月光仮面
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『月光仮面』(げっこうかめん)は川内康範原作の冒険活劇および同作品に登場するスーパーヒーローの名である。
1958年にテレビドラマとして製作され人気を博し、漫画化され、後に映画化される。
その後、1972年にアニメ、1981年に新設定で映画化、1999年にはキャラクターを転用したギャグアニメも製作された。
北海道函館市松風町には、月光仮面の像がある。これは原作者の川内が当地出身であることから、川内から1974年4月「思い出の地に」と寄贈されたものである。
目次 |
[編集] 作品概要
悪人によって危機に陥った人々の前に颯爽と現れる正義の使者。白いターバンと覆面、サングラスに白いコスチュームとマントの姿でオートバイに乗って颯爽と現れ、悪を蹴散らし人々を救い出す。だが、「憎むな、殺すな、赦(ゆる)しましょう」という理念を持ち、悪人といえども懲らしめるだけで過剰に傷つけることはしない。武器として自動拳銃を持っているが、専ら威嚇と牽制に使用され、発砲しても悪人の武器を撃ち落とすためにしか使用しない。月光は特殊な超能力を持っているわけではなく、自らの正義の心と身体のみによって悪を懲らしめる。
額には月をあらわす三日月(時として裏向きの27日の月が描かれている図版があるが誤り)が描かれているが、これは月の満ち欠けを人の心になぞらえ、「今は欠けて(不完全)いても、やがて満ちる(完全体)ことを願う」という理想がこめられている。月光は善人のみでなく、悪人をも遍く照らす。まさに月よりの使者にして正義の味方である。この極めて東洋的な正義観は原作者の川内の実家が日蓮宗の寺であったことが原因であるといわれている。月光仮面の発想は薬師如来の脇に侍する月光菩薩から得られたもので、「正義の味方」という言葉自体も、「正義」そのものである神仏に対する脇役的位置づけを示すものとして川内が作ったものである[1]。
空手家の大山倍達は、月光仮面のモデルは自分であると主張している。戦後の闇市で、横暴を極める在日米軍の兵士らに、素手で敢然と立ち向かったからだという[2]。原作者の川内康範氏自身が、後年週刊誌の対談上でそのことを認めている[要出典]。氏は、山手線沿線に出没する大山の姿をみかけ追い求めた時期があったらしい[要出典]。
[編集] 登場人物
- 祝 十郎(いわい じゅうろう)
- 私立探偵。明晰な頭脳と高い運動能力を持ち、依頼を受けて様々な事件を追う。月光仮面の正体と目されていたが、作品中では最後まで明言される事はなかった。
- 袋 五郎八(ふくろ ごろはち)
- 祝の助手。力が強いがおっちょこちょいで、しばしば失敗をするなどコメディリリーフを担当する。
- カボ子
- 祝の助手。五郎八のボケに対するツッコミ役。
- 繁
- 探偵事務所に出入りする少年。機転が利き、事件の糸口をつかむ。
- 松田刑事
- 警視庁の刑事。祝とともに事件を追う。
[編集] テレビドラマ
- 製作:宣弘社プロダクション
- 1958年(昭和33年)2月24日~1959年7月5日、全5部全130回、KRTV(現:TBS)系
- 第1部 どくろ仮面 全71回
- 第2部 バラダイ王国の秘密 全21回
- 第3部 マンモスコング 全11回
- 第4部 幽霊党の逆襲 全13回
- 第5部 その復讐に手を出すな 全14回
- 第1部第1話のみ18時 - 18時30分/第2話以降10分の帯番組で週6回 18時 - 18時10分
- 第2部 - 第3部8話まで 毎週日曜18時 - 18時30分
- 第3部9話 - 第5部まで 毎週日曜19時 - 19時30分
- キャスト
[編集] 企画経緯
広告代理店である宣弘社のプロデューサー、小林利雄によって立案された。日本で初めてテレビ向けにフィルムで撮影された連続テレビ映画である。前番組の『ぽんぽこ物語』が不評で武田薬品がスポンサーを降りそうになったため、番組枠を押さえ続けるため、その後釜として急遽企画された。
当初、小林は時代劇を製作したかったが、予算的に不可能(後述)であったため、鞍馬天狗をベースにした活劇を企画、原作を前番組『ぽんぽこ物語』も執筆していた川内康範に依頼した。川内もまた備蓄の少ない当時の日本がアメリカのテレビドラマを輸入することは国益に反するとして憂慮しており、これに応えた。川内は人々の危機に颯爽と現れる「踊る仮面」を提案し、小林により「人々の苦難を救済する」=菩薩をイメージしたネーミングから月光菩薩の名をとり月光仮面とされた。
[編集] 制作の舞台裏
当時、30分のテレビ番組で80~100万円の制作費が必要と言われていたが10分番組で10万円の制作予算(後にTBSから2万円、武田薬品から3万円の援助を受け、制作費は15万円になった。30分番組になってからの制作費は60万円程度。)しか確保できなかった。そのため東映に制作を依頼したが相手にされず、宣弘社は「月光仮面」製作のためにテレビ番組製作会社・宣弘社プロダクションを設立した。
予算を抑えるために小林の自宅をスタジオ代わり(応接間が祝探偵事務所でガレージがどくろ仮面のアジト、など。)にし、それ以外はオールロケで撮影された。予算の都合で機材もろくに揃わなかったため、当初はフィルモというゼンマイ式のカメラが使用された。フィルモは1カット28秒しか撮影できなかったため、テンポの速いカット割りとなり、スピーディな印象を与え、効果を上げた。また、移動撮影が予算の都合でできなかったため、ズームを多用している。
スタッフ、キャストとも制作費を抑えるために無名の若者が集められ、助監督や編集をしていた船床貞男が監督、大部屋俳優の大瀬康一が主演となった。フィルムの編集はプロデューサーの西村俊一が行なっていた。月光仮面や悪人の仮面・覆面姿は、いつでも代役を起用できるようにとの苦肉の策である。実際、どくろ仮面は宣弘社の社員が演じた事もある。
オートバイはホンダドリームC70(2気筒250cc)を白く塗って使用した。
第3部「マンモスコング」ではミニチュアを使った特殊撮影が行われたが、その発端は月光仮面のお面が無許可販売されていると知ったスタッフが玩具店に確認に行った際、精巧なミニチュア自動車が売られているのを見付け、これを使って特殊撮影が出来るのではなかろうか?と思った事だった。玩具に合わせて20分の1スケールのセットが手作りされ、そこでミニチュア自動車などを配置して撮影された。マンモスコングの縫いぐるみは、時代劇俳優の高木新平が自作した物を借りて使用(中に入ったのは高木本人)された。また、高木新平は人工コングの縫いぐるみも製作している。また、登場する自衛隊は本物で、11月1日の自衛隊創立記念日に便乗して撮影された。
[編集] 反響
川内作詞、小川寛興作曲の主題歌「月光仮面は誰でしょう」(歌は近藤よし子、キング子鳩会)はとともに子供たちの圧倒的な支持を受け、平均視聴率は40%、最高視聴率は67.8%(東京地区)を記録し、ラジオドラマの「君の名は」同様、放送時間に銭湯から子供の姿が消えたという。「月光仮面は誰でしょう」のレコードは当時の子供向け楽曲としては異例の10万枚以上[3]を売り上げる大ヒットとなった。
しかし、識者と言われる層からは評判が悪く俗悪視され、月光仮面の真似をして子供が高いところから飛び降りて怪我(または死亡)をする事故が続発し、新聞や週刊誌から有害番組だとバッシングを受け、1959年3月には「週刊新潮」を川内が告訴する騒ぎも起きた。この結果、惜しまれつつも、1959年7月5日をもって打ち切りになった。最終回の視聴率は42.2%(東京地区)だった。
[編集] その他
第1部第1回の放送フィルムは、現存しているものの保存状態が非常に悪く(劣化して貼り付いてしまっている。)、事実上再生は不可能となっている。また、第1部は数本の原版フィルムが紛失してしまっている。
再放送時、オープニングのフィルムは全て「幽霊党の逆襲」のものに差し替えられた。
フィルムによってサブタイトルが二種類あるものがある。
野外シーンでのバック・グラウンドには頻繁に「鳥の鳴き声」が使用されている。ほぼすべてが同じもので、具体的には、主としてサンコウチョウの囀りが聞こえ、その間からホトトギスやウグイスの囀りが聞こえるものである(ちなみにこれらの鳥類の生息環境でない場所でも、このB・Gが使用されている)。
更に同じ宣弘社の「怪傑ハリマオ」でも同じB・Gが使用されている。
[編集] 放送リスト
[編集] 第1部 どくろ仮面
- 月光仮面現れる
- 危険重なる
- 疑われた仮面
- 悪の脅迫者
- 悪魔の微笑
- 捕らえて見れば
- 月よりの使者
- 間違われた名探偵
- 謎の顔
- 悪魔の脅迫
- 新聞は正義だ
- 美女と妖婆
- 敵あなどりがたし
- 暁の勝利
- 危険なドライブ
- さてどうなるか
- 運命の7時
- 神の如く現わる
- 勇敢なる人々
- 運が悪すぎる
- 奇妙な手紙
- どくろの指令
- 声はすれども
- 敵は動き出した
- 敵の裏側に
- 奇襲戦法
- アジト急襲
- 謎の女
- 赤星博士は生きている
- 複雑怪奇である
- 月とオルゴール
- 意外なる挑戦
- 悪魔の血笑
- 死か、それとも
- 二人の月光仮面
- 五郎八捕わる
- 電話の魔術
- 名探偵出現す
- 月下の決闘
- 美わしの呼び声
- 決然として起つ
- さかさま戦術
- 真昼の銃声
- 酷なるボス
- お先に失敬
- 救われたユリ
- 仮面は裁く
- (不明)
- 裏切者
- 敵は考える
- 二つの顔の老婆
- どくろの罠
- 事件は飛ぶ
- 拳銃は招く
- 蛇と悪党
- 危機一髪
- 火焔魔出現
- 消えたオルゴール
- ドラゴン来
- 危うし月光仮面
- 張られたワナ
- 秘密の命令
- 名探偵活躍す
- 山本は何処へ
- 正義の苦悩
- (不明)
- 決戦前夜
- 良心の叫び
- ジョー爆弾の秘密は
- 脱がされた仮面
- 不安のひととき
- 勝利の歌声
[編集] 第2部 バラダイ王国の秘宝
- 姿なき殺人
- 黄金の鍵
- 事件は飛ぶ
- 女神と魔女
- 正義の逆襲
- 花と拳銃
- 二つの顔
- 黄金の鬼
- 悪魔の正体
- 舞台は廻る
- 地獄の奇蹟
- 決戦近し
- アジトは何処だ
- 罪の償い
- 正義は死なず
- 情報来る
- 金は魔物
- 嵐は近い
- 尊き犠牲者
- バラダイの月
- 悪魔の敗北
[編集] 第3部 マンモスコング
- 生きている怪獣
- 予言的中
- 狙われた総裁
- 海の決戦
- 祖国のために
- 不死身の対決
- 知恵比べ
- 正義の逆襲
- 迷路の追跡
- 危うし名探偵
- 悪は滅びる
[編集] 第4部 幽霊党の逆襲
- 姿なき殺人
- 正義を信ぜよ
- 幽霊台風
- フィルムの秘密
- 死の催眠術
- 土地を守る人々
- 蟻地獄
- 呪文の部屋
- 魔神の火
- 悪の実弟
- 仮面の女
- 死の暗室
- 悪魔は自滅する
[編集] 第5部 その復讐に手を出すな
- 狙われた男
- 正義の旗
- 大阪駅の対決
- ドクロ仮面出現す
- 第一の告白
- 不幸な男
- どくろの反撃
- 毒ぐもの秘密
- 見事なる計略
- 生きていた妻子
- 死刑台の月光仮面
- アジト襲撃
- 警視庁対悪の巣窟
- 天の裁き
[編集] 映画
第1部から第6部はすべて東映東京製作。モノクロ作品。大きな設定変更はない。オートバイは大型のメグロ。
[編集] 第1部
1958年(昭和33年)7月30日公開、51分。
- 「どくろ仮面」編の前編。
[編集] 第2部 絶海の死斗
1958年(昭和33年)8月6日公開、52分。
- 監督:小林恒夫
- 脚本:川内康範
- 撮影:星島一郎
- 音楽:小川寛興
- 出演:大村文武(祝十郎)、宇佐美敦也、小宮光江、峰博子、山本麟一、他
- 「どくろ仮面」編の後編。
[編集] 第3部 魔人(サタン)の爪
1958年(昭和33年)12月22日公開、62分。
- 「バラダイ王国の秘宝」編の映画化。
[編集] 第4部 怪獣コング
1959年(昭和34年)4月1日公開、59分。
- コングが「マンモスコング」ではなく等身大になった。
[編集] 第5部 幽霊党の逆襲
1959年(昭和34年)7月28日公開、61分。
[編集] 第6部 悪魔の最後
1959年(昭和34年)8月4日公開、60分。
- 監督:島津昇一
- 脚本:織田清司
- 撮影:西川庄衛
- 音楽:小川寛興
- 出演:大村文武(祝十郎)、柳谷寛(五郎八)、若水ヤエ子、岡譲司、住田和仁、山東昭子、他
- 「その復讐に手を出すな」編の映画化。
[編集] 1981年版
- 1981年(昭和57年)3月14日公開、108分。
- プルミエ・インターナショナル=ヘラルド・エンタープライズ製作。日本ヘラルド映画配給。
- 監督:澤田幸弘
- 脚本:川内康範、澤田幸弘
- 撮影:山崎善弘
- 主題歌:ノーザンライツ「愛の助っ人」
- 出演:桑原大輔、地井武男、志穂美悦子、斉藤智美(現在は斉藤巴美で活動中)、鈴木瑞穂、ジョニー大倉、原田大二郎、井上純一、他
- 設定は前回の20数年後。敵は「愛」を説きながら閉鎖的なコミューンを建設、その裏で武力を準備して政府の転覆をたくらむカルト教団「ニューラブカントリー」(オウム真理教のような狂信的な宗教集団。集団自殺の予行を繰り返す描写があり、モデルは撮影当時の数年前に海外で起きた人民寺院事件と思われる)。
- 月光仮面自身のキャラクター設定は、悪人から奪還した現金の一部を手数料として徴収し、社会的弱者に分け与えるなど若干の変化が織り込まれていた。
- オートバイはホンダCB750Fにターボチャージャーを付け、レーシングカーデザイナーの由良拓也によりオリジナルのカウル付バイクが製作された。
- 道路交通法の改正によりバイク搭乗時のヘルメット着用が義務づけられたので、ターバンではなく白いヘルメットを被っていた。
- 月光仮面の英語表記は一般的には「moonlight mask」が用いられるが、本作の主題歌では「moon masked rider」と呼称されている。
[編集] アニメ
[編集] 正義を愛する者 月光仮面
- 制作:萬年社、ナック
- 放送局:日本テレビ系
- 放送時間:月曜19:00 - 19:30
- 放映期間:1972年(昭和47年)1月10日 - 10月2日 全39回
- 第1部 サタンの爪編(バラダイ王国の秘宝) 全13回
- 第2部 マンモスコング 全13回
- 第3部 ドラゴンの牙 全13回
- 主題歌
- 『月光仮面は誰でしょう』(作詞:川内康範/作曲、編曲:三沢郷/歌:ボニー・ジャックス、ひばり児童合唱団)
- 『月光仮面の歌』(作詞:川内康範/作曲、編曲:三沢郷/歌:ボニージャックス、ひばり児童合唱団)
[編集] スタッフ
- 企画:西野聖市
- プロデューサー:衛藤公彦、藤井賢祐、小暮一人
- 制作担当:高木敏行、高橋修之
- 脚本構成:伊東恒久
- 演出・作画:岡迫亘弘
- 作画:谷口守泰
- 音楽制作:愛プロ
- 音楽:三沢郷
- チーフディレクター:岡迫亘弘
[編集] キャスト
[編集] 放映リスト
(カッコ内は登場した敵)
- 恐怖のこうもり男(こうもり男)
- 紅サソリからの挑戦(紅サソリ、ジョゼフ)
- 呪われた遊園地
- 大魔術師・銀竜(天風斎銀竜)
- 死神仮面(死神仮面)
- 南十字星の決闘(ラーマ)
- 怪奇、人間蒸発(バチス党女司令官シュベスタ、ドクトルヒンケン,ヘルマスク)
- 白髪の復讐鬼(白髪鬼)
- 地獄の忍者かまいたち(忍者カマイタチ)
- 吸血鬼タマンドア(タマンドア)
- 悪魔の楽園(怪僧ガーマ)
- 闇に踊る魔人(怪力三兄弟)
- サタンの爪の最後
- 吠えろ! マンモスコング
- サイバー第一号ヒトデ人間(ヒトデ人間)
- 妖怪カメレオン人間(カメレオン人間)
- 恐怖の蟻人間 (蟻人間)
- 植物人間アゼランター(植物人間アゼランター)
- 哀しみのムカデ人間(ムカデ人間)
- くらげ人間・メドーサ(クラゲ人間メドーサ)
- 魔人アイアンサイバー(アイアンサイバー)
- 悪魔の使者サイバーコング(サイバーコング、ヘビ女)
- 月光仮面危機一髪(鳥人間)
- 正義の英雄ジャスティス登場(蛾人間)
- マンモスコング甦る(ハンミョウ人間)
- さようならマンモスコング(改造ジャスティス)
- ドラゴンの牙の挑戦
- 呪いの土人形(ウルの魔像)
- 恐怖の岩石人間(岩石人間)
- 月光抹殺作戦 (ガラロフ、グスカ)
- ニセの友情作戦(グスカ、殺人人形)
- 魔のファントム忍者(ファントム忍者)
- H・O 結晶体うばわれる!
- 死への招待状 (殺人マネキン)
- 地獄への狂想曲
- 怪奇"鬼首島"
- 東京壊滅作戦(ヒンドラー、ベース)
- 12時間の恐怖
- 正義は永遠に…
本作のアニメ化の背景には、同時期に『赤胴鈴之助』がアニメ化されるなど、昭和30年代の漫画のリバイバルブームがあった。
ターバンがヘルメットに、オートバイは単なる白塗りからフルカウルのレーサー風に変更されている。また、武器も鞭と手裏剣に変更されている。主題歌の歌詞は旧作と同じだが、曲はポップス調のものに変更されている。
[編集] ごぞんじ!月光仮面くん
[編集] スタッフ
- 原作:川内康範
- エグゼクティブプロデューサー:朝賀定夫(TV TOKYO)・矢部征嗣(博報堂DYMP)・吉岡昌仁(TMS)
- シリーズ構成:浦沢義雄
- キャラクターデザイン:田村しゅうへい
- プロップデザイン:白井順
- 美術監督:坂本信人(ビックスタジオ)
- カラーデザイン:大野嘉代子
- 撮影監督:ひろちけんじ
- デジタル編集:西山茂
- 音楽:池毅
- 音響監督:高桑一
- 効果:加藤昭二(アニメサウンドプロダクション)
- 録音制作:神南スタジオ
- 音楽プロデューサー:前山寛邦
- 音楽制作/協力:Columbia Music Entertainment、TV TOKYO MUSIC
- アニメーションプロデューサー:加藤博(ACTAS)
- プロデューサー:具嶋朋子(TV TOKYO)・藤巻直哉(博報堂DYMP)・尾﨑穏通(TMS)
- 監督・絵コンテ:竹内啓雄
- アニメーション制作プロダクション:アクタス、シナジーSP
- 製作:TV TOKYO、博報堂DYメディアパートナーズ、トムス・エンタテインメント
[編集] 主題歌
-
- OP『月光仮面は誰でしょう』(作詞:川内康範/作曲:小川寛興/編曲、歌:COA)
- 前期ED『夢のチカラ』(作詞:及川眠子/作曲、編曲:平間あきひこ/歌:Rooky)
- 後期ED『カラフル』(作詞、作曲、編曲、歌:Cyber Nation Network)
[編集] 声の出演
- 山本ナオト:宮村優子→大谷育江
- サタンの爪:滝口順平
- ドクロ仮面:林家こぶ平
- スクコ:高乃麗
- ゴースト:亀山助清
- はやと:三田ゆう子
- 横山綱雄:伊藤健太郎
- 小関健太:保志総一朗
- 星川きらら:三橋加奈子
- 金ちゃん:竹本英史
- モモコ:津村まこと
- 佐々木小百合:かないみか
- おじさま:小村哲生
- きららの父:木内秀信
- 初代月光仮面:北村弘一
[編集] 放映リスト
- 月光仮面はテストが怖い
- 宿題自動販売機はのぞいてびっくり
- 楽しい遊園地は幽霊より恐い
- おもちゃ神社はドクロの誘い
- やきとりの霊は悪魔のささやき
- カマボコ工場は地球征服のアジト
- ニセ月光仮面はダンスがお好き
- 心やさしきペットはもんじゃが苦手
- 月光仮面グッズはオンボロ船への招待券
- 地球征服兵士は焼鳥が大好き
- 焼鳥大バーゲンセールは危険がいっぱい
- 本当? 地球征服兵士は月光仮面?
- 楽しい宇宙旅行は銭湯、梅の湯で
- 新たなる敵は謎の転校生
- 冷凍星人はサタンの爪の友達
- 強力、気力、体力はド根性星人
- 恐怖のお笑い星人は落語が大好き
- 豪華サイパン旅行は子供化星人におまかせ
- 親の仇は宇宙の侵略者
- 商店街の敵はUFOに乗って…
- 大安売りは魚のたたり
- バーゲンセールはダイヤモンドの輝き
- バイオ月光仮面はキムチに弱い
- おさしみくんは月光仮面の強敵
- 月光仮面は永遠なり
かつて月光仮面だった老人に指名された小学生が、宇宙人が変身した生きたスクーター「スクコ」に乗り、月光仮面を襲名して近所の悪人を懲らしめる。かつてのライバル怪人「サタンの爪」の孫や人の言うことを聞かないコギャルを相手にドタバタを繰り広げる。月光仮面の設定を引き継いでいるものの、その世界観は脚本の浦沢義雄が得意とするギャグテイスト溢れるスラップスティック物。
昔のテレビドラマ版に俳優として出演していた北村弘一や滝口順平が声優として出演している。
[編集] 二次作品
[編集] 漫画
-
- どくろ仮面:1958年5月 - 6月付録
- バラダイ王国の秘宝:1958年7月付録 - 11月付録
- マンモスコング:1958年12月付録 - 1959年3月付録
- 幽霊党の逆襲:1959年4月 - 6月付録
- その復讐に手を出すな:1959年7月 - 10月付録
- 宝石にじのクィーン:増刊号1959年夏
- ドラゴンの牙(画:桑田 & 楠):1959年11月 - 1960年8月付録
- 五郎八名探偵初手がら(以下、画:楠):増刊号1959年冬
- 湖の怪事件:増刊号1960年夏
- シュラ山の鬼:1960年9月 - 1961年2月
- 姿なき魔人:1961年3月付録 - 5月付録
- 月光仮面沖縄にわたる:1961年6月 - 10月
[編集] フォークソング
- 『月光仮面のうた』
- 鈴木ヒロミツとモップス。正義の味方の象徴として名前を歌っており、旧作の主題歌の歌詞を使用しているが曲は変更されており、本作品とは関係ない。
[編集] ロック
SPEEDWAY(TM NETWORK の木根、宇都宮、小室がTM開始前に所属していたバンド)が武田食品の「プラッシー」のCMソングとして歌った。
タイトルは「Rockin' on the 月光仮面」
[編集] ディスコソング
Amusement Square が「ディスコ月光仮面」として旧作の主題歌をカバーした。
[編集] パチンコ機
2005年にパチンコ機「月光仮面」が株式会社平和から発売された。(タイアップ機)
[編集] パチスロ機
2002年にパチスロ機「月光仮面」が北電子から発売された。リール配列やゲーム性は同社の人気シリーズ『ジャグラー』と同じ。(タイアップ機) 2008年、5号機版が発売予定。
[編集] 立像等
原作者の川内の出身地である函館市にはアニメ版デザインのFRP製の立像がある。また、川内が現在居住している三沢市には「憎むな、殺すな、赦しましょう」の言葉が刻まれた石碑が建てられている。
[編集] 客演等
1999年公開のスタジオジブリ制作、高畑勲監督のアニメ映画『ホーホケキョ となりの山田くん』。劇中で少年時代の憧れのヒーローとして月光仮面が登場。月光仮面の主題歌が流れ、川内が協力としてクレジットされている。
また1980年代、日本工学(ニコン)から発売された「ピカイチズーム」というフィルム式カメラのCMにも登場していた。
[編集] パロディ
- けっこう仮面(永井豪)
- コーヒー仮面(おじゃる丸)
- 鶴光仮面(笑福亭鶴光)
- 激口仮面(1973年頃、テレビ朝日系・前田武彦司会のバラエティ番組「前武のヤング・アップ」の1コーナー)
- デンコー仮面(江守徹、2001年~2002年ごろ、デンコードーのコマーシャルより)
- 絶交仮面(おぼっちゃまくん)
- スーパーワン(いないいないばあっ!)『スーパーワンのうた』は『月光仮面は誰でしょう』のパロディ)
[編集] 社会現象
「正義の味方」の代名詞として、疑獄事件や政治腐敗の際には月光仮面を名乗って糾弾するものが現れる(例・辻山清)。
また同じ作者の『太陽仮面』が産経新聞(当時)に連載されて漫画化もされたが、『月光仮面』ほどの人気は獲得できなかった。
学生運動隆盛時には、神戸の関西学院大学全共闘などが「月光仮面社会主義共和国」を標榜し、KGと同学の月の学章をあしらったパロディをものしたこともある。
[編集] 脚注
- ^ 竹熊健太郎 (2007-03-23). "たけくまメモ : 川内康範先生の想い出(2)" 2007年3月23日閲覧.
- ^ 斎藤貴男『夕やけを見ていた男 評伝梶原一騎(新潮社、1995年)255ページ。
- ^ 長田暁二『昭和の童謡アラカルト―戦後編』ぎょうせい、1985年、174頁。ISBN 4324001243
[編集] 参考文献
- 朝日新聞学芸部編『戦後芸能史物語』(朝日新聞社、1987年)
- 樋口尚文『テレビヒーローの創造』([[筑摩書房、1993年、ISBN 4-480-87226-4 C0074)
- 読売新聞社芸能部『テレビ番組の40年』(日本放送出版協会、1994年)
- 竹内オサム『戦後マンガ50年史』(筑摩書房、1995年)
- 桑田二郎『走れ!エイトマン』(筑摩書房、1998年)
- 竹熊健太郎『箆棒な人々 戦後サブカルチャー偉人伝』(太田出版、1998年)
- 岩佐陽一編集 『シルバー仮面・アイアンキング・レッドバロン大全 宣弘社ヒーローの世界』(双葉社、2001年)
- 白石雅彦『円谷一 ウルトラQと“テレビ映画”の時代』(双葉社、2005年)
- 『超人画報』(竹書房、ISBN 4-88475-874-9 C0076)
[編集] 外部リンク
- 宣広企画(オリジナル版製作会社)
[編集] 前後番組の変遷
| KRテレビ系 月曜 - 土曜 18:00 - 18:10枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
連続テレビ映画 月光仮面
|
||
| KRテレビ系 日曜18:00 - 18:30枠 | ||
|
?
|
連続テレビ映画 月光仮面
|
?
|
| KRテレビ系 日曜19:00 - 19:30枠(本作以後タケダアワー) | ||
|
連続テレビ映画 月光仮面
|
||
| 日本テレビ系 月曜19:00枠 | ||
|
正義を愛する者 月光仮面
|
||
| テレビ東京系 日曜10:00枠 | ||
|
MUSIC BAZAR
※深夜枠に降格 |
ごぞんじ!月光仮面くん
|
|

