コクヨ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 種類 | 株式会社 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 市場情報 |
|
||||||
| 本社所在地 | 〒537-8686 大阪府大阪市東成区大今里南六丁目1番1号 |
||||||
| 設立 | 1920年(大正9年)7月10日 (創業は1905年(明治38年)) |
||||||
| 業種 | その他製品 | ||||||
| 事業内容 | 文房具・オフィス家具 | ||||||
| 代表者 | 黒田章裕(代表取締役社長) | ||||||
| 資本金 | 158億47百万円 | ||||||
| 売上高 | 連結2,667億円(2009年12月期) | ||||||
| 純資産 | 連結1,580億円(2009年12月) | ||||||
| 総資産 | 連結2,520億円(2009年12月) | ||||||
| 従業員数 | 単体159人、連結5,505人 (2008年12月) |
||||||
| 決算期 | 12月31日(2007年度より) | ||||||
| 関係する人物 | 黒田善太郎(創業者) 黒田暲之助(名誉会長) |
||||||
| 外部リンク | コクヨ株式会社 公式サイト (日本語) | ||||||
コクヨ株式会社は、文具やオフィス家具、事務機器を製造・販売する会社を傘下に抱える日本の持株会社である。
ブランドメッセージは「ひらめき はかどり ここちよさ」。またCMなどで「コクヨのヨコク」も用いられる。大抵のペンは右手で持ったときに商品名が正しく見えるようになっているが、一部、左手で持ったときに正しく見えるペンがある。
代表的な商品には、1975年(昭和50年)から2005年(平成17年)の30年間で累計約17億冊を出荷した「キャンパスノート」などがある。IT化の昨今でも広く使われているものに会計帳簿がある。
独立系の企業だが、株主として三井住友銀行の資本が入っている。
目次 |
[編集] 商号の由来
創業者の黒田善太郎が、郷里の越中国(現在の富山県)の誉れとなるように「国誉」と名づけた。
[編集] 沿革
- 1905年(明治38年)10月 - 黒田表紙店として創業する。
- 1914年(大正3年)10月 - 黒田国光堂に改称する。
- 1938年(昭和13年)1月 - 個人商店から法人化し、合名会社黒田国光堂となる。
- 1949年(昭和24年)4月 - 関連会社であったコクヨ商店・東京国誉商店・西部コクヨ商店と合併し、株式会社黒田国光堂となる。
- 1961年(昭和36年)6月 - コクヨ株式会社に商号を変更する。
- 1980年ごろ - ロゴマークを2代目に変更。
- 2004年(平成16年) - 持株会社制に移行する。
- 2005年(平成17年)10月 - 創業100周年を機に、ロゴマークを変更する、デザインはソニークリエイティブワークスによるもの。 [1]
[編集] 主なブランド
- 書翰箋 - 便箋。1932年(昭和7年)から発売されている当社を代表する製品のひとつ。製品で唯一、旧社章(朝日に桜)を使用。
- WiLL(ウィル)
- カドケシ - 消しゴム。
- Campus(キャンパス) - ノート・原稿用紙など。
- デスカット(DESK@) - ビジネスコンビニ。
- ドットライナー - テープのり。
- プリット(Pritt) - スティックのり。
- AGATA - オフィスチェア。
- ビズシリーズ - コンピュータゲーム
[編集] コクヨグループ
[編集] ステーショナリー事業
- コクヨS&T株式会社(大阪市東成区)
- 株式会社コクヨ工業滋賀(愛知郡愛荘町)
- 株式会社コクヨMVP(鳥取市)
- コクヨサプライロジスティクス株式会社
- コクヨS&Tの物流子会社。2007年(平成19年)10月1日、コクヨロジテムよりステーショナリー物流事業を承継した。
[編集] ファニチャー事業
[編集] 顧客フロント企業群(アカウント事業・卸事業)
- コクヨマーケティング株式会社(港区)
- ※ 以下6社は関連会社(非連結子会社)
[編集] BPO事業
- コクヨビジネスサービス株式会社(大阪市東成区)
[編集] 内装・設備設計・施工事業
- コクヨエンジニアリング&テクノロジー株式会社(品川区)
[編集] 海外事業
- コクヨインターナショナル株式会社(大阪市東成区)
- 国誉貿易(上海)有限公司
- 国誉商業(上海)有限公司 (中国版通販サイト:Eeaybuy) (中国語)
- コクヨインターナショナルアジア(香港)
- 国誉装飾技術(上海)有限公司
[編集] オフィス通販事業
[編集] サービス事業
- コクヨファイナンス株式会社(大阪市東成区)
[編集] その他
- 元々はコクヨ関連会社「アーベル」(京都市)だったが、2007年(平成19年)にバッファローの親会社であるメルコホールディングスと提携、株式の過半数を取得した。その上でアーベルとバッファローのパソコン周辺機器(サプライ)部門の経営を統合し、本社の機能をバッファローの本部がある名古屋に移動している。但し旧本社のある京都にも「大阪支社」として機能している。
[編集] その他
1980年代 - 1990年代には子供向け学習机「コクヨくるくるメカ」や「コクヨロングランデスク」を製造していたことがある。現在は少子化の影響で製造していない。
[編集] 「コクヨくるくるメカ」や「コクヨロングランデスク」で使用されたTVアニメキャラクター
[編集] 「コクヨくるくるメカ」や「コクヨロングランデスク」で起用されたタレント
[編集] 出来事
- 同社の子会社・コクヨファニチャーの元執行役員と、内装工事会社・オークス(現在廃業)の会長や実質経営者らが、架空取引で同社から現金約1,200万円を騙し取ったとして、2009年(平成21年)1月23日に大阪府警に詐欺容疑で逮捕され、同社本社も同日に家宅捜索を受けた[1]なお、コクヨファニチャーは2005年(平成17年)から2008年(平成20年)の3年間にオフィス家具の受注を巡り航空自衛隊と組織的談合をしていたことが2010年(平成22年)に発覚し、防衛省から6ヶ月間の指名停止処分を受けている(航空自衛隊事務用品発注官製談合事件の項を参照)。
- 2000年(平成12年)4月から2008年(平成20年)7月にかけて、オフィスの床下などに敷かれる通信線敷設などのためのパネルについて、3商品計役1,460万枚が、強度が評価機関に認定されない恐れがあったなどとして、当時の同社オフィス資材事業部(現在は子会社のコクヨファニチャーに分社化)が、強度を偽装して販売していたことが、2010年(平成22年)3月に判明した。前述の内装工事を巡る詐欺事件を受けての社内調査で発覚した。これを受け同社は、黒田章裕社長をはじめ役員ら7人の報酬カットを実施[2][3]。
[編集] 提供番組
[編集] 現在
- 現在は無し。
[編集] 過去
また、在阪テレビ局のスポーツ番組(主にゴルフなど)や1月から3月までの3ヶ月間期間限定で「コクヨロングランデスク」のCM放送として上記などのテレビアニメへの提供が多かった。
新聞等での宣伝活動が主である。
[編集] 関連書籍
- 『天職に光あり コクヨ黒田善太郎伝』1966年 小家敏男(朝日書院(絶版))。
[編集] 関連項目
- アリオ八尾 - 八尾工場跡地に建設したショッピングセンター。
[編集] 脚注
- ^ コクヨ子会社元執行役員ら逮捕 大阪府警、架空取引で詐欺 産経新聞 2009年1月23日
- ^ コクヨ:強度偽装のフロア材販売 役員ら報酬カットへ 毎日新聞 2010年3月13日
- ^ フリーアクセスフロア資材に関する品質性能評価の不正取得について コクヨニュースリリース 2010年3月12日
[編集] 外部リンク
- コクヨ株式会社 公式サイト (日本語)
- コクヨオフィス家具のアウトレット通販 オフィスレット (日本語)