広島大学

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広島大学
HiroshimaUniv.jpg
大学設置 1949年
創立 1929年
学校種別 国立
設置者 国立大学法人広島大学
本部所在地 広島県東広島市鏡山1丁目3-2
キャンパス 東広島(広島県東広島市)
霞(広島市南区)
東千田(広島市中区)
学部 総合科学部
文学部
教育学部
法学部
経済学部
理学部
医学部
歯学部
薬学部
工学部
生物生産学部
研究科 総合科学研究科
文学研究科
教育学研究科
社会科学研究科
理学研究科
先端物質科学研究科
保健学研究科
工学研究科
生物圏科学研究科
医歯薬学総合研究科
国際協力研究科
法務研究科
ウェブサイト 広島大学公式サイト
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広島大学(ひろしまだいがく、英語: Hiroshima University)は、広島県東広島市鏡山1丁目3-2に本部を置く日本国立大学である。1949年に設置された。大学の略称は広大(ひろだい)。

目次

[編集] 概観

法人本部(事務局)
サタケメモリアルホール

[編集] 大学全体

広島大学は、旧制広島文理科大学をはじめ広島地区に所在していた官立(国立)の7校を包括、さらに広島市立の1校を併合して、1949年新制大学として設置された。2004年4月に国立大学法人化、2006年4月には全部局の大学院講座化(大学院部局化)完了を経て、現在では11の学部と12の研究科を設置した、中国・四国地区最大規模の大学院大学となっている。

[編集] 教育理念・目標等

  • 建学の精神(1949年制定)
    • 自由で平和な一つの大学
  • 理念5原則(1995年制定)
    • 平和を希求する精神
    • 新たなる知の創造
    • 豊かな人間性を培う教育
    • 地域社会・国際社会との共存
    • 絶えざる自己変革
  • 到達目標(2001年制定)
    • 世界トップレベルの特色ある総合研究大学
  • キャッチフレーズ(2008年改定)
    • 『学問は、最高の遊びである。』

[編集] 学士課程教育の特色

2006年度以降の学部入学生には、Hiroshima-university PROgram of SPecified EduCaTion and Study(通称HiPROSPECTS)という教育プログラム[1]が到達目標型の教育システムとして導入され、成績評価も従来の優・良・可・不可に加え秀が導入された。また、全学部の学生に対して、英語力の向上を図り、研究や就職に備える目的のため、TOEIC(TOEIC-IP)の受験を必須としている。

各教育プログラムにおける授業(講義または実習)の一部は、2010年より広島大学Web公開授業として、1回分(約90分程度)の授業の様子がWeb上から閲覧できるようになっており、入学希望者(受験生)に対して広島大学をより身近に感じてもらうことを目的としている。

また、学力が優秀でありながら経済的理由により大学進学が困難な学生を支援するための「フェニックス奨学制度」がある(従来実施されていた成績優秀学生奨学制度「広島大学エクセレント・スチューデント・スカラシップ」を変更)。これは新入生(学部生10名程度)を対象にした奨学金制度であり、入試(AO選抜の一部および一般選抜前期日程)において優秀な成績を収めた学生に対して、奨学金の給付(月額10万円)、入学料の全額免除、在学中の授業料全額免除というものである(但し、在学期間中は大学が定める成績基準を満たす必要がある)。広島大学大学院に進学した場合は、奨学生として継続支援を受けることができる。

[編集] 沿革

[編集] 略歴

1902年(明治35年)創立の広島高等師範学校1929年(昭和4年)創立の広島文理科大学を母体に、その他の官立5校を包括、広島市立1校を併合して、1949年(昭和24年)に新制大学として設置された。なお、本稿ではこの経緯から大学創立は旧制大学が誕生した1929年(昭和4年)、大学設立は新制大学が誕生した1949年(昭和24年)としている。

[編集] 年表

  • 1949年(昭和24年)5月31日 - 法律第150号国立学校設置法により、新制広島大学が発足。
  • 1950年(昭和25年)
    • 3月31日 - 広島大学広島高等学校を廃止。
    • 5月1日 - 安浦分校が福山市沖野上町へ移転、福山教場と合併し福山分校と改称。
    • 11月5日 - 開学式を挙行。
  • 1951年(昭和26年)
  • 1952年(昭和27年)
  • 1953年(昭和28年)
  • 1956年(昭和31年)
  • 1957年(昭和32年)
    • 2月8日 - 医学部が呉市から広島市に移転。
    • 3月16日 - 学歌を制定。
  • 1959年(昭和34年)4月1日 - 大学院医学研究科(博士課程)を設置。
  • 1960年(昭和35年)1月19日 - 学旗を制定。
  • 1962年(昭和37年)3月31日 - 広島大学広島文理科大学を廃止。
  • 1963年(昭和38年)4月1日 - 大学院工学研究科(修士課程)を設置。
  • 1964年(昭和39年)4月1日 - 教養部を設置。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 歯学部を設置。
  • 1966年(昭和41年)4月1日 - 附属幼稚園を設置。既存の附属幼稚園は附属三原幼稚園と改称。
  • 1967年(昭和42年)4月1日 - 大学院経済学研究科(修士課程)を設置。
  • 1968年(昭和43年)4月1日 - 大学院農学研究科(修士課程)を設置。
  • 1972年(昭和47年)4月1日 - 大学院法学研究科(修士課程)、大学院歯学研究科(博士課程)を設置。
  • 1973年(昭和48年)4月1日 - 大学院薬学研究科(修士課程)を設置。
  • 1974年(昭和49年)
    • 6月7日 - 総合科学部を設置。
    • 8月6日 - 広島大学原爆死没者追悼の碑除幕式及び第1回追悼式を挙行。
  • 1975年(昭和50年)3月31日 - 教養部を廃止。
  • 1977年(昭和52年)
    • 4月1日 - 大学院工学研究科に博士課程を増設。
    • 5月2日 - 政経学部を改組し、法学部経済学部を設置。
  • 1978年(昭和53年)
    • 4月1日 - 大学院地域研究研究科、大学院環境科学研究科(各研究科にそれぞれ修士課程)を設置。
    • 6月17日 - 教育学部(2学科7課程)を、教育学部(3学科)と学校教育学部(5課程)に分離改組。
  • 1979年(昭和54年)4月1日 - 水畜産学部を改組し、生物生産学部を設置。
  • 1980年(昭和55年)4月1日 - 大学院学校教育学研究科(修士課程)を設置。
  • 1982年(昭和57年)
    • 3月31日 - 大学院工学研究科・工学部が東広島キャンパスへ移転を完了。
    • 4月1日 - 大学院医学研究科と大学院薬学研究科を統合改組し、大学院医学系研究科(博士課程)を設置。
  • 1985年(昭和60年)4月1日 - 大学院環境科学研究科と大学院農学研究科を統合改組し、大学院生物圏科学研究科(博士課程)を設置。
  • 1986年(昭和61年)4月1日 - 大学院地域研究研究科と大学院法学研究科と大学院経済学研究科を統合改組し、大学院社会科学研究科(博士課程)を設置。
  • 1988年(昭和63年)3月31日 - 大学院生物圏科学研究科・生物生産学部が東広島キャンパスへ移転を完了。
  • 1989年平成元年)9月30日 - 大学院教育学研究科・教育学部が東広島キャンパスへ移転を完了。
  • 1991年(平成3年)9月30日 - 大学院理学研究科・理学部が東広島キャンパスへ移転完了。
  • 1992年(平成4年)4月1日 - 医学部保健学科を設置。
  • 1993年(平成5年)3月31日 - 総合科学部が東広島キャンパスへ移転完了。
  • 1994年(平成6年)
    • 3月31日 - 大学院文学研究科・文学部が東広島キャンパスへ移転完了。附属看護学校を廃止。
    • 4月1日 - 大学院国際協力研究科(博士課程)を設置。
  • 1995年(平成7年)3月31日 - 大学院学校教育学研究科・学校教育学部、法学部(昼)、経済学部(昼)、附属図書館が東広島キャンパスへ移転完了。
  • 1998年(平成10年)4月1日 - 大学院先端物質科学研究科(博士課程)を設置。
  • 2000年(平成12年)4月1日
    • 教育学部と学校教育学部を統合改組し、新たに教育学部を設置。
    • 大学院教育学研究科と大学院学校教育学研究科を統合改組し、新たに大学院教育学研究科(博士課程)を設置。
  • 2002年(平成14年)4月1日
    • 大学院医学系研究科(保健学専攻以外)と大学院歯学研究科を統合改組し、大学院医歯薬学総合研究科(博士課程)を設置。
    • 大学院医学系研究科保健学専攻を独立改組し、大学院保健学研究科(博士課程)を設置。
  • 2004年(平成16年)4月1日 - 国立大学法人法の規定により国立大学法人となる。大学院法務研究科(法科大学院)を設置。
  • 2005年(平成17年)4月1日 - 歯学部附属歯科技工士学校を閉校し、歯学部口腔保健学科(口腔保健工学・口腔保健衛生学)を設置。
  • 2006年(平成18年)4月1日
    • 学部教育において「教育プログラム」を開始。
    • 大学院総合科学研究科(博士課程)を設置。
    • 薬学教育6年制移行により、医学部総合薬学科を独立改組し、薬学部を設置。6年制の薬学科と4年制の薬科学科を持つ。
  • 2009年(平成21年)
    • 1月30日 - 明治大学龍谷大学とそれぞれ締結していた「包括交流協定」を発展させ、3大学間相互の包括交流協定等を締結した。
    • 4月1日 - 歯学部口腔保健学科を口腔健康科学科と改称。
  • 2010年(平成22年)12月3日 - 近畿大学との間で「大学間交流に関する包括協定書」を締結。

[編集] 基礎データ

コミュニケーションマーク

[編集] 所在地

[編集] 象徴

  • 学章は被爆都市ヒロシマの復興・再生をイメージした不死鳥(フェニックス)をイメージしてヤシ科の植物フェニックスの葉をモチーフとしたものとなっている。
  • 2004年4月の国立大学法人発足時にコミュニケーションマークを制定した。広島大学の頭文字「H・h」と「人」をイメージしたもので広島大学では「人間が持つ行動的な特性を表現している」と広報している。

[編集] 教育および研究

[編集] 組織

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[編集] 研究

[編集] 21世紀COEプログラム

21世紀COEプログラムとして、下記5件のプロジェクトが採択された。

  • 情報・電気・電子
    • 2002~2006年度
      • テラビット情報ナノエレクトロニクス
  • 人文科学
    • 2002~2006年度
      • 21世紀型高等教育システム構築と質的保証
  • 医学系
    • 2003~2007年度
      • 放射線災害医療開発の先端的研究教育拠点
  • 学際・複合・新領域
    • 2003~2007年度
      • 社会的環境管理能力の形成と国際協力拠点
  • 革新的な学術分野
    • 2004~2008年度
      • 超速ハイパーヒューマン技術が開く新世界

[編集] グローバルCOEプログラム

グローバルCOEプログラムとして、下記1件のプロジェクトが採択された。

  • 数学・物理学・地球科学
    • 2008~2012年度
      • 現象数理学の形成と発展(※ 申請大学 : 明治大学、連携先大学 : 広島大学)

[編集] COE形成プログラム

COE形成プログラムとして、下記1件のプロジェクトが採択された。

  • 複合自由度機能物質研究拠点
    • 2001~2005年度
      • 複合自由度をもつ電子系の創製と新機能開拓

[編集] その他の採択プログラム

上記のCOEに関連する採択プログラム以外で、これまでに広島大学で採択されたものは以下の通りである(採択プログラムの種別ごとにまとめる)。

  • 大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム
    • 2009~2011年度
      • 新世代到達目標型教育プログラムの構築
    • 2010~2012年度
      • 次世代の歯科医療を拓くバイオデンタル教育
  • 組織的な大学院教育改革支援プログラム
    • 2007~2009年度
      • 文理融合型リサーチマネージャー養成
      • グローバルインターンシップ推進拠点の形成
      • Ed.D型大学院プログラムの開発と実践
      • 世界レベルのジオエキスパートの養成
      • 数理生命科学融合教育コンソーシアムの形成(※ 明治大学との共同申請)
    • 2008~2010年度
      • 食料・環境系高度専門実践技術者養成
      • バイオデンティスト育成プログラム
  • 大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム(略称「戦略GP」)
    • 2008~2010年度
      • 高大連携による過疎地域の人材育成及びICカードを活用したひろしまカレッジ(※ 広島経済大学ほか16大学との共同申請)
    • 2009~2011年度
      • 医療・情報・工学連携による学部・大学院連結型情報医工学プログラム構築と人材育成(※ 広島市立大学、広島工業大学との共同申請)
  • 特色ある大学教育支援プログラム(略称「特色GP」)
    • 2004~2007年度
      • 高等教育のユニバーサルデザイン化
    • 2005~2008年度
      • 工学系数学基礎学力の評価と保証(※ 山口大学との共同申請)
    • 2006~2009年度
      • 協調演習による理学的知力の育成支援
  • 現代的教育ニーズ取組支援プログラム(略称「現代GP」)
    • 2004~2005年度
      • 「国境を越えるエンジニア」教育プログラム
    • 2004~2006年度
      • 大学間連携によるフィールド教育体系の構築 -中国・四国地域の農学系学部をモデルとして-(※ 鳥取大学、岡山大学、山口大学、愛媛大学、広島県立大学との共同申請)
    • 2006~2008年度
      • 学生提案型キャリア形成システム基盤構築
      • 地域連携薬剤師高度化教育プログラム
    • 2008~2009年度
      • 子どもの心と学び支援プログラムの展開
  • 「魅力ある大学院教育」イニシアティブ
    • 2005~2006年度
      • 数理生命科学ディレクター養成プログラム
      • 国際協力学を拓く実践的研究者養成の試み
  • 周産期医療環境整備事業
    • 2009年度
      • 広島大学周産期医療環境整備事業(NICU等設置)
  • 大学病院連携型高度医療人養成推進事業
    • 2008~2012年度
      • 山陽路・高度医療人養成プログラム
  • がんプロフェッショナル養成プラン
    • 2007~2011年度
      • 銀の道で結ぶがん医療人養成コンソーシアム(※ 鳥取大学、島根大学との共同申請)
  • 地域医療等社会的ニーズに対応した質の高い医療人養成推進プログラム(略称「医療人GP」)
    • 2006~2008年度
      • 実践的ヒューマン・コミュニケーション教育
  • 法科大学院等専門職大学院形成支援プログラム
    • 2004~2006年度
      • 法律相談事例を活用した実務基礎教育の充実
      • 実務技能教育教材共同開発共有プロジェクト(※ 名古屋大学ほか10大学との共同申請)
  • 専門職大学院等教育推進プログラム
    • 2007~2008年度
      • 実務技能教育指導要綱作成プロジェクト(※ 名古屋大学ほか15大学との共同申請)
  • 大学・大学院における教員養成推進プログラム(略称「教員養成GP」)
    • 2005~2006年度
      • メンター制構築による実践的指導力の高度化
  • 大学教育の国際化推進プログラム
    • 2007~2009年度
      • 平和学共同修士プログラムの開発・国際展開(※ 立命館大学との共同申請、ほか海外5大学と連携)
  • 大学病院業務改善推進事業
    • 2009年度
      • 広島大学業務改善推進事業
  • 海外先進教育研究実践支援プログラム
    • 2005年度
      • 21世紀型教員養成教育の開発と実践(欧米の先進的教員養成システムに基づく教育プログラムの構築)

[編集] 学生生活

[編集] オリエンテーションキャンプ

学部新入生(留年・復学、編入生を含む)を対象としたオリエンテーションキャンプ(通称オリキャン)が催されている。ただし、この行事は公認している学部とそうでない学部(自主開催)があり、スタッフとして2年生以上の学部生が参加している。また、学部の公認行事となっている場合には教員が参加する。

[編集] 大学祭

広島大学では現在3つの大学祭があり、毎年11月に開催されている。

  • 広島大学大学祭(東広島キャンパス) : 広島大学大学祭実行委員会主催による全学規模の大学祭。ステージが総合科学部棟前の「スペイン広場」に設けられ、この周辺がメイン会場になる。さらに、各部局が主催するイベントや企業などが協賛したイベントも同時並行で開催されている。
  • 広島大学教育学部祭(東広島キャンパス) : 教育学部の大学祭。上記の広島大学大学祭と同日に並行して開催されている。
  • 広島大学霞祭(霞キャンパス) : 霞地区(医学部・歯学部・薬学部)の大学祭。東広島キャンパスの大学祭とは別の日に開催されている。

[編集] 大学関係者と組織

[編集] 大学関係者組織

  • 広島大学の同窓会には、社団法人尚志会(文学部・教育学部・理学部)、社団法人広島工業会(工学部)、広楓会(旧政経学部および法学部・経済学部)、広仁会(医学部医学科)、総合科学部同窓会(総合科学部)、暁霞会(医学部保健学科)、歯学部同窓会(歯学部)、薬学同窓会(薬学部)、緑翠会(生物生産学部)などがあり、これらの学部学科別の同窓会の連合体として、全学の同窓会組織である広島大学同窓会がある。
  • 篤志献体の組織が広島大学にも組織されており、広島大学白菊会という名称で活動をしている。毎年、広島大学献体者慰霊祭を広島大学本部などと合同で開催している。

[編集] 大学関係者一覧

[編集] 施設

東広島キャンパス
霞キャンパス
東千田キャンパス

[編集] 東広島キャンパス

  • 使用学部:総合科学部、文学部、教育学部、法学部(昼間コース)、経済学部(昼間コース)、理学部、工学部、生物生産学部
  • 使用研究科:大学院総合科学研究科、文学研究科、教育学研究科、社会科学研究科(マネジメント専攻を除く)、理学研究科、工学研究科、生物圏科学研究科
  • 使用附属施設:上記部局等に関連する附属機関・施設
  • 最寄り駅:JR山陽本線西条駅JR山陽新幹線東広島駅(バスは「広大中央口」、広大北口」、「広大二神口」、「二神山」、「広大西口」、「大学会館前」、「ががら口」、「広大東口」、「山中池」、各バス停のうち目的施設に近いものを利用)
地図

法人本部もあるメインキャンパス。1982年1995年の間に旧キャンパスから順次統合移転を完了。キャンパス建設前の一帯は山林に囲まれたぶどう畑や田畑と数戸の農家が点在する場所であった。現在、キャンパス中央に広がる「ぶどう池」は当時のぶどう畑に因んで名付けられたものである。なお、移転が決定した当時は、山陽本線西条駅から東広島キャンパスを経由して、東広島駅へ至る新交通システム(モノレール)の建設構想があった[2]。面積は250.1ha[3]で、これは日本国内の大学の単一キャンパスとしては筑波大学筑波キャンパス 257ha)に次ぐ有数の広さである[4]。このキャンパス内には、大学創立50周年を記念して2003年に開館した広島大学サタケメモリアルホールもある。音響設備やオーケストラピットを備えた多目的ホールである。

[編集] 霞キャンパス

  • 使用学部:医学部、歯学部、薬学部
  • 使用研究科:大学院医歯薬学総合研究科、保健学研究科
  • 使用附属施設:上記部局等に関連する附属機関・施設
  • 最寄り駅:山陽本線広島駅より広電バス(路線番号5号線;「広島駅前」バス停4番のりば)利用、終点「大学病院前」下車
地図

医歯薬学系の部局などが所在するキャンパス。戦前の陸軍兵器支廠の跡地(当時の煉瓦造りの建物を模した「医学資料館」がキャンパス内に所在する)で、第二次世界大戦後に一時県庁が置かれていたのち医学部・附属病院が移転してきたもので、かつては正門前付近に旧国鉄宇品線上大河駅が存在していた。また国立大学法人化までは文部科学省大臣官房文教施設部広島工事事務所もこのキャンパス内に置かれていた。附属施設である広島大学病院の新しい医科外来診療棟の建設が予定されている。医歯薬の3学部6学科が揃っている単一キャンパスであり、広島大学ではチーム医療を学ぶ上で利便性のある環境であると謳っている[5]

東千田公園(旧東千田キャンパス・建物は旧理学部一号館)

[編集] 東千田キャンパス

  • 使用学部:法学部夜間主コース、経済学部夜間主コース
  • 使用研究科:大学院社会科学研究科マネジメント専攻、法務研究科
  • 使用附属施設:上記部局等に関連する附属機関・施設
  • 最寄り駅:広島電鉄宇品線日赤病院前電停
地図

広島市中区にあるキャンパス。現在の東千田キャンパスは、広島大学の前身にあたる広島文理科大学広島高等師範学校が設置されていたキャンパス(旧東千田キャンパス)の一部分にあたる(移転前の大学会館とグランド部分。他の部分は移転後、一部は市営東千田公園に、残りは再開発予定地として現在更地)。最寄りの電停は2001年まで「広島大学前」という名称であったが、法人本部が東広島市へ移転し、一部の部局のみが残ったため実態に合わなくなり、「日赤病院前」に改称された[6]。統合移転前の旧東千田キャンパス(本部跡地・現在の東千田公園など)の正門から旧理学部1号館に続く通りには、両側にフェニックスが植えられ、初代学長にちなんで「森戸道路」と呼ばれていた。統合移転前の旧東千田キャンパスには、大学本部・大学会館・図書館・体育館・総合科学部(旧教養部)・法学部・経済学部・教育学部(旧学校教育学部を除く)・文学部・理学部・附属小学校・附属中学校・附属高校[7]などがあった。現在の東千田キャンパスでは、旧大学会館の建物の一部が改装され利用されている。

ちなみに東千田キャンパスから南へ500m程下った場所にある広島県立図書館・広島市中区スポーツセンター等が立地する千田公園一帯は、かつての千田キャンパス(工学部)の跡地である。また、東千田キャンパスから西へ200mにある一部が日赤関連の駐車場として利用されている更地一帯は、かつて青雲寮(男子寮)山中寮(女子寮)広島大学附属幼稚園などがあった跡地である。

移転を期に、この地にはいろいろな施設の建設計画が挙がっている。まず、県立がんセンターの候補地[8]、2002年前後には広島県庁舎移転の最有力候補地となった[9]。2003年にはここにサッカー専用スタジアムを建設しサンフレッチェ広島のホームスタジアムとする計画が挙がった[10]。しかし用地買収費の問題があり、双方共にほぼ断念することとなった。

[編集] 対外関係

[編集] 国際機関等協定先

[編集] 国内・学術交流等協定校

2009年9月2日に広島大学は、これまでにそれぞれ交流協定を結んでいた上記2大学との間で、3大学相互間の包括交流協定、および理工系大学院研究科の学生相互交流協定を締結した。

2010年12月3日に広島大学は、近畿大学との間で「大学間交流に関する包括協定」を締結した。広島県東広島市にある同学と近畿大学工学部との間では、これまでも研究交流や人材交流を行ってきたが、互いに総合大学であるという利点を生かし、連携協力活動の範囲を全学に広げ、両大学間の交流を一層推進するため、本協定を締結するに至った。

[編集] 国際・学術交流等協定校


[編集] 部局間学術交流等協定校

総合科学部

文学部

教育学部

学校教育学部

法学部

経済学部

社会科学研究科

法務研究科

理学部

医学部

歯学部

薬学部

保健学研究科

工学部

生物生産学部

先端物質科学研究科

国際協力研究科

教育開発国際協力研究センター

情報メディア教育研究センター

高等教育研究開発センター

附属図書館

ナノデバイス・システム研究センター

[編集] 複合国際学術交流協定

教育学部

[編集] 社会との関わり

[編集] 映画化された相撲部

留学生が広島大学相撲部に入部したことがテレビ番組で取り上げられたのをきっかけとして、映画「ちゃんこ」が制作されて全国に上映された。映画での大学名は「東広島大学」。当時の学長・副学長も出演した。主演の須藤温子は、広島大学の名誉学生として顕彰されている。

[編集] ペスタロッチー教育賞

大学院教育学研究科では1992年よりペスタロッチー教育賞を民衆教育に貢献した個人・団体に贈っている。

[編集] 附属学校

なお、将来的には、現在5地区11校園で構成される附属学校園を、3地区8校園へと再編する予定である[11]

[編集] Wiki関係他プロジェクトリンク

[編集] 公式サイト

[編集] 参考文献

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  1. ^ 到達目標型教育プログラムHiPROSPECTS(R)の詳細
  2. ^ 『賀茂学園都市建設基本調査』(昭和50年、建設省都市局・広島県・(株)都市環境研究所)
  3. ^ 広島大学の土地・建物
  4. ^ 平成20年度広島大学入学式学長訓示など
  5. ^ 広島大学医学部紹介
  6. ^ 路面電車を考える会例会 講演録16 広島電鉄はこう変わる
  7. ^ 附属小・中・高校は1961年に教養部と交換に翠の現在地へ移転。1982年の統合移転開始時点では既にこれら附属学校は旧東千田キャンパスには無く、残存していた旧附属中・高校校舎の一部はサークル棟及び生協・学生食堂など学生厚生施設として1995年の法・経済学部移転完了まで利用されていた。
  8. ^ “広島大学本部跡地について”. 宮本健司・市議会議員後援会. http://www.miyamoto-arc.com/kenji/omoi/bunshou/6hiroshimaatochi.htm 2010年3月20日閲覧。 
  9. ^ 移転か、それとも… 「広島県庁建て替え問題」(2002年3月9日付中国放送Eタウンメールマガジン)
  10. ^ 広島専用スタジアム建設の行方(前編)(日本サポーター協会)
  11. ^ 広島大学附属学校園の将来構想を参照

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