アイアンキング

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アイアンキング
ジャンル SFアクション
放送時間 日曜 19:00 - 19:30(30分)
放送期間 1972年10月8日 - 1973年4月8日(26回)
放送国 日本の旗 日本
制作局 TBS宣弘社
監督 田村正蔵、外山徹、福原博、枝川弘湯浅憲明
脚本 佐々木守
プロデューサー 橋本洋二(TBS)
小林利雄
出演者 石橋正次
浜田光夫
森川千恵子
右京千晶
堀田真三
村松克己
依田英助
加藤寿
オープニング 子門真人「アイアンキング」
エンディング 子門真人「ひとり旅」
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アイアンキング』は、1972年(昭和47年)10月8日から1973年(昭和48年)4月8日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に、TBS系で放送された宣弘社製作の特撮テレビ番組(全26話)、および作品中に登場する変身ヒーローの名称である。1958年(昭和33年)2月から1974年(昭和49年)3月まで、TBS・日曜の武田薬品工業1社提供枠(『タケダアワー』)17作目にあたる。

ストーリー[編集]

かつて大和朝廷に滅ぼされた少数民族の末裔・不知火一族が、日本の現体制を転覆させるべく巨大ロボットを操って破壊活動を開始した。この危機に際し国家警備機構は、腕利きだが当局上層部の意向に逆らいがちなエージェント・静弦太郎(しずか げんたろう)と、彼のサポート役として霧島五郎(きりしま ごろう)を不知火一族の討伐へと向かわせた。

実は五郎の正体は国家警備機構の津島博士が極秘裏に開発したサイボーグであり、を動力源とする巨大戦士・アイアンキングへの変身能力を持っていた。五郎は弦太郎が危機に瀕した時には変身して助太刀するが、弦太郎は普段ドジでマヌケで暇さえあれば水をガブガブ飲んでいる五郎がアイアンキングであることを知る由もない。二人はさまざまな人々との出会いと別れを繰り返しながら戦いの旅を続ける。

激闘の末に不知火一族を倒した二人は、さらに怪獣型ロボットを操るテロ組織・独立幻野党や宇虫人(昆虫型宇宙人)タイタニアンとの戦いへと身を投じてゆく。

特徴[編集]

前々番組『シルバー仮面』に続き宣弘社が制作した特撮ヒーロー番組[1][2]。『シルバー仮面』を担当した佐々木守が全話の脚本を執筆した[2]

弦太郎と五郎の能天気な凸凹コンビの珍道中、さらに敵組織に「権力闘争に敗れた反体制派」が存在したり、多くの人を守るためには1人の命を犠牲にするのもやむなしという、反権力的な立ち位置の佐々木らしい「権力(弦太郎は国家公務員である)の非情さ」など、その世界観は特撮ヒーロー番組としては異彩を放っている。このことについて作家の友野詳はアイアンキングを「非常に政治的な集団と戦ったヒーロー」と回顧している[3]。また後年佐々木は、「主人公と組織の距離が近いと怪獣(=事態)に対するリアクションや台詞回しなども組織の一員としての紋切り型なものが多くなってしまい、演じる役者もつまらないだろうと思ったので、主人公側は組織から極力遠ざける設定にした」と述べている。

また放映当時、歌手・俳優としてアイドル的な人気を誇っていた石橋正次と、吉永小百合の相手役として数々の日活作品で活躍した浜田光夫という、ヒーロー番組としては異色かつ豪華なキャスティングである。石橋は本作の前にドラマ『君たちは魚だ』(1972年4 - 8月放映)に出演したことで佐々木脚本とは縁があり、後年「オファーがあった時は『ヒーローものなんて…』と思ったが、脚本を佐々木さんが書くと聞いたので出演した」と語っている。また、「佐々木が全話を担当すること」を出演の条件としたとされる。石橋目当てに女性ファンが本作の撮影現場に連日押しかけたと言われている[4]

浜田と佐々木は1970年に佐々木の作品であるテレビドラマ『お荷物小荷物』に出演して以来の交友があった。石橋は、「経験豊富な浜田さんが共演者だったから、自分はのびのびやれた」と語っている。

このほか、夏純子大川栄子岡崎友紀坂口良子など、当時の人気女優や女性アイドルが多数ゲスト出演した。

この番組はいわゆる変身ヒーローものらしからぬ雰囲気を多数持っているが、特撮ヒーロー番組の爛熟期を迎えていたことから、類似作品との区別をはかり他にも多くのパターン破りを行なっている。その最も象徴的な一例が「物語の主人公は番組タイトルのヒーロー・アイアンキング(霧島五郎)ではなく静弦太郎である」というもので[5]、この「ヒーローは主人公のピンチを救う相棒、しかも主人公は相棒の真の姿を知らない」という設定は、本作と同じ宣弘社製作、タケダアワー枠のヒット作『隠密剣士』における“秋草新太郎(主人公)と霧の頓兵衛(相棒)”の関係をヒントにしているといわれる[6]

アイアンキングには「水をエネルギー源としているが、その消耗が激しいため活動時間が短い」という弱点が設定されており、設定上は活動時間は1分間である。このためシリーズ序盤、特に第1 - 10話までの不知火一族編では弦太郎の助っ人として登場したはずのアイアンキングが逆にピンチに追い込まれてしまい、弦太郎の反撃によってひとまずその場を凌ぎつつ、再戦時に弦太郎とともに敵組織の怪獣やロボットを撃退するという展開が多く見られた。これは視聴者に生身のヒーローという親近感を持ってもらうことや、「1回の放送でアイアンキングを2回登場させることにより見どころの多さをアピールする」という効果を考えての設定であり、第15話までは、敵にとどめを刺すのは必ず弦太郎だった。

第16話(怪獣ロボット・トラギラス戦)では、戦闘中に弦太郎が気絶してしまったため、初めてアイアンキングが単独で敵を倒している。これ以降は「弦太郎とアイアンキングが互いに支援しながら敵と戦うが、最後に敵怪獣やロボットを倒すのはアイアンキングの役目」という特撮変身ヒーロー番組の王道的なストーリー展開も多く取り入れられた。ただし、アイアンキング自身については劇中で「新しい必殺技を習得した」あるいは「強化改造を受けた」などの明確な描写が特になく、唐突に新しい光線技を駆使するなどして感覚的にパワーアップを示唆するにとどまっていた。また「主人公のピンチを救う相棒」という設定は始終一貫していた。

登場人物[編集]

国家警備機構[編集]

静弦太郎(しずか げんたろう)
この物語の主人公。設定年齢23歳。国家警備機構の「密使」と呼ばれる凄腕のエージェントで、黒のテンガロン・ハットにウエスタン風の服装がトレードマーク。アイアンベルトという鞭や剣のように変形する武器を駆使して、たとえ巨大なロボット相手でも臆することなく立ち向かい、その抜群の運動能力で巨大怪獣やロボットを倒す実力がある。
普段は陽気で人懐こく美人に弱い若者だが、「日本転覆をたくらんでいる組織の壊滅」という任務のためには、内心では葛藤しつつも露悪的に振舞ったり、時に非情な判断も辞さない。それは周りを利用したり切り捨てるだけでなく、時には自分の生命をも顧みない。同時に有事の際に個人的心情を優先したり、現実から目を逸らしたきれいごと、非合理的な行為には嫌悪感を見せている。
アイアンキングについての情報は与えられていたが、最終回までは相棒の五郎がそのアイアンキングだとは想像もしていなかった。全話を通じてギターをつま弾きながら歌うシーンがたびたびあり、童謡や歌謡曲などバリエーションに富んでいた。
設定では、津島研究所の前に捨てられていた孤児であり、置手紙によると父の名は弦之助、母の名は小枝という。
霧島五郎(きりしま ごろう)
国家警備機構の一員で、登山家風の格好をしたサングラス着用の青年。設定年齢28歳。弦太郎を身近でサポートするべく派遣された。劇中では語られていないが、設定では「登山中の落雷事故で死亡したが、津島博士によってアイアンキングに変身する能力を与えられて蘇生した」とされており、当時の小学館の学年別学習雑誌の記事など、掲載誌で解説されていた。
弦太郎とは対照的にドジで間抜けな三枚目だが妙に馬が合い、弦太郎のことを「弦の字」の愛称で呼ぶ。初期では敵に囲まれてもほとんど活躍しなかったが、段々と戦う場面も増え、道中で迫り来る敵組織の軍勢を前に、二人で掛合い話を繰り広げつつ丁々発止で切り結ぶ様子が散見された。しかし、たまにドジを踏んで弦太郎を困らせることもある。人情家でお人好しのため弦太郎の非情すぎる判断を躊躇なく非難することもあるが、その判断で敬遠された彼をフォローすることもあり、彼の心中を察していないわけではない。
弦太郎はもちろん、国家警備機構の関係者でも五郎がアイアンキングであることを知る者は少ない。ただし、弦太郎の前で時折自分がアイアンキングだと示唆する言葉はこぼしている。アイアンキングから五郎の姿に戻った際には、ことあるごとにエネルギー源の水をガブガブ飲んでいる。第5話ではジュースやコーラ、第19話では雪を、第20話では水を飲む代わりにツララをしゃぶっており、水分であれば水そのものでなくてもエネルギー源となる。
不知火一族を一撃で消滅させ、怪ロボットの足止めができるほど強力な光線銃を所持しているが、使うことは少ない(生命の危機となる大ピンチでも使わないことがある)
藤森典子(ふじもり のりこ)
第19話から登場。ろくに本部に帰還せず、報告もしてこない弦太郎と五郎に怒った国家警備機構がお目付け役として派遣した。優秀だが真面目過ぎて融通の利かない性格で、任務以外ではお調子者の2人に振り回され、「テンコ」というあだ名までつけられてしまう。
第20話で彼女が村人たちの正体(タイタニアン)を暴くために使用したアイテム、スペクトルグラスを、以降は弦太郎や五郎も使用している。
津島博士
国家警備機構の科学者で、天涯孤独の身だった弦太郎の育ての親にして恩師。そして五郎をアイアンキングとして蘇生させた人物である。

不知火一族[編集]

第1話から第10話まで登場[8]。頭領・不知火太郎を首領とする、二千年前(古事記日本書紀の記述に従えば垂仁天皇治世の頃)に大和朝廷に征服され歴史から抹消された日本の先住民族の末裔たち。全員が黒で統一されたヘルメットと衣装をまとっている。

現代の日本政府を「大和政権」と呼び、先祖代々の怨念を晴らすため、太郎の指揮する実働部隊「不知火十人衆」が、不知火バッヂと呼ばれる炎の形をしたコントローラーを使い、各自の巨人型ロボットを操作。体制打倒を目指したテロ活動を行なう。
コントローラーを破壊されるとロボット本体が機能停止して自爆してしまうことが多く、これが原因で弦太郎に倒された者も多い。

活動拠点は山中に隠されており、付近の村民の中にも不知火族はいるが、村民全体が不知火族というわけではない。弦太郎と五郎はこれを割り出す任務も担っている。

不知火太郎
不気味な服装を身にまとった不知火十人衆の長。二刀流の剣の達人で、「馬鹿め!」を口癖とする。
高村ゆき子
第1 - 6話に登場。不知火一族との戦いに巻き込まれた高山植物の研究者として、静弦太郎・霧島五郎と一緒に旅することになった。弦太郎・五郎らに協力してはいたが、微妙な不審さも初期段階から示唆されていた。
「不知火十番目の影」としての正体は不知火一族でも知る者は少ない。時に人質として一族に接近して情報を流すが、しだいに弦太郎に惹かれていく。
当初は、彼女が不知火一族最後の刺客として巨大ロボットを操り、弦太郎と五郎に戦いを挑む予定で、埴輪をモチーフとした専用ロボットのデザイン画[9]も描かれていた。しかし演じた森川が、撮影中の事故で火が髪や衣装に燃え移ったことによる恐怖心から「これ以上続けたくない」と直訴したために製作側がやむなく降板を認め、ゆき子が戦うエピソードは変更せざるを得なくなった。
不知火十人衆
ゆき子以外は順一郎から順九郎の名で呼ばれ、一人一人にロボットが与えられている。付近の村民から、市長に至るまで周囲に網を張り巡らせていた。コスチュームのラインの色は各々異なっている。

独立幻野党[編集]

第10話から第18話まで登場。不知火族壊滅直後に現れた「幻兵団」の別名を持つテロリストグループで、頭にターバンを巻き曲刀を持つなど、僧兵風ともアラビア風ともつかない無国籍調の服装を身にまとっている。

幻の月光をリーダーとする「幻十二人衆」が中核メンバー。不知火族との関係は不明だが、彼らも日本の体制を「大和政権」と呼び、髑髏バッヂと呼ばれる、ドクロの形をしたコントローラーで「鋼鉄の同志」と称する怪獣型ロボットを操り、体制転覆を図る。弦太郎によれば女性は参加させない方針らしい。

速やかに作戦行動に移す実行力と戦略性を持ち、東京など都会への進攻は多い。日本政府の国際社会での信用を落とすために要人を狙った作戦も展開する。霧島五郎=アイアンキングであることを見破り、「第2のアイアンキング」投入の可能性さえも予期し、五郎を拷問して、アイアンキングの弱点を吐かせようと試みたこともある。

幻の月光
独立幻野党のリーダー。17話で、霧島五郎とアイアンキングの関係に気づいた。
幻十二人衆
幻の月光直属のメンバー。睦月を筆頭にメンバー全員が陰暦月の名前になっている。リーダーである幻の月光の命令の下、作戦部隊長として行動。各々が所有する怪獣ロボットを駆使して、破壊活動を行う。それぞれが、色の異なるシャツを着用している。

タイタニアン[編集]

第18話から第26話まで登場。独立幻野党壊滅直後に現れた7人組の異星人で、タイタニアン1号をリーダー格として、2号から7号が存在する。地球を植民地にするためにやってきた侵略者。

巨大化して昆虫怪獣に変身するため、宇宙人ならぬ「宇虫人」と名付けられており、略称として「虫人」も用いられる。人間の体を乗っ取り、思い通りに操る能力がある。終盤では五郎に取り憑いて、アイアンキングを操った。

メンバー全員が黒いハット、赤マント、白いマスクを着用。この形態で巨大化した後、昆虫怪獣に変身する。

地球に前線基地を作っているが、基本はUFOのカモフラージュであるため、作戦失敗の際はUFOで逃亡する。このため、前線基地の場所は作戦毎に移動する。

基本的に人類の科学力を見下しているが、現金輸送車を襲い、大量の資金を得て、科学者から高額で、殺人ガスの化学式を買い取ろうとしたり、前線基地を作るために調達した、10億円を使い、マンションを丸ごと買い上げたりするなど、人間くさいところもみられる。アイアンキングを最も苦しめた軍団である。

タイタニアン1号
タイタニアンのリーダー。部下たちとは異なり、宇虫怪獣には変身しなかった。

アイアンキング[編集]

国際警備機構の津島博士が製作した巨大戦闘用アンドロイド。登山中の落雷事故で落命し、変身用システムを組み込まれて蘇生した霧島五郎が変身する。そのため、厳密にはアンドロイド(=ロボット)ではなく「サイボーグ」である[10]。身長45メートル、体重55万トン。

五郎が「アイアンショック!」という掛け声とともに一定のポーズを取ることにより変身。五郎がつねに被っている登山帽は津島博士愛用の「ターニングハット」と呼ばれるアイアンキングに変身するためのアイテムで、五郎のアクションとともに帽子についたバッジからアンテナが伸び、アンテナから発する霧状の蒸気に包まれながら巨大化し変身を完了する。なお「ターニングハット」の名称は、劇中未呼称。

水をエネルギー源としており、活動時間はわずか1分。エネルギーの消費具合は胸と首筋と額に輝くカラータイマー状の発光器官がひとつずつ消えてゆく様子で確認できる。具体的には活動を開始してから30秒で胸のアイアンスター、50秒で首筋のキングスター、1分を過ぎると額のアイアントップが点灯し始める。アイアントップが消灯する(=エネルギーを使い果たす)と強制的に五郎の姿に戻ってしまう。この「1分間」のタイムリミットが語られるのは不知火一族編のみであり、中盤以降は「アイアンキングの体の水分が無くなるまで」とされている。最終回前後編では、タイタニアンに操られたアイアンキングが、かなり長時間活動している。

劇中では地上で格闘戦を繰り広げることが多かったが飛行能力も有しており、第10話で弦太郎を乗せて不知火一族との決戦に挑んだほか、最終話で弦太郎をアシストするなどの活躍も見せている。

デザイン・造形
頭部は、前作の「シルバー仮面」と類似するイメージを持つ。デザインを担当した池谷仙克によると、頭部はシルバー仮面と同様に西洋甲冑のデザインを継承しているが、ボディーの色を児童受けする赤にするよう注文が付き、不本意ながら赤を取り入れたデザインにしたという。なお、第1話に登場するロボット「バキュミラー」は当初アイアンキングのデザイン案として挙げられていたものがNGとなり、それを惜しんだ池谷が一部手直しして流用したものである[9]

能力·武器[編集]

アイアンキック
ジャンプして空中回転の後に繰り出すキック技。放つ時は専用の映像バンクが入る。アイアンキングの代表的な技であり使用頻度は高いが、敵を倒すには至らない。
アイアンフラッシュ
初使用は7話のモンスターバード戦。中盤以降多用された必殺技で、手から放つビーム光線。リング状に放ち、切断武器としても使用。パワーアップした最終話では両手から放った。
アイアンファイヤー
18話で初使用、一定のポーズを取ってエネルギーを集中させると、辺りまで真っ赤に染めるほどの赤い光を全身から発し、その後発射される熱線、一撃の元に怪獣ロボットを吹き飛ばした。

スタッフ[編集]

  • プロデューサー:橋本洋二(TBS) 、小林利雄
  • プロデューサー補:田村正蔵、小林哲也
  • 脚本:佐々木守
  • 監督:田村正蔵、外山徹、福原博、枝川弘ゆあさのりあき
  • 特技監督:鈴木清、山本正孝、高野宏一
  • 音楽:菊池俊輔
  • 撮影:鈴木清、小川大次郎、大岡新一
  • 照明:小池一三、清原昭二
  • 美術:池谷仙克、桜井克彦
  • 記録:小山三樹子
  • 編集:小出良助
  • 操演:塚本貞重
  • 美粧:保坂輝子
  • 助監督:安倍貞雄、小倉昭夫ほか
  • 撮影助手:房前満男
  • 照明助手:森谷清彦
  • 制作担当:鈴木道朗
  • 視覚効果:兵藤文造
  • 擬斗:高倉英二若駒冒険グループ
  • 録音:日本録音センター
  • 合成技術:日本エフェクトセンター
  • 音響効果:石田サウンドプロ
  • 衣裳:大和衣裳
  • 現像:東京現像所
  • 制作協力:日本現代企画
  • 制作:TBS宣弘社

キャスト[編集]

メインキャスト[編集]

  • 高村ゆき子:森川千恵子(第1 - 6話)
  • 藤守典子:右京千晶 (第19 - 26話)
  • アイアンキング(スーツアクター):加藤寿、久保田鉄男
  • ロボット・怪獣(スーツアクター):永野明彦、甲斐武、伊奈貫太、車邦秀、永倉洋ほか

主なゲスト[編集]

  • 不知火順一郎:阿部希郎 (第1話)
  • 順一郎が変装した老婆:田中筆子 (第1話)
  • 不知火順二郎:滝波錦司 (第1・2話)
  • 不知火順三郎:伊海田弘 (第1 - 3話)
  • 不知火順四郎:秋元羊介 (第1・2・4話)
  • 不知火順五郎:花木章吾 (第5話)
  • テキ屋:里見たかし (第5話)
  • 不知火順六郎:飛世賛治 (第6話)
  • 不知火順七郎:久野聖四郎 (第6話)
  • 不知火順八郎:加藤寿 (第6・7話)
  • 不知火順九郎:三浦忍 (第6 - 8話)
  • 加寿子:関かをり (第7話)
  • よし子:星光子 (第8話)
  • よし子の兄:古川義範(第8話)
  • キャンプの少女:岡崎友紀 (第9話)
  • 京子:志摩みずえ (第10話)
  • 幻の睦月:徳川清 (第10・11話)
  • 幻の如月:峰村銀 (第10・11話)
  • アッサム国の王女・カトリーヌ:テレサ野田 (第11話)
  • 玲子:夏純子 (第12・13話)
  • フラッシャー教授:ヘンリー・ソーレン (第12話)
  • 幻の弥生:小坂生男 (第12話)
  • 幻の卯月:三井恒 (第12・13話)
  • 幻の皐月:松沢勇 (第13話)
  • 福永美千子:松木聖 (第14話)
  • 福永博士:高杉哲平 (第14話)
  • 幻の水無月:高品正弘 (第14話)
  • 幻の文月:新井一夫 (第14話)
  • かず子:京春上 (第15話)
  • 幻の葉月:芹昌郎 (第15話)
  • 江崎祥子:水沢有美 (第16話)
  • 幻の長月:京極潔 (第16話)
  • 堀川真琴:田代千鶴子 (第17話)
  • 幻の霜月:武田正信 (第17話)
  • 幻の神無月:大宮幸悦 (第17話)
  • 大沢純子:大川栄子 (第18話)
  • 幻の師走:江夏宏城 (第18話)
  • 津島博士:伊豆肇 (第19・26話)
  • 鈴木先生:伊海田弘 (第20話)
  • 坂本美子:桜井マリ (第21話)
  • 坂本博士:佐野哲也 (第21話)
  • 山崎:島川定朗 (第22話)
  • 堀口純子:坂口良子 (第23話)
  • 渋沢博士:斎藤英雄 (第23話)
  • 不動産屋:里見たかし (第24話)
  • 少年:塩谷翼 (第24話)
  • 防衛隊の隊長:依田英助 (第26話)
  • タイタニアン7号:声・増岡弘 (第25・26話)

主題歌[編集]

  • オープニングテーマ:「アイアンキング」
  • エンディングテーマ:「ひとり旅」
    • 作詞:佐々木守 作曲:菊池俊輔 歌:子門真人
    • 最終回では2番・3番の後、エンドロールの1番という順番で変則フルコーラスが流れた。
  • オリジナル音源は、当時はアモンレコード(ディスコメイトレコードの前身)が販売権を独占していた。そのため、日本コロムビア東芝音楽工業(現:ユニバーサル ミュージック EMI R/EMI RECORDS)、CBS・ソニー(現:ソニー・ミュージックエンタテインメント)の3社はそれぞれ独自にカバー音源を制作した。そのいずれもオリジナルの歌唱者である子門が歌っている。
  • 「ひとり旅」の締めくくりは当初「ルルル ルルル ルルル」となるはずだったが、他社風邪薬を連想させるため、スポンサーである武田薬品工業(タケダ)に配慮し、「ル」を「ラ」に変更した[11]
  • 最終回では石橋正次が歌う「お嫁にもらおう」が使用されている。

放送日程[編集]

参照宇宙船SPECIAL 1998, p. 136

放送日 話数 サブタイトル 登場メカ・怪獣 監督
1972年
10月8日
第一話 朝風の密使
  • バキュームロボット バキュミラー
田村正蔵
10月15日 第二話 廃墟の白鳥
  • 切断ロボット ジャイロゲス
10月22日 第三話 戦士の微笑
  • 分身ロボット ダブルサタン
10月29日 第四話 弦太郎孤独旅
  • 火炎ロボット デビルタイガー
外山徹
11月5日 第五話 秋風の中の決斗
  • 弾丸ロボット モンスターゾロ
11月12日 第六話 戦士の子守唄
  • 連射ロボット ブラックナイト
  • 爆弾ロボット ブロンズデーモン
  • ジェットロボット モンスターバード
田村正蔵
鈴木清
11月19日 第七話 大空を征くもの
  • ジェットロボット モンスターバード
11月26日 第八話 影の地帯
  • 戦車ロボット シルバーライダー
  • ハンドミサイルロボット ゴールドファイアー[13]
ゆあさのりあき
鈴木清
12月3日 第九話 弦太郎危機一髪!
  • ハンドミサイルロボット ゴールドファイアー
外山徹
12月10日 第十話 死者へのくちづけ
  • ハンドミサイルロボット ゴールドファイアー
  • 怪獣ロボット ザイラユニコン
  • 怪獣ロボット軍団
福原博
12月17日 第十一話 東京は燃えている
  • 怪獣ロボット ザイラユニコン
外山徹
12月24日 第十二話 東京非常事態宣言
  • 怪獣ロボット トンガザウルス
1973年
1月7日
第十三話 地下要塞攻撃命令
1月14日 第十四話 脳波ロボットの秘密
  • 怪獣ロボット ジュラスドン
枝川弘
1月21日 第十五話 マラソン怪獣カプリゴン
  • 怪獣ロボット カプリゴン
1月28日 第十六話 トラギラスを倒せ!
  • 怪獣ロボット トラギラス
福原博
2月4日 第十七話 アイアンキング殺害命令
  • 怪獣ロボット ドジラ
外山徹
2月11日 第十八話 ロボット怪獣全滅作戦
  • 怪獣ロボット クマゴロス
  • 怪星人 タイタニアン
2月18日 第十九話 大虫人カブトロン出現
  • 宇虫怪獣 カブトロン
福原博
2月25日 第二十話 宇虫人タイタニアンの逆襲
3月4日 第二十一話 カマギュラス殺人ガスを狙う!
  • 宇虫怪獣 カマギュラス
外山徹
3月11日 第二十二話 恐怖のタイタニアン地獄
  • 宇虫怪獣 キリギロン
3月18日 第二十三話 女に化けた虫人
  • 宇虫怪獣 カンガロール
田村正蔵
3月25日 第二十四話 東京攻撃前線基地
  • 宇虫怪獣 ゴキブラー
福原博
4月1日 第二十五話 アイアンキング大ピンチ!
  • 宇虫怪獣 クリケットン
外山徹
4月8日 第二十六話 東京大戦争

1972年12月31日は『第14回輝く!日本レコード大賞』のため休止。

漫画[編集]

主に小学館の学年別学習雑誌にて連載。

都市伝説[編集]

のちに(1985年~1986年)再放送を行ったテレビ埼玉では、放送が第25話「アイアンキング大ピンチ!」で打ち切られ、最終回の第26話「東京大戦争」が未放送となった。「アイアンキング大ピンチ!」はアイアンキングがタイタニアンに憑依されて町を破壊し続けるシーンで終わるエピソードである。そのため、結果として「ウルトラマンが町を破壊する最終回がある」という誤謬が視聴者を通じて都市伝説まがいの形で広まっていた。原因となったテレビ埼玉での25回終了は局に抗議が多数寄せられ、これにより以降テレビ埼玉での特撮番組の再放送が事実上タブーとなったという説もある。

この件について、岡田斗司夫TV bros連載のコラムオタクの迷い道』第55回において、「オタク界に伝わる怖い話」として「池田憲章が最終回のオリジナル16mmフィルムを借りっぱなしで返却を忘れていたのが原因で放映がキャンセルになった」という旨の説を書いていた。

映像ソフト化[編集]

日本[編集]

  • 1990年12月1日に東宝よりLD-BOXが発売。このBOXのみ主役二人による新番組告知の挨拶映像が収録されている。
  • 1998年12月18日に全話収録のLD-BOXビームエンタテインメントより発売された[14]
  • 1999年12月18日に発売トランスワールドエンタテインメント・発売協力ニューライン・販売ビームエンタテインメントより全9巻のVHSが単巻およびボックスで発売された[15]
  • 2001年3月25日にハピネット・ピクチャーズよりDVD-BOXが発売。同日より5月25日まで2巻ずつ単品も発売された。
  • 2006年4月5日にジェネオン エンタテインメントよりDVD-BOXが発売。バラ・キズ・スクラッチ等の補修が施されているのはこのBOXのみ。
  • 2011年6月24日にハミングより単品DVDが発売。全6巻。デジタルウルトラシリーズを手掛けたデジタルウルトラプロジェクトの監修によるリマスターが行なわれている。

北米[編集]

  • 2007年11月6日にアメリカのBCI Eclipse社から「Iron King: The Complete Series」(全6枚)が発売された。その後、同社の業務停止により廃盤となったが、販売権を受け継いだMill Creek Ent.から2010年3月9日に廉価盤(全4枚)が発売された。

関連項目[編集]

  • 日本原住民論』 - 不知火族の設定の原典。この設定は、後年佐々木が脚本を手がけたドラマ『三日月情話』にも用いられている。
  • ふしぎの海のナディア』 - 第29話「キング対キング」に登場するライオン型メカの名前は、本作が元ネタになっている。
  • ケロロ軍曹』 - アイアンキングのパロディとして、「ウェットルキング」が登場する。
  • マツコ&有吉の怒り新党』 - 2012年11月7日放送分で、「新・3大 史上最弱ヒーロー」と題し、本作の中から、弦太郎が敵を倒した第5話(モンスターゾロ戦)と第15話(カプリゴン戦)、そして初めてアイアンキングが敵を倒した第16話(トラギラス戦)を放送した。
  • お江戸忍法帖』 - たがみよしひさ漫画。本作のパロディとして敵に「不知居一族」(しらないいちぞく)と「孤立山野党」(こりつさんやとう)なる忍者組織が登場し、主人公ら「お助け組」や『変身忍者 嵐』に登場する敵組織パロディ「血達磨党」(ちだるまとう)と四つ巴の忍者戦を繰り広げる。不知居一族は不知居太郎から九郎まで、不知居巨大からくり(能力は不知火ロボットをほぼパロったもの)を操り、十番目の影も存在するが、影は一族崩壊後、なし崩し的に「お助け組」の仲間となってしまった。

脚注[編集]

  1. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 188.
  2. ^ a b c 宇宙船SPECIAL 1998, p. 100
  3. ^ JGC1997で開催された自身のイベント「執筆戦士ショウブレードサイン会」での発言。
  4. ^ 『昭和特撮大全』
  5. ^ 全怪獣怪人 上 1990, pp. 188 - 189.
  6. ^ 『超人画報 国産架空ヒーロー40年の歩み』 竹書房/イオン編、竹書房1995年11月30日、99頁。C0076。ISBN 4-88475-874-9
  7. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 189
  8. ^ 全怪獣怪人 上巻』では、名称を「不知火族」と記載している[7]
  9. ^ a b 『シルバー仮面 アイアンキング レッドバロン大全 - 宣弘社ヒーローの世界』 p.95(双葉社・2001年)
  10. ^ 「’70年代特撮ヒーロー全集」では、「巨大サイボーグ」と解説している[2]
  11. ^ 宇宙船』vol.28(朝日ソノラマ・1986年2月号) p.34
  12. ^ 全怪獣怪人 上 1990, p. 190.
  13. ^ 全怪獣怪人 上巻』では、名称を「ゴールドファイヤー」と記載している[12]
  14. ^ 「'98TV映画特撮LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 1999』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、1999年5月1日、64頁。雑誌コード:01844-05。
  15. ^ 「'99TV・映画 特撮DVD・LD・ビデオ&CD」『宇宙船YEAR BOOK 2000』 朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2000年4月20日、62頁。雑誌コード:01844-04。

参考文献[編集]

TBS タケダアワー
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アイアンキング