が中心駅と言える。ここから郊外線が3方向に伸び、市内電車(軌道)の拠点停留所も松山市駅前にあり、都市間高速バスを含む路線バスの発着点ともなっているなど、公共交通の面でも中心といえる。これには、松山市駅が明治21年(1888年)に開業したのに比べ、予讃本線(現・予讃線)の到達が遅く、昭和2年(1927年)になってようやく松山駅が開業した、との経緯もある。国鉄延長の際、松山市駅はそれまで名乗っていた「松山駅」の名を国鉄に奪われ、現駅名を名乗るようになった。

[編集] 歴史

[編集] 行政

[編集] 歴代松山市長

  • 木村利武 1890年2月6日~
  • 白川福儀 1894年2月7日~
  • 浅野長道 1902年2月7日~
  • 長井政光 1908年2月24日~
  • 加藤恒忠 1922年5月12日~
  • 岩崎一高 1923年5月23日~
  • 御手洗忠孝 1926年8月16日~
  • 香川熊太郎 1931年11月6日~
  • 白石大蔵 1933年5月11日~
  • 井上久吉(いのうえ きゅうきち)1933年11月17日~
  • 清水勇三郎(しみず ゆうさぶろう)1938年9月15日~
  • 越智孝平(おち こうへい)1942年10月26日~
  • 黒田政一(くろだ まさいち)1946年3月29日~
  • 安井雅一(やすい まさかず)1947年4月10日~
  • 黒田政一(くろだ まさいち)1951年4月23日~
  • 宇都宮孝平(うつのみや こうへい)1963年5月2日~
  • 中村時雄(なかむら ときお)1975年5月2日~
  • 田中誠一(たなか せいいち)1991年5月2日~
  • 中村時広(なかむら ときひろ)1999年5月2日~(現職)

[編集] 平成の市町村合併

  • 松山市では、中村市長の方針もあり、また過去いずれの合併も隣接地を編入する繰り返しであったことから、編入合併を原則としてきた。
  • 当時は人口47万人であり、50万人を越えると政令指定都市の形式的な資格は得られるが、運用で当時は概ね人口100万人以上が目安とされていたため、どんなに近隣市町村を編入しても、東予地域に広がる新今治市を導入しない限り人口60万人程度の松山市としては、積極的な編入受け入れにより人口を膨らまそうという動機にも乏しかった。また、新今治市を導入した場合市域が1,000km²に近くなり、(1,000km²を越えた清水市静岡市のケースと違い)市街地も大きく2分してしまうことがあった。このため、隣接する市町村にも積極的な呼びかけは特にしなかった。
  • 松山市では、合併協議に入る前の条件として、事務の類似性などの3条件を示した。
  • 結局、北に隣接する北条市と航路で結ばれた温泉郡中島町を編入合併することとなった。
  • その合併過程でも、北条市に対しては北条スポーツセンターの扱い、中島町に対しては汽船事業の民営化、病院事業の民営化等の条件を提示した。

[編集] 主な国の行政機関

一般的には言及されることは少ないが、歴史的には駐屯地の町でもあった。日露戦争上海事変沖縄戦で活躍した松山歩兵第22連隊が松山城の堀之内に拠点を構えていた。第22連隊は、温和で堅実な愛媛県人の特質を評価され、劣勢な戦況においても適切な防御戦闘を奮うと定評があった。
また、戦中の松山市には本土防空に奮戦した源田実大佐麾下三四三航空隊(2代目。通称:「剣」部隊)が海軍吉田浜飛行場(現・松山空港)に所属したことが有名。第二次世界大戦末期に活躍した。現在の松山市には陸上自衛隊が駐屯する。
2006年現在の第14旅団松山駐屯地配置部隊
第14特科隊
第14高射特科中隊
松山地方法務局
松山地方検察庁
松山区検察庁
高松入国管理局 松山出張所
松山空港審査室
松山保護観察所
少年院松山学園

松山少年鑑別所 TEL(089)965-1477(FAX兼用)

[編集] 主な県の行政機関

  • 愛媛県総合運動公園
  • 愛媛県生活文化センター
  • 愛媛県国際交流センター
  • 愛媛県産業情報センター
  • 愛媛県工業技術センター
  • 愛媛県健康増進センター
  • 愛媛県土地開発公社
  • 愛媛県住宅供給公社
  • 愛媛県農業試験場本場
  • 愛媛県果樹試験場本場
  • 愛媛県建設研究所
  • 愛媛県衛生環境研究所
  • 愛媛県立中央青年の家
  • 愛媛県立松山高等技術専門校
  • 愛媛県消防学校
  • 愛媛県立農業大学校
  • 愛媛警察本部

[編集] 市の主な行政機関・公共施設

  • 松山市役所
  • 松山市役所北条支所
  • 松山市役所中島支所
  • 松山市消防局
  • 松山市公営企業局
  • 松山市立中央図書館
  • 松山市立北条図書館
  • 松山市立三津浜図書館
  • 松山市立中島図書館

[編集] 裁判所

[編集] 姉妹都市・提携都市

1981年8月18日姉妹都市締結
2004年11月20日サクラメント市長へザー・ファーゴ氏をはじめとする代表団が松山市を初訪問し、その時、ファーゴ市長に対し松山市は特別名誉市民の称号を贈った。

[編集] 経済

県内では数少ない人口増加中の都市。第二・三次産業中心の都市である。みかんに代表される農業や、近年苦戦気味だが道後温泉を中心とした観光業、化学繊維を中心とした製造業が基幹産業。空港や港湾付近の沿岸部には工業地帯が広がっており、帝人グループ最大の生産拠点となっている。工業生産額については四国でも上位である。 四国を統括している国の機関として、総務省四国総合通信局やNTT西日本 愛媛支店、日本郵政公社四国支社、NHK松山放送局(四国統括局)等がある。 県庁所在地として、商業、サービス業が発達している。特に飲食、歓楽街の規模は四国最大である。 また松山都市圏(62万)に隣接して今治(17万)・西条新居浜(24万)の両都市圏が存在しているため、都市雇用圏に拠る都市圏としては四国第二位だが、商圏人口では四国最大といわれる。 ※この点、「四国」のページの記事を参考のこと。

[編集] 小売業

  • 百貨店
  • 商店街・飲食店
  • 松山中央商店街大街道松山銀天街まつちかタウン
  • 松山城の南が商業地となっており、一番町の三越松山店と市駅前の伊予鉄髙島屋を繋ぐ形で、大街道、銀天街の商店街がL字型に連なっており、大掛かりなアーケード設備も有し、松山市を代表する商店街となっている。銀天街の西に隣接し、伊予鉄松山市駅前には地下街がある。
  • 大街道商店街を挟み、北は一番町から南は千舟町通にかけての一帯には非常に多くの飲食店が軒を連ねている。
  • 柳井町の南端から千舟町4・5丁目の狭い範囲にかけて、小規模PCショップやアニメショップ、ゲームショップ、同人誌専門店およびメイド喫茶などの店舗が集積しており、オタク街を形成している。
  • 大型書店・古書店・専門書店
  • 大型模型店・ホビーショップ
  • 富士教材
  • Plamo
  • 大型家電量販店
  • ファッション・衣料品店
  • 大型スーパーチェーン

また、ゆめタウンJT松山工場跡に進出する計画もあったが、商店街から反発を受け、中止となり、広島の業者に売却され、マンションと複合施設が建設する予定。

[編集] 情報通信業

  • NTT西日本が四国事業本部を設置しており、4県支店の統括的な業務を実施している。また、同社関連の企業も多い。(NTT西日本松山病院など)
  • コールセンター誘致を行うため補助金を支給する条例を制定するなどしている、そのかいあって数社のコールセンターの誘致に成功している。
  • 大手IT企業のサイボウズが創業した地であり、開発拠点設置が計画されている。

[編集] 運輸業

  • 松山港からは九州・中国・近畿地方への航路が開かれ、松山空港からは東京大阪などの都市の他に韓国中華人民共和国への定期便が就航している。また高速道路JR四国予讃線などもあり県外、県内の移動に便利である。また市内には伊予鉄道の路面電車や路線バスが走っていて市内の交通も便利である。
  • 現在、愛媛国体開催にむけて松山駅の高架や貨物駅の移転などを行う予定である。
  • 貨物輸送ではJR貨物の貨物駅、運送会社の支社・営業所などが立地している。

[編集] 金融業

  • 伊予銀行愛媛銀行などの地元金融機関の本店・支店の他、都市銀行や近隣の銀行の支店・ATMが設置されている。(詳しくは主な企業の銀行を参考のこと)
  • 多数の保険会社の支店・営業所がある。また近年は大手保険会社の集中事務センターの誘致に成功している。

[編集] 観光業

  • 3000年の歴史を有すると言われ、文献上、日本最古と言われる道後温泉や、日本で最後の完全な城郭建築(現存天守)である松山城などの観光施設が豊富であり、多くの観光客を集めている。またしまなみ海道開通時には、しまなみブームと呼ばれるほど観光客が増加した。しかし、開通効果もしだいに薄れている。
  • 県や市のスポーツ施設も多数あり、プロ野球公式戦などが年に数回行われる。

[編集] 不動産業

  • 松山市の人口が増加していることもありマンション需要が高まっているため不動産会社は次々マンションを建設している。またオフィスビルの需要もコールセンター等の進出で伸びておりオフィスビルも増加している。
  • 近年は、需要の増加もあり市の中心部などでは地価が上昇に転じている。

[編集] サービス業

  • 近年、市内の高校が定員を超えたり、私立の中高一貫校の受験競争が激化したりするなどしていて日能研東進衛星予備校ITTO個別指導学院明光義塾などの全国規模の塾や予備校が進出し、市内の小規模塾や大手塾(寺子屋グループなど)との競争が激しくなってきている。

[編集] 製造業

空港や港近郊の沿岸部には工業地帯が広がっている。化学繊維、石油化学、トラクターなどの農業用機械製造、電気機械器具製造、ボイラー・水処理関連機器等の機械製造業、その他機械部品製造が主要な製造業である。

[編集] 農業・伝統産業

ウンシュウミカンの生産が盛んで、イヨカンの代表的な産地の一つでもある。特産品・伝統工芸として、姫だるま竹細工(日本三大産地)、伊予絣(同)、油揚げ(松山揚げ)などが有名である。

[編集] 産業人口(旧・松山市のデータ)

  • 生産年齢人口 325,336人
  • 老齢人口 75,221人
  • 就業人口
    • 第一次産業 6,745人
    • 第二次産業 50,659人
    • 第三次産業 163,582人
  • 世帯数
    • 総世帯数 192,537世帯
    • 農家数 6,080世帯
    • 林家数 1,976世帯
    • 漁業世帯数(海面)476世帯

[編集] 主な企業

[編集] 電力会社

[編集] 新聞社

[編集] テレビ・ラジオ

愛媛県内を放送区域とするテレビ局NHKと民放が4局あり、テレビ東京系列以外のキー局が視聴可能である。地上デジタル放送は行道山送信所において2006年10月1日放送開始。その準備段階として2006年6月21日午前10時から映像の再生に必要な制御信号を含めた試験電波の発射を開始し、2006年8月4日からは「地上アナログ放送と同一番組」の試験放送を開始していた。

放送局名 アナログ放送 デジタル放送
チャンネル 開局 空中線電力 送信所 リモコンキーID チャンネル 空中線電力 送信所
NHK松山第1 963kHz 1941年3月9日 5kW 針田町
NHK松山第2 1512kHz 1946年9月1日
南海放送ラジオ 1116kHz 1953年10月1日 井門町
NHK松山FM 87.00MHz 1969年3月1日 1kW 城山
FM愛媛 79.70MHz 1982年2月1日 行道山
NHK松山総合 6 1957年5月29日 VHF5kW 城山 1 16 1kW 行道山
NHK松山教育 2 1962年6月1日 2 13
南海放送 10 1958年12月1日 4 20
テレビ愛媛 37 1969年12月10日 UHF10kW 行道山 8 27
あいテレビ 29 1992年10月1日 6 21
愛媛朝日テレビ 25 1995年4月1日 5 17

[編集] 銀行

四国の地方銀行・第二地方銀行すべてが市内に支店を持っている(松山市に限らず、四国の県庁所在地には必ずある)。 都市銀行はみずほ銀行のみだが、最近になって県内では新居浜市に支店を持つ三井住友銀行の拠点が設置された(千舟町4丁目。融資に関する相談業務のみで現金の取り扱いはないが、ATMを設置している)。

[編集] 証券会社

  • 支店を置く証券会社
  • 本店・本社を置く証券会社

[編集] 保険会社

  • 支店を置く証券会社

[編集] 本社を置く主な企業

製造業

運輸業

卸売・小売業

金融業

プラントエンジニアリング業

その他

[編集] 主な工場・事業所

[編集] 主なコールセンター・事務センター

[編集] 文化

[編集] 松山と坊っちゃん

松山は、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台になっている。この小説は、漱石自身が松山中学(現在の愛媛県立松山東高等学校)に赴任した時の体験を下敷きとしている。松山赴任時、漱石は大学予備門で同窓だった正岡子規との交流も持った。

漱石は『坊っちゃん』で、松山を「不浄な地」(新潮文庫版131ページ)としているなどかなりひどく書いているが、実際は明治時代の地方に対する世論の考え方を反映したもので、単に松山を批判したものではない。漱石自身も松山中学では非常に優遇されており、小説の内容と自身の体験談とが必ずしも一致したものとはいえない。松山市及び市民は観光の一つとしている他、今日でも松山には「坊っちゃん」や「マドンナ」の名が付いた施設や商品が大変多い。

しかし松山市民たちの中には、その名称のワンパターンさを「また、坊っちゃんか。」と批判的に見る者や、実際に『坊っちゃん』を読んでみて作中で松山がけなされていることを知り、「松山をけなす作品の名をありがたがって使っているのはどういうことか!」と不満を漏らす者も少なからず居る。

[編集] 松山と俳句・文学

[編集] 松山と温泉

記紀の古より湧き続ける道後温泉に代表される温泉が市内各所で湧いており、源泉から離れた銭湯も引き湯で温泉を入れている所も数多くある。

[編集] 能楽

松山は能楽が盛んであり、市内に能楽堂がいくつかある。

[編集] 祭り・芸能

※観光的な色彩の強い祭りは「観光」の項へ
  • 松山三大夏祭り
井手神社天神祭(北立花町)、鍾馗さん(しょきさん又はしょうきさん、木屋町)、お日切さん(おひぎりさん、市駅前)。いずれも旧市内における伝統的なもの。
  • 松山秋祭り
神輿同士の鉢合わせ等

[編集] 食文化

隣県、香川のシコシコとした食感の讃岐うどんとは違い、やや軟らかな麺を用いてツユも甘めである「ゆるゆるうどん」が多い。また、大盛りを注文した場合、大抵の店舗では麺が二玉分投入されてくる事でも有名な地域である。市内には松山市駅前地下街まつちかタウンの「かめや」(現在は営業していない)、鍋焼きうどんの老鋪店「アサヒ」「ことり」などが有名である。勿論、市内では讃岐うどんを名乗る店や最近ではセルフうどん店も多数進出しており、看板も良く見かける。ただ、讃岐うどんも丼鉢には厚手の砥部焼を用いる店が多い。
道後温泉街の一角には、「としだうどん」と呼ばれる有名店があった。(後継者がなく廃業し跡地は現在は小公園になっている)
城下町のため、伝統を受け継ぐ和菓子銘菓も多い。

その他は郷土料理の項を参照。

[編集] スポーツ

野球

サッカー

ビーチバレー

[編集] 地域

[編集] 健康

  • 主な医療機関
愛媛県立中央病院
NTT西日本松山病院
松山赤十字病院
済生会松山病院
松山記念病院
松山市民病院
国立病院機構四国がんセンター
北条病院[1]
医療法人友朋会 栗林病院グループ なかじま中央病院(旧中島町立病院を医療法人に売却)なかじま中央病院

[編集] 教育

[編集] 小学校