四国電力
| 種類 | 株式会社 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 市場情報 |
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| 略称 | 四電(よんでん)、YONDEN | ||||
| 本社所在地 | 〒760-8573 香川県高松市丸の内2番5号 |
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| 設立 | 1951年5月1日 | ||||
| 業種 | 電気・ガス業 | ||||
| 事業内容 | 電気事業、電気機械器具の製造・販売、熱供給事業他 | ||||
| 代表者 | 取締役社長 千葉昭 | ||||
| 資本金 | 1455億5192万円 | ||||
| 売上高 | 単体4927億円 連結5453億円 (2010年3月期) |
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| 純資産 | 単体3218億円 連結3601億円 (2010年3月31日現在) |
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| 総資産 | 単体1兆3202億円 連結1兆3831億円 (2010年3月31日現在) |
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| 従業員数 | 単体4,549名 連結8,154名 (2010年3月31日現在) |
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| 決算期 | 3月31日 | ||||
| 主要株主 | 日本生命保険 3.97%、伊予銀行 3.8%、百十四銀行 3.8% | ||||
| 主要子会社 | 四電工、STNet | ||||
| 外部リンク | www.yonden.co.jp | ||||
四国電力株式会社(しこくでんりょく)は、四国地方4県(香川県、徳島県、高知県、愛媛県)のほぼ全域を独占的に事業地域とする電力会社。
目次 |
[編集] 概要
2010年現在、日本の電力会社10社中でも、株価・業績ともに好調である[1]。その背景として発電量の4割近い高い比率を原子力発電に頼っているため発電コストが安く、なおかつ原油高の影響を受けにくい体質にあることが挙げられる。2011年の東日本大震災後も、四国電力ではなお発電余力があり計画停電などの予定はない。しかしながら、伊方原発3基のうち1基は30年以上稼働であり、いずれは対策が必要になってくる。
略称として「よんでん」もしくは「ヨンデン」を使用しているほか、対外的にはそのローマ字表記である「YONDEN」も使用している。現在のコーポレートスローガンは、「しあわせのチカラになりたい」。環境貢献のアピールスローガンは「低炭素DOING」。
イメージマスコットキャラクターとして「あかりちゃん」を定めており、四国地域で長年にわたり親しまれている。CIを導入しており、電力供給網の広がりを四国4県の配置に合わせてイメージしたシンボルマークを使用している。
[編集] 営業エリア
四国4県のうち四国本土は全域をエリアとしているが、瀬戸内海の一部島嶼は中国電力のエリアとなっているためエリア外である。その背景としてこれら島嶼に対する送電網の敷設が水深や海上部の距離などの地形に影響されていることが挙げられ、例えば香川県の小豆島は四国・本州どちらからもほぼ等距離であるが、本州側への水深の方が浅いことから中国電力の電力網から配線している。また、新居浜市の山間部(別子山)、今治市宮窪町の四阪島は住友共同電力(株)から電力の供給を受けている。
[編集] 歴史
1951年5月1日、松永安左エ門(電気事業再編成審議会委員長)のGHQへの説得による、国会決議より効力が強いGHQポツダム政令を元に、四国配電と日本発送電を再編して四国電力創立。
2000年12月からは直営でインターネットサービスプロバイダ事業「あかりネット」のサービスを開始。電気契約があれば無料で利用できたが、2008年2月28日より新規入会受付を停止し、2009年2月20日にサービスを終了した。サイト閲覧には強制的にフィルタリングがかかっており、子供にふさわしくないサイト、Googleなどのロボット型サーチエンジン、大手ISPのサイト(NTT本社やNTT西日本も含まれる)にアクセスすることはできなかった。
[編集] 年表
- 1951年(昭和26年)5月1日 - 四国配電と日本発送電四国支店が合併し、四国電力株式会社設立。1室8部5支店を置く。
- 1953年(昭和28年)1月10日 - 新居浜支店を新居浜営業所に降格。各県都4支店体制となる。
- 1958年(昭和33年)9月8日 - 四国電力初の新設石炭火力発電所、松山発電所1号機が運転開始。
- 1961年(昭和36年)8月30日 - 鳴門海峡に鳴門淡路線が竣工し、1972年11月3日より運転開始。これにより関西電力と接続。
- 1963年(昭和38年)7月29日 - 四国電力初の石油火力発電所、新徳島発電所(現・阿南発電所)1号機が運転開始。
- 1965年(昭和40年)11月1日 - 石油火力発電所、新西条発電所(現・西条発電所)1号機が運転開始(のちに石炭に転換)。
- 1971年(昭和46年)7月 - 石油火力発電所、坂出発電所1号機が運転開始。
- 1977年(昭和52年)9月30日 - 四国電力初の原子力発電所、伊方発電所1号機が運転開始。
- 1981年(昭和56年)8月13日 - 松山発電所(石炭火力)休止。
- 1983年(昭和58年)7月 - 西条発電所1号機の使用燃料を石油から石炭へ転換。翌年1月には2号機も転換。
- 1986年(昭和61年)11月21日 - 50万V四国中央中幹線が187kVで運転開始。
- 1990年(平成2年)4月1日 - 支店改組。それまでの4支店に加えて池田、中村、宇和島、新居浜が発足し8支店体制となる。
- 1991年(平成3年)4月12日 - CI導入。
- 1993年(平成5年)10月8日 - 50万V川内変電所の運転開始。
- 1993年(平成5年)11月10日 - 50万V四国中央西幹線の運転開始。
- 1994年(平成6年)4月20日 - 四国中央幹線が全区間50万Vで運転開始。
- 1994年(平成6年) - 50万V本四連系線の運用開始に伴い50万V送電網が中国電力と接続。
- 1996年(平成8年)3月 - 松山太陽光発電所の部分運転開始。
- 1998年(平成10年)2月 - 坂出送電塔倒壊事件発生。
- 1998年(平成10年)3月25日 - 鳴門淡路線の大鳴門橋添架に伴う旧架線の撤去工事が竣工。
- 1999年(平成11年)5月13日 - 50万V阿波幹線の運転開始。
- 1999年(平成11年)5月14日 - 50万V阿波変電所の運転開始。
- 1999年(平成11年)6月10日 - 50万V南阿波幹線の運転開始。
- 1999年(平成11年)6月24日 - 50万V橘湾火力線の運転開始。
- 2000年(平成12年)6月22日 - 50万V阿南紀北直流幹線の運用開始に伴い50万V送電網が関西電力と接続。
- 2000年(平成12年)6月15日 - 石炭火力発電所、橘湾発電所1号機が運転開始(電源開発所有の橘湾火力発電所と共同)。
- 2000年(平成12年)12月 - 電力契約者に対する無料インターネットサービスプロバイダ事業「あかりネット」のサービスを開始。
- 2001年(平成13年)3月31日 - 松山発電所(石炭火力)廃止。
- 2005年(平成17年)7月4日 - 西条発電所において、木質バイオマスの混焼を開始。
- 2009年(平成21年)2月20日 - 「あかりネット」のサービスを終了。
- 2009年(平成21年)5月7日 - 坂出発電所4号機の使用燃料を石油からLNGへ転換。四国電力では初のLNG火力となる。
- 2010年(平成22年)8月1日 - 「大内営業所」を「東かがわ営業所」に、「三島営業所」を「四国中央営業所」に改称。
- 2010年(平成22年)8月1日 - 坂出発電所において、四国電力では初となるコンバインドサイクル発電方式を採用した(新)1号機が運転開始。
- 2010年(平成22年)12月1日 - 松山太陽光発電所、第一期増設分の運転開始。
- 2011年(平成23年)6月29日 - 福島第一原子力発電所事故に伴う愛媛県知事の要請を受け、本店にあった原子力本部を、伊方原発に近い、愛媛県松山市に移転(伊方発電所#原子力本部移転問題参照)。
[編集] 発電施設
合計 64箇所、696万796kW(2011年3月末現在)[2]
- 総出力には長期計画停止中、定期点検中の号機を含む。廃止された号機、建設中の号機は含まない。
[編集] 水力発電所
58箇所、114万1,496kW
- 主な水力発電所(3万kW以上の発電所)
| 発電所名 | 水系名 | 方式 | 総出力 | 所在地 |
|---|---|---|---|---|
| 本川発電所 | 吉野川 | ダム水路式(揚水式) | 61.5万kW | 高知県吾川郡いの町 |
| 広野発電所 | 那賀川 | ダム水路式 | 3.57万kW | 徳島県那賀郡那賀町 |
| 蔭平発電所 | ダム水路式 | 4.665万kW | 徳島県那賀郡那賀町 | |
| 平山発電所 | 国分川 | ダム水路式 | 4.15万kW | 高知県香美市 |
| 大渡発電所 | 仁淀川 | ダム水路式 | 3.3万kW | 高知県吾川郡仁淀川町 |
- 他の水力発電所については、電力会社管理ダム#四国電力を、管理する発電用ダム一覧については日本の発電用ダム一覧#四国電力を参照のこと。
[編集] 火力発電所
4箇所、379万7,000kW
| 発電所名 | 使用燃料 | 総出力 | 所在地 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 坂出発電所 | LNG、重油、原油、副生ガス | 144.6万kW | 香川県坂出市 | 1号機はCC方式採用。旧1号機は廃止。 |
| 阿南発電所 | 重油、原油 | 124.5万kW | 徳島県阿南市 | 1号機は長期計画停止中。2号機は2011年12月再開。 |
| 橘湾発電所 | 石炭 | 70万kW | 徳島県阿南市 | |
| 西条発電所 | 石炭、木質バイオマス | 40.6万kW | 愛媛県西条市 |
[編集] 原子力発電所
1箇所、202万2,000kW
| 発電所名 | 原子炉型式 | 総出力 | 所在地 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 伊方発電所 | 加圧水型軽水炉 | 202.2万kW | 愛媛県西宇和郡伊方町 | 1~3号機全機定期点検中。 |
[編集] 新エネルギー
2箇所、2,342kW
| 発電所名 | 方式 | 総出力 | 所在地 |
|---|---|---|---|
| 室戸風力発電所 | 風力発電 | 300kW | 高知県室戸市 |
| 松山太陽光発電所 | 太陽光発電 | 2,042kW | 愛媛県松山市 |
[編集] 過去に存在した発電施設
[編集] 火力発電所
| 発電所名 | 使用燃料 | 総出力 | 所在地 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 松山発電所* | 石炭 | 14.1万kW | 愛媛県松山市 | 2001年廃止。 |
* 松山発電所跡地の一部には、松山太陽光発電所が建設された。
[編集] 変電・送電施設
[編集] 超高圧変電所・変換所(50万V)
[編集] 送電線(50万V)
- 橘湾火力線:橘湾発電所/電源開発橘湾火力発電所-阿南変換所
- 南阿波幹線:阿南変換所-阿波変電所
- 阿波幹線:阿波変電所-讃岐変電所
- 四国中央幹線
- 四国中央東幹線:讃岐変電所-東予変電所
- 四国中央中幹線:東予変電所-川内変電所
- 四国中央西幹線:川内変電所-伊方発電所
[編集] 地域間連系線
[編集] 事業所
[編集] 本社・支社・営業所
- 本店:香川県高松市丸の内2番5号 地図座標: 北緯34度20分53秒 東経134度3分1秒
- 東京支社:東京都千代田区丸の内一丁目3番1号 東京銀行協会ビルヂング18階
[編集] PR・ふれあい施設
- 香川県
- 徳島県
- ヨンデンプラザ徳島:徳島県徳島市寺島本町東二丁目29番地
- ヨンデンプラザ池田:徳島県三好市池田町シマ930番地3
- よんでんエネルギープラザ阿南:徳島県阿南市橘町幸野106番地
- 高知県
- ヨンデンプラザ高知:高知県高知市本町四丁目1番16号 電気ビル1階・2階
- ヨンデンプラザ中村:高知県四万十市中村大橋通六丁目9番21号
- よんでんエネルギープラザ本川:高知県吾川郡いの町脇ノ山367番地3
- 愛媛県
- ヨンデンプラザ松山:愛媛県松山市湊町六丁目6番地2
- ヨンデンプラザ新居浜:愛媛県新居浜市徳常町5番15号 新居浜電気ビル別館
- 伊方ビジターズハウス:愛媛県西宇和郡伊方町九町コチワキ3番地204
[編集] 関連会社
[編集] 社長
| 代数 | 氏名 | 在任期間 | 出身地 | 最終学歴 |
|---|---|---|---|---|
| 第8代 | 近藤耕三 | - 1999年6月 | 徳島県 | 京都大学工学部 |
| 第9代 | 大西淳 | 1999年6月 - 2005年6月 | 香川県丸亀市 | 香川大学経済学部 |
| 第10代 | 常盤百樹 | 2005年6月 - 2009年6月 | 香川県坂出市 | 京都大学法学部 |
| 第11代 | 千葉昭 | 2009年6月 - | 香川県高松市 | 京都大学経済学部 |
歴代社長は退任後、当社会長、当社相談役、四国経済連合会会長などに就任する。過去には中川以良、山口恒則氏などが四国電力の実力社長・会長として著名。
[編集] 主要株主
- 日本生命保険:3.97%、925万4千株
- 伊予銀行:3.8%、885万1千株
- 百十四銀行:3.8%、884万6千株
- 住友共同電力:3.03%、706万2千株
- 高知県:2.67%、623万0千株
- 日本マスタートラスト信託銀行:1.91%、444万7千株
- 明治安田生命保険:1.82%、424万4千株
- 四国電力従業員持株会:1.8%、420万4千株
- 日本トラスティ・サービス信託銀行:1.78%、414万3千株
- 第一生命保険:1.57%、366万9千株
- 2010年3月31日現在[3]
[編集] スポーツ
四国内のスポーツ団体、競技大会への協賛を多く行っている。また、いくつかの競技で自社チームを持っている。
[編集] 陸上部
四国電力の陸上部は愛称を「RUNRUNよんでん陸上部」と言い、1992年に創立された。高松市を本拠に活動していて、全日本実業団対抗駅伝競走大会や全日本実業団対抗女子駅伝競走大会など全国大会に出場している。
- 主な所属選手
[編集] バスケットボール部
バスケットボール部は高松市の四国電力体育館を本拠として活動している。四国では数少ない実業団バスケットボール部で、全国大会の常連となっている。
[編集] 硬式野球部
現在、硬式野球部は活動していないが、かつては四国代表として都市対抗野球大会にも出場していた。プロ野球選手(島谷金二)も輩出している。
[編集] CM出演者
[編集] 四国電力webドラマ「ameとpeach」出演者
(四国電力HP上での公開は、2009年11月末にて終了)
[編集] 天下り問題
- 福島第一原子力発電所事故以降、経済産業省と電力会社の天下り問題が監督官庁である経産省の原子力発電所の安全基準のチェックを甘くさせる構造として批判が集まった。
詳細は「電力会社#天下り問題」を参照
[編集] 関連項目
[編集] 参考文献
- ^ “低炭素社会実現を目指して”. ビジネス香川 (2010年8月19日). 2010年12月1日閲覧。
- ^ 発電所情報 四国電力
- ^ Ullet. “大株主情報”. 2010年11月24日閲覧。
[編集] 外部リンク
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