大同特殊鋼

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大同特殊鋼株式会社
Daido Steel Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証1部 5471
名証1部 5471
本社所在地 461-8581
愛知県名古屋市東区東桜1-1-10
設立 1950年昭和25年)2月1日
業種 鉄鋼
事業内容 特殊鋼鋼材、電子材料磁性材料自動車部品などの製造販売
代表者 代表取締役社長 嶋尾 正
資本金 371億7246万4289円
発行済株式総数 434,487,693株
売上高 連結 4,720億円
(2011年3月期)
純資産 連結 2,098億円
(2011年3月31日現在)
総資産 連結 4,917億円
(2011年3月31日現在)
従業員数 単体 3,239人
(2011年3月31日現在)
決算期 3月31日
主要株主 新日本製鐵10.2%
明治安田生命4.8%
日本トラスティ・サービス信託銀行(信託口)4.2%
関係する人物 福澤桃介(創業者)
石井健一郎(元社長、名誉会長)
外部リンク http://www.daido.co.jp/
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大同特殊鋼株式会社(だいどうとくしゅこう、: Daido Steel Co., Ltd.)は、世界最大級の特殊鋼専業メーカー特殊鋼に特化しており、数々の製品で世界トップシェアを持つ。特殊鋼メーカーとしての歴史は古く、安来製鋼所(現・日立金属安来工場)に次ぐ古さを誇る。

目次

[編集] 概要

事業は、特殊鋼鋼材電子磁性材料、自動車部品産業機械部品、エンジニアリング、新素材、流通サービスの6部門に分かれている。主力の特殊鋼は構造用鋼軸受鋼ステンレス鋼チタン合金などを製造している。

航空機エンジンシャフトでは世界シェア30%[1]携帯電話ハードディスクドライブ (HDD) モーター磁石は子会社のダイドー電子で生産し携帯電話用世界シェア35%、HDD用世界シェア50%以上[2]、自動車用ターボチャージャー部品など、様々な製品で高シェアを確保し高い競争力を持つ。

1950年(昭和25年)の事業再開当初は普通鋼の生産が中心であったが数年後に特殊鋼に特化した。1970年代石油危機後は赤字に転落。1976年(昭和51年)に3社合併により大同特殊鋼となった。

2006年3月に高級特殊鋼最大手の日立金属と包括的な提携を行うと発表。また、2006年12月にはプラジル ゲルダウグループ ピラティニ社との技術提携強化、2007年1月にはアメリカのベアリング・特殊鋼メーカーのティムケンと特殊鋼生産に関する業務提携を発表するなど、国内外で複眼的なアライアンスを推進している。

企業グループとしてはかつては日本興業銀行グループに属していたが、日本興業銀行がみずほフィナンシャルグループに編成される前後から資本関係としては密な関係ではなくなってきている。筆頭株主は新日本製鐵であるが、資本関係以外はあまり親密な取引関係はない。

社名「大同」の由来は、戦前の五大電力業者の一つで、福澤桃介が設立し木曽川水系に水力発電所を多く保有していた大同電力(戦時統合で日本発送電を経て関西電力に統合)の副業として電気製鋼事業が開始されたことから。

[編集] 沿革

  • 1916年(大正5年)8月 - 名古屋電燈株式会社から製鋼部門を分離し株式会社電気製鋼所を設立[3]
  • 1917年(大正6年) - 福沢桃介が電気製鋼所の取締役社長に就任、名古屋電燈に製鉄部を設置。
  • 1918年(大正7年) - 名古屋電燈から電力開発事業および製鉄部を分離し木曽電気製鉄株式会社を設立。
  • 1919年(大正8年) - 木曽電気製鉄を木曽電気興業株式会社に改称。
  • 1921年(大正10年) - 木曽電気興業、日本水力株式会社が大阪送電株式会社に合併し大同電力株式会社と改称。大同電力から大同製鋼株式会社が分離。
  • 1922年(大正11年) - 電気製鋼所から熱田工場、福島工場が分離と大同製鋼が合併し、株式会社大同電気製鋼所と改称。電気製鋼所は木曽電力株式会社に改称。
  • 1934年(昭和9年) - 大同電気製鋼所が帝国発条株式会社を合併。
  • 1938年(昭和13年) - 大同電気製鋼所が大同製鋼株式会社に改称。
  • 1941年(昭和16年) - 大同製鋼が富永鋼業株式会社を合併。
  • 1950年(昭和25年)2月 - 企業再建整備法により新大同製鋼株式会社と大同鋼板株式会社(現在の日鉄住金鋼板)に分割。(登記上の設立日)
  • 1950年(昭和25年)9月 - 名古屋証券取引所第1部に上場
  • 1951年(昭和26年)6月 - 東京証券取引所第1部、大阪証券取引所第1部に上場。
  • 1953年(昭和28年)2月 - 京都証券取引所に上場[4]
  • 1953年(昭和28年)3月 - 新大同製鋼が大同製鋼株式会社と改称。
  • 1955年(昭和30年)10月 - 大同製鋼が新理研工業株式会社を合併。
  • 1957年(昭和32年)8月 - 株式会社東京製鋼所を合併。
  • 1964年(昭和39年)7月 - 関東製鋼株式会社渋川工場を合併。
  • 1976年(昭和51年)9月 - 大同製鋼が日本特殊鋼株式会社、特殊製鋼株式会社を合併して大同特殊鋼株式会社に改称。
  • 2004年(平成16年)10月 - 大阪証券取引所への上場廃止。
  • 2005年(平成17年)4月 - 東京本社設立。

[編集] 主要事業所

[編集] 本社

[編集] 工場

[編集] テクノセンター

  • 滝春テクノセンター - 愛知県名古屋市南区滝春町
  • 築地テクノセンター - 名古屋市港区竜宮町
  • 中津川テクノセンター - 岐阜県中津川市茄子川

[編集] 部活動

大同特殊鋼の部活動は剣道部、ハンドボール部の専門部に始まり、バレーボール部サッカー部、ラグビー部、陸上競技部などの準専門部も数多く活動している。

[編集] 剣道部

過去には全日本実業団大会で準優勝を果たすなどの古豪である。現在では中部で4連覇している。

[編集] ハンドボール部

男子ハンドボールチームのフェニックスは、1973年(昭和48年)から3年連続で全日本実業団国民体育大会全日本総合、NHK杯の4冠を達成するなど、国内トップクラスの強豪チームである。日本ハンドボールリーグで現在3連覇中。

[編集] バレーボール部

大同特殊鋼レッドスターVリーグチャレンジリーグに所属している。

[編集] 関係会社

[編集] 日本国内

[編集] 特殊鋼鋼材事業

[編集] 電子・磁性材料事業

[編集] 自動車部品・産業機械部品事業

[編集] エンジニアリング事業

[編集] 流通・サービス事業

[編集] 日本国外

括弧内は所在地の国名。

  • OHIO STAR FORGE CO. (アメリカ
  • DAIDO STEEL (AMERICA) INC. (アメリカ)
  • DAIDO PDM(THAILAND)CO.,LTD. (タイ
  • 天文大同特殊鋼股份有限公司 (台湾
  • DAIDO AMISTAR(M)SDN.BHD. (マレーシア
  • DAIDO AMISTAR(S)PTE LTD (シンガポール
  • DAIDO ELECTRONICS(THAILAND)CO.,LTD.(タイアユタヤ県
  • DAIDO ELECTRONICS(VIETNAM)CO.,lTD.([HUNG YEN]・[HO CHI MINH])

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

[編集] 脚注

  1. ^ 2006年10月18日付朝刊 日本経済新聞
  2. ^ 2006年4月14日付 日経産業新聞
  3. ^ 鉄鋼会社としては1889年に設立され日立金属の特殊鋼部門の源流となった雲伯鉄鋼合資会社の次に古い。
  4. ^ 1967年(昭和42年)1月に廃止。
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