怪奇大作戦
| 怪奇大作戦 | |
|---|---|
| ジャンル | SF、ミステリー |
| 放送時間 | 日曜 19:00 - 19:30(30分) |
| 放送期間 | 1968年9月15日 - 1969年3月9日(26回) |
| 放送国 | |
| 制作局 | 円谷プロダクション、TBS |
| 監督 | 飯島敏宏、円谷一、実相寺昭雄、鈴木俊継、小林恒夫、安藤達己、長野卓、仲木繁夫、福田純、満田かずほ |
| 脚本 | 上原正三、金城哲夫、佐々木守、若槻文三、市川森一、福田純、高橋辰雄、藤川桂介、田辺虎男、石堂淑朗、山浦弘靖 |
| プロデューサー | 守田康司、野口光一、淡豊昭、熊谷健、橋本洋二 |
| 出演者 | 岸田森 勝呂誉 原保美 松山省二 小橋玲子 小林昭二 |
| オープニング | 作曲:玉木宏樹「メインタイトル」 |
| エンディング | サニー・トーンズ「恐怖の町」 |
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特記事項: 第24話は欠番 |
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『怪奇大作戦』(かいきだいさくせん)は、円谷プロダクションが制作し、TBS系で1968年(昭和43年)9月15日から1969年(昭和44年)3月9日まで毎週日曜日19:00 - 19:30に全26話が放送された、特撮テレビドラマである。
2004年(平成16年)6月にBSフジの特番枠で、本作の設定を使用した『怪奇事件特捜チームS・R・I 嗤う火だるま男』が放映された。
2007年(平成19年)4月に全3話の続編的新作『怪奇大作戦 セカンドファイル』がBShiにて放映された。
目次 |
[編集] 概要
現代社会に発生する謎の科学犯罪に挑戦するSRI(科学捜査研究所)のメンバーたちの苦闘と活躍を描く。
毎回描かれる怪奇現象が、実は人間の手によって引き起こされた科学犯罪であり、これに立ち向かう正義の捜査チームという図式で構成されているのが特徴[1]。同時に社会に疑問を投げかけるような重いテーマもあり、その話のクオリティの高さからも、いまだ根強いファンを持つ作品である。オープニングにも主題歌にも口琴の音が印象的に使われている。
当時「怪獣ブーム」が一段落をみせ「妖怪ブーム」が訪れていたこと、また円谷プロダクションが鳴り物入りで制作した『マイティジャック』の視聴率が低迷していたこともあり、怪獣や超兵器が登場する派手な特撮ではなく、本編に溶け込んだ特撮(光学合成を駆使し、科学犯罪をリアルに表現する)が目標とされた。TBSから支給された制作費は、1クール13本につき6900万円(1話あたり530万円)。これは空想特撮シリーズ三部作とほぼ変わらない破格の予算であり、レギュラー出演者やゲストにも知名度の高い演技派が集められた。
こうして本編では、ほぼ毎回のように近未来的な科学技術による殺人事件が描かれ、陰惨でグロテスクな描写も少なくなかった。現在では日曜日のゴールデンアワーにこのような番組が放送されることは考えられないが、当時の社会はこの手のテレビ番組に対して今よりもずっと大らかであり、TBS側も少し前からの「妖怪ブーム」などで、「人が溶ける」などといったショッキングなシーンに視聴者の興味が集まる傾向があると見て、むしろそういった趣向を円谷プロ側に新機軸として積極的に提案している。平均視聴率は22.0%。当時としても十分ヒット番組といえる数字なのだが、タケダアワーの合格ラインは非常に高く[2]、第1クールの放映終了時期に「延長措置なし」の判断が下された。『戦え! マイティジャック』の12月終了に続き、番組の受注が完全に途絶えてしまった円谷プロは、1968年12月12日、大幅な人員整理を決行するに至った。
監修の円谷英二は、昭和20〜30年代にかけて『透明人間現わる』『透明人間』『美女と液体人間』『電送人間』『ガス人間第一号』など一連の変身人間による犯罪を描いた映画で特技監督をつとめており、円谷プロには、得意とするミニチュアワーク以外にも、この種の特撮ノウハウの蓄積があった。
初期はスタッフも方向性を掴みかねていたため、シナリオやプロットのみで撮影には至らなかったエピソードが複数存在する。また、放送順では第2話となっている「人喰い蛾」は本来は第1話を想定して作られたものだが、初号試写の際に円谷英二からリテイクを命じられ、追加シーンの撮影・編集や合成のやり直し・BGMの一部差し替えなどが行なわれたために完成が遅れ、結果的に第2話として放送されることになった。このリテイク前バージョンはマスターポジのみ現存しており、後述のLDソフト「妖鬼幻想スペシャル」の初回プレス版や、LD-BOXに「未放映バージョン」と称して収録されている。
[編集] SRI(科学捜査研究所)
SRI(Science Research Institute 、エスアールアイ)とは、警察の捜査では解決不可能になった怪奇事件を、独自に開発した機械等を駆使して科学捜査を行う民間組織である[3]。もっとも劇中では警察の依頼によって行動を起こすか警察との共同捜査が多く、事実上の半官半民組織であるが、あくまでも民間という位置づけのために、警察と同等の権限は持たされていない。
[編集] 登場人物
- 的矢忠(まとや ただし)
- SRIの所長。元警視庁鑑識課長で、経験を生かしてSRIを興した人物。警視庁捜査一課長の町田警部とは旧知で、お互いを「町やん」「的やん」と呼び合う仲である。「殺人回路」に登場する同級生の伊藤大助には「ちゅう」と呼ばれている。「こうもり男」には妻の敏子と息子の浩一が登場している。年齢設定48才。全話登場。
- 牧史郎(まき しろう)
- 常に冷静沈着な科学の信奉者。SRIの頭脳的存在。父親を科学犯罪で失った過去を持つため、誰よりも強く犯罪を憎んでいる。当時、父親の事件を担当した警視庁時代の的矢の誘いでSRIに入所した。初期はトリックの解明に没頭するあまり周囲を省みない冷血漢のように描かれていたが、次第に人間味のある一面も見せるようになった。幼い頃に、チエコと言う名の姉を戦時中の敵機銃掃射で亡くしている。誕生日は1941年12月8日である[4]。「オヤスミナサイ」では猟の途中で道に迷い、ヒュッテに訪れ殺人犯にされかけた事もあった。全話登場。
- 三沢京助(みさわ きょうすけ)
- 直情型の熱血漢。防衛大出身で肉体派の異色肌だが、科学知識も豊富で研究室に白衣で立つ姿も多い。情にもろいところが弱点。愛称:助さん。
- 裏設定では、大学時代にラグビーの試合中の事故で相手を半身不随にしてしまったことから自責の念に駆られ、ラグビーも大学も辞めてしまったところを的矢に誘われてSRIに入ったことになっている。第二次世界大戦時は1歳だった。年齢設定24才。全話登場。
- 野村洋(のむら ひろし)
- SRIの若手メンバー。少々おっちょこちょいだが、フットワークの軽さが売りのムードメーカー。戦後生まれの21才。愛称:ノム。ノンちゃん[5]。
- 「果てしなき暴走」では、中古自動車店を営む友人が登場している。「死者がささやく」のみ未登場。三沢の事を『先輩』または『助さん』と呼ぶ。
- 小川さおり(おがわ さおり)
- 基本的には事務所詰めだが、現場でも活躍するSRIの紅一点。愛称:サー坊。年齢設定19才。考古学者の父親がいるという設定だが、父親が劇中に登場することはなかった。「吸血地獄」「呪いの壺」には未登場。
- 「かまいたち」では犯人を暴くために囮に買って出た事もある。
[編集] SRIの関係者
- 町田大蔵(まちだ たいぞう)
- 殺人や強行犯罪を扱う警視庁捜査第一課の課長[6]。階級は警部。的矢の元同僚で、警察とSRIの橋渡し的存在であり、事件捜査依頼や協力を求めるのも彼を通して行うことが多い。年齢設定48才で、警視庁警察官を拝命したのは太平洋戦争が始まった当日の1941年12月8日。「白い顔」「散歩する首」[7]「果てしなき暴走」には未登場。
- 次郎(じろう)
- 番組開始当初、SRIに出入りしてメンバーの助手を務めていた少年。年齢設定は11才。主に野村について行動していた。『ウルトラマン』におけるホシノ少年的存在を目指したともとれるが、犯罪ドラマの本作では物語に絡みにくかったのか、初期3話に渡り顔を見せた後、「ジャガーの眼は赤い」を最後に姿を消す[8]。彼のマスコット的立場は、小川さおりが引き継いでいった。
[編集] SRI専用車両
- トータス号
- スバル・サンバー360をベースにボディを新造し[9]、各種特殊装備を搭載した小型車両。野村が使用することが多い。
- 「トータス(陸亀)」の名の通り強固なボディを持つが、小型であるため定員はわずか2名。また、居住性はあまり良くないようで、放映直前のプレスシートではガルウィング式の窓が付いていた[10]が、劇中では撤去されオープンになっている。
- SRI専用車
- トヨタ・クラウンに通信装置などを取り付けたもの。トータスとは対照的に居住性を優先し、大掛かりな特殊装備は搭載されていない。外観もSRIのマークが描かれている以外は普通の乗用車と変わらず、決まった名前も設定されていない。三沢や的矢が通勤の際に使用したこともある。
この他、第22話では運転席に緊急用の脱出装置を搭載した車両が登場、神経ガスの採集に使用された。また、地方への出張時は現地で用意されたと思われる車両を使用している。
[編集] SRIの装備
主な物は以下の通りである。これらの他、必要に応じて様々な特殊装備が随時投入される。
[編集] SRIジャケット
牧、三沢、野村が携行する特殊繊維で作られた防護服。防毒・耐熱・防弾・耐寒・防刃などを合わせ持つ特種繊維であり様々な場面で優れた効果を発揮する。通常はコンパクトに折りたたまれて携帯ケースに収納されており、必要に応じて取り出す。ジッパーが斜め向きに付いているのが特徴。内容の深化に反比例するかのように、第二クールに入ってからは使用の頻度が極端に低下した。
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- 着用エピソード
- 牧:第1話、第2話エンディング、第3話、第4話、第8話、第13話、第16話
- 三沢:第1話、第2話エンディング、第3話、第4話、第10話、第12話、第16話、第19話、第22話
- 野村:第2話エンディング、第8話、第10話、第16話、第19話
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- 材質・色
- 断熱性・耐ガス性・衝撃吸収性・防刃性を合わせ持つ特種繊維 実動隊員の一人である牧史郎が開発した。
- 全体の色はベージュ系 但し、後述のキルティング部は茶色系
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- 構造・サイズ
- 腰丈のジャケットスタイルである。背広の上から着用出来る様に、オーバーサイズに作られている。
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- 身頃
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- 襟
- 右前(右が身体側)のマジックテープ開閉式のスタンドカラーである。
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- フード
- ドローコード(絞り紐)を内蔵している。コードの端部にコードロック等は装備されておらず、結んで固定する。
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- 携行ケース
[編集] その他の装備
- 発信機
- ベルトのバックルに内蔵されており、緊急時に所在地を本部に知らせる事が出来る。蛾にチラス菌を注入させた男・宇野の部下に捕えられた三沢が使用した。
- ペンライト
- 小型ながら強力な照射力を持つ。暗闇での調査活動で多用された。
- ケミカルメース
- 拳銃型のスプレー。各種薬品を使用することが可能。当時の少年雑誌などで紹介され、「人喰い蛾・初号試写版」で牧がチラス菌を持つ蛾を退治するため薬剤を射出するシーンがあるが、このシーンはリテイクの際にカットされ放映版には登場せず、以後全編を通じて使用されることはなかった[11]ことから、実質的には設定のみの存在となっている。
- 小型撮影機
- ピストル型の撮影機。セスナ機から脱出した怪盗キングアラジンを撮影した。
- スペクトル破壊機
- ペンライト型の小型光線銃。怪盗キングアラジンこと、元奇術師・一鉄斉春光の壁抜けを無効にした。
- メジャー型特殊グリップ
- メジャー型の特殊グリップ。宇野の部下を取り押さえた。
- サンビーム500
- 高出力のレーザーガン。冷凍人間・岡崎を溶解した。
- パーフェクトライト
- ライト型の照射機。密輸団が仕掛けた亡霊のトリックを見破った。
- 小型カメラ
- ライター型のカメラ。地下銀行組織の男・広崎を隠し撮りした。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] スタッフ
- プロデューサー:守田康司、野口光一、淡豊昭、熊谷健、橋本洋二
- 監修:円谷英二
- 音楽監督:山本直純
- 音楽:玉木宏樹
- 脚本:上原正三、金城哲夫、佐々木守、若槻文三、市川森一、福田純、高橋辰雄、藤川桂介、田辺虎男、石堂淑朗、山浦弘靖
- 監督:飯島敏宏、円谷一、実相寺昭雄、鈴木俊継、小林恒夫、安藤達己、長野卓、仲木繁夫、福田純、満田かずほ
- 特殊技術:的場徹、大木淳、高野宏一、佐川和夫
- 制作:円谷プロダクション TBS
[編集] 主題歌・挿入歌
[編集] 主題歌
- 「恐怖の町」
- 作詞:金城哲夫、作曲:山本直純、歌:サニー・トーンズ
- 本作は30分番組としては珍しく、主題歌がエンディングに流れる構成になっていた。当時流行ったシェイクのリズムの導入は山本直純のアイディアだが、途中にリズムブレイクが入るのは「隙があったら(山本が)ブレイクしたがったから」と当時師の下でアレンジャーをしていた玉木宏樹はインタビューに答えている(怪奇大作戦大全)。
- 歌い方は3パターンが存在し、第1〜3・24話に使用されたバージョンや、第4・6・8〜11・15〜18・21〜23・25話に使用されたバージョン、第5・7・12〜14・19・20・26話に使用されたテンポが早いバージョンが使用されている。
[編集] 挿入歌
- 「怪奇ソング」
- 作詞:今戸悠、作曲:山本直純、歌:サニー・トーンズ
- シングル盤のB面に収録された歌。
- 「暗闇のバラード」
- 作詞:今戸悠、作曲:山本直純、歌:サニー・トーンズ
- 主題歌の候補として作られた歌。放送当時は発売されず、1986年に初めて商品化された。
- 「死神の子守唄」
- 作詞:佐々木守、作曲:玉木宏樹、歌:深山エミ
- 第5話「死神の子守唄」のために作られた歌。歌手・高木京子(演:深山ユリ)のヒット曲という設定で、劇中で起こる連続殺人事件はこの歌の歌詞になぞらえたものだった。
- 完成版音源はカラオケしか現存せず、歌入りのものは歌詞3番から始まる仮歌のみが残されている。
- 劇中で使用された完成版音源を歌ったのは高木京子を演じた深山ユリだが、仮歌は深山エミの歌唱とされている。両者の声が酷似していることからどちらかが誤記とも考えられるが、詳細は不明。
※このほか、第20話ではピンキーとキラーズの「恋の季節」、第24話では同じく「涙の季節」、第21話では水前寺清子の「三百六十五歩のマーチ」、第26話ではいしだあゆみの「ブルー・ライト・ヨコハマ」が使用されている。
[編集] キャスト
- 牧史郎:岸田森
- 三沢京助:勝呂誉
- 的矢忠:原保美
- 野村洋:松山省二
- 小川さおり:小橋玲子 ※第6話はクレジットのみ
- 町田大蔵:小林昭二 ※第3・22話はオープニングにクレジットのみ
- 次郎:中島洋(第1・2・3・11話)
[編集] 放映リスト・ゲスト出演者
※()表記の人物は演じた俳優・女優。
| 放送日 | 話数 | 制作No. | サブタイトル | 登場人物 | メカ他 | スタッフ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1968年 9月15日 |
1 | 2 | 壁ぬけ男 | 怪盗キングアラジン・一鉄斉春光(田口計) 一鉄斉紫乃(岩本多代) 富士野天才(木田三千雄) 刑事(山野進) 警官(鮎川浩) 住職(田中志幸) パイロット(田村保) 女性(石井房子) |
特殊繊維による「壁抜け」 スペクトル破壊器 |
脚本-上原正三 監督-飯島敏宏 特殊技術-的場徹 |
| 9月22日 | 2 | 1 | 人喰い蛾 | 宇野(杉田康) 新田秀実(森山周一郎) 倉本(杉裕之) 西条(宗方勝巳) 横山(剣持伴紀) 宇野の部下(大沢幸祐) 新田みどり(町田祥子) 倉本の妻(弓恵子) バーの客(円谷一) ※ノンクレジット |
人間を溶かすチラス菌を持つ毒蛾 ケミカルメース(※未放映版のみ) |
脚本-金城哲夫 監督-円谷一 特殊技術-的場徹[12] |
| 9月29日 | 3 | 3 | 白い顔 | 水上幸一郎(森幹太) 水上順子(市川瑛子) 岡田(稲吉靖) 池谷浩(西島一) 刑事(石田茂樹) 警官(北見治一) 医師(梶哲也) 白い顔の男(小池泰光) |
高出力レーザーガン[13] | 脚本-金城哲夫、上原正三 監督-飯島敏宏 特殊技術-的場徹 |
| 10月6日 | 4 | 4 | 恐怖の電話 | 滝口令子(桜井浩子) 岡島(武藤英司) 水野(守田比呂也) 小川(湊俊一) 玲子の父(中原成男) 係官(金内喜久夫) タバコ屋(三戸部スエ) 溝井哲夫 |
空中放電装置 | 脚本-佐々木守 監督-実相寺昭雄 特殊技術-大木淳 |
| 10月13日 | 5 | 5 | 死神の子守唄 | 高木京子(深山ユリ) 吉野貞夫(草野大悟) 麻生博士(戸浦六宏) 小田博士(中台祥治) 楽屋番(西条康彦) 被害者(飯野節子、木村マチ子、桜井純子、高野フキ子) |
スペクトルG線発射機による冷凍殺人 | 脚本-佐々木守 監督-実相寺昭雄 特殊技術-大木淳 |
| 10月20日 | 6 | 6 | 吸血地獄 | 朝倉ニーナ(ローラ・マン) 山本周作(中山克己) ヤカベ刑事(宮川洋一) 朝倉(斉藤英雄) 朝倉の妻(徳大寺君枝) 植松(里木佐甫良[14]) 警官(越後憲) 鑑識(緒方燐作[15]) 吸血鬼ニーナ(飯田テル子) |
事故死の後、吸血鬼としての蘇生 | 脚本-金城哲夫 監督-円谷一 特殊技術-的場徹 |
| 10月27日 | 7 | 7 | 青い血の女 | 鬼島竹彦(浜村純) 鬼島明(山中紘) 明の妻(磯野則子) 被害者(鈴木治夫、夏海千佳子) 刑事(荒瀬友孝、舘敬介) |
殺人人形 | 脚本-若槻文三 監督-鈴木俊継 特殊技術-高野宏一 |
| 11月3日 | 8 | 8 | 光る通り魔 | 燐光人間・山本信夫(伊藤弘一) 林洋子(田村奈美) 青木係長(中村孝雄) 清水課長(西川敬三郎) 山本の父(友野多介) 会計課社員(勝部義夫、田辺和歌子) 管理人(寄山弘) |
火山での自殺未遂による燐光人間化 亜硫酸ガス |
脚本-上原正三、市川森一 監督-円谷一 特殊技術-的場徹 |
| 11月10日 | 9 | 9 | 散歩する首 | 峰村(鶴賀二郎) 星野守(笠達也) 飯塚律子(都築克子) 老婆(本間文子) 研究員(中井啓輔) 警察官(糸博) 消防団員(維田修二、園田裕久) 散歩する首(伊藤慶子) |
鏡、人形、変装による浮遊生首のトリック ジキタリス |
脚本-若槻文三 監督-小林恒夫 特殊技術-大木淳 |
| 11月17日 | 10 | 11 | 死を呼ぶ電波 | 小山内健二(花上晃) 小山内久市(瀬良明) 村木剛造(龍崎一郎) 村木秋彦(古谷敏) 秋彦の母(町田博子) 帽子の記者(門脇三郎) 島田彰 清水良二 須藤のり子 関登美雄 高松加奈子 |
殺人電波発射テレビ | 脚本-福田純 監督-長野卓 特殊技術-的場徹 |
| 11月24日 | 11 | 10 | ジャガーの眼は赤い | 青木(清川新吾) 内藤太郎(高桑勉) 内藤健二(盛永裕一) 内藤兄弟の両親(松本朝夫、島田多恵子) 模型店店主(稲垣昭三) 井上博一 岡部正 小鯖勇[16] 宅島渓 橘正晃 南佑輔 |
ホログラフィ立体映像装置 | 脚本-高橋辰雄 監督-小林恒夫 特殊技術-大木淳 |
| 12月1日 | 12 | 13 | 霧の童話 | 平八老人(吉田義夫) 健一(高野浩幸) 駐在(和久井節緒) 村会議員(奥野匡) 大熊松蔵(林孝一) 目撃者(阿知波信介) 健一の兄(永井讓滋) 健一の母(西朱美) 健一の友人(大野広高) 賛成派(水郷千景、富永一矢) 目撃者の母(田所千鶴子) 副社長(アニー・ブライン) その側近(ブルース・ベーリー) 通訳の女性(松木聖) |
落武者の亡霊 精神錯乱ガス |
脚本-上原正三 監督-飯島敏宏 特殊技術-的場徹 |
| 12月8日 | 13 | 12 | 氷の死刑台 | 冷凍人間・岡崎(真弓田一夫) 加瀬(西沢利明) 島村(住吉正博) 水野(邦創典) 大学教授(増田順司) 警備員(成合晃) 被害者(清水尊代子) 川辺レイコ(阿美木昌子) 川辺武(高野宏一)※ノンクレジット |
人体実験による冷凍人間化 サンビーム500 |
脚本-若槻文三 監督-安藤達己 特殊技術-高野宏一 |
| 12月15日 | 14 | 14 | オヤスミナサイ | 志村竜夫・竜夫の弟(佐々木功) 杉江ユキ(北島マヤ) 長野県警刑事(池田忠夫) 解剖医師(関田裕) |
睡眠学習装置 | 脚本-藤川桂介 監督-飯島敏宏 特殊技術-的場徹 |
| 12月22日 | 15 | 15 | 24年目の復讐 | 水棲人間・木村二等水兵(天本英世) 刑事(山本廉) 吉村千恵子(夏珠美) 千恵子の連れ(美山ユミ) ジョン(ジャック・モーリス) 米兵クラブのボーイ(山田彰) ボーイ・健(金城哲夫)※ノンクレジット |
水棲可能に体質変化した元日本兵 | 脚本-上原正三 監督-鈴木俊継 特殊技術-大木淳 |
| 12月29日 | 16 | 18 | かまいたち | 小野松夫(加藤修[17]) 谷刑事(池田駿介) 林恵子(若山真樹) 警官(藤城裕士) 工場長(浅野進治郎) 松夫の友人(寺田柾、中島恵美子) 右田洋子 亀島笙子 外波山文明 波多野克典 星重則 松尾文人 |
真空切断装置 | 脚本-上原正三 監督-長野卓 特殊技術-高野宏一 |
| 1969年 1月5日 |
17 | 19 | 幻の死神 | 谷崎特別捜査官(三田村元) 橋爪洋子(中山美智子) 洋子の死体を見つける漁師(上西弘次) 旅館の女将(猪又光代) 通訳(エンベル・アルテンバイ)※ノンクレジット 藤沢陽一 水内強 |
特殊X線照射装置 光源体パーフェクトライト |
脚本-田辺虎男 監督-仲木繁夫 特殊技術-的場徹 |
| 1月12日 | 18 | 20 | 死者がささやく | 田原明夫(影山泉[18]) 田原澄子(牧紀子) 刑事(岩本弘司、緒方燐作[15]) 広崎(松浦康) 下沢警部補(渡辺白洋児) フロント係(勝部義夫) |
ユニ・ポリエステル製の指紋手袋 コンパクト型録音機 小型カメラ |
脚本-若槻文三 監督-仲木繁夫 特殊技術-的場徹 |
| 1月19日 | 19 | 21 | こうもり男 | こうもり男・岩井勝一郎(伊藤惣一) 岩井サチコ(平原弘子) 的矢敏子(三田登喜子) 的矢浩一(溝上義之) 警官(滝川浩) 住職(竹田法一) |
リモコン蝙蝠 小型ジェット噴射 |
脚本-上原正三 監督-安藤達己 特殊技術-大木淳 |
| 1月26日 | 20 | 22 | 殺人回路 | 神谷清一郎(平田昭彦) 神谷清五郎(宇佐美淳也) 伊藤大助(神田隆) 岡(杉裕之) ダイアナ(キャシー・ホーラン) |
CRTディスプレイ[19] | 脚本-市川森一、福田純 監督-福田純 特殊技術-佐川和夫 |
| 2月2日 | 21 | 23 | 美女と花粉 | 大山伸子(田島和子) 喫茶店のマスター(矢田稔) ウェイター(植田峻) ウェイトレス(深谷みさを) ヤスヨ(中村てるみ) 刑事(向精七) 太田博士(山本武) 安西徳三郎 安藤敏夫 石井浩 桔梗恵二郎 松本紘一 |
アルコールと反応して毒性を持つ熱帯植物花粉 | 脚本-石堂淑朗 監督-長野卓 特殊技術-的場徹 |
| 2月9日 | 22 | 24 | 果てしなき暴走 | 眉村ユミ(久万里由香) 中村(近藤宏) 整備士(椎谷健二) フーテンのタケシ(久里みのる) フーテン女(五條真紀) 女子大生(中島恵美子) 野村の友人(柳家せん一) |
Gガス(精神錯乱ガス) | 脚本-市川森一 監督-鈴木俊継 特殊技術-佐川和夫 スタントマン-船橋竜次 |
| 2月16日 | 23 | 16 | 呪いの壺 | 日野統三(花ノ本寿) 日野統吉(浮田左武郎) 市井店主(北村英三) 市井信子(松川純子) 鑑識課医(西山辰夫) 老人(北原将光) |
日本軍が開発した放射性物質 = リュート物質を塗りつけた壺 | 脚本-石堂淑朗 監督-実相時昭雄 特殊技術-大木淳 |
| 2月23日 | 24 | 25 | 狂鬼人間 (欠番) |
美川冴子(姫ゆり子) ユキ子(和田良子) 日本刀の狂人(大村千吉) ライフル銃の狂人(入江正徳) 金融会社の男(依田英介) 旅館の男(山田圭介) 新裕子 笹岡勝治 杉田紘助 林よし子 水野小夜子 |
脳波変調機 | 脚本-山浦弘靖 監督-満田かずほ 特殊技術-的場徹 |
| 3月2日 | 25 | 17 | 京都買います | 藤森教授(岩田直二) 須藤美弥子(斎藤チヤ子) 助手(佐藤祐爾) |
カドニウム光線発振機による物質電送 | 脚本-佐々木守 監督-実相寺昭雄 特殊技術-大木淳 |
| 3月9日 | 26 | 26 | ゆきおんな | 角田彦次郎(小松方正) 井上秋子・雪女(松木路子) 野田明(稲吉靖) 小竹和夫(宮浩之) 中村信三(上西弘次) 坂本大吉(阿部希郎) ホテル支配人(大木史朗) ホテルの客(山口雅生) 女中(岡崎夏子) |
脚本-藤川桂介 監督-飯島敏宏 特殊技術-佐川和夫 |
[編集] 声の出演
※全てノンクレジット
- ナレーター:作間功(第1・2話、予告)・明石一(第6〜9・15話、予告)
- 朝倉ニーナ:菊池紘子(第6話)
- 青い血の女:栗葉子(第7話)
- 取材陣・密輸捜査官・密輸団員・警官:市川治(第17話)
- 麦わら帽子の漁師:八代駿(第17話)
[編集] 備考
- 第2話「人喰い蛾」には編集の異なる、通称「未放映バージョン」がある。上記のように放送直前にリテイクされたため幻のバージョンとなっていたが、これまでに何度か映像ソフトの特典として日の目を見ている。
- 第4話「恐怖の電話」、第9話「散歩する首」、第20話「殺人回路」では、本作のスポンサーである武田薬品工業をタイアップしており、第4話では、アリナミンの幟、第9話では、EDバックに会社のネオンが登場[20]し、第9話と第20話では、プラッシーが登場している。
- 第5話「死神の子守唄」では、劇中にキチガイというセリフが使われている(当時、キチガイという言葉は差別用語ではなく、普通に使われていた)。
- 第11話「ジャガーの眼は赤い」のEDバックには『ウルトラセブン』第23話「明日を捜せ」に登場したシャドー星人のマスクが登場している。
- 第13話「氷の死刑台」の宇宙ロケットのシーンは、『ウルトラマン』第16話の金星ロケット・おおとりのシーンと、『ウルトラセブン』第43話の宇宙ロケット・スコーピオン号のシーンの流用。
- 第24話「狂鬼人間」は現在、欠番。理由については別項を参照の事。
以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。
[編集] 登場するガジェット
( )内は登場したエピソード。放映順。
- スペクトル破壊器(「壁ぬけ男」)
- チラス菌(「人喰い蛾」)
- ケミカルメース(「人食い蛾」(未放映バージョンのみ)
- レーザーガン(「白い顔」)
- 空中放電装置(「恐怖の電話」)
- スペクトルG線発射銃(「死神の子守唄」)
- 殺人人形(「青い血の女」)
- ジキタリス(「散歩する首」)
- ホログラフィ立体映像装置(「ジャガーの眼は赤い」)
- 睡眠学習装置(「オヤスミナサイ」)
- 水棲人間(「24年目の復讐」)
- 燐光人間(「光る通り魔」)
- サンビーム500(「氷の死刑台」)
- 真空発生装置(「かまいたち」)
- 光源体パーフェクトライト(「幻の死神」)
- CRTディスプレイ (「殺人回路」)
- Gガス(「果てしなき暴走」)
- リュート物質(「呪いの壺」)
- 脳波変調機(「狂鬼人間」)
- カドニウム光線発振器(「京都買います」)
[編集] 第24話『狂鬼人間』の欠番について
[編集] 内容
深夜の鉄道構内で、白いネグリジェを着た女が自分を捨てた元恋人をダガーナイフで刺し殺すという事件が発生。逮捕された犯人は鑑定の結果、重度の精神異常と判断され、1968年(昭和43年)当時の刑法第39条第1項「心神喪失者ノ行為ハ之ヲ罰セス」[21]、つまり「心神喪失者は殺人を犯しても罰せられない」[22]の規定により起訴されずに終わった事件を始めに、同様、かつ、犯人はみな異常な早さで精神病院(当時の呼び方)を退院するという不可解な事件が続発した。町田警部とSRIはそれらの殺人犯が何らかの方法で一時的に精神異常状態になっていたのではと考え捜査を開始した。
その後、退院した女は今度は恋人を奪った女性をねらって再び殺人を犯したが、今度は精神異常ではなかった犯人の供述から、事件の裏に「夫と子を、殺人歴のある精神異常者に殺害されたが、犯人は今回も無罪となった」という過去を持ち、優秀な脳科学者だった夫の開発した「脳波変調機」を改造して、心神喪失者を野放しにする社会に復讐しようとする脳科学者、"狂わせ屋"こと美川冴子(演:姫ゆり子)がいることが判明する。
SRIは、牧とさおり、野村による囮捜査を行うが、冴子にそれを見抜かれてしまい、牧は脳波変調機にかけられてしまう。狂人と化した牧は往来で拳銃を乱射しながら野村を追い回し、危うく殺人犯になりかけるのだが…。
なお、牧史郎役の岸田森もこの『狂鬼人間』に相当入れ込んで制作に臨んでおり、岸田の当時の自宅(東京都港区瑞聖寺の境内にあった)も撮影に使用されている。
脚本構想の段階では主役は三沢であったが、勝呂誉のスケジュールの空きが半日しかないことが判明したため、完成作品と同様に主役を牧に変更して印刷された。同話の台本は、現在のところ決定稿(タイトルは「狂気人間」)しか確認されていない。[23]
[編集] 欠番後
公式な欠番理由は不明であり、この問題に関しては、2004年発行の『封印作品の謎』(安藤健二、太田出版)でも取材が行われたが、その経緯や理由に於ける有力な情報は殆んど得られなかった。ただし、LDーBOX回収事件前までは欠番などでは無く、各放送局側による自主規制での未放送・音声カットであり、各出版物の放送リストには何事も無く載っていた。
この話を扱った非公式の出版物では「精神異常者の描写に問題があるため」「差別用語が頻発するため」などが理由として挙げられることもあるが、いずれも推測の域を出ていない。
過去、1980年代にはビデオソフトやLDにて発売されたことはあるが、絶版のため現在は入手困難。1988年(昭和63年)にバンダイビジュアルから発売された「怪奇大作戦 実相寺昭雄監督作品集」(VHS)には、映像特典としてナレーション付の「狂鬼人間」予告編が収録されている。その後、バンダイビジュアルの子会社であるビームエンタテイメントから1995年(平成7年)に第24話を含む全話収録のLDボックス『怪奇大作戦パーフェクトコレクション』の発売告知が出たが、発売日当日(正確には前日夜中)に発売元から、販売中止・即時返送指示が販売店へ出されたため(CD・DVD等は発売前日までに販売店へ配送・到着している事が多い)名目上は市場に出回らないまま廃盤となった。これを最後に、以降のビデオソフトの再発売やDVDでは、この第24話は収録されていない。
なお、1990年(平成2年)に勁文社から発売された、歴代の特撮番組の怪獣・怪人を収録した書籍『全怪獣怪人』の上巻には、「狂鬼人間」の紹介が写真付きでされている。2002年(平成14年)に勁文社が倒産後、翌2003年(平成15年)に発売:英知出版、販売:インフォレストから発売された増補改訂版である『全怪獣怪人大事典』にも項目が残っている。またメディアファクトリー刊『空想法律読本2』で本編の事件が採り上げられている。
2006年(平成18年)1月から7月にかけて東京MXテレビの「円谷劇場」枠で本番組の再放送が行われた。5月中旬に発売された一部のテレビ情報誌において、6月27日の放送予定欄に第24話「狂鬼人間」のサブタイトルが記され、また、5月29日に更新された東京MXテレビ公式ウェブサイト内の本番組のページの6月の放送予定を掲載した「今月の放送あらすじ」において、第24話のあらすじに加えて画像までが掲載された。しかし同サイトの当該記述は翌日削除され、6月27日には他番組が放送された。このような事態に至った原因は公表されていない。
[編集] 未製作作品
- フランケン1968 (金城哲夫)
- 海王奇談 (金城哲夫)-プロットのみ-
- 細い手 (砂田量爾)
- 平城京のミイラ (石堂淑朗)
- 伝説の海 (須川栄三)
- 死を配達する男X (若槻文三)-プロットのみ-
- 半漁人 (市川森一)-プロットのみ-
- その受話器を外す(浅間紅児)
[編集] ビデオソフト類
- 怪奇大作戦(ビデオカセット)
- 1983年(昭和58年) 発売元:バンダイビジュアル
- 『怪奇大作戦』初のソフト化。全8巻。順不同だが全話が収録された。欠番の「狂鬼人間」収録の巻には「現在では放送コードの関係で再放送不可能であり、ビデオならではの登場です」等とジャケットに解説が記載されており、1983年(昭和58年)当時から「狂鬼人間」は現在でのTV放送は無理という認識が発売元にあったことが分かるが、同時に『ビデオソフトは放送コードに影響されないもの』であるという見解だったことを伺うことが出来る。
- 1年後の1984年(昭和59年)に岡山放送で怪奇大作戦が再放送され、このときには一部をカットされながらも「狂鬼人間」も放送された。
- 怪奇大作戦1(LD)
- 1985年(昭和60年) 発売元:バンダイビジュアル
- 『怪奇大作戦』初のディスクソフト。選抜で4話収録。「1」と銘打っているが、後続商品は発売されなかった。
- 怪奇大作戦 実相寺昭雄監督作品集(ビデオカセット)
- 怪奇大作戦 実相寺昭雄スペシャル(LD)
- 怪奇大作戦 恐怖人間スペシャル(LD)
- 1991年(平成3年) 発売元:バンダイビジュアル
- 全編から、怪人が主体の物語8話分を選抜収録したLD。欠番の「狂鬼人間」を収録している。ジャケットには「二度と手に入らないかも知れない」の見出しが付けられ、「狂鬼人間」に関して「今回の収録は円谷プロの勇気ある判断で実現しました」との断り書きがある。なお、「怪奇大作戦○○スペシャル」は好調に売れたため数度にわたって再生産が行われたが、4種類のLDのうち「恐怖人間スペシャル」のみ「二度と・・・・」と書かれた見出しが関係してるのかは不明だが、再生産は行わずに、小売店からの再注文には、僅かに各地の店頭に残っていた在庫を回収して、その枚数内のみ対応していたという。
- 怪奇大作戦 魔界殺人スペシャル(LD)
- 1991年(平成3年) 発売元:バンダイビジュアル
- 全編から、科学犯罪を主体にした物語8話分を選抜収録したLD。
- 怪奇大作戦 妖奇幻想スペシャル(LD)
- 1991年(平成3年) 発売元:バンダイビジュアル
- 既発売のLDに未収録だった、オカルト性の強い物語8話を収録したLD。特典として未放映版「人喰い蛾」を収録。
- 怪奇大作戦パーフェクト・コレクション(LD)
- 1995年(平成7年) 発売元:ビームエンタテイメント
- 全話収録+購入特典付きLDボックス。発売当日に理由不明で発売中止・回収された。後日「音声不良」と説明される。一部小売店が発売元からの返送指示を無視して販売したため、現在も中古市場でLDとしても高額のレートで流通している。回収の真相は専ら「狂鬼人間」収録に関する何らかのトラブルというゴシップが主流だが、親会社のバンダイビジュアルは、2年前には既に「狂鬼人間」を収録していた先代LDソフト「怪奇大作戦 恐怖人間スペシャル」を多数の小売店からの強い追加注文に対しても再生産をしなかったにも関わらず、当LDボックス発売の半年ほど前に別商品付属のアンケートハガキで「もし怪奇大作戦の全話収録LDが出るとしたら買いますか」といった意味深な質問を掲載していたことや、商品製造段階での収録(現在の生産システムでは誤って収録するなどと言うことはあり得ない)そしてリリースに先駆けて“全話収録”を明示した広告を子会社のビームからとは言え告示していたことから、内情は不明ながらも「狂鬼人間」の再リリースが順調に運んでいたことが分かる。しかしそこまで事を進めた商品が、発売当日のタイミングで突然回収された不可解さがさまざまな憶測を呼んだ。なお、この作品の監督である満田は、あらゆる取材に対しても一切事情を黙秘している。
- 怪奇大作戦 ベストファイル(ビデオカセット)
- 1996年(平成8年) 発売元:ビームエンタテイメント
- LDボックス回収騒動の翌年に発売された新版ソフト。全8巻。「狂鬼人間」と最終回「ゆきおんな」が割愛された。
- 怪奇大作戦ベスト・ハーフボックス1(LD)
- 1997年(平成9年) 発売元:ビームエンタテイメント
- 全編から10話分+未放映版「人喰い蛾」を収録したLDボックス。
- 怪奇大作戦ベスト・ハーフボックス2(LD)
- 1997年(平成9年) 発売元:ビームエンタテイメント
- 全編から、前巻に未収録の10話分+特典映像を収録したLDボックス。
- デジタルウルトラシリーズ 怪奇大作戦(DVD)
- 2004年(平成16年) 発売元:ビクターエンタテインメント
- 初のDVD商品。全6巻。「狂鬼人間」のみ未収録。
- インターネットオークションにあたかも正規品であるかのようなジャケットのこのDVDシリーズの「第7巻」(商品品番DUPJ-56、欠番「狂鬼人間」と「人喰い蛾(パイロット版)」を収録)を名乗る物品が出品される事があるが、「第7巻」は現時点でリリースされておらず、明らかに海賊盤なので注意。
[編集] 漫画化
[編集] 連載
- 週刊少年キング:1968年(昭和43年)37号から1969年(昭和44年)10号まで25冊に8話が掲載された。
- 月刊少年ブック:1968年(昭和43年)10月号から1969年(昭和44年)3月号まで本誌掲載および別冊付録としてコミック化された。画は桑田次郎で、第4話以降はオリジナルエピソード。
- 第1話「蛾」(人喰い蛾)
- 第2話「死を呼ぶ絵」(殺人回路)
- 第3話「ふたつの顔の少女」(吸血地獄)
- 第4話「まぼろし殺人事件」
- 第5話「闇からの声」
- 第6話「死霊の家」
- 月刊幼稚園:画は中城けんたろう
- 小学館の学年別学習雑誌
[編集] 参考文献
- 『怪奇大作戦大全』 ISBN 4-575-29284-2
- 安藤健二 『封印作品の謎』 ISBN 4872338871
- 非特撮ライターの立場から取材した第24話封印に関するレポートを収録。
- 『宇宙船VOL.60』(朝日ソノラマ・刊 1992年)
- 満田監督によるドキュメンタリー・ストーリー連載「ウルトラの星を見た男たち」の第8回を掲載。24話のストーリーや裏話(殺害される金融業者宅の置時計は監督の妹からの借り物である等)が事細かに書かれており、話の内容を知りたい者には最良のテキストである。
[編集] 関連作品
- ウルトラセブン 狙われた星
- 実相寺昭雄の小説。SRIが登場しているが、民間ではなく警察組織の一部であり、町田がメンバーになっている等、設定が異なっている。
- 怪奇事件特捜チームS・R・I 嗤う火だるま男
- 怪奇大作戦 セカンドファイル
- BLACK OUT
- 原作となった短編小説シリーズ『ゲーム・キッズ』シリーズの著者でドラマ化にもアイデア提供などで関わった渡辺浩弐は、ドラマの基本的なストーリー構成(展開)や謎の解明に当たる警視庁科学捜査課の設定について本作より影響を受けたと語っている。
- クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ! - 本作と同じ「SRI」という組織が登場している。
[編集] 脚注
- ^ ただし、科学的な説明に関してはSF的要素を多分に含んでおり、実現が困難なものや、原理が不明な部分を残したまま説明が終わるケースも少なくない。また、第6話「吸血地獄」の吸血鬼や第26話「ゆきおんな」のように、科学では説明できない者が登場することもある。
- ^ 後番組『妖術武芸帳』に主演した佐々木功の証言によれば、視聴率25%以上
- ^ 実在の「科学捜査研究所」とは全く無関係。
- ^ 「24年目の復讐」で判明。「霧の童話」では、終戦時に5才だったと答えているが、これが数え年だとすれば矛盾は生じない。
- ^ さおりのみ、そう呼んでおり、「壁ぬけ男」では、『野村君』と呼ばれていた。
- ^ 彼のみSRIのメンバーではない。
- ^ 「散歩する首」では、EDバックに1カットのみの登場。
- ^ シナリオ上は「恐怖の電話」決定稿、「死神の子守唄」準備稿、「青い血の女」決定稿にも登場している。
- ^ 『セカンドファイル』ではマツダ・オートザムAZ-1がベース。こちらはほぼ原型のまま。
- ^ セカンドファイルでのAZ-1の起用はそれが故といわれており、いわばバック・トゥ・ザ・フューチャーにおけるデロリアンと同じ理由である。
- ^ 「光る通り魔」では「ケミカルスプレー」という、同様の役割を果たす別の装備を使用している。
- ^ ノンクレジット。
- ^ この高出力レーザーガンは前番組『ウルトラセブン』第11話「魔の山へ飛べ」でワイルド星人が使用した生命カメラのプロップを改造したものである。
- ^ クレジットは里木左甫良。
- ^ a b クレジットは紡方燐作。
- ^ 後の小佐川源次郎。
- ^ 声優の加藤治とは別人。
- ^ 当時は景山泉。
- ^ コンピュータ端末としての「CRTディスプレイ」という呼称は1970年代後半以降のパーソナルコンピュータの普及によって一般的になったが、1960年代の当作品においては、近未来的な3次元投射装置として描かれている。当時のコンピュータはCRTディスプレイを使用しておらず、紙テープへの出力が一般的だった。
- ^ このネオンは、「ジャガーの眼は赤い」のEDにも使用されている。
- ^ 現行の刑法では「心神喪失者の行為は、罰しない。」
- ^ 現実には不起訴となるか、起訴されても無罪判決が出ることがあるが、劇中では「不起訴」か「無罪」のどちらになったか、明確な描写はない。
- ^ 同人誌「怪奇大作戦台本全集 下巻」2009年
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怪奇大作戦
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