ボストン・コンサルティング・グループ

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ボストン コンサルティング グループ
The Boston Consulting Group
The Boston Consulting Group logo.png
本社所在地 アメリカ合衆国
Exchange Place
Boston, Massachusetts, United States
81 offices in 45 countries[1]
設立 1963年
代表者 リッチ・レッサー, President & CEO
従業員数 9,700名(スタッフ数 - 世界)[2]
外部リンク http://www.bcg.co.jp
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ボストン・コンサルティング・グループ(Boston Consulting Group)は、世界的なコンサルティング会社であり、「戦略コンサルティングファーム」に分類される。略称は、BCG

経験曲線」や、「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)」といったコンセプトの開発でも知られる。

概要[編集]

1963年昭和38年)、アーサー・D・リトルからスピンアウトしたブルース・ヘンダーソンや、後に初代日本支社代表も務めたジェイムズ・アベグレンらによって設立された。

世界的戦略コンサルティングファームで世界の有力企業500社の3分の2がBCGのクライアントとなっており、マッキンゼー・アンド・カンパニーと業界を二分している。

現在は世界45ケ国、81ヶ所にオフィスがあり、約9,700名のスタッフを擁す。日本法人は、1966年昭和41年)、ボストンに次ぐ世界2番目の拠点として東京に設立され、2003年平成15年)には中部・関西オフィスも開設された。

人材[編集]

採用

異質がぶつかりあう中でこそ、コンサルティングに必要な創造性・納得性・実現性が生まれるという、「多様性からの連帯」という価値観に基づき採用活動を行っている。そのため、熟練のコンサルタントや専門知識を有した社会人だけでなく、新卒採用も積極的に行っているほか、理系院生専用の採用プロセスが用意されているなど、理系院生の採用にも積極的である。しかしながら、業界最大手のマッキンゼー・アンド・カンパニー同様に少数精鋭であり、その門戸は狭い。

フォーチュン誌による、2011年平成23年)の「100 Best Companies to Work For」ランキング第2位[3]

育成

多様な研修や海外オフィスへのトランスファー機会提供など、他のファーム同様、人材育成のためには多大な投資を惜しまないことで知られている。

一方で多くの外資系企業同様、「Up or Out(成長せよ、さもなければ去れ)」といわれる厳しい人事制度がとられている。しかし、「仮に退社ということになっても、他の会社であれば決して劣らない人材になって外に出せる。」とも明言しており、単なる切捨てではなく、人材を育てながらの自然淘汰であるとも言われている。

主な出身者[編集]

日本法人[編集]

主な出版物[編集]

  • 『世界を動かす消費者たち: 新たな経済大国・中国とインドの消費マインド』(市井茂樹、津坂美樹監訳、北川知子訳、ダイヤモンド社)
  • 『BCG 未来をつくる戦略思考――勝つための50のアイデア』(リッチ・レッサー、デビッド・ローズ、ジャンメジャヤ・シンハ、マイケル・ダイムラー著、御立尚資監訳、東洋経済新報社)
  • 『BCG流 最強の思考プロセス――いかにして思い込みを捨て「新しい箱」をつくり出すか 』(リュック・ド・ブラバンデール、アラン・イニー著、松本剛史訳、日本経済新聞出版社)
  • 『BCG流 プロフェッショナルの仕事力: 世界屈指のコンサルティングファームでビジネスリーダーたちは何を身に付けたのか』(ボストン コンサルティング グループ編、東洋経済新報社)
  • 『BCG流 病院経営戦略』(植草徹也、北沢真紀夫、堤裕次郎、塚原月子著、エルゼビア・ジャパン)
  • 『変化の時代、変わる力』(御立尚資著、日本経済新聞出版社)
  • 『守りつつ攻める企業』(井上潤吾著、東洋経済新報社)
  • 『BCG流 経営者はこう育てる』(菅野寛著、日経ビジネス人文庫)
  • 『BCG流 競争戦略』(デビッド・ローズ、ダニエル・ステルター著、酒井泰介訳、内田和成 解説、朝日新聞出版)
  • 『ウーマン・エコノミー』(マイケル・J・シルバースタイン、ケイト・セイヤー著、津坂美樹、森健太郎監訳、石原薫訳、ダイヤモンド社)
  • 『思考する営業』(杉田浩章、ダイヤモンド社)
  • 『不況後の競争はもう始まっている』(ボストンコンサルティンググループ著、ダイヤモンド社)
  • 『経営思考の「補助線」』(御立尚資、日本経済新聞出版社)
  • 『新興国発 超優良企業』(ハロルド・L・サーキン、ジェームズ・W・ヘマリング、アリンダム・K・バッタチャヤ著、水越豊監修、中山宥訳、講談社)
  • 『いま起こりつつある“かすかな兆候”を見逃すな!』(ジョージ・ストーク著、太田直樹訳、ファーストプレス)
  • 『BCG流 成長へのイノベーション戦略』(ジェームズ・P・アンドリュー、ハロルド・L・サーキン著、重竹尚基、小池仁監訳、遠藤真美訳、ランダムハウス講談社)
  • 『なぜ安くしても売れないのか』(マイケル・J・シルバースタイン、ジョン・ブットマン著、杉田浩章監訳、飯岡美紀訳、ダイヤモンド社)
  • 『BCG流 非連続思考法』(リュック・ド・ブラバンデール著、森澤篤監訳、秋葉洋子訳、ダイヤモンド社)
  • 『使う力』(御立尚資著、PHPビジネス新書/日経ビジネス人文庫)
  • 『仮説思考』(内田和成著、東洋経済新報社)
  • 『経営者になる 経営者を育てる』(菅野寛著、ダイヤモンド社)
  • 『法人営業「力」を鍛える』(今村英明著、東洋経済新報社)
  • 『なぜ高くても買ってしまうのか』(マイケル・J・シルバースタイン、ニール・フィスク他著、杉田浩章監訳、ボストンコンサルティンググループ訳、ダイヤモンド社)
  • 『戦略「脳」 を鍛える』(御立尚資著、東洋経済新報社)
  • 『BCG戦略コンセプト』(水越豊著、ダイヤモンド社)
  • 『チェンジモンスター』(ジーニー・ダック著、ボストンコンサルティンググループ訳、東洋経済新報社)
  • 『ネット資本主義の企業戦略』(フィリップ・エバンス、トーマス・ウースター著、ボストンコンサルティンググループ訳 、ダイヤモンド社)


脚注[編集]

  1. ^ BCG.com”. 2013年3月6日閲覧。
  2. ^ BCG.co.jp”. 2013年6月1日閲覧。
  3. ^ 100 BEST COMPANIES TO WORK FOR

外部リンク[編集]